うちの愛犬が素晴らしい犬になったわけ〜犬を「しつけ」てはいけない理由
相手がなぜそういう行動に出てしまったのかを知ろうとすることで解決することはまだまだたくさんあります。 我々、犬の飼い主は、時々、相棒が「犬」であるという事実を忘れてしまいます。 それは父親が子供の事を子供だと忘れてしまうのと似ています。 父は忘れるという文章があります。 これは私が心のバイブルとしている人を動かすという本に引用されている名文です。 相手を非難する変わりに、相手の事をよく知り、どういうわけで相手がそんな事をしでかすに至ったか考えようというのを、とてもうまく説明した名文です。 これは犬と暮らす場合でも全く同様であると、私は思います。 我々は何故か犬を人間のように考え、吠えたり咬んだ…
今までたくさんの動物と暮らして来ました。 それは同時にたくさんの死と向き合ったということです。 それもあってか、まぐろさんと暮らす前までは、「私はペットロスにならない」という謎の自信を漠然と持っていました。 いつからでしょうか。 明るい陽の光をたくさん浴びた私とまぐろさんの日常生活の中に、薄らと夜の闇が入り込むように、「まぐろさんが居なくなったら?」という恐怖が、時折私をおそうようになりました。 そして、それが現実になって、私自身、想像と違う自分にとても驚いています。 まぐろさんが居なくなったら?ということにまぐろさんの生前に応えが出たことはありません。 本当にどうなるかはわからなかった。 今…
健康で清潔に保たれた犬は、悪臭がするという事はほとんどありません。健康で清潔な若い犬を、ニオイを原因に部屋に入れずに外で飼うという必要は、ほとんどないと言ってもよいでしょう。外で飼っていると悪臭がする場合がありますが、これは室内で飼うよりも清潔に保たれる環境が少ないからです。しかし犬は人間とは違う独特のニオイがするのは確かです。さらに老犬になりますと、老犬特有のニオイがしますし、トイレなどの排泄行為がうまくいかなかったり、寝たきりでシャンプーができなかったり、腎臓病や糖尿病などによりニオイが強くなったりすることがあります。そもそも、犬のニオイは悪臭と感じる人と落ち着くと感じる人がいて、犬自体が…
最強の相棒がいれば人生は最高の冒険だ「野性の呼び声〜寓話と犬と冒険と〜」
最強の相棒がいれば、人生は最高の冒険だ まさにその通り。 この春、ディズニーの春映画として公開された野性の呼び声|映画|20世紀スタジオ公式の予告編を観た。 私が小学生の時に読んだ小説の映画化だったからだ。しかも、何故か私はディズニーが手がける映画には反応してしまう。 それに冒頭で紹介したキャッチコピーである。 私が常日頃から言ってることまんまだ。 この映画の予告編を観て、私は原作の小説について思い出した。 その時感じた事は時が流れて整理された状態で未だに頭に残っている。 そして、その事について新たに思うこともたくさんあった。 100年経っても存在する作品の力強さ ヒーローズジャーニーを骨にし…
私は相棒と胸を張って言える愛犬を亡くして途方に暮れている。 たぶん、私の心を充分に満足させるには「もう一度会いたい」という欲求を満足させる必要がある。 だがそれは現実的に不可能だ。 現実的に不可能であるからこそ、途方に暮れるのだ。 愛犬を亡くした悲しみは理屈ではなくもっと心の奥のほうから来るもので、だからこそそれを癒すためには、方法が現実的である必要など微塵もない。 愛犬を亡くし心の隙間を埋められない人にとても読んで欲しい作品がある。 この作品は、これ以上ないほどの絶望にわずかな一筋の光を与えてくれるからだ。 なぜだろうか、とても現実的ではない作品なのに、読了した私はとても期待している。 「き…
老犬に楽しく穏やかな最期を迎えてもらいたいと思うのならば、老犬の失った自信を取り戻すお手伝いをしてあげることが一番です。 老犬はなにかと自信をなくしてしまいがちです。 今までできていた事ができなくなるのですから、それは当たり前でしょう。 犬は何故できなくなったのかまでは理解できません。 自信をなくした犬は目に見えて笑顔を失っていきます。 老犬になれば、穏やかに過ごしたほうが良いに決まっています。 それがわかるのは人間であるからです。 犬は人間と共にあるためにここまで寿命を伸ばしてきました。 ですから老犬に笑顔を与えることができるのは「何故か」がわかっている飼い主さんの責任です。 命令をしない …
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