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気象予報士の実技試験に役立つ情報 https://kishounomoto.blog.ss-blog.jp/

気象予報士試験の実技で必要な知識を解説します。独学者にも通学者にもためになります!

前線の描き方、トラフの描き方、エマグラムの読み方、等値線の描き方。知りたいのに参考書で解説されていないことってたくさんありますよね。気象予報士試験の一発合格者が初心者目線で、みなさんの「知りたい」に答えちゃいます。また、気象情報やウィンドプロファイラなど、入手困難な過去情報も掲載していきます。

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2017/10/24

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  • トラフが浅まる?(主語と述語の関係)

    「低気圧」「トラフ」などのじょう乱を主語にして文章を組み立てる場合、その主語を受ける述語はどうなるのか。気象表現では一般には使われない独特な表現が用いられることがあります。 試験では特殊な出題例はありませんが、「トラフが浅まる」というのは一般的な用法とは異なります(普通は「浅くなる」と言いますよね)。 ほぼ毎回「問1」で出題される実況把握では時折、述語を穴埋めさせる問題が出題されます。筆記問題でも、じょう乱の消長について記述する問題ではこうした述語を用いて解答することになります。 そこで第40回以降の実技試験で出題された中からじょう乱が主語になっている文章を取り上げ、述語別にまとめてみました。あまり神経質になる必要はありませんが、ざっと眺めて慣れておきたいものです。 低気圧 存在・状態を表す述語 ある 関東の東海上には中心気圧990hPaの発達中の低気圧があ..

  • レーダー・エコーの見方

    レーダーエコーは降水強度分布の観測値を画像化したものです。 日常生活では「西の方に強いエコーがあるから、あとしばらくしたらうちのエリアでも雨が降りそうだな」というレベルでも役に立ちますが、気象解析をする上では不十分です。 レーダーエコーを単体で見るのではなく、ほかの天気図と突き合わせて総合的に解釈することで、気象解析の実力を向上させることができます。 今回のポイント レーダーエコーの読み方のポイントは次の通りです。 ①エコーの全体像を把握する ②降水強度の強い場所を確認する ③エコーの形状を確認する ④エコーの時間変化を確認する ⑤衛星画像と見比べる ⑥エコー発生の原因を推測する 事前準備 レーダーエコーと合わせて、その他にも必要となる実況資料を用意します。 ・アジア太平洋地上天気図(ASAS) ・衛星画像(IR, VIS) ※I..

  • 試験に出る地名

    はじめに 実技試験では毎回、「気象概況と総観場」に関する問題が最初に出題されます。 これは「実況把握」と言われるもので、地上天気図、高層天気図、衛星画像などの実況図を用いて、現在の状況を理解することです。中でも大事なのは、気圧系(低気圧、高気圧)や前線の位置を確認することです。 位置を特定するときには、気象解析で特有の地名表現を用いるので、それに慣れておくことは試験対策上のみならず、将来のことを考えても大切です。 そこで過去の試験に出題された島嶼、山地、半島・岬など、地名の一切をまとめてみました。 地理的・政治的な呼称とは差分があるので、あくまでも気象解析上の呼称と割り切りましょう。目的は気圧系のおおよその位置を表現することなので、厳密さは必要ありません。 諸島、半島・岬 日本の島 日本の全体地図で島を見ると点々になってしまって、なかなか覚えにくいも..

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