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アートにつぶやく https://artwriter.hateblo.jp/

美術館が大好きです。夭折した画家に惹かれます。観てきた展覧会、アートについてのつぶやきを綴ります。

尊敬する芸術家:ピカソ 愛する画家:関根正二 好きな評論家:洲之内徹 好きな美術館:三菱一号館美術館 家に一枚飾るとしたら:クリムト「接吻」

浮舟りつ
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藤沢市
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2017/06/11

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  • イサム・ノグチー彫刻から身体・庭へ@東京オペラシティアートギャラリー

    イサム・ノグチは、評伝も読んでいるし、映画「レオ二―」も観ているし、思い入れのある作家。どうしても来たかった。1枚目のドローイングでドギマギ。なんて綺麗な曲線を迷いなく引ける人なんだろうか。作家との相性は、理屈なくとにかく感性がぴったり合うことがあって、私にとってイサム・ノグチはそういう人のひとりだ。とにかく線とか質量とか質感とか全部フィットする。 ブログ村・参加しています。 ポチッ!していただければ嬉しいです♡ ☟ にほんブログ村

  • 水を描く@山種美術館

    猛暑に清涼のひととき。様々な作家の水の表現の違いが楽しめる。これだけ水が作品の重要な要素になっているのは、日本が豊かな水のくにであるからこそ。先日レクチャーを受けた佐藤悠さんの鑑賞術の一つにあった「自分ではない者になってみる」。山元春挙の《清流》の中の飛ぶ鳥になって、最高の気分だった。 ブログ村・参加しています。 ポチッ!していただければ嬉しいです♡ ☟ にほんブログ村

  • フェルメール 光の王国展2018@そごう美術館

    色々ツッコミどころのある展覧会。オリジナルの品格を落としめているような複製画。プラスティックの額縁がそれを物語る。37点もそれを見せられて辟易していたところ、絵に登場する楽器のレプリカの展示。これは結構面白い。後半の顕微鏡の父レーウェンフックやカメラオブスキュラ、絵の中の寓意、消失点の解説、画材解説は、基礎知識があれば楽しめると思うけれど、展示後半でお疲れ気味のみなさんは素通りしていた。フェルメールって何?という人には前半の複製画で分かった気になっておしまい。純粋に絵を楽しみたい人には、中途半端な展示。展覧会は誰に、何のために、どのように発信するか。 ブログ村・参加しています。 ポチッ!してい…

  • 原宿アートハシゴ 2018.8.9

    落合芳幾@太田美術館。知名度はあまりないけど良い絵師。人体デッサンがしっかりしてるなと思う。キース・へリング@表参道ヒルズ。ユーモラスな画風だけど、風刺が効いていて重いテーマが多いことがわかる。ポップカルチャーの大御所のハートは決してポップではない。 ブログ村・参加しています。 ポチッ!していただければ嬉しいです♡ ☟ にほんブログ村

  • 椹木野衣『感性は感動しない』

    読了。サブタイトルが「美術の見方、批評の作法」とあり期待値高めで読み始める。今私の中で抱えている疑問を解決する糸口が欲しかったこともある。読み物としては、決して面白くないわけではないけれど、誰もが言いそうな事ばかりで、守りに入ってるのでは。好きな批評家だから、もっと仰け反るようなことを書いて欲しかったし、椹木さんやっぱり凄いねーって所を見せて欲しかった。ツイでの評判は上々なのだけど。 ブログ村・参加しています。 ポチッ!していただければ嬉しいです♡ ☟ にほんブログ村

  • 「巨匠たちのクレパス画展」@ 東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館。

    とても面白かった。クレパスの画材としての表現力は多彩。特に夏を感じさせる色彩には抜群の表現力だ。どうしてこうも他の画材より訴える力を持つのかと考えたら、クレパス画は近視的に制作するからじゃないかという私なりの結論。塗りこめる時もより作品に近づき、力を込める。作者と観者との濃密な距離感を呼び込む画材。 サクラクレパス協力のせいかもしれないけど、画材はキャプションに表記してほしい。支持体知りたいし、クレパスと組み合わせて使っているだろうものも知りたかった。 ブログ村・参加しています。 ポチッ!していただければ嬉しいです♡ ☟ にほんブログ村

  • チームラボ ボーダレス@お台場

    話題のスポット行ってきた。刺激的で、ワクワクして、童心に帰って、時間も忘れて遊んだ。膨大なプロジェクションマッピング、描いた絵がキャラクターになって動くなど近未来的体験。でもアートスペースとアトラクションの違いって何?アートって芸術とは、やっぱりニュアンス違うよねなど、個人的な課題も増えた。施設的には、全体マップとガイド不備で、私たちのみならず多くの人が迷い、ヘトヘトになっていた。バリアフリーについてはかなり問題もある。 ブログ村・参加しています。 ポチッ!していただければ嬉しいです♡ ☟ にほんブログ村

  • ミケランジェロと理想の身体 @国立西洋美術館

    飛び切り美しい肉体を持つミケランジェロ芸術に至る人体表現の歴史。横浜美術館でやっていた「ヌード展」とも繋がる主題でもある。コントラポストも男性のヌード表現が始まった理由も西洋美術史で習ったよなあと復習。冒頭のむちむちプットーさんのレリーフが愛らしい。そして石の中から生まれ出ずるような「ダヴィデ=アポロ」の色香。あの恍惚の表情はミケランジェロの性的嗜好を物語っている。出展作品は面白いが、キャプションの位置が無茶苦茶で見にくいことこの上ない。恩師によると、解説も曖昧、あるいは不正確だとこと。残念。 ブログ村・参加しています。 ポチッ!していただければ嬉しいです♡ ☟ にほんブログ村

  • 金魚絵師 深堀隆介展 平成しんちう屋@平塚市美術館

    平塚市美術館がこの夏休み、異例の長蛇の列。作家本人が制作に行き詰まった時に金魚を見ていて救われたという「金魚救い」。以来金魚のモティーフにこだわり続ける。アクリル樹脂に描かれた作品、彫刻、絵画、インスタレーションと金魚づくし。今の季節にぴったり。何よりお年寄り、若者、家族連れと皆いきいきと楽しそうなのが良い! ブログ村・参加しています。 ポチッ!していただければ嬉しいです♡ ☟ にほんブログ村

  • 奈良美智「My Drawing Room」@原美術館

    奈良美智作品。サブカルっぽくて、カワイイだけで、これ、ゲイジュツ?と懐疑的だった私。友達には「そう言わずに奈良美智の空間に行ってごらん。考えが変わるから」と苦笑されてた。昨日原美術館で出会った奈良美智「My Drawing Room」。いっぺんに虜になった。少女の頃こんな部屋に憧れてた。いきなり5歳くらいの私がやって来て、ここに棲みたくなった。奈良美智の空間ってこういうこと? ブログ村・参加しています。 ポチッ!していただければ嬉しいです♡ ☟ にほんブログ村

  • 岡本神草の時代展@千葉市美術館 2018.7.7

    完成した作品は少なく、草稿、写生、下図が殆ど。逆にそれがとても面白かった。 下図に書き添えられたメモ書きを必死になって読んで見る。神草の植物のスケッチが秀逸。花々がとても愛らしい。 半襟や長襦袢に描かれるハート状の花びらが散っているのもとってもイイな。この当時の妖しげな美人画が好きだ。神草が38歳で亡くなり、妻緑が半年後28歳で亡くなるなんて哀しい結末。 ブログ村・参加しています。 ポチッ!していただければ嬉しいです♡ ☟ にほんブログ村

  • ワークショップ with 特別支援学級生

    先日とある美術館で、特別支援学級の中学生のワークショップの手伝いをしてきた。 子供たちについての事前情報を敢えてもらっていなかったが、あとで聞くと障害の重い子供たちと関わってたようだ。しかし、トラブルはほとんど起きなかったし、彼らとのコミュニケーションも十分とれていた。 彼らは好き嫌いに純粋で、こちらが心を開いておけば、ちゃんと入ってきてくれた。彼らを日常指導する先生方の言葉が気になってしまった。 ”ちゃんとできないと君が恥をかくよ。””いつも君はそこができていないんだよ。””余計なことをせずに言われた通りにきちんとやりなさい。”彼らを社会に適応させたい先生方の愛情から出た言葉だと理解できる。…

  • ミラクルエッシャー展@上野の森美術館 2018.6.12

    想像を上回る面白さ!光は影で影は光。見る人は見られる人で、広がる世界は閉じていた。この世に完全なる善も、完全なる悪もないということか。 1本1本の線に心の鐘が高鳴る! ブログ村・参加しています。 ポチッ!していただければ嬉しいです♡ ☟ にほんブログ村

  • 長谷川利行展@府中市美術館 2018.6.3

    放浪の画家。 大正の風景に関根の影を追う私。こんなところでも関根に恋する私がいる。困ったものだ。 曲がった建物の垂直線の微妙なバランスに驚愕する。長谷川は赤を描きたくて、他の色を置いたんじゃないか。全ては赤のために?いやいや、そのうちに赤を引き立てる白の美しさに惹かれ始める。新雪のようななんと清らかな白よ! ブログ村・参加しています。 ポチッ!していただければ嬉しいです♡ ☟ にほんブログ村

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