バーネットの『秘密の花園』に憧れる

私がバーネットの名作『秘密の花園』をはじめて読んだのは、小学校低学年の頃だったと思います。 児童文学の主人公にしてはかわいげのない生意気な少女と、牧歌的な少年との出会い。 次第に生まれるあたたかな友情と、少女が生きる喜びを見つけていく様子が、ゆっくりと根をはり、のびのびと枝葉を広げていく植物たちの描写とともに豊かに描かれていて、私のお気に入りの本になりました 大人になった今でも、秘密の花園は私の憧れの世界。 秘密の花園をモチーフにした作品はこれまでもいくつも製作してきましたが、これもそのひとつ。 土に埋もれた秘密の鍵は、みつかるでしょうか？

バーネットの『秘密の花園』に憧れる

石塑粘土で製作した、ウサギのアクセサリーやインテリア作品を製作販売しています。

少女から女性への愛らしさと妖艶さ

ウサギは見た目の愛らしさがクローズアップされがちですが、実際に飼ってみると色々な個性の子がいます。 甘えん坊なのに意地っ張りな子や、気の強い女王様様属性の子も。 この子は、愛らしさの中にほんのり上気した頬と目元から妖艶さが漂うようで、少女から女性へと成長する一瞬を切り取ったかのようです。 同じように製作していてもしていても、ひとつひとつ顔立ちもまとう雰囲気も違うウサギたち。 これが作り手としても楽しみなのです。

少女から女性への愛らしさと妖艶さ

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