歌人である著者が、子育て中に感じたことを歌と文章で綴ったものです。 さらにその状況に合わせた写真つき。 子育てをした人にとっては、よくある話かも知れません。 しかしその時の会話や、その出来事になにを感じるかで、それは全く違うものになる。 著者の手にかかると、子育てはこんなにも輝くんだな、と。 いや、子どもは元来そういうものなのだよな、と思い出させてもらえます。
今週のお題「これで冬を乗り越えました」 冬に外でフットサルをするのは、なかなかに辛いです。 週に二、三日でやっているのですが。 いつぞやは、休憩時間にペットボトルの飲み物を飲もうとしたら「シャリシャリ」という音が。 凍っていたんですね、中身が。 本当にびっくりしました。 そんなある日、妻がネックウォーマーを買ってきてくれました。 着用している人はいたのですが、自分でもしようという発想はありませんでした。 それがどうでしょう。 使ってみると、とっても暖かいのですよね。 こんなことなら、早く使いたかった、と思うレベルです。 未経験の人には、ぜひおすすめしたい一品です。
まだここまで日中関係が悪化していない頃、著者は鉄道で中国を渡る旅をしました。 チベット近くから旅は始まります。 日本人の著者が、そこまで不快や不安や危険を感じることなく、旅ができています。 なんて素晴らしい。 元々中国は、古くから文明があって様々な国が栄えて、とても歴史のある地域です。 どうして今のような状況になってしまったのだろう。 そう思うと、返す返すも残念でなりません。
人生の先が何となく見え、下り坂に差し掛かる年代といえます。 そこでどうするか? 本書では、様々な状況の中年男女を主人公として、日々の生活に葛藤している様子を描きます。 この年代は、人によっては相当に辛い状況かも知れません。 そんな人たちは、きっと勇気を貰える気がします。
ホストクラブの仕組みや、働く側の心理やするべきことを書いています。 ある恋愛指南書もそうですが、やはり心理学は 出てくるのですよね。 どうやって罠に嵌めるか、の指南書とも取れます。 まぁ、恐ろしいことです。
間違いなく、日本史上最大で最高の仏教者の一人だろう。 曹洞宗の開祖、道元師である。 中国で禅の修行をして、身心脱落という、いわば悟りを得る。 それでも、その先はあるようです。 本書はそんな道元師の言葉を数多くひき、それを解説しています。 お釈迦様もそうですが、深遠な悟りの境地を、我々凡人にわかるように、そしてそこに到達できるようにと心底考えてくれています。 きっと実践し続ければ、何かにはなれるのだと思います。
今週のお題「ラーメン」 何でみんな、そんなにラーメンが好きなんだろう? 少なくとも、嫌いだと言う人にお目にかかったことは、無い。 好きな人は、週七食べている、と聞くこともある。 もはや、日本国を代表する食べ物、と言っても過言ではありません。 だからといって、決して和食では無いのだけれど。 では中華かと言われると、中国のそれとは、だいぶ違っているようです。 それをアレンジして、今の姿になった。 さらにいうと、まだまだ進化し続けているのだとか。 『国民食』と呼ばれるそうです。 自分たちでそういう言葉を創作して、そう呼んでいますら、 和食では無いけど、国民食。 なんか日本人って凄いな! 素直にそう思…
自分が何歳かわからなくなる 誠実な人は時代の影響を受けやすい 国家を強くする 🟰 国民を国家の道具とする デカダンス:古代ローマ帝国が文化成熟の果てに衰退して滅亡したこと 物語自体が必要とする時間 物語の伸縮自在な時間 賢者の石 最高の叡智、両性具有のイメージ ヨーロッパ人は非合理なものは東からくると考えた ロシアもアジアのようなもの 中間の国、ドイツ 現代でも多くの独裁国家が存在する 二項対立の一方になるのでは無く、二項の主人として存在すればよい 理解したら実践し、そのように生きよう ドイツ語では、主人公🟰英雄 ゾロアスターもイエスも三十歳から布教を開始した 現実を前に自分の無力さを感じた …
自分の望むものを見つけ、獲得する 本質的に獲得不可なものは、捨てる 自分の欠点には無関心になる 外のものに集中する 民衆法廷 ベトナム戦争でのアメリカ政府によるジェノサイドは有罪 何かする前に緊張する → 宇宙全体でみたら大したことない → 緊張解ける 難しい問題はしばらく考える 無理ならしばらく放っておく しばらくしてから取り掛かる 解ける 自分に対しての関心 他者は、私に対して同じくらいには関心を寄せない SNS上では、寛容が大事
美術に興味があるウチの娘が、この絵は素晴らしい、と言った。 書き込みがハンパ無いんだそうだ。 確かに言われてみると、その通りだ。 濃淡も風景も輪郭も、全てが緻密に描かれています。 小さい頃から、ゲゲゲの鬼太郎などを見ていたはずなのに、気づきませんでした。 本当にすごいなぁ! そして、これらは全て、空想上のものなのですよね。
私たちはどう生きるか、に真っ直ぐに立ち向かった ルサンチマン:うらみ、妬み、ニーチェもこの塊 ニヒリズム:これが大事だ、という価値を見失うこと 固定的な心理や価値はいらない 自分自身が価値を創造していく 人間を超えていく たら、ればもルサンチマン カッコいい、面白い、ワクワクする、という価値 自由思想:常識にとらわれず、考え納得した物を受け入れる 受動では無く能動 超人:肯定感と創造性の化身、ゾーンに入った状態 守破離 協力が必要なら、他者に伝える 後悔しないことをする 一度でも本当に素晴らしいことがあれば良い 苦しいこと、辛いことも、あって良かったと思おう 対話して互いに高めあおう 自分への…
何故こんな作品を書いたかは、作家を知ってから読むと輪郭が見えてくる 自分はしゃべっているうちに、支離滅裂になるに決まっている 当時キリスト教に改宗するユダヤ人はたくさんいた 私自身が、自分自身に違和感を感じている 無職も突き詰めれば 通勤しなくて良い 人に会わなくて良い → 自由に呼吸できる ネットは下界への窓 通りに面した窓が必要 当たり前に生きるのは難しい それを諦めるのも難しい 不況は自由主義や民主主義の限界を見せる 神が死んだ時代の不確かさ カフカの心には自分に対しての自信のなさや恥ずかしさが棲み続けていた 粘り強く主張を続けるしかない 90歳の女性が ザムザは私です、と言った 無意識…
智慧にまさる財宝はない 智慧は一人一人の心から、世界までの平和を実現する 悪行は瞬間的には心地よい 我々はその刺激に負けてはならない 善行は苦労や面白くないと感じる その後に幸福感 どちらを選んで生きていくか 欲求にかつことは瞬間的な苦しみ やがて幸福へ 自分は品格を持ち、格好良く生きる! 貧乏でもお金の力に負けない 嫌なことにも耐える 常に気づき、こころを汚すな 怠けない 糸一本でも盗るな ありきたりの人間になるな、一般人のレベルを乗り越えよ 感情をきちんとコントロールすれば、良い結果になる お互いにとって一番良いことを考える もっとあれば良い、が苦しみを生む 精神的な病気:欲、怒り、無知 …
自ら学び状況判断力を磨く 座して死を待つな 学べば人生は豊かになる 向上感があれば、面白くなり伸びる 下手でもその人なりにチャレンジする 学ぶ面白さを知っていれば、苦しい場面も面白く乗り越えられる 自分のものにする 学びは魂を若返らせる 師から徹底的に学ぶ 先人の魂は時代を超えて受け継がれない 今の私に引きつけると、古典が生きる どんなトラブルも、糧になる
アテナは知的な戦略を得意とする戦争の神 ソクラテスはアポロンの使徒 トリックスター:ヘルメス、デュオニソス、プロメテウス、ロキ、クリシュナ、孫悟空 ウラノス 天空神 クロノス 豊穣神 巨神族 ゼウス 電雷 オリュンポス ギリシャの洪水で方舟を作らせたのはプロメテウス エーゲ海、イカリア海の語源はギリシャ語
今週のお題「行きたい場所」 カンブリア時代の生き物図鑑というものがある。 当時は、カンブリア爆発とも呼ばれるくらい、実に様々な種類の生き物が生まれた。 もはやモンスター図鑑の様相である。 こんな世界では、恐らく今の我々の常識など通用しないのだろう。 宇宙には、様々な環境の星がある。 気体でほぼ出来ていたり、重力が全く無かったり、反対に重すぎて光を外に逃がさないブラックホールなど。 時間の流れが違うのも、ものの長さや大きさや重さが変わるのも、やはり常識の範囲外として感じられるだろう。 そんなところに、私は行きたい。
お友達を取るか好きな人を取るか。 もしかしたら有史以前からの、テーマのような気がします。 文学と恋愛というのも、文学史始まって以来のテーマでしょうね。 それにしても、失恋する側はどうしてあんなに道化じみて見えるのでしょうね。
ご縁、にあたる英単語はない 人は他者の苦しみを知っていても、それを思いやることを拒否する場合がある それはとても恐ろしくて悲しいことだ 怖い写真は怖い現実を呼ぶ 幼い頃は敷衍する能力が低い それをそのまま吸収してしまう ルイジアナは元フランス領で、フランス語混じりの英語を話す アメリカ人の中には、原爆投下は仕方がなかった、と考えている人が一定数いる 恨んでも仕方がない 平和な未来を創るしかない 食事に関して不満や要望を言わない 日本は 世界で唯一の被爆国 多くの国と貿易関係にある アメリカとも中国とも付き合いがある 平和よりも重要なことはない
現在はバーチャルの世界を生きる時間の方が長い人も多い 太平記はルポ 儒教、道徳 平家物語はフィクション 仏教、諸行無常 第一部 北条高時🆚後醍醐天皇 鎌倉幕府滅亡〜建武の新政 第二部 後醍醐天皇🆚足利尊氏 南北朝〜後醍醐天皇崩御 第三部 足利尊氏🆚足利直義 孫の義満が室町三代将軍 王道で治めるべき 覇道(武力)はダメ 常識や前例にとらわれない 驕り、欲に溺れるものは滅びる 弱者の方が、時代の変化に鋭敏で変革できる 常に変化するとが、花 日本古来の死生観 あの世に行くのでは無く、ここやそこにいる 平家物語の時代は、他力本願により、死が怖くなくなっていた 太平記は自害が多い 禅の、自力の影響 建礼…
今週のお題「思い出の先生」 高校生のときにある県立高校に通っていた。 だから先生はみな、公務員だったはずである。 学校行事で国家を斉唱する際、一人歌わず起立すらしない教師がいた。 友人がどうしてそんなことをするのか聞いたら、戦争と天皇に反対だからだ、と答えた。 当時の私たちには、その意味が全くわからなかった。 ただ、変わった先生だな、と思った。 色々あって大人になった今は、何となくあの先生も犠牲者なのかな、とも思える。 当時親にその話をしたら「クズだわ、そいつは」とすごい剣幕で怒っていた。 何故そこまで怒るのだろう、と当時は思ったけど、今はその怒りがわかる。 ちなみに、祖父は共産党員だったとか…
中国で起きた事件を、ルポ形式で書いていく本です。 日本人に比べると、したたかで騙されにくいイメージが、中国人にはあります。 それでもこんな風に騙されてしまうんですね。 だまされる人は、やはり可哀想です。 まあ、欲をかいたから、という部分もあると言えばあるのですけどね。
よもの海 みなはらからと 思ふ世に など波風の たちさわぐらむ マスコミとマスコミに踊らされた世論 これらが軍部を煽って戦争が起きた ドイツは一流の職人を戦場に送らなかった
旧来の法に従う 固有の神々を敬う 目に見えない存在も大切にする 自らを灯りとし、頼る この世は美しい 人の命もまた、限りなく美しい 悪を生じさせず、善を生じさせるように 名古屋、日泰寺に本物の仏舎利がある ブッダは他教徒の人々とも、良い交流をする 争いでは無く、平和を目指している サンガにおける細かい戒律は廃止してほしい 拝む時は、光をイメージする ダメな人もいる そんな現実を見ても真理を求め続けろ
要するに、書くことそのものが何なのか 書く時、ほとんどの人は、その事に気づいていない 我々は常識で生きている たくさんのやらなきゃいけないことがある 気持ちを完全に正確に言葉にすることは出来ない 書き手も読み手もただ一人 唯一無二 作家はほとんどの場合、考えずに書く 誰かになり、それを書く 何だか変だ、は怖い それは好奇心 世界を変える 考えるとは、言葉を使う事、そのもの 本当に大切なことは、言葉にできない 知っている、当たり前は、真剣に考えない 書くことで世界を変えられる 書くことは新しい経験になり得る
確かにお金は増やさなくては、ちょっと厳しい世の中のように感じます。 いや、増やすまではいかなくとも、とっておかなければ不安でしょう。 本書では、年金や保険や株や投信など、それこそあらゆる方法で、お金を増やすことを提唱しています。 実に心強い。 つい先日、年金とiDeCoの改悪が発表されました。 ある種の独裁国家は、個人の財産を取り上げるようなことも、平気で行われます。 今の日本では、それに近いようなところがあると感じます。 各種の蓄財も、安全と言えるものはないのかも知れませんね。
怪談集です。 作者が様々な人から怪談を聞いて、それを一話ずつにまとめていった物です。 どれも後味が悪くて、好きな人にはたまらないですね。
ドラえもんの中で、様々な著名人が自分の好きな一話を選んで紹介する、という本です。 感動して泣いてしまうものも。 こうして見ると、ドラえもんにも様々なお話があり、子どもながらに感じるものが多いのだろうな、と想像出来ます。 改めて、ドラえもんって、凄いですよね。
様々な詐欺の方法をいくつも紹介しています。 それも四コマ漫画と、詳しい解説つきです。 多少手口そのものとは離れる漫画もありますが、視覚的にも頭に入りやすいです。 そのため、詐欺の被害を防ぐのに一定の効果は間違い無く見込めそうです。 一人暮らしのお年寄りに、特にお勧めしたい一冊です。
診断学というものが認識されるようになってきて、ある程度の期間が経ちます。 それでもまだまだ、メジャーとは言い難いのですけど。 本書はそれをさらに推し進めて、治療について解説しています。 どのようにして診断と治療を進めていくか。 系統立てて、正しくそれが出来る。 いつでもそうであると良いのですけどね。 その手助けになることは確かな本です。
今週のお題「ドラマ」 私に物心がつく前に亡くなった、会ったことのない曽祖父は、博打でかなりの財をなしたらしい。 かなり家は栄えたが、やはり博打で三つの山と田畑を失ってしまったのだとか。 母は幼い頃から持病があり、子どもが産めないかも知れないと言われていた。 それでも偶然に二十代の頃に病が軽くなり、二児の子宝に恵まれた。 将棋仲間の知人は、将棋カフェで出会った女性と結婚した。それまでは全く浮いた話はなく、もしかしたら一生独身かもしれないと危惧していたのだとか。 テレビドラマを見なくなって久しいです。 それでも実は、普通の人々の生活もよほどドラマチックで楽しかったりするのかも知れませんり
日本はシーパワーの国、かつて西太平洋を支配した トランプ氏のマジックワード 私は低学歴の人が好きだ トランプ氏はとてもチャーミング 裏の世界の話は、裏から出さない これだけの人たちでも、日本が国債で崩壊する可能性があると言っている 本当だろうか? 不要な省庁を作り、海外にお金をばら撒き、国内でもあえて手間暇がかかる方法で選挙前にお金をばら撒く ある説では日本の金融資産は一京円だとか まさか、ね
ことばは生まれた瞬間から学ぶことができる 速い速度のほうが聞きやすい こどもも声を出して読むと効果的 よくわからない未知の文章を読むことで、世界が広がる 日本語の本は縦書きが良い おかげとは、神仏のご加護により、という意味 日常の挨拶ことばを美しいと感じるのは、日本人特有の感性
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歌人である著者が、子育て中に感じたことを歌と文章で綴ったものです。 さらにその状況に合わせた写真つき。 子育てをした人にとっては、よくある話かも知れません。 しかしその時の会話や、その出来事になにを感じるかで、それは全く違うものになる。 著者の手にかかると、子育てはこんなにも輝くんだな、と。 いや、子どもは元来そういうものなのだよな、と思い出させてもらえます。
法律は古くなるのか、人が考えることだから盲点があるのか、不思議なことがたくさんあるようです。 法は整備を常にしていかなければいけないのでしょうけど、本音と建前みたいな使い方もあるのかと、本書を読んでいて思いました。 法治国家にすむ我々は、これが全てにおいて第一に来るのですよね。 ふしぎなままで本当に良いのですかね?
今週のお題「美容室でする話」 以前住んでいた地域にあった美容院には、ベテランの男性美容師さんがいました。 カットがとても上手かったので通っていたのだけど、喋りも負けず劣らず達者でした。 あたかも漫談か客いじりの芸を見ているかのよう。 時々それで手が止まるのでこちらが心配になるほどだけど、いつも時間通りに終わるので、流石プロだ、と妙なところで感心したものでした。 それぞれの仕事の話、大きい病院の話、パチンコ屋さんの話、お祭りの話。 ありとあらゆることが話題になりました。 ちなみに、今住んでいるところの美容師さんは、無口です。
屈葬、貝塚、古墳 これらが、わたしの中にある、古い日本のお墓のイメージでした。 今は、色々なお墓があるようです。 一般的なのは墓地に火葬して埋葬ですが、散骨を海や山にしたり。 海外では鳥葬や川に流したりなど、それも様々な方法があるようです。 それにしても、お墓にも色々あるのですね。 これまでに数えきれない数の人が亡くなってきたから、それもそうなのかも知れませんが。
俳句を作るには季語がいる 自然を意識するようになる 風雅の域:対象と自分が一体となる 頭より体でよむ 著者に成り切る 黄泉の国と現世は同じ平面上にある 前古代の日本人には、死者、という概念もなかった お盆:死者を呼び、共に過ごす儀式 現代でも、死す、とはあまり思っていないかも 昔は倫理も因果もなかった 自分の可能性を信じよう 仁 = 超人 芭蕉は生まれ変わりの旅をした 死者に認可を得るために 能というフィクションになぞらえた 滝ごもり → 死の擬似体験 歌枕:聖地、最初から現代までどんどん歌の記憶が集積していっている 同じ体験でも、その人の中に何があるか?それに気づくか?により意味が変わる 西…
ビロード革命:市民たちのささやかな営みが、次第に大きくなり結実したもの 文化が失われると、民族が失われる 現在の利権のために民族の精神を損なうことは、歴史的な重い罪だ 社会主義体制下では、ブルジョワ出身という理由で阻害される人々がいた 主語を意図的に大きくして話す言葉は、騙そうとする悪意がある 権力は自らの嘘に囚われ、全てを偽造しなければならなくなる 全体主義は、関係する誰もが、それを多かれ少なかれ承認してしまう世界 自ら考えて振る舞えば見せかけの世界を壊せる 協力者は、見えずともどこにでもいる 何かが生まれ、声を上げ、理解者を見出す 真実と自由は勝つ 具体的な目標のための組織が良い 良い仕事…
詩って、不思議ですね。 自分が作るような拙い物だと、とても恥ずかしいです。 しかし、これらに掲載されているような有名な物だと、違和感がなくこちらに入って来ます。 飾り気がなく、変な技巧も無いからなのだろうか、と思ったりして。 でも、読みやすかったりするんですよね。 本当に不思議です。 こんな詩が書けたら、きっと良いのでしょうけど。
かなり辛いであろう状態で生きている人を「きっと死にたいだろう」 「死なせてあげても構わない」 という判断基準があるとする。 それは同じような状態で「生きたい」と思う人に圧力にならないだろうか? 自殺幇助 幇助自殺 安楽死 尊厳死 延命治療の中止 これらの定義や違いは曖昧だと、著者は言う それはそうだろう 世の中の全ての言葉は、全ての人により定義は多かれ少なかれ異なる 主観が必ず入るからだ それでも、特にこのような重大な問題を考える場合、言葉の定義をまずは擦り合わせる必要がある それが出来て初めて、お互いの考えを理解し合えるのだろう なかなか前途多難な問題だと感じた まずは当事者同士が納得するし…
ニッバーナ:涅槃、究極の平安 静かに落ち着く、炎が消失する、心の解放 貪りを捨てる 一切の妄想を捨て去る 月の満ち欠けは見えるが、月自体は満ち欠けしていない 人生は短い、時は矢のように過ぎ去る 怠けるな 習慣づくまでやる 自らが経になり、教えとなる 精進は激しくてもゆるくてもいけない 全て正しく行う道は、故人も歩んだみち けものみち 正しい思い:妄執しない、怒らない、全てに害を与えない 正しい努力:悪行しない、善行すぐやる、続ける 正しい念:十分に意識して行動 正しい瞑想:心を平静に保つ 道理を知り、正しい習慣を身につけ、正しい生活をする 善や悪の心は、行いにより作られる 悟りを得た後も続ける…
今週のお題「制服」 選択することは、人間にとってストレスになるそうです。 決まったものを着れば良いのは楽なので、確かにそうだとよくわかる気がします。 思えば学生時代は制服だったので、毎日着るものに迷う必要もなく、とても楽だったはずなのですが。 それでも中のシャツは何を着て行くか、靴下や靴は何を履くか、選択しなければならないことはありました。 制服を作る時も、着丈や足の太さや裾の長さなど、考えることは色々でした。 恐らくモテたいとか、よく見られたい、という気持ちがあったのでしょう。 大人になった今は、その欲求は減りました。 (無いわけではないのが、まだまだなところですが) 他者に不快感を与えない…
現在の日本は異常な種類と量と高さの税金があります。 少しずつ一つずつ、積み重ねられた結果です。 さらにそれは今も増え続けています。 これらを作った官僚や政治家でも無ければ、またそれらに協力する惨めな番犬のような人間でも無ければ、税金から逃れる術はありません。 しかも本当に残念なことに、それら税金は一般人のためには使われていません。 ここまでに出て来た、一部の人間たちのために使われています。 だから、不当に払うのは嫌なのです。 そんな我々に、本書は手助けをしてくれます。 知られていない色々な補助があるようです。 というより、払いたく無いから知らせたく無いけど、文句が出ないように仕方なく設定さてい…
しかし、色んな職業がありますね。 今では、ユーチューバーやらブロガーやら、自称で良ければ何とかニストとか何とかラーとか、いくらでもあるのですよね。 本書で紹介しているのは、ある程度の文章量でどんな事をしているか書ける職業です。 他の人も、なろうと思えばなれる。 職業として成り立つ余地がある。 憧れる人は一定数いる。 そんな物が紹介されているように感じられました。
笑点メンバーでもある、有名な落語家が著者です。 落語は、ある程度決まった物語の筋を話す芸です。 その話に入る前に、挨拶と導入があります。 その導入部分を「まくら」といいます。 本書は、そんな「まくら」ないし、「まくら」のような話をたくさん集めた物です。 飄々とした著者の話には、独特の雰囲気があります。 文字起こしをしてこれくらい面白い。 実際に高座で聞くと、さらに面白いんですよね。 なんとも凄い話です。 いや、噺です。
海外から見たニッポン。 著者は外国人です。 だからこそ、このような外からの目線で日本を見れる、ということです。 ある国や民族を理解するには、その歴史と宗教を知って理解しなければなりません。 日本人がもつのは、神仏が融合して、あらゆる宗教や神をリスペクトしているという宗教観です。 まず、これは外国人は知らないようです。 知ったとしても、本当に理解出来るのかは疑問です。 さらには連綿と続く天皇の家系と、将軍など数多の権力者の関係も、やはり理解しにくいでしょう。 どちらも関係しあっていて不可分で、同時に理解する必要があることも、より問題を難しくさせているはずです。 我々からすると、あちらの方がよほど…
読む前は、生活の知恵のような本だと思っていました。 小説だったのですね。 テーマはお金です。 章ごとに異なる主人公が、それぞれお金をどのように貯めるか、扱うかを考えていきます。 三千円は、少額かも知れないし、大金かも知れないし、どちらとも言える金額です。 それをどうするかで、確かにお金が貯まるかそうでないかは、相当に変わってくるでしょう。 今の世の中は、本当にみんな貧しくなっています。 だからこそ、こんな小説がみにつまされるのでしょう。 そうでは無い時代が来ることを、願ってやみません。
こうすれば良かったんだな、と本書を読んで思いました。 これはおとなが『声に出して読むための本』です。 気持ちが良いし、内容が頭に入りやすいし、だからこそ覚えやすい。 音読って、良いことだらけなんですね。 多分受験勉強にも、一定の効果があるはずです。 もっと早くに知っておけば、現在は違う状況だったとまで思える本です。
今週のお題「最近捨てたもの」 物を捨てない方です。 自分が幼稚園生の時に使っていた弁当を包むナプキンが、未だに現役です。 よく言えば物を大切にする、悪く言えば捨てられないで部屋がゴチャゴチャしていく人です。 まず、新しい物をほとんど買いません。 それでも消耗品は、買わざるを得ないのですけども。 最近は物が溜まりすぎないように、新しい物を買ったら古い物を捨てる、ということを心掛けるようにしました。 靴下を買ったら靴下を処分して、シャツを買ったらシャツを処分する、というようなことです。 つい最近はパーカーを処分することにしました。 改めて見ると、生地が擦り切れていたり色褪せている部分があったりで、…
歴史上、英雄や天才と言われる人々は、たくさんいます。 教科書に出てくるのは、それらの人々の主な業績です。 だから、一般的に知られているのは、以下のようなところでしょうか。 聖徳太子=十七ヶ条憲法、冠位十二階 伊能忠敬=日本地図 しかし、偉人たちのして来たことは、それだけではありません。 たくさんの大小の業績があります。 また、そこまで知られていないことやプライベートでは、少々情けないことも。 本書は、そんな日本史の残念な部分を、紹介しています。 テストには出ないけど、偉人が身近に感じること請け合いです。 もしかしたらこれで勇気をもらえる、かも知れませんね。
今でこそ多くの人を殺害して連日ニュースになるような事は、それほど多くありません。 そういう事件がなくなったのか、報道しなくなったのかは、よくわかりませんが。 本書では、その時代を知っている人なら名前を聞けば思い出すような、凶悪な犯罪を紹介していっています。 紙面の都合上、各犯罪についてはそこまで踏み込めてはいなくて、人物もくっきりと浮かび上がる所まではいきません。 しかしそれでも、こんなことがあったりこんな人がいた、ということはとてもよく分かります。 こういうことを知ると、本当に人が恐ろしくなるのですよね。 もしかしたら、そんなに珍しいことではないのかも知れない、という怖さも。
普通では成し遂げられないような行を成就させた、大阿闍梨による著書です。 タイトルは、一日を一生だと思って大切に生きると良い、という本書の中の言葉からです。 本当にすごいことをした人ですが、自分は元々大したことがない、と言います。 多くの金言を書いていますが、飾らず普通のことのようにも読めます。 常識的なこと、わかりやすく正しいことや良いことをしていくのが、それを継続するのが大切なのだと身をもって示してくれています。
お前は何がしたいんだ? そう言いたくなるような様々な犯罪やニュースに対して、著者がひとこと言ってくれている本です。 元々はネットで発信していたものを、たくさん集めてあります。 本当に人はアホで、いじらしい存在なのでしょうね。
お金には本当に困らせられますよね。 今の世の中を恨みたくなる、最たるモノです。 それでもそこで生きていかなければなりません。 本書はそんな不安を減らす手助けになる、お金に困らなくなるためのヒントが、たくさん紹介されています。 お金を増やそうとし過ぎず、ゲームとして増やす感覚が良い、というのは、お金に依存してしまわないためにとても重要な考え方だと、ハッとさせられました。
日本国憲法は日本を、日本人を守るための物です。 その根本部分であったりエッセンスであったりは、みんな義務教育で学びます。 しかし、その成立の過程や歴史は? 諸外国の憲法は? 詳細な内容は? 一般の我々がそこまで詳しく知らなくても、日々の生活に支障は出ないかもしれません。 しかし何かあったら、今の憲法で大丈夫なのでしょうか。 昨今は日本国憲法について、活発に議論がなされています。 それは、何かありそうだからに他なりません。 我々は知らなければならないし、変えなければならないということが、本書を読むとよくわかります。
夏目漱石 石川啄木 宮沢賢治 まだまだ素晴らしい著者と名著がたくさん、本書には収録されています。 その中の一部を取り出して音読する、と言うのが本書の趣旨です。 それぞれが長過ぎないので、音読には丁度良いです。 やってみると、気持ちがすっきりするものですね。
まあ、無理ゲーですわ。 今の社会で何かになろうとしたら。 何かをひっくり返そうとしたら。 権力者であったり、欲に捉えられた我々ほぼ全ての庶民までも、そんな社会になるのに加担してしまっています。 いや、させられているというのが正しいのか。 きっとこれを変えられるのは、勇気を持ってゲームから降りた人か。 それでもまた、別のルールになるだけで、ゲームは続くのだろうか。
坂道。 風情がありますね。 万人受けするお話では、無いのかも知れませんけど。 本書は実に60もの坂道を解説、紹介しています。 余程著者は坂道好きなのでしょうね。 こちらはそこまでのマニアでは無いのですけど、何となく触発されて坂道好きになってくるようで、何だか面白いです。
南極では、物凄く静かなため自分の心臓の音まで聞こえる、と言います。 実際に南極に行くのは、一般人には少し難しいです。 そこを著者は、普通のお友達のような語り口で、南極で働いて来た事について話してくれます。 作業をすると暑かったり、雪というか氷がなくて土が剥き出しのところがあったりなど、やはり南極に行った人でなければ知り得ない情報は、とても貴重です。 地球は楽しいですね!
『日々是好日』の著者による、茶道にまつわる茶器や掛け軸などのその物と、解説をしている本です。 それぞれ全て、著者の手によるイラストが載っています。 茶道の心得はなく、お茶の会に一度も出た事がない身ですが、その素晴らしさがよくわかります。 この著者にしか書けない本だということが、とてもよく伝わって来ます。 茶道は禅にも繋がるのですよね。
この本を読む前に、北海道の悪徳警官として捕まった人の半生を描いた本を読みました。 そちらは実話で、こちらは小説です。 そして本書で偶然にも、その警官のエピソードが出てきました。 主人公は警官です。 人それぞれの人生には、それぞれに様々なことがあります。 悪徳警官と呼ばれる人にも、それは例外ではないのでしょう。
今週のお題「私の〇〇ランキング」 3、感情 トータル悪い感情の方が多いから。 悪い感情が無ければそれで良いのかも知れないけど、そうはいかないでしょうね。 2、物とかルールとか あり過ぎ。 多分服もいらないはず、アクセサリーとか日焼け止めとか。 狂人だと思われるから、服は着るし横断歩道を渡るし大声で歌わずに電車に乗るけど。 3、お金 これさえ無ければね。 ほとんどの犯罪や殺人は、無くなるはず。
お遍路とは、四国に八十八箇所あるお寺を回る、修行行脚です。 本書の著者は、なんとその内の一つの住職です。 そしてその住職がお遍路をする、という内容。 ある程度の決まりはあるけど、わりとお遍路にも自由はあるようです。 達成感はありますよね、きっと。
魔法使いになりたい! では、勉強しなければ。 そんな時のためにあるのが、本書です。 古今東西の様々な魔法使いや、魔法をたくさん書いている、まさに教科書が本書です。 これを使って授業をすると、きっと楽しいでしょうね!
古典は素晴らしい、と言います。 では現代の文学は? もちろん素晴らしいものが、たくさんあります。 本書ではそんな短編を、簡単なあらすじとともに、紹介しています。 この中のいくつかは、きっといずれ古典になるんだろうな、と。 そんな気がします。
インテリジェンスとは、政治の世界での暗闘のようなものです。 日本の政治家も、与党や野党、党内や派閥内でも行われているものでしょう。 我々日本人としては、外国相手のインテリジェンスで、本当に頑張って欲しいと願うばかりですけど。 さて、それは幕末にもすでに存在していたようです。 江戸にはたくさんの留守居役の人たちもいましたし。 さらに言うと、権力ができた辺りから、インテリジェンスは存在するのかも知れませんね。 いずれにしても、難儀な話です。
精神科のドクターによる、カウンセリングの様子を小説風にした短編集です。 いずれもクライアントとしてドクターの元を訪れ、カウンセリングにより、紆余曲折ありつつも解決して日常に戻って行きます。 対話で元気にさせるドクターは、おそらく医師としての技量に優れたものはあるのでしょう。 それにしても、対話で変わるのはクライアントの状況はもとより身体でもなく、ただただ心境が変わるだけのはずです。 悩みなどはほとんど自分の中にある、というのは本当なのかも知れませんね。
昭和天皇は、戦前・戦中・戦後をまさに時代とともに生き抜いた方です。 そして恐らく、皇室で幼い頃から天皇や日本の歴史を体の芯まで叩き込まれ、そしてまさに実践してきた方です。 天皇は、初代から数えてかなりの数と長さに渡り、続いてきています。 本書は天皇論というか、昭和天皇論というのが正しいように思いますが、かなり踏み込んだ内容です。 天皇は、出来るだけ自身の感情や意見を押し殺しているように見えました。 それが本書では、本人や近くの人たちのエピソードや話などから、かなりその人となりが鮮明になっています。 そしてきっとこれからも、様々な天皇が続いて行きます。
忍者って、いいですよね! 私自身いい年の中年ですが、男子にとってたまらないものの一つでしょう。 さて、本書では実在であったり、そうではなくても超有名どころのスーパーな忍者を、たくさんたくさん紹介してくれています。 うん、たまりません!
可愛い! と言っても、サンリオとかディズニーとかそういう類ではありません。 歴とした、美術です。 本書は、かわいい美術に会える美術館、をメインテーマにしているのです。 そうなんですね。 美術は芸術的な感覚や歴史や美的な楽しみもありますが、可愛さを楽しんでも良いのですね。 そして可愛さにも、色々な種類があるようで。
若くしてコーヒー屋さんを始めた著者。 発達障害もあり、学校へは行かずに、このような道を選びました。 ご両親も周囲も、暖かで穏やかな印象を受けます。 それは心配や葛藤も、間違いなくあったのでしょうけど。 こだわりが強い所が、発達障害を持つ人にはある、と言われます。 それももしかしたら、こういうお仕事にはアドバンテージになるのかも知れません。 勇気とやる気を貰える著書です。
古墳は世界最大のお墓だそうです。 まさかの、ピラミッド超え。 しかも数がめちゃくちゃ多いとか。 つまり日本人は、先祖をとっても大切にしてきた民族と言えるようです。 ご先祖様に申し訳ない、という感覚。 先祖代々、という感覚。 生きている人にもそうですが、死者をリスペクトして大切にする、というのはとても良い習慣だと感じました。