2013年アメリカ映画監督ウディ・アレン出演ケイト・ブランシェットアレック・ボールドウィン他視聴amazonprimevideo前々回のレビュー、「それでも恋するバルセロナ」に引き続いてウディ・アレン監督作品・・なのだが、題名に惹かれ、更に「聖杯たちの騎士」でファンになったケイト・ブランシェット主演なのでチョイスしたら、たまたま再びアレンさんの作品だっただけ。オープニングでウディ・アレンの名前が表示されるまで彼の作品だとは知らず、あちゃー失敗した別の映画にすれば良かったと後悔した。しかし一時停止ボタンを押して改めて他の人のレビューを読むと好意的な内容のものが多く気を取り直してポーズ解除。うーん。またコメディ。また笑えないコメディ仕立てのストーリー。しかも前回の「それでも~バルセロナ」と違ってイタイ感じ。笑えない...映画レビュー『ブルージャスミン』
関東に大雪が降るのは四年ぶりだとテレビのニュースで言っていた。そう言われてみれば、朝の出勤の時に、くるぶしまで埋まってしまうほど積もった雪をかき分けながら、苦労して駅まで送ってたどり着いた記憶がある。でもそれが四年も前のことだったと指摘されると何だか不思議な気がする。四年前の自分が何をしていたのか、何を考えどのような気持ちで過ごしていたのかさっぱり思い出せない。部署は違ったが今と同じ仕事をしていて、今と同じ場所に住んでいたから、今と同じようなことを考えて同じように何となく大して変わらない毎日を過ごしていたのだろう。私の日常はずっと繋がっている。その中でちょっとしたイベントがあったとしても、それが何年何月の出来事かまでは正確なデータとして記憶されていない。だからいきなり四年ぶりになどと言われたら、あらもうそんなに...雪の記憶
映画レビュー。禿げていてもカッコいい。『パーカー』『ハミングバード』『トランスポーター』
「パーカー」2013年アメリカ監督テイラー・ハックフォード出演ジェイソン・ステイサムジェニファー・ロペス他「ハミングバード」2013年イギリス監督スティーヴン・ナイト出演ジェイソン・ステイサムアガタ・ブゼク他「トランスポーター」2002年フランス・アメリカ制作・脚本リュック・ベッソン出演ジェイソン・ステイサム他視聴amazonプライムビデオジェイソン・ステイサム見たさに三本立てで観ようと企てたのは・・・いつだっけ?確か先月の下旬だったと思う。「パーカー」「ハミングバード」を観賞し「メカニック」はウォッチリストに入れた時は観られたのに×になっていたので代わりに「トランスポーター」を10分ほど観たところでタイムアップ。忙しくて暇がないまま今に至る。仕方ない。二本はちゃんと観たのでいつまでも言い訳ばかり書いていないで...映画レビュー。禿げていてもカッコいい。『パーカー』『ハミングバード』『トランスポーター』
彼が出て行ったあとの静かすぎる部屋。寂しくはない。でも・・・一年同棲していた彼が部屋を出て行った。ドラマチックな恋じゃなかったし、だらだらと一緒に過ごすうちに好きとか愛情とかはいつの間にか消えてしまったので寂しくはない。でも独りになってから何もする気が起きずいつもぼんやりしてしまう。彼と暮らした、思い出と呼ぶにはあまりにも儚い朧げな記憶。そんなある日、かわいがっているインコが立てる優しくて平和な音に小さな幸せを感じた・・『幸せのかたまり』まだ半分しか覚醒していない耳に、かすかな、ギョリ・・ギョリ、という音が聞こえた。小さな貝殻を擦り合わせるような静かな音だ。麻結美は、膝の上に落ちていた文庫本を取り上げてテーブルの上に置き、軽く背伸びをしてから立ち上がった。傾き始めた日差しのオレンジ色をした薄闇が入り込んだ部屋は...短編小説「幸せのかたまり」
かつての恋人の記憶は、淡い光で優しくわたしを包んだ。その道を通るたびに、いつも必ず、昔付き合っていた彼の記憶がよみがえる。その人と一緒にこの道を通ったことなど一度もないのに・・・『彼の景色』T町の北の交差点を西に折れ、私鉄のデコボコしている踏み切りを渡り、真っ直ぐに伸びる二車線の道路を愛車でのんびり走っていると、裕美はなぜかいつも遥か昔に別れた彼のことを思い出した。その彼と最後に会ったのは大学生の時だから、かれこれ五年は経つ。今は別の人と付き合っていて、普段は五年も前に終わった恋人のことなど思い出したりしないのに、この道の何の変哲のない、少しくたびれた家々が並ぶ風景を何となく眺めている時に限って、裕美はそのかつての恋人のことを思い出すのだ。思い出すと言っても記憶に残るようなロマンティックなシーンではなく、彼と裕...短篇小説「彼の景色」
2008年アメリカ・スペイン監督ウディ・アレン出演ハビエル・バルデム、レベッカ・ホール、ペネロペ・クルス、スカーレット・ヨハンソンスカーレット・ヨハンソンがセクシーで綺麗。以上。・・・・ふう。これではレビューにならない。だって観終わった後味がすっきりしなくてモヤモヤする。友人同士の女性二人(一人は婚約者あり)が旅行先のスペインでセクシーなイケメン(には、残念ながら私には見えない)に誘惑されてベッドを共にしてしまう。でもその男は別れたはずの妻(ペネロペ・クルス)とも同居いていて、結局何の進展もないまま帰国。友情も微妙な感じになってしまう。それはそうだ。同じ男と勢い成り行きでセックスしてしまい、それをお互いに知ってるんだから。あらすじを書くとざっとこんなところ。セクシーなイケメン中年男性に別荘に来ないかと招待され「...映画レビュー『それでも恋するバルセロナ』
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