竹下さんは大胆な提言をしておられます。その指摘を謙虚に受け止めると日本人のキリスト教理解は飛躍的に進化していくことでしょう。その一つがこれから述べる項目「福音の誕生」(p43-)です。キリスト教徒がローマ帝国に大迫害を受けた理由は、その信仰が、宗教ではなかったからで、既存宗教の持つ・教義・典礼・戒律・互恵システムなどの持つ宗教のA・聖性B・聖性を保証する権威これらをすべて投げ捨てたからだと竹下さんはいいます。しかし、これは目から鱗で既成の宗教は、今も上記の項目にしがみついています。先般、NHKでオウムサリン事件から30年ということでオウム真理教の特集を放送していましたが、この新興宗教もしかり今もほとんどの宗教は同じです。しかし、キリスト教はそうではなかったのです。それはイエスの受難と復活ですべての人々に神...フランスから見た日本08宗教ではない「イズム」(生き方マニュアル04既存宗教の持つものを打ち破ったキリスト教の本質とは