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馬屋記 MAYAKI?2CVという名の古民家 https://blog.goo.ne.jp/dolphin18blue

駅屋跡の古民家2CV 自転車、バイク、車 骨董、レコード、JAZZ ワイン、日本酒、自然を楽しむ

馬屋記 MAYAKI-2CVという名の古民家
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2018/03/06

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  • 7月の山羊句

    7月1日国の〈外〉危うい合意で鰹釣 7月2日黒南風が汗だくで木陰に逃げる 7月3日命かけまぶれると云ふ蚊の声で 7月4日最高っす浮葉のうゑでヨガ舞踏 7月5日キッチンで黴の香が死の舞踏 7月6日背に重い因果を潜る源五郎 7月7日爽やかの語尾を浸して小暑和え 7月8日初蝉を遅れて羽化する解脱かな 7月9日伽羅蕗やカタストロフを灰汁で煮る 7月10日泣き言を空に響かす青田道 7月11日飛魚や目がウインクの低飛行 7月12日双魚図を尾ひれで歩く金魚玉 7月13日青蘆で可視化される通り雨 7月14日生きかたが青蘆の野を低飛行 7月15日朝曇り羽織って魔界散歩する 7月16日吊り革に微熱で揺れる青鬼灯 7月17日青鬼灯路面電車にゲリラ雨 7月17日とゞろきが夜空をはぐる初浴衣 7月18日餡蜜やダブルベースの甘え方 ...7月の山羊句

  • ゆらぐかけらShakenFragments(27)ノスタルジア

    ノスタルジアのゆらぐかけらが薔薇窓で水のしぐさ、なにか言いたげなインゲン 日陰がひたむきな序論を肯定しようとする水面でおそまつな回顧が横溢しようとする 幻影のなかにうつむく二人称を忘れてきた視界がモノクロ、母や妹が振り返るときはゆらぐかけらShakenFragments(27)ノスタルジア

  • 詩育日誌07.31山羊プール

     ラーメン屋に入ったら個展してたニューヨークから来たひげの男が半裸でちぢれ麺を旅するコンセプトが鳥ガラスープに浮いている海のうえでも美ははてしなく頑なで生活はひたすら脆くてわたしではない個別性を造形する景色のなかに夏のドアが開いているごちそうさん。ゆっくり出ていったら水泳してた山羊がプールで詩育日誌07.31山羊プール

  • つらなりのほつれ fray of sequence(29)ヴェネチアが事実を脱いで④

    機械仕掛の悪意が空を飛んでテクストなんか紡いでるやけに海が、恋しい。恐るべき運命のバロック的展開の先端に、居るべきものはいないし、居ないはずのものがいる。やけに海が、恋しい。不在という存在のナラトロジーには青トカゲの尻尾が生えている。そう言いながらビールを飲む。やっぱ、北の国でとれた麦芽とホップがいいよなあ。おっと、ポテトを揚げている少女には目鼻がない。機械仕掛の悪意が空を飛んでテクストを紡いでいるからって、怖がらないで、お願いだから。もっとイカスミの論理、強く抱きしめて。つらなりのほつれfrayofsequence(29)ヴェネチアが事実を脱いで④

  • s詩育日誌07.29ななめが、踊って。

     ななめに雨がふってきたきょうは、命日だから……の先のほうで蛍が飛ぶ、草、食べる。これが、仕事。ウシたちはやるべきことを知っている。自分が楽しい。それで誰かが喜ぶ。それが、オイシイ。なぜか海底のブルーで鼻わきにピアス。なんでもできるはなんにもできないそっちは、風が強いのでしょう?ピアノがよく山にひびく夕立がきた、たぶん。s詩育日誌07.29ななめが、踊って。

  • 詩育日誌07.27囀り

    てみじかでなげやりないけない鳥スパイスをしっかりかけた進んでいるようで退いているようでうまく踊れないきみの羽のなかでぼくが夢を啄んでいる森に降る冷たい雨おせっかいではやとちりの甘すぎるカレー手でことばをたぐりよせて風にさわるはじめから、大好き。よろこびってかくしきれないから水滴が落ちはじめたか木立が囀りはじめたか詩育日誌07.27囀り

  • つらなりのほつれ fray of sequence(28)ヴェネチアが事実を脱いで③

    機械仕掛けの愛で、ポテトを挙げている少女。遊覧船に乗って、お城の不埒をなんとかしてや、と叫んでいる。近所迷惑になるからって遠近法のドアを開けると入り組んだ水路にヴェネチアの仮装服が落ちている。赤い悪魔の仮面はザクロの枝にかかっている。わかったよ。居るべきものはいないし、居ないはずのものがいるし、語るべきことばのしっぽには、青トカゲの毒がある。そう言いながらビールを飲む。やっぱ、北の国でとれた麦芽とホップがいいよなあ。おっと、ポテトを挙げている少女が機械仕掛けの愛で動いているからって、怖がらないで、お願いだから、もっと強く抱きしめて。つらなりのほつれfrayofsequence(28)ヴェネチアが事実を脱いで③

  • 南フランス田舎紀行(20)トルバドゥールの村

    ミラヴァル‐カヴェルデMiraval-Cabardèsはオクシタニ地方オード県の山間にある小さな村である。住人は46人(2019年)しかいない。村の家々は渓谷に貼りつくように建てられているこの村は、12世後半から13世紀初頭の吟遊詩人レモン・ド・ミラヴァルRaimondeMiravalが生まれた村として有名である。レモン・ド・ミラヴァルは、13世紀初頭のアルビジョワ十字軍の時、カタリ派を支援したトゥールーズ伯レイモンⅣ世に仕えた宮廷詩人である。彼の城の遺跡のふもとには下のような看板が掛けられている。アルビジョワ十字軍が攻めてきた1209年、ミラヴァルは「私は、歌って仲良くするのが好きだ。」ilmeplaîtdechanteretdememontreraimable.と歌って戦争に反対している。この年に彼の...南フランス田舎紀行(20)トルバドゥールの村

  • ゆらぐかけらShakenFragments(26)暮れなずむ

    暮れなずむゆらぐかけらが焼き茄子もういちど深い海の色で日暮れてほしい好きにしていいというから好きにしているカナブン飛び立つときカッコいい、節足ですが。やった、いきなり。「身から出た鯖」ありったけの平凡が焦げ臭いゆらぐかけらShakenFragments(26)暮れなずむ

  • 詩育日誌07.23こころ

    他者の靴を地べたで磨くひたすらこころのようにアナーキック・エンパシーのすすめだそうだちょっとやそっとじゃないが「タイガーの助」が平和の認定をもとめているタイヤノイズが雨モードに変わってきた降りはじめたかおまえのこころにもいろんな本音がうるさい世界になってきた詩育日誌07.23こころ

  • いま世界はうなだれている(55)グリフォン、来た。

    風が吹いてマントが飛ばされて鳥のあたまだけがにんげんを旅している(だれでもかんたんに救われるとは思わないけどお祈りの行列が森からでてきたみんなの髪から銀色のしずく、あ、あ、って。(あえぎながら生きるにはあとが長すぎる旅だあるがまま受け入れることグリフォンってライオンのからだに鳥のあたまおおげさな翼どうしてる?(ダメなところがきみの個性だと慰めているつもり経験が個性になって落ちている意識の滝を天使がどこまでものぼっている(この音韻のうらがわに隠れてわたしたちヤギ小屋にいるから四角から丸にかわるこころという印象の変化で身振りを改行するおもいきってメール、くれない?いま世界はうなだれている(55)グリフォン、来た。

  • つらなりのほつれ fray of sequence(26)ヴェネツィアが事実を脱いで②

    強く叩いたら強くこころを打つ、とは限らへん。もっとよく見てほしい、シールを剥して。バルトロメオの腐食した顔。そして指先。『鍵盤論』表紙の銅版画に、劣化した現実の雨が降っている。病いが背表紙にも進行して、もう人の顔じゃない。胸を強く叩いたら強くこころを打つとは限らへん。どこかで聞いたことがある。病室の窓から見える庭で、追いかけていたものに、いつのまにか追いかけられた。病んだこころ、そんなん、あかん。つらなりのほつれfrayofsequence(26)ヴェネツィアが事実を脱いで②

  • 青いイルカの夢(44)フェリーボートに降る雨

    長い旅をしてきた口がことばを吹き出そうとしているといっても仮面(……、…。無言が💬のなかにうずくまって逆ギレだだわめくだけ正しいと信じている眼を見つめているのは正しいスクール水着のよく似合うかの女かわいい冠詞が耳もとに掛けられた息は甘いのに滴は甘くない雨がフェリーボートに降ってきた急にはげしく目からおりて鼻をつたわるだからよくある話になってべつに気にしないでほしい涙はたんなる、体液。という出会いはうまくいったりいかなかったりうす目をあけると開かれた窓水平線に切なさの欠片が刺さりまくって青いイルカの夢(44)フェリーボートに降る雨

  • 詩育日誌07.20水の歩き方

    小川が聞こえる森のギャラリーを抱いてうつくしい歩き方ほめたつもりだれも信じられないことをかんたんに信じてしまうそれっておかしいどこから来たの?と水にたずねるピアノトリオが答えるいちども聞いたことがないたんたんと歩くために生きている水が流れるリズムなんども聞いたことがあるおなじことだどんなにはぐらかされても人はなんにでもすぐ慣れるだれかの定義が曇っている霧が流れてきた詩育日誌07.20水の歩き方

  • つらなりのほつれ fray of sequence(26)事実を脱いで

    そんなん、あかん。の裏がわで脱ぎ棄てられた事実が、うさい。トマト園にどこにも居ない人が帰ってきたらという仮説が玄関のピンポンを何度も鳴らす。一度鳴らすのに三回は押しているのだろう。あせりが、うるさい。きっとたいせつな人と口喧嘩して家を飛び出してきたに違いない。バルトロメオ『鍵盤論』の序論が、尻腐れ病にやられているぞ。強く叩いたら強くこころを打つとは限らへん。そんなん、あかん。なんとかしてや、と叫んでいる。近所迷惑になるからドアを開けると廊下にヴェネチアの仮装服が落ちとる。わかったよ。居るものはいないし、居ないものがいるし、あたりまえの裏がわで、脱ぎ捨てられた事実は、夢のなかでも動かせへん。つらなりのほつれfrayofsequence(26)事実を脱いで

  • つらなりのほつれ fray of sequence(25)孫武庭園

    春秋をふるわせる弦は心地良いけど、きょうの焙煎、ちょっと深すぎるかも。斉国の若い作曲家が古箏を弾いている。冷たい空気が和音を変調させるんだ、そう言いながら円卓に座っている白髪の老人、仮設から起きあがってきていつのまにか円卓でコーヒーを飲んでいる。あんた誰???わたしはブッダ、孔子、ソクラテスの同時代人。友人、愛人、家人をすべて自分のせいで死なせてしまった。他国を滅ぼして自国を守ったけどたいせつな人は守れなかった。病死、自殺、毒殺、自分の死に方をひたすら隠した、撞着の人……だって。エラっそうに、春秋を震撼させる弦の響きは心地良いけど、きょうの焙煎、ちょっと深すぎるかも。つらなりのほつれfrayofsequence(25)孫武庭園

  • ゆらぐかけらShakenFragments(25)メランピーマン

    メランコリーのゆらぐかけらがピーマン内部の空洞をかろうじて耐えている人々ちょっとの風でのんびりが表皮を飛び越える穴凹のかたちはずっと個性を主張してるけどきたあかりという肉じゃが詰めてエシレバター塗って二人で食べるゆらぐかけらShakenFragments(25)メランピーマン

  • つらなりのほつれ fray of sequence(24)受難を、バラが巻く。

    バラの精油をもってきた、調香師の頭に受難がひかえめに実をつけて。ハーブ園を迂回して、うれしい知らせが繁茂している。鬼ごっこが好きなそのオス山羊は、死海文書の後書きで戦ってきた。大勝利、お疲れさま。挨拶といっしょに草叢に隠れていた銃口から発せられた予言―乙女から男の子が生まれる―には、養父の耐えがたい生き方が硝煙のように匂っている。その向こうの生垣でバラが咲いていたはずなのに今はアブラゼミの受難がとてもひかえめに実をつけている。古い友人の調香師がバラの精油をもってきた。豚の脂といっしょに花びらを加熱して酒精CH3CH2-OHで抽出した。奇跡のしずく、うれしい。イバラは裏の納屋、たいせつに保管している。いつか頭に巻いてやるために。つらなりのほつれfrayofsequence(24)受難を、バラが巻く。

  • ゆらぐかけらShakenFragments(29)木洩れ日

    木洩れ日のゆらぐかけらが音韻のなかたとえばマリンブルーのはじめましてぎゃっ、ぎゃっ、ぎゃっ。発話しながらパソコンを打つ釘それからハンドメイドのちょっと元気ごめん柄杓のかわりに月で水を掬ってゆらぐかけらShakenFragments(29)木洩れ日

  • 詩育日誌07.14空飛ぶゾウ

    空飛ぶゾウと仲良くなった深海の青が耳のピアスでゆれていたはい、好きな色で。ファッションをばたばた寝不足が飛行するウシはやっとゴム動力のプロペラで散文に着地したどんな出会いにも別れはあるさよならを言うにはいい日よりだありがとう。はしっかりと、美しく。つぶらな眼を見て音節をひとつひとつちゃんと発音してそれから、人生に。かるく会釈しただれにも気づかれないように詩育日誌07.14空飛ぶゾウ

  • いま世界はうなだれている(54)折角を、ちぎって。

    ありゃ、そりゃ、つまり。生きている限りふたりはいつもいっしょということですね。(ここにいるというのにいないことにして欲しいなんて、折角ですが。そのことば尻のほうからためらいがはいってくる(もっと、素直に。猟犬が来たら嫌だのサイン出してねバッティングコーチみたいにガム噛みながら好きな生きかたが緑の言説を縦横に走る光の織物に寝転ぶ(はい、好きにしていい。のことば通り。腐れやすい折角をちぎって捨てらあ。香り、青い。いま世界はうなだれている(54)折角を、ちぎって。

  • 詩育日誌07.12夏がなまって、ゴロン

    せめてユキちゃんとお帰りなさい。安心がハーブ園にオレガノ植えて水風呂にはいる?昼間いっしょに仮想に逃げこんだひこ星のカタロウはボタンを外すのに力をいれすぎたネジの頭がなまってあの子といったらヤギの角だって鬼みたいいつも純情という舟にいっしょに乗ってもう一度だけ好きになってもいいですか?目を細めて笑っている魚の眼で思索している低飛行にちゃんと蚊取り線香つけといたし初蝉にいにい、いいのになあ。どうしても語尾の力がありきたりに抜けていく体もなまっていとおしい訛音だけ野原でゴロン詩育日誌07.12夏がなまって、ゴロン

  • つらなりのほつれfray of sequence(23)夕立のリズム

    芭蕉の葉が、暴れている。雨脚は見えないが、夕立がきた、たぶん。焼きレンガというケーキと砂漠と夕日が好き。それはとても難解なので爾夕[じゆう]といった具合にルビが付されている。こっちに、おいでよ。を語彙集に入れて、大声で砂丘を呼びつづける。好きなことだけやればいい。を奏でるピアニストの胸のなかで雨に打たれている音符がある。どれも未知のリズムを踏んで踊っている。どんなにきつい仕事であっても、夕焼けを見れば今日をすっきり終えられたはずなのに、夕立がきた。たぶん。雨脚は見えていないが、芭蕉の葉が、暴れている、小太鼓のように打たれて。つらなりのほつれfrayofsequence(23)夕立のリズム

  • 詩育日誌07.08なまって

    仮想に逃げこんだひこ星のボタンを外すのに力をいれすぎた頭のなかのネジの頭がなまって小夏といったらいつも浴衣でもう一度だけ好きになってもいいですか?目を細めて笑っているそれに色気あるしにいにい蝉、いいよなあ。どうしても語尾の力がありきたりの愛のように抜けていく訛音だけたたみでゴロン体もなまって詩育日誌07.08なまって

  • つらなりのほつれ fray of sequence(22)チェロと昆虫譜

    存在という重い石を崖からころがしているような、記述を横断する。チェロの練習、午前中に済ませて、昼寝のあと、草を抜く。昆虫記は夜に台所で読む。だれも違うと言ってないのに、ファーブルはフェーブルな詩人だったとムキになって主張しているカガワくんがいる。昆虫学者がみんな昆虫大好きだったとは限らないらしい。戦術がなにかある訳ではないが己の存在という重い石を崖からころがしているような、記述を横断する。お茶漬けを食べる。菜食をチェロの音色でよじ登る。足が六本ある。つらなりのほつれfrayofsequence(22)チェロと昆虫譜

  • 07.08ミョウガ、夏の香

    ミョウガが採れた。今朝、芽を出しているのに気づいた。ミョウガは宿根性の植物で、ショウガの身内である。去年の葉や茎は枯れて跡形もなくなっていた。根だけ土の中で冬を越し、また次の春に芽を出す。その芽が成長してこの時期七月頃にさらに小さい芽をつける。タケノコと同じように、芽の先だけが土の上にでている。小さいので難なく指で掘ってちぎることができる。サンショの後にくる、夏の香りだ。昼はソーメン、煮干しとしいたけでだしつゆを造ろう。07.08ミョウガ、夏の香

  • いま世界はうなだれている(54)香り、青い。

    靑紫蘇を食べる蘇秦の香りでもできれば訛音で(森に傍点を打ちなさい、月桃の、愛(ルビ・おもい)入力(ルビ・いれ)に。なにもなかったこと細切りにして口のなかで寓話が広がっている(ありゃ、そりゃつまり、生きている限りふたりはいつも一緒ということですね。ウリ坊は縦横家みたいだからいつも自分の理念がない(はい桃魚の言う通り。それを聞き写してください。だれかに喜びを伝えるために木に登るむずかしい顔はしないで青い香りを食べるいま世界はうなだれている(54)香り、青い。

  • 南フランス田舎紀行(19)スイヤック、踊るイザヤ像

    スイヤックSouillacは、人口3,200人(2019年)程の田舎町である。この町の名は«souilh»「泥だらけの湿地」に由来している。フランス南西部オクシタニ Occitanie地方ロットLot県を流れるドルドーニュDordogne川流域にある。フィジャックFigeacから北西30km、ロカマドゥールRocamadourも近い。南はラングドック地方と北はリムーザン地方に挟まれたこの地方は、古くはケルシーQuercyと呼ばれていた。今でもこの地方の人は好んでケルシーを使う。サント・マリ修道院教会L'égliseabbatialeSainte-MariedeSouillacは、12世紀に建造されたロマネスク様式の教会で、17世紀と18世紀に再建されている。この教会は、何といっても内壁に彫られたロマネスク...南フランス田舎紀行(19)スイヤック、踊るイザヤ像

  • 詩育日誌07.06平凡に、マル。

    バツがいっぱいつけられた昔のカレンダーをめくると「他人の批判は自分を磨くための原石」注釈がひとりぽつんと立っていることばを極端に少なくしてピーチ味の、アールグレイそんなんあるん、知っとった?だれにとっても社会なんて平凡な日々を切り貼りして仕事の日をこれからはマルにする詩育日誌07.06平凡に、マル。

  • いま世界はうなだれている(53)影の濃度

    原っぱでのんびり昼寝していると通り雨がきた台風が接近している(雲が流れている、日よけテントたたまなくちゃ。それぞれの空間にそれぞれの思い出としてなかよしがこもっている(気温が上がると、影の濃度も上昇するらしいけど。ばたんと倒れこんだりしないよ、ね。何もないところで何かにつまずいて(つづく)いま世界はうなだれている(53)影の濃度

  • 詩育日誌07.04ように。の回廊

    身の丈に合わせるどうか。からしますように。へつまり必死でわきまえを水平に抱えて薬草の写生それを前提として概要は口語体をいぶかるまた暑い日だ水の祈りそのはじまりにめぐらされた回廊にすり足が不足したままじぶんの底まで井戸を降りていくおおげさに驚いた植物の庭いつのまにか加害者になって譜面のなかで祈っているだれも悪くないだれも怖くないただうかつな時が穴をうがつ必死に変形した頭奇獣のどうか。から記憶だけ溶け出しますように。詩育日誌07.04ように。の回廊

  • つらなりのほつれfray of sequence(21)月桃魚図②

    尾ひれで歩いて、桃の皮を爪でむく木登りが上手な双魚たち。泡のなかに閉じこめた夕焼けをあげるよ、でも昆虫採集じゃないんだら網も籠もあげないよ。ガラス鉢のなかで草魚になってその夕焼けを泳いでいるあんぽんたんはフナに似てるがフナじゃない。好きな人の夢のなかでじんたんダンス踊ってたことあるけど抱っこちゃん人形のように上手に腕に抱きつけない。それでも安本丹と書くあんぽんたんは仁丹と書くじんたんの身内である。派手なドレスのまま引揚けのポンポン船に乗って帰ってきた。まだ幼い弟を少女の格好させて大陸のどこかに残して。砂の恐ろしさがよく理解できているし、尾ひれで歩いたり、桃の皮を爪でむいたりできる。上手な木登り、が魚類している/ある、という自分の強みを自分で処分しきれないまま、これなで図太く生きてきた。月の夜だけ咲く桃花で...つらなりのほつれfrayofsequence(21)月桃魚図②

  • 詩育日誌07.02イモひとつ

    野菜がたくさん穫れた皮をむいて洗わずに食べたきょうはミネラルをちゃんと補給したいましめもりっぱに生育したしぶんでじぶんに釘をさしたミネラルはたくさん摂れているからきょうをよく洗ってむかずに食べた日々の皮は野菜にちゃんとを補給する見えないところでだれかに助けられている警告灯をうちがわで点滅させるイモひとつひとりではできない詩育日誌07.02イモひとつ

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