2025.07.16 一日一季語 洗膾(あらい《あらひ》) 【夏―生活―三夏】 ひた殴る映画の彼等洗ひ鯉 彌榮浩樹 鯉の養殖には4つの方法があり、それぞれ…
2023.9.1一日一季語 秋の空(あきのそら) 【秋―天文―三秋】
2023.9.1一日一季語 秋の空(あきのそら) 【秋―天文―三秋】 どこまでも正解のない秋の空 岡田耕治 秋の空といえばさわやかで、澄んだ青のイメ…
2023.8.31一日一季語 秋茄子(あきなす) 【秋―植物―三秋】
2023.8.31一日一季語 秋茄子(あきなす) 【秋―植物―三秋】 秋茄子や夫とふたりで立つ厨 与川やよい こうした景は、端から見ていてもほのぼのし…
2023.8.30一日一季語 二百十日(にひゃくとおか《にひやくとをか》) 【秋―生活―仲秋】
2023.8.30一日一季語 二百十日(にひゃくとおか《にひやくとをか》) 【秋―生活―仲秋】 枝少し鳴らして二百十日かな 尾崎紅葉 29日(火)6時現在…
2023.8.29一日一季語 糸瓜(へちま) 【秋―植物―三秋】
2023.8.29一日一季語 糸瓜(へちま) 【秋―植物―三秋】 保育所の育ち過ぎたる糸瓜棚 原茂美 先日、買物のルートにある幼稚園のネットフェンスに…
2023.8.28一日一季語 臭木の花(くさぎのはな) 【秋―植物―初秋】
2023.8.28一日一季語 臭木の花(くさぎのはな) 【秋―植物―初秋】 行き過ぎて常山木の花の匂ひけり 富安風生 葉や枝に独特のにおいがあり、葉を擦っ…
2023.8.27一日一季語 蜩(ひぐらし) 【秋―動物―初秋】
2023.8.27一日一季語 蜩(ひぐらし) 【秋―動物―初秋】 電柱が樹になる呪文かなかなかな 仲寒蟬 近年では電柱も木製の物がほとんど無くなり、コ…
2023.8.26一日一季語 踊(おどり《をどり》) 【秋―生活―初秋】
2023.8.26一日一季語 踊(おどり《をどり》) 【秋―生活―初秋】 飛入りですぐに踊の輪に馴染む 塩川雄三 小学校の頃(昭和45年頃)には、町…
2023.8.25一日一季語 白粉花(おしろいばな) 【秋―植物―三秋】
2023.8.25一日一季語 白粉花(おしろいばな) 【秋―植物―三秋】 おしろいやそろそろ湯屋の開く時分 安西可絵 別名に夕化粧を持つ。夕方から花開…
2023.8.24一日一季語 芒(すすき) 【秋―植物―三秋】
2023.8.24一日一季語 芒(すすき) 【秋―植物―三秋】 笑いながら母が芒となっていく 瀬戸優理子 昭和七年生まれの母。四月に交通事故で大腿…
2023.8.23一日一季語 蓮の実(はすのみ) 【秋―植物―仲秋】
2023.8.23一日一季語 蓮の実(はすのみ) 【秋―植物―仲秋】 蓮の実の飛んで太古の池の中 吉田順子 蓮の種は、その固さから、何百年も芽を出さずに眠…
2023.8.22一日一季語 秋(あき) 【秋―時候―三秋】
2023.8.22一日一季語 秋(あき) 【秋―時候―三秋】 白秋の七島八島黒耀石 中島陽華 七島八島は、長野県諏訪市の、霧ヶ峰高原 七島八島のことで…
2023.8.21一日一季語 コスモス 【秋―植物―仲秋】 コスモスと背丈きそいし子らの笑み 朝日千尺 メキシコの標高2,000m近い乾燥した地域だと草…
2023.8.20一日一季語 葡萄(ぶどう《ぶだう》) 【秋―植物―仲秋】
2023.8.20一日一季語 葡萄(ぶどう《ぶだう》) 【秋―植物―仲秋】 さ緑の光溢るる葡萄棚 岡崎春菜 日本では生食用として60種類以上が栽培…
2023.8.19一日一季語 残暑(ざんしょ《ざんしよ》) 【秋―時候―初秋】
2023.8.19一日一季語 残暑(ざんしょ《ざんしよ》) 【秋―時候―初秋】 日めくりを剥ぎて只今より残暑 林翔 18日の関東は厳しい残暑 西日本…
2023.8.18一日一季語 秋果(しゅうか《しうくわ》) 【秋―植物―三秋】
2023.8.18一日一季語 秋果(しゅうか《しうくわ》) 【秋―植物―三秋】 道の駅秋果のどれも輝きて 赤座典子 2023年8月7日道の駅、新たに…
2023.8.17一日一季語 秋扇(あきおうぎ《あきあふぎ》) 【秋―生活―初秋】
2023.8.17一日一季語 秋扇(あきおうぎ《あきあふぎ》) 【秋―生活―初秋】 秋扇話のながき見舞客 山中志津子 台風が通過した後、17日…
2023.8.16一日一季語 別れ烏(わかれからす) 【秋―動物―初秋】
2023.8.16一日一季語 別れ烏(わかれからす) 【秋―動物―初秋】 子別れの鴉しばらくひとつ枝 松尾芳子 体重当たりの脳の重さは人間で1.8%な…
2023.8.15一日一季語 灯籠(とうろう) 【秋―生活―初秋】
2023.8.15一日一季語 灯籠(とうろう) 【秋―生活―初秋】 盆灯籠回りても人戻り来ず 後藤比奈夫 お盆には通常、盆提灯を飾り、初盆には専用の提…
2023.8.14一日一季語 台風(たいふう) 【秋―天文―仲秋】
2023.8.14一日一季語 台風(たいふう) 【秋―天文―仲秋】 なすすべもなしや台風過ぐる待つ 高橋照子 お盆を直撃 近畿周辺に接近、上陸強い勢…
2023.8.13一日一季語 流星(りゅうせい《りうせい》) 【秋―天文―三秋】
2023.8.13一日一季語 流星(りゅうせい《りうせい》) 【秋―天文―三秋】 五線紙に流星たちのノクターン 尾上有紀子 ノクターンは夜を思わ…
2023.8.12一日一季語 荻(おぎ《をぎ》) 【秋―植物―初秋】
2023.8.12一日一季語 荻(おぎ《をぎ》) 【秋―植物―初秋】 ベランダの荻一株の荻の風 浜口高子 「風ききぐさ」という異名をもち、穂が風を受け…
2023.8.11一日一季語 芙蓉(ふよう) 【秋―植物―初秋】
2023.8.11一日一季語 芙蓉(ふよう) 【秋―植物―初秋】 サイン入りCD夜の恋芙蓉 小澤克己 サイン入りのジャケット。アイドルのものなどは、…
2023.8.10一日一季語 西瓜(すいか《すいくわ》) 【秋―植物―初秋】
2023.8.10一日一季語 西瓜(すいか《すいくわ》) 【秋―植物―初秋】 抱へくる西瓜砲弾かもしれぬ 北島和奘 砲弾というと丸い鉄の塊を想像する。…
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2023.8.9一日一季語 木槿(むくげ) 【秋―植物―初秋】 家の灯の点り木槿の落ちにけり 三橋泥太 木槿の花は、朝咲いても夕方にはしぼんでしまう一…
2023.8.8一日一季語 立秋(りっしゅう《りつしう》) 【秋―時候―初秋】
2023.8.8一日一季語 立秋(りっしゅう《りつしう》) 【秋―時候―初秋】 立秋や針より垂るる赤き糸 有馬朗人 旧暦10月。全国の八百万(やお…
2023.8.7一日一季語 凌霄の花(のうぜんのはな) 【夏―植物―晩夏】
2023.8.7一日一季語 凌霄の花(のうぜんのはな) 【夏―植物―晩夏】 天空にのびて光の凌霄花 吉田順子 霄は「空」「雲」の意味があり、空に向かっ…
2023.8.6一日一季語 冷し中華(ひやしちゅうか《ひやしちゆうくわ》) 【夏―生活―三夏】
2023.8.6一日一季語 冷し中華(ひやしちゅうか《ひやしちゆうくわ》) 【夏―生活―三夏】 遠き日の銀座冷麺(ひやめん)待つもよし 中田喜子 2…
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2023.8.5一日一季語 扇風機(せんぷうき) 【夏―生活―三夏】 棄て難き物の一つに扇風機 十河恭子 扇風機は家屋や店、鉄道車両内などで広く利用さ…
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2023.8.4一日一季語 アイスコーヒー 【夏―生活―三夏】 アイスコーヒー氷を突きて聞き上手 采野久美子 悩み事などを喫茶店で聞いている景。相づちが…
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2023.8.3一日一季語 日射病(にっしゃびょう《につしやびやう》) 【夏―生活―晩夏】 熱中症予防深夜に汲む甘露 秋葉雅治 熱中症は、医学用語とし…
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2023.8.2一日一季語 夜の秋(よるのあき) 【夏―時候―晩夏】 夜の秋グラスのなかに銀河系 わたなべじゅんこ 8月がスタートした。関東甲信は変…
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2025.07.16 一日一季語 洗膾(あらい《あらひ》) 【夏―生活―三夏】 ひた殴る映画の彼等洗ひ鯉 彌榮浩樹 鯉の養殖には4つの方法があり、それぞれ…
2025.07.15 一日一季語 草刈(くさかり) 【夏―生活―三夏】 草を刈る関東平野の一部分 金子敦 日本一広い平野である関東平野では、昔から野菜の…
2025.07.14 一日一季語 山椒魚(さんしょううお《さんせううを》) 【夏―動物―三夏】 つわり悪阻つわり山椒魚どろり 神野紗希 痛みを人と共有する…
2025.07.13 一日一季語 舟虫(ふなむし) 【夏―動物―三夏】 船虫をぞぞぞ生み出す捨てバイク 佐山哲朗 主に海岸の波打ち際や、湿った岩場、木の下…
2025.07.12 一日一季語 玉葱(たまねぎ) 【夏―植物―三夏】 肉うどん煮る玉葱の青き葉も 村上佳乃 玉ねぎは、生食ではサラダやマリネなどによく…
2025.07.11 一日一季語 盛夏(せいか) 【夏―時候―晩夏】 伏見には千の鳥居や夏旺ん 牧内登志雄 篠 2025 VOL.213ご恵贈いただき、…
2025.07.10 一日一季語 扇風機(せんぷうき) 【夏―生活―三夏】 こころざし低く首ふる扇風機 佐山哲朗 扇風機といえば夏の暑さを潤すのに欠かせな…
2025.07.09 一日一季語 ががんぼ 【夏―動物―三夏】 がゞんぼの踊るかたちに果てゝをり 杉山久子 「々」「〃」「ゝ」「ゞ」などの記号の名称くり返…
2025.07.8 一日一季語 夏蒲団(なつぶとん) 【夏―生活―三夏】 三笠山ほどの膨らみ夏布団 岡田由季 岡田由季句集『中くらゐの町』第1回 日本俳…
2025.07.7 一日一季語 冷し中華(ひやしちゅうか《ひやしちゆうくわ》) 【夏―生活―三夏】 仮通夜や冷し中華に紅少し 櫂未知子 空飛ぶ冷し中華 全…
2025.07.6 一日一季語 斑猫(はんみょう《はんめう》) 【夏―動物―三夏】 斑猫の歩に砂粒の転がれる 若林哲哉 若林哲哉 第一句集 『漱口』山地の…
2025.07.5 一日一季語 穴子(あなご) 【夏―動物―三夏】 流し針仕掛け夜舟の穴子釣る 鵜飼紫生 北海道でアナゴが良く釣れる釣り場は内浦湾(北海道…
2025.07.4 一日一季語 冷房(れいぼう《れいばう》) 【夏―生活―晩夏】 冷房の今際忙しき音立てて 阪西敦子 阪西敦子 第一句集『金魚(きんぎょ…
2025.07.3 一日一季語 麦飯(むぎめし) 【夏―生活―初夏】 麦飯や拭ひて卓に水のすぢ 若林哲哉 2023年、第14回北斗賞第1句集 漱口 …
2025.07.2 一日一季語 木下闇(こしたやみ) 【夏―植物―三夏】 哲学の小径凸凹青葉闇 杉山加織 現代俳句 2025年7月号翌檜篇 青年部編 達磨…
2025.07.1 一日一季語 山開(やまびらき) 【夏―行事―晩夏】 山開き神酒「富士山」のひとしづく 百合山羽公 霊峰富士山の名を冠する地酒静岡県/牧野…
2025.06.30 一日一季語 名越の祓(なごしのはらえ《なごしのはらへ》) 【夏―行事―晩夏】 神田川越えて夏越の祓かな 遊橋惠美 6月(水無月)には…
2025.06.29 一日一季語 穴子(あなご) 【夏―時候―初夏】 穴子裂く目打ち一本残りをり 広渡敬雄 角川俳句 2025年7月号作品12句 阿弓流…
2025.06.28 一日一季語 萍(うきくさ) 【夏―植物―三夏】 萍の動くことなく増えてをり 山口昭男 角川俳句 2025年7月号作品21句 コント…
2025.06.27 一日一季語 蛭(ひる) 【夏―動物―三夏】 痛痒の極みは快楽蛭療治 西村和子 角川俳句 2025年7月号巻頭作品50句 みづからを…
2024.7.17一日一季語 万緑(ばんりょく《ばんりよく》) 【夏―植物―三夏】 万緑に埋るる御師の句碑を祝ぐ 粕谷容子 神代植物園に写真の会の方と…
2024.7.16一日一季語 仙人掌の花(さぼてんのはな) 【夏―植物―晩夏】 サボテンの花ばかり見て行水す 仙田洋子 俳句の基本は定型と季語。季語は…
2024.7.15一日一季語 登山(とざん) 【夏―生活―晩夏】 臍固め山頂仰ぐ登山口 荻巣純子 6月30日、富士山の山梨県側で、7月1日山開きとな…
2024.7.14一日一季語 巴里祭(ぱりさい) 【夏―行事―晩夏】 巴里祭乳房の美しき女神像 岡本尚子 この句の女神像からは、民衆を導く自由の女神(…
2024.7.13一日一季語 五月富士(さつきふじ) 【夏―地理―仲夏】 見て育つ文化遺産の五月富士 小島禾汀 日本人の自然観や日本文化に大きな影響を…
2024.7.12一日一季語 アイスクリーム 【夏―生活―三夏】 本はあとがきソフトクリームは頭から 石寒太 「炎環」主宰・石 寒太「炎環」のモットーは…
2024.7.11一日一季語 青芒(あをすすき) 【夏―植物―三夏】 その若さ昔の我か青芒 林翔 若き日の想い出を青芒に託しているのであろう。*…
2024.7.10一日一季語 鬼灯市(ほおずきいち《ほほづきいち》) 【夏―行事―晩夏】 鬼灯市どこも葭簀の裾濡れて 岡本眸 7月9日・10日、浅草寺境…
2024.7.9一日一季語 ピーマン 【夏―植物―三夏】 ピーマンの中のみづみづしき山河 辻美奈子 独特の苦味があるピーマンには、ビタミンC・ビタミンK…
2024.7.8一日一季語 兜虫(かぶとむし) 【夏―動物―三夏】 思ひ出は過ぎてゆくもの兜虫 稲畑汀子 “ビートルズを解雇された男”が語るバンドの…
2024.7.7一日一季語 浴衣(ゆかた) 【夏―生活―三夏】 並べられ宿浴衣選る旅心 片野光子 7月7日は、日本ゆかた連合会が1981年に制定した…
2024.7.6一日一季語 朝顔市(あさがおいち《あさがほいち》) 【夏―植物―仲夏】 市へ出す朝顔車夜をこめて 水原秋櫻子 朝顔はその名前から、朝に…
2024.7.5一日一季語 夏の風邪(なつのかぜ) 【夏―生活―三夏】 夏風邪や倒れやすくて空気入れ 杉山久子 身体の不調、弱々しさの響きあい。今日の杉…
2024.7.4一日一季語 水虫(みづむし) 【夏―生活―三夏】 水虫や客の話へ空答へ 長山順子 私はこのように辛い水虫にかかったことがないが、かゆ…
2024.7.3一日一季語 サンダル 【夏―生活―三夏】 お揃ひの白きサンダル双生児 斎藤夏子 サンダルは古くからある履物の種類で、動物の皮革、天然…
2024.7.2一日一季語 鮓(すし) 【夏―生活―三夏】 圧石の力うつりし鮎の鮓 長谷川櫂 鮎の保存食として作られてきた「鮎なれずし」は、塩漬…
2024.7.1一日一季語 祇園祭(ぎおんまつり《ぎをんまつり》) 【夏―行事―晩夏】 人に酔ひ祇園囃子に酔ふ今宵 池田光子 メインの山鉾巡行などの期…
2024.6.30一日一季語 向日葵(ひまわり《ひまはり》) 【夏―植物―晩夏】 向日葵やサツクスの音たどたどし 向江醇子 口語ではサックス(sax)と…
2024.6.29一日一季語 掛香(かけかう) 【夏―生活―三夏】 青々と夜の来る匂ひ袋かな 鈴木節子 鈴木節子能村登四郎・林翔に師事。鈴木鷹夫の妻。…
2024.6.28一日一季語 青葡萄(あおぶどう《あをぶだう》) 【夏―植物―晩夏】 捨て票になるやも青葡萄仰ぐ 田中藤穂 今回の都知事選挙、投票をし…