「お、おい…。あいつ見ろよ…。 東京最大の族の頭、江藤欣二だ。 な、なんでこんなとこ一人で歩いてんだよ…。」 「バ、バカ!視線をあっちに向けるんじゃねぇ!オレらなんざ、あっと言う間にミンチにされちまうぞ!」 「あ、ああ!! ・・・。 ・・・あれ?」 「・・・あれ?」 「・・・。」 「・・・・・・。」 「み、見たか?」 「あ、ああ。見た。」 「いいいいいいい今よ、た、確かに、スマホをちっちゃい女の子に向けてた、よな?し、しかも電柱の影からよ。な、なんかよ、舐めるような視線でよ。」 「あ、ああ。かかかかかか、隠し撮りか、かなあ? 図体がでかすぎて、全然隠れてね―けどな。」 「つ、つつ、ついて行って…
これは、「鬼滅の刃」の鬼が討伐されたのちの、どうもさる世界線らしい。 そうとしか言えないが、とりあえず我妻善逸は竈炭治郞の実妹禰豆子を娶り、彼ら"鬼殺隊"により実現されもたらされた、泰平の世をワリとなにやら浮かれた、いいカンジのノリで生きていた。 今日は鬼の始祖である鬼舞辻無惨を、討ち取った瞬間を目撃したさる者たちにより、時代の脚光を浴びることになった"鬼殺隊"…の後進の会社組織。 まだネ―ミングがあやふやなカンジの営利団体の役員っぽいことをやってる、時の人竈炭治郞。(くどいッ!) そして、今は何をやっているのかはよく分からないのだが、文を書いたら"すぐ行くぜ!"と野太い感じの返事をくれた嘴平…
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