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毛利元就家臣団列伝 http://blog.livedoor.jp/sakonsimotukenokami/

趣味で毛利元就を調べております。興味のある方は、是非足を運んで頂ければと思います。よろしくお願いいたします。

素人が趣味で研究しているブログです。宜しく願います。

佐近下野守
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2017/07/12

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  • 第37話【吉田郡山城の絵図】

    【吉田郡山城の絵図】 吉田郡山城を描いた絵図は実に20数点も存在する。その中でも、代表的な絵図として知られている『吉田郡山御城下古図』(山口県文書館蔵)がある。 本図で絵画的に表現されているのは、縦長の紙面上北方の郡山城と内堀・外堀、城下の街路、その

  • 第36話【郡山城と輝元時代】

    【郡山城と輝元時代】 輝元は天正十年代前半の時点では、郡山城の修築と城下の整備につとめていた。その重点は、堀を含む山麓部分の城郭の整備と城と城下の威容を整えることにおかれており、大門。会所などの建造物を建てることや城下の建物を白壁に塗ることなどが行われ

  • 第35話【郡山城の構造】

    【郡山城の構造】 中枢部郭群は山頂部を利用したもので、本丸・二の丸・三の丸・御蔵屋敷ほかからなる。内部郭とは5~20メートルの比高差があり独立性が強い。さらに南側には高さ2~5メートルの石垣もみられ、少なくとも南側の城下に面した方向については石垣を築い

  • 第34話【収集能力の限界に達した中世の山城】

    【収集能力の限界に達した中世の山城】 毛利氏は、多くの戦国大名と同様に近隣の国人や土豪を次々と支配下に組み入れて領国を拡大していった。その結果、毛利氏の家臣団の大部分は、自らの居城を有する城主層が占めた。そのような家臣団の構成では、その全兵力が同時に一

  • 第33話【郡山城での生活】

    【郡山城での生活】 元就の代になって郡山全山に城郭が拡張されると、郡山城は、山上部分の「城」と山麓部分の「里(麓)」に区分されるようになる。山頂は「かさ」と呼ばれ、元就の居所があった。後に家督を相続した隆元は「尾崎」と呼ばれる郭にいた。山上の郭には、年

  • 第32話【城内の様子】

    【城内の様子】 城内の様子は不明だが、広島城を参考にして考えてみる。毛利氏時代の「広島城絵図」(毛利家文庫「芸州広島城町割之図」)によると、御本丸を囲む内郭部分では吉川・小早川氏のほか、福原・桂・志道・粟屋・国司・赤川・口羽など譜代の近臣が配置されてい

  • 第31話【元就入城と大改修】

    【元就入城と大改修】大永三年(1523)、元就が家督を継いで猿掛城から本城郡山城へ入城。この頃の郡山城の原形は、旧本城だけの規模の小さな山城であった。室町時代中頃になって築かれたものと考えられる。その時の郡山城は、郡山の東南の一画に過ぎず、曲輪の数は

  • 第30話【初期の郡山城】

    【初期の郡山城】国人領主から戦国大名として毛利家が一貫として本拠とした郡山城。郡山城は毛利家の城として知られているが、築城の時期については明らかでない。 当初は郡山東南麓の本城といわれる部分のみを城地としており、16世紀中頃の元就による城域の拡大、輝元

  • 第29話【郡山城の歴史】

    【郡山城の歴史】正中二年(1325)、郡山山麓に祇園・崇道社(清神社)が造立。郡山のある吉田荘は十二世紀には京都祇園社の荘園となっている。 承久の乱(1221)以降に毛利氏が安芸吉田荘を得る。建武三年(延元元、1336)、城の歴史は古く、江戸時代の

  • 第28話【城の構造】

    【城の構造】 吉田郡山城の遠景は、可愛川と多治北川の間の市街地に城下の町屋があり、その背後に郡山城が建てられていた。城は、そそり立つような急な斜面である標高390メートルの郡山の四方に伸びた屋根頂に築かれている。城の構造は、中央部の山頂に本丸と二ノ丸

  • 第27話【郡山と吉田盆地】

    【郡山と吉田盆地】 毛利家の本城郡山城は標高390メートル、比高100メートル(約190メートルの郡山に築かれている説あり)の郡山に築かれた大規模な山城で、吉田盆地を南に見下ろすことができる。 郡山は前面南を多治比川が流れ、側東を可愛川(江の川)が流

  • 第26話【父の側室「家女房」】

    【父の側室「家女房」】 松寿丸の母が亡くなったころ、弘元にはもう一人側室がいた。それが家女房、通称御袋様である。難波氏の出というだけで名前も年齢も伝わっていない。父は難破勘兵衛元房、佐々木某と諸説があるが定かではないが、三男相合元綱、次女八幡の上様、

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