2025.06.14 一日一季語 虎魚(おこぜ) 【夏―動物―三夏】 添削句鬼虎魚煮るや鍋蓋鳴りにけり 大島好美 四季別 俳句添削教室 宮津昭彦・山田弘…
2024.11.1一日一季語 鴨(かも) 【冬―動物―三冬】
2024.11.1一日一季語 鴨(かも) 【冬―動物―三冬】 海くれて鴨の聲ほのかに白し 松尾芭蕉 芭蕉百句 五島高資 発行:風詠社芭蕉の百句を…
2024.10.31一日一季語 ハロウィン 【秋―行事―晩秋】
2024.10.31一日一季語 ハロウィン 【秋―行事―晩秋】 「今のままで良し」とハロウィンの籤 小酒井 あゆみ*俳句大学講師、斎藤 信義氏の添削句…
2024.10.30一日一季語 新藁(しんわら) 【秋―生活―晩秋】
2024.10.30一日一季語 新藁(しんわら) 【秋―生活―晩秋】 納屋のはちきれるまで詰め今年藁 片山由美子 最近の稲刈りはコンバインが主流となり、藁…
2024.10.29一日一季語 身に入む(みにしむ) 【秋―時候―三秋】
2024.10.29一日一季語 身に入む(みにしむ) 【秋―時候―三秋】 身に入むや風神雷神背をみせぬ 村田珠子 1944年「麦」入会(会長:対馬康子)…
2024.10.27一日一季語 太刀魚(たちうを) 【秋―動物―仲秋】
2024.10.27一日一季語 太刀魚(たちうを) 【秋―動物―仲秋】 焼いて身をはづし太刀魚長き骨 岡田一実 第 4 句集『光聴』(素粒社)2010…
2024.10.27一日一季語 秋思(しゅうし《しうし》) 【秋―生活―三秋】
2024.10.27一日一季語 秋思(しゅうし《しうし》) 【秋―生活―三秋】 白亜紀の貝一億の秋思持つ 谷原恵理子 谷原恵理子句集「冬の舟」 (「に…
2024.10.26一日一季語 冷やか(ひややか) 【秋―時候―仲秋】
2024.10.26一日一季語 冷やか(ひややか) 【秋―時候―仲秋】 秋冷やくわらんと入る喫茶店 若杉朋哉 第七十回角川俳句賞 受賞作品 熊ン蜂 こ…
2024.10.25一日一季語 新酒(しんしゅ《しんしゆ》) 【秋―生活―晩秋】
2024.10.25一日一季語 新酒(しんしゅ《しんしゆ》) 【秋―生活―晩秋】 鬼貫や新酒の中の貧に処ス 与謝蕪村 松尾芭蕉と並んで「東の芭蕉 …
2024.10.24一日一季語 夢二忌(ゆめじき) 【秋―行事―初秋】
2024.10.24一日一季語 夢二忌(ゆめじき) 【秋―行事―初秋】 湯の匂ふ路地の暗さよ夢二の忌 中野千秋 2024年9月1日。大正ロマンを代表す…
2024.10.23一日一季語 無花果(いちじく) 【秋―植物―晩秋】
2024.10.23一日一季語 無花果(いちじく) 【秋―植物―晩秋】 お無花果の生ひかぶさりし○○○かな ひらめく! 作れる! 祥伝社「NH…
2024.10.22一日一季語 露(つゆ) 【秋―天文―三秋】
2024.10.22一日一季語 露(つゆ) 【秋―天文―三秋】 片恋に脳の凝るなり芋の露 佐藤文香 佐藤文香(さとう・あやか) 第三句集 『菊は雪』「…
2024.10.21一日一季語 釣瓶落し(つるべおとし) 【秋―天文―三秋】
2024.10.21一日一季語 釣瓶落し(つるべおとし) 【秋―天文―三秋】 離陸待つ飛機へと釣瓶落しの日 森田純一郎 かつらぎ昭和4年、昭和の四Sの…
2024.10.20一日一季語 錦秋(きんしゆう) 【秋―地理―晩秋】
2024.10.20一日一季語 錦秋(きんしゆう) 【秋―地理―晩秋】 錦秋の裁断といふ川下り 仲寒蟬 現代俳句 目 次令和6年10月号 通巻70…
2024.10.19一日一季語 柳散る(やなぎちる) 【秋―植物―仲秋】
2024.10.19一日一季語 柳散る(やなぎちる) 【秋―植物―仲秋】 柳散るスカイツリーを誘っては 川越歌澄 昭和63年 「人」入会。進藤一考に師…
2024.10.18一日一季語 晩秋(ばんしゅう《ばんしう》) 【秋―時候―仲秋】
2024.10.18一日一季語 晩秋(ばんしゅう《ばんしう》) 【秋―時候―仲秋】 見る影もなき晩秋の無くし物 菅 敦 第一句集『仮寓』書肆アルス 菅…
2024.10.17一日一季語 鰍(かじか) 【秋―動物―三秋】
2024.10.17一日一季語 鰍(かじか) 【秋―動物―三秋】 翳りゆく川のはやさや鰍突く 山野邉茂 俳句誌「篠」(すず)40周年記念号同人特別作…
2024.10.16一日一季語 とろろ汁(とろろじる) 【秋―生活―晩秋】
2024.10.16一日一季語 とろろ汁(とろろじる) 【秋―生活―晩秋】 とろろ汁俺が言ふのもあれやけど 黒岩徳将 第一句集『渦』あとがきによれば「…
2024.10.15一日一季語 後の月(のちのつき) 【秋―天文―晩秋】
2024.10.15一日一季語 後の月(のちのつき) 【秋―天文―晩秋】 絶食のときも歯磨き十三夜 正木ゆう子 第6句集『玉響』(たまゆら)(春秋社)…
2024.10.14一日一季語 秋の水(あきのみず《あきのみづ》) 【秋―地理―仲秋】
2024.10.14一日一季語 秋の水(あきのみず《あきのみづ》) 【秋―地理―仲秋】 七宝のことに群青水の秋 井上弘美 井上弘美句集『夜須礼』京都…
2024.10.13一日一季語 菜虫(なむし) 【秋―動物―晩秋】
2024.10.13一日一季語 菜虫(なむし) 【秋―動物―晩秋】 てのひらを裏に表に菜虫とる 市川薹子 市川薹子 句集『たう』帯文・栞文:石田郷子…
2024.10.12一日一季語 夜寒(よさむ) 【秋―時候―晩秋】
2024.10.12一日一季語 夜寒(よさむ) 【秋―時候―晩秋】 鉢植ゑに声掛けて寝る夜寒かな 飯田冬眞 飯田冬眞句集『時効』(昭和59年第22回有…
2024.10.11一日一季語 銀杏(ぎんなん) 【秋―植物―晩秋】
2024.10.11一日一季語 銀杏(ぎんなん) 【秋―植物―晩秋】 恋の数問はれ銀杏踏みにけり 篠崎央子 第一句集『火の貌』 第44回俳人協会新人賞…
2024.10.10一日一季語 スポーツの日(スポーツのひ) 【秋―行事―晩秋】
2024.10.10一日一季語 スポーツの日(スポーツのひ) 【秋―行事―晩秋】 体育の日や青空に身を反らし 牛田修嗣 牛田修嗣句集『白帆』 ふらん…
2024.10.9一日一季語 種採(たねとり) 【秋―植物―晩秋】
2024.10.9一日一季語 種採(たねとり) 【秋―植物―晩秋】 花の種採るほろほろと児の言葉 渡部有紀子 第一句集『山羊の乳』渡部有紀子 北辰…
2024.10.8一日一季語 寒露(かんろ) 【秋―時候―晩秋】
2024.10.8一日一季語 寒露(かんろ) 【秋―時候―晩秋】 目に見えぬ塵を掃きたる寒露かな 手塚美佐 句集「昔の香」昭和9年(1934) 神奈…
2024.10.7一日一季語 栗(くり) 【秋―植物―晩秋】
2024.10.7一日一季語 栗(くり) 【秋―植物―晩秋】 膝の猫に栗のかけらのこぼれけり 金子敦 第5句集「音符」。2012年から2016年の作品…
2024.10.6一日一季語 刈田(かりた) 【秋―生活―晩秋】
2024.10.6一日一季語 刈田(かりた) 【秋―生活―晩秋】 刈田道めつきり白髪増えにけり 關孝一 第一句集 關考一句集『ジントニックをもう一杯…
2024.10.5一日一季語 下り簗(くだりやな) 【秋―生活―仲秋】
2024.10.5一日一季語 下り簗(くだりやな) 【秋―生活―仲秋】 繕へる竹あをあをと下り簗 しなだしん 第三句集『魚の栖む森』 角川俳句叢書 日…
2024.10.4一日一季語 竹伐る(たけきる) 【秋―生活―仲秋】
2024.10.4一日一季語 竹伐る(たけきる) 【秋―生活―仲秋】 利き足は踏ん張る足ぞ竹を伐る 大島雄作 大島雄作句集『明日』 本阿弥書店「沖…
2024.10.3一日一季語 碇星(いかりぼし) 【秋―天文―仲秋】
2024.10.3一日一季語 碇星(いかりぼし) 【秋―天文―仲秋】 さざなみの奏でる舞曲カシオペア 向瀨美音 向瀬美音第二句集『カシオペア』大輪靖宏…
2024.10.2一日一季語 夜食(やしょく《やしよく》) 【秋―生活―三秋】
2024.10.2一日一季語 夜食(やしょく《やしよく》) 【秋―生活―三秋】 ふつうの夜風ふつうのおむすびの夜食 神野紗希 神野紗希句集『すみれそよ…
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2025.06.14 一日一季語 虎魚(おこぜ) 【夏―動物―三夏】 添削句鬼虎魚煮るや鍋蓋鳴りにけり 大島好美 四季別 俳句添削教室 宮津昭彦・山田弘…
2025.06.13 一日一季語 水遊(みずあそび《みづあそび》) 【夏―生活―三夏】 叱らるるそばから撃てる水鉄砲 黛まどか 句集 北落師門第8句集『…
2025.06.12 一日一季語 苔の花(こけのはな) 【夏―植物―仲夏】 岩辷る銀の水苔の花 東小薗美千子 角川俳句 2025年6月号結社歳時記 …
2025.06.11 一日一季語 鰺刺(あじさし《あぢさし》) 【夏―動物―三夏】 キュビスムの風はみづいろ小鰺刺 恩田侑布子 角川俳句 2025年 6月…
2025.06.10 一日一季語 心太(ところてん) 【夏―生活―三夏】 ところてん一蓮托生なる奢り 中原道夫 「心天」の歴史は古く、奈良時代に作られた…
2025.06.09 一日一季語 虎が雨(とらがあめ) 【夏―天文―仲夏】 虚ろなる埴輪の眼窩虎が雨 辻村麻乃 「篠」(すず)主宰結社「篠」のスローガンは…
2025.06.08 一日一季語 誘蛾灯(ゆうがとう《いうがとう》) 【夏―動物―晩夏】 ふくしまの闇なほ深く誘蛾灯 山本潔 防蛾灯・誘蛾灯は、農業におけ…
2025.06.07 一日一季語 海月(くらげ) 【夏―動物―三夏】 一つづつ海の振子として水母 岩淵喜代子 月刊―俳句界 2025年6月号動物を詠んだ…
2025.06.06 一日一季語 青芒(あおすすき《あをすすき》) 【夏―植物―初夏】 青芒銃剣で守る楽器倉庫 沢木欣一 前書:[「沖縄断片、六句」S…
2025.06.05 一日一季語 海亀(うみがめ) 【夏―動物―三夏】 海亀の旅のをはりは遠い国 今井杏太郎 海亀と人間の関わりは古くからみられ、童話中…
2025.06.04 一日一季語 夏の潮(なつのしお《なつのしほ》) 【夏―地理―三夏】 明日渡る島の聖地や夏の潮 橋本順治 月刊―俳句界 2025年 6…
2025.06.03 一日一季語 すててこ 【夏―生活―晩夏】 ステテコや男盛りも疾うに過ぎ 市堀玉宗 月刊―俳句界2025年6月号 作品10句 より…
2025.06.02 一日一季語 守宮(やもり) 【夏―動物―三夏】 寂寞とオフリミッツの夜の守宮 上地安智 月刊―俳句界2025年6月号俳句界 NOW …
2025.06.01 一日一季語 灼く(やく) 【夏―時候―晩夏】 ナミブ砂漠にて食糧の山羊と共寝の熱砂かな 中村和弘 第二十五回現代俳句大賞受賞「宿題…
2025.05.31 一日一季語 梅雨茸(つゆだけ) 【夏―植物―仲夏】 色白に生まれて蹴られ梅雨茸 大島雄作 角川俳句 2025年6月号作品12句 紙…
2025.05.30 一日一季語 夏の日(なつのひ) 【夏―天文―三夏】 夏日照る出窓のガラス開く角度 清水良朗 角川俳句 2025年6月号角度 作…
2025.05.29 一日一季語 袷(あわせ《あはせ》) 【夏―生活―初夏】 薄紅の袷の似合ふ女将かな 森田純一郎 角川俳句 2025年5月号作品12句 …
2025.05.28 一日一季語 郭公(かっこう《くわくこう》) 【夏―動物―初夏】 くわくこうの声に始まる保育園 柳堀悦子 俳句四季 2024年6月号掲…
2025.05.27 一日一季語 浮巣(うきす) 【夏―動物―初夏】 ゆつくりと雨が壊してゆく浮巣 松下カロ 香天 2025年5月 通巻79号招待作品…
2025.05.26 一日一季語 夏の蝶(なつのちょう《なつのてふ》) 【夏―動物―三夏】 かほ洗ふ水の凹凸揚羽くる 杉山久子 「水の歳時記365日…
2024.6.16一日一季語 夏シャツ(なつしゃつ) 【夏―生活―三夏】 漁具店の魚拓に並ぶアロハシャツ 北島和奘 実際に見た景なのであろう。トローリン…
2024.6.15一日一季語 夏霞(なつがすみ) 【夏―天文―初夏】 大橋は新しき景夏霞 稲畑汀子 『稲畑汀子俳句集成』日本最古の俳誌「ホトトギス」…
2024.6.14一日一季語 蛞蝓(なめくじ《なめくぢ》) 【夏―動物―三夏】 おまへまで茹でてしまうたなめくじり 西野文代 茹でるということから、厨房で…
2024.6.13一日一季語 夏木立(なつこだち) 【夏―植物―三夏】 夏木立宇治は名所の多かりき 井上井月 井上井月(1822?−1886) いのうえ…
2024.6.12一日一季語 青梅(あおうめ《あをうめ》) 【夏―植物―仲夏】 水のごとくに青梅を籠に移す 鷹羽狩行 昭和後期から半世紀にわたっ…
2024.6.11一日一季語 安居(あんご) 【夏―行事―三夏】 床に入る足裏の汚れ夏安居 市堀玉宗 市堀玉宗句集『雪安居』(ゆきあんご)1997.0…
2024.6.10一日一季語 入梅(にゅうばい《にふばい》) 【夏―時候―仲夏】 九州は梅雨入りプーさん洗おうか はしもと風里 今年は梅雨前線の北上…
2024.6.9一日一季語 鮎釣(あゆつり) 【夏―動物―三夏】 囮鮎妙にいきいきしてゐたり 大牧広 鮎の友釣りは、強い縄張り意識を持つ鮎の性質を利用し…
2024.6.8一日一季語 紫蘇(しそ) 【夏―植物―晩夏】 紫蘇畑天の川より風吹けり 奥坂まや 天の川は、帯状に見える無数の恒星の集まり。地球から銀…
2024.6.7一日一季語 船遊(ふなあそび) 【夏―生活―三夏】 岩の壁岩の門ありて船遊び 鷹羽狩行 保津川川下り船転覆死亡事故(ほづがわかわくだり…
2024.6.6一日一季語 繭(まゆ) 【夏―生活―初夏】 忘れ物めく屑繭でありにけり 木暮陶句郎 屑繭は、絹糸にならない不良の繭。紡績絹糸・真綿など…
2024.6.5一日一季語 夜鷹(よたか) 【夏―動物―三夏】 喘鳴の木であり夜は夜鷹の木 佐藤鬼房 喘鳴とは呼吸をするときに音がすること。「キョキョ…
2024.6.4一日一季語 晒布(さらし) 【夏―生活―三夏】 買ひ足して何するでなき晒布かな 淵上千津 裃の素材は、「麻」が正式と決められていた。…
2024.6.3一日一季語 孑孒(ぼうふら) 【夏―動物―三夏】 羽根生えてぼうふらすでに飛ぶ構へ 窪満子 夏に向けて煩わしくなる“蚊”が今、深刻な脅威…
2024.6.2一日一季語 夏の潮(なつのしお《なつのしほ》) 【夏―地理―初夏】 遠洋の船団を組む青葉潮 大竹節二 暖流である黒潮と寒流である親潮の…
2024.6.1一日一季語 金魚売(きんぎょうり《きんぎようり》) 【夏―生活―三夏】 堂塔の日陰大和の金魚売 大堀鶴侶 金魚三大生産地とは、愛知…
2024.5.31一日一季語 螻蛄(けら) 【夏―動物―三夏】 夜をとぶ螻蛄身の軽重は灯を介し 磯貝碧蹄館 代掻きの際などは土を起こした際に水上に浮かんで…
2024.5.30一日一季語 蛍(ほたる) 【夏―動物―初夏】 蛍捕へし吾子の手は発光す 辻美奈子 2024/05/28 05:00 ウェザーニュース梅…
2024.5.29一日一季語 泰山木の花(たいさんぼくのはな) 【夏―植物―初夏】 そこからは見えぬ泰山木の花 高橋将夫 庭木や公園の樹木として植えら…
2024.5.28一日一季語 鰺(あじ《あぢ》) 【夏―動物―三夏】 鯵つりの竿を向けたる荒磯海 延川五十昭 ブランドアジの産地として全国的に有名な…