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2018/03/04

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  • 下水道の点検口とサイフォン、 境界線の穴掘り

    砂利を敷いたところに、玄関脇の下水点検口があります。 詰まったなどのトラブルの際はここを開けて清掃します。 引き続きterrassier整地の職人さんが設置してくれました。 コンクリート製の枠を置いてから、周りをコンクリートで流し固めます。 ↓↓↓ 蓋をして完成。 次はサイフォン。 この街では、公共の下水道に接続前にtabouret siphoïdeという、臭いが上がらないようにする大きなサイフォンの設置が義務付けられています。 位置の関係上どうしても駐車場への設置になったので、 車が通っても大丈夫なようにマンホールのような丈夫な蓋をつけました。 上の点検口と同じように、コンクリの枠のまわりを…

  • いきなり駐車場

    去年の夏の外壁工事後、すぐ日本へ行っていたために整地はこの春の予定となっていて、 お正月明けに打ち合わせをして3月末に施工することになっていました。 しかしこのコロナ騒ぎのため、いろいろな予定が流れて先の見通しが立たなかったのですが、 terrassier整地をする職人さんにダメモトでお伺いを立てると、なんとすぐに来てくれることになりました。 まだまだconfinement外出制限中ですが、社会は少しずつ動き出している様です。 置いて行かれていた廃棄コンクリートのゴミも、施工業者のトラックが同時に運び出してくれてスッキリ。 家の基礎をする際に掘った土で家の周りを埋め戻して平らにする作業は、家の…

  • 外出制限5週間経過: 棚受け作り

    24時間換気yシステムがまだ動かせないため、 こまめに窓を開けて換気をしなければならないので、家の中でもマスクを付けてフードをかぶっての作業です。 今は作り方のサイトがたくさんあるので、私も自作してみました。 棚板を受ける部分を作成。 ヴィスが表に飛び出さないようにへこみを作ってから穴を開けます。 義父から借りている穴あけ機。 簡単にまっすぐ開けられるので重宝しています。 レーザー水平器を使ってまっすぐ取り付けます。 めんどくさいデザインなので、 とりあえず全部仮置きしてサイズを決めてからルビオモノコートを塗ります。 小雨模様で花粉は飛んでいないだろうと、10日ぶり位に近所へ散歩に行きました。…

  • 外出制限すでに3週間が経過: 廊下の棚

    毎日少しづつ棚を作っています。 暖かくなって晴れの日も続き、 外での作業もはかどり…と言いたいところですが、私の花粉症が悪化してしまい外に出ることも窓を開けることも控えています。 今年はかなり症状がひどいので医者に会いたいところですが、世の中はそれどころではありませんので、去年の残りのホメオパシーで何とかしのぎたいと思います。 廊下の棚。 右に写っている小さい方は完成しています。 まだ入れたい物の整理がつかず、適当に突っ込んであります。 大きい方は真ん中で仕切るので、床と天井に木材を固定して、そこに板をはめ込みます。 ルーターで加工した木材。夫の渾身の作です。 仕切りの板。 3つの穴にすっぽり…

  • 外出制限2週間が経過: 居間の棚

    3月17日より始まったconfinementコンフィヌモン、外出制限は当初の予定の2週間から延長され、今のところ15日までの4週間となっています。 スーパーは週に一度、ネットでオーダーした物を受け取り口で渡してもらうドライブ方式で買い物、と思ったのですが、注文が殺到しているようで、近所のは約5日待ち。 なので、受け取ったら直ちに次の注文を入れておくことにしました。 オーダー時はあった商品が当日品切れになることが多発してがっかりするのですが、感染を最小限にできる便利なシステムなので当面利用していきます。 当面いちばん困っているのは、poêle à granulésストーブに使うペレットの底が尽き…

  • 外出制限と棚作り

    みなさまもご存知のとおり、フランスではコロナ対策で3月17日よりconfinementコンフィヌモン外出制限が出され、不要不急の移動以外は自宅待機となりました。 居間の棚を造作~。 サイズにカットしたらお馴染みのルビオモノコートのチャコール色を塗りこみます。 乾いたら、 お手製の木枠のガイドを使ってdéfonceuseルーターで凹みを入れます。 へこませた壁に作り付けの棚をぴったりと入れたいのですが、なぜか微妙に奥が狭くなっているので微調整に苦労させられ、 引きこもり生活一週間経ってもまだ終わりが見えません…。 アジアではとっくに深刻になっていたコロナ感染ですが、 こちらでは今月に入ってもまだ…

  • おじいちゃんの作業台をリフォーム

    私がフランスに住み始めたころ、ちょうど夫の祖父が別荘を引き払ったためトラックを乗り付けて家財道具一式をもらって来たのがかれこれ10年ほど前。 もう使えなくなったものもありますが、cuisiniereガステーブル兼オーブンやキッチンツール、新品同様だったベッドなど、新居でも大活躍しています。 その時一緒に持ち帰り、ずっと夫の弟に保管兼使用してもらっていた祖父手作りの作業台。 弟も私たちより一足先に新居を立てて引っ越していたのですが、借りていたガレージを明け渡すことになったので急遽引き取って来ました。 我が家の倉庫はいっぱいなので家の中に入れなくてはならなかったのですが、かなり汚れていたので表面を…

  • 洗面所の三面鏡の取り付け

    洗面所の鏡は 1. 後頭部までチェック出来る三面鏡 2. 洗面カウンターを挟んであまり顔が遠くならないよう(私の背が低いため)、後ろに収納があって壁に直付けでない 3. できれば黒い枠 が欲しかったのですが、意外と収納があると両サイドの鏡が外側に開いてしまうタイプが多く、条件を満たすものが見つからなかったので、IKEAの三面鏡をアレンジして作成しました。 取り付ける前は、足を付けて置いて使っていたこの鏡。 端材を使って枠を作り、いつものルビオモノコート(一度塗りでOKの保護オイル)を塗ります。 金具を取り付け、タイルの壁にしっかり固定。 洗面ボウルが出来上がり次第、鏡の下に設置予定です。 照明…

  • 食洗機の必要性

    今まで家に存在したことの無かったlave-vaisselles食洗機。 導入は決めていたのですが、正直そんなに使うかなーと思っていました。 こちらの食洗機はバカでかいので、二人暮らしの我が家では溜まるまで待つのは嫌なので、結局普段は手洗いで、人が集まるときだけ活躍する贅沢品じゃないかと。 入居直前にネットで中古品を眺めていたら、近くの町で小さいサイズのものが出ていて、こちらを譲ってもらいました。 フランスの標準サイズは横幅60センチで12 couverts(12食器セット)ですが、これは45センチ幅の9 couvertsの単身者向けです。 大型電気屋さんのオリジナルブランドで、まだ保証期間が1…

  • 浴室完成です

    労力を注ぎ込んだ渾身の浴室ですが、あまりに時間が掛かったうえに何度も中断したためにブログに載せる機会を失っていたようなので、書いておきます。 浴槽のカランは、防水板でボックス状に作った棚から蛇口とハンドルが別々に出る様にしました。 浴槽の中でシャワーを浴びるフランス式ではなく、全体に防水を施した浴室側と脱衣所をドアで分ける日本式に設計しました。 配管工さんに、座った位置にカランの取り付けをしてくれるよう壁に印をつけて説明したのですが、いつの間にか高い位置に配管されていました…。直してもらうのも面倒だし、思えばシャワーは立ったまま浴びるので、このままシャワーを取り付けました。 ↓↓↓右側の二つの…

  • 給湯器とシャワー、洗濯機の完成

    1年程前に plombier配管工さんに入れてもらったchauffe-eau thermodynamique ヒートポンプ式電気給湯器ですが、チューブだけ出して室外機は外壁塗装後に設置するということで、ヒートポンプシステムを使わずにお湯を使っていましたが、やっと本日すべての設置が終わりました。 しかし、外気の熱を取り込んでお湯を温めるので省エネということで、RT2012(フランスの熱規制制度)の基準を満たすためには設置が必須なのですが、実は外気が5度以下の場合は意味が無いそうです。寒い冬こそたっぷりとした熱いお風呂に入りたいんですけどね…。 外壁塗装が付いてしまったチューブ。後付けしたのは大正…

  • お宝アンティークミシン

    引っ越してきて早一ヶ月が経ちました。 先日IKEAで購入した既製カーテンをサイズに合わせて作り替えなくてはならなかったのですが、長かったり幅が狭かったりしたままぶら下げていたので今日は重い腰を上げて作業しました。 使ったのはこのプジョー製のmachine à coudre ancienneアンティークミシン! ライオンマークのカバーも素敵です 左に見える引きずったカーテンもすっきり直しました。 白い箱は私の電動ミシンです。これも10年ほど前にブロカントで購入した古いものですが良く働いてくれます。 2年以上前に友人が引っ越す際に場所がないからとタダで譲ってくれたコレクションものの逸品です。 製造…

  • 床材の隙間を埋める

    気を付けて張っていても、どうしても自然の木材はサイズピッタリとはいかないものです。 それ用のレジン液を見つけたので、床材をヤスリ掛けしたクズに混ぜて埋めてみました。 あっという間に乾いて固まってしまうので、少しずつ混ぜて使用します。 コテでぎゅうぎゅうと押し込み、乾いたらヤスリ掛けすれば全然見えなくなります。 作業中は這いつくばっているので、小さな隙間や傷、節目などが気になって神経質に直していましたが、住み始めてみれば全く目に入らず。時々床に座って懐かしむ時間を持ちたいと思います…。 先週末はIKEAや、少々ニトリっぽい家具インテリア店をはしごして、カーテンや寝具の生地や洗面所の鏡などを物色し…

  • 床板張り

    遡ること去年2019年8月の終わり頃、すべての内壁の漆喰・ペンキ塗りが終わったタイミングで外装も済み、いよいよ床板張りに取り掛かりました。9月早々に日本へ行くことが決まっていたので猶予は約10日間。carrelageタイルゾーンと、すでにparquet en pin massifパイン無垢板を張ったcellierパントリーとmezzanin中二階を除く約85㎡が施工箇所。chambre寝室×2とbureau書斎、séjour cuisineリビングとキッチン、couloir廊下です。 まずは下地作り。我が家はコンクリートの下地の上に湿気防止のフイルムを敷き、7cmのchape仕上げのコンクリー…

  • クリスマス明けから住み始めました

    Bonne Année! あけましておめでとうございます。着工してから約2年半、本格的に自分たちで作り始めてから2年もの時が経ち、やっと居を移すことができました。 毎日少しずつ荷を運びつつ、義父や義弟たち、甥っ子、従兄弟といろいろな人にお願いして冷蔵庫やベッドなど大物も運び込み、24、25日とクリスマスを家族で盛大に祝ってから、26日から住んでいます。 まだまだ工事現場のような我が家ですが、年越しパーティに大晦日から友人たちが泊まりに来てくれ、みんなで料理の準備をしたり、お風呂のドアの設置を手伝ってくれたりの楽しいカウントダウンになりました。 右に見える大きなシクラメンは、お向かいさんが訪ねて…

  • 無垢材床のヤスリがけとオイル塗布

    床板張りの途中で日本へ帰ってしまい、2ヶ月近くも放置してしまった我が家でしたが、やっとすべて張り終えました! そう遠くない所に機械、工具のレンタルのお店を見つけ、金曜日の午後から月曜の朝までのお得な週末料金でmonobrosse(床磨き機?)をレンタルし、下処理した床を荷物を移動させながら一気に仕上げます。 最初はかなりコントロールが難しく、使いこなせるか心配しましたが、レンタルショップで教えてもらったコツを掴み、15分ほどの練習のあと実践。 タイル張りを除いた床板部分約86㎡に挑みました。 準備していた紙ヤスリのディスクがくっつかず、手持ちの標準サイズの小さなディスクを張り付けました…。 機…

  • entorse~捻挫

    日本から戻って一週間後、今から約1ヶ月前に遡りますが、夫がひどい捻挫をしてしまいまして、作業が滞っています…。 軽く骨も欠けてしまっているせいなのか、未だパンパンに腫れた足で松葉杖をついているので、物を運べるのは私だけ。腹腔鏡手術後よりも動けない状態です。どうしても一人で出来ない作業は義弟や従兄弟、ご近所さんにお願いして手伝ってもらっています。 作業中は怪我には気を付けていたのですが、まさかの買い物中のアクシデント!! わたしも新たに気を引き締めて少しずつですががんばっています。 更に先週末はかつてないほど一日中大雨が降り続き、帰り道が冠水したり小さな土砂崩れで片側通行になっていたり。 近くの…

  • 玄関タイル

    我が家は日本仕様で靴を脱ぐスタイルなので、玄関はタイル敷きです。タイルはペレットストーブのエリアと同じ、travertinトラバーチンを選んだのですが、深く考えずに種類の違うタイルを混ぜて購入したため、厚さが5ミリほど異なっていることに後で気付きました。 さらに、このエリアは低く仕上げるためにChapey床を平らに均すための液状コンクリ仕上げを施していないため、デコボコ。 窓を入れてくれた夫の親友に相談したところ、なんと仕事仲間のタイル職人さんを連れて手伝いに来てくれました! 厚さが違うタイルなんてありえない! と言いながらも、接着モルタルでなく砂とセメントを使ってテキパキと施工してくれました…

  • 勾配天井の照明

    我が家のsalle de séjour居間は屋根裏が無いタイプなので、照明のレールを取り付けるかどうか迷いましたが、cuisineキッチンのニセ梁と同様、余った梁から角材を切り出して天井に吊るすことにしました。 まずは材木作り。 dégauchisseuse(木材を平らに削る電動カンナ機?)に何度も通して仕上げます。 夫が術後で動けなかったため、夫のお父さんが手伝ってくれました。 仮置きして、組み合わせる場所に印を付けます ciseau à boisノミでホゾを切っていきます。 しっかりとボンドを付け、ビスで固定したらコードを渡す溝を切ります 自然オイル塗料のルビオモノコートを塗布します 夫の…

  • 外壁の漆喰(プロ施工)後半と屋根の瓦葺き

    3日目は残りの西側と北側の壁。 正面に見える西側が玄関なのですが、納品されたドアに2度も不具合があり、真ん中に仮の木のパネルがはめ込まれています。既に3ヶ月は経過しているのですが、未だ設置に来てくれません…。 4日めは職人さんの中休み。 5日目はいちにち掛かりで一気に瓦を葺きました。 前日は雨が降ったのですがこの日はものすごい青空で、この写真を撮った午前中は良かったのですが、午後はみなさん上半身裸で真っ赤に日焼けしながらの作業でした。 釘などで固定するのではなく、一枚一枚専用の接着剤を付けて貼っていくと取れないそうです。 地震の心配が無いとはいえ心配でしたが、このタイプの瓦はみんなそのように載…

  • 外壁の漆喰(プロ施工)前半

    外壁のcrépi漆喰仕上げは、寒すぎず暑すぎない時期がよいのですが、施工会社がなかなか動いてくれず、そしてこの夏の暑い最中の8月某日、急遽施工される運びとなりました。 我が家のサイズで25kgの漆喰×およそ65袋。 1日目は下準備。窓や梁を養生して、混ぜる機械や足場を搬入。 平屋なので足場は組まずに、フォークリフトで橋を持ち上げます。 漆喰を混ぜ、ホースで吹きつける機械。 2日目は南側と東側の壁。 涼しい早朝にやってきました。 右の人がホースで吹き付け、左がコテで均し、3人目がフォークリフトの調節。1度目は平らに伸ばす。 2面終えたら、乾ききらないうちに仕上げの漆喰。デコボコとした仕上げをリク…

  • 現在の我が家

    大変ご無沙汰していました。 家が未完成のまま2ヶ月ほど日本へ里帰りしまして、英気を充分に養ってまた作業へと戻りました。 最終更新が7月末で、8月の間は夫の体調の回復を伺いながらも作業を進め、そしてやっと施工会社が瓦と外壁を仕上げに来ました。 残る彼らの仕事はterrassement土地の造成、掘った土を家の回りに戻し、平らにする作業のみ。これは帰国後に来てくれるという話ですが、気長に待つのみです。 これから徐々に、サボっていた間の状況を更新して行こうと思います。こんなブログでものぞきにきてくださっている方々、またよろしくお付き合いください。 義母宅に戻った日はハロウィン当日。 日本で早いうちか…

  • 42℃の猛暑の中で

    6月の週末、我が家に泊まり込みで友人達がお手伝いに来てくれました。 手つかずだった書斎と中二階の塗り壁やキッチンの照明を取り付けるためのニセ梁など、重労働が出来ない夫に代わってテキパキと楽しく作業を進めます。 友人は何度か我が家に泊まっていたのですが、今回わたしも初めてのお泊まり。キッチンが無いのでキャンプ状態ですが、瓦がまだ乗っていないのにもかかわらず断熱はすでに万全で、夜と早朝に窓を開けて風を通せば涼しく過ごせます。 キッチンのfausse poutreニセ梁作り。家の梁の残りがいくつかあるので、そこから切り出して 4.2メートルの箱を作ってコードを通し、照明を取り付けます。 このために購…

  • 庭に物置を作る

    6月末から7月にかけて、フランスはcanicule猛暑になりました。日本に比べると湿気が無いのでだいぶマシですが、それにしても連日40℃越えはなかなかの厳しさ。頭に巻いた濡れタオルを数時間置きに替え、浴びるように水を飲みながらの作業でした。 そんな炎天下で、 お買い得だったabri小屋を手に入れたので組み立てをしてしまいました。 整地がまだなので邪魔にならない場所へ、整地後に移動出来るようにパレットを敷き、防湿シートを引いただけの土台に、説明書を読みながらどんどん組み立てていきます。 半日で完成しました。たった5㎡ですが、これでだいぶ家の中が片付きそうです。中は灼熱地獄なのでしまう物には気をつ…

  • 雨戸取り付け用の木枠

    一般的な家はコンクリートブロックの下地が外側にあるので、そのまま丈夫なビスを打ってvolet雨戸を取り付けられるのですが、外側が柔らかい外断熱方式では、普通は電動シャッターになるそう。でも、私がどうしても木製の昔ながらの雨戸にしたかったため、しっかりと土台のコンクリに木枠を固定し、そこに取り付けることになりました。 かれこれ2年も前に一枚板を切り出し、ニスを塗って準備していた材料を、やっと蔵出しして先日玄関のタイルを施工してもらっている時に、平行して窓のプロの友人にお願いしました。 場所を取っていた板がやっと所定の場所に納まり、外観にも変化が出て嬉しい限りです。 少し手を付けては後回しにしてい…

  • あっという間に玄関のタイルの出来上がり

    我が家の窮地を知った夫の親友たちが、暇を見つけては遠くからお手伝いに来てくれています。 この日はプロのcarreleurタイル職人さんを引き連れて3人で助っ人に来てくれました。 日本式に三和土を下げて段差を作りたかったので、下地のコンクリートのままにしていたのですが、このままタイルを張るには凸凹過ぎ。なので、薄くコンクリートを流して水平にしようかと思っていたのですが、この友人に相談したところ、タイルの下地用砂にセメントを混ぜながらダイレクトに張れる方がいると言って、マルセイユからわざわざ連れて来てくれました。 接着剤も使わず、セメントでどんどん張り付けていきます。 ↑↑↑左に置いてある紙は、夫…

  • 浴槽の水栓

    お湯とお水の水道管に、水栓を繋ぎます。 まずは銅管を加工していきます。 ガスバーナーで色が変わるまで炙り、義弟から借りてきた年季の入った器具でぐい~っと曲げます。 更にいろいろなパーツで繋ぎ、水栓を仮置きします。水漏れなく、無事にお水がでました! …なぜこんなに複雑なことになってしまったかといいますと↓↓↓ 浴槽の上に棚を作り、そこに水栓を付けたかったのです。こんなに面倒なことになるならこんなデザインにはしなかったのですが、そこは素人、やってみないとわかりませんでした(泣)。 壁は防水石膏ボードで、さらにレジンを塗って防水加工をし、ガタつきを抑えてしっかり水栓を取り付けるため、防腐・防水加工し…

  • だいぶご無沙汰の更新です

    いつのまにかヴァカンスシーズンに突入し、近所のラベンダー畑も少しずつ刈り取りが始まり、distillation蒸留の水蒸気がモクモク立ち昇って良い香りに包まれています。 ブログの更新が滞った言い訳はたくさんありますが、 一番の原因は夫の体調不良です。 5月あたりから医者には安静を言い渡されているのですが中々手を休めることができず、 重い物や疲れる仕事、運転は私が引き受けているので、 今までいかに私が楽をしていたかということをしみじみ感じています。 今週は内視鏡手術を受けることになっていて、術後1ヶ月ほど安静にすれば元通りになるそうなのでご心配無く。 先月19才で天寿をまっとうした、義母宅の黒猫…

  • ドアの塗装

    浴槽にお湯を張るための水洗を、お湯のでる蛇口とハンドルがセパレートなものを選んでしまったため、取り付け金具が特殊なため配送待ちになってしまい、お風呂場がなかなか仕上がりません。今朝届いたので早速取り付けようとしたのですが、きっちり取り付けるには部品が足らず、もう数日かかりそうです…。 待っている期間、室内ドアの塗装に着手。我が家はトイレと二つの寝室に開きドアが計3枚、居間とパントリー、脱衣所に引き戸が計3枚で合計6枚のドアがあります。 まずはponceuseサンダー掛け。ベタッと塗るのではなく、ムラのある古い感じにしたいので、テキトーに掛けます。 刷毛すじが残るように、薄めに一度塗り。 bad…

  • タッチ式スイッチの取り付け

    汚れたり割れたりしないよう、プラスチックの普通の照明スイッチを仮付けしていましたが、ガラスのタッチスイッチを取り付けました。 トイレの照明のような、一ヶ所で点けたり消したりするタイプは簡単に取り付けられたのですが、入り口で点けて出口で切るようなタイプは、普通の配線ではなく、二つ目のスイッチがリモコンのように信号で作動するシステムだということが、今になって判明。わたしには何のことやらチンプンカンプンなため、夫が配線図とスイッチの仕組みを読み込んで、その指示に忠実に従って言われるがままに、細いgaine éléctrique配線チューブに4本目の線を何メートルも通し、色分けしてスイッチに繋いでいき…

  • 無垢材のための自然塗料

    cellierセリエ(食料庫)の床はmezzanine中二階と同じくお手頃なパイン材で、野菜などをストックするので水に強いvernisニスを塗りましたが、メインの床はchêne massif無垢のオーク。 せっかくの無垢材にコーティングしたくは無いが、土足厳禁予定とはいえ、保護しないのはどうか…と悩み抜いて見つけたのがこちら。 Rubio MONOCOAT ルビオモノコートという、ベルギー製の自然保護塗料オイルです。 とりあえずお試しサイズでいくつかの色を取り寄せ、オークに塗ってみました。 薄いスポンジに数滴取り、軽く擦るだけで良く伸びて塗りムラも出ず、木目がキレイに浮き出てなかなか良い感じ。…

  • 浴槽の設置とイースター

    大部分の浴室のタイルを張り終え、浴槽周りとシャワー部分の床を残すのみとなりました。 浴槽のサイドのパネルを設置する床部分の下地コンクリートが若干足りなかったため、外壁の地下部分に施工した厚さ6cmの断熱材の残りを埋め込んで、隙間にコンクリを流し込みました。 壁には、浴槽の縁を乗せる支えの金属のバーを設置。これは天井の断熱材を支えるために使ったあまり。 配管工さんにアドバイスをいただいてしっかり取り付けました。 慎重に水平を取って、サイドに断熱材入りの防水パネルを固定し、さらに右上に浴槽用の水栓を取り付ける棚を防水パネルで作成。 水平を正確に取るために購入したレーザー水平器。大活躍です。 浴槽回…

  • キッチン家具のリメイク

    フランスのフリマサイト、bon coinボンコアンで、自分で外して引き取れば無料という出物を見つけて、トラックで駆けつけ無垢のオークのキッチン家具をゲットしたのは一昨年の夏。 それからずっと義母宅に保管させていただいていたのをやっと我が家に運び入れました。 タイル張りと平行して、こちらの準備にも手を付けています。 絵葉書そのものの、ザ・プロヴァンスな古い農家を完璧にリフォームした素敵な邸宅の、離れにある現在使われていなかった30年以上前のセット。これに手を加えていきます。 まずは扉を全部外して金具や取っ手をはずして綺麗に洗い、サンダー掛け。 汚れも少なく、ニスも一度塗りしかされていなかったので…

  • 終わらない浴室のタイル張り

    我が家は日本式に、洗面所兼脱衣所と、浴槽と洗い場の2つのゾーンをガラス戸で仕切るかたちです。天井を除き、そこを総タイル仕上げにするのですが、狭い割にとても手間のかかる大仕事になっています。 時間のかかる理由の一つとして、この平らに仕上げるパーツがあるのですが、この手間を惜しむとどうしても素人の仕事なのでデコボコしてしまうので手が抜けません。二つ目は、接着モルタルを壁とタイルの両面に塗ること。一生使うつもりのタイルなので、ここは地道に丁寧に作業します。 お風呂ゾーンには防水加工を施します。 脱衣所ゾーンはまもなく張り終えそうです。 下部分はトイレの腰壁と同じタイルで。上のゾーンはフランスのフリマ…

  • 日本からの助っ人

    だいぶご無沙汰してしまいました。 先月半ばに2週間ほど、この春晴れて新高校生となる甥が日本から遊びに来てくれ、たっぷりと私たちも一緒に出掛けまくっていました。その間は雲ひとつ無い晴天に恵まれ、海と山、これぞ南仏!!を満喫してたのではないかと思っています。 そして一日は我が家の家造りに駆り出し、たっぷりと手伝ってもらいました。 私のつんつるてんの作業ズボン、履かせてごめんね。そしてありがとう!! 甥っ子が日本へ帰った2日後には大雨に、その翌日には雪が降りました。春の天気は日本同様、油断がならないですね。

  • タイル張りと浴槽の排水取り付け

    脱衣所の床は張り終え、joint目地入れします。 少し乾かし、濡れたスポンジで均しているところ。乾ききる前に、できるだけタイル表面も拭き取っておきます。 洗面所の水道と排水パイプ周りがかなり面倒で、この後の壁面でもだいぶタイムロスしました。 浴槽の排水システムを買ってきたので、裏返して取り付けてみました。 ここで、排水口につなぐパイプを買い忘れたことに気づき、続きはまた後で。

  • 浴槽の土台と浴室のタイル

    placo石膏ボードの壁のペンキは、下地材→5%の水で薄めた1度目のペンキ→原液のままのペンキ、と3度の工程があるので、細々とした仕事の合間に塗っています。 そんなペンキ作業や、照明の取り付けなどと平行しながら、お風呂場に取り掛かります。 我が家のbaignoire浴槽は排水口に向かって狭くなる斜めのタイプなので、その設置部分だけ元々のむき出しの下地コンクリートが見え、そこに上から浴槽のお湯と水、シャワー用のお湯と水、トイレの水洗の水、最後にトイレの手洗い場のお湯と水、の計7本の水道管がはしっています。 オレンジでマーキングしたところに浴槽の6本の足を固定するのですが、微妙に足が銅製の水道管に…

  • 漆喰を塗りまくる

    壁塗り地獄も終盤に差し掛かって来ました。 大きなミキサーで計4回、トータルで約1.5トンものenduit à la chaux et l'argile 石灰と粘土の塗り壁材を作り、それをすべて二人で壁にくっ付けたなんて、ちょっと信じられない量です。 何度もYoutubeでシミュレーションした左官作業、やはりどう試みてもプロの様に手際良くはいきませんが、もたもたしながらも何となくまあまあの仕上がりになっています。 塗った翌日は、このように必然的にヒビ割れてしまうのですが、 翌日に濡れたスポンジでグルグルと円を描くように擦ると、粗が隠れて麻が浮きだし、味わい深くなります。 映画のベストキッドを思い…

  • ペレットストーブを運び込む

    日本に住む甥っ子が、競争率の高い志望高校にめでたく合格したので、春休みにご褒美のフランス旅行にやって来ます。それまでに何としてでもお風呂を完成したく、昨日までの2週間の冬休み中はノンストップで作業しました。 一年半も前に、お買い得価格で手に入れたPIAZZETTAというイ​タリア製のpoêle à granulésペレットストーブです。ずっと義母宅に保管していましたが、ヴァカンス最終日の昨日、やっと我が家に搬入出来ました。 この日は3兄弟が勢ぞろいで、義弟が友達から借りてきてくれたdiableディアブル(台車)持参で手伝いにきてくれました。 ストーブの重さは160㎏もあり、機具が無いと持ち上が…

  • テラコッタ色のキッチンの壁とタイル

    急に思い立って、crédenceクレダンスにcarrelageタイルを使いました。元の意味はサイドボードなどのキッチンの家具類のことですが、クレダンスと言えば、キッチンカウンターの背後の壁部分に置くものを指します。当初は漆喰壁の上にガラス素材のものを設置しようと思っていたのですが、タイル張りに自身を付けた私たち、ソルドで半額になっていた床用のタイルを衝動買いしました。 漆喰を塗る日は決めていたので、2日前にタイルを貼り、前日までにはjoint目地入れを終えなくてはならず、急ピッチで仕上げます。 するとなぜか急に、壁は赤っぽいのがいいんじゃね?? と思いたち、漆喰を塗る当日の朝、往復2時間半かけ…

  • オークの無垢板の床材

    注文していたparquet床板が、今朝届きました。 前日の電話連絡の時間より1時間も早めにズレた朝8時半の到着で、ちょっと慌てましたが、無事納品。 庭にうず高く積まれた床材を、この日に合わせてペンキと漆喰を仕上げた小さな部屋に運び入れます。 厚さ22mm、幅100mmのparquet床板と 34mm×80mm、長さ2mのlambourde pour parquet下地材(根太)、合わせて約90㎡分、約2トン! 下に組む根太と床材は同じ種類の木材が良いというので、chêneオーク(日本名はナラ)の根太も一緒にオーダー。中二階で使ったパイン材とは、重さも固さも値段も、全然違います。 この辺りは一般…

  • 漆喰を塗る

    快晴に恵まれたので、外でbétonnièreコンクリミキサーを使って大量に漆喰を仕込みます。 2ヶ月ほど前に借りたこのマシン、我が家に置き去りなので活用させていただきます。 どこかで計算が狂い、かなり多めの、トータルで250~260リットルほど仕込みました。下に写っているbrouette一輪車に山盛り4杯位だったでしょうか。 和室の砂壁くらいの色になっていますが、1ヶ月ほどすると乾いて、もっと白くなる予定です。 ですが、実は試し塗りの際に使った粘土パウダーはgrésグレ、ストーンウエアの材料で、最初から白かったのですが、それよりもっと白いということで採用したfaïence、一般的な陶器の材料の…

  • 雪が降りました

    後ろの新しいご近所さんの基礎も終わり、少しずつ壁が立ち上がっています。彼らの家はエコなBio’Bricという、空洞がたくさんある、断熱性の高い煉瓦を使用していて、積み上げるのがなかなか大変そうです。 夫は3兄弟の長男で、一番下が我が家とほぼ同時期に建て始め、まだ完成はしていませんがいち早く住み始め、真ん中の弟の家も、遅れに遅れましたが建て始まり、現在はこんなかんじに。 こちらで一般的な建築資材のparpaing、日本でもお馴染みのコンクリブロックを、手練りのセメントで接着しています。この地域は地震のリスクがあるということで、我が家周辺よりも鉄筋を多めに入れなくてはならないそう。40年近く住んで…

  • 塗り壁の下準備

    我が家の壁の漆喰は、 chaux hydraulique (NHL3.5) ×6 水硬性石灰 argile faïence blanche ×3 陶器白粘土 sable à enduit ×10 コーティング用の砂 paille de chanvre ×5 細かく切ったヘンプ この配合に、水を足して使います。 本当は、chaux aérienne 生石灰(CaO)を使いたかったのですが、どこにも売っておらず、注文すると返品できないので諦めました。これを使うとゆっくり固まるので、塗った翌日に濡れたスポンジで均して平らにすることが出来るので、素人でも滑らかな塗り壁になると思ったのですが…。 トイレ…

  • 天井のペンキ塗りとタイル壁の下準備

    poêle à granulésペレットストーブを設置するために、まず、すぐ上の2列分の天井のペンキ塗りと、周辺の塗り壁をしておきます。 天井は、壁に使用するsatinツヤありサテンは、照明の反射でペンキの塗りムラが目立ちやすいので、というペンキ屋さんのアドバイスに従って、掃除しにくいデメリットがあるけどツヤ無しmatマット仕上げを選びました。 まずは、いつもと同じsous couche下地材を塗布。時間短縮のため、足場ごと夫に引いてもらって移動。気分は山車の上で ”祭”を唄うサブちゃんです。一日中頭の中で祭を唄いました。 ペンキを塗ること自体よりも、下地のパテをヤスリで均したり、梁をマスキン…

  • トイレを作る~壁編

    トイレシリーズも、後もう一息です。 石膏ボードの壁と天井は防水効果があり艶のあるsatinサテンタイプの白いペンキ。 プライマーを塗った後、ペンキを2度塗り仕上げです。 奥のコンクリート壁は、買ってきた緑のオークルが少なかったので、ナチュラルの漆喰を一度塗ってから、オークルを加えたものを薄く塗りました。 シロウトなので時間が掛かってキレイに仕上がらないので手直しできるよう、ゆっくり乾くタイプの漆喰にしたつもりが、一日でカチカチになって、後から濡れたスポンジで均してもびくともしません。どうやら、購入したchaux石灰の種類が違っている模様。 味があってかえって良かったかもしれませんが、広い場所に…

  • 給湯器の設置

    plombierプロンビエさんが、先日給湯器の設置に来てくれました。 atlantic社は三菱重工と提携していて、室外に設置するヒートポンプは富士通ゼネラルのものでした。こちらで見るエアコンは、ほぼほぼダイキン・三菱といった感じで、日本のメーカーが占めています。さすがです。 バカでかいのですが、これで270リットル、2~3人用だそうです。RT2012(高断熱・高気密省エネ基準)をクリアしていて、単なる電気給湯器比で最大75%省エネとうたってあります。 業者さんを選ぶ際、地元で何人かの選択肢があったのですが、銅管を扱うのはこの方だけだったので決めました。 日本では分かりませんが、今はどこもプラス…

  • 上下水道が繋がりました

    今日は嬉しい進展があったので、もう一つ更新します。 もうかれこれ一年以上、町の水道から直結させたホースで水を使用していましたが、やっと施工会社がterracement整地の方を呼んでくれ、上下水を繋がりました。 掘った凹みにグルグルとホースが置かれ、凍結防止に余った発泡スチロールの断熱材を上に並べて使用していました。 我が家の水源は、一番上のホースでした。すぐ下は新しいので、新しいご近所さんのもののようです。 この町は、下水管にtabouret siphoide 臭い防止のためのサイフォンの取り付けが義務付けられているため、前もって購入し準備していました。この場所は車の出入り口にする予定なので…

  • 石タイルの目地入れ

    前回の写真のとおり、購入したtravertinトラバーチンには自然な気泡や孔が開いていて、これはこれで味があって良いのですが、掃除などの事を考えると、これはきっちりjoint carrelage目地材で塞いでおきます。 トイレの古木材風タイルにはチャコールグレーを使いましたが、ここにはbeigeベージュを選びました。 ちょっと固めに練ってしまったため塗り込みが大変でしたが、風合いのあるイメージ通りの仕上がりになりました。 目地材の拭き取り中に、来客や電話などがあり、時間を置きすぎてタイルの表面に汚れが残ってしまいました。石灰岩なので、酸性の拭き取り材が使えないので満身の力を込めて布でこすりあげ…

  • ストーブ置き場~背後の壁

    travertinトラヴァルタン(日本ではトラバーチンと言うようです)、石タイルは 60×40、 60×20 各1枚 40×40、 20×20 各2枚 と、4枚セットになっているので、置く前に組み合わせをシミュレーション。 カットしないで済むよう、煙突に沿ってラフなラインにしました。 ストーブから上に真っ直ぐ伸ばすと楽ですが、突き出す煙突が1m以上飛び出す計算のため、やむなく家の内側で煙突を曲げることになりました。消防法により煙突は、屋根の一番高いところから40cm以上高く伸ばさなくてはならず、我が家の造り的に、家の真ん中にはストーブが置けなかったので、面倒ですが仕方がない。 石タイルは大きく…

  • ストーブ置き場の天然石タイル

    以前アパートで使っていた薪ストーブを使いたかったのですが、RT2012(日本で言うZEHゼッチ、断熱・省エネハウス)基準でペレットストーブが必須です。ストーブ自体も、室内の煙突も断熱されているため大して熱くはならないのですが、床の無垢材と背後の漆喰壁を守るため、タイル張りにします。たいしたスペースでは無いので、気になっていたtravertin石灰質の岩石を切り出した石タイルを使ってみることにしました。 まずは、壁の凹凸を均して下地を造ります。 おじさんに手伝ってもらったchape土台に… 床の通気パイプ孔を丁寧にカット。  うまくできました。どんどん張り付けていきます。 義父から借りてきたc…

  • 漆喰壁

    内壁のplaque de plâtre石膏ボードには、プロ用のsous couche プライマーとpeinture acryicqueアクリルペンキ。 外壁に接したコンクリート部分にはenduit塗料としてplâtre漆喰を施します。 私たちのセンスは微妙で、気を付けなければ黒、白、茶色と、もの凄~く地味になってしまうため、南仏リュベロン地方特産のocreオークルを取り入れようと、息抜きがてらに工場と販売所のあるAptという町へ行ってきました。 オークルと言えばちょうど一年前に訪れたRoussillonと言う村が有名ですが calisson.hatenablog.com 実用的に使うには観光客…

  • トイレを作る~タイル編

    前々回のブログに書いたとおり、タイル張りの床の下地コンクリートは出来上がったので、いよいよcarrelageタイル張りです。 まずは床から。 古い木材風のタイルで、同じものをトイレの壁と、浴室の床にも使います。夏前にマルセイユで購入して義母宅に保管し、とりあえず2パックだけ持ってきて床を張り始めました。 床が終わり、残りのタイルを運んできてカットするサイズを測ろうとしたときに、最初の2パックと、他のすべてのタイルが違うものだと気づきました!!! 似ているのですが、色も幅も長さも違うのが分かるでしょうか…。壁の一番下の段だけ床と同じものです。 店員さんが車に運び入れてくれたのですが、なぜか2つだ…

  • あけましておめでとうございます

    すっかり更新が滞ってしまいました。 こんなブログですが、もし楽しみにしてくださっている方がいらしたら、すみません。 師走はここフランスでも何かと忙しく、家の作業と本業、クリスマスなどのイベントで走り抜けた印象です。 marché de Noël に参加したり 家族でNoëlクリスマスをお祝いしたり 束の間の息抜きに、鷹の巣村で有名なGordesゴルドに行ったり 新年はうって変わってひっそりと、皮から仕込んだ餃子とシャンパンで年を越し、元日だけ休んで昨日まで一週間、みっちりと家の作業を進めました。 次回からはサボっていた分、順を追ってアップしていきます。 本年もどうぞよろしくおねがいします。

  • コンクリートを流す

    いよいよbetonniereコンクリートミキサーを使います。当日はあいにくの雨となってしまい、義父から大きなパラソルを借りてきての作業です。 このミキサー、こちらでは常備しているご家庭もめずらしくなく、庭の片隅に置いてある光景もよく目にします。これはプロ用で、350リットルと大きめです。今回は最終的にsableコンクリ用の砂とgravier砂利を約700㎏、cimentセメント180㎏を使いました。マシンが無いと、これだけの量を練るのはまず無理でした。 使用した砂利と砂は、家の構造を作った時に残って外に放置されていたもので、砂は足りなかったので35Kgの袋を7つほど新たに購入しました。 これが…

  • タイル部分の下準備

    我が家の大部分はparquet massif無垢の床板を張る予定ですが、玄関とストーブ置き場・トイレ・浴室はタイルです。夏の終わりに業者さんに頼んだchape liquide(床にコンクリを流して平らにする)は床材部分のみで、上記の4個所は高さを計算して自分たちで床を作ります。 前に書いた、元大工のおじさんが来てくれる前に、下準備をしておきます。 baignoire浴槽を仮置きして幅を決めます。 排水機能が保たれる高さで排水口を設置。 水道管の上に排水パイプが設置されたため、思っていたより床が高くなってしまいました。脱衣所との間に壁の立ち上がりをつけねば…。 居間の隅のストーブ置き場。奥のパイ…

  • 石膏ボードの壁

    この週末は久しぶりにplaquisteさん(壁職人?)が来て、下仕上げに入ってくれました。ほぼ2日間でsalon居間部分が終わりました。 つなぎ目に紙テープを貼り、ヴィスなどの凸凹を漆喰で塞ぐjointジョアンという作業です。この後は、自分たちでsous couche下地材とpeintureペンキを塗る予定です。 このあとヤスリで平らに均すのですが、さすがプロの技で、触ってもほとんど凹凸が無いので作業が楽そうです。 コンクリの壁には漆喰を塗る予定です。

  • 窓枠作成

    これは8月のことになりますが、窓枠の作成にもとりかかりました。大きな板を取り寄せて窓ごとのサイズにカットして、保護材を塗ったのがほぼ1年前。その時はまだ前のアパートにすんでいて、そこのガレージでやった記念すべき第一歩目の仕事でした。その時はこんなに時間がかかるなんて知る由もありませんでした…。 その、引越し時からずーっと邪魔にしていた板の取り付けですが、外張り断熱のフォームは弱いので、16cmの断熱材を突き抜けてコンクリートの壁に固定しなければなりません。義弟宅同様に電動シャッターであれば簡単なのですが、私たちは木製のvolet雨戸にこだわったため、試行錯誤の末、およそ20cm間隔でボルトを固…

  • 電気が繋がりました。

    9月半ばに着工予定だった新しいお隣さんも、例に漏れず遅れに遅れ、今週から基礎工事が始まりました。夫の2番目の弟も9月初めの予定で着工したのが先々週。でも、両方とも我が家より先に完成しそうな予感…。 線を正しく接続し、やっと室内で電気が使えるようになりました。 まだ玄関の呼び鈴用の線などが残っていますが、ふたを閉めたらだいたい完成です。 とりあえず手書きで。後で綺麗にステッカーを作って貼る予定。 スイッチは完成後にガラス製のタッチ方式を付ける予定なので、安いスイッチをブラブラに仮付けしておきます。 プラグを差し込んで電気が使えるというだけで、かなりの達成感があります。 来週はストーブの土台とお風…

  • chape 床を平らにする

    床の仕上げコンクリート業者さんには、8月末のヴァカンス明け一番に来てもらえるようにお願いしていましたが、休みに入る前のミーティングで予定が組まれた時に頂けるはずの電話もこず、連絡しても返答なしになってしまい、日本に帰る前には無理だねーと半ば諦めていました。 ダメモトで休み明けに電話してみたら、なんと”明日の8時半にミキサー車で行きますよー”との事。 あー、準備が間に合わない~!! 床の上のものをすべて撤去しなければならなかったので、とにかく乗せられるだけの資材を中二階に上げ、それでも入らないものは車の中へ。 一人では持てなかった35㎏のセメント袋も、アドレナリン全開でガンガン運びます。 ここで…

  • 日本に帰っていました

    長いことご無沙汰していました。 9月の初めからほぼ2ヶ月間、夫とともに里帰りをしていました。家作りも中途半端なままで大変心残りではあったのですが、航空券はずいぶん前に取ってあり、変更出来ないのでしかたがない。家のことはひとまず忘れて楽しく過ごして来ました。 今回の里帰りはちょっと特別で、2週間はフランス人団体様ご一行と日本中をまわり、1週間は義母たち家族でプチ旅行という日程だったので、友人たちとはゆっくり過ごせなかったのが心残り。お互い忙しい中、時間を合わせて会ってくれた友人たちには感謝です! そして、帰ればいつも暖かく迎えてくれる日本の家族、いとこや甥っ子、姪っ子、ありがとう! 帰ってきてみ…

  • 新しいご近所さんと、秋の味覚

    7月のことになりますが、作業中に小さい女の子とお父さんが訪ねてきました。 私たちの土地のすぐ後ろを購入したとのこと。 この区画は大きい通りに並行して3つに分かれていて、私たちの土地が小道に面した南東の一番前、そのすぐ後ろを購入されたそうなので、残すは奥の一区画のみ。大通りからは出入りできないので、後ろの2区画は大通りに沿った私道もセットに購入します。 私道が妙に細いので、すぐには売れないよねーと思っていましたが、もう9月中には着工するそう。 我が家と平行して、同じ大きさ程度の平屋を建てるそうで、キッチンの窓からの景色が遮られてしまうのでちょっと残念ですが、住宅地なので仕方が無いですね。 彼と、…

  • 外壁地下部分のコーティング

    本来は職人さんにお願いしてあったのですがいっこうに来る気配もなく、秋風も吹いてきたので外仕事をしました。 1. 放置されたため5センチほど土に埋まってしまったところを鍬で掘り返し、補強ネットを貼る。 2. 上部の断熱フォームを受けてある金具の縁に、返しの付いた器具を挟み込んで、上部に同じコーティング材で固定する。 3. 最後にネットの上から専用のコーティング材をこれでもか! と塗りたくる。 外壁の上部断熱フォームは断熱効果に優れている半面けっこうモロいので、enduitコーティング材をすぐに塗ってくれたのですが、地面に埋まる部分は強度の高い断熱フォームだったせいか、一年近く放置されたままでした…

  • 配管屋さん Plombier

    しばらくブログはご無沙汰いていましたが、実は1週間後には日本へ発つので急ピッチで出来るだけがんばっておりますが、住めるようになるには帰ってきてからになります。クリスマスまでには、でしょうか。はぁ…。 ですがこの2週間、いろんなことが進みました。 まずはPlombier配管工が来てくれました。 chauffe-eau thermodynamique(熱交換式電気温水器? 日本で言うエコキュート?? )からキッチン、お風呂、トイレ向かって上水の管が通りました。 まだパントリー内にタンクは設置されていないのでこんな状態。 salle de bainお風呂場 toilettetトイレ 北東側に設けた外…

  • 週末プチ旅行

    忙しい最中でしたが、お休みの時はいつも泊めてもらっていた友人カップルが家を売り、遠くに引っ越してしまうので、最後の夏を一緒に過ごしにHaute-Loireオートロワール県まで行ってきました。 我が家から車で6時間近くかかる小さな街に、元ホテルという3階建ての大きな家です。18世紀の建物で、第二次世界大戦くらいまでホテルとして営業していたそうです。壁のサインはそのまま。 友人の手作りビール。ご近所にベルギーの方がいて、いつも数々のおいしいビールが迎えてくれます。 部屋からの眺め。 激ウマの手作りピザをテラスでいただきました。 仕事の都合で急遽引っ越すことになり、と小さなアパートに移り住むので、家…

  • コンクリートに穴を開ける

    私が配線器具で手こずっているあいだ、夫は施工会社から借りてきたperforateurハンマードリルで換気システム用の穴あけを続行。 6kg以上あるドリルは支えているだけで難儀ですが、がんばっています。 設置する管の大きさに合わせてドリルを刺し、 ハンマーで真ん中を抜きます。コンクリートって本当に固いんです。 左がキッチンなので熱を吸い上げる用になり、左の3つはリビング用で暖かい空気を送ります。 この週末は、仕事をほったらかして、今月末にパリ近郊に引っ越してしまう友人宅へ、急遽会いに行ってきました。次回はその週末旅行のはなしです。

  • 配線器具の箱~やり直し

    前回、コンクリート用の配線器具を設置するためのボックス(boitier d'encastrement)を、石膏ボードにはめ込んでしまうと言う痛恨のミスをしてしまったのですが、コメントでアドバイスしてくださったKishiさん法を取り入れ、さらに動かせるところは塞いでしまい、新たに購入した石膏ボード用のボックスを設置するという荒技で、すべてのスイッチとコンセントの下準備が出来ました。 まずは、interrupteurスイッチ。これは配線キットのものではなく、Aliexpressで購入したもので、器具部分が四角くて大きいのでこのまま使います。 もろい石膏ボードの裏側に木材で補強し… ボックスをはめ直…

  • 助っ人さんと線の埋設

    暑い日が続いています。ヨーロッパでは2003年に熱波が襲い、フランスだけでも14,800人以上の方々が亡くなったとのこと。私も2年前に、曇り空だからと自転車で10分ほどの郵便局へ用を足しに行き、帰りの上り坂道で顔面のしびれと吐き気で行き倒れそうになった経験があります。なんとかアパートまでたどり着いて冷たいタイルの床に倒れこみ、事なきを得ましたが、今思うと結構危険だったのでは、とゾクゾクします。 みなさんもお気をつけください。 と言いながら、現在の我が家はまだトイレが無いので、水分を控えていたら少し具合が悪くなってしまいました。 どうにかなるさ! と少しずつ飲むようにしたら、汗もかくので意外とも…

  • 壁の仕切りはほぼ終了

    5日間のプラキストさんの仕事で、家の中の内壁を立てることは終了しました。天井付近の細々とした部分が少し残っているのと、jointジョアンという、ボードとボードの隙間とビスを打ったへこみを平らにする仕事は後日また来てくれます。 とりあえずここまで仕上がれば、次はやっとplombier配管工さんに来てもらえます。 玄関との間仕切り兼cellierパントリー。ここら辺にtableau électrique配電盤やchauffe-eau給湯器などが入ります。 ↓↓↓ 配線がだんだん収まって来ました。 我が家は日本式にするので、境目をはっきりさせて自然と(強制的に)靴を脱いでもらわなければなりません。か…

  • 並行作業

    プラキストさんと打ち合わせをしながら作業していただいている横で、私たちも同時並行で一生懸命働いております。 1ヶ月以上プラキストさんが来るのを待ちわびながら準備していたのに、私たち素人が気付きもしなかったプロの提案や、なぜか終わっていなかったVMC(換気システム)の下準備をトップスピードで調整しながら進めています。 例えば浴室の照明。そんなに広くないし、側面の壁に一つあれば良いと思っていましたが、彼に言わせるとそれじゃあ使いにくくて絶対後悔するとの意見。なるほど~と思い、急遽一本の線をboite de dérivation(接続箱??)を使って4つに分け、天井の埋め込みLEDライトにチェンジ。…

  • 仕切り壁とドア

    プラキストさんと共に、毎日8時間以上の過酷な作業が続いています。 やっぱりプロの仕事は速くて、チャッチャと壁やドア、天井が造られていきます。中二階の梁も、張り巡らされた配線、配管が隠れていい感じに。 前日に取り付けた引き込みドアのまわりもplaco platre石膏ボードが張られました。 トイレのドアの取り付け中。 壁の中は防音材として、4~7㎝の厚さのlaine de verreグラスファイバーを入れています。繊維が飛ぶので、本当は手袋やゴーグルなどで完全防備で施工するはずですが、プロは大丈夫なんでしょう、素手で触っています。私はこれにぶつかって軽く顔を擦ったら、ヒリヒリが1日続きました…。

  • プラキストさん再登場

    今週からやっとPlaquiste内壁職人さんが作業に戻ってきてくれました。8歳の息子さんが病気に罹り、下の乳歯すべてが骨まで虫歯菌に侵されて全部抜歯したのですが経過が悪く、入院してしまったとのこと。詳細は分かりませんが恐ろしい話です。歯磨きは怠らないように気をつけましょう…。 ほぼ一ヶ月半ぶりの仕切り壁作りの再開です。その間にporte d'intérieur室内の開きドアとporte coulissante引き戸を準備していたので、すぐ設置してもらいました。開き戸は一番安いものですが、後でペイントして、ドアレバーはちょっと値の張るものにします。 salle de bainお風呂.洗面所に入る…

  • 近所のDIYショップ

    前にもご紹介した、我が家から一番近い大きなDIYショップ。どこも大きな資材は別棟になっていて、車で入って積み込み、出口で清算する仕組みです。日本にもあるでしょうが、一度も入ったことが無かったので、初めてこちらで入ったときはワクワクしました。 高いところにあるものや重いものは、スタッフがフォークリフトで運び出し、車に載せるのを手伝ってくれます。 今週から夫も夏休みに入り、できるだけ毎日作業に通っています。しかし、ちょっとしたネジやテープなど買い忘れが多く、ほぼ毎日DIYショップに通い、だいぶ時間のロスが生じています。きちんとリストを作り、計画的に作業をしなくてはいけませんね。 家の作業や、夏のイ…

  • 窓枠まわり

    断熱材は施工済みなので、家の中での作業は快適ですが、屋外は30度を越えているので湿気は無いといえども厳しい暑さです。義弟宅のcrepis外壁の漆喰仕上げが終わりそうなので、我が家への施工の前に、外側の窓枠まわりの仕事を終えなければなりません。 我が家は外側に断熱フォームを施してあるため表面は固くないので、volet雨戸を固定するために三方に木枠をはめます。そして下の部分は、雨水が流れるように傾斜をつけてアルミの板を載せます。コンクリートや石を載せている家が多いのですが、今の高断熱の基準では、外断熱の建築法では断熱性の高いものを使わなければならず、そのための材質のものは驚くほど高いので、我が家は…

  • サッカー見ました

    ふだんはまったく興味が無いのですが、ここはフランス、サッカーの国。このところはこの話題でもちきり、国旗を掲揚した家や車なんかも目に付きます。 今晩はちょっとした屋外のパーティーに呼ばれていたので、夜8時からの日本×ベルギー戦は観ないなーと思っていましたが、スマホで見せてくれる人がいたので、小さい画面で大勢で観戦しました。残念な結果に終わりましたが、手に汗握る良い戦いで、いつもは感じることのない私の中のナショナリズムがムクムクと沸いてきて、スポーツ観戦というものは凄いなーと実感。サカイ選手というのはマルセイユでもなかなかの活躍をしているそうで、フランス人たちが私に日本チームの解説をしてくれる始末…

  • VMC換気システムのチューブ

    いちど止まってしまうと、なかなか調子が戻らずブログの更新を怠ってしまいました。 元々このブログは、次々と出てくる初めて聞くフランス語の言葉や道具の名前、それらを日本語で探しても専門的過ぎて意味の分からない建築用語の理解のために、自分のための建設記録として始めました。現時点でもいまいち意味を把握せずに作業していることもあり、読んでいる方には尚更意味不明な点もあるだろうと思います。 ですがこんなブログでも読んでくださっている方がいて、少しでも興味を持ってくれたり、参考にしてくれたりしてくれると思うと、嬉しくなります。最新の目標であった7月中の入居には間に合いませんが、腹を決めて気長に構えてがんばり…

  • VMC換気システムの箱

    梅雨でもないのにこの一ヶ月以上の間はほぼ毎日雨や雷があり、珍しくグズグズとした天気が続きました。午前中は晴天、お昼過ぎから黒い雨雲、その後雷雨と一日の中で目まぐるしく変わり、洗濯物を出したり引っ込めたり、外で食べたり中へ戻ったりとイライラさせられましたが、やっと落ち着いてきました。 フランスは年度末に差しかかって夏はもうすぐ、世間はヴァカンス準備に入ってきている様子です。 このところほぼ週1でしか我が家で働いていないため、ほとんど進んでおりません。 配線の埋設のためコンクリートを切っていたところ、歯を留めているビスが折れて修理に時間を要したり。 飛んで行かなくて良かった。 ビスの折れた先を抜く…

  • 母の日とニス塗り

    昨日の日曜日は、fête des mères母の日でした。義母に何かプレゼントを~と考えていたのに、思い出したのは前夜。そこで、当日午前中に義弟から玉ねぎを借りて、急遽日本のカレーを昼食に作りました。タイミング良く前日に、知人から庭で採れたというさくらんぼをドッサリいただいていたので、デザートは義母にclafoutisクラフティを作ってもらいました。 日本人の友人が作ってくれた抹茶のロールケーキと、庭で切ったpivoine芍薬とrose薔薇の花を添え、義母お気に入りの一番下の義弟も招き、何とか母の日の体裁を保つことが出来ました(汗; さて、家の方は最近なかなか行けず、ブログも滞ってしまいました…

  • 固いコンクリートに苦戦

    引き続き電気の配線のために、夫が重いrainureuseコンクリートカッターで窪みを作っていますが、このコンクリートがとにかく固い。我が家で使用する前に友人が借りて行ったのですが、その家のparpaingコンクリートブロックの壁は柔らかいので簡単だったそうです。 高いところはパレットを組みます。 とにかくすごい粉塵が出るので、完全防備です。 その間私は、換気システムのホースを接続する箱を作るため、丸鋸で慎重に板をカット。 フランスでもマキタの工具は人気があり、どこでも購入出来ます。 この日の直後、夫がちょっと背中を痛めてしまい、しばらく作業はお休みしています。このところ暑かったり急に寒くなった…

  • 配線の埋設

    久しぶりに週末はからだの休息をとり、本日からまた作業開始です。休みの間も、業者に注文していたVMC用の内径75㎜のgaine(電線管?)やその他足りない材料の買出し、照明や配管プラン見直しなど、すべきことが山ほど。7月中の入居への野望を果たすべく、ノンストップです。 今日は初めてrainureuseコンクリートカッターを使って、配線を埋める溝を作ります。 先日家のリフォームのために友人に貸したので、切れることは保証済み。二枚のディスクが平行に並んでいて、その溝の間をperforateur(電動ハンマードリル?)で削り取ります。 こんな感じに削っていきます。線とスイッチを設置したらセメントで埋め…

  • コンクリート床の表面をどうするか

    電気の配線はほぼ準備が出来たので、後は内壁の中に線と断熱材を入れて石膏ボードを閉じてもらう職人、プラキストを待ちます。 スイッチの下準備をすると、少し室内らしくなりました。 照明スイッチの高さはプラキストさんと相談し、私の低い身長も考慮の上115㎝に決定。 ここまで進めて2週間のヴァカンスも残りわずか。現場仕事は少しお休みして、この後の床の始末の方法を模索中です。最初のプランは、 ragréage 仕上げ用のセメントを5mm程度の薄さで流し、その上に配線→cale床束→lambourdes根太→isolation断熱材→parauet bois massif無垢の床板の工程。しかし、それには土…

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