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  • トンボ 2019.08

    8月に撮影したトンボ。表紙画像は目の前でホバリングを始めたオオルリボシヤンマのメス。アオイトトンボメスアオイトトンボ-いきもの散歩オオアオイトトンボオスコバネアオイトトンボメスコバネアオイトトンボ-いきもの散歩アサヒナカワトンボ未成熟オスここでは8月も羽化が続いている。アサヒナカワトンボ8月の交尾-いきもの散歩ミヤマカワトンボ産卵この川ではミヤマカワトンボは5月に出現し始めた。最盛期は6月中旬〜7月上旬ごろで数十頭超が見られた。8月上旬、様子を見に行くと5頭ぐらいしかいなかった。覇気が感じられず、じっととまっている個体が多い。残された時間は僅かであり、その時が来るのを静かに待っているように見えた。そんな中、15時ごろ、数十分前までずっと石の上にとまっていたメスが、産卵を始めていた。オスの警護はない。交尾直後の産...トンボ2019.08

  • オオルリボシヤンマ 産卵

    オオルリボシヤンマがビオトープ池で産卵していた。産卵場所の移動時に時折ホバリングを見せた。また、オスが池の上を縄張り飛翔し、オニヤンマなどを追い払っていた。オオルリボシヤンマ産卵

  • オオシオカラトンボ 警護 vs. 新たな交尾

    オオシオカラトンボがビオトープ池で交尾飛翔していた。交尾が解かれるとメスは産卵し始め、オスが警護する。よく見る光景だ。すると、別のメスが飛んできた。警護していたオスは、新たなメスを捕まえ交尾態になり交尾飛翔を始めた。「産卵を警護し続けるよりも別のメスと交尾する方が、子孫を残す上で有利」との判断なのだろう。面白かったのは、移動しながら産卵する最初のメスに寄り添うように、交尾態が飛翔し続けたこと。オスは別のメスと交尾をしながらも、前のメスの産卵が気になり警護しているように見えた。交尾態での産卵の警護である。この段階で別のオスが産卵中の最初のメスに接近した場合、交尾中のオスがどう反応するかは興味深かった。しかし、そのような状況にはならなかった。交尾が解かれると、オスは最初のメスの産卵には見向きもせず、交尾したばかりの...オオシオカラトンボ警護vs.新たな交尾

  • コオニヤンマ 8月下旬

    8月下旬、コオニヤンマはこの川の優占種となっていて10頭以上を確認した。縄張り争いが時折見られ、9月初めまでなら引き続き観察できそうな勢いを感じた。しかし、ここは標高が若干高い。朝晩冷え込むと、夏のトンボはあっという間に姿を消してしまうだろう。コオニヤンマ8月下旬

  • 香りと臭い

    表紙画像は蔓性の雑草であるクズの花。花はワインの香りがすると言われている。個人的にはぶどうの芳香剤をイメージする。こちらも蔓性の雑草。名前はヘクソカズラ。ヘクソは「屁糞」で、葉を揉んだ時の臭いから呼ばれているとのこと。オオイヌノフグリやハキダメギクと並び悲惨な名前を持つ植物。しかし、花はかわいらしい。「怖いもの見たさ」ならぬ「臭いもの嗅ぎたさ」はあるのだが、花の臭いを嗅ぐ決心が未だつかない。香りと臭い

  • アサヒナカワトンボ 8月の交尾

    今日も真夏日で日中は暑かったが、夕方になると涼しく感じた。そのためか、16時ごろ、アサヒナカワトンボの交尾が見られた。アサヒナカワトンボの交尾を見るのは6月下旬以来。8月に交尾を見るのは昨年に続き2回目。関連記事トンボ観察@8月中旬〜アサヒナカワトンボの真夏の交尾〜-いきもの散歩アサヒナカワトンボ8月の交尾

  • ギンヤンマ 8月

    8月に撮影したギンヤンマ。ぶら下がってまったりするギンヤンマは、私を笑顔にさせ、暑さを一時的に忘れさせてくれた。ギンヤンマ8月

  • ミルンヤンマ 低活性

    ミルンヤンマメスミルンヤンマオスミルンヤンマのぶら下がりを3頭確認した。オス1頭とメス2頭。18時過ぎまでぶら下がっていたが、摂食飛翔時刻になると姿を消した。18:00,摂食飛翔がちらほら見られ始める。18:15,ぶら下がり3頭はぶら下がったまま。18:20,ぶら下がりオスが姿を消した。摂食飛翔しているのだろうか。18:30,ぶら下がりメス2頭も姿を消した。18:35,摂食飛翔が見られなくなった。摂食飛翔個体は全部で10頭ぐらい。まばらで摂食飛翔時間も短く、活性が低いと感じた。昨日は今年最初の産卵を観察できた。17時台、細流でそわそわしながら産卵場所を探すメスを見つけた。1時間粘ると、朽木に産卵する様子を見ることができた。ただ、暗い場所でのメスの動きにAFが追い付かず、シャッターは切れなかった。少しナーバスなメ...ミルンヤンマ低活性

  • 翅斑のある未成熟オス

    表紙画像はアカネ属の未成熟オス。翅端に褐色斑があるのでリスアカネ、ノシメトンボ、コノシメトンボのいずれかである。この3種のトンボは翅胸側面の黒条で識別できるが、背面写真のため確認できない。また、成熟オスの場合、体色で判断できる。リスアカネ成熟オス2018.10ノシメトンボ成熟オス2018.10コノシメトンボ成熟オス2018.10ノシメトンボは暗赤色。コノシメトンボは翅斑のあるナツアカネ、リスアカネは同アキアカネと言ったところだろうか。しかし、今回の個体は未成熟オスである。ノシメトンボは他の2種に比べて細身であり、腹部側面の黒が最も顕著である。したがって、表紙画像のトンボがノシメトンボでないことはすぐにわかった。では、リスアカネなのか、コノシメトンボなのか?表紙画像の個体腹部の拡大画像リスアカネ成熟オス2018....翅斑のある未成熟オス

  • ハグロトンボ 最盛期?

    夕方、水路沿いを散策していると、今年一番の数のハグロトンボがいた。産卵するメスもよく見かけた。また、交尾を初めて見ることができた。しかし、こちらが気づいて立ち止まると、向こうもこちらに気づきすぐに交尾を解いてしまったため、撮影はできなかった。アサヒナカワトンボの距離感で近づいて失敗するケースが多々ある。産卵するメス2頭と警護するオス1頭(右)。このオスはこのメス2頭と交尾したのだろうか。水路に浮かんだ落ち葉の上にとまり、縄張り占有するオス。何度かメスにアタックしたが、上手くかわされていた。交尾直後のカワトンボのメスのように、腰を曲げ固まったような動きをするメス。ハグロトンボ最盛期?

  • ベニイトトンボ 8月

    モノサシトンボ同様、ベニイトトンボも身近なトンボではない。何度か観察して見慣れてきたところはあるが、メスの識別はキイトトンボとの比較処理でまだワンテンポ遅れてしまう。ベニイトトンボオスベニイトトンボメスベニイトトンボ交尾ベニイトトンボ8月

  • ヒメサナエ 正面写真で雌雄判定

    河川上流で会った小型のサナエトンボ。翅胸前面には「T」字と「ハ」の字の黄斑がある。また、「ハ」の字の近くに点状斑がある。このような斑紋を持つサナエトンボにはヒメクロサナエとヒメサナエがあるが、白い尾端を確認しているためヒメサナエである(ヒメクロサナエの尾端は黒い)。尾端を確認できたため、雌雄もわかっている。ただ、この正面写真だけで雌雄の判別は可能なのだろうか、という興味がわいた。ヒメサナエオス2019.07ヒメサナエメス2019.08雌雄の主な違いは「尾端の形状」「副性器の有無」「メスの腹部側面には横長の黄斑」「メスの腹部はオスに比べて太ましい」といったところだろうか。胸部の黄色味の違いも、場合によっては使えるかもしれない。これらを踏まえて表紙画像を再び見ると、確認したい箇所がぼやけていたり、写っていなかったり...ヒメサナエ正面写真で雌雄判定

  • モノサシトンボ 8月

    モノサシトンボは昨年初めて会った。身近なトンボではないため、今ひとつピンと来ないトンボなのだが、今年になり数回観察したことでだいぶ見慣れてきた。フィールドで落ち着いて雌雄の識別などできるようになった。また、交尾を観察することもできた。モノサシトンボオスモノサシトンボメスモノサシトンボ8月

  • オジロサナエ テネラル♂

    8月上旬に撮影した羽化したばかりのオジロサナエ♂。この川での羽化のピークは7月上・中旬ごろだったと思われるが、8月上旬もまだ羽化は続いていた。成熟個体も5頭ぐらいを確認した。オジロサナエテネラル♂

  • ミルンヤンマ ぶら下がり

    8月に撮影したミルンヤンマのぶら下がり。ミルンヤンマオスミルンヤンマメス今のところ、行けば1頭はほぼ会える、といった状況。ぶら下がり個体の雌雄はオス2に対してメス1といった感じ。最近の観察では18時ごろに、ミルンヤンマの捕食飛翔が見られ始めた。18:10,捕食飛翔する個体が増えてきた。15頭ぐらいを確認。地面擦れ擦れから3メートルぐらいの高さまでを主に飛んでいる。18:20-30,宴もたけなわ。18:30-40,徐々に数が減っていく。18:45,姿が消えた。ミルンヤンマぶら下がり

  • オジロサナエ 正面写真で雌雄判定

    表紙画像はオジロサナエ。翅胸前面の黄斑は襟状と「ハ」の字のみで構成される。「ハ」の字の近くにダビドサナエにあるような点状斑はなく、実にシンプルな模様だ。この個体、奥まったところにいたため、尾端を確認して雌雄を判別することができなかった。では、この正面写真だけで判別できるだろうか?オジロサナエオス2018.07オジロサナエメス2019.08この2枚の写真で雌雄を比較すると、赤い矢印にある腹部の環状斑の有無の違いに気づく。メスにあるこの環状斑は、腹部にある他の環状斑に比べて細い。この細い環状斑を使った雌雄判別にどれだけの確実性があるのかはわからない。ただ、過去に撮影した写真や図鑑・ネット上の写真で確認してみると「使える」印象だ。例外はあるかもしれない。しかし、尾端の形状や副性器の有無を確認できない場合、非常に有効な...オジロサナエ正面写真で雌雄判定

  • コシボソヤンマ ぶら下がり

    8月に撮影したコシボソヤンマのぶら下がり。8月は今のところ3頭のぶら下がりを見たが、すべてメス。1頭は胸ぐらいの高さの枝にぶら下がっていた。残り2頭は同じ木にぶら下がっていて、高さは5〜7メートルぐらい。今までで最も高いぶら下がりだった。コシボソヤンマぶら下がり

  • コバネアオイトトンボ

    「コバネ」の由来は「翅が幅の割に短い」からとのこと(書籍「日本のトンボ」)。コバネアオイトトンボに初めて会ったのは今年7月で観察経験が少ない。同定で主に使う識別ポイントは「翅胸側面の金緑色部の形状」。「コバネ」感で識別する余裕はない。コバネアオイトトンボオスコバネアオイトトンボメスコバネアオイトトンボ

  • ウチワヤンマ メス

    今シーズン、ウチワヤンマのメスは2頭を見かけただけ。昨年同様、今年も交尾・産卵は見れなかった、となりそうだ。2年前は近所の池でウチワヤンマ系(ウチワヤンマかタイワンウチワヤンマかは不明)の交尾・産卵を時々見れたのだが、池の整備が行われた昨年から確認できていない。見かける数も若干減ったように思う。ウチワヤンマメス

  • アオイトトンボ

    アオイトトンボは身近ではないトンボ。観察機会が徐々に増え見慣れてきたこともあり、最近は識別に少し自信が出てきた。とは言え、オオアオイトトンボやコバネアオイトトンボと混棲する場所では、即座に識別できないケースがある。アオイトトンボオスアオイトトンボメスアオイトトンボ

  • トンボ 2019.07

    7月に撮影したトンボ。オオアオイトトンボオスコバネアオイトトンボメスアサヒナカワトンボオスアオハダトンボメスミヤマカワトンボ夕方、オス2頭が同じ空間を飛び回っていた。縄張り争いのように排他的ではなく、一緒に遊んでいるように見えた。ミヤマカワトンボ7月-いきもの散歩ハグロトンボメスモノサシトンボオスモノサシトンボ-いきもの散歩キイトトンボ交尾キイトトンボ産卵-いきもの散歩ベニイトトンボ連結産卵ベニイトトンボ交尾、産卵-いきもの散歩クロイトトンボオス梅雨の小雨での撮影。クロイトトンボ連結-いきもの散歩ムスジイトトンボオス梅雨の晴れ間に撮影。この時期、ムスジイトがこの池の優占種だとは知らなかった。モートンイトトンボオス7月下旬、1ヶ月ぶりに様子を見に行った。確認したのは2頭のみ(雌雄1頭ずつ)。ここの主役はモートンイ...トンボ2019.07

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