今回は、サントリーのプレミアムクラスのウイスキーの相場をチェックしていきます。価格高騰は落ち着いてきた?サントリーに限らず、大手メーカーのシングルモルトやプレミアムクラスのブレンデッドウイスキーがここ10年で高騰しています。理由としては、WWAやISCといった世
今回はローランドモルト、グラスゴー蒸溜所が手がける「1770」を飲んでみます。3人の手で復活した古き蒸溜所のシングルモルト1770を手がけるグラスゴー蒸溜所は、スコットランドのローランド地方にある最大の都市であるグラスゴーにあります。グラスゴー蒸溜所は、1770年に
今回は、特級時代のキリンシーグラム エンブレムを飲みます。キリン最初の御殿場モルト使用ウイスキーエンブレムは1979年、当時のキリンシーグラム(現:キリンディスティラリー)から発売されました。キリンシーグラムは、キリンビールと、当時アメリカに本社のあったシ
今回は、あまり日本で見かけない1000円スコッチ、ウィリアム・ローソンズを飲みます。マクダフ蒸留所を抱えるメーカーのボトルこのウィリアム・ローソンズのボトルには、創業1849年と読めるラベルが貼ってあるのですが、このボトルを手掛けるウィリアム・ローソン・ディス
今回は1000円スコッチ、ストラスアランを飲んでみます。110年ぶりに復活した蒸溜所から生まれたウイスキーストラスアランを手がけているのは、スコットランド最大の都市、グラスゴーにある「グラスゴー蒸溜所」です。この蒸溜所はかつてダンダスヒルと呼ばれ、1770年に誕生
今回は久しぶりのシングルモルト、ボウモア15年 ゴールデン&エレガントを飲みます。バーボン樽原酒で構成された変わり種ボウモア15年 ゴールデン&エレガントは、免税店向けとして2017年にリリースされました。このゴールデン&エレガントの特徴としては、ファーストフ
今回は、キリンが発売するシングルグレーンウイスキー、富士を飲んでみます。3種類の蒸溜器を使う個性的なグレーンウイスキーキリンディスティラリーが所有する富士御殿場蒸溜所は、当初カナダのシーグラム社との合弁で建設された蒸溜所で、モルト、グレーンの製造、そして
新型コロナウイルスの影響で収入が激減した、あるいは仕事がなくなったけれども、お酒くらいは楽しみたいという方のために特集を組んできた「安旨ウイスキー」ですが、今回でひとまず終わりたいと思います。今回は、サントリー 角瓶を飲んでみます。ウイスキー消費復活の救
安旨ウイスキー、今回はブレンデッドスコッチのグランツ トリプルウッドを飲んでみます。三種の樽原酒をブレンドしたウイスキーグランツは、ウィリアム・グラント・アンド・サンズ社がリリースするブレンデッドウイスキーのブランドです。同社はグレンフィディックをはじ
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今回は、サントリーのプレミアムクラスのウイスキーの相場をチェックしていきます。価格高騰は落ち着いてきた?サントリーに限らず、大手メーカーのシングルモルトやプレミアムクラスのブレンデッドウイスキーがここ10年で高騰しています。理由としては、WWAやISCといった世
今回は、過去の取り上げたウイスキーを振り返っていきます。対象となるのは1986年から2015年までリリースされていた「ザ・ブレンド」です。余市モルトを中心にしたパワーのあるブレンド2013年時点で、ニッカのブレンデッドウイスキーの中でも、鶴17年の次に位置するブランド
今回は、厚岸蒸溜所のシングルモルトウイスキー 立夏を飲みます。二十四節気シリーズの第十九弾厚岸蒸溜所では2020年から本格的なウイスキーをリリースし始めました。それが二十四節気シリーズと言われるものです。第一弾となる「寒露」から始まり、現時点までで19本まで
今回は、シングルグレーンウイスキーのスピアヘッドを飲みます。ロッホローモンドによるカフェモルトウイスキースピアヘッドは、スコットランドのハイランド地方にあるロッホローモンド蒸溜所で作られるシングルグレーンウイスキーです。すでにロッホローモンドブランドで
今回は、サントリーから発売された新しい白州のハイボール缶、爽やかにして豊かな余韻を飲みます。白州ハイボールの第四弾白州のハイボール缶として、これまで「香るスモーキー」「シェリー樽原酒ブレンド」「清々しいスモーキー」をリリースしてきましたが、2025年6
今回は、サントリーとニッカのブレンデッドウイスキーの上位モデルである、サントリーローヤルとスーパーニッカを飲み比べます。かつてのフラグシップ対決サントリーローヤルとスーパーニッカは、どちらもサントリー、ニッカにおけるフラグシップウイスキーとして販売され
今回は、新潟亀田蒸溜所が手がけた最初のシングルモルト、OHTANI WHISKY 新潟亀田 Zodiac Sign Series「Pisces」を飲みます。印鑑販売からウイスキー作りへ新潟亀田蒸溜所を運営する新潟小規模蒸溜所は、元々は印鑑の販売会社で、同社の取締役であった創業者の堂田浩之氏が
ウイスキーについてまともに知識が無く、気まぐれでウイスキーでも飲んでみるかとスーパーなどに行き、適当に安いものを選んだら、とびっきり不味くて放置してしまった、と言う人がいるでしょう。このブログをよく読んでいる人であればそんなことはないと思いますが、友人や
今回は、サントリーのウイスキーの中でも低価格ブランドとして定着している「トリス」の歴史についてまとめてみます。鳥井商店のブランドサントリーは、鳥井信治郎が創業した鳥井商店をルーツとした企業です。数年後に寿屋に改名した鳥井商店は最初から洋酒に特化した商社
今回は新興のクラフトウイスキー蒸溜所である久住蒸溜所のシングルモルト久住 THE FIRSTを飲みます。酒造業未経験から始まったウイスキー作り久住蒸溜所は、大分県竹田市久住町にある蒸溜所です。元々は日本酒の酒蔵だった場所で、それを蒸溜所として改修したようです。運
今回は、2025年3月にリニューアルされた、ジムビーム ブラックを飲みます。7年熟成へ元々、ブラックはレギュラーボトルよりも熟成が長い原酒を使っていました。従来は6年以上熟成された原酒を使っていましたが、リニューアル時には7年以上熟成の原酒を使うこととなり、ラ
今回は、ニッカウヰスキーの限定グレーンウイスキー、ザ・グレーンを飲みます。7種類のグレーン原酒をブレンドニッカ ザ・グレーンは、2023年3月に数量限定で販売されたブレンデッドグレーンウイスキーです。宮城峡蒸溜所で作られるカフェグレーン原酒とカフェモルト原酒
今回は、黄桜の丹波シングルモルト Bottled in 2024 2ndを飲みます。有名日本酒メーカーが手がけるウイスキー黄桜は1925年に創業し、2025年で100年を迎えます。主力の商品は日本酒で、黄桜の広告はカッパのキャラクターと共に昭和時代にはメジャーな日本酒メーカーとして
今回は、スコッチウイスキーの定番の一つ、ジョニーウォーカーから発売された新しいウイスキー、ブラックルビーを飲みます。ブラックシリーズの新作ブラックルビーは2025年4月より通年商品としてリリースされました。ランクとしては、従来からあるブラックラベル、ダブルブ
今回はアイリッシュウイスキーから、イーガンズのボンダーズブレンドを飲んでいきます。21世紀に復活したウイスキーブランドイーガンズは、1852年にパトリックとヘンリーのイーガン兄弟が設立した会社、イーガン社からリリースされたウイスキーのブランドです。同社の事業
今回は、ニッカウヰスキーの低価格ボトルであるブラックニッカクリアと、ハイニッカを改めて比べていきます。元々エントリーモデルとして登場したこの2つの銘柄。かつてはハイニッカが担っていたポジションに、ブラックニッカクリアが登場して、一時期は酒屋さんでも見かける
今回は、合同酒精が発売する香薫ハイボールを飲んでみます。悪名高きブランドのハイボール香薫は合同酒精のウイスキーのブランドですが、かつてはイオンのトップバリュのウイスキーのOEM元で、その不味さからネットでも話題になりました。そんな香薫ブランドから発売され
今回は、イングランド生まれのウイスキー、バンクホールのブリティッシュシングルモルトを飲みます。イングリッシュウイスキーの出来は?バンクホールは、イギリスの中でもイングランドにある蒸溜所で作られるウイスキーになります。バンクホールの名前は、イングランドの
今回は本坊酒造のマルスウイスキーから、シングルモルト津貫2025エディションを飲みます。創業の地に存在する蒸溜所今回飲むボトルのモルト原酒は、鹿児島県南さつま市にある「津貫蒸溜所」のモルト原酒のみを使っています。「津貫」という地は、本坊酒造の創業の地で、こ
今回は、セブンイレブンを中心に販売している、ハーウッド カナディアンウイスキーハイボールを飲みます。謎のカナディアンハイボールハーウッドとは、カナダのオンタリオ湖周辺の地域の名前ですが、ハーウッド蒸溜所というものは存在しません。ハーウッドのブランドは、
今回は、若鶴酒造のハイボール缶、三郎丸蒸溜所のスモーキーハイボールを飲みます。スモーキーさにこだわったブレンド富山県砺波市にある若鶴酒造は1952年からウイスキーの製造、販売を手がけていて、長らく一升瓶に入ったサンシャインウイスキーを主力としていました。そ
今回は、10月にニッカが発売する新しいウイスキーと、それと引き換えに販売終了するかもしれない人気ウイスキーについて書きます。「ニッカ フロンティア」10月リリースニッカウヰスキーは、2024年10月1日に、「ニッカフロンティア」を発売すると公表しました。新しいブラ
今回はイオングループで販売されている、トップバリュ ベストプライス ウイスキーハイボールを飲みます。謎どころか偽りあり?このブログをよく読んでいる皆さんならおなじみの地雷メーカーですが、今回も裏切ってくれません。表面には「本場スコットランドで蒸溜された
今回は、セブン&アイ限定のハイボール缶、イーガンズ アイリッシュウイスキーハイボールを飲みます。元はアイルランド屈指の酒造会社イーガンズを手がけるイーガン社のルーツは1852年で、パトリックとヘンリーのイーガン兄弟によって創業されました。自前で酒の製造をする
今回はスコッチウイスキーの一つ、エンシェントクランを飲みます。トマーティンによるブレンデッドウイスキーエンシェントクランを手がけているのは、スコットランド、ハイランド地方にあるトマーティン蒸溜所です。この蒸溜所は1897年に設立されたものの、幾度も経営破綻
今回は、白州プレミアムハイボールの新作、清々しいスモーキーを飲みます。白州ハイボール缶の第3弾白州プレミアムハイボールとしては「香るスモーキー」「シェリー樽原酒ブレンド」に次ぐ第三弾として「清々しいスモーキー」が6月にリリースされました。ここ最近になって
今回は、テネシーウイスキーを標榜するジャックダニエルがバーボンに分類される理由を解説します。生産地はテネシー州バーボンウイスキーの名の由来は、ケンタッキー州のバーボン郡で作られたことにあります。しかし、ジャックダニエルの生産地はテネシー州です。そのほか
今回は、ウイスキーを巡る事件を通じて、高級ウイスキーの存在意義について考えてみます。日本でも高級ウイスキーが「資産」に?先日、東京・銀座の高級クラブに男が侵入し、山崎25年を盗み、買い取りショップに売却して多額の現金を入手するという事件が起きました。ここ
当ブログについてですが、当面の間、ウイスキーのレビュー記事を休止します。ここ最近、飲酒に対する耐性が弱くなったようで、1日で60mLくらいの量を超えると二日酔いなどの症状が出やすくなっている状況です。日によってはウイスキーに全く口に出来ないことも多くなっていま
今回は、黄桜が発売した「黄桜ウイスキー Premium Highball」を飲んでみます。日本酒のメジャーが作るハイボール缶黄桜は、日本酒の有名な蔵元の多い、京都市伏見区にある酒造メーカーで、1925年に松本治六郎の手によって創業しました。戦後に入って広告のキャラクターとし
今回は、ブレンデッドスコッチとして日本でも古くから有名なJ&Bを改めて飲みます。ワイン販売でも有名なメーカーJ&B、ジュステリアーニ・アンド・ブルックスは、1749年に創業した酒造メーカーです。蒸溜家のジャコモ・ジュステリアーニと資本家のジョージ・ジョンソンの2
今回は、スコッチウイスキーの定番の一つ、ジョニーウォーカーのエントリーモデル、レッドラベルを改めて飲みます。値上がりが顕著なジョニーウォーカーここ最近では円安などの影響によって、スコッチウイスキー全体の価格も上がっている状況ですが、ジョニーウォーカーに
今回は、2024年4月にジャパニーズウイスキー基準に準拠したと公表された、サントリー角瓶について、5月発売分と4月発売分で違いがあるかを調べてみます。前回のブログはこちらジャパニーズウイスキー準拠のタイミングは今年の4月からだったのか今回の調査は、サントリーが
今回は、カナディアンウイスキーから、シーグラムV.O.を飲んでみます。御殿場蒸溜所建設にも関わったメーカーシーグラムは、かつてカナダに本社のあったウイスキーメーカーで、現在はサゼラックが抱えるブランドの一つとなっています。1857年に、サミュエル・ブロンフマン
今回は番外編として、北海道限定で発売された「金麦サワー」を飲んでみます。第三のビールなのにサワー?「金麦サワー」とは、サントリーが2024年4月より3ヶ月間、北海道限定で発売した、「金麦」のラインナップになります。第三のビールとは主に2種類あり、発泡酒に麦由来
今回は、2024年にリニューアルされたデュワーズ12年を飲んでみます。バーボン樽熟成へと変更デュワーズ12年は、長期熟成したモルトとグレーン原酒をブレンドした後、別の樽で更に熟成(マリッジ)を行い、12年以上の熟成を行う事を謳い文句としていました。20
今回は、ジムビームアップルを飲んでいきます。フレーバードウイスキーとはジムビームアップルは、フレーバードウイスキーに含まれるボトルになります。フレーバードウイスキーとは、ウイスキーに果汁やスパイス、香料などを加えて香りや味をつけたウイスキーを言います。
今回は、ここ10年で誕生しつつ、なかなか一般人が手に入れられない、ジャパニーズクラフトウイスキーについて考察していきます。供給量が少ない故か2010年代中盤以降より、北海道から沖縄までクラフトウイスキーの蒸溜所は数十カ所に及び、現在も計画中のものを含めれば100
今回はサントリーの角瓶を改めて飲みます。一体何度目か、と言われるかも知れませんが、とある変化があったので、それもお伝えします。いつの間にかジャパニーズウイスキーに?以前の記事で、2024年4月から、業界団体によって策定されたジャパニーズウイスキーの基準が本格
今回は、久米仙酒造の沖縄ISLAND BLUEを飲んでみます。泡盛のメーカーが作った米のグレーンウイスキー久米仙酒造は沖縄県那覇市にある酒造メーカーです(「久米島の久米仙」とは別法人)。1952年に創業した同社は、沖縄の蒸留酒である泡盛を主体としていますが、他のメーカ