10年半にわたって検事を務めた筆者が話題のニュースを解説し、事件報道の「行間」を読んでいきます。
凶悪な事件、有名人が関わった事件、一風変わった事件など毎日様々な事件のニュースが報道されています。 報道の内容は限られており、事件が今後どう展開するのか、犯人がどうなるのか、罪の重さはどれくらいなのか、警察や検察は具体的に何をしているのかなどについて語られないことも少なくありません。数多くの事件に関わってきた筆者が豊富な知識・経験を元に話題のニュースを解説します。
医師の被告人が、病院において女性患者の胸をなめたとして起訴された事件につき、先日無罪判決が下されました。 検察側は、被害女性の供述を中心に、右胸から�医師と同一のDNA型が検出されたこと、�アミラーゼ鑑定が陽性であったことから、女
今回は、特別背任罪での再逮捕再勾留に関して述べます。こちらについては、それまでの虚偽記載罪と全く事案が異なりますので、罪証隠滅のおそれがあると判断されたのはやむを得ないと思います。逃亡のおそれについても、虚偽記載罪と法定刑の上限は同じですが
今回は、なぜ勾留延長が却下され、その不服申し立て(準抗告)まで棄却されたのかということについて検討してみようと思います。 報道によると準抗告棄却の理由は、1回目の勾留事実(2010年から14年の虚偽記載罪)と2回目の勾留事実(20
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