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2018/11/10

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  • 稲里を造る「磯蔵酒造」の蔵見学へ

    酒蔵ツアーのお誘いをいただき、遠足気分で茨城県笠間市までいってきました。 上野から快速ラビットで小山駅まで約1時間、さらに水戸線に乗り換えて稲田駅へ。約2時間ほどで到着です。 「磯蔵酒造」は稲田駅から近く、駅から大きなお屋敷が見えます。 帰りに撮った写真。 堂々とした門構え。 丸窓から中が覗けます。 浅草にあった直売所「日本酒文化専門店 窖」を2023年1月に閉じた代わりに、蔵に隣接する見学施設を4月に改装オープンされたそうです。オーセンティックバーのような厳かな雰囲気の滋酒バー(要予約)や角打ちできる販売所、ギャラリーなどなど。門の中もすごく素敵でした! 詳しくはこちら。写真とともにコンセプ…

  • 酔うということ

    ヒンドゥー教の神様が祀られたバトゥケイブ(洞窟) 常夏のマレーシア、クアラルンプールに行ってきた。 けっこうな年なので、寒い←→暑いを繰り返して自律神経がおかしくなったけど、やっと少し調子が戻ってきた。 クアラルンプールは、寺院もあればモスクもあり、多文化の人が住む都市のごちゃまぜ感が本当に新鮮でおもしろかった(あと森と高層ビルのコントラストが、ジュラシック・パーク感あって良かった)。 そのうえ、活気があって道路もきれいだし、夜も安心して歩けるし。日本から移住する人も多いと聞くけど、住みたくなる気持ちも納得できる。あったかいし。 しかし、「お酒」が高いのと、飲める場所が少ないのが少し残念だった…

  • 魚の頭からしっぽまで

    引っ越しして約一か月たった。諸事情により、氷温保存庫レマコムを手放すことになり、思い出のお酒と向き合う(開けて飲み干す)機会がやってきた。お酒と引っ越しは相性が悪い。しかし、なかなか開けられずにいたお酒ばかりだったけど、理由と勢いさえあればなんとかなるものだ。 天の戸美稲は、森谷杜氏のいた頃の最後のお酒なので、2018とかその辺のものだったはず。裏ラベルが輸送のタイミングで剥がれてしまって(雑…)細かいことは分からない…。 後味に残るナッツ感はバランスよくまとまっていて(思い入れと個人的感情も相まって)すごく美味しい。あけて少ししたら、最後の方にお醤油っぽさも感じるし、カルピス味もある。この味…

  • 選挙の日「Grand Marche du Vin(グランマルシェ・デュ・ヴァン)」で高級ワインをちびちび飲む

    北区、区長と区議会議員を決める選挙の日。 午後遅めに、地元の小学校へ投票しに行った。門をくぐると、校庭にバスケコート。ミニバスのリングは低く見えたので、ダンクできるか試しにゴール下で垂直ジャンプしてみた。リングどころかボードにも指を触れることができなかった。ダンクができそうなくらい低く見えたのにな。 届きそうで届かない、というか、まったく届かない。自分が思うほど自分の稼働範囲は広くないし、無力だったことを知る。選挙関係ないが。 その後、電車で有楽町へ。午前中にYouTube「Wine Books」でボルドーワインの勉強をしたので、急遽、ワインのお店「Grand Marche du Vin(グラ…

  • 目の腫れがおさまらないほど感動した韓流ドラマ『私たちのブルース』

    ぎゅうぎゅう野菜蒸しwithムール貝 ちょっと早めに帰省して、仕事したりお酒を飲んだりのんびりしている。BAで感染率がぐんぐんあがっている秋田だけど、人里離れた実家は外界からの距離が保たれているので静かで平和だ。線上降水帯の影響か毎日曇り空&ムシムシ。遠くで雷が鳴っている…と思ったら落雷して停電。夏だ! 母と姉より、絶対に見た方がいいと強く薦められて韓流ドラマ『私たちのブルース』見始めた。みごとにドハマリして全20話のうち17話目まできた。毎日、感動の涙を流し、朝起きると目の腫れがおさまってない。回復を待たずに、見ては号泣。このままこういう顔になってしまうのではないか、という危機感を感じながら…

  • 2022年桜

    すっかり散ってしまった今年の桜。 あちこちで撮ったものをまとめてみた。 あっという間だったな。 また来年までさようなら〜! 酒量:まだ0

  • 「夏子の酒」をあたまから読み始めている

    言わずと知れた有名日本酒漫画「夏子の酒」。酒は飲んで楽しむものであって、読むものではない、とか言い訳にして、人生で一度も読んだことがなかったのだけど、このたび巡り巡って全巻お借りする機会があった。「夏子の酒」を知らずに終わる人生より、知って終わる人生の方がいいかもしれない。お借りして読むことにした。いや、正直言うと、めっちゃ読んでみたかった。 主人公の夏子が「亀の尾」モデルの幻の米を苦労の末、復活させて美味しいお酒を造る、というストーリーだったと思う。で、そのモデルになったのが、久須美酒造さんだったか。 そういう情報はさておき、夏子の酒……めっちゃおもしろいです。そうだよね。そりゃあ、読み継が…

  • わたしの知らない世界

    昨年から横須賀に行く用事ができて、以来、今回が3度目にして最後の訪問だった。汐入駅のスターバックスにて、この海の先の先…トンガでおきた災害が最小の被害にとどまることを祈りつつ潜水艇とか海軍の船を眺めた。広々してとても気持ちよかった。 横須賀中央駅周辺も散歩した。公園がある!と思ったら、アメリカ軍の基地で一般人は立ち入り禁止区域だった。施設の周囲は、私の背の2倍くらいの金網がはりめぐされていて、それだけでどきどきした。 基地のまわりは英語の看板が多く異国情緒たっぷり。なんとなく写真撮ったらスパイとか思われてどこかへ連れ去られる気がして撮れなかったので、何もない。いかにも田舎者の考えそうなことだが…

  • 自分好みのお酒とは?

    あけおめです! 雪降りましたね。雪が降った次の日の家のベランダから見た景色。建設中の工事現場の金属音に邪魔されながら、静かに雪が溶ける音が聞こえた。 お正月にみたイギリス映画、ガンを患ったゲイカップルの作家がつぶやいたひとこと「聞こえるかい?僕が君を無視する音が…」というセリフを思い出したくらい、それはそれは本当に静かな静かな音だった。ということです。はい。朝7時30〜8時くらいかな。人知れず雪は溶けた。 ところで世間では3連休。飲んだり仕事したり忙しい。 正月飲もうと思っていたのに体調を崩してしまったフルーティ夫(主語が長い)が購入していた獺祭、2割3分の発泡にごり酒を開けた。聖夜限定なのに…

  • 2021年おおみそか

    1年ぶりに秋田へ帰省しての年越し。 数日前は雪で荒れていたけれど、帰省した日は雨に変わった。溶けた雪とまだ残ってる硬め雪で道路が凸凹。車に乗るとコブの上を飛ぶように滑るモーグルか、ディズニーランドのアトラクションのようで気分も一気に高揚する。 おおみそかは、ふたたび雪。 のんのんと降る雪。寄せても寄せても、とどまることなく降り続ける雪。寄せては返す波のようにはいかない。この雪が世界の温暖化を止めるか、といったら、そこまでではないのが残念なところ。 1年越しで酒蔵に伺えたこと以外は、なにもやってない。ピグミンのレベル上げも早々に諦めて、ごぼうを切る手伝いをした。 家にはもらいもののお酒が多いが、…

  • 献杯

    コロナ禍に不幸な事故に巻き込まれ、もう会えなくなってしまった友人を偲んで集まった。昨日が彼の誕生日だったと、持ち主のいなくなったFBがみんなにお知らせしてくれた。やっと集まれたメンバーで、天国について話した。彼は今、何をしているのだろう。天国なんだから、きっとお酒飲み放題のすてきな世界だろう。でも、人が想像しうる天国は天国ではない、と誰かが言った。天国とは欲望のない世界なのではないか。光の粒みたいな場所なのではないか。だとするとお酒を欲することもないのでは? 人と天国について話すのは初めてだったから、少しどきどきした。それでも自分の想像しうる天国は、人と一緒にお酒を飲んで楽しい気分になれること…

  • 新しいiPhone

    iPhoneのバッテリー切れが深刻な状況となり、さらにおかしな挙動をするようになり、勝手にあらぬボタンを押すセルフ乗っ取りみたいな感じになってきたので、買い替えを検討している。 思えば「ユーザーの反応がだいぶ薄いというiPhoneXS」を購入してから、3年の月日がたった。 hashi-d.hatenablog.jp 中途半端に放置していたブログにいろいろ書き始めた頃だ。なつかしいなぁ。ジョブズはもう戻ってこないけど、新しいiPhoneはあいかわらず出続けていて、そしてどんどん値段が高騰していた。そうなんです。iPhone高いんです。 新しいのを買おうと思ってネットで見積もっていたら、ノートパソ…

  • 「流輝」似て非なるもの

    るか、と言うとスラムダンクなのだけど、「流輝」は群馬のお酒。ピンクの低アルの流輝を春に飲んで以来、久々にSAKEStreetで購入。にごり。最初は、ちょっと苦味あってフレッシュやー!と思ってたけど、しばらく置いていたら、甘みが増したように感じる。そしてあのほとばしる苦味が姿を消した。マスキング?冷えてたら梨とか、少しあたたまるとマスカット…。と思って感動したのが少し前のこと。昨日飲んだら「?」となっていた。あのマスカットとか梨とかどこいった。お酒自身の問題ではなく、完全に私の問題だったのか? で、今日。もういちど飲んでみたら梨感ちゃんとあった。いました。原因は、にごり要素の混ざり具合じゃないか…

  • 偉大なる王様のワイン

    チェーザレを読んで飲みたくなったと夫が、イタリアワインを買ってきた。 サンジョベーゼかキャンティか、と思ったら、いきなりワインの王様、バローロ登場。詳しくないけど知ってるぞ。漫画『ワインの雫』で見た。でも、今回初めて飲んだ。1万円以下のバローロだったけど、2000円ワインでも十分美味しいと思ってる人間からすると、大変お高く感じる。これが「王様のワインにして、ワインの王様」か! 飲んでみたら、想像していたような感じと違ってた。フルーティ香は強くない。というか香り自体、あまり感じられない。冷やしすぎたかと思って、手であたためたり小瓶に移したりしたけど大きな変化なし。ひとくち飲み込んだときの含み香に…

  • 「Shigeri」

    白木酒造さんのオンラインイベントに参加したので、せっかくだから、うちにある古酒「Shigeri」を飲んだ。ラベルと同じ黄金色。とても上品な香り。ほんのり紹興酒のような、バニラや黄桃シロップにつけたみたいな甘い香り。口に含むととろりとした甘み。甘露!その後、キリッとした酸味が引き締めて、最後まで気が抜けない美味しさだった。シュッとした感じの美人! 「Shigeri」は、現在の蔵元であり、看板女将である白木滋里さんの名前が由来。6代目だったお父さんがワインの田崎真也さんと一緒に造ったものだそうだ。オーク樽熟成。高アルコールのせいなのか、なぜか、やたらとくしゃみがでます。 www.daruma-ma…

  • スペシャルティRICE

    美味しいと聞いて、買ってみたのだけど、本当に美味しかった神亀 純米吟醸「小鳥のさえずり」。 純米吟醸だから吟醸香りがするかというとそうではなく、小鳥のさえずりだから、ハイトーンのチュンチュン声かあるかという言うとそうでもなく。 3年以上、マイナス10度の低温熟成を経て飲み頃認定されたお酒だそうだ。 にしても…精米歩合50%で低温熟成にしては、お酒の色黄色寄りすぎる(見えないけど黄色い。麹歩合高い?) 香りは少しツンとしたアルコール、お米を口の中で溶かしたみたいな甘さ。蜜とかバターのような熟成感。甘そう(そして苦いかも?)という予感。 飲んでみると…、バニラエッセンスみたいなフレイバー!甘い、そ…

  • 寝かせた酒はいつあける?

    ものごとには、タイミングというものがある。 もっというと、人生は、ほぼタイミングで決まる。 結婚がその最たるもの。タイミングとは、勢い、そして直感。 つまりは、あれです。寝かせた酒をあけるタイミングについて考えていました。 たとえば、この美丈夫、純米大吟醸 舞。 高知へ行ったとき、蔵の方のおすすめで購入しました。 「寝かせていい感じになるよ」その悪魔(天使)のささやきで購入しました。 すでに蔵で少し寝ていたそのお酒をさらに家で常温放置1年(入れる場所がなかった…)、それから思い直してレマコム放置。さらにセラーがやってきたので5度放置。過酷なのか過保護なのか分からない気ままな環境で育てたこのお酒…

  • 花ざかり

    近所の公園が花ざかりだった。 コロナになってから、これまでにないくらい外に散歩にでるようになって気づいた。この時期の公園がこんなだったことを知らなかったなんて人生損してたかも。 そういう世界はきっともっとたくさんあるんだろうな。 以上、花による癒やしタイム終了。 酒量:0 牛乳のんで寝ます!

  • シン・イニシエ

    社内的な事情でMTGが減ったこともあり、最近声がうまくでませんが、私は元気です。人と話さない時間が長いと、本当に声ってでにくくなるんですね。びっくりびっくり。 言語を司る脳をほぼ使っていないので、使える語彙も減っていますが、それでも健康であれば、幸せ指数はさがらないはず。はず。 写真は、北品川。方南町にあった日本酒古酒・熟成専門店「いにしえ」が、新しく北品川のSHINAGAWA1930古民家にオープンすると聞き、にもかかわらず、ぜんぜん内装がはかどっていないと聞きき、手伝いに(遊びに)行ってきました! じゃじゃん。こちらが、新たないにしえ。 てか、古民家っていうけど、ぜんぜん新しいやん。とお思…

  • 椎茸のうまみ!「楽の世」生酒

    美味しいなぁ〜と飲んでたら椎茸味を感じた楽の世。しっかり滓絡んでてわ旨味がすごい。 椎茸は奥の方にあるけど、基本は梨みたいなフルーツの甘酸。出汁っぽさのあるワインみたい。それのもっと椎茸が強い感じ。 自宅で日本酒を飲んでいただけなのに、気づけばだいぶポンコツです。 最近のストレス解消法が、スポコンアニメを見ること。何かと言うと『ハイキュー』という漫画が原作のバレーボールものアニメ。 地に落ちた昔のバレー強豪校。新入生に、天才セッターやら、天才運動バカとか、長身頭脳派タイプとか、そんな人たちが加わって大活躍。ついに、バレーボールの甲子園、春高バレーに出場することになって…のくだりを3周目くらい。…

  • 大人の苦味「不老泉」

    いただきもの不老泉。山廃純米大吟醸木桶仕込み。だいたいの大吟醸は冷やして間違いないと思ってたけど、こちらは大人のビターテイスト。12〜15度とか、そのくらいの冷え感がよいかも。 それから木桶のスースーした清涼感。味もしっかり長い。ぬる燗ありなのかも。明日やってみる。 ちょっと前くらいに、ハリーポッターシリーズを最初から見直した。初めてみたときは、それこそハリーに恋するくらいの勢いで見続けてたけど、いつしか見むきもしなくなってた。正確な時期は分からないけども、ハリーが大人になったように、私も大人になったんだろう。 ということで、途中からどんな話か分からなかったので、初見の気持ちで楽しめた。 話が…

  • 終わりのはじまり

    何回かアップしたお酒なので、「まだ、飲んでたんかい!」って呆れられそうなんですが、ちびちび飲んでおりました。華鳩のAkino Junmai。まだいける、まだいける…と呪文のように唱え続けてはや◯か月(←覚えてない)。ついに、きわまった。あま〜いマスカットとか蜜感のある味。今日は甘いものを欲していたので、ちびちびではなく、すいすいいってしまった。さようなら、わたしの広島。 ところで、すべてのエヴァンゲリオンにさようならしてきたので、忘れないうちに感想を書きたい。書きたいけど、眠い。 いっこだけ、28歳になったアスカがめっちゃかっこよくって惚れた。惣流・アスカ・ラングレーだからではなく(惣誉に惚れ…

  • 木戸泉「アフス会」

    すっぱうまい木戸泉のアフス。さまざまなタイプのアフスとペアリング料理を楽しむアフス会があると聞いて、参加してきた。場所は飯田橋の「すしおん」。 最初は、炭酸充填したアフスで乾杯!だったけど写真なかった。きゅうりと麦味噌をつまみにすっぱうまいアフスを飲む。遅刻気味で駆けつけたので染みた。 こちらは特濃にごりアフス。濃厚なネクター飲んでいるような舌触りと甘みだった。桃味なはずないんだけど、桃に感じるのだから、人間の脳は不思議。神秘! 和風っぽいレバーペーストとアフス酒粕につけたお豆腐、酒粕の入った味噌(たしかこの味噌には舞美人の酒粕再発酵酒MYVVYが練り込まれていたと記憶)。たくわん。たくわん大…

  • おもしろ難しかった「WSET Level3 SAKE 」

    ワインやスピリッツの教育機関WSETが認定する日本酒の資格、WSET Level3 SAKE。昨年、春頃から半年受講して10月にテストを終えて、結果がやってきた。Pass with Merit。合格です。やったぁ。 利酒師、酒匠、SAKE Diploma、利き酒マイスター…日本酒の資格はいろいろあれど、WSETは、かなり難しかった。でもおもしろかった。 最初のハードルは英語。本拠地がロンドンなので、Level3は英語での授業、英語でのテスト、採点も海を超えてロンドンでおこなわれる(ロックダウンで結果が来るのが遅かった)。 www.adv.gr.jp Internationalに人一倍の憧れはあ…

  • 華鳩のAkinoJunGinをふたたび飲む

    昨日、歯が抜ける夢を見たと思ったら、今日は、痛みかけた青りんごを潰す夢を見た。硬いはずのりんごが、意外にもサクサクと手の圧で潰れていって、めちゃくちゃ気持ちよかった。マッチョになった万能感。 りんごは、知恵と誘惑、豊かさを表すそうな。アダムとイブの失楽園。よくわからないが、あの潰すときの爽快感だけが残っている印象的な夢だった。 そうだ。きっとストレスが溜まっているのだ、と思ってお酒を飲んだ。そして飲みすぎた。 9月に榎酒造さんで購入した華鳩AkinoJunGIn(純米吟醸無濾過原酒)。前に封あけして飲んで、放置してたら美味しくなってた。 これだ。 hashi-d.hatenablog.jp そ…

  • きのう見た夢

    繁桝、純米吟醸生々切り絵ラベル。2018年5月から約3年弱、うちのレマコムで眠っていたのを起こした。おはよう。生りんごジュースみたいな甘酸味。生熟感がとてもよい。 これもそうだけど、もともとの味を知らないまま熟成してしまって飲むお酒は多い。つまり、このお酒に関しても、初めて市場にでたときの姿を知らない。その場合、たぶん、この、ここの、こういう感じは、まだ新しいときは出てなかったんだろうなぁという妄想をふくらませるしかない。 でもたぶん、時間が経ってからの方が個性がしっかりでてくるから、この、ここの、こういう感じ、知ってる人は少ないだろう、ニヤニヤ…。という感じで飲んでいる。気持ち悪くてすんませ…

  • PC文字との距離感覚

    天美、純米吟醸生原酒。冷蔵庫から出して、ゆっくり飲んだ。ひんやりしたときもよかったけど、室温に限りなく近づいた(18〜9度?)ときも美味しい。飲むたび、SNSで見た童顔な女性杜氏さんの笑顔が浮かぶ。二度美味しい。舌に残る甘やかさと爽やかさ、トーン高め。やわらかく響くような女性の声みたいな。フレッシュなお酒だなぁ。アナウンサーというよりは、保育士さん。 「酒は一番擬人化が楽しい飲み物だ」と、先日、とある熟成古酒の蔵元さんが言っていた。ので、がんばって擬人化してみた。 そういえば、自蔵のお酒を往年の海外女優に例える方もいた(そこは、オードリー・ヘップバーン酒だった)。あと、酒米を日本女優に例えてい…

  • 2021年あけましておめでとうございます

    2021年、あけましておめでとうございます! 今日から仕事が始まる人も多いようですが、自分はもう1日お休み。今日は昼酒をやめて、隅田川まで朝Run(&Walk)。晴天の東京。空気が冷たくて気持ちよい。 いつもは鳩で賑わっている川沿いに、今日はカモメもいた。 鳩とカモメが交互に迫りくるスペクタクル! 君たちは、なぜこっちに向かって飛ぶのか。 それにしても年末年始で体重が2キロくらい増えた。なにやら柔らかいものでお腹が覆われている。いかん。 まだ新年あけたてなので、今年のがんばる宣言。 ・やはり健康の維持! 体重が増えたら減らす。悪いとこは治す。休肝日もつくる。中年なので無理しない。 ・あと英語。…

  • ゆく酒くる酒

    年末は地酒屋こだまさん主催の「ゆく酒くる酒 2020」オンライン忘年会へ参加。選りすぐり7蔵の新酒と熟成酒を飲み比べた。90mlの小瓶が14本。ちょっとづつたくさん、という贅沢仕様。 使っているお米や酵母、造り手がどんな人か、どんなふうにお酒を楽しんでほしいと思っているか…などなど、店主のこだまさんの酒語りを聞きながら楽しんだ。酒質だけではないさまざまな情報は、お酒をさらに美味しくしてくれる。 さらに、今年のお酒と昨年やもっと前のBYと飲み比べての熟成よもやま話も楽しかった。 個人的な好みは、やはり生熟! 北安大國のしぼりたて生原酒24BYは、すぐに飲み干してしまった。参加された方々の人気も高…

  • このグイグイくる感じはなんと呼ぶのか

    秋に地酒屋こだまさんで購入した「楽の世」山廃本醸造無濾過。満を持して、クリスマスイブに開封した。試飲したときは冷えてたけど、燗酒が美味しいと聞いてやってみた。好みのタイプにまた出会えてしまった。うれしい。 中間くらいからの爆発的な膨らみ。「楽の世」という名前から、悟りを開いて枯れた感じ、極楽浄土の静かなイメージだったのだけど、全然違った。「まだまだやったるで〜〜!」と、グイグイくる押してくる。ホーリーナイトに飲むのは、泡っぽい方が良かったのかもしれないけど、まあうちは仏教だしいいか。 ひとつだけ気になったのは、このドンとくる膨らみというかコクというか。このグイグイくる感じ。「押し味」という言葉…

  • 夏休みの宿題をずっとやっている

    明けない夜はない。終わらない椀子蕎麦はない。でも、不老泉の初呑み切りが、夏休みの宿題のようにまだ終わらない。宿題は少しネガティブな響きがあるけども、この楽しい時間は、いつまでも終わらなくてもいい。 hashi-d.hatenablog.jp ほんとは健康診断の結果がひどかったので、お酒を控えていた。 こんなにはっきりと言われたことはなかったから、衝撃だった。自分は永遠に若いままでいられるような気がしていたのに。しょうがないから、休肝日つくります。刹那に生きるより、長生きしたい派です。 とはいえ、なんせ年末だし開き直るように飲んだ。年末はせわしなくて嫌だという人もいるけど私は好きだ。ちょっとした…

  • 白龍「DRAGON KISS」原酒

    白龍「DRAGON KISS」の原酒をいただいた。「原酒」と聞くだけで、飲みたくなるのは私だけかもしれないけど、スパークリング日本酒の原酒と聞くと、どんな味がするのか……やはり飲んでみたくなる。 白龍を造る福井の吉田酒造さんのお酒。蔵へは昨年9月に伺った。蔵では、若い女性杜氏がお酒を造る。蔵元であるお母さんから娘さんが引き継いだ。妹さんが杜氏で、お姉さんが営業だったかな。20代姉妹で一緒に酒造りをするのはなんだか楽しそう。hashi-d.hatenablog.jp もともとは炭酸を充填して造るタイプの泡酒「 DRAGON KISS」。あたりまえかもだけど、原酒はとても静かな印象。炭酸を入れるこ…

  • 2020あのクリスマッシブ忘年会

    毎年恒例の日本酒の生熟燗を飲むあのイベントは開催されるのかどうなんだ、と心配して何度も問い合わせたが、無事開催されました。とても楽しみにしていたのでうれしい。 さまざまに時を経た火入れしていない日本酒が集結するこの会。一癖も二癖もある酒好きが集まる。1年ぶりの方も多く、同窓会みたいな気持ちになってしまった。 常時マスク着けての会食、直箸なしなどなど、もちろん、しっかり対策されております。 肉! そして酒。 楽しすぎて写真をほとんど撮ってなかったことに後で気づく。カメラマンてみたん氏が、2000枚以上撮影しているそうなので、本家のイベント日記を楽しみに待ちます。 かろうじてなんか撮れていたもの……

  • 2020いにしえ忘年会「どろん」

    こんなご時世でだいぶ減ってしまったけど、2020の忘年会の第一弾。今は移転先を検討中のいにしえ酒店の忘年会へ。朝10時に西新宿へ(行こうと思ったが起きたら9:30だったので遅刻)。 店内貸し切りで、少人数制。その代り、第1部・2部・打ち上げと分散して対策していた。向かいに人が来ないように並びを工夫したり、ちゃんと換気したり。今の時代でできうる限りの対策を施しております。 乾杯の酒は、20年古酒から。茶色いお酒で乾杯したのは初めてだ。いや、初めてはウソだな。 どことなく健康飲料風味。この乾杯酒に歓喜する熟成ファンたちが集まっている。 朝ごはんのおつまみセット。ピーナッツがさりげに燻製されていて感…

  • 「不老泉」を自宅で初呑み切り

    クラウドファンディングMAKUAKEに登場した不老泉の初のみ切りセット。毎年行われていた初呑み切りイベントが、コロナ禍できなかったことから企画されたようだ。 タンク貯蔵火入れ6本・瓶貯蔵生原酒10本、合計16種類コースを購入。四合瓶にして4本分。なるほど、なかなか減らないわけだ。 それにしても、かなりの労力がかかったことが忍ばれる。プロジェクトは目標の30万円に対して約400万円。1333%の達成率だったわけで、いったいどれだけ瓶詰めされたんだろうか…。 「初呑み切りで来てくれた不老泉ファンの声を商品開発に活かしてる」とオンライン蔵見学で蔵元さんが語っていた。なので、真剣にやる。 前半戦。1〜…

  • バナナハンバーグ

    ハンバーグを作ろうと思ったら牛乳がなかったので、代わりにSAVAS milk protein を使ってみた。乳製品だし。色も白いし。そしたら、めっちゃバナナ味のハンバーグになった。 子どもがいたら、よろこんだかも。でも大人は我慢して食べるか残すかだ。我慢して食べたけど結局残った。トラウマになりそう、と夫に言われた。 牛乳がなかったら入れなければいいだけのことのようです。同じ過ちをおかさないよう、お気をつけください。 ちなみに卵も入れ忘れた。これが、年末ってやつだな。 酒量:0

  • 信頼貯金

    天美2nd…を目の前に、ゼスプリブラザーズを置かないと精神がもたないくらい、がっくりきてる。SNSを賑わせていた「澤屋まつもと」さんのことも、もちろんボディブローのように効いてる。悲しい。 でも、一番なのが約束していたことをすっかり忘れていたこと。すごくすごくすごく楽しみにしてたのに、忘れてしまってた。最悪だ。思い起こせば昨年も年末に多かった。私にとっての年末は、春先の感じに似てる。たぶん、お正月休みが好きすぎるせいだ。脳が春だった。とても大事に思ってる方に、迷惑をかけてしまったことを歯ぎしりするほどに悔やんでいる。ここで言ってもって感じなのは分かる。でもいいんだ。それがブログであり日記だから…

  • 崩れそうで崩れない美しさ

    「崩石積」というの石積みの工法。西ヶ原駅近くにある旧古河庭園内にある。 石垣と呼ぶには摘み方が適当すぎるけど、野趣あふれる感じがいい。崩れそう、でも、崩れない。そんな安定感のなさが惹きつける。ジェンガのようなスリル。実際は、地震がきても崩れてないから、けっこう丈夫な建て付けと思われる。 「崩石積」は、京都で発達した伝統的な工法だそうだ。 不安定なものに惹かれる心理ってあるのかも。個人的には、常に安定を求めてるんだけども。 週末はお祝いごとがあったので、レマコムの中の「作」雅の智を空けた。2016年に友人からお土産でいただいたもの。 4年経って、少しだけ熟成が感じられた。けど、崩れそうで崩れない…

  • ネパールのそば焼酎「そむらす」

    大塚のネパール料理屋さん「カスタマンダップ」へ。なんていう料理名かよく分からないけど、辛かったり酸っぱかったりで満足。右側下あたりにある黄金色の液体は、ギーといって、牛やヤギの乳を乳酸発酵させたものだそうだ。カレーに垂らして食べたら濃厚さが増して良かった。 焼酎を飲みたくなったので、ネパールのそば焼酎というものを注文してみた。そばをロックで。 最初に感じたのは、なんて言語化したらいいか分からない独特の発酵臭(自分の息に近いような…)。しかし、味は甘みあり芳醇!蕎麦ってもっと無味なイメージあったけど、ちょっと違う。ぶどうのようなフルーティさも感じられる。 アジア的な素朴さのある穀物感を期待してい…

  • 荒木町「純ちゃん」で日本酒ざんまい

    尊敬する日本酒大先生のからのお誘いで、荒木町「純ちゃん」へ。お店は貸し切り原則。会員制で年間枠が押さえられているという、ある意味、相撲場所のようなシステム(維持員制度というそうな)。なかなかにハードルの高い業態です。 純ちゃんのお料理は、海鮮系の素材を活かした和のつまみが中心。さらに、20種類以上の日本酒が飲み放題。今回は、25種類。全種コンプリートするぞ! まずは、宮寒梅のにごりで乾杯。ぷちぷち具合が良い! フルーティなようで、そこまで甘くもなく苦くもなく。ふわっと広がりキュッとしまる。すばらしいお酒でした。発泡感もそこまで強くはなく、ほどよいフレッシュさ。 純ちゃんで楽しみなのが、最初の甘…

  • 切れすぎる包丁

    11月11日、今日は立ち飲みの日。お店に行く時間がなかったので、家の中で立って酒を飲んでみた。悪くはない。けど、落ち着かない。 広島の写真を見ていて、何か書こうかな…と思ったが、いろんなことがぎゅっと詰まって想像以上に濃い旅だったので、頭の中がまとまらない。のでやめた。書くって、体力がいるんだなぁ。連休がないときつい。 最近、2年ぶりに新しい包丁を買った。少し値がはる包丁だったけど、家飲みが増えたことで料理をつくることも増えたし、いい道具を持つといい料理が作れそうな気がしたので買ってみた。昨日届いた新しい包丁は先端がピカピカ光って、それだけでなんだか魅力的で買ってよかったと思えた。 さっそく新…

  • 日本酒にシナモンちょい足しをやってみた

    千葉麻里絵さんの『もろみラジオ』がおもしろいので、ときどき聞いている。 最初の頃は、もろみのプチプチ音だけが延々と続いて、このまま終わるの? そういうチャンネルなの? と不安になったけど、その後にはディープで楽しい日本酒トークが繰り広げられた。最近はもろみの音が少し短くなったけど、ピチピチ音は十分癒やされる。そういう環境音的なものが好きな人にもおすすめ。 今回の「日本酒にオススメのちょい足し」では、日本酒に山椒やシナモンを足す話をしていた。うちにもあったので、やってみたくなった! www.youtube.com 「シン・ツチダ」に、シナモンを試してみた。熟成系のお酒には、シナモンが合うそうだ。…

  • 「華鳩 秋の純米吟醸」お湯割り

    広島の榎酒造さんの「華鳩 秋の純米吟醸」。蔵でたくさん試飲させてもらった中でも気に入ってお持ち帰りしたお酒。まず、ラベルがとっても素敵。パリに住んで長いという、蔵元のお姉さん作だそうです。 華鳩というと、元祖貴醸酒として貴醸酒が有名。でもこれは、新酒の無濾過生原酒をなんだったかどうなってなにかしらを熟成…というお酒だった。すっかり忘れてしまった。聞いた話はぜんぶ録音しているので、後でもう一度聞いて「そうだったのか!」と驚くことができる。よかったね、未来の私。 しかし、これだけは覚えている。このお酒は「湯割りがいい!」ということだ。蔵で教わった。 燗酒ではなく湯割り。追い水してから燗にするってい…

  • 「三千櫻 ひやおろし」ぬる燗で

    仕事で「よりによって…」という、手痛い失敗をした。そそっかしい性格からくるものだけど、一生なおらない気がする。ひらきなおるわけじゃないんだけどね。それでもやっぱり落ち込むんだよなぁ。人並みに。 そんなわけで、気分が明るくなれそうなラベルの日本酒を飲むことにした! 岐阜県三千櫻酒造の「三千櫻 ひやおろし」。春っぽい雰囲気だけど、正真正銘ひやおろし。ピンク色に気分あがる! 少し前に大塚のこだま酒店さんで購入したもの。 酸で引き締まりつつ熟成の渋みもあり、なかなかに複雑。厚みがあるようでいて、案外線が細いような…不思議な魅力。米は五百万石。後味はすっきり。そこはかとないバナナっぽさ。 燗にしてもいい…

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