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初夏が一番好き https://blog.goo.ne.jp/tsn24502

初夏がいちばん好きだから、 ショカ。 幼いころから植物好き。 ずっといっしょに 暮らしていま

初夏が一番好き
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2018/01/21

  • タチホシノヒトミ(ヴェロニカ アルベンシィ) 植物たちへの感謝をうつくしいにほんごのなまえで 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園

    キセキの星にともに生きる植物たちを呼ぶときどんな情景を思い浮かべるのかその想像力が試される似ていれば何でもいいのではないそう感じたからといって命名していいのではないヒョウジュンとかで決まってるから仕方ないそのままでいいだなんてどこかの独裁者の国のようでオソロシイたかが野の花のなまえという世界観が多くのヒトが違和感嫌悪感を持つちいさくておおきな問題をいつまでも放っておく世界観がとてもオソロシイ遠い時代だから許容されたのでしょうか名付けてしまったヒトのこともずっと傷つけているのに植物たちへの感謝をことばにするできるだけうつくしいことばで凛として迷わずヒトもそうありたいタチホシノヒトミ(立星の瞳・ヴェロニカアルベンシィ)オオバコ科(ゴマノハグサ科)クワガタソウ属。学名、Veronicaarvensis。ヨーロッ...タチホシノヒトミ(ヴェロニカアルベンシィ)植物たちへの感謝をうつくしいにほんごのなまえで千葉県市川浦安アスファルト脇植物園

  • ツメクサ 抱きしめて 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    この子のうつくしさに気づくシアワセふと目が合う呼ばれる抱きしめてと(爪草)ナデシコ科ツメクサ属。日本全土、東アジア温帯に分布。花径、4mmくらい。草丈、20cmくらいに。花期は3〜7月。アーカイブ12月上旬。千葉県市川市の深い森6月上旬。千葉県市川市行徳・野鳥の楽園6月中旬。仲間アーカイブノハラツメクサ(野原爪草)ナデシコ科オオツメクサ属。1年草。ヨーロッパ原産。世界中に帰化。花期、3~7月(一般的には5~7月)。花径、8mmくらい。シバツメクサ(芝爪草)ナデシコ科シバツメクサ属。一年草。ヨーロッパ原産。戦後に渡来。北海道でも野生化。花期、3~6月。花弁なくガク片。花径、2mmくらい。草丈、這性で20cmくらいに。ともだちシロツメクサ(白詰草・マメ科)。ツメクサ抱きしめて千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • クワ ヒカリに溢れた 遠く なつかしい記憶 東京都江戸川区小川の辺

    ヒカリに溢れた遠くなつかしい記憶ふるさとの記憶遠い日のふるさと。桐とともにとても馴染みがあり、当たり前の風景の中に。養蚕はどこかで観たかすかな記憶だけ。それでも何故か、大きな樹の記憶がない。(桑)クワ科クワ属。日本原産のヤマグワ、中国原産のカラグワ他。カイコの餌として古来より重要な作物。春に開花し果実は初夏に熟す。樹高、15mくらいになる。雌雄異株だが、同株のものも。奈良時代から受け継がれてきた皇室の伝統として養蚕は、季節の風物詩として、毎年報道される。名の由来、「食葉(くは)」、「蚕葉(こは)」が訛りと。ふるさと新潟の子供時代に、桑畑や、養蚕のようすが記憶に残っています。地図記号「桑畑」は、使われなくなって地図から消えてしまいました。アーカイブ4月中旬。雄花。雌花。5月中旬。5月下旬。クワヒカリに溢れた遠くなつかしい記憶東京都江戸川区小川の辺

  • シダレザクラ 千年のちも うつくしく 東京都江東区恩賜の森

    ヒトのイノチのはかなさゆえのうつくしさそれでもシダレザクラにあこがれる夢でいいから千年のちもうつくしく(枝垂れ桜)バラ科サクラ属。ソメイヨシノの親、エドヒガン(江戸彼岸)の派生種。枝が垂れ下がるサクラの総称としても使われる。花期、3月下旬~4月上旬。花径、2~3cmくらい。サクラで最も寿命が長く1000年以上のエドヒガンの特性を受け継ぎ、樹齢長く、樹高20m、幹が10m近くに達する。アーカイブ4月初め。4月中旬。仲間アーカイブ千葉県市川市行徳・野鳥の楽園推定樹齢1000年超の国の天然記念物、日本五大桜、三大巨桜、福島県の三春滝桜(みはるたきざくら)の子。シダレザクラ千年のちもうつくしく東京都江東区恩賜の森

  • サンシュユ もれふるヒカリの群れ 東京都江東区都立の森

    海の風もれふるヒカリの群れわきたつイノチの森(山茱萸)ミズキ科ミズキ属。別名、ハルコガネバナ、アキサンゴ、ヤマグミ。原産、中国から朝鮮半島。18世紀前半・江戸時代に薬用として渡来。徳川幕府・小石川御薬園(現東京大学附属施設小石川植物園)に植栽され広まった。花期、3~5月。高さ15mくらいにも。秋に結実。名の由来、茱萸はグミ(グミ科グミ属)、グイ<棘>のある木の実から、他。実がグミに似ていることから。干して強壮剤に。甘酸っぱい味。食べるグミは、ドイツ語のゴム「gummi」、が語源のよう。アーカイブ2月中旬。2月下旬。3月初め。4月初め。6月上旬。10月初め。10月中旬。実食追熟し、乾燥すると果肉感薄いけど、甘酸っぱい、秋の味♪強壮♪必要ないけど(´艸`)サンシュユもれふるヒカリの群れ東京都江東区都立の森

  • アキグミ ソラからふりそそぐように 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    花も葉も実もソラからふりそそぐように咲く発芽してから3年で咲きました。ちいさな鉢、肥料は米のとぎ汁のみ。2013/3/11もしかして花芽!3/27確信。(秋茱萸)グミ科グミ属。日本(道央以南)、東アジアに分布。花期、4~6月。9~11月に実が熟す。食用。雌雄同株。高さ2~5m。名の由来、グイ(棘)のある木の実から、他。細長く、夏に結実するのは、ナツグミ。5~6月の苗代のころに結実のナワシログミ。結実の季節を纏う、うつくしいなまえ。お菓子のグミは、ドイツ語のゴム「gummi」、が語源のよう。栽培記録2019/11採種。2020/4/9実はしばらく追熟すると渋さが消えて、仄かな甘みが咲く。追熟して食べたのと果肉ついたのを別に蒔いた。鳥が食べて排泄、みたいなイメージで。2020/5/12食べなかったほうが発芽。...アキグミソラからふりそそぐように千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • スズメノエンドウ ひかりの道 高くなって 千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

    ひかりの道高くなってイノチわきたつ風の春草の森(雀野豌豆)マメ科ソラマメ属。在来種。花長、3~4mmくらい。花期は4〜6月。葉、茎、さや、豆は食用に。名の由来、ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)より小さいことから。30点。ちいさな白い花、コゴメ(小米)エンドウで良かったのに。アーカイブ4月上旬。仲間アーカイブスアオハナエンドウ(青花豌豆)標準悪名、カスマグサ(カス間草)マメ科ソラマメ属。つる性越年草。日本全土、野に分布。花長、5mmくらい。花期、4~5月くらい。草丈、60cmくらいに。名の由来、ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)とスズメノエンドウの中間の大きさから。㍘。そもそも間にすること、草を使うことの意味が不明。青い花色から、アオハナエンドウ(青花豌豆)でいかがでしょう。ヤハズエンドウ(矢筈豌豆)マメ...スズメノエンドウひかりの道高くなって千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

  • ヒメウズ 花も実も葉もうつくしい 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    四季折々花も実も葉もうつくしいセンダンとヤブニッケイ(シロダモかも)に飛び込んで。(栴檀)ムクロジ目センダン科センダン属。2016/7下旬、発芽。コゴメホシノヒトミはショカ園に溢れている。(小米星の瞳)オオバコ科(ゴマノハグサ科)クワガタソウ属。越年草。宇宙の果てに捨ててきたい標準悪名コゴメイヌノフグリ(小米犬の陰嚢)。(姫烏頭)キンポウゲ科ヒメウズ属。分布、日本(関東以西)、東アジア。多年草、花期は3~5月。花径4~5mm。花弁に見えるのは顎片。高さ20~35cm。キンポウゲ科特有の毒性と、漢方で全草が薬草を併せ持つ。ウズは、鳥帽(トリカブト)のことであり、小さなトリカブトの意味。トリカブト(キンポウゲ科トリカブト属)の名の由来は、花が鳥兜・烏帽子に似ている説。アーカイブ12月下旬。1月初め。フシギなチ...ヒメウズ花も実も葉もうつくしい千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • ソメイヨシノ 風までさくらいろに染め 東京都墨田区

    さくらにつつまれていく日本風までさくらいろに染めさくらから始まるアタラシイ一年(染井吉野)バラ科サクラ属。エドヒガン系とオオシマザクラの交配。江戸末期から明治初期に、江戸・染井村にて育成された。以降、サクラと表現するときはソメイヨシノを指し、圧倒的なシェアとなる。名の由来、咲く、に接尾語、ら、がついた説が有力。アーカイブ海が近いことを知らせる。東京の標準木とするのは、千代田区・九段にある靖国神社境内のソメイヨシノ。千代田区千鳥ヶ淵。ソメイヨシノ風までさくらいろに染め東京都墨田区

  • ウグイスカグラ 抱きしめたい 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    冬の枝に咲く春笑ってるちいさな妖精なんて愛らしいピンク抱きしめたい(鶯神楽)スイカズラ科スイカズラ属。別名・ウグイスノキ(鶯の木)。日本原産。花期は3〜5月。果実は食べられる、6月に赤く熟す。樹高、1m-3m。名の由来、鶯のなく時期、「鶯隠れ」が訛ったとの説。アーカイブ3月初め。3月末。4月中旬。栽培記録2019-3-30剪定前。枝は暴れる。ゆっくり小さく。2019-4月末。2019-5月末。花の印象そのまま、ほんのり甘く、やさしい味。2020-2月下旬。2021-3-30鉢に侵入した、アカバナルリハコベと、アレチヒナユリ。アレチヒナユリのドウモウさがだんだん分かってきた。アカバナルリハコベ(赤花瑠璃繁縷)サクラソウ科ルリハコベ属。1年草。ヨーロッパ原産。江戸後期~明治初期に渡来。本州以西の海岸地域に分布...ウグイスカグラ抱きしめたい千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • オオカンザクラ 風まで さくらいろ 東京都江東区都立の森

    風までさくらいろすこしうつむいてほほ染めて母なるカンヒザクラの面影大寒桜、バラ科サクラ属。オオシマザクラとカンヒザクラ(寒緋桜)との交雑種の説。埼玉県川口市安行が発祥。安行寒緋(アンギョウカンピ)とも。花期、3月中旬~。ソメイヨシノに先駆け。花径、3cmくらい。半開状で、下を向いて咲く。樹高、10mくらいに。さくら名の由来、咲く、に接尾語、ら、がついた説が有力。寒は早咲き。アーカイブ3月初め。3月下旬。4月下旬。5月中旬。母なるさくらアーカイブスオオシマザクラ(大島桜)バラ科サクラ属。日本固有種。サクラ属基本野生種[の一つ。ソメイヨシノ他の母なるさくら。花期、3~4月。葉と一緒に咲く。サクラ属には珍しく淡い香りがある。樹高、15mくらいに。桜餅は香りの強いこの葉が使われる。大島は、伊豆諸島を原産とする説か...オオカンザクラ風までさくらいろ東京都江東区都立の森

  • カラクサケマン 春を待たず 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    はるかヨーロッパからふるさとが恋しいのか春を待たず真冬から踊りだすコゴメホシノヒトミ、と(唐草華鬘)ケシ科カラクサケマン属。一年草または越年草。原産、西〜中央ヨーロッパ。明治末期に渡来。花長、8mmくらい。花期、12~7月(一般的には4~7月)。草丈、10~20cmくらい。薬草。名の由来、ケマンは、仏具の華鬘(けまん)で、ケマンソウ(タイツリソウ)に対しつけられたもの。この子は同じ科というだけで、華鬘には似ていない。唐は、絡草(からみぐさ)の充て字。アーカイブ11月下旬。12月中旬。1月中旬。2月上旬。仲間アーカイブムラサキケマン(紫華鬘)ケシ科キケマン属。原産地:日本、中国、台湾。花期:4~6月。花、紅紫色で長さ1.2〜1.8cm。草丈、20~50cmくらい。常緑、有毒。ともだちアーカイブヴェロニカシム...カラクサケマン春を待たず千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • ヒメワスレナグサ(キュウリグサ) 時空を超える 薄藍色のちいさなドア 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    地球を何周しても宇宙の果てまで行けたとしても時空を越える日がきてもこの子のうつくしさを知らずに生きてしまったのならホントウはどこにも行けていない時空を超える、薄藍色のちいさなドアバラの鉢に。(姫勿忘草)標準悪名、キュウリグサ(胡瓜草)。ムラサキ科キュウリグサ属。越年草。アジアの各地に分布。別名、タビラコ(田平子)。春の七草のそれとは異なる。花期、10~7月、真夏以外(一般的には3~5月)。花径、2mmくらい。草丈、30cmくらいに。名の由来、葉をもむとキュウリ(ウリ科キュウリ属)の匂いがすることから。理解できない発想。ワスレナグサがオオキュウリグサにならなくてよかった。キュウリの語源は黄瓜(きうり)。元々熟して黄色になって食用に。胡は中国の地名由来。アーカイブ10月中旬。12月下旬。1月下旬。2月中旬。2...ヒメワスレナグサ(キュウリグサ)時空を超える薄藍色のちいさなドア千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • カワヅザクラ 風まで さくらいろ 千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

    しあわせのさくらいろ風までさくらいろアーカイブ1月中旬。1月下旬。2月上旬。2月下旬。3月上旬。散らした犯人!河津桜、と,3月下旬。母なるさくらオオシマザクラ(大島桜)バラ科サクラ属。日本固有種。サクラ属基本野生種[の一つ。ソメイヨシノ他の母なるさくら。花期、3~4月。葉と一緒に咲く。サクラ属には珍しく淡い香りがある。大島は、伊豆諸島を原産とする説から。カンヒザクラ(寒緋桜)バラ科サクラ属。サクラの原種の一つ。正式名、ヒカンザクラ(緋寒桜)は彼岸桜との混同を避けるため使われなくなっている。別名、ヒザクラ(緋桜)。カワズザクラ、オオカンザクラの親。花期、1月~2月。花径、2~3cm。ガク(萼)までも緋色。カワヅザクラ風までさくらいろ千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

  • カンヒザクラ 風まで ひいろ 東京都江東区都立の森

    ガクまで緋色風までひいろ(寒緋桜)バラ科サクラ属。サクラの原種の一つ。正式名、ヒカンザクラ(緋寒桜)は彼岸桜との混同を避けるため使われなくなっている。別名、ヒザクラ(緋桜)。カワズザクラ、オオカンザクラの親。花期、1月~2月。花径、2~3cm。ガク(萼)までも緋色。樹高、8mくらいに。さくら名の由来、咲く、に接尾語、ら、がついた説が有力。早咲きで、緋色(鮮やかな赤)の花色から。種小名(シュショウメイ)campanulataは、カンパニュラと同じようなカタチの意。アーカイブ2月下旬。3月初め。カンヒザクラの子供たちアーカイブオオカンザクラ大寒桜、バラ科サクラ属。オオシマザクラとカンヒザクラ(寒緋桜)との交雑種の説。埼玉県川口市安行が発祥。安行寒緋(アンギョウカンピ)とも。花期、3月中旬~。ソメイヨシノに先駆...カンヒザクラ風までひいろ東京都江東区都立の森

  • アセビ 春のハジマリを知らせるベル 東京都江東区都立の森

    ひかりの風春のハジマリを知らせるベル(馬酔木)ツツジ科アセビ属。常緑。原産地、日本,宮城以西、中国、台湾に分布。花期。2月~4月。花径、6~8mmくらい。樹高、4mくらいに。名の由来、葉や茎が有毒で、馬が食べると酔ったようになることから。自然農薬として利用も。アーカイブ2月中旬。2018年魔法のことば初めての口紅のこと君のこと、ずっと大好きなこと覚めることのないずっと胸の奥であたたかい魔法のことば2月下旬。4月中旬。富士山が咲く国山梨県秩父多摩甲斐国立公園。アセビ春のハジマリを知らせるベル東京都江東区都立の森

  • マメグンバイナズナ 早春ダンス 東京都江東区都立の森

    グンバイあげて早春ダンス(豆軍配薺)アブラナ科マメグンバイナズナ属。越年草。北アメリカ原産。明治に渡来。花径、3mmくらい。花期、1~6月(一般的には5~6月)。草丈、50cmくらいに。名の由来、「薺」は「撫菜」(なでな)からの変化。なでたいほどかわいい菜、の意。また、夏に枯れて無くなることから「夏無(なつな)」、が変化したとも。グンバイは、果実の形が軍配に似ていることから。ナズナ(アブラナ科ナズナ属)の別名ペンペングサは,果実の形が三味線のバチの形に似ていることから。アーカイブ12月初め。12月中旬。1月中旬。2月末。仲間アーカイブナズナ(薺)アブラナ科ナズナ属。越年草。日本全土、北半球に分布。花期、1/中~5/中頃。花径、3mmくらい。草丈、40cmくらいに。春の七草。マメグンバイナズナ早春ダンス東京都江東区都立の森

  • ギンヨウアカシア 早春の白昼夢 東京都江東区都立の森

    大地にコゴメホシノヒトミの大群生ソラには満天のギンヨウアカシア早春の白昼夢ヴェロニカシムバラリア(コゴメホシノヒトミ)(小米星の瞳)オオバコ科(ゴマノハグサ科)クワガタソウ属。越年草。宇宙の果てに捨ててきたい標準悪名コゴメイヌノフグリ(小米犬の陰嚢)。(銀葉アカシアAcacia)マメ科アカシア属。常緑。オーストラリア原産。明治末期に渡来。別名「ミモザアカシア」や「ミモザ」。花期2月~4月(一般的には3月~4月)。樹高10mくらいにも。ミモザはフサアカシア(マメ科アカシア属)を指すことも。また、マメ科アカシア属、オジギソウ属の総称としても使われる。ミモザ(mimosa)は、動物の真似をするものの意。就眠運動する葉の反応から。アカシアは、古語でエジプトのイバラの意。アーカイブ12月末。1月下旬。2月中旬。2月...ギンヨウアカシア早春の白昼夢東京都江東区都立の森

  • ヴェロニカ シムバラリア(コゴメホシノヒトミ・小米星の瞳) 植物たちへの感謝をことばにする、できるだけうつくしいことばで 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    キセキの星にともに生きる植物たちを呼ぶときどんな情景を思い浮かべるのかその想像力が試される似ていれば何でもいいのではないそう感じたからといって命名していいのではないヒョウジュンとかで決まってるから仕方ないそのままでいいだなんてどこかの独裁者の国のようでオソロシイたかが野の花のなまえという世界観が多くのヒトが違和感嫌悪感を持つちいさくておおきな問題をいつまでも放っておく世界観がとてもオソロシイ遠い時代だから許容されたのでしょうか名付けてしまったヒトのこともずっと傷つけているのにうつくしいなまえうつくしいにほんご植物たちへの感謝をことばにするできるだけうつくしいことばで群生し咲く様子を夜空にまたたく星に例えたコゴメホシノヒトミ(小米星の瞳)この美しい花・実にふさわしい凛として迷わずヒトもそうありたいオオバコ科...ヴェロニカシムバラリア(コゴメホシノヒトミ・小米星の瞳)植物たちへの感謝をことばにする、できるだけうつくしいことばで千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • ボケ 遠い春 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    ふるさとの家に咲いていたアカ遠い母と重なるなつかしいアカ深い雪の魔法が解けないと咲けない乾いたアスファルトにこころが踊りゆっくり乾いていく大地がもどかしくて雪を割ったそれが春だった(木瓜)バラ科ボケ属。中国原産。平安時代以前に渡来。花期、1~4月。花径、2~3cm。色は淡紅、緋紅。白と紅、白など。雌雄同株、異花。樹高、2mくらいに。名の由来、瓜に似た実からの説。栽培記録2021/10下旬やさしい西風に乗って、ショカ園に。2022/4中旬アーカイブ11月中旬。12月下旬。1月中旬。2月中旬。3月中旬。3月下旬。仲間アーカイブクサボケ(草木瓜)バラ科ボケ属。日本固有種。関東地方以西に分布。花期、3~5月頃。花径、3cmくらい。朱赤。樹高、1mくらいに。果実は生薬に。ボケ遠い春千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • ヒイラギナンテン ひいらぐうつくしい葉に守られて 東京都江東区都立の森

    ひいらぐうつくしい葉に守られて甘い香りがひらきました(柊南天)メギ科メギ属。常緑。紅葉するが落葉しない。日陰でも生育。原産、台湾、ヒマラヤ、中国。江戸時代初期に渡来。花期、2月~4月頃。花径、1cmくらい。芳香。樹高、2mくらいに。名の由来、葉のようすがヒイラギに、実がナンテン(メギ科ナンテン属)に似てるところから。ヒイラギは、葉の棘に触るとヒリヒリ痛む疼(ひいらぐ)ことから。メギ(目木)は、葉、茎が目に薬効あることから。アーカイブ12月中旬。1月下旬。2月上旬。2月中旬。2月下旬。3月中旬。6月初め。仲間アーカイブナンテン(南天)メギ科ナンテン属。常緑。一属一種。日本、中国、東南アジア、インド原産。茨城県以南に分布。ともだちヒイラギ(柊・疼木)モクセイ科モクセイ属。常緑。日本(関東以西に)、東アジアに分...ヒイラギナンテンひいらぐうつくしい葉に守られて東京都江東区都立の森

  • ラクウショウ あたたかい胸、ソラにつづく入口 東京都江東区恩賜の森

    あたたかい胸ソラにつづく入口(落羽松)ヒノキ科(またはスギ科)ヌマスギ属。北アメリカ原産。明治20~30年に、初めて東京・新宿御苑に。花期、4月ころ。雌雄異花。樹齢は長く、1000年を超える。樹高、50mにも。水辺や湿気の多い場所が適地。呼吸を助ける気根が生じる。名の由来、秋に鳥の羽のように落葉することから。アーカイブ2月下旬。3月上旬。3月中旬。4月中旬。日本で最初のラクウショウの森、東京・新宿御苑。オオアマナの大群生。オオアマナ(大甘菜)キジカクシ科オオアマナ属。原産地、ヨーロッパからアジア南西部。明治末期に渡来。4月中旬。ほどけてゆく春。5月上旬。5月下旬。7月下旬。寄りそうように、ヒヨドリジョウゴ。(鵯上戸)ナス科ナス属。つる性多年草。ヒヨドリジョウゴアーカイブ8月下旬。9月中旬。10月上旬。10...ラクウショウあたたかい胸、ソラにつづく入口東京都江東区恩賜の森

  • センダン あたたかい胸 千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

    うつくしいフユソライロのカンヴァスあたたかい胸にふれるたび大好きな初夏を思い出す華やかな香りやあふれふるひかりがよみがえる(栴檀)ムクロジ目センダン科センダン属。日本(北限宮城県あたり)、アジア各地の熱帯・亜熱帯域に自生。樹高は5-15mほど、30mのものも。花期5~6月。花径2cmくらい。初夏を告げるすばらしい香り。名の由来、実の様子が、数珠がたくさんあるように見えるため、「千珠」と呼ばれ、それが変化してセンダンとなった等の説が。「栴檀は双葉より芳し」は、センダンではなくビャクダン(白檀・ビャクダン科ビャクダン属インド原産)。センダンが、白檀の中国名であることからややこしい。アーカイブ5月中旬。すばらしい初夏の香り♪今日のイノチすこしもらって、そばにおいて。5月下旬。ショカ色の風をつかまえて。8月下旬。...センダンあたたかい胸千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

  • ハコベ 春待つ草の森はマフユキレイ 東京都江東区都立の森

    雪の風と遊びながらホシノヒトミフラサバソウが咲きはじめて春待つ草の森はマフユキレイ(繁縷、蘩蔞)ナデシコ科ハコベ属。別名、小繁縷(コハコベ)。分布、世界の寒帯から熱帯にかけて。花径、5mmくらい。花期、2~9月。高さ:10~20センチ。春の七草。薬草。名の由来、古名は、はこべら、はくべら。蔓延芽叢(はびこりめむら)が語源の説。ツル(蔓)が延びて、芽が生い茂る(叢・ムグラ)意。ナデシコ(撫子)は、撫(な)でるようにかわいい花。アーカイブ12月下旬。1月初め。1月中旬。フラサバソウと。2月上旬。フラサバソウと。2月中旬。3月中旬。4月初め。4月下旬。仲間アーカイブウシハコベ(牛繁縷)ナデシコ科ハコベ属。越年草または多年草。在来種、日本全土、北半球の暖帯から温帯に分布。雌しべ先端の5裂が特徴。名の由来、牛は、比...ハコベ春待つ草の森はマフユキレイ東京都江東区都立の森

  • タネツケバナ 季節を纏う うつくしいなまえ 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    米作で種籾を水に浸ける時期に咲くことから種浸け花ナワシログミ(苗代茱萸)のように季節を纏ううつくしいなまえうつくしいにほんご(種浸け花)アブラナ科タネツケバナ属。越年草。北半球の温帯に広く分布。食用に。花期は3〜5月。3mmくらいの花弁。草丈、30cmくらい。雄しべの数、6本が多い。ミチタネは4本が多い。アーカイブ1月下旬。スイレンボク(睡蓮木・シナノキ科グルーイア属)のちいさな鉢に咲いた。ショカ園では初めて。やさしい西風に乗って一緒にやってきたのでしょう。2月中旬。3月中旬。千葉県千葉市の深い森ホシノヒトミと。宇宙の果てに捨ててきたい標準悪名大犬の陰嚢(オオイヌノフグリ)仲間アーカイブミチタネツケバナ(道種浸け花)アブラナ科タネツケバナ属。ヨーロッパ原産。1970年代に渡来。花期。2~3月。花径、5~7...タネツケバナ季節を纏ううつくしいなまえ千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • ロウバイ 真冬の 精霊のドレス 東京都江東区都立の森

    真冬の精霊のドレス甘くうつくしいかおりどこかせつなく懐かしい(蝋梅、蠟梅、臘梅、唐梅)ロウバイ科ロウバイ属。中国原産、江戸時代に渡来。ロウバイの基本種。花期、12~2月。花径、2cmくらい。甘い香り。樹高、4mくらいに。名の由来、蝋細工のような、梅に似た花で。アーカイブ12月中旬。12月下旬。1月初め。1月下旬。4月中旬。仲間アーカイブソシンロウバイ(素心蝋梅)ロウバイ科ロウバイ属。中国原産。江戸時代に渡来。花期は1~2月。花径2~2.5cm。素芯は、花弁から花芯まで同じ色の意。ロウバイ真冬の精霊のドレス東京都江東区都立の森

  • ホシノヒトミ 植物たちへの感謝をできるだけうつくしいことばで 東京都江東区都立の森

    キセキの星にともに生きる植物たちを呼ぶときどんな情景を思い浮かべるのかその想像力が試される似ていれば何でもいいのではないそう感じたからといって命名していいのではないヒョウジュンとかで決まってるから仕方ないそのままでいいだなんてどこかの独裁者の国のようでオソロシイたかが野の花のなまえという世界観が多くのヒトが違和感嫌悪感を持つちいさくておおきな問題をいつまでも放っておく世界観がとてもオソロシイ遠い時代だから許容されたのでしょうか名付けてしまったヒトのこともずっと傷つけているのにうつくしいなまえうつくしいにほんご植物たちへの感謝をことばにするできるだけうつくしいことばで群生し咲く様子を夜空にまたたく星に例えたホシノヒトミ(星の瞳)この美しい花・実にふさわしい凛として迷わずヒトもそうありたい(星の瞳)オオバコ科...ホシノヒトミ植物たちへの感謝をできるだけうつくしいことばで東京都江東区都立の森

  • ホトケノザ 宇宙の果て 東京都江東区都立の森

    この子が咲くと、早春が開いたフシギな野にいるよう。原産、ホントは、宇宙の果て、だと思う。フラサバソウ、と(仏の座)シソ科オドリコソウ属。越年生。別名、段々な茎から、サンガイグサ(三階草)。アジア、ヨーロッパ、北アフリカに分布。日本では、本州以西。花径、0.8~1.5cm開花期、10~6月(一般的には3~6月)。草丈、30cmくらいに。春の七草のホトケノザはタビラコ(田平子)のこと。名の由来、対生する葉が、仏様が座る蓮華座の形に似てる、と。虫媒花(ちゅうばいか)ですが、蕾のなかで受粉が完了する閉鎖花もつきます。アーカイブ11月下旬。12月上旬。12月上旬。閉鎖花。1月中旬。1月下旬。2月上旬。2月中旬。2月下旬。3月中旬。仲間アーカイブシロバナホトケノザ(白花仏の座)シソ科オドリコソウ属。越年生。アジア、ヨ...ホトケノザ宇宙の果て東京都江東区都立の森

  • ゲンペイコギク 宇宙の果て 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    ちいさく可憐、愛らしいようすなのに、屋外でほぼ一年中咲きつづける。ドウモウキレイが揃ったショカ園でもいちばん長い花期のひとつ。2017年に、都心の歩道脇、敷石の間から救出した。ほんのちいさな株が、今はあちこちに。ほんとうは、宇宙の果てから・・・。(源平小菊)キク科ムカシヨモギ属。常緑多年草。原産地は北アメリカ。明治末期または、戦後1949年ころに渡来の説。関東以西に野生化。花径2cmくらい。草丈、20cmくらい。花期、1~12月(一般的には4~11月)。花の色は時間が経つにつれてピンクに変化。源平の由来。受粉適正時期を色で知らせる説。別名をペラペラヨメナ(ぺらぺら嫁菜)。嫁菜の由来、摘み草は嫁の仕事であった説。良い菜の意で「よめな(吉菜)」とする説。「よめ」は姫の意で、花が小さくかわいらしいことからとする...ゲンペイコギク宇宙の果て千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • モミジバフウ あたたかい胸が森を抱きしめて 東京都江東区都立の森

    春待つうつくしいスガタあたたかい胸が森を抱きしめて(紅葉葉楓)フウ科フウ属。北アメリカ中南部・中央アメリカ原産。別名、アメリカフウ。大正時代に渡来。花期、4月ころ。雌雄同株、雌雄別花。樹高、40mにも。種子を飛ばして空っぽになって落果。名の由来、楓は、風にゆれて葉や種を飛ばすようすから、木に風。葉のようすがモミジに似てることから。ムクロジ科(旧カエデ科)カエデ属の総称であるカエデに楓をあてるが、似た葉を混同し誤ったのが現在も使われている、と。アーカイブ3月下旬。4月上旬。上に向かって雄花序があり、その下方、花柄が下向きに伸びて、先に球状の雌花序。7月下旬。11月上旬。11月下旬。1月中旬。仲間アーカイブフウ(楓)フウ科フウ属。台湾、中国南部原産。江戸時代中期に渡来。しかし、古代日本には存在していたことが分...モミジバフウあたたかい胸が森を抱きしめて東京都江東区都立の森

  • ユリノキ 遠いソラ 東京都江東区都立の森

    はるか遠いふるさとの夢をみている(百合の木)モクレン科ユリノキ属。北アメリカ中部原産。明治時代初期に渡来。東京、新宿御苑に植えられたものが日本最初と言われています。2021年現在35mくらい、樹齢120年以上。「ユリノキの博物館」と呼ばれる、東京上野、東京国立博物館本館前庭を始め、小石川植物園や、東京都内にある街路樹の多くは、新宿御苑の樹が母体。花期は5~6月頃。花径6cmくらい。蜜は高い評価で「黄金の木」と呼ばれる。咲くまで10年近く、20年頃から最盛期に入る。樹高、20m以上、北アメリカでは60mにも。名の由来、属名、ギリシャ語leirion(ユリ)+dendron(木)から。アーカイブ11月初め。12月下旬。1月下旬。2月下旬。3月初め。3月下旬。ほどけていく春。4月初め。ほどけていく春。4月上旬。...ユリノキ遠いソラ東京都江東区都立の森

  • フラサバソウ 植物たちへの感謝をできるだけうつくしいことばで 千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

    つめたい魔法を解く時の船が待つフラサバソウの草の海オオバコ科(ゴマノハグサ科)クワガタソウ属。ヨーロッパ原産。明治初期に長崎県で初めて確認。草丈10-30cmほどの越年草。花径、3~4mm。花期は12~5月(一般的には4~5月)。名の由来、19世紀のフランスの植物学者フランシェとサバティエの名前を組み合わせた。二人は共著で1879年に『日本植物目録』を出版。同科・属の、最悪な標準和名を持つホシノヒトミがうらやむ、とてもうつくしいなまえ。オオバコ(大葉子)は、大きな葉の様子からの説。ゴマノハグサ(胡麻の葉草)はカタチ。クワガタソウ(鍬形草)は、扁平な果実のカタチと萼片が、兜と角状の飾り、鍬形に似てることから。アーカイブ11月下旬。12月下旬。1月初め。1月中旬。2月上旬。房総半島の海岸で。千葉県市川市行徳・...フラサバソウ植物たちへの感謝をできるだけうつくしいことばで千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

  • トベラ 早春の、トビラ 千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

    森に咲いた赤い実が開く、早春の、トベラ。(扉)トベラ科トベラ属。常緑。原産、日本(石川県・岩手県北限)、東アジア。海岸近くに生育。花期、4~6月。花径、1cm。白から次第に淡黄に変化。芳香。初夏、センダンとの香りのデュエットが最高。樹高。8mくらいに。雌雄異株。雌雄花の区別は厄介。名の由来、2月の節分や大晦日に、この木の枝を扉にはさんで邪鬼を払う風習から、「とびらの木」と呼ばれ、訛ったもの。栽培記録2020/2/初め。悪魔の草刈り機から救い出した子。目が合った気がして、場所も無いのにキリナイヤマイ(笑)。常緑なのに一度葉が落ちて、ただの棒が刺さった鉢になってしまった(笑)けど、2020/5中旬。成長が始まった。2020/11下旬。2021/5初め。2021/11下旬。2023/1/8アーカイブ5月上旬~中...トベラ早春の、トビラ千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

  • ヨシ 草の海を、雪の風に乗って 千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

    広大な湿地の草の海を雪の風に乗って渡るようふるさとのようすをしらせるようになでていく(葦芦、蘆、葭)イネ科ヨシ属。多年草。平安時代まではアシの呼称が一般的で、以降、悪しを連想する名から変更された説。しかし、信憑性は薄い、と。浅い水辺に生えるアサが訛ってアシの説も。世界中の温帯から熱帯の湿地帯に分布。花期、8~9月。草丈、6mくらいに。芦原(あしはら)は、自然の浄化作用の重要な場所。野生動物と環境保護に重要な植物群落。材としての利用は、葦簀(よしず)や茅葺屋根材としても。「人間は考える葦(あし)である」17世紀、フランス人パスカル。大自然のなかではヒトは弱者、しかし考えることができる強者でもある。というような解釈でしょうか。古より世界中でヒトとの深い関わり。アーカイブ1月初め。ヨシの群生から一段上がった湿地...ヨシ草の海を、雪の風に乗って千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

  • デコラゴムノキ アイトヘイワ 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    あけましておめでとうございます。アイトヘイワ。ずっと、花、草木を愛せる平和な国であり続けますように。アイトヘイワは、祈りを込めて、育てている草木の枝で書きます。宛名も全て手書きで、一人一人を思いながら。今年は、デコラゴムノキ。1973年、ちいさな鉢植えから育て50年。我が家の精霊の守り樹。Ficuselastica‘Decora'クワ科イチジク属。イチジクやベンジャミンも仲間。インド北部からマレー半島原産。樹高、自生地では30mにも。1973年、ちいさな鉢植えから育て50年。我が家の精霊の守り樹。アーカイブ側溝に侵入。デコラゴムノキアイトヘイワ千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • バラとスイカズラと 思い出のクリスマス 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    真冬に咲く、バラとスイカズラ。思い出のクリスマス。マゴたちへのクリスマスプレゼントはずっと本です。本を取り出すと、花びらが、香りとともに現れて、毎年のことだから分かっていても、きっとキュンとするはず。生涯忘れない記憶になるはず。いつの日か、時空のトビラが開く、ちいさなサインをみつけるでしょう。たくさんのうれしいがつまった本は、時の船にゆられて旅をして精霊になります。アーカイブバラとスイカズラと思い出のクリスマス千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • ハマボッス 海とひかりと 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    潮騒がきこえる。海とひかりと潮風のクニ。アイトヘイワの海。初夏の房総の海で出逢いました。(浜払子)サクラソウ科オカトラノオ属。越年草。日本全土、東、東南アジア等に分布。海浜植物。花径、1cmくらい。花期、5〜6月。草丈、40cmくらいに。薬効。名の由来、花序、あるいは果実のようすを、僧侶が使う、獣毛を束ねた法具の払子(ほっす)に見立て。アーカイブ5月下旬。千葉県房総のクニ。ヒト科ミンハナホシノヒトミ属ショカ。6月中旬。9月上旬。ハマボッス海とひかりと千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • ツルソバ 冷めない恋の花 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    真冬まで咲き続ける。胸の奥でいつまでも、いつまでも咲き続ける、冷めない恋の花。(蔓蕎麦)タデ科タデ属。多年草。日本(関東南部以西の海岸近く)、中国、マレーシア、インドに分布。花びらに見えるのは萼。花被片(かひへん)は長さ3~4ミリ。花期、8月~1月ごろ(一般的には5~11月)。横に這って立ち上がる。黒く熟した果実は酸味があるが食べられる。サラダに添えて。新芽は天ぷら等で。蕎麦の語源。三角の実を、尖った意の稜(そば)。小麦等との区別から、稜麦(ソバムギ)に。12世紀、鎌倉時代ころに、蕎麦となった説。アーカイブ7月中旬。1cm巾側溝脇植物園で発芽・生育。この子も側溝を流れて遠くまで繁殖してるはず♪8月下旬。9月下旬。メガネツユクサと。つよくてきれいでなかよし。10月中旬。10月下旬。シャリシャリと、口に仄かな...ツルソバ冷めない恋の花千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • ウツギ もれふるひかりの下に 東京都江東区恩賜の森

    ソラ指す空木。もれふるひかりの下に。(空木)アジサイ科(ユキノシタ科)ウツギ属。原産、日本、中国。北海道南部以南に分布。「卯(う)の花」は頭文字から。旧暦4月、卯月は「卯の花の咲く季節」の意。『夏は来ぬ』で歌われる初夏の風物詩。花にほとんど香りはなく、古語でにおうはうつくしいという意で使わている。おからを「卯の花」と呼ぶのは、咲いてるようすや空(から)の茎からの説。花期、5~7月。花径、1cmくらい。樹高、4mくらいに。茎が中空のため空木(うつぎ)。科や属の異なる種でも幹が中空な植物はウツギと呼ばれる。アーカイブ5月初め。5月下旬。6月中旬。7月上旬。池の縁に朽ちかけた切り株。アカメガシワ、エノキ、ケヤキ等が育ってる♪このまま剪定したら、森の盆栽に。10月初め。10月下旬。1月初め。ショカ園栽培記録201...ウツギもれふるひかりの下に東京都江東区恩賜の森

  • サオトメカズラ 植物たちへの感謝をことばにする、できるだけうつくしいことばで 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    花も葉も実もうつくしい。植物たちへの感謝をことばにする、できるだけうつくしいことばで。うつくしいにほんごで。宇宙の果てに捨ててきたい、標準悪名屁糞葛(ヘクソカズラ)。暖かな初冬。黄葉と実の熟成時期なのに、まだ一部、風の遊ばないトコでは咲いている。これまでの観察で、一番遅い花かも。いつの間にかドアの隙間を登った。ドウモウ蔓性、あるある。(早乙女葛)アカネ科ヤイトバナ属。原産地日本、東アジア。花冠は長さ約1cm。花期は7〜9月。実の汁は、しもやけ、あかぎれに薬効。古からの別名には、ヤイトバナ(灸花)。~灸をすえているようすや、花の中心の姿形をお灸の痕に見立てた。サオトメバナ(早乙女花)・サオトメカズラ(早乙女葛)。~早乙女の田植え姿や、早乙女の笠やかんざしに見立て。また、葉に光沢がある以外ほとんど同じ、海岸に...サオトメカズラ植物たちへの感謝をことばにする、できるだけうつくしいことばで千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • ホシノヒトミ ながく みじかい うつくしいじかん

    2020/1/13撮影似ていれば何でもいいのではない。そう感じたからといって、命名していいのではない。キセキの星に、ともに生きる植物たちを呼ぶとき、どんな情景を思い浮かべるのか、その想像力が試される。ヒョウジュンとかで決まってるから、仕方ない、そのままでいいだなんて、どこかの独裁者の国のようで、オソロシイ。たかが野の花のなまえという世界観が、多くのヒトが違和感、嫌悪感を持つ、ちいさくておおきな問題をいつまでも放っておく世界観が、とてもオソロシイ。遠い時代だから許容されたのでしょうか。名付けてしまったヒトのことも、ずっと傷つけているのに。すべてのことに意味がある。ながくみじかいうつくしいじかん。幼いころから植物好き。ずっといっしょに暮らしています。2004年ころ、遠いふるさとの父と母の晩年に花写真手紙を週一...ホシノヒトミながくみじかいうつくしいじかん

  • ノアザミ、と don't eat me 千葉県千葉市の深い森

    don'teatmeアザムイテなんかいない。甘い大気の深い森。イノチあふれる深い森。アイトヘイワの深い森。(野薊)キク科アザミ属。多年草。本州以南、山野に分布。花期、5~10月ころ。頭花径、4~5㎝くらい。草丈、1mくらいに。名の由来、うつくしい花に棘があり、欺む、が訛った説。アーカイブ6月中旬。シロヨメナ森の、白い姫。(白嫁菜)キク科シオン属。多年草。本州以南、東アジアに分布。花期、8~11月ころ。花径、1.5~2cmくらい。草丈、1mくらいに。半日陰環境が適地。嫁菜の由来、摘み草は嫁の仕事であった説。良い菜の意で「よめな(吉菜)」とする説。「よめ」は姫の意で、花が小さくかわいらしいことからとする説など。菊は、年の最後に咲く、窮まるの説や、漢字・菊が草冠に米を握る、で花の形を表した説ほか。アーカイブ11...ノアザミ、とdon'teatme千葉県千葉市の深い森

  • ハクウンボク 最後のラブレター 千葉県千葉市の深い森

    新宿御苑。魔法の森。遠い冬。最後のラブレター。(白雲木)エゴノキ科エゴノキ属。日本、東アジアに分布。北海道から九州まで、山間の落葉樹林に生育。花径、2cmくらい。花期、5~月。樹高、15mくらいに。名の由来、花がさくようすを白い雲に。アーカイブ。4月末の新宿御苑。ショカ(初夏)ヒト科ミンハナホシノヒトミ属。5月中旬。6月中旬。アーカイブ甘い大気の深い森。イノチあふれる深い森。アイトヘイワの深い森。ヒト科ミンハナホシノヒトミ属ショカ。仲間アーカイブエゴノキ2度目のラブレター(野茉莉)エゴノキ科エゴノキ属。遠い日、ふるさとの寺の境内。エゴノキの樹の下で。セーラー服。2度目のラブレター。エゴノネコアシフシ虫こぶ。ハクウンボク最後のラブレター千葉県千葉市の深い森

  • シロダモ、と ひかりの花 千葉県千葉市の深い森

    妖精を飾る、ひかりの花。甘い大気の深い森。イノチあふれる深い森。アイトヘイワの深い森。アーカイブ12月上旬。(白だも)クスノキ科シロダモ属。常緑。宮城県以西、東アジアに分布。花期、10~11月。翌年に熟すため、花と同時に観られる。樹高、15mくらいに。雌雄異株。果肉や種から蝋燭や灯火用油が採れる。名の由来、葉の裏が白いタブノキ(クスノキ科タブノキ属)が訛って。リキュウバイ花も葉も実も。時空こえて、季節をまとめて。利休梅。バラ科ヤナギザクラ属。落葉広葉低木。中国北中部原産、明治時代末期に渡来。花期、4~5月ころ。花径、4㎝くらい。樹高、5mくらいに。名の由来、花が茶人に好まれ、茶道の祖、千利休から。シロダモ、とひかりの花千葉県千葉市の深い森

  • イイギリ そらもヒトもしあわせにする 千葉県千葉市の深い森

    そらもヒトもしあわせにする。甘い大気の深い森。イノチあふれる深い森。アイトヘイワの深い森。モグラw(飯桐)ヤナギ科(イイギリ科)イイギリ属。落葉広葉。本州以南、東アジアに分布。花期、4~5月。花径、1cmくらい。芳香。雌雄異株、雌雄雑居性も。異花。秋に1cmくらいの実が。食用。樹高、20mくらいに。名の由来、姿が桐(キリ科)に、葉が飯(おこわ)を包むのに使用されたことから。ヤナギ(柳)は、矢を作る材として「矢の木」が訛った説等。アーカイブ5月中旬。ショカ(初夏)ヒト科ミンハナホシノヒトミ属。11月中旬。イイギリそらもヒトもしあわせにする千葉県千葉市の深い森

  • イロハモミジ 空も地も水も、くれないに染めて 千葉県千葉市の深い森

    空も地も水も、くれないに染めて。甘い大気の深い森。イノチあふれる深い森。(いろは紅葉)ムクロジ科カエデ属。イロハカエデ(いろは楓)とも。原産・分布、日本(北海道南部以西)、東アジア。花期、4~5月。花径5~6mm。風媒花。翼果1.5cmくらい。夏から秋に熟し、飛ぶ。樹高15mにも。紅葉の代表種。名の由来、植物の色づきを表す、色を揉み出ずる、が、もみじの語源。葉の裂片を「イロハニホヘト」と数えたことから。楓・フウ(フウ科フウ属)は、風にゆれて葉や種を飛ばすようすから、木に風。ムクロジ科(旧カエデ科)カエデ属の総称であるカエデに楓をあてるが、似た葉を混同し誤ったのが現在も使われている。アーカイブ3月下旬。春は風ではあるけれどこの子を撮ろうとして、風が行くのを待たなかった記憶が一度も、ない。ざわざわざわざわと、...イロハモミジ空も地も水も、くれないに染めて千葉県千葉市の深い森

  • ウシハコベ ヒカリの風に乗って 千葉県市川市の深い森

    ピッシュサルバー飲んで、そっと抱きしめたい。甘い大気の深い森。広大な湿地。草の海を、ヒカリの風に乗って、渡るよう。(牛繁縷)ナデシコ科ハコベ属。越年草または多年草。在来種、日本全土、北半球の暖帯から温帯に分布。花径、1cmくらい。花期、4~10月中心に周年。雌しべ先端の5裂が特徴。草丈、50cmくらいに。名の由来、古名は、はこべら、はくべら。蔓延芽叢(はびこりめむら)が語源の説。ツル(蔓)が延びて、芽が生い茂る(叢・ムグラ)意。牛は、比較して大きいことから。オオハコベは別にあるけど、ちいさな妖精のようにうつくしいこの花を観て牛ってダサい。アーカイブ2018/10下旬。寺家(じけ)ふるさと村たいせつに保全された、昔ながらのうつくしい横浜の田園風景。今も農業が営なわれている、生活の地。地名にあるように、古くか...ウシハコベヒカリの風に乗って千葉県市川市の深い森

  • ニシキギ ヒカリの風に乗って 千葉県市川市の深い森

    甘い大気の深い森。広大な湿地。草の海を、ヒカリの風に乗って、渡るよう。うつくしさは進化。発達したコルク層の翼は、進化ではなく、変異で、何かの役に立っていない説。しかし、ヒトにはその美しさが好まれて繁殖に役立っている。地上の王に気に入られる変異は進化では・・。(錦木)ニシキギ科ニシキギ属。日本全国、中国に自生。花期は初夏5~7月。花径、7mmくらい。雌雄花。樹高、2~3mくらい。果実、樹皮、枝葉は薬用。名前の由来はうつくしい紅葉を錦に例えたこと。世界三大紅葉樹。アーカイブ4月下旬。5月中旬。10月下旬。11月下旬。1月下旬。仲間アーカイブマサキ(柾、正木)ニシキギ科ニシキギ属。原産地:日本中国。北海道南部以西、海岸近くに分布。花期は6~7月。花径、7mmくらい。果実は直径6〜8mm、11〜1月に熟し、4裂。...ニシキギヒカリの風に乗って千葉県市川市の深い森

  • ムラサキシキブ ヒカリの風に乗って 千葉県市川市の深い森

    甘い大気の深い森。広大な湿地。草の海を、ヒカリの風に乗って、渡るよう。(紫式部)シソ科(クマツヅラ科)ムラサキシキブ属。日本、朝鮮半島と台湾に分布。山野の林に生育。花期は6〜8月。高さ3mくらい。名の由来、紫の実が敷きつめられた「紫敷き実」か「紫茂実」のようで、「源氏物語」紫式部との関連はなかったが、いつの間にか訛ったよう。ヒト科ミンハナホシノヒトミ属ショカアーカイブ6月初め。6月中旬。10月中旬。12月初め。仲間アーカイブコムラサキ(小紫)シソ科(クマツヅラ科)ムラサキシキブ属。日本、中国や朝鮮半島にも分布。花期、6~8月。花径、3mmくらい。樹高1.5mくらい。実は3mmくらい。ムラサキシキブヒカリの風に乗って千葉県市川市の深い森

  • スイカズラ 魔法のことば 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    秋が登ってソラが遠くなること、おおかぜ来なくてうれしかったこと、まよい咲きの忍冬の香りは初夏よりずっと遠いこと、君のこと、ずっと大好きなこと、覚めることのない、ずっと胸の奥であたたかい、魔法のことば。(吸い葛)スイカズラ科スイカズラ属。常緑。別名、ニンドウ(忍冬)キンギンカ(金銀花)。ハニーサックルHoneysuckle。キンギンボク(金銀木・スイカズラ科スイカズラ属)もあってややこしい。日本、北海道南部以南、東アジアに分布。花期、5~7月。初め白く、次第に黄色に変化。甘い香り。香水やアロマオイル等の原料に。花は薬用。若葉は食用に。果実は9~12月に熟す。長さ、10mくらいに。スイカズラ・ハニーサックルは花を口にくわえて甘い蜜を吸ったことから。忍冬とは、冬場を耐え忍ぶ葉のようす。アーカイブ2017年に挿し...スイカズラ魔法のことば千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • ヤマボウシ ソラから降りて 東京都江東区恩賜の森

    もれふるひかりのなか、花も実も葉も、ソラから降りて。(山法師)ミズキ科ミズキ属。東北南部以南、東アジアに分布。山の谷筋環境などに自生。ハナミズキ(アメリカヤマボウシ)は近縁。花期、5~6月。総苞径、10cmくらいに。若葉、果実は食用。樹高、15mにも。名の由来、総苞片を坊主頭と頭巾に見立てて。アーカイブ5月上旬。ホシノヒトミも見上げてる。ゴマノハグサ科クワガタソウ属。越年草。宇宙の果てに捨ててきたい標準悪名大犬の陰嚢(オオイヌノフグリ)。5月中旬。5月下旬。6月上旬。7月下旬。9月上旬。仲間アーカイブベニバナヤマボウシ(紅花山法師)ミズキ科ミズキ属。野生種から生まれた色。ヤマボウシソラから降りて東京都江東区恩賜の森

  • ビワ 潮風にのる、うつくしい香り 千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

    おおかぜ、来なかった、豊かな森。潮風にのる、うつくしい香り。バラ科原種の持つ野性的で凛としたうつくしい花。冬に咲き初夏に熟すのは、台風を避ける進化でしょうか。でも、完熟のうつくしいびわ色を、この森、野鳥の楽園で観ることはない。(枇杷)バラ科ビワ属。中国南西部原産。古代に渡来と推測される。花期、11~12月。花径、1cmくらい。芳香。初夏に果実。樹高、10mくらいに。名の由来、実の形が琵琶に似る説。すぐれた栄養価、ベータカロチンはくだものでベスト3。葉は薬草。千葉県は長崎県についで2番目の産地。アーカイブ10月中旬。11月中旬。11月下旬。ナナホシと。テントウムシが遊ぶあたたかい森。ツルニチニチソウで遊ぶナナホシ。成虫で越冬する。テントウムシ、太陽神の天道が名の由来。なんてうつくしいなまえ。12月上旬。2月...ビワ潮風にのる、うつくしい香り千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

  • ソヨゴ 風からもらったうつくしいなまえ 東京都江戸川区小川の辺

    風からもらったうつくしいなまえ。おおかぜ来なかったと、ソラにささやく。(冬青)モチノキ科モチノキ属。常緑。新潟、宮城以西、中国、台湾に分布。英名Soyogo。雌雄異株。花期、5~6月。花径、5mmくらい。果実、5mmくらい。樹高、8mくらいに。幹30cmくらいに。葉はタンニンが多く褐色の染料に。緻密で白い材は楽器などに、枝は祭事用に。名の由来、葉が水分保持能力高く、厚くて縁が波状なため、風で特徴的な音からソヨゴ、と。冬青は常緑の意。別名フクラシバは火に当たると膨らむことから。モチノキは、樹皮から鳥黐(トリモチ)を作ることから。食用の餅の語源。アーカイブ5月中旬。5月下旬。6月中旬。9月下旬。10月中旬。11月中旬。ソヨゴ風からもらったうつくしいなまえ東京都江戸川区小川の辺

  • ナガエコミカンソウ 約束の地のむこう 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    夜眠る、草の森の妖精。花も実も葉もうつくしい。はるか遠く、約束の地のむこうからやってきた。(長柄小蜜柑草)コミカンソウ科コミカンソウ属。1年草。原産、アフリカ東部、マスカリン諸島(インド洋)。自然学者の『約束の地』と呼ばれる聖地マダガスカルの東方沖。熱帯、亜熱帯中心に分布。日本では、1990年代以降、関東以西に帰化。雄花は葉の下に、雌花は上に。花径、それぞれ1.5㎜くらい。花期、8~10月ころ。草丈、1mくらいに。実は2mmくらい。葉は就眠運動。名の由来、コミカンは、ちいさなミカンに例えて。ナガエは、花柄(かへい)が長いようすを。アーカイブ8月上旬。オンブバッタがいます。8月中旬。アフリカフウチョウソウ、となかよし(阿弗利加風蝶草)フウチョウソウ科クレオメ属。熱帯アフリカ、スーダンからザンビア原産。1年草...ナガエコミカンソウ約束の地のむこう千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • エゴノキ 2度目のラブレター 東京都江東区恩賜の森

    遠い日、ふるさとの寺の境内。エゴノキの樹の下で。セーラー服。2度目のラブレター。(野茉莉)エゴノキ科エゴノキ属。別名、万葉集、歌舞伎にも登場する、チサノキ(萵苣木)。日本原産。全国の雑木林に生育。花期、5~6月ころ。花径、2cmくらい。芳香。果実、2cmくらい。樹高、10mくらいに。名の由来、果実の味がえぐい、から。昔は果実を石鹸のように洗濯などに用いた。子供のころ、セッケンの実と呼んでいた。甘酸っぱい思い出の樹。別名チサノキ(苣の木)は、果実の実ったようすをチナリ(乳成り)と表現され、それが訛った説。野茉莉は中国名。アーカイブ1月中旬。葉痕(ようこん)に二つ形成される、複芽(ふくが)と呼ばれる冬芽(とうが)。大小のカタチは特有で同定の手がかりに。5月上旬。5月下旬。6月上旬。エゴノネコアシフシ。エゴノネ...エゴノキ2度目のラブレター東京都江東区恩賜の森

  • アフリカフウチョウソウ 凛として、迷わず、うつくしく 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園

    タネが咲きました。凛として、迷わず、うつくしく。ヒトもこの子のように生きられたら。(阿弗利加風蝶草)フウチョウソウ科クレオメ属。熱帯アフリカ、スーダンからザンビア原産。1年草。1999年(平成11年)に神戸で確認。本州以南沖縄に野生化。花径5~8mm。花期は7〜10月頃(南関東)。草丈、匍匐して50cmくらいに(南関東)。種子はアリ散布。名の由来、風蝶は、風に舞う蝶。アーカイブ6月下旬。7月末。8月上旬。8月中旬。8月下旬。夏をたたんで花仕舞い。9月上旬。9月中旬。1㎝巾側溝脇植物園にて、メガネツユクサらと。サオトメカズラとなかよし。(早乙女葛)アカネ科ヤイトバナ属。宇宙の果てに捨ててきたい標準悪名屁糞葛(ヘクソカズラ)。10月下旬。11月上旬。アフリカフウチョウソウ凛として、迷わず、うつくしく千葉県市川浦安アスファルト脇植物園

  • ミズヒキ ただ、ゆれている 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    水引。うつくしいことば。とくにめでたくもなく、ならんだつばさに風をはらみ、ただ、ゆれている。どこからともなくやってきて、あちこち侵入。決まった鉢はなく、ドウモウな繁殖力というほどでもないが、過酷な環境に耐えて、毎年咲いている。(水引)タデ科ミズヒキ属(イヌタデ属)。多年草。日本全土、東、東南アジア、ヒマラヤに分布。花期、8月~11月。花びらに見えるのは萼で、4枚のうち上の3枚が赤、下の1枚が白。草丈、80cmくらいに。名の由来、花が赤と白で、祝儀袋などの水引にたとえて。水引は、和紙を「こより」にして、それに水のりを引いて固めた意。アーカイブ6月中旬。千葉県千葉市の深い森。7月中旬。7月下旬。9月上旬。9月上旬。うつくしい福島県の、のこり夏。五色沼(ごしきぬま)。北塩原村磐梯朝日国立公園。圧倒されるオーラに...ミズヒキただ、ゆれている千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • マルバルコウソウ 真っ赤な太陽 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    遠いクニ。真っ赤な太陽。ヒルガオ科らしいカタチは日本人好み。でも、鮮やかでインパクトある色合いは、遠いクニからやってきたことを主張している。一度種を結んで、自然散布された以降は、毎年あちこちで発芽するように。ふるさと新潟で観ることはなかった。今でも、野で咲くのに初めて出逢ったときのトキメキを覚えている。(丸葉縷紅草)ヒルガオ科サツマイモ属。一年草.原産、北アメリカ。江戸時代末期に観賞用として渡来。本州中部以西中心に野生化。花期、7~10月。花径、1.5cmくらい。蔓性5mくらいに。虫媒花。名の由来、縷(ル)は、細々とした糸筋の意。細い葉のようすから。丸葉の縷、ややこしい。栽培記録2019/4/下旬。前年に採種し、蒔いたのが発芽。2019/8/上旬。半日蔭の鉢植え、階段にフウゼンカズラと絡ませて。小さな鉢も...マルバルコウソウ真っ赤な太陽千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • アオツヅラフジ あおい船 千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

    あおい船。ヒカリもれ降る森の海。(青葛藤)ツヅラフジ科アオツヅラフジ属。日本各地から東アジアに分布。花期は7~8月。花径3mmくらい。雌雄別株。果実は有毒。名の由来、青はツルの色、葛は籠などの材料の意。藤はマメ科だが、つる性植物の総称として使われている。栽培記録2019/12初め。採種。核(種子)は、アンモナイトの化石、カタツムリと呼ばれています。2020/3/末蒔く。6月中旬発芽。2020/7/中旬。鉢大き目に植え替え。2020/8/上旬。これ以降急速にツルが伸び始めた。2020/9中旬。伸び続けるため、頻繁に剪定。2020/12上旬。2021/3下旬。2年目の芽吹き。2021/4初め。順調な成長。蔓は随時剪定。2021/6末、まさかのツボミ。2021/7上旬。初開花。2021/8上旬。蔓は随時剪定。2...アオツヅラフジあおい船千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

  • ツルドクダミ 花の森を知っている 千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

    もれふるひかりのなか、ツルドクダミの、花の森を知っている。(蔓蕺、蔓蕺菜)タデ科タデ属。多年草。原産、中国。江戸時代に薬草として渡来、栽培され、野生化。本州以南に分布。花期、8~10月。花径、2mmくらい。雌雄異花同株。3~4mくらいに。1kg以上になる塊根は漢方薬、不老長寿の滋養強壮剤と呼ばれる何首烏(カシュウ)。葉も蔓も薬草に。名の由来、ドクダミ(ドクダミ科ドクダミ属)に葉が似ていることから、と。薬草としての渡来であったことから、薬草価値が高い十薬(じゅうやく)と呼ばれた万能薬ドクダミをあてたのではと推測。雪国育ちとしては、初雪花の別名が似合うと思います。アーカイブ10月中旬。10月末。サオトメカズラ(早乙女葛)の実と。宇宙の果てに捨ててきたい標準悪名屁糞葛(ヘクソカズラ)。サオトメカズラ花、アーカイ...ツルドクダミ花の森を知っている千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

  • クコ ひかりの花束を君に 千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

    汐風につつんで、ひかりの花束を君に。(枸杞)ナス科クコ属。原産、東アジア(中国~日本)。全国の平地の森林縁等に生育。花径、1cmくらい。花期、7~11月。樹高、1~2mくらいに。翌年の花期に熟す1.5cmくらいの果実は「枸杞子(クコシ)」と呼ばれ、クコ酒、生食やドライフルーツにも。葉、根にも薬効あり食用や茶にも。「不老長寿の源」と称される。名の由来、カラタチ(枸)の棘、カワヤナギ(杞)の枝にそれぞれ似て。栽培記録2016/6/30挿し木。2016/7/18順調。2017/10/32020/4下旬2020/11/12021/9/5それでも花は咲く。鉢栽培だから、頻繁に剪定。しかし、結実はまだない。日照時間が不足かも。アーカイブ8月下旬。9月下旬。10月初め。11月中旬。追熟、乾燥させてから試食。仄かな甘み♪...クコひかりの花束を君に千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

  • イシミカワ 片想い 千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

    フシギウツクシイ、野の草。どこをどうみても完璧な造形。僕の散策範囲では、一か所でしか観察できない。適した環境はたくさんあるけど、何故か。ウチでの栽培も成功してなくて。縁が薄いと、思いが募る。(石見川・石実皮・石膠)タデ科イヌタデ属。一年草。日本全土、東アジアに分布。日照と湿り気ある環境が適地。花径、3~4mm。花期、7~10月ころ。うつくしい藍色の実にみえるのは愕。中に黒い実が。匍匐し、3mくらいに。茎と葉柄に下向きの棘(逆刺・かえり、さかとげ)があり、強烈にまとわりつく。他の植物に絡みつき成長。全草に薬効。名の由来、石のような実と皮の意、石膠(いしにかわ)が訛った説等。栽培記録成功できてない。2016-10-31採種。2018/4/1、2016採種を蒔く。発芽せず。2021/8/31、採集。挿し芽。春待...イシミカワ片想い千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

  • ヌルデ 花の森を知っている 千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

    おおかぜ来ない秋、ヌルデの、花の森を知っている。昆虫の食害か、気候か、葉も花も少ない。保護区で、自然な景観を重視してるからか、消毒してるのを観たことがない。周辺に、果樹園や畑がないし。(白膠木)ウルシ科ウルシ属(ヌルデ属)。東、東南アジアヒマラヤ、日本全国、平地から低山地に分布。花期、8~9月ころ。花径2mmくらい。花序30cmくらいに。雌雄別株。樹高、5mくらいに。紅葉樹の代表のひとつ。果実、葉は薬用。果実はロウの原料にも。虫こぶは、タンニン質が豊富で五倍子(ごばいし)と呼ばれる生薬。名の由来、塗る手、から奴留手(ぬるで)と呼ばれる、塗料用途の白い樹液から。アーカイブ9月末。10月中旬。10月末。11月中旬。1月中旬。仲間アーカイブハゼノキ(櫨の木、黄櫨の木)ウルシ科ウルシ属。原産、東南アジア~東アジア...ヌルデ花の森を知っている千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

  • キカラスウリ 遠い夏、母の香り 千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

    フシギウツクシイ、森の海を漂うクラゲのよう。遠い夏の、母の香り。愛おしい、子の香り。(黄烏瓜)ウリ科カラスウリ属。日本原産。全国に分布。花期、6~9月。日没から翌日午後まで咲く。花径、5~10cm。雌雄異株。夏の若い芽、秋に熟す実は食用に。塊根を天花粉(天花は雪のこと)に加工し、おしろいの原料、あせもなどに用いる。遠い夏の、母の記憶。現在も、化粧水、セッケンとともに販売されている。ほとんどが利用できる優れもの。名の由来、カラスウリは、赤い実が、朱墨(シュズミ)の原料・辰砂(シンシャ・鉱物)に似ているカラシュウリ(唐朱瓜)が訛った説。アーカイブ6月末。7月上旬。7月中旬。7月末。8月初め。8月下旬。9月初め。10月中旬。1月初め。採種したけど、迷って蒔きませんでした。飾ってあります。キカラスウリ遠い夏、母の香り千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

  • ゲンノショウコ フシギナチカラ 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    日本全土に咲き、日本三大薬草のひとつというのに、ふるさと新潟での記憶が全くない。これだけ華のある、小さくない花なら、見えていないほうがフシギ。育ててみれば、想像と違って、すごくドウモウだし。ドウモウ植物ルツボなショカ園でも、全く負けていない。あらゆる場所に侵入して、かなり抜く破目に。でも、東京周辺の公園や緑地でもほとんど見られない。花壇に植栽されてるのを見たこともない。うつくしいオーラに惹かれて、あるいは、すぐれた薬草として秘密の買取ルートがあるとかで、ヒトが連れ帰っているのなら腑に落ちるけど・・。(現の証拠)フウロソウ科フウロソウ属。多年草。分布、北海道から沖縄、朝鮮半島、台湾。開花時期、一年中(一般的には7~10月)。花径1~1.5cm。草丈、20~60cmくらい。名の由来、飲むとすぐ効くので、薬効の...ゲンノショウコフシギナチカラ千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • ヒヨドリジョウゴ ソラゆく花 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    ソラゆく花。花も葉も実も、飛ぶように。(鵯上戸)ナス科ナス属。つる性多年草。原産地日本(全土に分布)、台湾、インドシナ。花期は5~11月(一般的には8~9月)。花径1cmくらい。長さ4mくらいにも。日本全土の山野に。葉、茎は薬草、実は毒性。名の由来、果実をヒヨドリが食べる様子が、酒に酔った人たちに似ていると。アーカイブ千葉県市川市行徳・野鳥の楽園と千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅。6月上旬。6月中旬。7月中旬。7月下旬。9月上旬。9月中旬。10月中旬。11月上旬。11月中旬。12月上旬。2月中旬。ヒヨドリジョウゴソラゆく花千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • ゼフィランサス カンジダ 夢の中で 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    憧れの西インド諸島。バハマは訪れたけど、シーアイランドコットンや、ゼフィランサスを観ることは叶わなかった。夢の中では何度も出てくるのに。10年くらい前だったか、ショカ園にどこからともなく飛来して、以来ずっと繁殖している。ドウモウキレイで、あちこちに侵入!40年以上前からウチにいるウチワサボテン。原産地が近いからか、すごい様子に。ウチワサボテンアーカイブOpuntiasp.(サボテン科オプンティア属)メキシコ原産と思われる。300年以上以前に渡来。茎が団扇状のサボテンの総称で約300種。ピクルスになる。薬用にも。(学名Zephyranthescandida)ヒガンバナ科タマスダレ属。多年生球根植物。和名タマスダレ(玉簾)。別名、レイン・リリー。原産地、西インド諸島。明治初期に渡来、野生化。花径:3cm~5c...ゼフィランサスカンジダ夢の中で千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • ハマボッス 海とひかりと 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    海とひかりと潮風のクニ。アイトヘイワの海。初夏の房総の海で出逢いました。ショカ園じゃ潮風が恋しいかな。(浜払子)サクラソウ科オカトラノオ属。越年草。日本全土、東、東南アジア等に分布。海浜植物。花径、1cmくらい。花期、5〜6月。草丈、40cmくらいに。薬効。名の由来、花序、あるいは果実のようすを、僧侶が使う、獣毛を束ねた法具の払子(ほっす)に見立て。アーカイブ5月下旬。千葉県房総のクニ。ヒト科ミンハナホシノヒトミ属ショカ。6月中旬。ハマボッス海とひかりと千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • メタセコイア 生物の頂点 東京都江東区恩賜の森

    イノチのハジマリ。時空を超えていく翼。フツウに1000年を越して生きて、100mに達する樹高。地球の生物の頂点は植物。(Metasequoia)ヒノキ科(またはスギ科)メタセコイア属。1939年、植物学者・三木茂氏が植物遺体を発見、メタセコイアと命名。大古、日本を含む北半球に広く分布していたが、第四紀(258万8000年前から現在)前半に、気候寒冷化によって絶滅とされていた。1945年、中国で「生きた化石」として発見。1949年渡来し皇居に植えられる。花期、2~3月。雌雄異花。樹高、50mにも。若葉は食用に。Metasequoiaは、ギリシャ語で絶滅した後になって発見された杉の意。アーカイブ2月下旬。雄花穂の先端に雌花。3月初め。3月中旬。イノチの目覚め。頂点の目覚め。4月初め。ホシノヒトミが見上げる先に...メタセコイア生物の頂点東京都江東区恩賜の森

  • シロバナサクラタデ たいせつなともだち 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    のこり夏を風にのせて、野の花のうつくしさ。花も犬も、ヒトの、たいせつなともだちだから、イヌタデ属。(白花桜蓼)タデ科イヌタデ属。多年草。分布、日本全土、朝鮮、中国、台湾。雌雄異株。花径3~4mm。雌花は花柱が花被より長く、雄花は雄しべが花被より長い。花期は7~11月。湿地に生育。草丈、1mくらいに。名の由来、うつくしい花のかたちを桜に例え。タデは、辛みが強く、口がただれるの説。栽培記録2017/9下旬。挿し木。2018/7上旬。2018/8中旬。2018/9中旬。2021/8中旬。鉢のなかの草の森。マルバツユクサ丸葉露草ツユクサ科ツユクサ属。ユウゲショウ(夕化粧)アカバナ科マツヨイグサ属。アレチヒナユリ(荒地雛百合)ツルボラン科(ユリ科)ツルボラン属。多年草。ゲンノショウコ(現の証拠)フウロソウ科フウロソ...シロバナサクラタデたいせつなともだち千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • シロバナツユクサ よっつそろったら 夏のオワリ 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    シロバナ咲いて、よっつそろったら、夏のオワリ。(白花露草)ツユクサ科ツユクサ属。原産地日本、東アジア。日本の青い花の代表。花期、6~10月。草丈、50cmくらいに。名の由来、朝咲いた花が昼しぼむことが朝露を連想させるという説。英名のDayflowerも「その日のうちにしぼむ花」という意味。アーカイブ8月末。9月初め。9月中旬。仲間アーカイブメガネツユクサ(眼鏡露草)ツルソバと。マルバツユクサ(丸葉露草)ツユクサ(露草)ソラが降りて描きました。朝露と風のフデで。シロバナツユクサよっつそろったら夏のオワリ千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • ハナコゴメギク(花小米菊) 植物たちへの感謝をことばにする、できるだけうつくしいことばで 東京都江東区都立の森

    ふたりのハートをかさねた、愛らしい花びら。植物たちへの感謝をことばにする、できるだけうつくしいことばで。標準悪名ハキダメギク(掃溜菊)。キク科コゴメギク属。熱帯アメリカ原産。明治時代の初期に渡来。花期、南関東では通年(一般的には6~11月)。花径5mmくらい。草丈、50cmくらいに。ゴミ捨て場を指す掃き溜めで発見したからとこの酷い標準和名。理解できない世界観。宇宙の果てに捨ててきたい。イソギクに対し、短い舌状花を表現したハナイソギク(キク科キク属)のように、コゴメキク(小米菊)のちいさな舌状花がおおきくなったようすから、ハナコゴゴメギク(花小米菊)はいかがでしょう。ハナイソギク(花磯菊)キク科キク属イソギク(磯菊)キク科キク属アーカイブ7月上旬。8月下旬。9月中旬。9月下旬。10月下旬。12月下旬。1月中...ハナコゴメギク(花小米菊)植物たちへの感謝をことばにする、できるだけうつくしいことばで東京都江東区都立の森

  • ムクロジ うつくしいなまえ うつくしいにほんご 東京都江東区都立の森

    子の健康を願う、うつくしいなまえ。うつくしいにほんご。(無患子)ムクロジ科ムクロジ属。南アジア、東南アジア、東アジアの熱帯から亜熱帯域に分布。日本では、新潟、東関東以西に。果皮はサポニンを含み、石鹸代わりになる。花径、5mm。5~6月頃に咲き、咲き終わると地上に降り注ぐ。雌雄同株で、雌花(両性花)・王冠型の雄花を同一花序に。ほとんどが雄花。樹高、30mくらいにも。名の由来、漢名「無患子」(ムカンシ)は、患わない子の意。訛ってムクロジに。種子が、無病息災のお守り、羽子板の、羽の玉に使われた。アーカイブ4月下旬。うつくしいハジマリ。5月下旬。6月中旬。左が両性花。咲き終わると地上に降り注ぐ。9月上旬。まだ青い実。大きいのはトチノキ(ムクロジ科トチノキ属)の実。魔法のテープみなさん、ご存じでしょうか。撮影する際...ムクロジうつくしいなまえうつくしいにほんご東京都江東区都立の森

  • ラクウショウ あたたかい胸、ソラにつづく入口 東京都江東区恩賜の森

    あたたかい胸、ソラにつづく入口。いつもハグします。(落羽松)ヒノキ科(またはスギ科)ヌマスギ属。北アメリカ原産。明治20~30年に、初めて東京・新宿御苑に。花期、4月ころ。雌雄異花。樹齢は長く、1000年を超える。樹高、50mにも。水辺や湿気の多い場所が適地。呼吸を助ける気根が生じる。名の由来、秋に鳥の羽のように落葉することから。アーカイブ2月下旬。3月上旬。3月中旬。4月中旬。日本で最初のラクウショウの森、東京・新宿御苑。オオアマナの大群生。オオアマナ(大甘菜)キジカクシ科オオアマナ属。原産地、ヨーロッパからアジア南西部。明治末期に渡来。4月中旬。ほどけてゆく春。5月上旬。5月下旬。7月下旬。寄りそうように、ヒヨドリジョウゴ。(鵯上戸)ナス科ナス属。つる性多年草。ヒヨドリジョウゴ、アーカイブ。9月中旬。...ラクウショウあたたかい胸、ソラにつづく入口東京都江東区恩賜の森

  • オオフタバムグラ ピンクの妖精 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    遠い大陸からやってきた、ピンクの妖精。ヒトにみつからないように咲く。(大双葉葎)アカネ科オオフタバムグラ属。1年草。北アメリカ原産。1927年に東京都で初めて確認。関東以西に生育。花期は7〜8月。花径、5mmくらい。草丈、50cmくらいに。葎の意味は、広い範囲にわたって生い茂るようす。科のアカネ(茜)は、赤い根が草木染めの原料となることから。アーカイブ6月下旬。7月下旬。8月下旬。9月上旬。9月下旬。2月中旬。アカネ科の妖精の仲間たち。アーカイブ。ヨツバムグラ(四葉葎)アカネ科ヤエムグラ属。日本、東アジアに分布。花径、1mmくらい。花期、5~6月。メリケンムグラ(米利堅葎)アカネ科オオフタバムグラ属。北アメリカ原産。1969年に岡山県で確認。花径1cm前後。1日花。クルマバソウ(車葉草)アカネ科クルマバソ...オオフタバムグラピンクの妖精千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • マルバツユクサ 三つ目のツユクサ咲いたら 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    そらが遠くなって、三つ目のツユクサ咲いたら、夏のおわり。丸葉露草ツユクサ科ツユクサ属。熱帯アジア原産。分布は関東以西。花はツユクサより小柄で花弁は4-5mm。花期7-10月。草丈1m近くに。名の由来、朝咲いた花が昼しぼむことが朝露を連想させるという説。英名のDayflowerも「その日のうちにしぼむ花」という意味。アーカイブ8月初め。8月下旬。のこり夏をたたんで。ひかりもいっしょにたたんで。9月中旬。フシギウツクシイ、ガラスの花びら。のこり夏をたたんで。9月下旬。10月上旬。11月下旬。仲間。アーカイブ。メガネツユクサ(眼鏡露草)シロバナツユクサ(白花露草)ツユクサ(露草)ツユクサ科ツユクサ属。原産地日本、東アジア。日本の青い花の代表。マルバツユクサ三つ目のツユクサ咲いたら千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • ノアサガオ ちいさくてうつくしい地球の肺 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    のこり夏そらにさよなら。ちいさくてうつくしい地球の肺。(野朝顔)ヒルガオ科サツマイモ属。蔓性宿根多年草。別名にケープタウンアサガオ。世界の植物の10%近い原産地である聖地南アフリカの地名がつく。原産地、熱帯~亜熱帯地域。花期6月下旬~12月(一般的には11月)。花径、10cmくらい。花色を微妙に変えながら夕方までしぼまない。秋が一番華やかになってうつくしい。10数mも伸びる。名の由来、アサガオは奈良~平安時代に渡来。早朝から昼に咲くようすを朝のカオバナ(顔花/容花-うつくしい顔)に例えた。野は、野原・野生か。栽培記録2017/11中旬。採集。ホソナガカンバス植物園のコンセプトにぴったりで、構想段階から決めていた。2018/12下旬。初めてのツボミ。寒気がきて咲かず。2019/6上旬。ドウモウの片鱗を見せな...ノアサガオちいさくてうつくしい地球の肺千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • サオトメカズラ 植物たちへの感謝をことばにする、できるだけうつくしいことばで 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    花も葉も実もうつくしい。植物たちへの感謝をことばにする、できるだけうつくしいことばで。うつくしいにほんごで。標準悪名屁糞葛(ヘクソカズラ)。宇宙の果てに捨ててきたい。(早乙女葛)アカネ科ヤイトバナ属。原産地日本、東アジア。花冠は長さ約1cm。花期は7〜9月。実の汁は、しもやけ、あかぎれに薬効。古からの別名には、ヤイトバナ(灸花)。~灸をすえているようすや、花の中心の姿形をお灸の痕に見立てた。サオトメバナ(早乙女花)・サオトメカズラ(早乙女葛)。~早乙女の田植え姿や、早乙女の笠やかんざしに見立て。また、葉に光沢がある以外ほとんど同じ、海岸に生えるハマサオトメカズラ(浜早乙女葛)という種も。花を早乙女に例え、伸びるようすを葛と重ねた、サオトメカズラ(早乙女葛)。この美しい花・葉・実にふさわしい。アジアイトトン...サオトメカズラ植物たちへの感謝をことばにする、できるだけうつくしいことばで千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • アオツヅラフジ あおい船 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    あおい船。ヒカリもれ降る森の海。(青葛藤)ツヅラフジ科アオツヅラフジ属。日本各地から東アジアに分布。花期は7~8月。花径3mmくらい。雌雄別株。果実は有毒。名の由来、青はツルの色、葛は籠などの材料の意。藤はマメ科だが、つる性植物の総称として使われている。栽培記録2019/12初め。採種。核(種子)は、アンモナイトの化石、カタツムリと呼ばれています。2020/3/末蒔く。6月中旬発芽。2020/7/中旬。鉢大き目に植え替え。2020/8/上旬。これ以降急速にツルが伸び始めた。2020/9中旬。伸び続けるため、頻繁に剪定。2020/12上旬。2021/3下旬。2年目の芽吹き。2021/4初め。順調な成長。蔓は随時剪定。2021/6末、まさかのツボミ。2021/7上旬。初開花。2021/8上旬。蔓は随時剪定。2...アオツヅラフジあおい船千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • ナガエコミカンソウ 約束の地のむこう 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    草の森の妖精のような花と実。うつくしく、可憐、夜は眠りにつく葉。ヒトには気づかれない。はるか遠く、約束の地のむこう、アフリカ東部、マスカリン諸島からやってきた。まだ年数は浅いのに、すさまじい繁殖力。ウチにもいつのまにか侵入。ドウモウキレイが集まったショカ園でも、トップクラス。オンブバッタがいます。(長柄小蜜柑草)コミカンソウ科コミカンソウ属。1年草。原産、アフリカ東部、マスカリン諸島(インド洋)。自然学者の『約束の地』と呼ばれる聖地マダガスカルの東方沖。熱帯、亜熱帯中心に分布。日本では、1990年代以降、関東以西に帰化。雄花は葉の下に、雌花は上に。花径、それぞれ1.5㎜くらい。花期、8~10月ころ。草丈、1mくらいに。実は2mmくらい。葉は就眠運動。名の由来、コミカンは、ちいさなミカンに例えて。ナガエは、...ナガエコミカンソウ約束の地のむこう千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • ハイビスカス ロバツス 精霊の守り花 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    はるか遠く、約束の地マダガスカルがふるさと。やさしい日本の西風に乗ってやってきた、精霊の守り花。(Hibiscuslobatus)アオイ科フヨウ属。常緑中低木。原種ハイビスカス。常緑中低木。原産、マダガスカル(アフリカ大陸の南東海岸沖)。自然学者の『約束の地』とよばれる聖地。地図では小さく感じるが日本の1.6倍。気候も多様で、この花がどの環境なのか不明。花期、6~10月(適温であれば一年中)。花径、4cmくらい。一日花。這性草丈、60cmくらい。葵は葉の向日性、太陽を仰ぐ意。アーカイブ3月中旬。コゴメホシノヒトミとなかよく。5月末。6月初め。7月末。8月末。今日のイノチすこしもらって、そばにおいて。9月初め。9月中旬、挿し木。10月初め。10月中旬。11月初め。魔法のテープみなさん、ご存じでしょうか。撮影...ハイビスカスロバツス精霊の守り花千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • フェイジョア 東京、熱帯の森 東京都江東区都立の森

    遠い、南の国からやってきて、東京の森を熱帯に変える。(Feijoa)フトモモ科フェイジョア属。常緑。ウルグアイ、パラグアイ、ブラジル南部原産。熱帯果樹。別名、パイナップルグアバ。グアバは、フトモモ科バンジロウ属、パイナップルは、パイナップル科アナナス属。昭和初期に渡来。花期、5月下旬から6月。花径、4cmくらい。樹高、7mくらいに。果実、花びらは食用。熱帯果樹であるが、関東中部以西で屋外越冬する。フトモモ科にはブラシの木、ギョリュウバイも。フトモモは、中国名、プータウ(蒲桃)が訛った説。アーカイブ5月中旬。5月下旬。花びらは、仄かに甘く、やさしく上品な味。スイーツでも料理に添えても華やか♪6月上旬。6月下旬。8月中旬。8月末。9月中旬。9月末。10月中旬。10月末。11月上旬。11月中旬。落果を拾って約3...フェイジョア東京、熱帯の森東京都江東区都立の森

  • ハゼラン 僕の好きが全部ある 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    つよくてきれい。野生と、甘すぎない華あって、僕の好きが全部ある。若い葉は、夜眠る。(爆蘭)スベリヒユ科ハゼラン属。南米原産。明治に日本へ。別名、サンジカ(三時花)、ハナビグサ(花火草)。花径、3mmくらい。花期、7月~10月くらい。草丈、30cmくらい。午後数時間の開花のため三時花とも。名の由来、ツボミが爆ぜるように咲く、ランのような花という説。スベリヒユ(滑莧)。スベリは、独特のぬめりや光沢から。ヒユ、は小さく可愛らしいの意、の説。アーカイブ5月中旬。6月中旬。6月下旬。7月上旬。8月中旬。9月中旬。10月中旬。1月中旬。仲間。アーカイブ。ナツハナビもうひとつの、僕の好きが全部ある。(夏花火)スベリヒユ科ハゼラン属。多年草。原産、アメリカ南西部からメキシコ。別名、草花火(くさはなび)。花期、6~9月。花...ハゼラン僕の好きが全部ある千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • アオギリ ソラをゆく船 東京都江東区都立の森

    ソラをゆく船。実が咲きました。花も実も葉も、あおよりあおい、幹もうつくしい。おおかぜ来る前に、旅立ちのしたく。(青桐、梧桐)アオイ科アオギリ属。中国南部~東南アジア原産。奈良時代に渡来。伊豆半島以南で野生化。日本も原産地の説あり。花期、6~7月。雌雄異花。秋に実が熟す。風散布植物。生薬に。食べられる。コーヒーの代用にも。樹高、20mくらいに。シラカバ、ヒメシャラと並び三大美幹木。名の由来、緑色の樹皮、キリ(キリ科キリ属)の葉に似ていることから。幹でも光合成。中国では『鳳凰がとまる木』とされる。アーカイブ3月上旬。5月中旬。7月上旬。7月中旬。7月末。8月末。9月上旬。あおよりあおく風散布植物、風にのる船。三大美幹木のひとつ。10月中旬。11月下旬。12月中旬。アオギリソラをゆく船東京都江東区都立の森

  • メガネツユクサ ふたつそろって 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    ツユクサにつづき咲きました。ふたつそろったら、夏の、オワリノハジマリ。野菜くずとか有機物は、プランター等で土に還している。水分たっぷりのままゴミ出しすると、焼却のために灯油とかが必要になるらしい。水は燃えない(゚Д゚)、ダンゴムシたちは大喜び♪ジャガイモやカボチャがワラワラ発芽する(゚Д゚)、しばらくしたら埋め戻してしまうのだけど、今年は、試しに育ててる。ジャガイモらしきは咲いた。カボチャらしきもツボミが見える♪(眼鏡露草)ツユクサ科ツユクサ属。原産地日本、東アジア。日本の青い花の代表。花期、6~10月。草丈、50cmくらいに。名の由来、朝咲いた花が昼しぼむことが朝露を連想させるという説。英名のDayflowerも「その日のうちにしぼむ花」という意味。アーカイブ6月下旬。7月上旬。7月中旬。7月末。8月上...メガネツユクサふたつそろって千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • ナツハナビ 僕の好きが全部ある 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    やさしい西風に乗ってわが園に。うつくしい響きのすてきなまえ、すてきなにほんご。僕の好きが全部ある。(夏花火)スベリヒユ科ハゼラン属。多年草。原産、アメリカ南西部からメキシコ。別名、草花火(くさはなび)。花期、6~9月。花径、2cmくらい。草丈、20cmくらい。ハゼラン(爆蘭)は、ツボミが爆ぜるように咲く、ランのような花という説。スベリヒユ(滑莧)。スベリは、独特のぬめりや光沢から。ヒユ、は小さく可愛らしいの意、の説。アーカイブ2021-2-24。2021-4-5鉢増し。2021-4-14.2021-6月上旬。仲間。アーカイブ。ハゼラン(爆蘭)スベリヒユ科ハゼラン属。南米原産。明治に日本へ。別名、サンジカ(三時花)、ハナビグサ(花火草)。花径、3mmくらい。花期、7月~10月くらい。草丈、30cmくらい。午...ナツハナビ僕の好きが全部ある千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • アカバナルリハコベ 時空を超える赤い船 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    時空を超える赤い船。ヨーロッパでは古来より特別な花。季節を行き来できる花時計を持っているよう。(赤花瑠璃繁縷)サクラソウ科ルリハコベ属。1年草。ヨーロッパ原産。江戸後期~明治初期に渡来。本州以西の海岸地域に分布。瑠璃色のルリハコベは、東海以西に。アカバナが母種であるが、先に渡来したためこの名に。英名scarletpimpernelスカーレット・ピンパーネル(黄味がかった紅色のルリハコベ)。花期、2~9月(一般的には3~5月)。花径5mmくらい。草丈、10~20cmくらい。実は3~4mmくらい。6月くらいから花と並行して観られる。似ているためナデシコ科のハコベが付く。ハコベは蔓延芽叢(はびこりめむら)が語源の説。ツル(蔓)が延びて、芽が生い茂る(叢・ムグラ)意。古代ギリシャから薬草とされ、さらに毒性を併せ持...アカバナルリハコベ時空を超える赤い船千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • メリケンムグラ 夏の、草の森のひかり 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    夏の、草の森のひかり。ちいさく、凛として、うつくしく。(米利堅葎)アカネ科オオフタバムグラ属。1年草。北アメリカ原産。1969年に岡山県で確認。南関東以西に野生化。花径1cm前後。1日花。花期、6~10月。コーヒーの木(アカネ科コーヒーノキ属)の花とよく似ている。湿地に生育。横に広がり、長さ80cmくらいにも。葎の意味は、広い範囲にわたって生い茂る雑草や茂み。科のアカネ(茜)は、赤い根が草木染めの原料となることから。アーカイブ6月下旬。7月中旬。8月上旬。8月下旬。9月上旬。9月中旬。10月上旬。10月下旬。アカネ科の妖精の仲間たち。アーカイブ。オオフタバムグラ(大双葉葎)アカネ科オオフタバムグラ属。北アメリカ原産。花径5mmくらい。ハナヤエムグラ(花八重葎)アカネ科ハナヤエムグラ属。ヨーロッパ原産。19...メリケンムグラ夏の、草の森のひかり千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • アフリカフウチョウソウ 凛として、迷わず、うつくしく 千葉県市川浦安アスファルト脇植物

    凛として、迷わず、うつくしく。ヒトもこの子のように生きられたら。(阿弗利加風蝶草)フウチョウソウ科クレオメ属。熱帯アフリカ、スーダンからザンビア原産。1年草。1999年(平成11年)に神戸で確認。本州以南沖縄に野生化。花径5~8mm。花期は7〜10月頃(南関東)。草丈、匍匐して50cmくらいに(南関東)。種子はアリ散布。名の由来、風蝶は、風に舞う蝶。アーカイブ6月下旬。7月末。8月上旬。8月中旬。8月下旬。夏をたたんで花仕舞い。9月上旬。9月中旬。1㎝巾側溝脇植物園にて、メガネツユクサらと。サオトメカズラとなかよし。(早乙女葛)アカネ科ヤイトバナ属。標準悪名屁糞葛(ヘクソカズラ)。宇宙の果てに捨ててきたい。10月下旬。11月上旬。アフリカフウチョウソウ凛として、迷わず、うつくしく千葉県市川浦安アスファルト脇植物

  • ブラックベリー ヨーロッパなまつ毛 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    ヨーロッパなまつ毛。妖しく、野生的。みつめられると石になる。赤ワインをすこし入れたゼリー。(Blackberry)バラ科キイチゴ属。セイヨウヤブイチゴ(西洋藪苺)。ヨーロッパから北アメリカが原産。北海道でも生育するが適地はもう少し南。花期、5~6月。花径、2cmくらい。樹高、2mくらいに。7月ころに実が熟す。栽培記録。2017/8月挿し木。2018/3月にホソナガカンバス植物園に地植え。2019/7月。順調な様子。3mくらいに成長。まだカワイイ。2020/5/22。挿し木から3年目、初の開花。ドウモウウツクシイが約60種集まる約6mのホソナガカンバス植物園のほぼ全体に行き渡った。2022/5。野で観察していて、予想はしていたが、それをはるかに上回るドウモウさ。成長のスピードは、スイカズラやノアサガオ、サオ...ブラックベリーヨーロッパなまつ毛千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • ニワトコ 魔法の森 千葉県市川市の深い森

    フシギオーラ溢れる、魔法の森に迷い込んだよう。(接骨木)レンプクソウ科(スイカズラ科)ニワトコ属。本州以南、東アジアに分布。花期は3~5月。花径5mmくらい、10cmくらいの円錐花序になる。果実は夏に熟す。果樹酒に。若葉は食用に。樹高、10mくらいに。骨折の治療の際の湿布剤に用いたことが名の由来。日本でも神事に使われたり、魔除けにされたりするが、セイヨウニワトコでしょうか、魔法使いの杖材料としても有名。小鳥の止まり木にすると、病気にならない、とか。古代エジプトでは薬としても利用。科のレンプクソウ(連福草)は、長い地下茎にフクジュソウ(福寿草)が続いてきたことに由来。ショカ(初夏)ヒト科ミンハナホシノヒトミ属アーカイブ1月下旬。2月初め。2月下旬。ほどけていく春。3月初め。3月下旬。4月初め。5月下旬。6月...ニワトコ魔法の森千葉県市川市の深い森

  • ムラサキシキブとシロザクラ 草の海を、ヒカリの風に乗って 千葉県市川市の深い森

    甘い大気の深い森。広大な湿地。草の海を、ヒカリの風に乗って、渡るよう。(紫式部)シソ科(クマツヅラ科)ムラサキシキブ属。日本、朝鮮半島と台湾に分布。山野の林に生育。花期は6〜8月。高さ3mくらい。名の由来、紫の実が敷きつめられた「紫敷き実」か「紫茂実」のようで、「源氏物語」紫式部との関連はなかったが、いつの間にか訛ったよう。アーカイブ6月初め。10月中旬。12月初め。仲間。アーカイブ。コムラサキ(小紫)シソ科(クマツヅラ科)ムラサキシキブ属。日本、中国や朝鮮半島にも分布。花期、6~8月。花径、3mmくらい。樹高1.5mくらい。実は3mmくらい。シロザクラ(白桜)バラ科ウワミズザクラ属。本州から九州、朝鮮半島に分布。シロザクラは別名。標準悪名、イヌザクラ(犬桜)。ミヤマザクラ(深山桜)の別名にも。桜に見えな...ムラサキシキブとシロザクラ草の海を、ヒカリの風に乗って千葉県市川市の深い森

  • サオトメカズラ 植物たちへの感謝をことばにする、できるだけうつくしいことばで 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    花も葉も実もうつくしい。植物たちへの感謝をことばにする、できるだけうつくしいことばで。うつくしいにほんごで。標準悪名屁糞葛(ヘクソカズラ)。宇宙の果てに捨ててきたい。(早乙女葛)アカネ科ヤイトバナ属。原産地日本、東アジア。花冠は長さ約1cm。花期は7〜9月。実の汁は、しもやけ、あかぎれに薬効。古からの別名には、ヤイトバナ(灸花)。~灸をすえているようすや、花の中心の姿形をお灸の痕に見立てた。サオトメバナ(早乙女花)・サオトメカズラ(早乙女葛)。~早乙女の田植え姿や、早乙女の笠やかんざしに見立て。また、葉に光沢がある以外ほとんど同じ、海岸に生えるハマサオトメカズラ(浜早乙女葛)という種も。花を早乙女に例え、伸びるようすを葛と重ねた、サオトメカズラ(早乙女葛)。この美しい花・葉・実にふさわしい。アーカイブ6月...サオトメカズラ植物たちへの感謝をことばにする、できるだけうつくしいことばで千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • ユキノシタと仲間たち 草の海を、ヒカリの風に乗って 千葉県市川市の深い森

    甘い大気の深い森。広大な湿地。草の海を、ヒカリの風に乗って、渡るよう。(雪の下)ユキノシタ科ユキノシタ属。多年草。原産、日本、本州から九州、中国に分布。花期、5~7月ころ。草丈、50cmくらいに。薬草。葉は食用に。名の由来は、雪がつもっても、その下に緑の葉があることからの説。食用、薬草。アーカイブ5月下旬。ツリフネソウ(釣船草、吊舟草)、ツリフネソウ科ツリフネソウ属。日本、東アジアに分布。花期は夏から秋。花の長さ3~4cm。草丈、80cmくらいにも。名の由来、花の形が帆掛船を吊り下げたようすから。アーカイブ6月上旬。咲き始め。7月中旬。9月中旬。栃木県湯西川温泉(ゆにしがわおんせん)日光国立公園内ユキノシタと仲間たち草の海を、ヒカリの風に乗って千葉県市川市の深い森

  • クマノミズキ ゆらいでながれる草木の時計 千葉県市川市の深い森

    甘い大気の深い森。草木の時計は、風や大気や水やひかりのように、ゆらいでながれる。(熊野水木)ミズキ科ミズキ属。本州から九州、東アジア、ヒマラヤ・アフガニスタンに分布。花期、6~7月。果実、7~10月に熟す。樹高、15mくらいに。葉が対生で、ミズキは互生。名の由来、水木は芽吹く早春、多量の水を吸い上げることから。熊野は、三重県熊野地方で発見された説。アーカイブ6月初め。7月中旬。仲間。アーカイブ。ミズキ(水木)ミズキ科ミズキ属。日本全国、東アジア、ヒマラヤまでに分布。花期、5~6月。花径、3mmくらい。果実は秋に熟す。樹高、20mくらいに。ハナミズキ(花水木)ミズキ科ミズキ属、北アメリカ原産。米国ワシントン・ポトマック川のソメイヨシノの返礼として日本に。ヤマボウシ(山法師)ミズキ科ミズキ属。原産地、日本・中...クマノミズキゆらいでながれる草木の時計千葉県市川市の深い森

  • ゲンペイコギク 凛として、愛らしく、 千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    凛として、愛らしく、つよくてきれい。知性さえ感じてしまうほど。ほぼ1年中咲いくれる。(源平小菊)キク科ムカシヨモギ属。常緑多年草。原産地は北アメリカ。明治末期または、戦後1949年ころに渡来の説。関東以西に野生化。花径2cmくらい。草丈、20cmくらい。花期、2~12月(一般的には4~11月)。花の色は時間が経つにつれてピンクに変化。源平の由来。受粉適正時期を色で知らせる説。別名をペラペラヨメナ(ぺらぺら嫁菜)。嫁菜の由来、摘み草は嫁の仕事であった説。良い菜の意で「よめな(吉菜)」とする説。「よめ」は姫の意で、花が小さくかわいらしいことからとする説など。ペラペラは薄い葉の様子。ムカシヨモギ(昔蓬)、名の由来。ヨモギは、どこでも繁殖するで「四方草」(ヨモギ)、よく燃える意で「善燃草」(ヨモギ)の説。しかし、...ゲンペイコギク凛として、愛らしく、千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • パキラ 夏を知らせる香り 市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

    熱帯に咲く、夜の花。夏を知らせる香り。深夜、突然、部屋中に香りを放つ。ショカ、夏だよ、と。ハマナス、スイカズラの残り花の香りも。(Pachira)パンヤ(アオイ)科パキラ属。原産地中南米。樹高、20mに。花期、6~7月。果実の種子は食用。実生(みしょう)株で10年くらうかかってしか咲かないとされていますが、ウチでは挿し木が咲いています。Pachiraは、南アメリカ北東部、大西洋岸のギアナ地方での名前から。パンヤ(panha)は、木綿(きわた)の意。種子から取れる綿毛を布団やクッションの詰め物に利用。アーカイブ2020/7月下旬。2018年に初めて開花。2019年の強剪定・植替えの影響か2020年は咲かなかった。しかし咲くのは、いつも10数年前に挿し木で増やした、いくつのかのひとつ。元の樹は実生かどうか不明...パキラ夏を知らせる香り市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

  • ハマボッス、と仲間たち 海とひかりと 千葉、房総のクニ

    海とひかりと潮風のクニ。アイトヘイワの海。(浜払子)サクラソウ科オカトラノオ属。越年草。日本全土、東、東南アジア等に分布。海浜植物。花径、1cmくらい。花期、5〜6月。草丈、40cmくらいに。薬効。名の由来、花序、あるいは果実のようすを、僧侶が使う、獣毛を束ねた法具の払子(ほっす)に見立て。ハマダイコン(浜大根)アブラナ科ダイコン属。多年草。日本全土の海岸近く、東アジアに分布。食用ダイコンは中国から渡来の説。花期、3~5月。花径、2cmくらい。草丈、70cmくらいに。花も葉も根も食用に。根は小ぶり。名の由来、ダイコンは大きな根。ハマダイコンは果実巾10mm以上、外来種のセイヨウノダイコン(西洋野大根)は6mm以下。アーカイブ海だったころの遠い記憶。東京都江東区都立の森。3月初め。3月末。ヒト科ミンハナホシ...ハマボッス、と仲間たち海とひかりと千葉、房総のクニ

  • ツルナ、と仲間たち 海とひかりと 千葉、房総のクニ

    海とひかりと潮風のクニ。アイトヘイワの海。(蔓菜)ハマミズナ科(ツルナ科)ツルナ属。多年草。北海道南部から沖縄、環太平洋の沿岸に分布。海流散布に起因か。花径。5~6mmくらい。花びらはなくガク。花期、4~11月ころ。草丈、60㎝くらいに。食用で、薬効もある。名の由来、匍匐、分岐して成長するようすから。ハマミズナ(浜水菜)の水菜(アブラナ科)は畑の畝間に水を引き入れて、肥料を使わない栽培方法から。聖地、南アフリカ原産のマツバギク(松葉菊)も同科。オニヤブソテツ(鬼藪蘇鉄)オシダ科ヤブソテツ属。常緑シダ植物。北海道から九州、東、東南アジア、インドに分布。海岸地に。葉の長さは15~60cm。根茎に薬効。観賞用として植栽される。名の由来、ソテツ(ソテツ科)は鉄を肥料に樹勢が増すことから。シダ(羊歯)は、しだれるが...ツルナ、と仲間たち海とひかりと千葉、房総のクニ

  • ハマヒルガオと、仲間たち 海とひかりと 千葉、房総のクニ

    海とひかりと潮風のクニ。アイトヘイワの海。(浜昼顔)ヒルガオ科ヒルガオ属。匍匐性多年草。日本全土の海岸の砂地、世界中に分布。浜辺に自生する代表的な海浜植物。花径、4~6cmくらい。花期、5~6月頃。午前10時ごろから、夕方まで開花が名の由来。外来種のコマツヨイグサの増加により著しく数を減らし問題に。ハマエンドウ(浜豌豆)マメ科レンリソウ属。多年草。日本全土、世界中の海岸の砂地に生育する海浜植物。花、3㎝くらいの長さ。花期、4〜7月。匍匐し1mくらいに。若芽と種子は食用に。種子には薬効も。海流散布。名の由来、エンドウ、中国に伝わった際、原産地域フェルガナの中国名、大宛国から。レンリソウ(連理草)。連理とは、2本の木の枝がくっついてどちらの木かわからなくなること。夫婦、男女の仲が親密なことにたとえられている。...ハマヒルガオと、仲間たち海とひかりと千葉、房総のクニ

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