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欧州気まま旅 https://blog.goo.ne.jp/at9071

シロヤギが欧州を旅します。風の吹くまま期の向くままどこに流れていくのやら

欧州気まま旅
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2018/08/11

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  • マリアがなぜアンナの膝に座っているのだろうか

    「聖アンナと聖母子」はレオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1529)が1508年頃に描いた作品といわれています。レオナルドの絵画は、描き始めてから長い年月加筆を続けていくことが多いので、この作品もこの年に彼が書き始めたと考えたほうがいいでしょう。発注者はフィレンツェのサンティッシマ・アンヌツィアータ教会です、実はこの教会レオナルドの父親が公証人であったので、その関係で獲得した仕事であるともいわれています。しかしこの時期すでにレオナルドは、画家としての名声を確立し始めていた時期でもあるので、父親のコネクションだけではなく実力もあったものと思います。  作品を見てみましょう。この作品を見て不思議に思ったことは、なんとマリアが母親のアンナの膝にちょこんと座っているではありませんか?構図は、アンナの頭長を頂点にマ...マリアがなぜアンナの膝に座っているのだろうか

  • なんで二枚の絵があるのか 岩窟の聖母

    「岩窟の聖母」(1483-1486)はレオナルド・ダ・ヴィンチ((1452-1519)の作品ですが、この作品はほぼ同じ構図で描かれた作品が2点あります。1点目はルーブル美術館に収蔵されている作品で今回の主役です。もう一点はナショナルギャラリーに収蔵されている作品です。何故、同じような作品が2点あるのかということですが、その謎を解くカギはこの二つの作品が制作された時期にあります。この、どちらが先か問題にはいろいろな説があります、何冊かの本をあたりましたが、ウイキペディアも含めてルーブル美術館美術館に収蔵されている「岩窟の聖母」が先に描かれたという説が有力です。その理由はルーブルバージョンを先に描いていたのですが、「何らかの理由」により発注者(1483年4月25日にサン・フランチェスコ・グランデ教会司教バルト...なんで二枚の絵があるのか岩窟の聖母

  • 19世紀からやってます ポリドール

    2022年10月15日訪問「ポリドール」はリュクサンブール公園にほど近くにある有名なレストランです。『ミッドナイト・イン・パリ』の舞台にもなったので覚えている方も多いのではないかと思います。  リュクサンブール公園の『メデシスの泉』の近くの出口を出て、コンデ通りを歩き右折すると「オデオン座」があります。オデオン座広場をレシーヌ通りに入り、ムシユー・ル・プランス通りとの交差点を渡った角のレストランです。リュクサンブール公園をしっかり散策して、さて、何かがっつり食したいなと感じたいときにおすすめのレストランです。このレストランの創業は1845年、実に19世紀から続いているんですね。 店内です、開店すぐに入ったのでまだお客様はあまりいませんでしたが、たちまちのうちに満席となりました。予約は受けてくれないので、回...19世紀からやってますポリドール

  • 何故レオナルドの作品がルーブルにあるか

    2022年10月15日訪問 フィレンッエ生まれで、イタリア人のレオナルド・ダ・ヴィンチ(1451~1519)彼の絵画の作品はとても少なくウイキぺディアによれば15作程度であるとしています、その上に、この15作の中には下絵的なものも含まれています。しかし、フランスのルーブル美術館には『モナ・リザ』(1503~1519)を含めて5点の絵画が収蔵されています。イタリア人のレオナルドの絵がなぜフランスの美術館にたくさんあるの?  その秘密はミラノにありました。1515年フランス王フランソワ1世がミラノに進行して占領しました。10月に、フランソワ1世とローマ教皇レオ10世との間で平和会議が開催されますが、その席になぜかレオナルドが招かれています。1説によると、1499年以降レオナルドはフランスの要請で、軍事顧問のよ...何故レオナルドの作品がルーブルにあるか

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