来場所の幕下の「機械的」番付です。予想でもなければ、私の頭も使っていません。平成24年以降の地位・成績による昇降枚数の平均値をとり、その平均値を補正(分母が少ないと逆転現象が起こるケースがあるため)した数値順に並べたものになります。すでに昨日引退が発表され
大相撲データアナリスト(自称)が大相撲について感じたことを、定量・定性で語っていきます。
さて、5月場所の予想番付です。基本的には予想ですが、ある程度、悩ましいところは希望、私の理想も含めた形態にはなっています。さっそく幕内です。本当の意味での希望、理想で言えば三役を増やすこと。とはいえ、関脇・小結2名ずつに固執するのなら、平幕上位はこうせざる
それにしても素晴らしすぎる優勝決定戦だった。両者が本割で敗れ3敗での決定戦になったのは何か残念なところでもあるが、この決定戦を見れば、本割のことなど吹っ飛ぶ。そんな決定戦だっただろう。両者、死力を出した。そんな一番だった。流れは高安のペースだっただろう。ど
さて、2敗で並んだ。誰が優勝しても初優勝だ。それにしても、高安はどうだったのか。今場所の正代を評価するのは難しい。正代も気負いがあったのか、強かったが万全感はなかった。そんな中で、高安には「プレッシャー」というのがついて回るが、そこに負けたか。若隆景は今場
高安が1敗を守り、若隆景は2敗目を喫した。高安はこのまま逃げ切れるのか。それにしても高安は貴景勝の攻めをよく耐えた。プレッシャーに負ける高安だったら、どこかで貴景勝有利の展開に持ち込まれていた。いや、立ち合いですでに負けの状況を作り出していたかもしれない。
遅くなりましたが12日目雑感です。それにしても、若隆景。この2か月間で起こった変化はなんだったのだろうか。1年ほど前から、「御嶽海を別にすれば、次の大関は若隆景はありうる」と言っていたが、本当にこれが来場所も続くのなら、次の大関だろう。強さ、巧さだけでなく、
それにしても若隆景が強い。もう、これだけで今日の雑感を終わらせていいのではないかとも言いたくなるくらいのインパクトだ。完全に高安を圧倒した。若隆景のいいところが存分に出た、最高の相撲だろう。ただただ、この強さに驚くばかりだ。これで全勝が不在になったわけだ
中盤戦終了。いよいよこれから終盤戦に差し掛かってくるが、毎日、若隆景と琴ノ若が強くなった。そればかりを書いている気がするが、今場所はそこに目が行って当然。悪く言えば、ほかのところでやや目立つことが少ないかという印象がある場所なのかもしれない。御嶽海は2敗。
さて、9日目。2敗が不在になり、優勝争いは4人に絞られたといって良かろうか。それにしても、若隆景が強い。逸ノ城相手に長い相撲にはなったが、体力負けもせずに、自分の形を作り堂々と寄り切った。とにかく、相撲内容が進化している。若隆景の弱点は軽量というところにある
さて、中日折り返しだ。それにしても、7日目、中日と勝つべき人が勝った日。そうなったように思える。特に目についたのは正代か。決して内容が良いわけではないが、ようやく、焦りではないだろうが必死さ。なんとか勝とう。勝ちに行くという姿勢が感じられた。そんな取組だっ
7日目終了。3大関が勝利したというのもあるが、一番、無難な日だった。そんな一日だったのではなかろうか。さらに言えば、幕内後半戦は、勝利数が同じ力士同士の取組を除けば、すべて白星が多い力士が勝利するという日でもあった。それにしても、平幕では高安と琴ノ若の良さ
さて中盤戦に入ったが照ノ富士が休場。今場所のここまでの相撲内容を鑑みれば、照ノ富士の休場は止む無しか。横綱不在になることは残念だが、出続けている力士たちが、横綱の休場を補えるだけの取組を見せてくれることに期待しよう。そんな中で、昨日、大関としては1敗目を喫
前半戦終了。早くも、全勝は高安だけになった。御嶽海に土、照ノ富士も敗れ照ノ富士は早くも2敗となった。御嶽海は完敗だった。ただ、こういう負けは時折出てくるのかもしれない。月並みだが大事なのは連敗しないことだろう。これで御嶽海が連敗してくると、場所が本当に荒れ
いくらなんでも正代が4連敗スタート。ここまで勝てないとは思えなかった。この日の負け方を見ていると、もはや、カド番脱出がどうこうというよりも、衰えて引退をするような横綱、大関の負け方だ。近年は大関が関脇以下に落ちても戦い続ける姿。本人が納得いくまで続けるとい
角番大関。正代が3連敗、貴景勝が1勝2敗と苦しい。貴景勝は攻めている分、マシともいえるのかもしれないが、そもそもこの日は豊昇龍の立ち合いが良かったように思う。貴景勝に当たり負けしていない。それがゆえに貴景勝も突き放すことは出来ず、体を預けるしかなかったという
さて、4人いる大関以上の3人が敗れる波乱の展開と言ってよいのか。とはいえ、見どころがあった。見ていてなかなか面白かったのは後半戦よりも前半戦だったかもしれない。輝が力強い相撲で勝利。天空海も決して軽い力士ではないが、前に出る力で勝ち切った。こういう相撲がと
さて、早いもので本場所が始まりました。いつも通り、翌日正午までをめどに、日々雑感を書き連ねていきますので、今場所の15日間よろしくお願いいたします。「安泰」ではなかったわけだが、予想の範疇という結果だったのではないだろうか。注目の新大関の御嶽海は先場所の強
金曜日に初日の割が発表された。今場所は久しぶりに、初日に全関取が割に組まれた。要するに初日からの休場はない見込みだ。可能性としては突然、ここから休場届が出させる「初日不戦敗」というのも存在するが、よほどのアクシデントでもなければ、平成30年9月場所以来の初日
3月場所、19歳の熱海富士が新十両力士として土俵に上がる。さすがにまだいきなり十両優勝をするだけの力はないだろうが、熱海富士は9月生まれ。9月場所直前に20歳になるため、あと3場所、チャンスがあると言えばある。現在の熱海富士の19歳6ヶ月という年齢。単純にこの年齢で
3月場所の土俵で荒篤山が新入幕力士として土俵に上がる。新十両の場所で負け越して幕下に陥落するも、1場所で十両に返り咲き、そこから2場所で十両を通過しての新入幕だ。新入幕力士でその3場所前が幕下だった力士。要するに、新・再十両から2場所で幕内に上がった力士は新入
今日はただ単にデータの羅列ということで。3月場所は正代と貴景勝が角番で迎える場所になるが、大関から関脇への陥落が現行の2場所連続で負け越しに改められて以降の角番経験者の力士別での角番での勝利数を見てみよう。ちなみにすべてを平均すると8.50勝。それでも勝ち越し
さて3月場所の幕下上位だが、新十両を目指す力士が多いというのが特徴だろう。その中には、5枚目以内が初めてになる力士も4人いるし、なかなかチャンスを掴み獲れない栃丸や對馬洋。そして1場所復帰を狙う千代嵐と、怪物(?)北青鵬。なかなかのキャラクターがそろっている
3月場所は東西の関脇がともに新関脇だ。そこで、新関脇が2人以上いる場所について調べてみた。ちなみにデータは年6場所制定着の昭和33年以降で調べている。これは本筋と関係ない雑談みたいなところではあるが、今場所の新関脇の若隆景と阿炎はともに平成6年生まれ。この同時
さて、新番付だが、序の口の人数が異様に少ない。三段目までは定員があり、昭和59年1月場所から三段目定員が東西100枚の200名となってからは、序二段と序の口の人数はその時の在籍力士の人数に依存すると言い切ってよいわけだが、そんな中で、3月場所は東西14枚の28名。これ
■1461 【相撲ニュース雑感】応援したいけれども~花田秀虎選手の挑戦~
これはかなり驚きな記事だ。アマ横綱の日体大・花田秀虎、異例のアメフト挑戦 将来は角界入りも視野(スポーツ報知)単純に「人」としては応援したい。だが、果たして将来の角界入りとなると、素直に喜べない。それが率直な心境だ。もちろん、個人の人生。周りがどうこう言
コメントで竹さんより>御嶽海は幕内在位37場所中、関脇・小結が28場所だ。できれば三役在位の比率も付け加えていただければ、と思います。とあったので、ご要望に添えているかはわからないが、「大関以上」「関脇・小結」「平幕」「十両」「幕下以下」の5つに分類して、現役
さて、早速だが、この表を見ていただこう。これは今場所の幕内力士の平幕在位場所で、5枚目以内、6~10枚目、11枚目以下に在籍した比率を示している。その中で、もっとも高い数値に色付けした。ざっくりな見立てにはなってしまうわけだが、なんだかんだ言って、番付上位にい
新関脇の若隆景と阿炎。そして関脇の座は手放したが小結の隆の勝。この3名、そろって平成6年生まれの同学年だ(なお平成6年という書き方をしているが平成6年度生まれで括っているので、今回の記事は平成6年4月2日生まれから平成7年4月1日生まれを対象としている)。平成6年生
御嶽海後援会の幹事長でもあり「相撲は御嶽海、車はムラカミ」でおなじみのムラカミ自動車の村上智明社長がTwitterでこんなツイートをしている。https://twitter.com/hawaiinotomo/status/1497509326189391872>御嶽海記念展プレゼント企画【日本一の御嶽海ファンはこの私だ
朝乃山の地位が西幕下2枚目となった。相場からすれば、朝乃山の地位は幕下4~5枚目付近。「気持ち」ではあるが、やや陥落は甘めといっても良かろう。幕下11枚目~15枚目での5勝2敗の力士たちの上がり幅が通常よりはやや大きめといっても良いので、これを1人分でも抑えるため
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来場所の幕下の「機械的」番付です。予想でもなければ、私の頭も使っていません。平成24年以降の地位・成績による昇降枚数の平均値をとり、その平均値を補正(分母が少ないと逆転現象が起こるケースがあるため)した数値順に並べたものになります。すでに昨日引退が発表され
さて、早速ですが7月場所の予想番付です。まずは幕内から。大の里は横綱昇進。これにより大関が琴櫻1人になるので、大の里の番付表記は「横綱大関」になるものと思われます。小結で11勝以上(12勝)を挙げた若隆景は慣例に従って、他者の成績関係なく関脇昇進でしょう。そう
すでに大の里の優勝が決まった千秋楽。どの力士も最後に1勝を積み上げる、今場所を締める、来場所につなげるため。そして目先の相手に勝つことだけに集中した千秋楽。そんな千秋楽を振り返る。■来場所以降を楽しみにさせた結びの一番注目は大の里の全勝なるか。もうだけだっ
大の里が優勝を決めた翌日。久しぶりに優勝が決まったあとの14日目の土俵。何か新鮮さすら覚える日だったように思う。優勝争いという観点でだけで見れば「消化試合」だ。だが、大部分の力士にとっては優勝とはできないものであったり、生涯に数回でもチャンスがあれば恵まれ
13日目の時点で早くも大の里が優勝を決めた。これで横綱昇進を決定的にした。に圧倒的だったといっていいだろう。豊昇龍は大栄翔に勝利し10勝に乗せた。残り2日でどこまで星を積み重ねられるのか。霧島と若隆景も10勝目を挙げて2桁勝利。どちらも大関取りの土台を作っただろ
大の里が伯桜鵬を下し全勝を守った。これだけなら驚くことではないのだろうが、2敗の豊昇龍が敗れ2敗力士も不在になった。12日目を終えて、全勝が大の里で、1敗・2敗が不在で3敗で豊昇龍を含めた5力士。残り3日で3日。大の里は最低でも優勝決定戦で敗れての優勝同点。ここま
大の里が全勝を守り、豊昇龍も2敗をキープ。豊昇龍以外の2敗力士は全員敗れ、大の里と2差までの力士ですら豊昇龍1人となった。数字上は3敗にも当然優勝可能性はあるわけだが、もはや机上の空論レベルか。それでは、そんな11日目を振り返ろう。■横綱・大関の勝負への厳しさ豊
大の里は全勝を守ったが、役力士戦が組まれた1敗の伯桜鵬と安青錦はそろって敗れ1敗が不在となった。これで全勝は大の里1人で1敗不在。2敗で横綱豊昇龍、小結若隆景と平幕の伯桜鵬、安青錦が追う展開になったが、相当に大の里有利な状況が生まれた10日目を振り返ろう。■強さ
大の里は全勝を守り、若隆景に土がついた。これで全勝が大の里1人で、上位陣の1敗が不在になり1敗は伯桜鵬と安青錦の2人。2敗は豊昇龍、若隆景、朝紅龍。いくらなんでも大の里がここから3つ負けるとも思えない展開にはなってきているのだが、まずは9日目を振り返ろう。■強す
伯桜鵬に土がつき、大の里は白星。これで大の里が単独トップで全勝を守った。これで、大の里が全勝、1敗に若隆景・伯桜鵬・安青錦。2敗に豊昇龍含め5人の展開。そんな中日を振り返りたいが、主に尊富士について触れていきたい。■尊富士の変化について思ったこと・尊富士は変
大の里と伯桜鵬が揃って全勝を守った。1敗も若隆景と安青錦だけになり、1敗までに4人と優勝争いは早くも絞られつつあるような状況になって来たか。そんな7日目を振り返る。■とにかく強い大の里もちろん、引いたり叩いたりして勝よりも前に出て勝つほうが良いのだとは思う。
大栄翔が敗れ全勝は大の里と伯桜鵬の2人になった。これで上位での勝ちっぱなしは大の里だけになった。伯桜鵬が不気味な存在ではあるのは言うまでもないが、それでもかなり大の里優位な状況が作られたといって良いのではないだろうか。そんな6日目を振り返る。■エンジンがか
序盤5日間が終わった。全勝は大の里、大栄翔、伯桜鵬、錦木。それを5人の1敗力士が追う展開。1敗勢の中での上位力士は若隆景のみで、全勝者の状態を見ると大きく崩れることはなさそうな印象はあるが、そんな5日目を振り返ってみる。■強い王鵬を一蹴した大栄翔大栄翔が王鵬を
豊昇龍が連敗。大の里は4連勝スタート。明暗が分かれてきた。琴櫻は勝利し星を五分に戻した。4日目を終えて、全勝は5人。上位での勝ちっぱなしは大の里と大栄翔だけだ。こうもなると1敗力士がどうなってくるのか。こんなところが気になりだしてもくる4日目を振り返る。■豊昇
3日目に豊昇龍に土がついた。琴櫻も敗れ1勝2敗と黒星先行。大の里は3連勝スタートとなったものの、このまま安泰の流れで行くのかと思いきや一気に暗雲となった3日目だが、その3日目を振り返ってみる。■王鵬が強かった相手がどんな相撲をとろうとも。相手が好調だろうとも。
豊昇龍と大の里は連勝スタート。琴櫻も初日を出した3人の大関以上が全員白星となった2日目。全体的にはまずまずの出だしといって良いのだろうか。そんな2日目を振り返る。■豊昇龍が横綱らしくなってきた「地位が人を作る」になってきているのだろうか。賛否両論あった中での
さて、5月場所が始まりました。注目はいろいろあるとは思いますが、やはり綱取り大関がいるとなると、最大の注目は当然のことながらそこになるのでしょう。今場所も翌日、昼頃までを目途に雑感を書き連ねていこうと思いますので、よろしくお願いいたします。■強かった豊昇龍
今場所「も」と言ってよいのか。高安が優勝をあと一歩のところで逃した。そして優勝したのは大の里だった。そんな大の里の優勝に対して師匠の二所ノ関親方は「3敗したので、まだ稽古が足りない。これが13、14勝になるようにしっかり指導していきたい」とコメントを残したよう
さて、来場所の予想番付です。まずは幕内から。悩ましいポイントはいくつか。まずは西関脇。候補は高安か霧島でしょう。優勝していれば高安関脇もあっていいのかとも思いましたが、やはり3年前にはなるとはいえ、以前の筆頭で13勝で優勝した大栄翔が小結で止められたのは引っ
皆さま、15日間お疲れさまでした。結果は本割で大の里、高安がそろって勝ち、この両者の決定戦で勝利した大の里の優勝。終わってみれば大関が12勝で優勝したというのは決して悪いわけではなく、落ち着くところに落ち着いたともいえるのだろう。そんな千秋楽と今場所を振り返
昨日日中にいつも通り、幕下5枚目までの予想番付を記したが、作っていてとにかくシビアな番付になると感じた。シビアというのは、とにかく勝ち越し者が上がりづらい。反面、負け越し者は大きく落ちる可能性がある。「上がりづらいし落ちやすい」といった力士からしたらたまっ
さて、来場所の予想番付です。早速ですが幕内から。おそらく小結まで。ここまでは誰が作ってもこの予想になるのではないでしょうか。とはいえ、大関から陥落してくる関脇がいるといつも書いているのですが、霧島の立ち位置です。大関に最も近い関脇は霧島。いくら大の里が強
さて、千秋楽の土俵を主に、今場所について振り返っていこう。ひと言でいうと、ただただ大の里が強かった。ここに尽きる場所だったのだろう。だが、どうしても注目はそこに行ってしまうのだが、全体感として、近年を象徴するような場所。そんな印象もあった。そして見ごたえ
3敗の2人。大の里は勝利し、琴櫻は敗れた。これによって大の里が単独トップに立った。4敗が4人。豊昇龍、琴櫻、阿炎、大栄翔。優勝はこの5人のうちの誰か。ここまでは「確定」した。そして「千秋楽用」の取組として残されていたといっても良かろう大の里ー阿炎が組まれた。大
13日目を終えて先頭は3敗で琴櫻と大の里。3敗はしているとはいえ先頭は役力士のみとなった。ここ数日「番付崩壊」というワードが何やら賑わせているが、豊昇龍も1差でついている展開となった。そんな13日目、ちょっと良く言われる話にスポットを当てて振り返ってみたいと思う
12日目にただ1人2敗だった湘南乃海が敗れて、12日目終了時で先頭は3敗となった。過去に4敗での優勝例はあるが、大部分の場所で優勝者は最低でも12勝はしていると考えれば、これを保つためには3敗力士の誰か1人で良いので、残り3日間すべて勝つ必要がある。今場所は現時点で3
11日目に単独トップに立った湘南乃海に土がつき、12日目の時点で2敗が不在に。先頭は3敗で琴櫻、大の里、湘南乃海、欧勝馬が並ぶ展開となった。結果だけで見れば、地力等を鑑みれば妥当な結果だったようには思えた12日目だ。■守れて粘れる琴櫻の強さ薄氷、という程ではない
このブログでは過去に取り上げたことがあるネタではあるのだが、本日はその更新版ということで。タイトルにも示した通り、今年に入ってから1月場所で琴ノ若(琴櫻)、3月場所は尊富士。そして今場所は宇良と湘南乃海が「初めて経験した」ことがある。ちなみに昨年、令和5年は
湘南乃海と宝富士の2敗直接対戦は湘南乃海が勝利。同じく2敗の大の里は豊昇龍に敗れ3敗に後退。これで湘南乃海ただ1人2敗を守り、湘南乃海が単独トップに。それを6人が3敗で追う展開。12日目の湘南乃海は阿炎戦、3敗に後退した宝富士は大の里戦と上位戦がようやく組まれだし
5人いた2敗力士の中では琴櫻と御嶽海に土。先頭は大の里、湘南乃海、宝富士で2敗。それを7人の3敗力士が追う展開。休場明け高安が復帰後大関戦連勝。その高安に琴櫻は土を付けられた。混戦であることは間違いないが、これでまた大の里が一歩抜け出した展開になったと言えるの
大の里と宝富士に土がつき1敗がいなくなった。9日目終了時で先頭は2敗。琴櫻、大の里、御嶽海、湘南乃海、宝富士の5人。そして3敗は7人。ここで少し場所が動き出したか。■驚いた平戸海の攻め大の里とはいえ、さすがにこのまま14勝1敗での優勝とはならないだろうとは正直思っ
大の里が快進撃を続けている。そしてこの大の里。新入幕場所、入幕2場所目の先場所で三賞を受賞している。今場所もここから大崩れでもしなければ十分に三賞候補となってくるだろうし、今場所のここまでを見ていれば何らかの三賞は受賞できるのではないだろうか。本音としてケ
大栄翔と大の里の1敗対決は大の里が制した。宇良と湘南乃海に土がつき、1敗は大の里と宝富士。そして5人が2敗で追う展開となった。それにしても大の里、負けない。この強さは本物なのか。それとも、まだ大の里の弱点を周りがつかみきれていないだけなのか。そんな中日を振り
7日目より、霧島と若元春が休場した。初日から朝乃山。2日目から照ノ富士と貴景勝。そして7日目からの2人。結果的に番付には9人いる三役(横綱は三役ではないが以下便宜上、横綱・大関・関脇・小結の4地位を三役と表記する)力士のうち出場したのは4人だけだった。過去に出場
この日より霧島と若元春が休場。上位陣は軒並み休場。なんと小結以上の9人中5人が休場というとんでもない事態となった。だが、当然ながら、出場する力士がいれば場所は続く。全勝の宇良が敗れ幕内は全勝不在。大の里、大栄翔、宇良、湘南乃海、宝富士が1敗。そして6人が2敗の
さて6日目の土俵。この日の注目はなんといっても琴櫻ー大の里だろう。この段階で当ててほしくなかったと結果的にはなるのかもしれないが、ここで当てるのも順当だし、いくら大の里が驚異的な存在と言っても小結であることを鑑みれば、ここでの対戦は堅実な組み方か。ちなみに
序盤5日間が終わった。初日はどうなることやらとも思ったが、なんとか形はできてきた。見えてきたようにも思う。全勝は平幕だけとなっているが、本来の力ある人が抜け出しかけてきてる。星勘定だけで見れば、そこまで驚く場所でもないのではないかという印象も持ち出してきて
少しは落ち着いてきたといっていい4日目だったと言って良かろうか。それでも、まだまだ。本来あるべき姿からは程遠い。そんな様相とも言えよう。では、その4日目を振り返る前にちょっとだけ、この雑感について冒頭に今更ながら振り返ってみようと思う。■線でなくて点で見る
高安がかなり良いのではないかと述べた昨日だったが、その高安が3日目より休場。2日間の相撲を見た限り、かなり体調も良いのではないかと見られた中、またも腰痛の発症だ。なにがきっかけで、何の要因があってこうなったのかはわからないが、残念でならないし、悪く言えば高
早くも2日目から照ノ富士と貴景勝が休場。初日の顔見せだけで終わってしまったことは残念でもあるし、出場への見極めがまずかったのではないかと言う声もあるだろうが、横綱や大関がヘタレ相撲を見せるわけにはいかない。この両者、相撲内容含め褒められる部分はなかったのだ