誰かに話したり、書いたり、写したりすると消えてしまうんじゃないかって思ってしまうものがある。 目が覚めたら、全部夢だったんじゃないかって。 ふわふわしていて暖かい空間に包まれているとき、いつもそれはある。 この間とてもきれいな白いお月様が見えました。 時刻はまだ17時でしたので、「夕月」というのでしょうか。その日の夕月は、空の柔らかな青さとお月様の儚げな白が合っていてとても美しかったです。写真に撮ってみましたが、同じ景色でも肉眼とカメラとでは少し色味が違っていました。ほんの一瞬、目を離した隙に変わってしまう空の色。 カメラに残しておきたいけれど、私が見たのとは別物になって出てくる。 あぁやっぱ…
クラス一のやんちゃだけれど、クラス一の秀才でもあったきみ。彼の顔はいつも輝いていました。 いつも今日をやりきったぞ、という顔をしていました。 子どもながらに、あぁ、この人は充実しているんだなぁ、この先も上手くいくんだろうなぁ、とこれからどんどん自分とは離れた世界に行くんだと感じていました。そしてそれは現実となりました。彼は、繊細でした。 やんちゃなきみだから いつも先生に叱られていたけれど、その時のなにかが壊れたかのような顔は、私の心の中のなにかをも壊しました。あぁぁーーと叫ぶように泣いていたきみ。 弟と喧嘩して、悔しそうに心の底から叫ぶように泣いていました。彼はなんでも全力でした。 そして、…
荒れ狂った中、私をみつけるのは難しいけれど、それでも私は確かにいて、「私」にみつけて欲しいと待っている。 ずっと私をなかったものとしていたから、今、こうして悩んだり悲しんだり泣いたりして、泥沼にはまってしまったような生活をおくっている。 私って結構いい子で、素直。 それを「私」が押しつぶしただけ。 ないものとする必要なんて、これっぽっちもなかった。 私がいたから、自信があって、楽しかった。 私がいたから、なんだって出来た。 それをみないふりしたのは「私」。 でも、「私」も不器用なりに受け入れようとした。 受け入れようとしたから辿り着けた。 「私」が不器用なりに探せばきっと 私をみつけて抱きしめ…
「ブログリーダー」を活用して、ヒカリ(ningen_0)さんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。