chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
愛に恋 https://pione1.hatenablog.com/

晴読雨読、乱読遅読の独歩人生を送っております!

人との出会いはめっきり少なくなりましたが、新刊、古書を問わず本との逢瀬はこれからも大事にしていきたいと日々、思っています。

ダメオ
フォロー
住所
淀川区
出身
港区
ブログ村参加

2017/07/10

arrow_drop_down
  • 日本の偉人伝 Part.9

    五味康祐、剣豪小説で知られますが麻雀、占い、オーディオなど様々な分野で著作を出し大変人気がありました。 檀一雄です。ライフワークとなった火宅の人などの他、檀流クッキングなど料理本も執筆しています。最後の無頼派と呼ばれたりもしましたが、しかしどうだろう、失礼ながらあまりモテるようなタイプとも思えないが女性遍歴は豊かだった。だがどうしたわけか、娘のふみにはとんと浮いた話もなく、今年、ついに70歳を迎える。 1863年の2月14日は日本の思想家、文人の岡倉天心が生まれた日です。語学にすぐれ、ニューヨークで『茶の本』を出版しました。日本の美術史学の開拓者で日本美術概念のの確立に寄与し、英文で著作を発表…

  • 「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。 家系

    戦後GHQは、皇室の弱体化を狙って十一宮家を廃止した。そのうち二家はその後断絶し、四家は嫡子を欠いているが、賀陽宮家、久邇宮家、朝香宮家、東久邇宮家、竹田宮家の五家には現在男系男子の嫡子がいる。今後、皇室典範改正によって、この五家の嫡子の扱いはどうなるのだろうか、気になる。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。私も現在独身で子無しだが、我が家系が途絶えるわけではない。親世代七人姉弟のうち二家が家系を継いでいるので安心して死ねる。私は意識的に子供をもたなかったが、その点は申し訳ない。あの世で謝ることにしよう。おやすみなさい、また明日。

  • 寂しい写楽 宇江佐真理

    いくら江戸時代に興味があるといっても、私の得意とするのは前期と後期。松平定信の寛政の改革や水野忠邦の天保の改革、田沼意次の賄賂政治などはよく知らない。よって、山東京伝、北斎、歌麿、写楽、豊国、太田南畝、滝沢馬琴、十返舎一九らが同時代人で、いずれも蔦屋重三郎と拘わりを持っていたとは知らなかった。寛政の改革令に反旗を翻した重三郎は人気歌舞伎役者の大首絵刊行を試みる。起用されたのは写楽だったが十ヶ月の間に百四十余点の浮世絵を発表するも、鳴かず飛ばずのうちに重三郎は失意のうちに没する。ある日、重三郎が留守のときに訪れた写楽は十返舎一九に迫る。「重ねて訊く。それがしの役者絵は、この限りであるのか」「申し…

  • 妄想仏像見学会 part.26

    『妄想仏像見学会二百五十一回目』は【神奈川・円応寺/初江王坐像(鎌倉)】です。像高103cm彩色。 『妄想仏像見学会二百五十二回目』は【京都・法性寺/千手観音立像(934年)】です。国宝。像高109.2cm。 『妄想仏像見学会二百五十三回目』は【兵庫・鶴林寺/聖観音立像(飛鳥)】です。像高83cm 『妄想仏像見学会二百五十四回目』は【京都・三十三間堂/婆藪仙人(二十八部衆)(鎌倉)】です。155cm。 『妄想仏像見学会二百五十五回目』は【京都・仁和寺/薬師如来及び両脇侍坐像(平安初期)】です。 『妄想仏像見学会二百五十六回目』は【滋賀・石山寺/兜跋毘沙門天立像(平安)】です。像高174cm。 …

  • 「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。 やがて地獄へ下るとき

    こんなことを言うと怒られるが、父が早世したために介護とは無縁に育ったのが良かったのか悪かったのか。すさんだ生活の中で将来のことなど柳に風と吹き流すように生きてきてしまった、不詳の息子。西條八十じゃないが、やがて地獄へ下るとき、そこに待つ父母、友人に私は何を持って行こう、たぶん私は懐から青白め破れた蝶(てふ)の死骸を取り出すだろう、さうして渡しながら言うだろう、一生を子供のやうに、さみしく、これを追いかけていましたと言えば少しは許してもらえるだろうか。放蕩は男を老けさせるが、女を若く保たせると人は云ふが、果たしてそうだろうか。一概にはいえないと思うのだが、まるで女は男のエキスを搾り取り、男は鈴虫…

  • 蛇を踏む 川上弘美

    この人に『センセイの鞄』という作品がある。これは誰かに薦められて読んだったんだか忘れたが、とても良い小説だった。その印象のままに第115回芥川賞受賞の本作を読んだのだが、これが私にとっては大間違い。この手の妄想、荒唐無稽な物語は合わないのだ。踏んだ蛇が人間になって自宅で主人公と会話を交わす。他の二編の「消える」「惜夜記」も同じで現代の家庭を寓意的に描いている。私は解らない、なぜこれが芥川賞なのか、それならよっぽど『センセイの鞄』の方が出来がいいとおもうのだが。とにかくこの三篇を読むのが苦痛だった。

  • 5月の購入本

    左から『成瀬は天下を取りにいく』『アラブが見たアラビアのロレンス』『知の巨人(荻生徂徠伝)』『犠牲(我が息子・脳死11日)』『碁盤斬り(柳田格之進異聞)』『山猫』『復活』『英霊の絶叫(玉砕島アンガウル戦記)』『文壇放浪』『御松茸騒動』『香水(ある人殺しの物語)』『掏摸』『春琴抄』『きことわ』『号泣する準備はできていた』『夕映え天使』『アイム・ファイン!』『二流小説家』『黄色い家』以上19冊。今回も買い過ぎだろう。

  • シドニー・スウィーニー Part.11

    シドニーさん、もう今の時代はアナタを中心に回ています。こうなったら早めにアナタをゲットしていくほかにありません。そう、誰かに取られる前に。スタイルのいいアナタのこと、みんなが狙っています。周りは敵ばかり、こうしてはいられません、直ぐアメリカに飛びます。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。 南方熊楠の武器は筆写であった。

    博物学の巨人、南方熊楠の武器は筆写であった。少年時代には105巻に及ぶ江戸期の百科事典を借り出し、写本を作った。明治中期にロンドンに渡ってからは大英博物館に通い、民族誌や自然科学の本などをひたすら書き写した。筆写ノート「ロンドン抜書」は52冊1万ページにも及んだ。そうやって知識を頭に刻み込んでいった。よく言われることだが昔の人は本当によく勉強をした。熊楠のようなことは現代人には無理だ。ましてや私のような凡夫には無理中の無理。嗚呼、せめてもう少し頭が良ければなあ、頭の出来は父の半分ぐらいだろう。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。明日は早朝から血液内科で検診があります。7時半には家を出たい…

  • 妄想バードウオッチング Part.14

    小さくて可愛い小鳥たち、大きなゲージを作ってみんなを飼いたいな。

  • ダメオの妄想世界の旅 Part.66

    今朝はシンディと共にここでお目覚めでした。モーニングが済んだら彼女は即、海へ。階段下りたらそこが海。こんなところに別荘が欲しかったんです。 とにかく私は海沿いや湖畔に別荘を持つのが趣味なんです。朝起きたら窓の外は海、または湖、こんな素敵な環境は非日常的で大好きです。故に世界のあちらこちらに別荘をバカみたいに買ったり創ったりしてしまいました。理想とするのは空家では勿体ないので、その国で知り合った彼女に住んでもらうことです。現在では何軒あるのか数えたこともありません。 今朝は山の中の別荘に来ています。ジョディはさっさと食べてしまったようなので、今から一人で朝食です。しかし、玉子三つは多いよね。ちょ…

  • ジェームズ・アンソール Part.3

    《仮面に囲まれた自画像》(1899)メナード美術館 《骸骨画家のアトリエ》(1896年) アントワープ王立美術館 《善き審判》(1891年) 個人蔵 《ジェームズ・アンソールの肖像》(1907年) 《首吊り死体を奪い合う骸骨たち》(1891年) アントウェルペン王立美術館 《危険な料理人》(1896年) 個人蔵 《嘆きのひと》 《ピエロと骸骨》(1893年) 《仮面劇》 《愛の園》 鑑賞力のない私にはアナタの作品を評価するのは無理です。 でも何でもいいから1枚くれるというなら話は別です。 貰った絵をじっくり鑑賞しますので。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。 『尽用而二分狂言』

    歌舞伎の演目に『忍夜恋曲者』というお題がある。(しのびよるこいのくせもの)と読む。そうとう昔のことだが、地下鉄の吊り広告でこれを読んだ時に、実に上手いお題目だと関心したものだ。滝沢馬琴がまだ若い頃、倉蔵といわれていた頃の話、処女作『尽用而二分狂言』(つかいはたしてにぶきょうげん)という戯作を持って山東京伝の屋敷に赴いていろいろ添削してもらったことがあった。いちいち私は感じ入る。上手いお題を付けるものだ昔の人は。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。現代のタイトルではどうであろう。『誰がために鐘は鳴る』なんてどうか、『誰が故郷を思わざる』『地獄に墜ちた勇者ども』『郵便配達は二度ベルを鳴らす』…

  • マリア・シャラポワ 1987年4月19日 -

    2017年 2011年 2015 2016 シャラポワさん、アナタはもう引退して結婚したんですか。併しアナタを始めて見た時から、まあえらい美人だなと思っていましたが、こうして見るとやはり美人ですね、そしてモデル級のスタイル。現役時代も引退後もとんでないほど稼いだでしょ。私ね、アナタからの誘いを首を長くして待っていたんですよ。それなのに、ああそれなのに。

  • ロング・グッドバイ レイモンド・チャンドラー 村上 春樹 (翻訳)

    え~まあ、なんと申しましょうか、とにかく長い。こんなに長くする必要があるのかというほど長い。村上春樹は訳するにあたって細部まで端折ることなく訳したようなことを言ってるが、どうなんだろう、アメリカ映画の刑事ドラマなんかでよく見かける場面が必ず出て来る。容疑者と思う相手に向かい合う時に何かしらジョークを刑事は飛ばす。するとこちらも気の利いたセリフでやり返す。どちらも余裕のあるところを見せあう。暫くすると刑事はいきなり暴力を振るう。日本の「警察24時間」なんかではまず見られない光景でありえない。比喩のための比喩、なくもがなの能書き、あきれるほどの詳細な描写、無用な長広舌、独特の屈折した言い回しなどを…

  • ジョアン・ミロ Part.4

    《海の前の祖母》 《鳥の翼から落ちたひとしずくの露が蜘蛛の巣のかげに眠るロザリーの目を覚ます》 《ハーレクインのカーニバル》(1924年) 《耕された野原》(1923~1924年) 《娘と蝶》 《騎馬行列 青 茶》 《色情狂の女王》 《力強い思想家》 《見張番》 《アイルランドの人形の行列》 ミロさん、これ見ろなんて言われてもアナタの絵は私には難解なんですよ。 どう見たって説明困難。なんでこうなるのってなもんですよ。 それでも高く売れるんですか、解からんな、どんな人が買うの。 私なら買わないな。

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、ダメオさんをフォローしませんか?

ハンドル名
ダメオさん
ブログタイトル
愛に恋
フォロー
愛に恋

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用