ブログみるアプリ
日本中の好きなブログをすばやく見られます
無料ダウンロード
ブログ村とはIDが異なります
メインカテゴリーを選択しなおす
フォロー
『人間の業』百田尚樹
お前は何がしたいんだ? そう言いたくなるような様々な犯罪やニュースに対して、著者がひとこと言ってくれている本です。 元々はネットで発信していたものを、たくさん集めてあります。 本当に人はアホで、いじらしい存在なのでしょうね。
2024/06/21 06:37
『金のなる人』成毛眞
お金には本当に困らせられますよね。 今の世の中を恨みたくなる、最たるモノです。 それでもそこで生きていかなければなりません。 本書はそんな不安を減らす手助けになる、お金に困らなくなるためのヒントが、たくさん紹介されています。 お金を増やそうとし過ぎず、ゲームとして増やす感覚が良い、というのは、お金に依存してしまわないためにとても重要な考え方だと、ハッとさせられました。
2024/06/20 07:34
『百田尚樹の日本国憲法』百田尚樹
日本国憲法は日本を、日本人を守るための物です。 その根本部分であったりエッセンスであったりは、みんな義務教育で学びます。 しかし、その成立の過程や歴史は? 諸外国の憲法は? 詳細な内容は? 一般の我々がそこまで詳しく知らなくても、日々の生活に支障は出ないかもしれません。 しかし何かあったら、今の憲法で大丈夫なのでしょうか。 昨今は日本国憲法について、活発に議論がなされています。 それは、何かありそうだからに他なりません。 我々は知らなければならないし、変えなければならないということが、本書を読むとよくわかります。
2024/06/19 06:29
『齋藤孝の音読de名著』齋藤孝
夏目漱石 石川啄木 宮沢賢治 まだまだ素晴らしい著者と名著がたくさん、本書には収録されています。 その中の一部を取り出して音読する、と言うのが本書の趣旨です。 それぞれが長過ぎないので、音読には丁度良いです。 やってみると、気持ちがすっきりするものですね。
2024/06/18 06:23
『無理ゲー社会』橘令
まあ、無理ゲーですわ。 今の社会で何かになろうとしたら。 何かをひっくり返そうとしたら。 権力者であったり、欲に捉えられた我々ほぼ全ての庶民までも、そんな社会になるのに加担してしまっています。 いや、させられているというのが正しいのか。 きっとこれを変えられるのは、勇気を持ってゲームから降りた人か。 それでもまた、別のルールになるだけで、ゲームは続くのだろうか。
2024/06/17 06:45
『坂道散歩』
坂道。 風情がありますね。 万人受けするお話では、無いのかも知れませんけど。 本書は実に60もの坂道を解説、紹介しています。 余程著者は坂道好きなのでしょうね。 こちらはそこまでのマニアでは無いのですけど、何となく触発されて坂道好きになってくるようで、何だか面白いです。
2024/06/16 06:46
『南極で心臓の音は聞こえるか』
南極では、物凄く静かなため自分の心臓の音まで聞こえる、と言います。 実際に南極に行くのは、一般人には少し難しいです。 そこを著者は、普通のお友達のような語り口で、南極で働いて来た事について話してくれます。 作業をすると暑かったり、雪というか氷がなくて土が剥き出しのところがあったりなど、やはり南極に行った人でなければ知り得ない情報は、とても貴重です。 地球は楽しいですね!
2024/06/15 06:40
『好日絵巻』森下典子
『日々是好日』の著者による、茶道にまつわる茶器や掛け軸などのその物と、解説をしている本です。 それぞれ全て、著者の手によるイラストが載っています。 茶道の心得はなく、お茶の会に一度も出た事がない身ですが、その素晴らしさがよくわかります。 この著者にしか書けない本だということが、とてもよく伝わって来ます。 茶道は禅にも繋がるのですよね。
2024/06/14 07:30
『帰らずの海』馳星周
この本を読む前に、北海道の悪徳警官として捕まった人の半生を描いた本を読みました。 そちらは実話で、こちらは小説です。 そして本書で偶然にも、その警官のエピソードが出てきました。 主人公は警官です。 人それぞれの人生には、それぞれに様々なことがあります。 悪徳警官と呼ばれる人にも、それは例外ではないのでしょう。
2024/06/13 06:54
いらない
今週のお題「私の〇〇ランキング」 3、感情 トータル悪い感情の方が多いから。 悪い感情が無ければそれで良いのかも知れないけど、そうはいかないでしょうね。 2、物とかルールとか あり過ぎ。 多分服もいらないはず、アクセサリーとか日焼け止めとか。 狂人だと思われるから、服は着るし横断歩道を渡るし大声で歌わずに電車に乗るけど。 3、お金 これさえ無ければね。 ほとんどの犯罪や殺人は、無くなるはず。
2024/06/12 06:56
『マイ遍路』
お遍路とは、四国に八十八箇所あるお寺を回る、修行行脚です。 本書の著者は、なんとその内の一つの住職です。 そしてその住職がお遍路をする、という内容。 ある程度の決まりはあるけど、わりとお遍路にも自由はあるようです。 達成感はありますよね、きっと。
2024/06/11 07:40
『魔法使いの教科書』
魔法使いになりたい! では、勉強しなければ。 そんな時のためにあるのが、本書です。 古今東西の様々な魔法使いや、魔法をたくさん書いている、まさに教科書が本書です。 これを使って授業をすると、きっと楽しいでしょうね!
2024/06/10 07:36
『一度は読んでおきたい現代の名短編』
古典は素晴らしい、と言います。 では現代の文学は? もちろん素晴らしいものが、たくさんあります。 本書ではそんな短編を、簡単なあらすじとともに、紹介しています。 この中のいくつかは、きっといずれ古典になるんだろうな、と。 そんな気がします。
2024/06/09 06:34
『幕末インテリジェンス』
インテリジェンスとは、政治の世界での暗闘のようなものです。 日本の政治家も、与党や野党、党内や派閥内でも行われているものでしょう。 我々日本人としては、外国相手のインテリジェンスで、本当に頑張って欲しいと願うばかりですけど。 さて、それは幕末にもすでに存在していたようです。 江戸にはたくさんの留守居役の人たちもいましたし。 さらに言うと、権力ができた辺りから、インテリジェンスは存在するのかも知れませんね。 いずれにしても、難儀な話です。
2024/06/08 07:31
『切ない…。』香山リカ
精神科のドクターによる、カウンセリングの様子を小説風にした短編集です。 いずれもクライアントとしてドクターの元を訪れ、カウンセリングにより、紆余曲折ありつつも解決して日常に戻って行きます。 対話で元気にさせるドクターは、おそらく医師としての技量に優れたものはあるのでしょう。 それにしても、対話で変わるのはクライアントの状況はもとより身体でもなく、ただただ心境が変わるだけのはずです。 悩みなどはほとんど自分の中にある、というのは本当なのかも知れませんね。
2024/06/07 06:34
『昭和天皇ご自身による天皇論』半藤利一
昭和天皇は、戦前・戦中・戦後をまさに時代とともに生き抜いた方です。 そして恐らく、皇室で幼い頃から天皇や日本の歴史を体の芯まで叩き込まれ、そしてまさに実践してきた方です。 天皇は、初代から数えてかなりの数と長さに渡り、続いてきています。 本書は天皇論というか、昭和天皇論というのが正しいように思いますが、かなり踏み込んだ内容です。 天皇は、出来るだけ自身の感情や意見を押し殺しているように見えました。 それが本書では、本人や近くの人たちのエピソードや話などから、かなりその人となりが鮮明になっています。 そしてきっとこれからも、様々な天皇が続いて行きます。
2024/06/06 06:46
『スーパー忍者列伝』
忍者って、いいですよね! 私自身いい年の中年ですが、男子にとってたまらないものの一つでしょう。 さて、本書では実在であったり、そうではなくても超有名どころのスーパーな忍者を、たくさんたくさん紹介してくれています。 うん、たまりません!
2024/06/05 06:37
『かわいい美術に会いに行こう』
可愛い! と言っても、サンリオとかディズニーとかそういう類ではありません。 歴とした、美術です。 本書は、かわいい美術に会える美術館、をメインテーマにしているのです。 そうなんですね。 美術は芸術的な感覚や歴史や美的な楽しみもありますが、可愛さを楽しんでも良いのですね。 そして可愛さにも、色々な種類があるようで。
2024/06/04 07:01
『15歳のコーヒー屋さん』岩野響
若くしてコーヒー屋さんを始めた著者。 発達障害もあり、学校へは行かずに、このような道を選びました。 ご両親も周囲も、暖かで穏やかな印象を受けます。 それは心配や葛藤も、間違いなくあったのでしょうけど。 こだわりが強い所が、発達障害を持つ人にはある、と言われます。 それももしかしたら、こういうお仕事にはアドバンテージになるのかも知れません。 勇気とやる気を貰える著書です。
2024/06/03 06:45
『日本人は先祖をどう祀ってきたか』
古墳は世界最大のお墓だそうです。 まさかの、ピラミッド超え。 しかも数がめちゃくちゃ多いとか。 つまり日本人は、先祖をとっても大切にしてきた民族と言えるようです。 ご先祖様に申し訳ない、という感覚。 先祖代々、という感覚。 生きている人にもそうですが、死者をリスペクトして大切にする、というのはとても良い習慣だと感じました。
2024/06/02 06:50
傘
今週のお題「防水グッズ」 傘。 良いものを買うと、どこかに置き忘れることが無くなると聞いた。 なかなか値がはるものを購入して、しばらく気に入って使っていた。 そのうち取手のところが傷んできてしまった。 木でできていたので、濡れて変色してひび割れて来てしまったのだ。 いつものプラスチックであったり、ビニールの取手であれば、そんな事は無かっただろう。 安いけど。 ここで気がついた。 元々わたしは、そんなに傘を無くすことがない。
2024/06/01 06:56
『『君たちはどう生きるか』集中講義』
数年前に、再ブームが来た『君たちはどう生きるか』 池上彰氏も、解説していました。 本書も解説しているのですが、これは実に新しい視点です。 読んでいて、何度もニヤリとしました。 池上彰氏の誤読も指摘しています。 実際にどうなのかは、確かめるのも野暮というものでしょうね。 間違いなく良書です。
2024/05/31 06:38
『中国怪異譚』
中国はお隣で、ある程度は日本と似たところがあります。 しかし、こと恐ろしいものに関しては、一枚も二枚も上手なようです。 幽霊の話は、それ自体恐ろしいのですが、その生前の話の伏線もとても大事です。 恐ろしい。 おぞましい。 苦しい。 痛い。 畏れ多い。 あらゆる負の事態が、想像を超えてきます。
2024/05/30 06:29
『日本保守党』百田尚樹 有本香
日本人が日本を守らないで、誰が守るのてしょうか? 今の政治家に、さらには日本人に、日本を守ろうという人がどれだけいるのか。 昔、日本列島は日本人だけの物では無い、と言った政治家がいました。 本書からは、日本は今の日本人だけの物では無い、というメッセージを感じました。 昔の日本人の物でもあり、未来の日本人の物でもある、ということです。 やはり現在の日本は、今の日本人が守らなければならない。 それをしないのは、考えないのは、怠慢であり恥ずかしい。 それはきっと、世界各国の人たちも、同じなはずです。 民族、宗教、家族と、それぞれで違いはあるのでしょうけど。
2024/05/29 07:23
『物語としての旧約聖書』月本昭男
民間に流布していた神話観念が換骨奪胎されている 天地創造:混沌から秩序を作り出している 人間は、大地につかえる存在 人間社会の基本は夫妻、親子でも兄弟姉妹でもない 神は後悔しないはずだが、人間の悪ゆえに人間を作ったことを後悔し、洪水を起こす ノアの三人の息子セム、ハム、ヤフェト 言語分類に便宜上使用 これをハム語(アフリカ系)を奴隷とする事に悪用した 複眼的に事態を見つめる特色がある 一見矛盾するような 土地はヤハウェに属する 基本は因果応報、それとは異なる視座もある 神が最も求めるのは正義と公正 戦うな 我が神、我が神 なにゆえ、私を見捨てられたのですか。 我が号泣の言葉は救いから遠く隔たり…
2024/05/28 07:12
『悪魔が殺せとささやいた』
実際にあった殺人事件を、ドキュメントで紹介している著書です。 計画的と言えるのか、衝動的と言えるのか、もしくはその両方か。 いずれにしても、一般的な第三者から見ると、殺す必要までは無かったのではないか。 そう感じさせる事件がほとんどです。 殺人犯たちの、実際の人となりはやはり完全にはわかりません。 そういう人なのか、はたまた誰にでもなり得るものなのか。 悪魔は内にいるのか、外にいるのか。
2024/05/27 06:20
『認知症のわたしから、あなたへ』わたなべみき
認知症と言っても、様々な程度や進行のスピードや症状があるようです。 だから絶望する必要はない、と言えたら、とても良いのですけど。 高齢化社会となり、自分も周囲の人も、いずれ認知症となる可能性は極めて高いと予想は可能です。 現実にどうなるかは、まさにそれぞれなのでわかりません。 それでも、心構えや備えておく事が出来れば、だいぶ違うかも知れません。 本書のように、認知症のまさに本人から話を聞けるのは、とても稀です。 それでも、このような話が出来る程度の症状で済んでいるから、話が聞けるのでしょうけど。 ともあれ、わからないことは、恐怖に繋がります。 だからこのような本は、とても貴重です。 気が重くな…
2024/05/26 07:12
『使える儒教』安田登
ニートが論語を読んで元気なった例がある 心のプログラミングを書き換えられたから 儒教 先祖崇拝と孝 体を傷つけないのは、孝の始め 論語読みの論語知らず 実行してこそ意味がある 兼愛 全ての人を愛そう 全ての人が幸せになる 人は自らプログラミングを変えられる 考え方や行動を変えられる 自分は変われる 元々は周囲に押し付けられたものが、自分 どんな読み方も正解 天命 天からの命令 相手が怒っていても、受け取らない 元々の物事には、良いも悪いもない まずは善悪ではなく、見てみる 一度ストップして、自分の態度をみてみる 100%その行為をする 門を開き、全てを聞き、問う 楽しいかどうかを確認 ダメでも…
2024/05/25 06:55
『100分de名著 真のリベラルを取り戻せ 大衆の反逆』オルテガ 中島岳志
少し離れて全体を見る 学校では、 人の話を聞く 先生の命令に従う の二つを身につけさせられる 人は間違う 誰かが正しさを所有し続けることは出来ない 違う意見こそ大切 思想は真理への王手 自分たちの時代が最良というのは、自惚れ 過去をしっかりみつつ、ボートのように進め 未来の私は、ご先祖になる 亡くなったひとが見たら、どう思うか 保守 過去の経験に学びつつ、改革して行く 大衆の庶民の中にも、英知は生きている リベラルな多数派が決めるという暴力 人は業縁により、何をするかわからない 商店街は、売るより修理が中心 エコ、今こそ必要
2024/05/24 06:16
『世界を変えた10人の女性』池上彰
死んだら、その人は良くみえる アウンサンスーチーは、ガンジーの非暴力を体現している 金正恩は北朝鮮を中国のようにしたがっている 独裁➕自由経済 儲かる! マザーテレサは、死を待つ人の家、を開いた 路上の人を迎え入れた インドでは死は不浄 カースト底辺の人が担う ゆりかごから墓場まで 英国式の手厚い社会保障 英国はひどい階級社会 病気は、よくなろうとする途中経過 極貧生活だと、食べ物のことしか考えられない 神様のことなど考えていられない 難民の定義を変えても助けの手を差し伸べる 難民を助けるためなら、軍隊とも協力した 敵味方の区別なく助ける 難民を助けたら、新たな紛争の予防になる レポート書くと…
2024/05/23 06:06
再会?
今週のお題「懐かしいもの」 ある博物館で、縄文式土器を見た。 とても懐かしい感じがした。 まさか、ね。
2024/05/22 07:00
『百年前を世界一周』
歴史は時間的な縦軸。 地理は距離的な横軸。 それぞれ別で考えたり学んだりしますが、同時に見る事はあまり無いような気がします。 それが出来ると、物事が本当にしっかり理解しやすいはずです。 さて、本書はそれとも少しだけ違います。 ぴったり100年前の世界各地がどうなっていたか? 生きていた人たちも含めて考えると、とっても楽しいですね。
2024/05/21 17:02
『クレープを二度食えば』とりみき
時間にまつわる短編の漫画集です。 気をつけて読まなければ、すぐには理解出来ない話もあります。 人が入れ替わる話もあります。 古典的と言えばそうなのですが、面白いテーマなのは確かです。
2024/05/20 06:08
『中国が永遠に日本を許さない66の理由』孔健
日本に住んでいる中国人による、嫌日論です。 確かによくわかります。 中国と日本は、隣だけど、見た目も似ているけど、全く違う国なのだということが。 こりゃあ、分かり合えないはずだ。 そう思いました。 ある程度の距離を持ち、節度を持ち、期待せず、でも諦めずに付き合って行くのが良いのでしょうね。
2024/05/19 07:23
クリーニング
今週のお題「懐かしいもの」 先シーズン依頼の久しぶり出した服を着たら、そのポケットにお札が入っていました。 旧五千円札。 懐かしい!とともに、得した気分でした。 もともと自分のお金なのですけどね。
2024/05/18 06:34
『副業図鑑』
本当にありとあらゆる仕事があるのですね。 あまりにニッチだからなのか、時間や収入が限られるからなのか、どれも副業です。 読んでいると、本業になる見込みがありそうな仕事も、実にたくさんあるのですよね。 自由だからなのか、何なのか。 仕事が以前とは変わって来ているのは、確かなようです。
2024/05/17 07:25
『ヤバイ選挙』
一票の格差。 個性派の候補者。 変な政見放送。 本書を読むと、選挙で起きたヤバイことを、たくさん知れます。 いや、選挙自体がヤバイことなのかも? そんな風に思えてくる、ちょっと恐ろしい本です。 でも、これは実話なのですよね。
2024/05/16 06:21
バカ耳
今週のお題「ラジオ」 ラジオのパーソナリティー(喋っている人の声)が、大体誰も同じに聞こえます。 車の運転中に、漫然と流しているからなのかも知れませんが。 しばらく聞いていて名前が出た時にやっと、 「え!?鈴木雅之さんだったの!?」 とか、 「お笑い芸人のはなわさん!?」 とか、 それぞれの声は全然違うはずだし、なんだったら、むしろ個性的な声の持ち主なはずだったりするのですけど。 それなりに楽しく拝聴させてもらってはいるのですけど、喋るみなさんからすると、きっと良いリスナーでは無いのでしょうね。
2024/05/15 06:40
『お互い40代婚』たかぎなおこ
『おひとりさま』シリーズの著者である、たかぎなおこ氏。 ついにご結婚されたのですね! 40代同士で、交際から結婚までを描いた漫画が、本書です。 いち読者なので本当に陰ながらですが、おめでとうと言いたいです。 なんだか可愛らしいご夫婦で、好感が持てます。
2024/05/14 06:57
『ぼやいて、聞いて。』塙宣之
あぁ、そうか。 この本のタイトルを見て、そう思いました。 著者であるナイツの塙宣之氏は、いつもぼやいているんだな、と。 表紙の絵も秀逸です。 完全に中身を伝えてあまりあるという。 本書では、様々なことを著者がぼやいています。 ぼやきだから、そこまで押し付けがましくも無く、未練がましくもないように感じます。 ものすごくスカッとする話ではないのですけど、何となくそうだよね、と言いたくなるような話がたくさんあります。 そうですよね、これくらいが丁度良い気がします。 よく分かりませんけど。
2024/05/13 07:04
『どうしても頑張れない人たち』
「ヤバイ人」 世間では、単純にそう評価されてしまう人たちがいます。 新入社員、クラスメート、街中で、お客さんとして。 普通ならわかるでしょう? ということが通用しない人。 ヤバイ人。 そんな人たちの中には、元々脳が一般の人のようには出来ていない、というケースがあります。 頑張ること自体が、そもそも不可能なのです。 一般的な人と同じように物事を理解するのが、不可能だったりもします。 こんな人たちも、問題なく暮らせる社会が、多様性を受け入れらる社会、と言えるのでしょうね。
2024/05/12 06:58
『貧困女子のリアル』
貧困は、本当に切実な問題です。 女子が貧困に晒されるのは、今の世の中が公正ではないからに、他なりません。 それ以外のところでも、数多くの、というよりはむしろほとんどが不公正な世界、と言っても過言では無いでしょう。 そんな世界で貧困に喘ぐ人たちに、一体何が出来るのか? それでも生きていかなくてはいけない。 それが現実なのですよね。
2024/05/11 06:49
『東京カフェ日和』
三多摩が中心のカフェ紹介です。 カフェの紹介なのですけど、とても周りの雰囲気が良いのです。 自然がいっぱいです。 キャンプで飲むコーヒーが美味しい、という人がいます。 それは自然の中にいるから、だとしたら、これらのカフェが美味しいのも頷けます。 遠足がてら、足を伸ばすのも悪くないですね。
2024/05/10 06:42
『なぜ世界の隅々で日本人がこんなに感謝されているのか』
現代では、実に世界中で人々は行き来出来るようになっています。 日本人も、様々な国に行くことが出来ます。 そこで立派な振る舞いをしている人がいます。 本書では、そんな素晴らしい人たちを、たくさん紹介しています。 その国を、人や文化を尊重する。 当たり前だけど、とても大事なことですね。 それから、何をするか?が決まってくるように思いました。
2024/05/09 06:18
『歎異抄にであう』阿満利麿
凡夫は自我の欲望を動員し、他者が見えず、自己の優越を主張する存在 疑いつつも、それを放っておいて念仏すればよい 浄土宗 日本初の国から独立した宗教 弾圧される、これが宗教と政治の問題の原点 阿弥陀仏は、念仏する人全ての「願いを叶えよう」と誓った 呪術は自己のために使う 全ての人々を仏にしようという考えに、心底納得する → それに参加させてもらえる 阿弥陀仏が存在するのは、私が口で唱える時だけ 輪廻からの脱却、真実の智慧に目覚めることが、仏教の目的地 仏 = 悟り 念仏には自分の「はからい」を加えてはいけない 念仏することが、仏になること、そのもの 善悪の基準は、仏になれるかどうか、にある 自分…
2024/05/08 06:40
『大学教授がマッチングアプリに挑戦してみたら、経営学から経済学、マーケティングまで学べた件について』
マーケティングを専門としている大学教授は、恋愛をしたことがない、一般的にみるコミュ障でした。 いや、自分ではそうは言っていないのですけど。 なかなか読んでいて、難しいだろうな、と感じさせます。 そんな教授の、マッチングアプリ奮闘記です。 やっぱり相手が人だと、計算や分析通りには行かないのですよね。 じゃあどうしたら上手く行くのか? そんなことは一般人には、わかる由もないのですけど。 なんだか読んでいて切なくなりました。
2024/05/07 06:33
『100分de名著 古今和歌集』渡部泰明
見立て 紅葉を錦の絹織物になぞらえるような表現方法 掛け言葉 一つの歌に同音異義の言葉を組み込んだ物 やまと歌 = 和歌 やまと歌は人の心を種として、よろづの言の葉とぞ、なれりける やまと歌は、天地を動かし、鬼神をもあはれと思はせ、男女の仲をもやはらげ、たけき武士の心をもなぐさむる 香りの記憶は官能的 和歌は何かを賛美・賞賛する それを意識して読む 菊合 歌を添えて菊花の美しさを競う催し 四季の歌に並び、恋が重要なテーマ 妻恋婚 = 通い婚 男性が通わないか、女性が断れば終わり 叶わない恋、満ち足りない心情だから、言葉が磨かれ、様々な歌が生まれた 優れた恋の歌は、一人よがりではなく、他者が共感…
2024/05/06 07:22
『100分de名著 放浪記 林芙美子』
いい小説が書きたい。でも小説は長ったらしくて面倒 面白い小説や映画は人に 「こんな事をしても良いんだ」 と、気づかせてくれる カエル化現象 好きな人に好かれたら、相手を嫌いになる現象 私は本当は男なんてどうでもいいのよ。 お金が欲しくてたまらないのよ。 トランスジェンダーが本当に困っているのは風呂やトイレより、貧困やメンタル カタツムリのようにまあるくなって話した SNSで何かを言われても、それより悪いことをしている人はたくさんいる、と思おう 白いご飯に沢庵でも食べられたら、言うことはない 甘い食べ物がある世の中に、自死なんてバカらしい 旅先ではただブラブラする 何もしなくて良い 空腹で書く食…
2024/05/05 06:52
『100分de名著シャーロック・ホームズスペシャル(
頭に余計なものを詰め込みすぎると、肝心な知識をいざというときに取り出せない 必要な知識以外は一切入れない 人間が研究すべきは人間 物語には、気になる部分が残されていて良い 読者の好奇心がそそられるから イースト・エンドはスラム街 ここで切り裂きジャック事件が起きた 同じ出来事でも、人により認識が全く異なる 人生は人の頭が考え出すどんなことより不思議 見るのと観察するのとは、全く別 19世紀、女性が品位を保てる唯一の職業が家庭教師だった 女好きよりもクールな人に好かれると、女性の魅力が際立つ ミステリーは民主主義 正義とフェアプレーが大前提 ミステリーは平和だからこそ楽しめる
2024/05/04 07:00
『侍はこわい』司馬遼太郎
人を斬る 必要に応じて、いつでも腹を切る それが、侍です。 町人や、我々現代の人から見ると、侍は理解しがたい人種かも知れません。 小説ではあるのですけど、現実もほぼ同じようなものだったはずです。 でも、だからこそ、魅力的とも言えるのでしょうね。
2024/05/03 06:09
『ユーチューバー』村上龍
同じ題材を、いくつかの視点から描いた短編集です。 実話のような、小説のような、そんな話です。 今はきっと、会おうと思えば誰かに会えて、やろうと思えば何かをしやすい時代と言えます。 ホテル暮らしも、ユーチューブ撮影も、贅沢も。 それでもやっぱり、どこか遠い世界の話に感じるのですよね。
2024/05/02 07:10
『サイゼリヤ元社長がおすすめする図々しさ』
人懐っこい、というのは、何も動物などに限った話ではありません。 普通の成人男性がそうだったら? 実は色々な人に助けられて、人生が上手く行くようです。 本書は、今やイタリアンチェーン店のトップを走ると言っても過言ではない、サイゼリヤの元社長による著書です。 図々しいくらいが丁度良い、というのが本書の趣旨です。 確かに変な遠慮はしてないのですよね。 そこが相手からすると、気持ち良いようです。 きっと相手は、 「仕方ないなぁ」 と思うのでしょうね。 満更でも無く。
2024/05/01 07:05
いくらでも
今週のお題「名作」 世界には、古今には、たくさんの名作があります。 文学、絵画、建築、競技。 食べ物、話芸、生き様。 素晴らしいものは、いくらでも。 そんなものに触れるために、時間を費やすのは、とても有意義だと思います。 それなのにまた、低俗なものを読んだり視聴したりしてしまうのですよね。 なんて勿体無い、と思うのですが。 きっと好きなのでしょうね。 自分が書いたり喋ったりするのが、一番の無駄のような気もするのが、ちょっと救いかも知れません。 人に優しくなれそうで。
2024/04/30 07:35
『キリスト教の核心をよむ』山本芳久
旧約聖書と新約聖書には双方向の関係性がある 神がイニシアティブをとり、様々な出来事を起こし、人々へ働きかける アブラハムの子イサク→イスラエルの祖先 アブラハムの子イシュマエル→アラブの祖先 ユダヤ人の直系意外にも、神の恵みや愛が及んでいる 人は道を行く、間違えながらも歩き続ける アッラーは「神」という意味 アブラハム ユダヤ教 血縁上の父祖 キリスト教 信仰の模範 イスラム教 預言者の一人、一神教の始祖 イエス・キリスト イエスは救い主である、という意味 イエス信仰告白の言葉になる 旧約聖書の律法で、死体は穢れとされていた 隣人とは誰か?ではなく自らが助けを必要としている人の隣人になろう 聖…
2024/04/29 07:04
素敵なカフェは、何も都会にだけある訳ではありません。 本書は、都内もそうですが、多摩地域の自然豊かな中にあるカフェも、たくさん紹介しています。 もしかしたら自然もカフェの一部なのかも知れない。 そう思えるくらい、とても素敵な空間になっています。 逆に都心では出来ない、というような。 行って見たいところがたくさんあります。
2024/04/28 07:19
『しかもフタが無い』ヨシタケシンスケ
イラストとストーリーや言葉で、今はかなり有名なヨシタケシンスケ氏。 本書は、その最初の作品です。 なんだかホッとして、面白くて、それでいて納得するという、心の様々な部分に訴えるものがあるのですよね。 辛い時に読むと救われる人は、きっといるはずです。
2024/04/27 06:13
豆だから
6歳の娘がとにかく可愛いです。 昨日はトイレットペーパーの芯で、禰豆子の口に加えているヤツを作って、鬼滅ごっこをしていました。 かなりクオリティが高いヤツです。 「あれ、おかしいな?何も見えないよ!」 今朝は、そんなことを言っているので駆けつけると、白目をむいて立っていました。 「見えない…」 まだ言ってる。 以上は、以前書きかけで放っておいた記事です。 今週のお題は「納豆」 なぜ?なんの話? なんとなく想像するに、豆とい漢字が禰豆子の名前に使われているからだろう、と判断するしかありませんでした。 こりゃあ、お蔵入りですな、確かに。 今週のお題「納豆」
2024/04/26 06:27
『実作俳句入門』
かなり厳しい先生による、俳句の入門書です。 独り立ちしたところで頭打ちになるケースが多い とにかく継続する、休んだ期間の3倍は戻るのに必要 俳句雑誌に投句する 5年続けたら、選び直しを検討 まずは見様見真似でつくる 歳時記をよく読み、季語をたくさん憶える 正岡子規以降の著名な俳人作品を朗誦する 俳句は短い 出来るだけ意味を消す や、かな、は効果の強い切れ字 一句に一つだけ使う 今、を詠う 時間の幅を詠わない 自分が使い慣れた、普通の言葉を使う 俳句だから古いと決めつけない 時間ではなく空間を詠う
2024/04/25 07:03
お弁当を持って、別荘へ!
今週のお題「お弁当」 業界用語では、執行猶予のことを『弁当』と呼びます。 ドラマなどで判決を言い渡す時に 「懲役3年執行猶予5年」 などと言う、あれです。 執行猶予がつくと、刑務所には入らなくて済みます。 ただし、執行猶予の期間中に悪いことをしたら、猶予はなくなり刑務所に入ることになります。 新たな悪いことで懲役3年の判決を受けたら、それプラス弁当の3年で、都合6年の別荘暮らしです。 あ、別荘とは、業界用語で刑務所のことです。 以上のことから、その業界の人にとって弁当と別荘は、忌み嫌われるものだという事がお分かり頂けたと思います。 そのためそんな人たちと話す時に、くれぐれも 「来週末はお弁当を…
2024/04/24 06:57
『日本兵捕虜は何をしゃべったか』
日本兵は捕虜になることを、とてつもない恥とされました。 それ以前に、捕まると物凄く酷い目にあうなどと教えられ、自決を選ぶ人たちもいたようです。 それでも、やはり捕虜になる人は皆無とはいかず、それをとっかかりとして日本軍の情報が漏れて、米軍に有利な状況にどんどんなってしまいました。 それらは、しっかりと記録されています。 表には出てこないものもあるようですけど。 全員が立派な人だけではなかったようです。 また、一貫して素晴らしい振る舞いを続けるのも、やはり難しいかも知れません。 捕虜になった人たちは、皆それぞれに思う事はあったのでしょう。 とても無念だったはずです。 それを考えると、これらの記録…
2024/04/23 06:12
『天才 藤井聡太』
中学生で棋士としてデビューして、連戦連勝を続ける藤井聡太氏。 紛れもなく天才です。 著者は、その本人と師匠、そして対戦相手などをしっかり取材して、本書をまとめました。 子どもとして、師匠のところに通い始めた頃のこと。 実際にはどのような性格なのか。 どれほどの努力をしているのか。 周りの人は、彼をどう見ているのか、接しているのか。 実に興味はつきません。 それはやはり、普段我々がみることのない、稀に見る天才だから、に他ならないようです。
2024/04/22 06:46
『トットちゃんと訪ねた子どもたち』
トットちゃんと言えば、黒柳徹子さんです。 ユニセフの親善大使となり、様々な国の子供達のために、東奔西走しています。 本書は、それに常に帯同して来たカメラマンの著書です。 第三者の視点から見たトットちゃんと子どもたち。 それを文章と写真で紹介してくれています。 トットちゃんも凄いけど、著者も凄いです!
2024/04/21 06:41
『100文字SF』北野勇作
SFとは、空想の世界を描いた作品のことです。 だからその作品毎に、異なる世界が表現されることになります。 本書は、そんなSFをなんと100文字で完結させてしまうという、大胆な短編集です。 十七文字とか三十一文字とか、日本人は短い文学が得意だと言われています。 本書の著者も、そんな系譜に連なると言えるのではないでしょうか。
2024/04/20 06:34
『理想的本棚』
読書家の本棚って、どうなっているのでしょうね? 本書は、他者へ本を紹介することを仕事にしている著者による本です。 人それぞれ違うので、これがベスト!と誰にでも言えるものではないのでしょう。 そこに色々考えて良さそうな本を紹介するって、本当に凄いことだと思います。
2024/04/19 06:03
『死体が教えてくれたこと』上野正彦
監察医、という言葉は今でこそ知られるようになりましたが、著者が働き始めた頃は、ほとんど知られていなかったそうです。 それを世間に知らしめたのが、著者の功績の一つでもあるのでしょうけど。 診る、という意味では、生きていても亡くなっていても、大きな変わりはないのですね。 患者さんが主訴を述べない、という違いはありますが。 さらには一度しか診察出来ないということで、見落としは許されない、なかなか過酷な診療科とも言えそうです。 事件性があるかどうか? これを診断するのは、本当に重大なことだと思います。 他の診療科とは目的などがかなり違いますが、大切な医療だということは、やはり同じなのでしょうね。
2024/04/18 06:59
『詰将棋1.3.5手詰』羽生善治
以前、羽生善治氏の、一手詰将棋を読んだことがあります。 一手だから流石に簡単だろうと思いましたが、なかなかどうして頭を使ったことを覚えています。 本書もやはりそうでした。 さらには三手詰、五手詰まで。 難しいけど、面白いです。 手が増えるにつれて、可能性が広がるのですよね。 さらに進んだところの延長線上に、普通の対局があるのですよね? なんだか、感心してしまいます。
2024/04/17 06:51
外では、必須!
今週のお題「外でしたいこと」 マスクがしたいです。 何の種類かもはや興味もないくらい、いつでも花粉症の症状が出ます。 いや、ホントはマスクなんて煩わしいだけなんですけどね。
2024/04/16 06:02
『アジアで花咲け!なでしこたち』たかぎなおこ
著者はゆるくてカワイイ画風の漫画家です。 独身生活や旅行など、他にも様々な自己の体験を元にした作品を描いています。 そんな著者が、アジアの各国で働いている女性たちを取材して、漫画の作品にしています。
2024/04/15 06:40
『死ぬまでに一度は訪ねたい東京の文学館』
文学館。 美術館や博物館は度々目にしますが、文学館はあまり多くないように感じます。 しかし。 実際は自分が知らないだけで、たくさんあるのですね。 そういえば、ここでも紹介されていた、武者小路実篤文学館には、私も以前行ったことがありました。 作家名で見ると、行って見たい文学館ばかりです。 聖地巡礼と言うのでしょうか。 訪ねてみると、きっと良い時間が過ごせるはずです。
2024/04/14 07:06
『中国古典の名著50冊がざっと1冊で学べる』
論語 老子 菜根譚 荘子 金瓶梅 三国志 中国は、広くて様々な国や思想が現れては、消えていった地域です。 歴史も長いです。 数々の良書や奇書も生まれては消えていきました。 その中で現代まで残っている名著を、本書では背景とともにあらすじを紹介してくれています。 流石に一冊にさかれるスペースには限りがあり、十分ではありません。 それでも、知らずに過ごすより、ずっと良いはず。 さらにここから、原著を読みたい、という物が出てくるかも知れません。 中国初学者に、おすすめです!
2024/04/13 06:58
『お金の整理学』外山滋比古
お金は卑しい 大名に仕える侍時代からの偏見 日本の財政赤字はギリシャより悪い 子孫のために美田を買わず 知識とは「他人の考えた結果」多すぎると自ら考えることが出来にくくなる 老人になったら、週三回くらいで働くのも良い どんな趣味でも、自分より初学者はいる そういう人たちに手ほどきする仕事は出来る 定年後に始めるビジネスをブレストしてみる 年金で足りない分を自ら補える老人を増やそう 米では「会社は株主のもの」という考え方 タンス預金は最悪 投資した企業の成長を見るのもモチベーションになる
2024/04/12 06:48
『完全ドキュメント北九州監禁連続殺人事件』小野一光
確かこの事件を初めて知ったのは、闇金ウシジマくんで読んだからだったと記憶している。 犯人は男性。 通電の虐待や心理的な虐待など、あらゆる手段を講じて、周囲の人々を操り人形にしていく。 お金のためにしても、やり過ぎというかそれが必要なのかわからないほど、残酷なことをしていく。 本書は、その犯人と操り人形にされた共犯女性の、逮捕されてから公判から判決までの様子を追っている。 およそ一般の人間とはかけ離れた感情や思考を持つであろう犯人の、通常では見られないであろう部分を紹介している。 それでもなお、なぜそんな事をしたのか? なぜそこまでしたのか? という疑問は残る。 ここまでのドキュメントでさえ、犯…
2024/04/11 06:45
『地方のライブがおもしろい』
ライブは演者、会場、ジャンル、催しなどにより、実に様々なようです。 それぞれが、全くの別物と言っても良いくらい。 本書は、地方の個性的なライブ会場を、そこの人たちも合わせて紹介しています。 ライブって、自由なのですね。 読んでいてワクワクしました。
2024/04/10 06:27
『人物名鑑古今東西いま関西』
関西の偉人まではいくかも知れないし行かないかも知れない、著名人をたくさん紹介してくれています。 凄い人は、たくさんいるのですね。 自分もこんな風に紹介されるような生涯を送れるのでしょうか? まだまだ頑張らないといけませんね。
2024/04/09 07:42
『ない仕事の作り方』みうらじゅん
タモリ倶楽部に出てた人? 何だか怪しげな風貌の人? という、失礼な印象しかなかったのですが、偏見を持つのは良くないですね。 凄い人です。 ニッチなところの狙い方。 努力の仕方。 面白がり方。 色々なことを考えて、能動的に仕掛けているのですよね。 それが嫌味でなく、わかりやすく、面白く書かれています。 多くの人が真似できるのかはわかりませんが、楽しめる著書なのは確かです。
2024/04/08 06:37
『地獄の田舎暮らし』
引退したら、田舎でのんびり暮らそう! 本書はそんな憧れを持つ人たちに、きっちりと現実を教えてあげる、厳しい著書です。 まず歓迎されず、苦労は多く、なかなか定着しない。 詳しい実情を見ていくと、それはそうだよな、と納得です。 田舎への転居前に、必ず読んでおきたい一冊です。
2024/04/07 06:37
チリを払え
今週のお題「きれいにしたい場所」 仏弟子の中に、人一倍物覚えの悪い人がいたそうです。 彼はありがたい教えを聞いても、すぐに忘れてしまいます。 だからせっかく修行していても、何ら身につくことは無く、過ごして行きました。 とても残念なことですけど…。 どうしたら良いだろう? 色々と試行錯誤していって、最後に「チリを払え」とだけ念じながら、ただひたすら掃除をするという修行をしました。 その結果、無事に目標である、悟りを得ることができたそうです。 私もそのように、多分自らの内面をきれいに出来ると良いな、と。 そうして毎日お掃除をしているのです。
2024/04/06 06:30
『今が見えてくる世界の国図鑑』
世界各国の歴史から今を紹介してくれている著書です。 何が良いって、地図がついているのが良いんですよね。 あ、中国の周りに空白部分がある。
2024/04/05 06:21
『失蝶記』山本周五郎
著者による幕末の話は、意外に少ないのかも知れません。 もうちょっと昔の話を、よく読んだ記憶はありますけど。 それでもやはり、当時の生と死の近い状況や荒々しさ。 そして今よりもある種の清潔感を感じます。
2024/04/04 06:34
『LGBTQ➕』
最近ですよね、LGBT法という物が強引だと言われる手法で成立されたのは。 これほどまでに多様性が言われることは、未だかつて無かったような気がします。 本書では、それらの格人々の思考・嗜好について解説しています。 Qという、よくわからない、というものもあるのですよね。 どこまでの分類が正しいのかは、よくわからなくなりました。 言ってしまえば、一人として同じ人間はいなおのだから、これらのくくりに意味があるのかは疑問です。 全ての人が安全で幸せに暮らすのが、理想ですよね。 すぐにそれを達成するのは、まだまだ難しいのでしょうけど。 それに近づける努力は、ぜひ続けたいものですね。
2024/04/03 06:31
『ウスビ・サコのまだ、空気読めません』ウスビ・サコ
はるばる日本に来てくれた著者。 なんと大学の学長さんをしています。 元々の国は、日本からみるとかなりフランクと言えるお国柄です。 知人がフラッとやって来て、かなりの期間家に泊まっていっても全然違和感がないような。 そんな著者からすると、日本の風習などにはわからないことがたくさんあるようです。 全く違う文化で育ち、教養を持つ著者のいうことは、とても良くわかるし、とても新鮮です。 この大学、通ってみたいです。
2024/04/02 06:35
『沼にはまる人々』
趣味などにどっぷり浸かってやめられなくなる状態を、沼にはまる、と言います。 略して、沼る、とも。 本書では、様々な種類の沼とその利用者の境遇を、紹介しています。 没頭出来て幸せなのか、時間やお金を使って不幸せなのか。 評価は人それぞれでしょうね。 そのものや程度にもよるでしょう。 まぁ、何にしてもほどほどが良いような気はします。
2024/04/01 06:40
『おれは無関心なあなたを傷つけたい」村本大輔
ウーマンラッシュアワーというお笑い芸人の、村本大輔氏による著書です。 今の日本にある笑いには、風刺やメッセージが足りないと、著者はいいます。 海外のスタンダップコメディーが、それらを満たしていると。 ある時期から笑いにメッセージを込めるようになった著者は、奇異の目で見られるようになります。 みんなこのままで良いのか? そのように、著者は訴えます。 相方は中川パラダイスなんですよね。
2024/03/31 07:19
『私はあなたの記憶のなかに』角田光代
なんでこんなに切ないお話が書けるのだろう? 小説は特に、読む人により感想が変わるものだと言われます。 私の場合は、とてもこのお話は切ないです。 こんな話を書く人って、一体どんな人なんでしょうね。
2024/03/30 06:30
『昭和史の10大事件』宮部みゆき 半藤一利
色々な事件が、歴史にはあります。 昭和にもたくさん。 本書では、昭和を生きた著者たちによる、それら有名事件についての対談です。 当たり前だけど、同じ事件でも人により受け取り方が違うのですよね。 昭和はまだ生きている人がいて、正しいことがわかる余地が大きいように思います。 それでもなかなか、ね。
2024/03/29 06:26
『イエス・キリストの言葉』荒井献
天の国 → 神の国を代替したもの モーセの十戒の一 あなたの神、主の名をみだりに唱えてはならない を受けて 心の貧しい人 = 神しか頼らない人、心のへりくだった人 平和に必要なのは、社会的弱者になり、彼らと共に生きること 誓うな:責任を神に転嫁するな 隣人愛:敵を作り出す考え方、愛敵がよりよい どう生きるかを思い悩む前に、最早我々は生かされている 女性は月経ゆえに、汚れた存在と考えられていた イエスは不正に対して怒った 人は律法を守り切れるものではない →原初的に罪人である ソクラテス、セネカに比し、イエスの死は弱々しい →女性や弱い民衆にとって、救いになる 福音書の間でも、イエスの死、の意味…
2024/03/28 07:17
『窓際のトットちゃん』黒柳徹子
今で言う、学習障害であったり、多動症であったり、アスペルガー症候群であったり、もしかしたらそんな病名がつけられてしまったかも知れない、トットちゃん。 手に負えない、という理由で、数日で小学校を退学になってしまいます。 しかし、次に通うことになった小学校は、とても良い意味で、普通ではありませんでした。 毎日が輝いていて、それぞれがそのままで、大切にされていて、その小学校ではみんながすくすくと幸せに育っています。 きっとこういうことなんだろうな、教育や成長や幸福や、諸々の大事なことは。 そんな風に思いました。
2024/03/27 07:08
『無自覚な夫のための妻の地雷ワード』
知らず知らずのうちに相手を傷つけてしまう。 いや、もしかしたら、ある程度は意図的なのかも知れない。 それが夫婦間でも、あるとしたら。 やはりそれは夫から、妻への言葉であろうことは、想像にかたくない。 自分はこんなことは言わない。 そう思うのだけど、これらの夫は無自覚なのですよね。 つまり、誰にでも言ってしまう可能性がある、ということです。 日々の感謝、のような心がけからが、大切なのでしょうね。
2024/03/26 06:57
『文豪たちの手紙の奥義』中川越
これだけ多くの人たちを、時代を超えて楽しませたり、泣かせたり、笑わせたり、考えさせたりする、文豪たちの小説。 本当にすごいです。 そんな人たちが、特定の相手に対してささるように書いたのが、手紙です。 それぞれ様々なシチュエーションのものが紹介されていますが、第三者として読んでいる我々にも、たまらないものが沢山あります。 きっと受け取った人は、もっと心を揺さぶられたのでしょうね。
2024/03/25 07:00
『高野聖・眉かくしの霊』泉鏡花
怪奇な物語は、読む人により怖さがかなり異なるところだと思われます。 本書は、昭和の、いかにも怪奇現象が日常の隣に当然のものとして存在している頃の話です。 講談師が語るような口調で、物語は進んでいきます。 野山の暗さや静けさが、人の風習が、きっと昭和の人たちにはたまらないはずです。
2024/03/24 20:57
練習
今週のお題「練習していること」 生き方 未だによくわかりまん…。
2024/03/24 15:28
『つけびの村』
とある寒村で起きた痛ましい事件。 つけびとは、放火のことです。 閉鎖された社会だからなのか、その人だったからなのか。 八つ墓村を思い出す、何とも気の滅入る事件です。
2024/03/23 06:50
『今日の人生』益田ミリ
漫画家である著者による、漫画と文章を合わせた読み物です。 人生というと、重苦しい雰囲気がありますが、このような形だと、深刻にならずにすみます。 いや、そうか、私たちは毎日人生を送っているということなのですよね。
2024/03/22 07:41
『まいにちがあっけらかん。』
身内の人が認知症になってしまったら。 高齢化社会の現代日本では、誰にでもあり得ることです。 症状は、程度によりますがひどい時は本当にひどいようです。 本書の家庭でも、読んでいてなかなかの厳しさに、思わず胸が詰まります。 それでもあっけらかん、と過ごせれば良いですよね。 もしかしたらそれは時として、単なる願望なのかも知れないのですけど。
2024/03/21 07:38
欲望
今週のお題「卒業したいもの」 どの事件を見ても、ほとんどの原因はお金だと、最近気づいた。 そうでなければ名誉やプライドや所有だったりの、ある種の欲が原因となっている。 全く欲が無ければ、恐らく生きてはいけない。 問題になるのは、それが過ぎてしまうことだろう。 自分の身を顧みると、やはり欲は多すぎるようである。 それはつまり悪くすると、自分でも事件の当事者になり得る、ということができてしまう。 欲望が過ぎてしまうことを卒業したい。 生きているうちに達成出来ると良いのだけれど。
2024/03/20 06:03
『続 窓際のトットちゃん』黒柳徹子
数十年ぶりにでた、『窓際のトットちゃん』の続編です。 前作では小学生だったトットちゃんは、本作で健やかに成長して、伸びやかに生きていきます。 何ともチャーミングな人なのですよね、トットちゃん。 読んだらきっと、みんな好きになること請け合いです。
2024/03/19 06:24
『100分de名著 こころ』夏目漱石
他者からの承認が欲しい、何かに当たっていきたい、手応えが欲しい →でも勇気がなくて出来ない 個人の時代 →孤独の時代 死について書いた、デス・ノベル 自我の孤独、は明治になり新しくできた →今日的な自死の始まり 高等遊民:高い教養を持ち、人品もしっかりしているのに、社会に出ず家にこもっている人たち 俗世に汚れない知性へのしたわしさ 浮世離れしたきれいさ 自分がこの人だ、と見込んだ人が、先生 そのような師弟関係は実の親子に等しい いい先生は自分の血肉を若い人たちに分け与えたいという熱意をもつ 恋は罪悪です もう取り返しがつかないという黒い光が、私の未来を貫き、一瞬で全生涯を照らした 卑怯 ↔️ …
2024/03/18 06:19
調べて忘れる
今週のお題「習慣にしたいこと・していること」 わからないことがあれば、すぐに調べるようにしています。 分からない事だらけなので。 そして、意識しているわけではありませんが、すぐに忘れてしまいます。 何となくその方が負荷が少なくて良いような気がしています。 ご飯を食べたり、寝たり、服を着たりという大事なことは、勝手に覚えているものだから、大丈夫かな、と。
2024/03/17 06:37
『10分de名著』古市憲寿
神曲、源氏物語、失われた時を求めて、相対性理論、ツァトラストラ、古事記、風と共に去りぬ、資本論 『わが闘争』は世界を動かしたのはたしか 教養と財産がなければ出世出来ない社会 ナチ党は完全に能力に応じた機会を与えようとした エリートから国民主権を取り戻すと宣言して、支持された インドネシアなど南方からの神話 「生む」ではなく「成る」 明日のことは明日自らが思い悩む 学問をするのに簡単な道などない だからそれを厭わない者だけが、絶頂を極める希望を持てる 前提知識と目的があれば、ほとんどの本は読める 「まんがて読破」シリーズも、あらすじを追うには良い
2024/03/16 06:32
『100分de名著 武士道』新渡戸稲造 山本博文
日本人の道徳意識や思考方法という日本文化の解説書 武士道は文字に書かれた掟ではない、口伝や格言 仏教、神道、儒教が源 おちつき、生に執着せず死に親しむ 主君への忠、先祖の崇拝、親への孝、謙譲 君臣、父子、夫婦、兄弟、朋友の関係 ※それ以前から日本人の反応として知られていた 名誉:もっとも重要、命よりも、主君への忠義も名誉のため これは世間が認定するもの 欧米では「日本は好戦的で野蛮」というイメージ 『武士道』がそれに反論した 切腹も擁護した 潔く死ねれば、武士の名誉 名誉は利害と無関係 義理:人として武士として行うべき道 一分:これをしないと「この自分の気持ちがすまない」という心の動き 礼:泣…
2024/03/15 06:23
「ブログリーダー」を活用して、kazuyoshisanさんをフォローしませんか?