男声合唱界の巨人、多田武彦が作曲した曲で取り上げられた近代詩を様々な角度から味わうブログ。
人に歴史あり。 音楽に譜面あり。 合唱に歌詞あり。 男声合唱、特に多田武彦をこよなく愛するものによる ブログ。合唱曲に取り上げられた詩についていろいろ感じたままに書いています。たまには脱線しますが 基本的には歴史と音楽と文学の話です。筆者は、男声合唱と文学とコメディをこよなく愛するシルバーのベガサス。サウスポーでAB型。
男声合唱団タダタケを歌う会の「タダタケ ア・ラ・カルト」のこと
多田武彦の作品は、組曲で聴くのが取り上げられた詩との対比もあって面白い。しかしながら、まだ知らぬタダタケの新しい曲との出会いも愉しみにしたい。そんな贅沢な(勉強不足の)悩みに答えてくれるのが、男声合唱団タダタケを歌う会のコンサートで設けられている企画ステ
出張や旅で日本各地に行くとき、見知らぬ土地で図書館に行くのが好きである。どの図書館に行っても、まず目指すのはいわゆる日本十進分類法の911の棚「日本文学の詩歌」である。日本十進分類法(NDC)についてはこちら(日本図書協会のHP)。どこの図書館でも必ずあるこ
最近、お疲れモードのせいか、骨太なタダタケ節が無性に聴きたくなる。骨太だけでなく繊細なタダタケ節といえば最近のお気に入りは『木下杢太郎の詩から』である。ネット上で聴ける好きな音源として演奏の新しい順に早稲田大学グリークラブ2016年の演奏関西大学グリークラブ1
多田武彦が作曲した詩人たちの中で早くに頭角を現し、他の詩人たちの覚醒を促したのが堀口大學(1892年-1981年)である。90年近く生きた彼の生涯は、沢山の詩の友を見送ってきた生涯でもあった。多田武彦が作曲した詩人たちをざっくり知るために堀口大學が1971年に筑摩書房か
父を喪った冬があの冬の寒さがまた 私に還つて明日でもう11回目の冬が。「父が庭にゐる歌」 津村信夫父を喪つた冬があの冬の寒さがまた 私に還つてくる父の書齋を片づけて大きな寫眞を飾つた兄と二人で父の遺物を洋服を分けあつたがポケツトの紛悦(ハンカチ)はそ
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