若い人たちはしらないかもしれない。昭和の長いあいだ、馬券の券種には単勝、複勝、枠連しかなかった。もしも、ものすごく面白そうな大穴の馬を見つけたとしても、同じ枠に人気の馬が入っていたら、単勝と複勝に賭けるしかなかったのだ。 ようやく、中央競馬に馬連が導入されたのが1991年のことだ。これにより、いっそう大穴の馬を買うという行為が実行できるようになった。その後、ワイド、馬単、三連複、三連単と券種は拡大され、自分の予想をストレートに馬券に反映させることができるようになっていった。 政治はどうか? なんと、いまだに単勝式しかない。一人の候補にしか投票できない。これでいいのかと言いたい。二人の候補で迷う…