chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
愛に恋 https://pione1.hatenablog.com/

晴読雨読、乱読遅読の独歩人生を送っております!

人との出会いはめっきり少なくなりましたが、新刊、古書を問わず本との逢瀬はこれからも大事にしていきたいと日々、思っています。

ダメオ
フォロー
住所
淀川区
出身
港区
ブログ村参加

2017/07/10

arrow_drop_down
  • 「ムーンライト・セレナーデ」 君も雛罌粟われも雛罌粟

    渡辺淳一の伝記小説に『君も雛罌粟われも雛罌粟』という、与謝野晶子と鉄幹夫妻を書いた作品がある。雛罌粟(コクリコ)とは雛罌粟のことである。晶子は明治45年5月5日、新橋駅から夫、寛の待つフランスへ旅立った。シベリア鉄道を経由して、19日にパリに到着する。半年ぶりに夫と再会した喜びを、その燃えるような赤色に託して「ああ皐月仏蘭西の野は火の色す君も雛罌粟われも雛罌粟」と詠んだ、実に素晴らしい歌だ。出産を11回経験し、『新訳源氏物語』を著し、万を超える歌を詠んだ。現代では子供ひとり育てるのも大変だと言われているが、この超人的スーパー・ウーマンをどう理解したらいいのか。ちょっと今の世では考えられない女性…

  • ラクエル・ウェルチ Part.5

    ラクエルさん、アナタのようなスタイルのいい女性を見たことがありません。神は私のためにアナタを作りたもうたと思わずにいられません。 あとは二人を引き合わせるだけです。 さてどうしましょう、どこでいつ巡り合うか、これがまた愉しみです。 私はいつであれ心の準備はできていますから、後はアナタ次第です。

  • バードウオッチング Part.7

    無数に存在する鳥たちの羽の色に本当の魅了される。 ほとどが外国産だが熱帯地方にはどんな鳥たりが生きているのか知らない。 素晴らしい自然の配色だ。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。 奴隷制

    奴隷制と聞いてどんなことを思い浮かべるかといえば、古代ローマの時代から敵の捕虜を牢獄にいれて、少ない飯だけ食わせて、日夜、長時間働かせる。サボっている奴、労働不足な奴は情け容赦なくムチで打つ。また、大航海時代はアフリカから強引に連れて来た黒人を船底に閉じこめ、アメリカ大陸に運び綿花畑で働かせる。しかしどういうわけか、日本では古来から奴隷制というものがない。大古墳時代でも奴隷が造営に携わったとは習ってない。ではなぜ日本では奴隷制がなかったのか。それは神道と切り離せない米作文化と直結しているからだ。水田では畑と異なり、連作障害が起きないし、追肥も不必要。一度開墾すれば毎年同じ場所でずっと収穫できる…

  • われ御身を愛す 愛新覚羅慧生 大久保武道 遺簡集

    満州国皇帝の姪・愛新覚羅 慧生と青森県八戸市出身の大久保武道。昭和31年に学習院大学で始まったふたりの恋は、翌年の末にピストル心中という最後を迎えた。その場所は静岡県の天城山。当時のマスコミが「天国に結ぶ恋」と大きく報道する一方、双方の家族は「無理心中」と「同意の上」をそれぞれ主張した。一体ふたりはなぜ永遠の旅立ちを選ぶに至ったのか。慧生の親友や武道の実弟の貴重な証言を交えて愛の軌跡をたどりつつ、いまだ明らかにならない真の動機に迫る。『われ御身を愛す 愛新覚羅慧生 大久保武道 遺簡集』を読んだが分らない。

  • マリリン・モンロー Part.55

    1953 1953 おお、モンローさん、分かりますか、これで550枚の掲載です。 もう部屋中アナタの写真でベタベタです。 いつかアナタとキスが出来る日を心待ちにしている私なんです。 しかし、アナタこそ女の中の女です、いつの日かアナタと食事に行ける日を楽しみにしています。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 獅子文六

    劇作家、演出家として名を馳せていた岩田豊雄は、戦後、愛媛県出身の静子夫人と再婚し、生活費を稼ぐため、獅子文六という筆名で、雑誌に雑文を書き始めたことから、ようやく生活が上向いてくる。掛け算の四四(しし)十六のもじり、あるいは文豪(ぶんごう)より上のぶんろくというのが筆名の由来らしい。彼の小説を読んでいると一伍一什という単語がでてくる。これでなんと読むかといえば「いちぶしじゅう」と読ませる。本来なら一部始終と書くが戦前などではこのように書いたのだろうか。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。獅子文六の作品は昭和30年代、しきりにテレビドラマ化、または映画化されたようだが、この手の映画に興味の…

  • にぎやかな部屋 星 新一

    マンションの一室。住んでいるのは高利貸しの亭主と占い師の夫人、そして一人娘。そこに金目当ての妙な男たちがやって来て、大騒動が持ち上がる。さらに、死後に人間にとりついてその出来事を皮肉に見守る霊魂たち。詐欺師、強盗、霊魂たち、人間界と別次元が交錯する、軽妙なコメディーの戯曲形式らしいが、あまりにも軽妙すぎて、私には合わない。星新一の本を古本屋で25冊ほど買って置いてあるので、来年は1冊ずつ処理していかなければと思っているが、これでは先が思いやられる。彼の本は20代の頃に3冊読んだきり久しぶりに対面した。

  • ダメオのスター・ツーショット Part.9

    ピーター・オトゥールとオマル・シャリフ 1962年 Frank Sinatra and Natalie Wood Liza Minnelli and Elizabeth Taylor 1985 Elizabeth Taylor and George Hamilton Tom Cruise and Nicole Kidman 1999 ピータ・フォンだ & ジェーン・フォンダ Elvis Presley and Ann Margret. 1964 Gary Cooper and Clark Gable エリザベス・テーラー&デ・二―ロ Rock Hudson and Dorothy Malone…

  • ケイト・アプトン Part.9

    2018 2017 毛糸さん、あいや、ケイトさん、やっと見つけましたよ理想の女性を。アナタだけをそう、アナタだけが私の理想です。美人でスタイル抜群。まさか現在恋人がいるなんて言わせませんよ。もしいてもそんな奴は押しのけてでも割り込みます。いかにジャパニーズ・ボーイズが女性心を知っているか見せつけてやります。アナタを知った以上、アナタなしの生活なんて考えられますか。ケイトの横にダメオあり、ダメオの横にケイトあり、よろしくお願いいたします。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 勝ち組も負け組も平等に取り上げられねばならぬ

    作家の松岡英夫氏は「勝ち組だけが歴史を作ったのではない、歴史の担当者あるいは歴史の構成者としては、勝ち組も負け組も平等に取り上げられねばならぬ」といっている。例えば幕末の井伊直弼も負け組に数えられる。幕末維新の勝ち組の人物列伝は多い。これに対して注目したいのは、ほかならに裏の人物だ。現秩序を破壊から守るために、権力を濫用して相手を死に追い込む悪党に、水野忠邦の側近にあって蛮社の獄を強行した鳥居耀蔵。井伊大老の腹心として安政の大獄を強行した長野主膳。主膳は刑に臨んで次の歌を詠んだ。飛鳥川きのふの淵はけふの瀬と かわるならひを我身にそ見る。明治になって門人が彦根城の東南にある天寧寺に主膳の碑が立て…

  • 1930年代の上海

    youtu.be おお、1930年代の上海。青春時代を過ごした父の姿はどこかにないか。1936年が父の成人式。生きていたらこの映像を見せたかったな、ねえ、おとうちゃ~ん。

  • やまいだれの歌 西村賢太

    彼の本を読んでいて不思議に思うことがある。中卒、不登校、家庭内暴力、学歴がないのをコンプレックスと自ら頭が悪いといいつつ、芥川賞作家になれるものなのだろうか。いや、学歴詐称などと言っているのではない。それらの悩みを解消し小説家になるには、ただひたすら読書に励むしか手があるまい。得られる知識、鑑賞力に感性、集中力などが、本人も気づかぬうちに優れた才能を発揮したということだろうか。事実、彼の文章にはとんでもなく難しい漢字が現れる。この「やまいだれ」という漢字からして読めない。私などが思うに読書量が多ければ作家になれるというものではない。そんなことなら私だってなりたい。併し、どうも彼の私小説は私には…

  • 「パイレーツ・オブ・FM」 『アイ・キャント・ヘルプ・マイセルフ』

    youtu.be 今朝の1曲は60年代、一世を風靡したモータウンのフォー・トップスで大ヒットした『アイ・キャント・ヘルプ・マイセルフ』です。この曲を聴くと自然と体が動きます。数々のヒットを飛ばし、多くの有名アーティストを生んだモータウン、大好きです。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 SMの女王 谷ナオミ

    団 鬼六といえばSMものなどの官能小説の第一人者として著名であるが、私自身は名前こそ著名であるから知ってはいたが、著書は読んだことがない。もっとも作品はSM雑誌に載っていたと思うので、その手に雑誌を買ったことがない。併し、私のよく知る大阪十三の小さな商店街の裏通りにある仏壇屋の二階、出入りは裏階段を使っているから仏壇屋の老夫婦に気兼ねすることはないと、昔の住まいを明かしている。現在、十三の商店街に仏壇屋は一見あるが、裏通りではないが潰れてしまったのだろうか。 鬼六先生も2011年に亡くなっているので確かめようがない。その鬼六先生が面接したピンク女優志望の女性が、昭和40年代に日活ロマンポルノで…

  • ジョン・ホワイト・アレクサンダー 1856年10月7日 - 1915年5月31日

    ジョン・ホワイト・アレクサンダー 《マーク・トウェイン》 《一条の日光》(1898年) 《ル・チャット・ノワール》 (1896年) 《イザベルとバジルの鉢》(1897年)ボストン美術館 《黒と緑の習作》(1906年) メトロポリタン美術館 《バラ》(1900年) 《指輪》1911年 静寂の時間 怠惰な時間 《緑のドレスの女性》(1890年) ジョンさん、下に《緑のドレスの女性》という作品がありますが、アナタの女性はほとんど緑の女性ですが。さらに室内画が多いですね。もっと外に出て写生したらどうですか、これといって目立つ絵がないんですよ。

  • 川島芳子、10代の頃の写真が2枚、見つかった。

    旧日本軍のスパイとして活動したとされる清朝の王女川島芳子が、10代を過ごした長野県松本市などで撮られたとみられる写真が2枚、見つかった。「男装の麗人」とも呼ばれた川島の断髪前の姿に、所有者は「激動の人生が始まる前の表情をとらえた貴重な写真だ」と話す。川島は1907年に清朝粛親王の王女として生まれ、日本人、川島浪速の養女となった後、松本市の旧制松本高等女学校に一時通った。2枚はいずれも、松本市文書館の木曽寿紀専門員(31)がインターネットオークションで入手したもので、退学して養父の秘書になった頃のものとみられる。このうち、傘を差して別の女性と写ったものは、当時の新聞記者が所有していたアルバムにあ…

  • フローレンス・ピュー 1996年1月3日 -

    2020 2020 2018 2020) 2020 フローレンスさん、アナタ、『オッペンハイマー』に出演したんですか。凄いですね、めきめき才能を発揮しているようじゃありませんか。美人ですし、ますます将来が楽しみですね。私としては若手のうちになんとかアナタに近づいておきたいのですが。とりあえずハリウッドまで行ってみますが、アナタと巡り合えればいいのですが。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 「あまり肩の凝るようなものは読まない」

    私のカフェ友の4人はいずれも本を読むのを一種の趣味にしているが、併し、私とは大いに異なる点がある。4人全員が口を揃えて「あまり肩の凝るようなものは読まない」と仰る。彼ら4人はいずれも年上で男3人女1人。先ず男2人は必ず時代小説しか読まない。今1人はエロ小説。女性は比較的軽めな小説。それに対し別に異論、反対があるわけではないが、どうも私としては物足りない。自由闊達に世界を飛び回り、歴史の海原を泳ぎ回り、知るべきを知り、学ぶべきを学んでいきたいのだ。僭越ながらここ最近の読了した10冊を見るに、カティの森で起きた虐殺事件、エッセイ、落語、天平時代に大流行した疫病(天然痘)、ゴッホの自殺、インディアス…

  • アマテラスの暗号 伊勢谷 武

    あれは25年ほど前だったか、みのもんたの番組で日本人はどこから来たのか、失われたイスラエルの10支族の末裔が日本に遣って来て、秦という姓名で全国の神社、果ては天皇の先祖にも深く拘わっているのではないかという、実に興味深い番組を2時間に亘って放映していたが、本書はまるでそれを裏付けるような1冊であった。例えば日本人なら誰でも知っている「ヤーレンソーランソーランソーラン」とはヘブライ語だという説がある。意味は「たった一人でニシンの大漁の喜びを歌う」ということになる。更にヘブライ文字とカタカナには同じ字が幾つも散見できる。決定的なのは九世紀に起源をもつと言われる京都の祇園祭りで引き出される大きな山車…

  • カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ part.6

    《イブニング》 (1820) 《月光の海岸》(1835-1836年) ハンブルグ美術館 《雲海の上の旅人》(1818年) ハンブルク美術館 《霧の中のエルベ舟》(1920-1925年頃) ヴァルラフ・リヒャルツ美術館 《山の朝の霧》(1808年) ハイデックスブルク城 《墓地の入口》(1825年頃) ノイエ・マイスター絵画館 《森の十字架》(1813年) シュトゥットガルト美術館 《月を眺める 2人の男》(1819年) ノイエ・マイスター絵画館 《雪の木々》(1825年頃) ノイエ・マイスター絵画館 《アルコナ岬の月の出》(1806年) アルベルティーナ素描版画館 アナタの作品は、昭和初期から…

  • ソフィア・ベルガラ 1972年7月10日 -

    2011年 2018年 こんにちは、ソフィアさん。 アナタ、コロンビア出身なんですね、さすがにスタイル抜群ですね。 アナタほどスタイルがいいと何を着てもお似合いです。 羨ましい、全女性の憧れだと思います。 一度、アナタみたいな人とデートしてみたいな。 どうしたら願いを叶えることが出来るでしょうか。 なにしろ美人ですからね、なかなか願いは敵わないでしょうか。

  • 『大谷翔平非公式スポークスマン発表』

    ドジャース・大谷翔平(29)が24日(日本時間25日)、敵地・ナショナルズ戦に「2番・DH」で先発出場。6点リードの9回2死一、三塁の第6打席は前夜に“衝撃弾”を放ったM・バーンズ投手から左中間フェンス直撃の適時二塁打を放った。5試合ぶり今季4度目の3安打猛打賞。3二塁打はメジャーでは自身初で、全米トップの打率は3割7分1厘となった。チームの3連勝に大きく貢献した。3本も2塁打なんて凄いね。打率もずば抜けている。さすが我らが大谷。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 「天皇機関説」

    東京名誉大学教授が唱えた学説の「天皇機関説」という言葉を聞いたことがあるだろうか。二・二六事件前、この言葉が大問題になっていた。その手の本を読むたびに繰り返し出て来るこの単語を未だによく理解できない。つまり「天皇は国家統治の主権者ではなく、国家という大きな肉体の一つの機関である」とする考え方で、美濃部自身はこの考えを、「君主が国家の機関であると申せば、ちょっと聞くと何だか我々の尊王心を傷つけられるような感じがいたすようでありますが、これは国家が一つの団体であることから生ずる当然の結果であります」と説明している。当初はこの学説に対し大きな問題は起きなかったが、しかし、世論の圧力に負けた当時の岡田…

  • 巨匠・富岡鉄斎の未知の水墨画が見つかる

    没後100年の文人画の巨匠・富岡鉄斎の未知の水墨画が、国立歴史民俗博物館の収蔵史料から見つかったと、歴史研究家の原田良子さんが23日までに明らかにした。原田さんによると、京都市の大久保利通旧邸に併設された茶室「有待庵」を描いたもの。原田さんは「真骨頂を迎えた時期の鉄斎が題材に選んだ有待庵が、1級の史跡だと改めて分かる作品だ」と話した。 画は、利通の子孫が歴博に寄贈した有待庵の芳名帳の中に描かれていた。鉄斎の署名付きの文章「賛」からは、鉄斎が1916年9月、雨の中、有待庵を訪れた際に手がけたことが分かる。

  • ジリアン・アンダーソン Part.4

    1994年 1996年 (1997年) 1996年 2008年 2001年 2021年 ジリアンさん、私『X-ファイル』のFBI捜査官ダナ・スカリー役でアナタを見て以来ファンになりました。映画で観るよりかなりエロティックなアナタを見て、さらに好きになりました。しかし美人ですね、再婚したんですよね、再々婚の時には立候補しますのでね。

  • 妄想仏像見学会 part.22

    『妄想仏像見学会二百十一回目』は【京都・三十三間堂/金毘羅王(二十八部衆)(鎌倉)】です。国宝。158cm。 『妄想仏像見学会二百十二回目』は【京都・三十三間堂/難陀竜王(二十八部衆)(鎌倉)】は国宝。159cm。 『妄想仏像見学会二百十三回目』は【京都・仁和寺/薬師如来坐像(1103年)】 『妄想仏像見学会二百十四回目』は【香川・曼荼羅寺/聖観音立像(平安)】です。 『妄想仏像見学会二百十五回目』は【滋賀・正妙寺/千手千足観音(平安)】です。 『妄想仏像見学会二百十六回目』は【京都・広隆寺/千手観音立像(平安初期)】です。像高266センチ 『妄想仏像見学会二百十七回目』は【奈良・室生寺/伝・…

  • 「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。 老境の習い

    カフェで本を読んでいると、中年女性や老婆の聞きたくもない話が耳に入って来るものである。自身の病や孤独の身の上をこぼすのが老境の習いであるが、なかにはとめどなく愚痴に類することも多くなる場合もある。併し、そのぐらいならまだよい。行きつけの店たるや、近くに流行りのパチンコ屋があるので、何組かのおばちゃんたちが、自宅のリビングで話すが如く、今日の出具合などを話、かまびすしいこと蝉の如しである。彼女らは1年365日会って話さないと、夜も昼も空けぬらしい、まるで高校生のようでパソコン、読書、勉強などしている人には大迷惑な老害的存在になっていることが気付かない。はたせるかな男はあまり群れないが、ここに例外…

  • 「パイレーツ・オブ・FM」を始めます。ラフマニノフの『ピアノコンチェルト2番』

    youtu.be クラシックなんて聴かないなんていう人も、どこかで耳に挟んだ曲だと思いますが、とにかく長いですからね、一流のピアニストの指の動きなど見ていると、とても人間業とは思えません。もはや神の領域です。これを作曲する人がいて、それを弾きこなす人がいるから驚きです。それはジョージア(グルジア)出身の天才ピアニスト、カティア・ブニアティシヴィリです。 母国語であるグルジア語の他、フランス語、英語、ドイツ語、ロシア語等を話します。こんな人と結婚したいな。

  • 歴史―二本松藩士の維新 榊山 潤

    本書は古書市で買ったと思うのだが、先ずタイトルに惹かれた。幕末、会津戦争や長岡城攻防戦で有名な北越戦争などはよく知っているが、二本松の落城に関しては殆ど纏まった本などなかったので、作者は無名でもこれは買うしかない1冊だった。読後、解説で初めて分かったが、第一部、二部からなるこの本の発行は昭和13年から14年とかなり古いもので、第三部として明治15年の福島事件を扱ったものがあるらしい。自由民権派の河野広中と、それを弾圧する三島通庸の話で、ぜひにも読んでみたいが、これに巡り合う可能性はかなり低そうだ。さて、冒頭すっかり忘れていたが、慶応4年4月20日未明の奥羽鎮撫参謀世良修蔵が福島北町の妓楼で暗殺…

  • マリリン・モンロー Part.56

    1952 1957 1950 1962 1954 モンローさん、どう考えてもアナタしかいません。ハリウッド史上、最大にして最高の女優でしょ。 アナタ以上に可愛い人はいません。 アナタとカフェに行くことを想像すると、まあ何とも周りの人の驚きの顔が眼に浮かびます。 誰もが一斉にアナタを見ますね。 私としては恥ずかしいやら嬉しいやら、どや顔をしたい気分です。 いつの日か必ずアナタをものにしたいと思っています。

  • フェルディナント・ゲオルク・ヴァルトミュラー 1793年1月15日 - 1865年8月23日

    フェルディナント・ゲオルク・ヴァルトミュラー 《装蹄師にて》 《ウィーンの森の早春》(1864年) 《新婚夫婦の入口》(1859年) 《岐路の恋人たち》(1861年) 《森での出会い》(1863年) 《聖体祭の朝》(1857年) 《中断された巡礼》(1858年) 《隣人》(1859年) 《中断された巡礼》(1858年) 《聖体祭の朝》(1857年) オーストリア帝国のビーダーマイヤー時代の画家。ヴァルトミュラーは風景画もよく描いたが、彼は工業化されていく都市からの逃避的な意味を風景画に持たせた初めての画家であった。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。 ブレイクニー弁護人

    東京裁判の時、日本人被告のために弁護を引き受けたアメリカ人弁護士がいたのを知っているだろうか。ブレイクニー弁護人である。彼は国家利益のために行う戦争を、交際法ではこれまで非合法とみなしたことはない。「平和に対する罪」と名づけられた訴因は、すべて、当法廷により却下されねばならないと主張した。「戦争での殺人は罪にならない。それは殺人罪ではない。戦争が合法的だからです。合法的な人殺しなのです。たとえ嫌悪すべき行為でも、犯罪として責任は問われませんでした」それから「真珠湾爆撃による殺人を問うならば」と言いかなり間をおいて、声を低めて、ゆっくりと右手の掌を上に広げてから衝撃的な発言をした。「我々はヒロシ…

  • アレクサンドラ・ダダリオ Part.6

    アレクサンドラさん、いい名前ですね、ローマ時代の人かと思いましたよ。 脱ぎっぷりもいいし度胸がある。女優たるものこうじゃなければいけません。 浮気性の私もここらで最後の恋の相手を探していたんですが、決めました、アナタに。 アナタしかいません、今日から夢に出そうです。まずはひとつお会いして私の話を聞いてください。私という男がどういうものかアナタに知ってもらいたいのです。

  • 死してなお踊れ: 一遍上人伝 栗原康

    一遍というのは二つの意味があるらしい。一つは「一日にしてあまねく」阿弥陀の心は我ひとりももらさじ。阿弥陀という一つの存在が、衆生をあまねく包み込んでいる、浄土の教えとはそうものだと。二つ目は「ただ一度だけ」これがよく解らない。ただ一度、南無阿弥陀仏と唱えれば浄土に行けるのかといえば、そうでもないらしい。ともあれ一遍は念仏踊りで教えを広げ、何もかも捨てて、地位、財産、土地、家族まで捨てて踊り続け全国行脚に出た。初めは乞食坊主のように思われていたが、自然に人があつまり宗教問答や徹夜踊りのようにして衆生を浄土に導くことを念じたらしい。「仏が迎えにくるのを待ち、毎朝、最期のときが近づくのを喜びとする。…

  • ダメオのスター・ツーショット Part.8

    Amy Adams & Salma Hayek Sharon Tate and Bruce Lee Sammy Davis, Jr. and Martin Luther King, Jr. リチャードバートンとエヴァガードナー Anjelica Huston & Liza Minnelli Harold Lloyd & Gary Cooper Janis Joplin on THIS IS TOM JONES, 1969 Bette Davis and Julie Andrews (1965) シルヴィヴァルタンとブリジットバルドー 1967年 Scarlett Johansson & Ann…

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 たたみこまれた風景

    私の中に、たたみこまれた風景のすべては、まだその当時のままの輝きを持っている。その中では何十年も前の級友が、中学生のままの顔で登場する。懐かしき友たち。思い出すごとに胸を熱くする過ぎた日の数々。みな元気にしているだろうか。さよならも言わず別れた友は、或はさよならも言わないまま旅立ってはいないだろうか。3年A組の少年少女が全員生き残っているはずがない。どんな人生だったんだ。あれから何処へ行ってどうしたんだ。もう二度と会えない友よ、寂しくないか、哀しくないか。人生はこうやって過ぎて行くんだな。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。過ぎ越しの日、また会えて楽しく団欒できたらどんなにいいか、別れの…

  • 『大谷翔平非公式スポークスマン発表』ドジャース1号アーチのホームランボール

    大谷のドジャース1号アーチのホームランボールは競売関係者の話から「10万ドル(約1510万円)以上の価値がある」と試算。ローマンさんに記念球と交換で渡った、大谷のサイン入りのバット、帽子2個、ボールでは不釣り合いではないかとの米メディアの指摘もあった。しかし、これでローマンさんは公式認証付きの試合用バット2本、ボール2個、帽子4個をプレゼントされ、お宝としての価値がさらに上がったことになる。ボールたった1個が約1510万円、永久に語り継がれるのだろうに。私だってホームランぐらい打てるわ。

  • トマス・デューイング 1851年5月4日 - 1938年11月5 日

    トマス・デューイング 《スピネット》(1902年頃)スミソニアン・アメリカ美術館 《歌とチェロ》(1910年) 個人蔵 ルートを持つ女性、1886年 《美しいエグレゴア》 《マリア・オークリー・デューイング》 (1887年) 《ウォルト・ホイットマン》(1875年) 《フランシス・ヒューストンの肖像》(1880-89年) 《読書》(1897年) 《スピネット》(1926年6月21日) 《横たわる少女》 19世紀から20世紀への変わり目に活躍したアメリカ人の画家。

  • ダメオの妄想世界の旅 Part.64

    さあ、モーニングが済んだら読書だな。煩いおばちゃんたちもいないし、のんびり本を読むか。 行った来ました、サウジアラビアの古代都市ヘグラにある2,000年前の墓、凄いですね、石を切って作ったんです。周辺には誰も居ないようで、下に見えるのが私です。 久々にラブリー・ツリー・ハウスといわれる、ファンタスティック別荘を購入しました。どうです、なかなかいいでしょ。 ブルガリアの古代都市、ネセバルに来ています。ネセバルは3千年を超える長い歴史に裏付けられた、豊かな都市博物館で世界遺産にも登録されている町です。何しに来たのかって、いや、地元の不動産屋で売りに出されている家があると聞いたので来たわけですよ。何…

  • モニカ・ベルッチ Part.22

    1991 2007年 モニカさん、私は気づきました、アナタこそ理想の女性だということを。 どう見たってアナタしかいません。 もうアナタなしでは私の人生は考えられません。 アナタみたいな女性がこの世に存在するとは思ってもみませんでした。 どうしたらいいでしょうか。 なんとかアナタに会って私の思いを直に伝えたいのですが。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 マリー=ローズ・ヴァエホ

    ゴーギャン53歳になったころ、マルキーズ諸島のヒヴァ=オア島へ移住を決行。新天地で息を吹き返した彼は、人生最後のヴァヒネ(ポリネシア語で女性)を見つける。マリー=ローズ・ヴァエホ。修道院付属学校に通う美しい14歳、フランス語もそれなりに話せる理想的な少女だった。彼女を我がものにするため、ゴーギャンは言葉巧みに彼女の両親を説得し、たくさんの贈り物までして同棲を認めさせる。この頃には毎月定額の送金もあり、ポリネシアの家を売却した金もあって、新居を造り、召使を雇い、今度こそ本当に制作に専念できる環境が整った。ゴッホが死して11年後のことである。しかし、その期間は2年ほどしか続かずゴーギャンも旅立った…

  • 咥え Sexy smoker Part.79

    性悪女に煙草は良く似合いますね。私も過去に付き合ってきた女性たちは、別に性悪女と呼ぶつもりはありませんが、殆どの人が喫煙者でした。別に選んで付き合ったわかではありませんが、偶然、タバコを吸う女性が多かったというだけです。斯く云ふ私も昔は喫煙者だったので、お互いどうとも思っていませんでしたが。

  • インディアスの破壊をめぐる賠償義務論: 十二の疑問に答える ラス・カサス

    コロンブスを別にすればこの時代の人で知っているのは、インカ帝国を征服したフランシスコ・ピサロ、悪名高いエルナン・コルテス、そしてラス・カサスしか知らない。全員が悪党だと思っていたが、ラス・カサスはドミニコ会宣教師で、本書は彼のスペイン人に対する膨大な告発書だ。ありとあらゆる宗教書、「出エジプト記」「マタイによる福音書」などを引いて、いかにスペイン人が残虐で非人道的なことをしたか、手ひどく告発している。先住民は偶像崇拝者で異教徒だったため、まるで犬のように扱って生命を奪っても罪にならないと思っている。帝国、王国の管轄権を一つ残らず剥奪しても正しいと思っていた。本来スペイン人は教皇から福音を公布し…

  • ジョン・コリア part2

    《デルファイの祭司》(1891) 《グィネヴィア王妃の五月祭の祝い》(1900年) 《アンジェラ・マッキンズ》 《眠れる森の美女》 (1921年)個人コレクション 《オールバインの死》(1898年)グラスゴー美術館 《The Land Baby》 《火明かり》 《ヴェーヌスベルクのタンホイザー》(1901年) アトキンソン美術館 《古代エジプトのファラオの奴隷》 (1883年) 《ドリス・アレン、レディ・バーノン》 アナタ、ラファエル前派の画家らしいですけど、なかなかいいですね。 どうです、私と仲良くするつもりはありませんか。 私、色んな有名画家の絵を1枚ずつ集めるのが趣味なんですよ。 お近づ…

  • 「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。 ドイツ皇帝ウィルヘルム二世

    イスラエルが19日、イランに対する攻撃に踏み切ったと、複数のアメリカメディアが報じた。第一次世界大戦のときドイツ皇帝ウィルヘルム二世は、戦争の初期に、オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフに宛てて、次のような旨を述べた書簡を送ったと称せられている。すなわち、「予は断腸の思いである。しかしすべては火と剣の生贄とされなければならない。老若男女を問わず殺戮し、一本の木でも、一軒の家でも立っていることを許してはならない。フランス人のような堕落した国民に影響を及ぼしたるただ一つのかような暴虐をもってすれば、戦争は二カ月で終焉するだろう。ところが、もし予が人道を考慮することを容認すれば、戦争はいく年間も長びく…

  • リボルバー 原田 マハ

    発売以来、我が町の古本屋になかなか下りて来ないので、わざわざブックオフまで買いに行ったもので、とにかく読みたかった。原田マハの目の付け所が良かったのだ。リボルバーといってもビートルズのリボルバーではない。ゴッホが自殺に用いた拳銃のことだ。その拳銃が現在実在するのかどうか私は知らないが、ゴッホが殺害されたという説を唱える人がいるというのは知っている。私も自殺にしては右利きのゴッホが左脇腹を撃ったというのはどうも解せない。誰にしても本気で死ぬなら心臓を撃つか、さもなくば口内を撃ち抜けば即死できるはず。それに脇腹を撃ち徒歩で家まで帰って来たというのも変だ。弾丸は一発しかなかったんだろうか、それならな…

  • サルバドール・ダリ Part.9

    《柔らかな三美神のいる神秘的な砂浜》 《受胎告知》(1964年) 《永遠のヴィジョン》 《素早く動いている静物》 《ラファエロの聖母の最高速度》 《炸裂したラファエル風の頭部》 《炸裂する柔らかい時計》 《アルゴス》 《アルゴス》 《ヘルメス》 ダリさん、私はアナタを天才だと思いますが、しかし、こうなるともう理解不能な作品になっていますね。私としてはアナタの才能でもっと写実的な絵が欲しいのですが、1枚描いてくださいよ。

  • グレース・ケリー Part5

    1962年 1954年 1971年 1954年 1954年 1954年 1954年 グレースさん、流石に将来王妃になるだけの気品が若いころからありますね。 私もアナタを狙っていましたが、諦めました。 残念至極です。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。 現人神と処女懐胎

    新天皇というのは理論上は先帝がが崩御された瞬間に天皇となるが、法律上は即位の儀を経て天皇となり、即位の礼で国内外に宣言する。宗教的には三種の神器を継承した時点で天皇となるが、霊的に現人神になるのは大嘗祭を経てからになる。現代では天皇が現人神という通念はなく、事実、昭和天皇は人間宣言をしている。併し、キリスト教徒のいう聖母マリアが処女懐胎というのと、天皇が現人神というのの違いは何だろう。中世までのヨーロッパ絵画にはマリアへの受胎告知の作品が多い。ひらたく言えば処女のまま妊娠したということになる。現在のカトリックでもそのように信仰されているはずだが、科学的にはあり得ないことだ。同じく、天皇が神であ…

  • エミリー・ラタコウスキー Part.3

    やっと見つけましたいエミリーさん。 こんなところに居たんですか、探しましたよ方々、まう放しませんよ。 どうか逃げないでください、アナタを探して三千里なんですから。 目を離したらアナタなんか直ぐ男を作りそうで恐いですからね。 もうこの辺で落ち着きましょうよ、いい加減。 これ以上探しても無駄ですって、私みたいないい男は他にいませんから。

  • ウィリアム・ホガース 1697年11月10日 - 1764年10月26日

    《当世風の結婚 第二場》(部分)(1743頃) ナショナル・ギャラリー(ロンドン)蔵 《当世風の結婚 第1の場面「婚約万端整って」》(1743年) ロンドン・ナショナル・ギャラリー 《当世風の結婚 第2の場面「結婚してまだ日も浅いというのに」》(1743年)ナショナルギャラリー 《当世風の結婚 第3の場面「インチキ医者に駆け込んで」》(1743年) ロンドン・ナショナル・ギャラリー 《当世風の結婚 第5の場面「狂刃に倒れた伯爵」》(1743年) ロンドン・ナショナル・ギャラリー 《乞食オペラ》(1728年頃) テート・ブリテン 《エビ売りの少女》(c 1740-1745)ロンドンナショナル・ギ…

  • 火定 澤田 瞳子

    先ず、この名前からして読めなかった。ひとみこでは可笑しいと思いつつ調べてみるに「とうこ」と読むんだね、知らなかった。次に劈頭からして難しいのでどんな経歴の持ち主かと思いきや、同志社大学大学院文学研究科博士課程前期修了だってさ。このぐらいの学歴がないとダメなのか。数々の受賞歴を経て本作を含め何度も直木賞候補になり、ようやく『星落ちて、なお』で受賞。なかなかの実力者だね、最近思うに女性の時代小説における躍進は目覚ましいものがある。併し、天平時代を扱った本は初めて読んだ。何からなにまで現代とは用語が違うのでかなり苦心した。話は天平7年から同9年にかけて大流行した疫病(天然痘)を扱ったもので、史実に基…

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 ゴーギャンとゴッホ

    ゴーギャンとゴッホはまるっきり正反対のように見えて、実は共通点も少なくなかった。二人ともアカデミックな教育を受けていない。画家を目指したのが20代後半。絵を描くことへの強い執着。エキゾチシズム、放浪癖など表面的な相違は多々あるものの根源的なところでは非常に近い。聖俗が混在し、清濁を併せ持つゴッホの絵、補色を意識した色遣いと呼吸が込められた筆運び、その斬新さ、躍動感、弟のテオさえ兄の途方のなさに恐れをなしていたのに、どうしたわけかゴーギャンとはそりが合わず出て行ってしまった。その日、いくつかの角を曲がったところで、後ろにぴたりと着いて来る足音に気がついて振り向くと、右手にナイフを持ったゴッホが立…

  • サルマ・ハエック Part.11

    2014 サルマさん、アナタのように中年になても見事な体形を維持するんは努力ですよね。素晴らしいプロポーションです。もう自信満々でしょ、ちょっと周りの女性は太刀打ちできませんね。もう何度もアナタの写真を載せていますが、分かりますか、いかに私がアナタのことを思っているか。思いすぎてノイローゼになりそうです、この悩みを解決するにはどうしてもアナタに会うしかありません。とにかく一度会ってください。

  • もひとつ ま・く・ら 柳家 小三治

    小三治という人は小沢昭一や永六輔と仲が良かったようだが、これはいい組み合わせだと思う。3人とも職業は違うが書いたり喋ったりを生業としている。先日の再掲として、私に出来ない職業は「声優と落語家、またはナレーションや朗読」が大の苦手。先日、古今亭志ん朝の『鬼平犯科帳』の朗読をまるまる1時間聞いたが、いや~実にお見事なもので、アナウンサー顔負けというぐらいの名人芸だった。まさに天才で、これはシリーズもので何話かあるらしい。小三治に朗読があるかどうかは知らないが、「まくら」というのはどうなんだろう、この人の場合、家を出なしに新聞で読んだものやニュースで聞いたものなど引っき回し、強引に引き延ばし、壺にき…

  • ジョルジョ・デ・キリコ part.2

    《春の二重の夢》 《運命の神殿》 《赤い塔》 《占い師の償い》 《考古学者》 《終わりなき旅》 《大いなる機械》 《画家の家族》 《素晴らしい旅》 《福音書的な静物》 キリコさん、アナタの時間がとまったような絵はなかなかいいですね。 私ね、何枚か欲しい作品があるんですよ。 ちょっと相談したいと思うわけですよ。 ですから一度会って話たいんですけど。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。 梨本宮伊都子妃の日記

    今般、皇族減少に関して与野党で議論あり、臣籍降下した旧皇族の復帰、女性皇族の結婚後も皇族として残る等の議案が出されたようだが、梨本宮伊都子妃の日記を読むに、「昭和21年11月29日、天皇陛下出御、一堂に対し、此の時局に関し申しにくき事なれど、私より申し上げますと仰せられ、生活其他に付、皇室典範を改正になり、色々の事情より直系の皇族をのぞき、他の十一宮家は、此際、臣籍降下にしてもらい度、実に申しにくき事なれど、何とぞこの深き事情を御くみとり被下度いと、実に恐れ入りたる御言葉。その他に次ても、身をつつしみ、貴賓のある御生活をしていただき度い。出来るだけの御補助はいたすつもりである。なほ御たづねの件…

  • 『大谷翔平非公式スポークスマン発表』 カンパネルラとジョバンニのように

    『大谷翔平非公式スポークスマン発表』まるで夫婦のようにいつも一緒だった二人。どこまでもカンパネルラとジョバンニのように連れだって行くのかと思っていたが『銀河鉄道の夜』のように別れは突然やって来た。誰もが予想だにしなかった、一平氏のギャンブル依存症でとんどもない額の金が盗まれていた。二人で二人三脚のように栄光を掴むのではなかったのか。信じられない朝を迎えたあの日、「水原一平氏解雇」というとんでもないニュース。いったい何故!今では水原一平永久追放なんて見出しも取りざたされている。二人はもう会うことはないのか。近年、こんな驚きと悲しみが要り混ぜったニュースはない。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 人生の浪費者と人生の所得者

    世には二種類の人間がある。一方の種属の者は、いつもムダな死金を使い、時間を空費し、無益に勢力を消耗して、人生を虚妄の悔恨に終わってしまう。彼らは「人生の浪費者」である。反対に他の者は、物質上にも精神上にも、巧みにそれの最高能率を利用して、人生を最も有意義に処世する。彼等は「人生の所得者」である。ところでこの前者の範疇は僕(萩原朔太郎)であり、後者の典型は室生犀星である。自ら風流人を以て任じ、且つ風流の幽玄な哲理をよく説いている。僕は風流について深く知らない。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。さて、これを読んで私は何れの者に属するのかと考えてみれば、やはり朔太郎の種類に与するものであるか…

  • カトリーヌ・ドヌーヴ Part.12

    1974 カトリーヌさん、アナタ綺麗ですね。男としてはアタックせずにはおれない女性です。 アナタと暮らせたらどんなに素晴らしいことか。 未婚の私ですが、もし、人生の途中でアナタに出逢ったらどうしたことでしょうか。 やはり、結婚に踏み切ったような気もします。 それほど惑わす女なんですよ。 いま一度人生を考え直してみませんか。

  • 風と共にゆとりぬ 朝井リョウ

    最近の作家の中には男性だと思っていたら女性だったり、またその逆もあったりで経歴を読んでみないと性別が判らない場合がある。以前、この作家の直木賞受賞作で『何者』という作品を読んだが既にもう性別もストーリーも忘れていた。何度も書いているがエッセイストでは向田邦子が好きなのだが、なんといっても比喩や語彙力が優れており、なるほどと思う表現によく当たる。また自虐的な話としては阿川佐和子を贔屓にしているが、本書もエッセイとあったので読んでみたが、レビューを見るに大多数の人が笑える、面白い、ユーモア溢れる文章と大絶賛だが、私の場合は圧倒的少数意見として、何も面白くなかった。失敗談なんかを縷々述べているが、ど…

  • 滝平二郎 part.40

    両手に花 水ぬるむ 春一番 卒業記念 螢の光 春休み 芽ぐむころ 桜 難局 一難去ってまた一難

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 『豆食べる男』

    1580年代前半といえばバロック全盛の時代であり、宗教画、神話画、歴史画ばかりが描かれていたころで、描かれる人物も神々や王侯貴族、高位の聖職者や大商人といった著名人ばかりであった。また、当時は絵画に何かしら意図を込めるのが当然とされていた。そうした時代にあって、当時としてはあり得ない作品が登場した。『豆食べる男』である。これは美術史的には非常に重要な意味を持っている。最初に描かれた風俗画なのである。作品はボローニャの画家一家「カラッチ一族」のひとり、アンニーバレ・カラッチ。アンニーバレ一族のなかで最も豊かな才能をもち、イタリア・バロックの巨匠カラバァッジョと並び称される実力者だった。「ムーンラ…

  • カティンの森のヤニナ: 独ソ戦の闇に消えた女性飛行士 小林文乃

    独ソ戦最大の謎「カティンの森事件」二万二千人のポーランド人将校が何者かによって虐殺された。そのなかにたったひとり、女性の犠牲者がいたことはあまり知られていない。彼女の名前はヤニナ・レヴァンドフスカ。優秀なパイロットであった彼女の頭蓋骨は調査隊にって持ち去られ、長らく歴史の表舞台から姿を消していた。ポーランドの歴史を調べることは日本人にとっては難し過ぎる。それを日本人女性がたったひとりで自腹を切ってポーランドに渡り、調査するとは並外れた好奇心だ。ポーランド語の発音が難解で、ポーランドのみならずその周辺国は昔から攻めたり攻められたりで国境線は幾度も変更され、大国となったドイツとソ連の間に挟まれたポ…

  • マーゴット・ロビー Part.8

    マーゴットさん、アナタをじっと見ていると、なかなか雰囲気のある女性ですよね。 惚れてしまいそうです。 ちょっと火遊びをしたくなってきました。 アナタが私と会ったならきっとアナタもそう思うことでしょう。 それにはまず出会わなければなりません。 そうでしょ、新しい出会いを求めて一度デートしてください。 新しい人生の扉を開きましょう。

  • アンダース・ゾーン 1860年2月18日 - 1920年8月22日

    アンデシュ・ソーン 《自画像》(1882年) 《ルーシー・ターナー・ジョイの肖像》(1897年) 《ハンブルクの港》(1891年) 《ヘンリー・クレイ・ピアース》(1899年) 《カール・フレデリク・リレバルチ》(1906年) 《湯浴みするダーラナの少女たち》(1906年) 《ブルーノ・リリエフォッシュ》(1906年) 《エウシェン王子》(1910年) 《夏の楽しみ》(1886年)ソーン・コレクション 《日曜日の朝》 スウェーデンの画家、彫刻家、エッチング版画家。

  • 妄想仏像見学会 part.21

    今朝の『妄想仏像見学会二百一回目』は【滋賀・石道寺/十一面観音立像(平安)】です。像高約173cm。 『妄想仏像見学会二百二回目』は【和歌山・熊野速玉大社/熊野速玉大神坐像(藤原)】です。 『妄想仏像見学会二百三回目』は【京都・東寺/金剛宝菩薩(839年)】です。93cm。 『妄想仏像見学会二百四回目』は【奈良・興福寺/十大弟子立像(734年)】です。釈迦の10人の愛弟子の姿を像としたもの。残念ながら国宝指定は舎利弗、目?連、須菩提、富楼那、迦旃延、羅?羅の6体のみ。他の4体は破損が激しく寺外に流出している。 『妄想仏像見学会二百五回目』は【奈良・法隆寺/観音菩薩立像(百済観音)(飛鳥後期)】…

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 ギャンブル依存症

    水原一平氏はギャンブル依存症の治療を望んでいるとか。そうした方がいい。実は私もギャンブル依存症だったことがある。あまり覚えていないが、だいたい20年から25年ぐらいの期間だったか。喫煙もかなりのヘビースモーカーで、これははっきり覚えている。25歳の時に付き合っていた彼女の影響で吸い始め、ちょうど50歳の時にやめた。今現在、「カジノはいらない」というデモや運動があるが、私としては冷たいようだがどっちでもいい。好きなようにという見解だ。確かにギャンブル依存症は病気なのかもしれないが、個人的には自己責任だと思っている。依存症の人の手助けをしたり相談に乗ったりしようとも思わないし、どうぞご自由にと言う…

  • ダメオのアニマル・ラブ Part.52

    「あっマギー、マギー、こんなところに居たのか、直ぐ行く、すぐ行くからそこを動くなよ」 「ちょっと、いい加減にしてよ。私の頭は司令塔や展望台じゃないんだから」「いいじゃないかよ、細かいこと言うなよ。ここが丁度いいのさ。よその奴が来るか見張ってなくちゃならないんだから」「もう、いいか、お前さんとあんまり仲良くしてるとみんなに示しがつかねいんだよ」「ケチケチするなって、減るもんじゃないし」「もうまったくしょうがない奴だな」「ありがてえ、もうちょっと我慢してくれよ。仲間がそろそろ帰って来るからそれまでの辛抱だよ」「はいはい、分かりましたよ」「助かるよ」 「あれサリー、それがお前の子供かい」「そうだよ」…

  • 『大谷翔平非公式スポークスマン発表』 フランス老舗誌の表紙に大谷翔平

    「マジで超レアなんだ!」大谷翔平がなんと場フランス老舗誌の表紙に堂々登場→欧米記者たちが“異例の人選”に興奮!「彼は世界的な衝撃を与えている」フランス国内で格別の歴史と伝統を誇るスポーツ新聞といえば、文句なしで筆頭に挙がるのが『L'Equipe(レキップ)』だろう。サッカーやラグビー、モータースポーツ、自転車レースなど人気競技の情報を毎日伝え、電子版も充実する老舗メディアだ。そんな『L'Equipe』紙が定期的に刊行しているマガジンが現地4月13日に発売される。なんと大谷がその表紙に抜擢されたのだ。野球はフランスをはじめ、欧州では明らかにマイナースポーツで、日常的にMLBなどが話題にのぼること…

  • 「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。 人を探しています

    人を探しています人を探しています年は はたち背は 中ぐらいまだ生まれた時のまんまのうすももいろの膝小僧 鹿の瞳ひとみふくらんだ胸ひとかかえのつつじ色の愛陽だけをいっぱい入れた籠ひとつ頭に載せて或る日 黙ったまま 家を出ていきました誰かごらんになったことはありませんかこんな世間知らずの ねんねもしかしたら今頃は からっぽの籠に白髪と悔恨を載せて見知らぬ町 うすぐらい市場なんかをさまよい歩き綿のように疲れはて眠っていたりするのでは連絡おねがいいたします宛先は私書箱 追憶局 迷子保護所懸賞金はわたしの残った生涯 すべてを賭けます 「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。春爛漫ですね。もう私は半袖1…

  • 「パイレーツ・オブ・FM」 夢の途中で

    youtu.be 今日の1曲は『夢の途中で』と書かれていますが、正確には『夢の途中で』です。なんか過ぎ去った昔を思い出す寂しくなる歌です。昔を思うと悲しくなりますね。

  • ブレイク・ライヴリー Part.2

    2011 2010ブレイクさん、アナタを探して渡米しましたが、見つかりませんね。どうにかアナタに会う方法はないものでしょうか。 行きつけのレストラン、バー、カフェなどの情報は手に入れましたが、最近は来ていないと言われました。とにかく会うまでは諦めません、どうしても私の真意を伝えたいのです。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。 フェルメールの作品は、わずか30数点

    フェルメールの作品は、わずか30数点しか現存していない。知名度のわりには極めて寡作の画家といえるだろう。彼の作品のジャンルは宗教画や神話画、風景画、そして風俗画などに分けられるがそれらをよく見ると画中にたびたび登場するアイテムに気づく。それは「手紙」。フェルメールの絵は現在30数点中、6作までが手紙にかかわる作品だ。昔は自分の思いを伝えるには手紙しかなかった。併し現在はどうだ、全てがラインやメールで事足りる。文字を書くといったら病院、郵便局などで住所、氏名ぐらいしかない。ここ何年も手紙を書くことがなくなった。私は読みは得意だが書きが苦手な方だ。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。こんなん…

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 うん、運のつきってぇ奴さ

    例の大麻の件で勝新太郎がハワイから戻り小菅の拘置所に入れられた時のことを勝はこう語っている。「今までの自分を自分で見て、その自分のいい所を出す場所さ。まぁ、あんないい所はないな。ただ、部屋の鍵を外から掛けるてぇのが、ちょっと気になったけどさ。自分の部屋なのに、自分で中から掛けられないなんてぇのがなぁ。うん、それでも聖地さ。夜の九時になると部屋の電気が消えるんだ。自分で消すんじゃないよ。そんな面倒臭いことをしなくても、音楽が鳴り止むと自然に電気が消えるってぇいう寸法さ。いい所だろ?入りたいだろう?なかなか入れてくれねぇんだ、うん。電気が消えて暗くなると、窓に月が出ていて、俺をじーと見ているんだ。…

  • エヴァ・ガードナー Part.11

    1945 1953 1945 エヴァさん、アナタの伝記を読みましたよ。 いや、ますますアナタに惚れ直しました。 私はシナトラより魅力的なおとこですよ。 一度会ってくれれば私の言ったことが嘘でないことが分かります。 私がそっちに行ってもいいし、アナタがこちらにきてもいいし。 とにかく一度会ってお話しましょう。

  • パブロ・ピカソ Part.9

    《アブサンを飲む人》(1903年) 《青い裸体》(1902年) 《黄色い帽子の女性 (ジャクリーン) 》(1961年) 《カラスを持つ女性》(1904年) 《友情》 《ラガッツォ・コン・ラ・ピパ》 《The Couple》 《イザベラ女王》 《La flûte de Pan (パンのパイプ)》 《ボトル、クラリネット、ヴァイオリン、新聞紙、グラス》(1913年) ゴッホかピカソかというぐらいな二人の天才、いろいろ欲しい絵がありますが、アナタは多作なんですよね、そしたら1枚や2枚ぐらい貰ってもいいでしょ。ねえ、いいですよね、まあ、けちけちしなさんねって。貰っていきますよ。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 タヒチのゴーギャン

    以前、ゴーギャンを嫌っていた彼女がいた。つまりは作品云々というより彼の人間性を問題視していたようだ。ロリータ趣味で、初めての現地妻が13歳のテフラ、その後妊娠したが死産だった。日本でいうなら中学1年ではないか。併しこの次期に瑞々しい作品を残している。タヒチからパリに戻ったゴーギャンはアンナというジャワ人女性を愛人にしてペットの子猿と共に連れ歩いていたが、ゴーギャンが留守の間に金目のものを持ちだして姿を消してしまった。その後、娼館通いは日常的でズーリーという女と懇意になり梅毒を移されてしまう。タヒチに戻ったゴーギャンは通称パウラというこれまた13歳の少女と同棲、女児を出産したが数日後に死去。この…

  • ミラ・ジョヴォヴィッチ Part.7

    ミラさん、女性と書いて大胆と読む、アナタにかかればヌードなんて朝飯前ですね。全裸で食事を作り、全裸で食べ、全裸で庭を散歩し、全裸で出かける、まあそれはないか。いずれにしても魅力的なアナタは私と付き合うしかないですよ。アナタみたいな肉食系を受け入れる男は私しかいませんから、今日にでも連絡ください。

  • フィンセント・ファン・ゴッホ Part.50

    《麦わら帽子のある静物 (黄色い麦藁帽子のある静物)》(1881年頃) クレラー=ミュラー美術館 《昼 仕事の間の休息(ミレーを模して)》(1890年) オルセー美術館 《青空は飽きない》 《精神病院の敷地》 《静物 ハイビスカスのある花瓶》(1890年) ファン・ゴッホ美術館 《雪に覆われた野原》(1890年) 《夜 不寝番(ミレーを模して)》(1889年) ファン・ゴッホ美術館 《麦畑、6月上旬》 《雨上がりのオーヴェールの風景》(1890年) 《詩庭》(1888年) ゴッホさん、我がアート・コーナーでは断トツの500枚目ですよ。 アナタが一番人気、さすがですね、こんなに人気が出るなんて思…

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 今後の世界情勢は本当に目が離せない

    現在、こうしている間もウクライナやガザで人が死んでいる。ガザでは33000人のパレスチナ人、イスラエル兵も1200人ほど死んでいる。ましてや独ソ戦の悲惨さは筆舌に尽くしがたい。レニングラード包囲戦では、たったひと冬で100万人以上の市民が餓死、凍死したといわれている。大戦中ポーランドでは、国民の5人に1人が死亡。3人に2人が被害を受けたという。ワルシャワ・ゲットーから強制収容所に送られ、殺害されたユダヤ人は、戦前に130万人いたワルシャワの人口の、ほぼ半分が死亡したという。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。しかし、どうしたって侵略されれば戦うほか術がない。当然そこには愛国心を奮い立たせ…

  • リアーナ Part.4

    2019 2019 2014 2020 2014 2015 リアーナさん、あまりアナタの歌は聴きませんね。併しアナタの眼力は強いですね。 ちょっと日本人にはきつ過ぎます。 ワイルドで肉食系ですよね、喰われてしまうような印象ですが、どんな人なのか一度お話させてください。

  • マルク・シャガール Part.6

    《レーヴ・ファミリエ》(1973年) 《デテの歌》 《赤い太陽》 《夜のカーニバル》 《青いヴァイオリニスト》(1947年) 《サン・ポールのライラックの花束》(1978年) 《家族》(1971年) 《レ・ザムルー》(1928年) 《愛と幻想のメイン・ダン・ラ・メイン》 シャガールさん、私ははっきりいて美術の鑑識眼がありません。 好きな絵は何枚かありますが、実いうとアナタみたいな作品は苦手なんです。 何がいいのかぜんぜん解らないのです。

  • 土方歳三のものとされる遺髪

    幕末に新選組副長を務めた土方歳三のものとされる遺髪が、東京都日野市日野本町2丁目の「佐藤彦五郎新選組資料館」で初公開されている。公開は29日までの日曜・祝日のみ。歳三は旧幕府軍と新政府軍による北海道の「箱館戦争」に臨み、函館市内で銃弾に倒れたと伝えられている。だが、最期を迎えたのが「一本木関門」か「異国橋」の説があり、遺体は見つかっておらず、埋葬地も特定されていない。「なんと、土方歳三の毛髪が残っていたのか。確か。誰だったかは忘れたが密かに日野の実家に、愛刀和泉守兼定と写真を持って帰らせたと読んだが」

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 日本の新生に先駆けて散る。

    戦艦大和出陣の夜、つまり79年前の昨夜だ。最後の酒宴を行っていた海兵出身の若手士官と学徒出身の若手予備士官との間で、菊水作戦の意義に付いて激しく論争となった。「戦死する事は軍人としての誇りである」と主張する海兵出身者と「無駄死にである。死ぬ事の意義が解らない」と主張する学徒出身者との激論は激しく続き、あわや乱闘寸前となった所を治めたのが臼淵大尉であった。「進歩のない者は決して勝たない 負けて目覚める事が最上の道だ 日本は進歩という事を軽んじ過ぎた 私的な潔癖や徳義に拘って、本当の進歩を忘れてきた 敗れて目覚める、それ以外にどうして日本が救われるか 今目覚めずしていつ救われるか 俺達はその先導に…

  • マリリン・モンロー Part.57

    1952 1957 1953 美人だから写真写りがいいのか、写真写りがいいから美人なのか、そんなことはどうでもいいのです。可愛いマリリンさん、アナタを追いかけて3000里、こうなったら何処までも行きますよ、アナタがある限り私は諦めません。これまで570枚もの写真をアップしてきました。どんどんいきますからね。

  • ジュール・バスティアン=ルパージュ 1848年11月1日 - 1884 年12月10日

    自画像 《薪集め》(1881年) ミルウォーキー美術館 《サラ・ベルナール》(1879年)カリフォルニア・リージョン・オブ・オーナー美術館 《ジャガイモの収穫》 (1877年) ビクトリア国立美術館 《ジャンヌ・ダルク》(1882年) メトロポリタン美術館 《ディオゲネス》(1873年)マルモッタン・モネ美術館 《オフィーリア》(1881年)ナンシー美術館 《ロンドンの花市場》(1882年) 《PasMèche》 《聖体拝領》(1875)トゥルネー美術館 《干し草》(1877年) オルセー美術館 フランスの画家で、1870年に普仏戦争に従軍し、負傷を負って、しばらく故郷で過ごす。1873年と1…

  • 大和、最後の雄姿

    79年前の今日。1945年4月7日,沖縄に向けて航海中,アメリカ軍艦載機の攻撃を受ける戦艦「大和」。14:20過ぎに沈没する。大和、最後の雄姿です、乗務員3332名のうち、生き残った者は276名。まったく意味のない特攻作戦でした。日本人としてはやりきれない哀しい結果ですね。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 至福の微糖

    歴史家はたくさんのピースが欠けたジグソーパズルをやっていて、埋まらない部分はどこかから探し出せない限り放置しておかなければならない。小説家は埋まらない部分を自分で思い描いたピースで自由に埋めることができる。歴史家はひたすら失われたピースを探し、小説家は空白に絵を描き上げる。まったく違うことをやっているように見えるが、フランス語の「イストワール」が歴史と物語、両方の意味を兼ね備えているように、歴史家も小説家も真実らしい物語を書き上げる欲求に突き動かされている点では同類なのかもしれない。歴史は常に謎に満ち満ちている。古くからある謎、新たに見つかった謎、それを推理して解き明かそうとしている歴史家、そ…

  • ミレーヌ・ドモンジョ Part.3

    ミレーヌさん、アナタ、懐かしい女優さんですね。 しかし先年亡くなったんですか、残念です。 亡くなる前にお会いしたかったな。 日本にも来たことあるんですから、その時にでも、会ってでもいたら。 お悔やみ申し上げます。

  • 読書をする女 part.35

    アレクサンドル・デイネカ 《本を持つ少女》(1934年) Anne Ancher André Fontaine Fille lisant Martine Johanna Robert Emile Stubner やはり絵画では男性より女性がいいですね。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 教育勅語

    日本国民たるものは「父に孝に兄弟に友に夫婦相和して朋友相信じ恭倹己をれを持し博愛衆に及ぼして学を修め業を習い以て知能を啓発し徳器を成就」しなければならないと1890年10月30日に公布された教育勅語にはある。教育勅語を全面的に礼賛するわけではないが、この文面だけ読めば云わんとしていることは明々白々で善ではないかと思うがどうだろう。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。犯罪の起きる一番の関係は肉親同士が断トツらしい。虐待、暴行、幼子を死に至らしめる犯罪は後を絶たない。併し、意外と刑が軽いと思うのは私だけだろうか。奪われた幼い命は抗弁することも出来ずに天に召された。奪った大人は何を思い獄中で生…

  • 大谷翔平の力感あふれるホームランショット

    ドジャース専属カメラマンのジョン・スーフー氏は、自身のSNSで“A Swing of Beauty”と題し、大谷が振り切った一枚を紹介。口元からは完全に息を止めている様子がわかり、ありったけの力を込めてスイング。打球速度170キロ、飛距離131メートルの特大ソロを表すシーンとなっている。米ファンも「素晴らしい写真をありがとう」「すごい写真」とコメント欄に書き込み、日本のファンも「涙と共に心の記憶に深く残る素晴らしい1枚」と綴った。大谷は現在、15社前後のスポンサーと個人契約を結んでいる。米ロサンゼルス・タイムズのビル・シャイキン記者は先日、大谷の今年の副収入は6500万ドル(約98億円)になる…

  • エマ・ストーン Part.12

    2019 2014 エマさん、私思うんですけど、アナタたちハリウッド女優には二つの常識があると。 まずストッキングは穿かない、そしてヌードはあたりまえ。 女優たるもの裸になるぐらい出来なければ失格。 あたりまえですよね、私の妻や恋人が女優なら何とも思いません。 そこでです、わたしいま女優さんを探しているんです。 一度も女優と付き合ったことがないんでね、そこで白羽の矢を立てたのがアナタなんです。連絡待ってます。

  • フィリップ・デ・ラスロー 1869年4月30日 - 1937年11月22日

    フィリップ・デ・ラスロー 《ミセス・ヘレネ・キルワン=テイラーの肖像》(1935年) 《ジョージ・オウエン・サンディス夫人》(1915年) 《ミュンヘンのホーフブロイハウスにて》ハンガリー国立美術館 《ウェシェルマン・イグナーツの肖像》ハンガリー国立博物館 《教皇レオ13世》(1900年) ハンガリー国立美術館 《舞い落ちる木の葉 (中尉)》個人蔵 《イーディス・ホープ・アイゼリンの肖像》(1930年) 《ミス・オリーブ・トルートン》(1910年) 《フェレンツ・ヨージェフの肖像》ハンガリー国立博物館 《プリンセス・ルスポリ、公爵夫人ド・グラモンの肖像》(1922年) 特に王家の肖像画で知られ…

  • 『人生と運命』(全3巻)ワシーリー・グロスマン著 齋藤紘一訳

    20世紀ロシア文学の最高峰。第二次世界大戦で最大の激闘、スターリングラード攻防戦を舞台に、物理学者一家をめぐって展開する叙事詩的歴史小説(全三部)。兵士・科学者・農民・捕虜・聖職者・革命家などの架空人物、ヒトラー、スターリン、アイヒマン、独軍・赤軍の将校などの実在人物が混ざりあい、ひとつの時代が圧倒的迫力で文学世界に再現される。戦争・収容所・密告、スターリン体制下、恐怖が社会生活を支配するとき、人間の自由や優しさや善良さとは何なのか。権力のメカニズムとそれに抗う人間のさまざまな運命を描き、ソ連時代に「最も危険」とされた本書は、後代への命がけの伝言である。1600頁はあろうかという大長編、価格も…

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 ショウヘイ・オオタニ

    世界的に名の知られた歴史的有名人と言われれば誰か。日本人では先ず東郷元帥、山本五十六、黒澤明、三船敏郎、小澤征爾が思い浮かぶ。文化勲章者や国民栄誉賞受賞者だけでは世界的とは言わない。アメリカにはキリがないほど存在する。フランシス・コッポラ始め多くの映画人、歌手ではフランク・シナトラ、スポース選手でもモハメッド・アリ、ジュディ・ガーランドはじめ数多の名前が出て来る。ドイツのニーチェやワーグナー、ロシアのトルストイ、ドストエフスキー、フランスのナポレオン、モンゴルのチンギス・ハーン、イタリアのシーザー、イギリスのネルソン提督、スペインのピカソなど誰もが知っている。ではポーランドはと言えばどうだろう…

  • ダンテ その生涯 アレッサンドロ・バルベーロ

    詩人、騎士、政治家、外交使節、流浪の食客……。ダンテとは、いったい何者だったのか?イタリアを代表する歴史家が、中世という激動の時代を生きたダンテの人生を徹底的に分析した一級評伝。イタリア最大の詩人ダンテ。地獄篇、煉獄篇、天国篇の三部構成から成る叙事詩『神曲』は世界の文学史に燦然と輝く不滅の傑作だ。本書はイタリアを代表する歴史家が、フィレンツェに保存された文献を丹念に読み解き、これまで言及されてこなかったダンテの人生をつまびらかにしていく。3520円さってさ、なんか難しそうだな。

  • フェリックス・ヴァロットン Part.5

    《白と黄色の日没》 《嘘》 《霧に覆われたオンフルール》(1911年)ナンシー美術館 《オンフルールとセーヌ湾》(1910年) 《日没》(1913年)個人蔵 《菊と紅葉》(1922年) 個人蔵 《Oignons et soupière》(1925年) 《ワルツ》 《赤い部屋 エトルタ》(1899年) シカゴ美術館 《夕暮れのラ・ローレ》(1923年) フェリックスさん、アナタの絵はなかなかユニークで好きですよ。 よかったらお近づきにうなりませんか。 アナタの写生ににはいつでも付き合いますから。 よかったら仲良くしてください。

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、ダメオさんをフォローしませんか?

ハンドル名
ダメオさん
ブログタイトル
愛に恋
フォロー
愛に恋

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用