こんばんは 昨日をもちまして、アメンバーの申請受付は終了させていただきました。今回メッセージを送ってくださった方は期限内にお手続きをお願い致します。ありがとう…
「こうしているとすごく落ち着く」 ヨンの胸に顔を埋めたまま肩を震わせてしゃくりあげていたウンス。それもようやく治まり涙も止まったところで、ウンスがぽつりと零し…
最後の招待客を見送ったヨンが寝所に行くと、ウンスは寝台の縁に腰を掛けてヨンを待っていた。中天にかかる大きな白い月の光と部屋に灯された油灯の光が、天界の婚礼衣装…
こんにちはつぶやきにてお知らせした通り、アメンバーの受付を下記日程で行います。下記内容をしっかりとご確認の上、申請をお願い致します。 既存のアメンバーの皆さま…
明るいうちから始まったチェ家婚礼の宴は、月が空に輝き始めても続いていた。その頃には、招待客は入り混じり各卓で盛り上がっていた。 トクマンとチホはどちらが一番の…
ウンスが席を外してから一時。一向に戻らないウンスを案じたヨンが様子を見に行こうと席を立ったところで客間の扉が開いた。現れたウンスを見て、ヨンは動きを止めた。い…
屋敷に戻った主夫妻を使用人たちが頭を下げて出迎えた。恭しく馬車の扉が開かれ、礼服を纏った主人が先に降りてくる。それから中にいる女主人へと手を差し伸べ、大事なも…
寺から皇宮へ向かう馬車の中。隣り合わせに座る二人は相も変わらず手は握り合ったまま。 「あんなに待ち遠しかった婚儀なのに、なんだかあっという間だったわ」「そうで…
こんにちは本日は即位礼正殿の儀ですね↑ただ言ってみたかっただけです。今日が祝日になったこともつい最近になって知りました さて、話しは変わりますがここ最近アメン…
晴れやかな雲一つない青空が広がる。空から射す暖かな陽射しが、まるで二人の未来を祝福しているようだ。チェ家菩提寺の本堂。雅楽の鳴り響く厳かな雰囲気の中で二人の婚…
迎えた婚礼の日。チェ家の屋敷は朝早くから活動を始めていた。婚礼衣装を馬車に積み込む者。宴用の料理の準備を始める者。屋敷の庭をいつも以上に入念に手入れする者。チ…
ウンスが寝入ってからしばらくの間、ヨンはその寝顔をじっと眺めていた。 明日、ようやくこの方を妻に迎える。ずっと欲しかった、焦がれていた女人を。明日、ようやく……
ウンスはヨンの手を取って縁側に向かった。その場にヨンを座らせるとウンスはその後ろに回り、濡れているヨンの髪をタオルで拭き始めた。髪を拭くウンスの手が気持ち良く…
ヨンが湯浴みをしている間、ウンスは客間に布団を用意させ、そこにチェ尚宮を案内した。 ウンスが部屋を出て行こうとしたところで、チェ尚宮はウンスに声をかけた。 「…
王への挨拶を済ませたヨンとウンスはその日の午後から休みをもらっていた。屋敷に戻った二人は明日の婚儀と祝宴の段取りの最終確認を行っていく。 チェ家の慶事に屋敷全…
婚儀前日。ヨンとウンスは王様の元に挨拶に訪れていた。 「ついに明日だな。二人が夫婦になるのは」「はい」「なんとも感慨深いことよ。そなたたち二人がいなかったら、…
高く澄み渡った秋空の下、赤や黄に色を変えた葉が彩る山道をヨンとウンスは手を繋いで歩いていた。道がひらけた先に現れたのは立派な寺。 二人はチェ家の菩提寺を訪れて…
それからどれほどの時が経っただろうか。ウンスの柔らかい感触と優しい手の温かさを顔や頭に感じながらヨンは震える息を吐き出し、ウンスの胸元から顔をあげた。まだ少し…
「16で父を亡くした俺は赤月隊に入りました」「赤月隊……」「赤月隊は内功を会得し、武術を極めた者たちが、国を守るという一念の下に集結した精鋭部隊。父を失い天涯…
婚儀を目前に控え、ヨンは複雑な胸中でいた。日付が変わってもウンスの様子は昨日と変わらぬままだった。あの方が何かを隠しているのは明白なこと。昨日あの部屋に入る前…
婚儀に向けて着々と準備は進む。ウンスは典医寺の医員としての役目に勤しみながら、時間を見つけては針房に顔を出してドレスの出来具合を確認したり、屋敷に戻れば女中頭…
日に日に婚儀の日が近づいてくる。ヨンの母が着た婚礼衣装の手直しも終わり、その衣装は屋敷の一室に衣桁に掛けられていた。ウンスは朝晩と何度もその部屋に入っては婚礼…
「アン・ジェになら俺から渡しておきます。イムジャが行かずとも」「だってせっかくだし、禁軍の兵営は行ったことないからどんなところか見てみたの」「ですが……」 迂…
ウンスは数日前からお役目の合間や帰宅後に招待状作りを進めていた。PCもない時代、作業はすべて手書き。それも書き慣れたハングルではなく漢字。以前よりもだいぶ書け…
「え?あの人が!?」「今のあやつからは想像できないでしょうが、昔は意外とやんちゃだったのですよ」 それでそれで?と、盛り上がる二人の元へヨンが戻ってくる。楽し…
「お初にお目にかかります。某はアン・ジェと申します」「初めまして、ユ・ウンスです」案内された酒幕の個室。ヨンの隣にウンスが、卓を挟んで二人の向かいにアン・ジェ…
王が出席する御前会議。チェ・ヨンら軍部の将校が集められ、高麗の防衛や外敵の動きやついて報告がなされていた。「元国内では紅巾軍はさらに勢力を拡大しております。も…
全然手加減してくれなかった…… 重たい身体を引きずりなんとか出仕したウンス。そんなウンスの姿は傍目から見ても疲弊しているのがわかるようで、チャン侍医をはじめト…
「私もあの人に会いたくなっちゃったわ」 坤成殿を辞したウンスはぽつりとつぶやいた。お役目が終われば会えるのにおかしいわよね、と内心、自分にツッコミを入れながら…
王妃からのありがたい提案に、ウンスはさらに婚儀が待ち遠しくなった。結婚を楽しみに思うなど昔の自分だったらありえないことだ、とウンスは過去の自分を思い返して「ふ…
「脈は全く問題ありません。ご健康そのものです」 王妃の手首から手を離しながらウンスは笑顔で告げた。 「他に何か気になるところはありませんか?」「特にはありませ…
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