chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
愛に恋 https://pione1.hatenablog.com/

晴読雨読、乱読遅読の独歩人生を送っております!

人との出会いはめっきり少なくなりましたが、新刊、古書を問わず本との逢瀬はこれからも大事にしていきたいと日々、思っています。

ダメオ
フォロー
住所
淀川区
出身
港区
ブログ村参加

2017/07/10

arrow_drop_down
  • 「モーニング・アート」 千人針

    戦時中、出征兵士の武運長久を祈って、 1メートルほどの白布に赤糸で千人の人に一人一針ずつ縫ってもらい,それに穴の開いていない五銭硬貨,十銭硬貨を縫い込んだ。 五銭は死線を越えており,十銭は苦戦を越えているという縁起からだ。だが寅年に産まれた女性は年の数だけ縫うことになっている。虎は日に千里を行き、千里を帰るという言い伝えからだとか。応召される夫や父親の名誉の戦死など誰も願っていたわけではない。「モーニング・アート」を始めます。イスラエル軍は31日、パレスチナ自治区ガザ地区北部から進軍した地上部隊が最大都市・ガザ市の市街地に入ったと明らかにした。いよいよ雌雄を決す時が来た。両者、多くの戦闘員が死…

  • 【AB通信:オドロイター発】 ドイツ系イスラエル人のシャニ・ルークさんの首

    10月7日にイスラム組織ハマスに拉致されて人質になっていたとみられる、ドイツ系イスラエル人のシャニ・ルーク(22)について、イスラエルのイツハク・ヘルツォグ大統領は、ハマスに首を切り落とされて死亡したと述べたと発表があったが、斬首というのは本当なのか。イスラエルのプロパガンダではないのか。ちゃんと証拠があってのことか。これは世界を震撼させる重大なことだぞ。

  • 天皇と東大 全四巻

    月末の今日、例の古書店に行ってみると、昨日はなかった本が今日は棚に陳列されていた。早速、値段を見るに定価の4分の一。分冊ものに弱い私は一瞬考える。先ごろ亡くなった知性の巨人のように言われていた立花 隆さんの本はこれまで読んだことがない。いくらなんでも私だって読めそうにないものまで買わない。ただ、積読が増えるのを嫌がっているだけなのだが、ここで会ったが100年目、仕方がないか。月初めになると、今月はどんな本を買うことになるのか怖いような楽しいような、それは新たなる新入社員と恋愛感情が生まれるか否かのようだ。

  • 【AB通信:オドロイター発】「大惨事になる瀬戸際」

    (CNN) 国連児童基金(ユニセフ)のキャサリン・ラッセル事務局長は30日、パレスチナ自治区ガザで水の供給が尽きかけている現状について「大惨事になる瀬戸際」の状態にあると警告した。どうするんだ、220万人の水だぞ、とんでもない水量になる。今や激戦が続くガザでは水の供給どころではないだろう。飢え、渇き、脱水、伝染病、トイレ、何もかもが枯渇してみなが死に絶えるのか。ええ、ユダヤ教の神、イスラム教の神はどうしているんだ。昼寝か、まあ、それもよかろう。民は祈っているぞ。

  • 囚人服のメロスたち 関東大震災と二十四時間の解放 坂本敏夫

    江戸の昔から大火災などがあった場合は、牢獄に繋がれている囚人を三日間だったか、解き放つなんて聞いたことがあったが、関東大震災のおり横浜刑務所の典獄・椎名通蔵は、倒壊する建物に身を置く囚人たちの安全のため、世界初の完全開放処遇を決断した。条件は24時間以内に再び戻ってくること。彼らの帰りを信じる看守とそれに応える柿色の服を纏う者たちの厚い信頼関係を描いた作品。椎名通蔵の人柄が脱走者を出さず「義を見てせざるは勇無きなり」といわぬばかりに、その後の刑務所復興などに大いに役立った彼ら囚人の人情を描いている。

  • 川瀬巴水 Part.6

    《江の島》(1952年) 《鴛鴦》(1950年) 《上州法師温泉》 《清水寺》 《月嶋の渡舟場》東京十二ヶ月 1921年 渡邊木版美術画舗 《周防室津》(1940年) 《東京二十景 明石町乃雨後》(1928年)国立国会図書館 《初秋の浦安》(1931年)国立国会図書館 《日光街道》 まだ高層ビルなどなかった戦前の日本、さぞ美しい町並みだったでしょうね。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 麻婆豆腐

    麻婆豆腐という名は人名からつけられた名称らしい。「麻バアサンの豆腐」、清王朝の時代、四川省の都、成都の郊外に陳氏という人の妻が住んでいた。夫に先立たれ、料理屋を営んで暮らしていたが、高価な材料を使うことが難しく、手に入りやすい豆腐と羊肉を調達して一品作ってみたところ、美味しいとあちこちで評判が広まり「陳氏の奥さんが作った豆腐料理、麻婆豆腐」と呼ばれるようになった。「婆」は「妻」のことでバアサンではなく「麻」は名前ではなく「あばた」の意。その奥さんの顔にあばたがあったことに由来するらしい。美味しいですね麻婆豆腐。*1 のお時間です。イスラエルの地上部隊が、ガザ市郊外に到達し、「大規模」な地上戦を…

  • 古典落語

    江戸の昔というのは世界に冠たる庭園都市だったということを知っているだろうか。詰まるところ江戸には三百諸侯の屋敷があり、何処でも競って屋敷内に庭園を造ったから他ならない。それに加え私が好きなものに武家言葉に町人言葉がある。今にそれを受け継ぐのは武家言葉が歌舞伎、町人言葉が落語となりはしないか。現在は失われてしまったが、落語といえばどうしても吉原、花魁、遊郭、色町など必要不可欠な言葉だ。色気なくして落語なしとでも言いたい。そこへいくと名人たちの博識には舌を巻く。 「両側の茶屋は、昼をあざむくばかりに灯りだ。月は満月なり、桜はまっさかり、げに不夜城の名義むなしからず、飾り競って出て来るのは、いずれを…

  • アンリ・ファンタン=ラトゥール Part.2

    《自画像》 《シャルロット・デュボーグ》(1882年) オルセー美術館 《バラとユリの花瓶》(1864年) ビュールレ・コレクション バラと果実のある静物』1863年 メトロポリタン美術館 《読書》(1870年) グルベンキアン美術館 《読者》 《芍薬の花瓶》(1881年) ホノルル美術館 《花瓶の薔薇》(1872年)ボストン美術館 《静物》(1866年) ロンドン・ナショナル・ギャラリー 《プリムローズ、洋梨、ザクロのある静物》(1866年) クレラー・ミュラー美術館う~ん、そうですね、アナタの絵は花と読書ばかりですね、もっとバリエーションを持たないと人気がでませんよ。飽きていまいますからね…

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 『成田屋の食卓』

    その昔、十二代目市川團十郎が結婚相手に選んだ女性を週刊誌で見た時には、ちょっとした驚きがあった。こんな和風美人をどこで見つけたの、ってなもんですよアナタ。梨園に嫁ぐにはあまりにも上品な美人だった。その團十郎夫人の堀越希実子さんが『成田屋の食卓』という本を出している。團十郎の好物だったロールキャベツのレシピが書かれている。セロリと玉ねぎ、にんじんをバターで炒めて冷ましたものを牛ひき肉に混ぜる。ビーフブイヨン、鶏ガラスープの素、塩、胡椒、トマトケチャップで味付けをしたものを茹でたキャベツの葉っぱでくるんで、鍋でことこと煮込む。つなぎにセロリとトマトケチャップを使い、最後にキャベツの葉っぱを留めるた…

  • 【AB通信:オドロイター発】 イスラエルの空爆反対

    現在ロンドンでは大規模な親パレスチナ抗議活動が行われています!凄いね、数十人の日本のデモ集会とは桁違い。数十万人という話もあるが。これはパレスチナ側の支援なんだよね。即時停戦、イスラエルの空爆反対。何でもガザでは350人に1個の割合しかトイレがないとか。私などは真っ先にトイレのことを考えるタイプなので、本当に困ってしまうだろう。当然、誰も掃除しないだろうから、衛生上の問題もあり異臭も立つ。どうするんだ、水、食料、電源、住まい、ガザ北部は廃墟になってしまうぞ。https://twitter.com/i/status/1718238609117942093

  • 掲載、掲載、掲載

    ♪ 丘を越え 行こうよ 口笛 吹きつつ空は澄み 青空 牧場を 指して歌おう 朗らに共に手をとりランラララ ララララララララ、岸田総理は高らかに、経済、経済、経済と叫びましたが、我々は、掲載、掲載、掲載、これからも元気で掲載していきます。宜しくお願い致します。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 おにぎりは素手で握る

    先日、朝の情報番組で、おにぎりは素手で握ると菌が入るのでダメだというような話があった。然し、昔の人はみな素手で握ったものだというコメンテーターもいたが、果たしてどうなんだろうか。だが、「おにぎりは素手でにぎらないと美味しくない」と、ことあるごとに言っていた人がいる。阿川弘之である。「手のひらにすり込んだ塩と、手から出るホルモンだか汗だか垢だかわからんが、それが科学変化を起こしてうまみを出すんだ」と、娘の佐和子は書いている。少々汚い気がしつつも、それはおそらく本当のことだろうと信じ込んだとも言っている。大学生の頃に料理持ち寄りのパーティがあり、おにぎりを握って持っていくと、仲間のひとりが「ごめん…

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 幸田露伴の『五重塔』

    紅蓮白蓮の香(におい)ゆかしく衣袂(たもと)に裾に薫り来て、浮葉に露の玉動(ゆら)ぎ立葉に風の軽風(そよふ)ける面白の夏の眺望(ながめ)は、赤蜻蛉菱藻を嬲り初霜向ふが岡の樹梢(こずえ)を染めてより全然(さらり)となくなったれど、たいしゃになりて荷(はす)の茎ばかり情なう立てる間に、世を忍ぶ気の白鷺が徐々(そろり)と歩む姿もをかしく、紺青色に暮れて行く天(そら)に漸く輝(ひか)り出す星を脊中に擦って飛ぶ雁の、鳴き渡る音(ね)も趣味(おもむき)ある不忍の池の景色を下物(さかな)にして、客に酒をば亀の子ほど飲まする蓬莱谷の裏二階に気持ちの好ささうな顔をして欣然と人を待つ男一人。「これが難しい幸田露伴…

  • 【AB通信:オドロイター発】アル・ワファ病院周辺を砲撃

    イスラエル軍はパレスチナ赤新月社のアル・ワファ病院周辺を砲撃した。ガザのパレスチナ人が人口密集地域に避難する中、ビデオ映像には、ミサイルが人口密集地域に着弾した実際の衝撃の瞬間が映っている。これは、ガザの保健省が飛び地の医療制度の完全な崩壊を宣言したことを受けてのことだ。同省によると、イスラエルの封鎖による燃料不足のため、現在12の病院と32の保健センターが機能できなくなっており、状況はさらに悪化すると予想されている。保健省は本日初め、燃料不足により病院の発電機が今後48時間以内に機能を停止すると警告していた。彼らは、援助はガザに届いているものの、人道的大惨事を防ぐには十分ではないと付け加えた…

  • 犬塚 弘さん死去

    犬塚 弘さん死去。1929年(昭和4年)3月23日 - 2023年(令和5年)10月27日【死去報道日】)は、日本の俳優、ベーシスト。「ハナ肇とクレージーキャッツ」メンバー。桜井センリの死去後は、同グループ唯一の存命者であり、唯一、昭和・平成・令和時代と3代に渡って存命していた人物であった。嗚呼、これでクレージーキャッツのメンバーは全員いなくなった。ダーク・ダックスも然り。ドリフターズは二人になり、昭和は遠くなりにけり。

  • 「ナウ・アンド・ゼン」 ザ・ビートルズ

    世界的ロックバンドのザ・ビートルズによる“最後の新曲”「ナウ・アンド・ゼン」が11月2日に世界同時発売することが26日、決まった。ポール・マッカートニー(81)が6月に新曲を予告して以来、世界的に高まっていた興奮と期待。ついに全世界に向けてお披露目されることとなった。新曲「ナウ・アンド・ゼン」の物語は1970年代後半から始まる。故ジョン・レノンが米ニューヨークの自宅でボーカルとピアノによる録音を開始。94年に妻のヨーコ・オノ・レノンが、ジョンの「フリー・アズ・ア・バード」と「リアル・ラヴ」のデモとともに、この音源をポール、故ジョージ・ハリスン、リンゴスター(83)に渡した。3曲目があることは9…

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 適当にね。軍隊言葉で言えば要領よくね。

    セックスの方は? という記者の質問に、「適当にね。軍隊言葉で言えば要領よくね。しかし、女なんてのは環境によって必要なくなるもんだ。戦地の生活がそうだったね。よくきく話だが、お寺の坊主が禁欲してて、えらいなんていうが、ぼくはちっとも偉いとは思わんな。環境でどうにでもなるんだ」記者は執拗にくいさがる。夫婦の味を知らずに、どうしてあのような名作が? 「夫婦のムツゴトなんてのは、撮らせりゃ下手かも知れないな。せいぜんワイ談かワイ本で仕入れるより手がないもの」と、小津は正直の弱音を吐く。しかし、最後は独身のダイゴ味を強調する。「寝たいときに寝て、好きな仕事をして、いい酒を飲んで、生命保険なんてのはぜんぜ…

  • 聞き書き ある憲兵の記録 朝日新聞山形支局

    甲種合格をした山形の優秀な農村青年土屋は、一兵卒として満州に送られる。國を出る時は「出世して帰って来いよ」との声に背を押され、何が何でもその声援に応えたいという気持ちを胸に、同僚にライバル心を燃やし職務に励むが、遅い出世に焦り憲兵隊を志願する。「監軍護法」の一人前の憲兵になるには三カ月の厳しい試験に合格しなければならない。試験に受かり憲兵隊で上官が行う、匪賊や共産軍の兵士などに行う激しい拷問を目の当たりに、以前は虫も殺せる一青年の変貌を描いている。いつしか、その目を覆う残虐な拷問に手を染めていく。「日本鬼子(日本の鬼め)!」と叫んだ中国の人びとの声が耳を離れなくなる。読むに辛い話だが、私の場合…

  • 滝平二郎 part.20

    菖蒲湯 一重薔薇 身体検査 からたちの花 夜道 烏の行水 新緑 安里屋ユンタ 初夏 魚釣り この人の切り絵を見るたびに、昔はみんなこうだったんだねと、思わざるを得ない。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 外科医は医者のうちに入らなかった

    近代医学が確立する以前には、外科医は医者のうちに入らなかったとようだ。昔の西部劇など観たことがあるだろうか。西部劇好きな父の横で観ていると、南北戦争中、脚などに重傷を負った兵士がテントに運ばれてくる。老齢の軍医が数人の兵士に命じる。まず強いウィスキーを無理やり飲ませて、口に猿ぐつわ代わりに木片を咬ませる。そして「しっかり押さえとけ」と言って、4人の男が手足を押さえつけ、麻酔も使わず脚を切断する。患者は絶叫して失神する。こんな場面がよく登場した。その昔は、医者の指示通りに執刀し縫合する職人にすぎなかった。職人には余計な倫理や思想などなくてもよく、前線の軍医はあとさきかまわず手足を切断すればよかっ…

  • パウル・クレー Part.9

    《憑依された少女》 《ホフマンへの話》 《奇跡的な着地、あるいは112!》(1920年) メトロポリタン美術館 《手品師(手品の仕掛け)》 《フィギュアのコレクション)(1926年) メトロポリタン美術館 《夜の祝福》 《魚の魔法》(1925年) 《小さな庭の幽霊》 《魔法の庭》 《町の地平線上に彗星》 解りませんね、アナタの絵は。 人気あるんですか、お値段はどうなんですか。 1枚2980円ぐらいで買えますか。 買えませんか、まさか何百万なんて言うんじゃないでしょうね。 買いません、絶対に買いません。

  • 妄想仏像見学会 part.5

    今朝の『妄想仏像見学会四十一話』【奈良・東大寺/梵天・帝釈天立像(天平前期)】 『妄想仏像見学会四十二話』【滋賀・園城寺(三井寺)/訶梨帝母倚像(鎌倉)】像高43cm 『妄想仏像見学会四十三話』【奈良・興福寺南円堂/不空羂索観音坐像(1189年)】像高 336.0cm 治承の兵火で焼失した像を再建したもの。 『妄想仏像見学会四十四話』【奈良・當麻寺/弥勒仏坐像(680年)】国宝。像高222.8cm。 『妄想仏像見学会四十五話』【京都・清水寺/千手観音(鎌倉)】京都清水寺の本尊。 『妄想仏像見学会四十六話』【奈良・興福寺/無著菩薩立像(1208年)】像高194.7cm。 『妄想仏像見学会四十七話…

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 抽象画家

    カンディンスキーのような完全抽象といわれる人でも、彼が生きて呼吸をしている人間である以上、純粋に形だけが出て来るとは考えられない。やっぱり、彼が生きて呼吸をしている空間、食べている物とか、生活環境とかを含めたうえで、抽象的な形が出て来るのです。こうした物と形の戦い、これが抽象画家の宿命です。だから物の属性に引っ張られてしまって、自分の形を見失うこともあるでしょうし、自分の形が独断的に非常に大胆に出て、本来の物の形を歪める場合もあるでしょう。そのバランスを保つことによって、抽象画家の形は成り立っていると思うのです。しかし、そういう抽象画家の描く形が、現実の空間に、具体的な物としてあるかというと、…

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 『背負い小間物屋』

    落語のまくらに『背負い小間物屋』というのがある。小型の箱を背負って行商に行くのだが、人間のたけりまである小間物屋という句が出来るほど何でも屋だったのか。「たけり」というのは男性の陽物で、その形をしたものを持ってくる。これを張り形と言って、いろいろなものがあるそうだ。主にご婦人が使うそうで、かの元へかの品そえて小間物屋。長いのは流行りませんと小間物屋。越前は一本もない小間物屋。小間物屋にょきにょきにょきと出して見せ。生きもののように扱う小間物屋。なんていう句もある。ご婦人が使うような品を取りそろえて行商に歩くというのが、背負い小間物屋ということになるらしい。江戸の昔は性に対して寛容だったといって…

  • ジョン・アトキンソン・グリムショー Part.4

    《公園の門》(1878年)個人蔵 《シャロットの乙女》(1875年頃)イェール大学イギリス美術館 《ルーアンの夜景》(1893年) カークリーズ美術館 《月夜》(1880年)ティッセン・ボルネミッサ美術館 《画家の家》(1878年) 個人蔵 《リーズ、ボア通り》(1881年) 《テムズ川とサザーク橋》(1884年) ギルドホール・アート・ギャラリー 《ハムステッド》 《ウィトビー港》1874年、イェール大学イギリス美術センター 《テムズ川の反射、ウェストミンスター》(1880年) リーズ美術館 すいません、アナタは日頃なんて呼ばれているんですか、グリムショーさんでいいのでしょうか。 まあ、それ…

  • ニコール・キッドマン Part.2

    1996年 ニコールさん、アナタ、トム・クルーズと離婚したんですよね。 じゃ、どうですか、私と・・・取り合えずお付き合いして、その後に結婚するというのは。アナタとならなんかいい感じで夫婦生活が送れるような気がするんですけど。 とにかく一度考えてみてください。

  • ダメオのアニマル・ラブ Part.41

    かもめの水兵さん、並んだ水兵さん、白い帽子 白いシャツ 白い服、波にチャップチャップ 浮かんでる。まだ浮かんでないよ、アホンダら、と手前から二番目のカモメが言ってます 「さあ、乗ったか」「乗ったのった」「ドッグもオラ乗ったのか」「乗ったよ」「しっかりつかまってろよ」「大丈夫だよ」「落ちないよ」「さあ行くぞ」「ひゃっほー」「ハイキングだ」「行楽日和だ」「そんな遠くまでは行かないよ」「いいじゃんいいじゃん、行こうよいこうよ」「どこまで」「どこまでもさ」「いいよね、ただ乗ってる奴は」 「犬猿の仲なんて嘘だよね」「ホントだよ、僕たちこんなに仲いいのに」「この写真を世界に広めてくれたら分かるよ」「けっし…

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 犬の交尾

    大正14年生まれの田中小実昌がこんなことを書いている。そういえば、近頃の犬は、どうしてさからないのだろう。ぼくたちが子どものころは、道で犬がさかると、みんなで大さわぎをして、バケツで水をぶっかけた。近頃の犬は、ニンゲンどもの裁判で、公然ワイセツ罪にひっかけられるのをおそれているのか。雄犬は、さいしょ、雌犬のうしろにのっかり、股のあいだか、ふとめの口紅みたいなのをちょろっとだして、腰をうごかしているが、そのうち、くるっとからだをいれかえて、お尻とお尻をくっつけ、犬が西むきゃ尾は東というけれど、西も東も頭になって、つながっている。そのときの犬の表情だが、雌犬のお尻にのっかり、腰をうごかしているとき…

  • 「パイレーツ・オブ・FM」 浅い眠り

    youtu.be 「パイレーツ・オブ・FM」を始めます。今日は邦楽で1992年7月29日に発売された中島みゆきの28作目のシングル「浅い眠り」です。以前はPVで見えたんだけど、今は消されていますね。でもオリジナル盤がありましたので、彼女は本当に才能があり、この曲も大好きです。この人一度会ったことがあるんですよ。名古屋時代に会社のみんなで仕事帰りに居酒屋へ行ったら、打ち上げ会かなんかで大勢で飲んでいて、サイン貰いに行こうかと言ったら、同僚にやめとけと言われました。

  • こんなもの読んでやる

    この本は、いつだったか5年ほど前か、ある古書市で非売品としてガラスケースの中に見つけた時は暫くそこから立ち去ることが出来なかった。裁判記録を読むのが好きな私だが、まさか金子文子の裁判記録があるとは思いもしなかった。かなり高いものだろうと想像したが、「日本の古本屋」で発見したら、¥15,500じゃと。高~~~い! 出版はこの手の本を扱う、黒色戦線社。刊行は1991年、460ページ。読みたいのじゃ。 フランス革命 今の私の実力なら、こんなもん簡単に読んでやる。 しかし、合計32,000円、とても買えたもんじゃない、ちきしょうめ、どうしたらいいんだ。

  • アルフォンス・ミュシャ Part.9

    《イヴァンチッチェでの聖書の印刷 — 神は我らに言葉を与え給うた》(1914年) 《四つの花〈バラ〉》(1897年) 《リュション》(1895年) 鉄道会社ポスター 《四つの花〈ユリ〉》(1897年) 《四つの時》〈朝の目覚め〉》(1899年) 《四つの星明け》〈の明星〉》(1902年) 《スラヴ叙事詩 大ボヘミアにおけるスラヴ的典礼の導入》(1912年) プラハ国立美術館 《誘惑(サランボー)》(1896年) 《夕暮れ》 《スラヴ叙事詩 ヤン・アーモス・コメンスキーのナールデンでの最後の日々 》(1918年) プラハ国立美術館 『スラヴ叙事詩』といわれる一連の作品はスラヴ語派の諸言語を話す人…

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 北方四島の返還

    ウクライナ戦争の開始と共に日露の関係は悪化の一途を辿り、この分では北方四島の返還など夢のまた夢。昭和31年10月19日、モスクワ、クレムリン宮殿でフルシチョフ第一書記などソ連政府や党の要人たち、それに日本政府の鳩山首相、河野一郎農相、松本重治が、宣言と議定書に次々と署名を行った。この宣言と議定書はそれそれの国での批准を終え、12月に入って発効することになった。共同宣言では、平和条約発効時に歯舞、色丹を日本に引き渡す、国後、択捉については両国間に正常な関係が回復したとき、平和条約の締結に関する交渉の中で継続するとの玉虫色の条文になっていた。鳩山内閣のもとでこの交渉にあたった河野は、血を吐く思いで…

  • 盧溝橋事件から日中戦争へ

    おお、この戦争こそ我が一族を苦しめた戦いだった。父は四男三女の次男で、昭和12年7月7日に起きた盧溝橋事件の翌月に徴用され、その後、長男と三男も徴兵され、三人とも戦死は免れたが父は足に重傷を負い、三男は病気で南京の陸軍病院に入院したらしい。戦後は21年まで上海に留め置かれ、帰還は一族全員の大所帯だったらしい。戦後はひとり横派に出て、GHQのキャノングループに雇われていたらしいが詳しいことは分からない。いずれにしても遠い昔の話で、今はそのよすがさえ伺い知ることが出来ない、歴史の彼方に謎と共に消えてしまった。

  • 猿丸大夫

    「奥山にもみぢふみ分け鳴く鹿の声聞くときぞ秋は悲しき」猿丸大夫。今日は寒い一日でしたね。暑がりの私は、今日までパンツと半袖シャツに毛布一枚で寝てましたが、さすがに今夜は長袖、ジャージで寝ようかな。それならまだ毛布だけで寝れそうで。

  • いねむり先生 伊集院 静

    本書を読むまで伊集院静と色川武大(阿佐田哲也)の繋がりというものを知らなかった。世代も違うし異色の二人の交際など想像もできない。併し、実際は伊集院が夏目雅子を亡くして2年後あたりに知人から紹介され、麻雀に誘われたころから急速に接近し、世間でいうギャンブルの達人にして無類の旅好き、博学にして物書きの色川武大に惹かれていったらしい。色川を先生と呼び、周囲が言うように誰からも好かれ魅力的な色川を、まるで師と仰ぐように各地の競輪場を回り、無職の伊集院は色川と意気投合していく。知人友人、親などから借金をしてまでギャンブルにのめり込む無頼派の伊集院を上回る無頼派ぶりに頭が上がらないようだ。2人には精神的な…

  • フィンセント・ファン・ゴッホ Part.47

    《自画像》(1887年) 《アルルのインテリアレストラン》(1888年) 《タンギー爺さん》(1887年) ロダン美術館 《郵便夫ジョゼフ・ルーラン》(1889年) バーンズ・コレクション 《ズアーブ兵(ズワーヴ兵)》(1888年) メトロポリタン美術館 《小麦を背景に立つ若い女性》(1890年) ワシントン・ナショナル・ギャラリー 《ヒナゲシのある野原》(1890年) ハーグ市立美術館 《ファン・ゴッホの寝室》(1889年) オルセー美術館 《ワスレナグサと芍薬のある花瓶》(1886年) ファン・ゴッホ美術館 《郵便夫ジョゼフ・ルーラン》(1889年) ニューヨーク近代美術館 ゴッホさん、何…

  • 【AB通信:オドロイター発】イスラエル侵攻前

    イスラエル侵攻前で、もうこの惨状だ。本当にやるのか、両者に悲惨を齎す覚悟で。https://twitter.com/i/status/1713982201371533793

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 同潤会アパート

    時折、ニュースなどで同潤会アパートのことなどを特集することがあるが、建築は財団法人同潤会が大正時代末期から昭和時代初期にかけて、東京・横浜の各地に建設した鉄筋コンクリート造の集合住宅の総称だが、然し現在は、戦災を生き延びたアパートでも全て解体されてしまった。当時の江戸川アパートメントの場合は敷地総面積二千餘坪、地上六階地下一階の一號館と地上四階の二號館を併せて、總戸數二百六十戸を誇る、まさしく同潤会が誇る我國の威信を懸けて建設した、東洋一の都市生活集合住宅で、家族向け住戸月額十七圓から四十五圓と言ふ家賃にも拘わらず、住居者が殺到したという。電気、ガス、水道の設備を備え、トイレは当初から水洗式を…

  • 上村松園 Part.2

    《つれづれ》 《牡丹雪》1944年 《杜鵑を聴く》 《砧》 《静》1944年 《母子》(1934年) 東京国立近代美術館 《焰》(大正7年) 東京国立博物館 夕べ』1935年頃 水野美術館 『楊貴妃』1922年 松伯美術館 昔の日本女性の楚々とした姿と漂う気品が美しいですね。 一枚ください。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」

    人の心、ましや芸術家の心は推し量れるものではない。優れた芸術家は誰でも、心の奥底に、闇、を持って生きていて、たえずそれと格闘している人間である。早計に彼らの心を読むのは真に慎まなければならない。それにしても不可解な行動であり、謎である。小津のその行動には何か侘しいものがあり、それは彼の深い寂寥感から来ていることは確かである。謎というのは、松竹大船撮影所の前にあったレストラン「月ヶ瀬」の看板娘・杉戸益子を娘のように可愛がっていた小津が、佐田啓二と結婚すると聞いて「ああ、それは良かったね」と即座に賛成して式の日取りや仲人まで引き受けてしまったことである。益子は「ホッとするやら緊張がいっぺんに解けて…

  • 訃報 財津一郎

    昭和の先輩はどんどん鬼籍に逝かれてしまいますね。財津一郎さん、役者、CMの他にも歌の上手い方でしたね。まだ子供の頃、」てなもんや三度笠」でよく見ていました。「ひっじょーにきびしーいっ」なんて、私もやっていましたが、お疲れ様でした、ご冥福をお祈り申し上げます。

  • エヴァ・グリーン part.11

    エヴァさん、もう私にはアナタしかいません。 ホント、これホントなんです。 え、誰にでも同じこと言ってるのでしょって。 とんでもない、アナタにしか言いませんよこんなこと、あたりまえでしょ。 ほかに誰がいるんですか。 アナタを映画で観て以来、もう首ったけです。 どうか、私の願いを叶えてください。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 折ることも高嶺の花や見たばかり

    「折ることも高嶺の花や見たばかり」といった塩梅で、もどかしうは存じましょうが、たやすく手に取れぬ花なればこそまた手を伸ばしたくなる道理。じっとそこを堪えて、馴染みのなれたときのことをあれこれ想いまわすのが遊郭びの粋というものでござんす、なるほどね、江戸の昔の世なら、男たるもの誰でも遊郭ぐらい行ったものだろうが、はて私でも行ったのだろうか。いや、ふられて帰る果報者となって身上を潰さずに良かったと反省するのだろうか。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。扨て、バイデンがイスラエルから帰国後、まだ何人かの首脳がイスラエルを訪れるらしいが、ネタニアフの意志は変わらず、カザ侵攻が必ずあると専門家も言…

  • 滝平二郎 part.19

    若葉の候 はと笛 行く春 竹の子 茶摘 五月 江戸っ子は五月の鯉の吹き流し 花いちもんめ 菖蒲湯 相撲 昔懐かしい日本の姿ですね。

  • マリリン・モンロー Part.66

    モンローさん、アナタみたいに可愛くて美人な人なんて滅多にいません。それだけにもう何度アナタにアプローチしたことか。私にとってアナタしかいないということは何度も言ったはず。どうか私の願いを叶えてください。

  • すぐ死ぬんだから 内館 牧子

    終活なんて一切しない。それより今を楽しまなきゃ。78歳の忍ハナは、60代まではまったく身の回りをかまわなかった。だがある日、実年齢より上に見られて目が覚める。「人は中身よりまず外見を磨かねば」と。仲のいい夫と経営してきた酒屋は息子夫婦に譲っているが、問題は息子の嫁。自分に手をかけず、貧乏くさくて人前に出せたものではない。それだけが不満の幸せな老後だ。「年なんだから楽が一番」リュックは楽だし、両手が開いて安全で、老人にはピッタリ。であればこそ、病気でないなら拒否する気概が必要。男も女も登山帽という、スーパーで売っている安っぽい帽子を被っている人が多い。確かにハイキングに行くような格好の中年女性は…

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 室生犀星、萩原朔太郎と二人で或る年に若山牧水をたずねると

    室生犀星は書く。萩原朔太郎と二人で或る年に若山牧水をたずねると、牧水は二階の四畳半を一杯にひろげた原稿の綴りの中に、あがらないふうていで私と萩原とにあい、これもやはり受けて答えるというような当たらず触らずの対応であった。その頃『創作』という雑誌を出していた若山は萩原の詩と私の詩をのせてくれ、その時も毎月書くようにすすめてくれた。そして若山は萩原に身元調査のような質問をし、遊んで食えるということは羨ましいといい、萩原はこんな大家にむかっていま下宿にいるのだが、近くにいらっしたら、寄ってくださいといって、若山家を辞した。今やこの三人は全集が出るほどの大家だが、まだ貧しかった頃、こうして話し合ってい…

  • フィンセント・ファン・ゴッホ Part.46

    《仕事に向かう画家》(1888年) 第二次世界大戦中に焼失 《種まく人》(1888年) ゴッホ美術館 《女性トルソーの石膏像2》(1886年) ゴッホ美術館 《郵便夫ジョゼフ・ルーラン》(1888年) ボストン美術館 《1足の靴》(1887年) ボルチモア美術館 《荷車,赤と白の雄牛》(1884年) クレラー・ミュラー美術館 《静物,アイリスのある花瓶》(1890年) メトロポリタン美術館 《ルーラン夫人ゆりかごを揺らす女》(1889年) シカゴ美術館 《道路工夫》(1889年) フィリップス・コレクション 《1足の靴》(1887年) 個人蔵 ゴッホさん460枚目ですよ、まだまだ在庫が控えてい…

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 ゴッホはオーヴェルでは70日間生活

    ゴッホはオーヴェルでは70日間生活し、70枚の絵を描いたと言われている。ただ、死ぬ2週間前に描いたのが《烏の群れ飛ぶ麦畑》ということになっているから、1日1枚描いたというのではなく、1日に2,3枚描いたことがあることになるわけで、さらに、オーヴェル時代の特色は、50×100㎝、1対2の比率の作品が70枚の中に14点ある。この寸法に気が付いたときに、ゴッホは自分の風景画を完成した。そしてそれが《オーヴェルの平野》という作品で、積みわらを描いたのも1対2の割合になっている。そうしてみると私は、人生幾星霜、何一つ完成したものがない。何一つだ。谷村新司は沢山のものを完成してきたのにだ、情けなや。「ムー…

  • さらば青春の時 アリス

    youtu.be 夕方に引き続き谷村新司氏の追悼を書きたい。どこのニュースでも彼の死を悼んでいる。僭越ながら私も20代の頃はよくギターを弾いて、隣の住人に怒られていた時代があった。そんな若かりし頃、アルペジオで好んで歌ったアリスの曲がある。以前から不思議に思っていることだが、シンガーソングライターという人は洋の東西を問わず歌の上手い人が多い。御多分に漏れず谷村新司さんは堀内孝雄と違って声に艶があった。だが、シンガーソングライターじゃない私には声に艶がない。ではその曲を。

  • 訃報 谷村新司氏

    youtu.be 谷村新司氏、病のため東京都内の病院で急逝していたことが10月16日、分かった。74歳だった。天才型のシンガーソングライターだっただけに惜しまれる。「アリス」の全国ツアーや、年末恒例のクリスマスディナーショーなども休止すると追加発表していた。1月に高橋幸宏さん(享年72)、ロックバンドのシーナ&ロケッツの鮎川誠さん(享年74)、3月には坂本龍一さん(享年71)と、1970年代から活躍していた人気ミュージシャンが亡くなっていたが、谷村さんまで逝ってしまった。悲しいね、実は私、もう何十年前になるか分からないが、アリスがデビュー間もない頃に一度、名古屋、松坂屋の1階の小さなステージで…

  • シドニー・スウィーニー Part.5

    待ってましたシドニーさん、寝ても冷めても、いやいや、覚めてもシドニーさんばかりなんです。アナタなしでは陽もの昇らない、そんな毎日を過ごしているんです。どうしてくれようかシドニーさん。とにかく一度会って話がしたいのです。なんとかお時間を下さいませんか。

  • ポール・セザンヌ Part.21

    《桃と梨》(1895年) プーシキン美術館 《湖への道》(1885年) クレラー・ミュラー美術館 《ミルク差しと果物の静物》(1900年頃) ワシントン・ナショナル・ギャラリー 《プロヴァンスの家》(1882-1885年) ワシントン・ナショナル・ギャラリー 《風景》(1879年頃) ビュールレ・コレクション 《りんごとナプキン》(1879-1880年) SOMPO美術館 《木の後ろのレスタックの海》(1878-1879年) ピカソ美術館 《風景》(1885-1887年) 大原美術館 《セザンヌ夫人》(1885-1887年) フィラデルフィア美術館 《リンゴと静物》(1895-1898年) ニ…

  • 「パイレーツ・オブ・FM」 Blue Velvet

    youtu.be 「パイレーツ・オブ・FM」を始めます。今朝の1曲は、1951年にトニー・ベネットが発表して以降、数多くの歌手にカバーされた名曲、Blue Velvetです。ボビー・ヴィントンが1963年に発表したバージョンが3週連続全米1位を獲得したことがありました。今日はラナ・デル・レイのカヴァーでどうぞ。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 徳川家茂薨去

    福井藩医で松平春嶽が送り込んで徳川家茂を診察させていた蘭方医の半井仲庵が、慶応二年七月十四日、家茂の容態を知らせている。「去る七月九日伯州様のご一件、本荘宗秀の単独講和工作をお耳に入れたところ、御激怒されて容易ならざる御気色(みけしき)になられ、召し上がられた物を全部嘔吐されました。その後なんとなく不快なご気分が続き、十二日頃から昼も夜もご不眠、神経が痙攣する症状を発して精神ご静謐なく御床、御枕などをしきりにお取り替え遊ばされています。ただただ案ずべきご容態でございます。典医一統これは脚気症ではなく、リューウマチス転変症と胃腸の不調との合併症だろうというのが医案(治療所見)でございます。同年7…

  • ジャン=レオン・ジェローム Part.3

    《インテリア》 (1840年) 《ベールに包まれたチェルケス美人》(1876年) 《The Love Token》(1887年) 《闘鶏》(1847年) オルセー美術館 《黒人のトルコ傭兵》(1869年)メトロポリタン美術館 《二つの威厳(2つの王)》(1883年) ミルウォーキー美術館 《カイロの祈り》(1865年) ハンブルグ美術館 《カンダウレス王》(1859年) ポンセ美術館 「世界は自分とピカソがいるには狭すぎる」の遺書を残して自殺したジェローム。自殺したことなどを不名誉とした家族によって、写真などゴッドワードの資料は破棄されたとされる。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 イスラエル軍が設定した24時間

    イスラエル軍が設定した24時間の南部への退避期限が、日本時間の午後10時で切れた。ガザの市民はどうしたろうか。110万の市民が退避したとは思えない。それでどうするんだイスラエルは。第一次世界大戦における最大の会戦として知られる、ソンムの塹壕戦は初日だけで2万の兵が死亡し、その後、4か月続き両陣営に100万以上の犠牲者を出した。今回のイスラエルとハマスの戦いは果たして歴史に刻まれるような戦争になるのか。然し、ハマスの戦士は勇気があるな、生か死かここが正念場だ。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。NHKの『遥かなる山の呼び声』の常盤貴子はいいね、惚れてしまいそうだ。おやすみなさい、また明日。

  • ダメオの妄想世界の旅 Part.61

    おはようございます。今朝はNorwayで目覚めました。涼しいというか少し寒いぐらいですね。一番前の赤い家が私の別荘です。いいところでしょ、小さなボートがあればOK。さあ、なにか食べよう。 昨日、キャシーと行って来ました。バオバブは、先史時代の種で、この木は気候が極度に乾燥したアフリカのサバンナに自生しており、他にほとんど育つことができない風景の中での生命の象徴です。アフリカの32か国で生育しており長寿で知られ、一部の標本は樹齢1100~2500年と推定される。高さは最大30メートルにも達し、動物や人間に避難所、食料、水を提供することができ、多くのサバンナコミュニティは木の近くに住居を作り、古墳…

  • 妄想仏像見学 part.4

    『妄想仏像見学会三十一話』は【京都・宝菩提院/菩薩半跏像(平安初期)】名称を「如意輪観世音菩薩半跏像」ともいう。 『妄想仏像見学会三十二話』【奈良・法隆寺/聖徳太子,山背王,殖栗王,(~1110年)】 『妄想仏像見学会三十三話』【京都・妙法院門跡蓮華王院本堂/千手観音菩薩坐像(1254年)】国宝。像高334.8cm。 『妄想仏像見学会三十四話』【三重・慈恩寺/阿弥陀如来立像(平安初期)】慈恩寺本堂に祀られる像高161cm 『妄想仏像見学会三十五話』は【奈良・東大寺/執金剛神立像(天平前期)】 『妄想仏像見学会三十六話』【奈良・円成寺/大日如来坐像(1176年)】像高99cm。 【滋賀・蓮長寺/…

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 メルセルケビール海戦

    第二次世界大戦中、イギリス海軍とフランス海軍との間でメルセルケビール海戦(地中海攻防戦)という信じられない海戦が起きた。北アフリカ仏領アルジェリアの主要港オランに停泊していたヴィシー陣営の海軍艦艇に対し、1940年7月3日にイギリス海軍のH部隊が艦砲射撃を加えて甚大な被害を与えた。カタパルト作戦の一局面であり、英仏関係の悪化につながった。事実上降伏した、フランス本国では、ペタン元帥が率いる親独のヴィシー政権が発足する。ヴィシー政権はドイツと和解して自由地域を統治することになり、軍事的には中立を宣言し、フランスは連合国ではなくなったため起きた海戦だ。パレスチナ、ガザ地区では日本時間の深夜にも地上…

  • 【AB通信:オドロイター発】 ガザ地上戦迫る

    【AB通信:オドロイター発】イスラエル軍は、110万人が住むガザ北部から24時間以内に避難するよう指示した、と国連報道官が語った。すべての人質が解放されるまで、援助や避難のためにガザの包囲を解除することはないと述べた。一方、米国は市民を保護するようイスラエルに促し、赤十字はガザ地区での人道的危機を警告している。怖ろしい地上戦が始まるぞ、民間人は早く退避しないと命を失う。今や世界の耳目はウクライナではなくガザに移ってしまった。

  • 『妄想世界の旅』 ダメオ・ライダー

    『妄想世界の旅』私の愛車です。 見かけたら声をかけてください。https://twitter.com/i/status/1711282225743057013

  • サルバドール・ダリ Part.7

    《見えない男》 《奇妙なものたち》 《テーブルとして使われるフェルメールの亡霊》 《クリストファー・コロンブスによるアメリカの発見》 《燃えるキリン》 《アメリカの詩》 《果てしない謎》 《ガラの3つの輝かしい謎》 《液状の欲望の誕生》 《大自慰者》 この最後の《大自慰者》って何! どこがどう自慰なの? さっぱり分からんけど。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 「明智光秀首塚」

    俗の光秀の三日天下と言われるが、実際は11日間天下だった。光秀は小栗栖の竹藪で殺されたことが定説になっているが、どの資料にも小栗栖の地名はない。光秀は醍醐か山梨のあたりで殺されたのだ。光秀は何としても居城の坂本城へ戻り、態勢を立て直したかった。まだ負けたわけではない、家康の援軍が来れば立て直すことができる、勝負はそれからだ。そう考えていたに違いない。しかし、土岐氏の再興と一族の存亡を懸けた光秀の戦いは終わった。光秀の遺体は首と胴を繋がれて、京都の東海道・東山道への出入り口である粟田口に磔にされて曝された。その後、粟田口の東に首塚が築かれて埋葬され、今は東山三条白川筋に「明智光秀首塚」として江戸…

  • 落花狼藉 朝井まかて

    落花の狼藉とは処女を奪われることだと何かで読んだが、本書のタイトルではそういう意味ではない。私は知らなかったが、吉原遊郭は浅草寺裏の日本堤にあったらしい。事の起こりは元誓願寺前で遊女屋を営む庄司甚右衛門が、娼家の主人を代表として、幕府に陳情したのが始まり。つまりは娼家を一か所に集めるというのが目的。 客を一晩のみ泊めて、連泊を許さない。 偽られて売られてきた娘は、調査して親元に返す。 犯罪者などは届け出る。 吉原一の大見世・西田屋の女将の花仍、自身の店は二の次で町のために奔走する夫・甚右衛門を支えながら、遊女たちの世話を焼き、町に降りかかる奉行所からの難題に対峙し、花仍の一生を通して、日本一の…

  • アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック Part.7

    《ムーラン・ド・ラ・ガレット》 《ボースン》(1882年) バンベルグ財団美術館 《マドモアゼル・マルセル》(1895年) スペンサー美術館 《Alfred la Guigne》(1894年) 《馬車を走らせるロートレック》(1880年) プティ・パレ美術館 《ムーラン・ド・ラ・ギャレット》(1889年) シカゴ美術館 《食堂の女性達》(1893-1894年頃) ブダペスト国立西洋美術館 《サロン・デ・サン》(1895-1896年) ポスター 《医学部での検査》(1901年) トゥールーズ・ロートレック美術館 《黒い羽毛のショールの女》(1892年) オルセー美術館ロートレック展を東京で見たの…

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 カフカの親友

    カフカの親友に既に大学時代から文壇に認められていた、マックス・ブロートという人がいる。ブロートがいくら薦めても、最初から「文学では食べていけない」といって作家になることを拒否していた。あれほど勤めを嫌っていたにもかかわらずだ。カフカは亡くなる前にブロートに「遺稿はすべて焼き捨てるように」と遺言していた。一生かけて書いたものを、すべて焼き捨てろと。カフカは自作に対する評価はそこまで厳しかった。しかし、ブロートはこの遺言を守らなかった。それどころか遺稿を出版したしまったのだ。これについては、さまざまな意見がある。「裏切者だ」「カフカはブロートが焼かないと分かっていた」いずれにしても、今、世界中でカ…

  • 藤井聡太八冠

    俗にキング・オブ・キングスなどというが、今の時代、その名に値するのは藤井聡太八冠(21)、大谷翔平、そして何を隠そう我がダメオ閣下(笑)しかいないだろう。しかし真面目な話、将棋界は天才集団と言われるが、八冠タイトルを独占するなんざ ただ者じゃねえ。信じられない快挙だ。これからは大変だ、各タイトルを防衛しなければならないわけだし。大谷翔平の三冠王、まるでダメオの世界制覇と3人で競うようになるとは夢、想わなんだ。https://twitter.com/i/status/1712083764703035483

  • ダメオのアニマル・ラブ Part.40

    始まりはじまり。話すも涙、聞くも涙の、お菊と与平の再会物語。「はあ~、会いたかった。会いたくて会いたくて、気が狂いそうだった」「私もよ、もうこの際、死んでしまおうかと思ったぐらいよ」「お菊ちゃんが隣村に貰われていったと聞いたときは、本当に絶望したんだ」「私も必死に抵抗したんだけど、無理やりカゴに押し込められてね」「うん、権蔵に聞いたよ。泣き叫んでいたって」「ママは仕方ないから諦めなさいって言うの」「そうか、大変だったんだね」「これからは一緒にいれるんでしょ」「大丈夫だよ、うちの主人が引き取ってくれるから」 「ちょっとアンタ、どうしてくれるのよ」「なにが?」「なにがじゃないわよ。アンタのところで…

  • 【AB通信:オドロイター発】ハマスの残虐性

    ガザ地区は天井のない監獄というぐらい袋小路の多いところで、イスラエル軍は今後、総攻撃を始めるらしいが相当悲惨な戦いになるだろう。全世界にハマスの残虐性を伝えた今回の戦争、40人のユダヤ人の赤ん坊の遺体を発見し、中には頭を切断されたものもあった。中には生きたまま焼かれたイスラエル人男性、女性、子供の死体もある。あまり伝えられていないが、報道は事実を伝えフェイク動画を排除するよう警告しなければならない。しかし、ハマスがここまで残忍性を露わにするとは、ユダヤ人に対する憎悪は並大抵ではあるまい。報復が恐いぞ。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 イスラエルは36万人の予備役招集

    イスラエルとハマスの民族的対決が差し迫っている。イスラエルは36万人の予備役招集を行い、ガザ地区国境に装甲車、戦車は集めて、すべてのライフラインを止め地上戦を行うつもりだ。世界的にも人口密度の高いガザ地区にイスラエル兵が突入した場合、無数に張り巡らされた地下壕を使ってハマスはゲリラ戦で対抗するだろう。それを覚悟のイスラエルは汚名挽回に必死だ。双方が憎しみ合っているので血なまぐさい戦いになる。永世中立国のスイスは「有事の際は、焦土戦も辞さない」国家意思をという明確に表明している。国民皆兵が国是であり、徴兵制度が採用され、男性の大変が予備役軍人であるため、多くの家庭で自動小銃が管理されている。20…

  • 「老いらくの性」

    確か以前、「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です、でも書いたと思うが、私は好んでカフェで読書をしている男女関係なく自ら声をかけ、いつの間にかカフェ友が多くなってしまった。若い子には勘違いされるのでお年寄りばかりだが、反面、暫く見ないと何かあったのじゃないかと心配してしまう。実際、今日もカフェに来るか来ないかで肺がんの結果が分るという人がいるぐらいだ。ところで以前書いたというのは佐藤愛子女史の「老いらくの性」という問題だが、女史曰く、女も年を取っても性の問題に悩み多いという話だったが、カフェ友のある女性が、どうだろうか、ここ1年ぐらい、自家製のカレー、お好み焼きはもとより、ありとあらゆる食材を…

  • 失楽の庭 中河与一

    中川与一の本を読むのは3冊目だが、これはえらく古い作品だ。奥付を見ると初版が昭和25年10月となっている。故に全編、旧字体で、舞台は民国30年5月6日の北京から始まり、終戦後の民国35年11月の青島で終わる。つまり昭和20年5月6日からの話で、主人公は日本の若き女性で、学生時代から尊敬している教授と恋に落ち、共に別人と結婚するが、思いを断ち切れず、その気持ちを日記、手紙にひたすら書き母に送るという想定だが、まあ、あまりにも恋一筋の思いの丈の話なので、私には少し合わない話だ。

  • シネマへの招待 Part.7

    アンソニー・パーキンスとジャネット・リーと言えば、アルフレッド・ヒッチコック監督作品の『サイコ』(1960年)ですね。キャ~~~~ってなもんですね、ジャネット・リーの叫び声が。 『レオン』 1933年頃の無声映画『ちびっ子ギャング』に出ていた犬、これが「ピート」です。実はこれ、映画というよりテレビドラマで、子供の頃、毎週見ていました。 今日の映画は1956年のイギリス映画『戦艦シュペー号の最後』です。1939年12月12日、シュペー号は南アメリカ大陸ウルグアイのラプラタ川沖にて、ハーウッド提督が率いるイギリス海軍のG部隊(軽巡エイジャックス、軽巡アキリーズ、重巡エクセター)に捕捉される。砲撃戦…

  • ルネ・マグリット Part.9

    《ある聖人の回想》 《閃光》 《人間の条件》 《人間の条件》 《人間の条件》 《人間の条件》 《人間の条件》 《脅かされる暗殺者》 《恐怖の仲間》 《心臓の代わりに薔薇を持つ女》 この《人間の条件》というのが、さっぱり解りませんが。 どういう意味なんですか。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 佐久間信盛追放

    佐久間信盛という人を知っているだろうか。織田信長の父の代から約30年間、織田家臣団の筆頭家老として家中を率いた人物だが、天正八年、天下平定の目処を立てた信長は家臣団の再編成を断行し、佐久間信盛父子、林通勝、丹羽右近、安藤守就(もりなり)らの古参の重臣を追放。このとき、佐久間信盛に対しては十九条に及ぶ折檻を状を自筆で書き、第一条、第二条では信盛の無策を責める一方、第三条では「丹波国、日向守(光秀)働き、天下の面目をほどこし候。次に、羽柴藤吉郎、数カ国比類なし。」と書き、明らかに光秀の戦功を第一と評価している。そして光秀は丹波を拝領し、近江坂本と合わせて機内の勢力範囲を大きく広げた。これを見れば分…

  • ジャック=ルイ・ダヴィッド Part.2

    《アキレスの怒り》(1819年) キンベル美術館 《サッポーとファオーン》(1809年) エルミタージュ美術館 《髪を切った最後のマリー・アントワネットの肖像画》 《クピドとプシュケ》(1817年) クリーヴランド美術館 《ニオベの12人の子供たちを攻撃するアポロとアルテミス》(1772年) ダラス美術館 《ナポレオンの肖像》(1812年) ワシントン・ナショナル・ギャラリー 《サン・ファルゴーのスザンヌ・レ・ペルティエ》(1804年) ポール・ゲティ美術館 《セネカの死》(1773年) プティ・パレ美術館 《パリスとヘレネ》(1788年) ルーヴル美術館 《兄弟の誓い》(1784年) ルーヴ…

  • 日輪草 日輪草は何故枯れたか 竹久夢二

    夢二らしい優しい話だね。昔は、毎日半蔵門の方から永田町へかけて、水を撒いて歩く熊さんのような人がいたんだ。地理的なことが少し分からないので想像するしかないが、寺内将軍の銅像とあるが、これは陸軍大将にして元帥の故寺内正毅首相のことだろう。調べてみると、戦時下体制の昭和18年の金属供出により撤去され鋳潰され、戦後、1950年に 株式会社日本電報通信社 が創立50周年を記念して3人の裸婦像を設置とある。なに、軍は寺内将軍の銅像まで撤去したの。然し、短い話乍ら起承転結のよい物語だね。https://www.aozora.gr.jp/cards/000212/files/46427_23641.html

  • 野球史上最高の1日

    「野球史上最高の1日」大谷翔平ダブルヘッダー完封&2本塁打をタ軍の敵将と選手が異例の称賛「それを目撃できて特別な思いだ」エンゼルスの大谷翔平が27日、敵地のコメリカ・パークで行われたタイガースとのダブルヘッダーでメジャー史上初の偉業を成し遂げた。第1試合に「2番・投手」で先発出場。9回をわずか1安打8奪三振という圧巻の内容でメジャー初の完投、完封で9勝目をゲットすると、45分後の第2試合に「2番・DH」で出場して、2打席連続の37号2ラン、38号ソロを放ちチームの4連勝に貢献した。8月1日(日本時間2日午前7時)に期限を迎えるトレードが封印されることが明らかになった途端の見せた二刀流スターの劇…

  • 【AB通信:オドロイター発】 イスラエルとハマス 死1100人超

    イスラエルとハマス 死1100人超。ハマスの軍事部門、カッサム旅団はイスラエル側に侵入して奇襲攻撃を行った様子だとする動画を公開しました。一方、イスラエルのネタニヤフ首相は「戦争状態にある」として報復作戦を開始し、ガザ地区にあるハマスの複数の拠点を空爆している。https://twitter.com/i/status/1710954574209483233

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 『侏儒の言葉』

    芥川の『侏儒の言葉』にある箴言に「桃李言わざれども、下自ずから蹊を成す」とは確かに知者の言である。尤も「桃李言わざれども」ではない。実は「桃李言わざれば」である。おいしい実やきれいな花つける桃やスモモは、黙っていても人が自然に集まり、いつのまにか道ができるように、徳のあるすばらしい人の所には、何も言わなくても人が集ってくるというおなじみの故事成語だが、芥川は「何も言わなくても」ではなく、「何も言わないから」人があつまるのだと言っている。難しい話だね、私には解らない。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。鈴木宗男氏は訪露し、ロシア政府高官らと面会した。維新執行部は、党に事前届け出がなかった点…

  • 西條八十 筒井清忠

    昔、『人間の証明』でジョー・山中の歌がとても良かったが、西條八十の『ぼくの帽子』を始めて知ったときの感動が忘れられない。母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね?ええ、夏、碓氷から霧積へゆくみちで、渓底へ落としたあの麦稈帽子ですよ。以来、萩原朔太郎に次いで好きな詩人になった。今まで何冊か八十についての本を読んできたが、本書が一番の評伝といえるだろう。第57回読売文学賞、第14回山本七平賞特別賞、第29回日本児童文学学会特別賞受賞などを受賞している。芥川などは「大正八年度の文芸界」で次のように書いている。「予は本年度に出版された詩集中、最も特色あるものとして西條八十氏の『砂金』千家元麿氏の『虹』…

  • 【AB通信:オドロイター発】 イスラエルで、イスラム組織ハマスによる大規模な攻撃

    イスラエルで、イスラム組織ハマスによる大規模な攻撃があり、これまでに少なくとも250人が死亡、パレスチナ側の死者も230人以上にのぼり、事態が悪化しています。イスラエル軍の広報官によりますと、パレスチナ自治区ガザを実効支配するハマスは、7日、イスラエルに対して3500発以上のロケット弾を発射、イスラエルの現地メディアは少なくとも250人が死亡、1500人以上が負傷したと伝えています。またイスラエル軍はハマスの戦闘員がイスラエル側に越境し、住民やイスラエル兵を人質に取って、殺害していると主張しています。イスラエル ネタニヤフ首相「イスラエルの皆さん、私たちは戦争状態にある。戦争状態にあるが、この…

  • ジョアン・ミロ Part.2

    《鳥の飛行に囲まれた女性》(1941年) 《月光のなかの女と鳥》 《無題》(1953年) 《赤い太陽》(1948年) 《女性に恋する人物と星座》(1941年) 《ワゴン・トラックス)(1918年) 《友人からのメッセージ》 《ダイヤモンドは夕暮れに微笑む》 《鳥の飛翔に囲まれた女》 《女性との恋における記号と星座》 ミロさん、アナタの作品というのは上手い下手というとりは、豊かな発想という感じですね。しかしこれも絵画というのですか、私としてはどうも好きのはなれません。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 法規慣例に関する条約

    1899年の陸戦の「法規慣例に関する条約」は、人道的配慮を中心とした具体性のあるものとして有名。同条約二十二条には「交戦者は害敵手段の選択に付、無制限の権利を有するものに非ず」と、不相応な苦痛や残酷な結果をもたらすような特殊な武器の使用を禁じている。その後、この精神は、1907年の国際紛争の平和処理条約や1925年の毒ガスおよび細菌の使用禁止に関するジュネーブ議定書などに受け継がれている。非戦闘員である一般市民に対する攻撃については、戦争犯罪行為として合法的な戦争法規から除くとしたのが1942年1月13日に連合国側で取り決めたセント・ジェームス宣言である。がしかし、知っての通りロシアの攻撃目標…

  • リブさん

    「片目失明してます。見えない目は半分以下のサイズに萎縮して白く濁ってるので、今は自分でデザインした義眼をつけてます。」そうX(旧Twitter)に画像とともに投稿しているのはリブ(@Right_rib)さん。リブさんは右目を失明しており、仕事をしている傍ら自分用の義眼をデザイン、製作している。続けて投稿には「顔に障害がある特性上「キモい」「怖い」って言葉を飽きるほど言われてきた。こういう記事を見るとはらわたが煮えかえる。なぜ外見に障害あるからといって中傷するんだ。健常者には分からない痛みを抱えて生きているのがどうして分からいのだ。心の中は涙でいっぱいだぞ。このクソ野郎、死んじまえ。バカは死なな…

  • ぼくの帽子 西條八十

    母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね?ええ、夏、碓氷(うすい)から霧積(きりづみ)へゆくみちで、 渓底(たにそこ)へ落としたあの麦稈(むぎわら)帽子ですよ。 母さん、あれは好きな帽子でしたよ、僕はあのときずいぶんくやしかつた、だけど、いきなり風が吹いてきたもんだから。 母さん、あのとき、向(むこう)から若い薬売りが来ましたつけね、紺の脚絆(きゃはん)と手甲(てっこう)をした。 そして、拾おうとして、ずいぶん骨折つてくれましたつけね。けれど、とうとう駄目だった、なにしろ深い渓(たに)で、それに草が背たけぐらゐ伸びてゐたんですもの。 母さん、ほんとにあの帽子、どうなつたんでせう?あのとき傍に咲…

  • 落花狼藉 朝井まかて

    私の好きな朝井まかてですね。落花の狼藉とは処女を奪われることだと何かで読んだが、本書のタイトルではそういう意味ではない。私は知らなかったが、吉原遊郭は浅草寺裏の日本堤にあったらしい。事の起こりは元誓願寺前で遊女屋を営む庄司甚右衛門が、娼家の主人を代表として、幕府に陳情したのが始まり。つまりは娼家を一か所に集めるというのが目的。客を一晩のみ泊めて、連泊を許さない。偽られて売られてきた娘は、調査して親元に返す。犯罪者などは届け出る。吉原一の大見世・西田屋の女将の花仍、自身の店は二の次で町のために奔走する夫・甚右衛門を支えながら、遊女たちの世話を焼き、町に降りかかる奉行所からの難題に対峙し、花仍の一…

  • パブロ・ピカソ Part.8

    《救助》(1932年) 《旅芸人の家族》(1905年) ガルトルード・スタイン像』1906年 《オールド・ブラインド・ギタリスト》 《水着、人魚、裸の女性とミノタウロス》(1937年) 《母と子》 《ドラ マーレ》 《夜、鳩を抱いた少女に導かれる盲目のミノタウロス》 《バーに座る二人の女性》(1902年) 《庭に座る女性 》(1938年) ピカソさん、アナタの絵は年を重ねるごとに段々難しく解らないものになっていきますが、どうもね、私の理解を超えていくんですよ。 奇想天外とはアナタのことです。 とは言うものの何枚かは天才ぶりが分かるような作品がありますから、いずれは私の書斎を飾ると思います。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 柳に風と受け流す

    この世の中は自分ひとりでいくら力んでみても仕方がない。流れに逆らわず身をまかせたほうがうまくゆくこともある。俗に遊女は川竹の流れ身などと言うが、大勢の男に身をまかせて浮き沈みを繰り返しながら命をつなぐ花魁なればこそ、左様な悟りを啓(ひら)かせてくれるのだと思うと、ある人は云ふ。確かにどうあがいてみたところで如何ともしがたいことが人生にはある。そんなときは、柳に風と受け流すのが一番。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。日本維新の会が、党に無断でロシアを訪問した鈴木宗男参院議員の処分をめぐり、「除名」も検討していることが分かった。「私はロシアが勝つと思っている。皆さん、ウクライナが勝つと思う…

  • 元彼の遺言状 新川帆立

    【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】 という見出しに惹かれて読んでみたが、どうなんだろうかこれは。 犯人は狭い人脈の中に潜んでおり、入り組んだ家族関係。 あまり好きになれない組み立てだな。 ミステリーの中には時に期待外れの名作というものがある。 といってもこれは主観的なので、この手のものが合っているという人もいるだろう。 主人公の弁護士麗子は10億の依頼料などは安すぎて引き受けないなど、少し現実離れしているところがあり、あまりリアル感のないものは感心しないな。 話は、元彼の森川栄治が残した奇妙な遺言状「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言状に導か…

  • 読書をする女 part.33

    カールトン・アルフレッド・スミス 《静かな瞬間》(1899年) フェリックス・オーギュスタン・ミリウス 《午後の読書》 Vladimir Volegov マリー・スパルタリ・スティルマン (1844-1927) 《愛のソネット》 J. T. Larson フランツィシェク・ドヴォルジャーク《思慮深い読者》(1896年) Franz Eybl ファイフ・ウィリアム・ジョージ・クリスティ 《読書をする芸術家の妻》(1953年) 素晴らしく読書の世界

  • 暴力と慈愛

    世界は暴力と慈愛に満ちている。あなたはどちら。https://twitter.com/i/status/1709951563022930184

  • 【AB通信:オドロイター発】東部ハルキウ州にロシア軍がミサイル攻撃

    【速報】ウクライナ東部ハルキウ州にロシア軍がミサイル攻撃 6歳の少年含む49人死亡 少なくとも6人けが 「完全に意図的なテロ行為」ゼレンスキー大統領。ウクライナ外務省などによりますと、攻撃を受けたのは、ハルキウ州の村で現地時間午後1時ごろ、ロシア軍のミサイルがカフェと店舗に着弾しました。露助のクソ野郎はどうして民間人ばかりを狙うのだ。それをまた決して認めないのがこいつらの素顔なのだ。フローザ村の人口はわずか300人強でした。これはハリコフ地域にとって開戦以来最も壊滅的な残虐行為となった。

  • 京都大学吉田寮

    日本最古の110年の歴史を誇る京都大学吉田寮、存続賛成。大学側は明け渡しを請求しているが、耐震補給工事をして後世に残してほしい。こんな寮は他にない。壊してしまったらもう二度と取り返しがつかない。判決は来年2月。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 バリ島で本を読むこと

    一番最初に確保するのが、遊びの日程だ。いま凝っているのは、バリ島で本を読むことだ。年に二回、一週間ぐらいしか取れないが、五月と八月に必ず行くようにしている。私は本を読むのが好きな人間だと思うけども、日常では読めないタイプの本があるものだ。分厚かったり、難しくて手間暇がかかるけど、読んでみたい本。あらかじめ撥ねておいて、持って行く。時間も区切って読書するのはイヤだ。寝食を忘れて、というと大ゲサすぎるけど、だらだら本の世界の浸って、一日中読んでいたい。わたしにとってバリでの楽しみとしての読書は、とても重要な時間である。と、画家の山本容子は言っている。彼女は昭和7年生まれ。今日、カフェで本を読んでい…

  • 森繁久彌対談、お相手は杉村春子先生

    youtu.be 杉村春子さんの方が7つばかり年上なんですね、まずありえない対談です。 森繁より先輩がいるなんて。 いいですね、こんな時代に戻りたい。 私なんざいつまでも小僧でいいのです。 大先輩の戦前の話なんか落ち着いて、ただ聞いているだけで幸せなんです。

  • ヤン・ステーン 1626年 - 1679年1月1日

    《居酒屋》(1674年頃) ルーヴル美術館 《九柱戯をする農民》(1655年) ウィーン美術史美術館 《リュート奏者の自画像》(1663-1665年頃) ティッセン・ボルネミッサ美術館 《自堕落な家庭》(1663-1664年頃) メトロポリタン美術館 《病気の女性》(1663-1666年頃) アムステルダム国立美術館 《牡蠣を食べる少女)(1658年) マウリッツハイス美術館 《居酒屋》 《大人が歌えば子供が笛吹く》 《出産祝い》(1664年) ウォレス・コレクション 《陽気な家族》(1668年) アムステルダム国立美術館 オランダ、ライデン生まれの画家である。17世紀のバロック期に活躍した人…

  • イラクで盛大な結婚式開催の大火

    イラクで盛大な結婚式開催の大火災https://twitter.com/i/status/1707351227464589772

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、ダメオさんをフォローしませんか?

ハンドル名
ダメオさん
ブログタイトル
愛に恋
フォロー
愛に恋

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用