師走

「吾なりの時は過ぎゆく師走かな」 その家なりの師走。 我家でも夫、私、息子の師走。 どれだけ共有できるでしょうか。。。 今年一年、お世話になりました。 よいお年を。。。

年送る

「年送る放ったままの田んぼかな」 秋には華やかだった田んぼも今は静かに。 見向きもされず、このまま年を送るのですね。

寂しき聖樹

「控へ目に光を放つ聖樹かな」 イブの日は息子は施設でお泊り。 夫はダウンして臥せってしまいました。 我家のクリスマスツリーは寂しく光っておりました。 こんなイブもあり！

柚子風呂

「柚子風呂や遠き奥山爺の声」 今年もたくさんの柚子を頂きました。 目をつぶると子供の頃の爺ちゃんの声が聞こえてきます。 山の香も。。。

枯蓮

「枯蓮や静けき水面鎮座して」 それぞれの見つめる方向は違えど、それぞれの生と死を見つめているような。。。 静かな光景でした。

枯菊のダンス

「枯菊やうつむきダンスたけなはに」 あらあら菊が枯れてきました。 風に吹かれてうつむいてダンス。。。 まだまだ負けてはいられません。

ぼてちりん

「ぽてちりん冷たき雫奏でをり」 朝から冷たい雨が降り続けています。 庭作業も買い物も億劫です。 休めってことね。

令和に仁王立ち

「裸木や令和で初の仁王立ち」 細い木は細い木でそれなりに厳めしく突っ立っています。 令和2年に向かって新しい芽を育んで欲しいです。

急ぐ帰路

「急ぐ帰路ライトチカチカ冬の夜」 ノロノロ運転の中、焦らずゆっくりと。 街から田舎へ。。。もうすぐ我家。 だんだん灯りが無くなっていく淋しさ。。。

冬のカメムシ

「寒くても生きねばならぬよいこらしよ」 陽だまりにひょいと現れました。 生まれたからには生きねばなりません。 今日もムチ打って。。。

今日も白装束

「枯草や白装束につつがなし」 この真昼時は、お日様に照らされて白く反射しています。 まだ散らずに頑張っております。今日も恙なく終わりそうです。

放浪の旅

「紅葉散る放浪の旅今いずこ」 衣を剥がれた裸木。。。 岩にしがみついているのだろうか。。。 川に流れて行ってしまったのだろうか。。。 それにしても寒い。。。

おや 枇杷の花

「おや あらら一番咲きの枇杷の花」 枇杷の花もあら？早かったかしら？。。。 でも居直って堂々と咲いています。

冬夕焼

「今日のメモ全てにチェック冬夕焼」 今日の大まかな予定は終了しました。 あとは細々とした家事があるだけです。 空はきれいな夕焼け。。。ホッ♪

落葉掃く

「落葉掃く時に帚は杖になり」 先日の風でたくさんの落ち葉が降りました。 塗れている落葉はちり取りに入りにくいです。 時々休憩しながら。。。ふ～。。。