願はくは花のもとにて春死なむそのきさらぎの望月のころ。死ぬまでは楽しく生きる。
願はくは花のもとにて春死なむそのきさらぎの望月のころ。死ぬまでは楽しく生きる。
朝晩は寒い。最近の秋はいきなりやってくる。月曜日、市民病院へCTの撮影と採血にいってきた。行き帰り、大勢の観光客の方々に少々驚いた。「ああ、旅行のシーズンだ、ほんとうに秋がきたんだ」そう思った。検査はもう何度目か、最初の1年2年は私もかぞえていた。今はかぞえ
柿の美味しい季節だ。私が子供の頃、近所のそこかしこに柿や無花果の木があった。柿も無花果も買うものではなく木からもぎ取って食べるものだった。子供の頃食べた柿や無花果は、色も形も不揃いでなにやらごつごつしていた。それでも懐かしく、嬉しく思いだす。今はそうはい
今日もいつもの親父さんが待つ八百屋さんへ。親父さんが待っているのは私たち親子だけではない、それは重々承知している。それでも親父さんの笑顔をみると嬉しくなる。私も笑顔を忘れずにいよう、と思う。例によって例の如しである。「トマトを潰したくない!」娘に今日は牛
いつもの八百屋で親父さんから買った大根。いつものように娘がコトコトと時間をかけて煮付けてくれた。親子三人でいつものように食卓を囲む。たわいもない親子の会話。たわいもない姉妹の会話。「林檎残しちゃだめよ」と娘に云われたりもする。こんな平凡な暮らしが、特上の
台風は過ぎていった。私は眠れなくて何度も空をみあげている。今夜は綺麗なまんまるの月が広島の空にもみえる。大事な家族や家や仕事をなくした人がたくさんいる。被災された方々は空をみあげる気力などないかもしれない。それとも、しみじみとしみじみと胸深く、生涯忘れる
広島市も強い風が終日吹いています。さっき娘とそっとドアを開けて外の様子をみたら、まだ近くの竹の林がワサワサとゆれていました。開いたドアも強風でおしかえされそうでした。今日長女はお勤めに行きました。「行ってらっしゃい」と手を振ったあとの空は何故か恐ろしくみ
昨夜はお休みだった長女も一緒に家族3人でスーパー銭湯に行った。いつもよりはかなり早い夕方の5時半くらいにマンションを出たのにはそれなりの訳がある。いつも行く八百屋の親父さんが店を閉めるのは大概6時半頃だ。このところ忙しかった野菜命の娘が銭湯に行く途中でどうし
もう随分前から春夏秋冬、いつだってオロナイン軟膏とニベアクリームが我が家にはある。オロナインの効能・効果をよんでみた。ニキビ、吹き出物、はたけ、うぅーん!?はたけって最近の若い人は知っているのだろうか。その他にも軽いやけど、ひび、しもやけ、あかぎれ、傷、
このところ何やら忙しそうな娘。娘はスーパーや八百屋さんにに行けない、食事をつくれない、そんな日が続くとストレスがたまるらしい。今日は仕事の隙間をみつけたらしくて「はい!スーパーに行きますよ-」と嬉しそうに云う。アシスタントの私はいつものショッピングバッグ
以前は果物が好きではなかった。子供のころには果物なんて贅沢で、実家では食べなかったからだろう。私が肺がんになってから娘は食事のこと、栄養のことを随分と考えたのだろう。最初の手術を終えて家に帰るとその手の本がたくさんあった。私の苦手だったものも、手を替え品
昨晩はなかなか上手に眠れなかった。本を読んだりTVでちょっと前の時代劇を観たりしてた。こんな時はたいがい熱をだしている。そうこうしていたら東の空が明るくなった。眠れなかったけど綺麗な空がみられたので気分は悪くない。私は平熱がかなり低い。そのせいか熱に弱い。
若い頃は自分が歳をとってダイエットをするの、しないの、と騒ぐなどとは思ってもいなかった。70歳にもなったら、痩せているだの太っているだの、そんな浮き世のこととはきれいさっぱりおさらばして、晴れた日のうららかな午後のような、達観した心持ちになれると思っていた
つい最近のこと。娘が「ダイエットをしなきゃあ駄目だわ!!」なんて云って、本当にやっている。娘は身長が169㎝である。体重はあまりにもプライバシーの侵害だと思うので、ここでは云わない。しかし、こうみえても私は数字には強いのだ。なにせ半世紀以上も前にはなるが、商
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