我が家の壁の漆喰は、 chaux hydraulique (NHL3.5) ×6 水硬性石灰 argile faïence blanche ×3 陶器白粘土 sable à enduit ×10 コーティング用の砂 paille de chanvre ×5 細かく切ったヘンプ この配合に、水を足して使います。 本当は、chaux aérienne 生石灰(CaO)を使いたかったのですが、どこにも売っておらず、注文すると返品できないので諦めました。これを使うとゆっくり固まるので、塗った翌日に濡れたスポンジで均して平らにすることが出来るので、素人でも滑らかな塗り壁になると思ったのですが…。 トイレ…
poêle à granulésペレットストーブを設置するために、まず、すぐ上の2列分の天井のペンキ塗りと、周辺の塗り壁をしておきます。 天井は、壁に使用するsatinツヤありサテンは、照明の反射でペンキの塗りムラが目立ちやすいので、というペンキ屋さんのアドバイスに従って、掃除しにくいデメリットがあるけどツヤ無しmatマット仕上げを選びました。 まずは、いつもと同じsous couche下地材を塗布。時間短縮のため、足場ごと夫に引いてもらって移動。気分は山車の上で ”祭”を唄うサブちゃんです。一日中頭の中で祭を唄いました。 ペンキを塗ること自体よりも、下地のパテをヤスリで均したり、梁をマスキン…
トイレシリーズも、後もう一息です。 石膏ボードの壁と天井は防水効果があり艶のあるsatinサテンタイプの白いペンキ。 プライマーを塗った後、ペンキを2度塗り仕上げです。 奥のコンクリート壁は、買ってきた緑のオークルが少なかったので、ナチュラルの漆喰を一度塗ってから、オークルを加えたものを薄く塗りました。 シロウトなので時間が掛かってキレイに仕上がらないので手直しできるよう、ゆっくり乾くタイプの漆喰にしたつもりが、一日でカチカチになって、後から濡れたスポンジで均してもびくともしません。どうやら、購入したchaux石灰の種類が違っている模様。 味があってかえって良かったかもしれませんが、広い場所に…
plombierプロンビエさんが、先日給湯器の設置に来てくれました。 atlantic社は三菱重工と提携していて、室外に設置するヒートポンプは富士通ゼネラルのものでした。こちらで見るエアコンは、ほぼほぼダイキン・三菱といった感じで、日本のメーカーが占めています。さすがです。 バカでかいのですが、これで270リットル、2~3人用だそうです。RT2012(高断熱・高気密省エネ基準)をクリアしていて、単なる電気給湯器比で最大75%省エネとうたってあります。 業者さんを選ぶ際、地元で何人かの選択肢があったのですが、銅管を扱うのはこの方だけだったので決めました。 日本では分かりませんが、今はどこもプラス…
今日は嬉しい進展があったので、もう一つ更新します。 もうかれこれ一年以上、町の水道から直結させたホースで水を使用していましたが、やっと施工会社がterracement整地の方を呼んでくれ、上下水を繋がりました。 掘った凹みにグルグルとホースが置かれ、凍結防止に余った発泡スチロールの断熱材を上に並べて使用していました。 我が家の水源は、一番上のホースでした。すぐ下は新しいので、新しいご近所さんのもののようです。 この町は、下水管にtabouret siphoide 臭い防止のためのサイフォンの取り付けが義務付けられているため、前もって購入し準備していました。この場所は車の出入り口にする予定なので…
前回の写真のとおり、購入したtravertinトラバーチンには自然な気泡や孔が開いていて、これはこれで味があって良いのですが、掃除などの事を考えると、これはきっちりjoint carrelage目地材で塞いでおきます。 トイレの古木材風タイルにはチャコールグレーを使いましたが、ここにはbeigeベージュを選びました。 ちょっと固めに練ってしまったため塗り込みが大変でしたが、風合いのあるイメージ通りの仕上がりになりました。 目地材の拭き取り中に、来客や電話などがあり、時間を置きすぎてタイルの表面に汚れが残ってしまいました。石灰岩なので、酸性の拭き取り材が使えないので満身の力を込めて布でこすりあげ…
travertinトラヴァルタン(日本ではトラバーチンと言うようです)、石タイルは 60×40、 60×20 各1枚 40×40、 20×20 各2枚 と、4枚セットになっているので、置く前に組み合わせをシミュレーション。 カットしないで済むよう、煙突に沿ってラフなラインにしました。 ストーブから上に真っ直ぐ伸ばすと楽ですが、突き出す煙突が1m以上飛び出す計算のため、やむなく家の内側で煙突を曲げることになりました。消防法により煙突は、屋根の一番高いところから40cm以上高く伸ばさなくてはならず、我が家の造り的に、家の真ん中にはストーブが置けなかったので、面倒ですが仕方がない。 石タイルは大きく…
以前アパートで使っていた薪ストーブを使いたかったのですが、RT2012(日本で言うZEHゼッチ、断熱・省エネハウス)基準でペレットストーブが必須です。ストーブ自体も、室内の煙突も断熱されているため大して熱くはならないのですが、床の無垢材と背後の漆喰壁を守るため、タイル張りにします。たいしたスペースでは無いので、気になっていたtravertin石灰質の岩石を切り出した石タイルを使ってみることにしました。 まずは、壁の凹凸を均して下地を造ります。 おじさんに手伝ってもらったchape土台に… 床の通気パイプ孔を丁寧にカット。  うまくできました。どんどん張り付けていきます。 義父から借りてきたc…
内壁のplaque de plâtre石膏ボードには、プロ用のsous couche プライマーとpeinture acryicqueアクリルペンキ。 外壁に接したコンクリート部分にはenduit塗料としてplâtre漆喰を施します。 私たちのセンスは微妙で、気を付けなければ黒、白、茶色と、もの凄~く地味になってしまうため、南仏リュベロン地方特産のocreオークルを取り入れようと、息抜きがてらに工場と販売所のあるAptという町へ行ってきました。 オークルと言えばちょうど一年前に訪れたRoussillonと言う村が有名ですが calisson.hatenablog.com 実用的に使うには観光客…
前々回のブログに書いたとおり、タイル張りの床の下地コンクリートは出来上がったので、いよいよcarrelageタイル張りです。 まずは床から。 古い木材風のタイルで、同じものをトイレの壁と、浴室の床にも使います。夏前にマルセイユで購入して義母宅に保管し、とりあえず2パックだけ持ってきて床を張り始めました。 床が終わり、残りのタイルを運んできてカットするサイズを測ろうとしたときに、最初の2パックと、他のすべてのタイルが違うものだと気づきました!!! 似ているのですが、色も幅も長さも違うのが分かるでしょうか…。壁の一番下の段だけ床と同じものです。 店員さんが車に運び入れてくれたのですが、なぜか2つだ…
すっかり更新が滞ってしまいました。 こんなブログですが、もし楽しみにしてくださっている方がいらしたら、すみません。 師走はここフランスでも何かと忙しく、家の作業と本業、クリスマスなどのイベントで走り抜けた印象です。 marché de Noël に参加したり 家族でNoëlクリスマスをお祝いしたり 束の間の息抜きに、鷹の巣村で有名なGordesゴルドに行ったり 新年はうって変わってひっそりと、皮から仕込んだ餃子とシャンパンで年を越し、元日だけ休んで昨日まで一週間、みっちりと家の作業を進めました。 次回からはサボっていた分、順を追ってアップしていきます。 本年もどうぞよろしくおねがいします。
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