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2017/02/08

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  • さようなら、「最強馬」イクイノックス/皐月賞以降全レース振り返り

    イクイノックスが電撃引退 G1・6連勝&歴代最多総獲得賞金更新のジャパンCがラストラン 有馬使わず種牡馬入り 競馬ニュース - netkeiba.com 先週のジャパンCでG1・6連勝となったイクイノックス(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎、父キタサンブラック)が現役を引退することが11月30日、分かった。 イクイノックス引退のニュース。「電撃引退」と見出しにはあるが、べつに電撃でもないだろう。ジャパンカップ前からラストランのニュアンスは馬主であるクラブ側から出ていたし、レース後のルメールと木村哲調教師の涙もそれを物語っていると思っていた。 2023年 ジャパンカップ回顧 「世界最強馬」イクイノ…

  • 酒の真髄

    帰り道、歩きながらストロングゼロをを飲んでいた。ハンカチに包んで、缶から直接。これだけがわたしの日々の楽しみだった。少し酔ってきて、寒くなってきた街も少し明るい。わたしと街を行く人々との間には、薄いヴェールがあるようだ。 一台のママチャリが向こうからゆっくり走ってくる。老人が乗っていて、カゴにはパンパンにつまったスーパーの袋が詰め込まれている。そのせいでライトの光の半分くらいだ。 わたしの横を通り過ぎるとき、カシャン! と音がした。段差で自転車がはねて、なにかが落ちたのだ。わたしはそれを拾い上げた。スーパーの惣菜だった。黒酢かけ肉団子五個入り。三割引きのシールつき。さいわいにも中身がこぼれては…

  • くるり目的で『ギター・マガジン』買ったら、なに書いてあるかわからなすぎて笑った

    ギター・マガジン 2023年12月号 (特集:岸田繁とくるりとギター。/ 特別付録小冊子「岸田繁監修 くるりソングブック」付き ) リットーミュージック Amazon 『ギター・マガジン』2023年12月号を買った。紙の雑誌で買った。 おれは、ギターを持っていない。持っていないどころか、触ったこともない。いや、音楽の授業でアコースティック・ギターに触ったことはある。一度だけ。 では、なぜ『ギター・マガジン』なのか。特集が「保存版 岸田繁とくるりとギター」だったのだ。『ギター・マガジン』にそういうのが載りますよ、というのは知っていた。が、「いや、おれギターしらんし」と思っていた。思っていたが、T…

  • けっきょく、世の中みんな完全自動運転になっちまうのか?

    寄稿いたしました。 blog.tinect.jp けっこう気合をいれて読んで、書いたので、よかったら読んでください。「弱いロボット」の持つ意味について、ちょっとでも触れることができていればいいな。 で、。ロボットといっても、自分がこの話から興味を持ったのは機械工学とかじゃない。ミハイル・バフチンの対話理論、そして、ジェームズ・ギブソンあたりから生態心理学というものについて進んでいきたいな、と。とくに生態心理学というものはぜんぜん知らなかったので、なんか読みたいと。 それはともかくとして、岡田美智男先生の本には、自動車に対する言及もあった。もちろん、自動運転がテーマとなる。 自動運転といえば先日…

  • タトゥーの女たちと無人のジム

    わたしはジムに通っている。ジムといっても24時間使用できる、無人のジムだ。本格的に身体を鍛えようという人はあまりいない。 わたしも少しは筋肉でもつけてみるかといったくらいの気持ちで、週に二回くらい通っている。自分と似たような動機であろう中年男もよく見かける。もちろん、女性もいる。 そんななかで、わたしが気づいたことがある。タトゥーをいれている女性が多いのだ。いや、女性会員のなかで多いというわけではない。ただ、街中で見かけるより、割合が高いように思う。首筋に★を散りばめていたり、脚に入れていたり……。 彼女たちの体格はスマートで、きびきびとマシンを扱い、私にはできないようなペースでトレッドミルを…

  • クヌート・ハムスン『ヴィクトリア』を読む、あるいはGPT翻訳チャレンジその後

    ヴィクトリア (岩波文庫) 作者:クヌート・ハムスン 岩波書店 Amazon 「愛に似たものは世界にふたつと存在しない」──城の令嬢と粉屋の息子、幼なじみのふたりをしだいに隔てる階層の壁。世紀末ノルウェーの森で、秘められた思いと幻想が静かに燃える。大自然の中から突如として現れ、北欧に新ロマン主義を巻き起こした大地の作家クヌート・ハムスン(1859―1952)の、もっとも美しい恋愛小説。 紹介文に書かれている内容だと、おれがあまり読まない、というかほとんど読まないタイプの本ということになる。しかし、これは『飢え』のハムスンの著書なのである。 goldhead.hatenablog.com おれは…

  • 「自立は、依存先を増やすこと」についてのメモ

    「助けて」が言えない---SOSを出さない人に支援者は何ができるか 日本評論社 Amazon 『「助けて」が言えない SOSを出さない人に支援者は何ができるか』という本を読んだ。「まだ依存症関連の本読んでるのか」と言われると、まあ、おれはハイパーリンク(最近聞かないな「ハイパー」)を踏んで本を読んでいくタイプの人間なので。きりがないといえばきりがない。でもいつか飽きる。 それと、「おまえ、精神障害者でアルコール依存症、あとギャンブル依存症の当事者なのに、支援者側の本読んでどうすんだよ」という話もあるだろう。おれも、「治療される側が、医療者や支援者向けのマニュアル知ってどうすんだよ?」みたいな思…

  • 2023年 ジャパンカップ回顧 「世界最強馬」イクイノックスよ

    2023年11月26日 東京スポーツ ジャパンカップ(G1) 結果・払戻 2023年11月26日 東京12R レース情報(JRA) - netkeiba.com ジャパンカップは好きなレースだ。おれのなかでは東京2400mというのはとくべつなコースだという思いがあって、古馬G1ではジャパンカップがそれだからだ。 本当ならば、いろいろな国から未知の強豪がやってくるから、と言いたいところだが、それはもう昔の話だ。 「キャプテン渡辺の自腹で目指せ100万円!」(テレビ東京のYouTube番組)で、東スポの虎石晃も語っていたが、清水成駿が国際情勢を交えて予想したりするのが面白かった。もしも今年なら…

  • 優雅で丁寧なベトナム料理店

    祝日の上の駅はそこそこに混み合っていた。駅ビルで昼食をとるのはたいへんだ。 わたしたちは公園口と反対側に出た。 しばらく歩く。最初に目的としていたのはハリマ・ケバブ・ビリヤニという店で、ビリヤニでも食べようかという話だった。以前一度行ったことがあって、とてもおいしかったのを覚えている。 しかしながら、女の人が言うには、数日前にインド・ネパールカレー屋に行ったばかりだという。カレーとビリヤニでは違うが、じゃあ違うところに行きますか、ということになった。 携帯端末のマップ機能を使うと、ビリヤニ屋の向かいにアジア料理の店があるようだ。ホテルの一階のカフェ・レストラン。豆なダイナー? 評判も悪くない。…

  • 感想:東京国立博物館「やまと絵」展に必要だったもの

    今日、遺品として伝えられている黄金時代の絵巻ともいうべき『信貴山縁起絵巻』『伴大納言絵巻』『源氏物語絵巻』『鳥獣人物戯画』『地獄草紙』『餓鬼草紙』『病草紙』などは、すべて十二世紀から十三世紀にかけて成立したものと考えられている。十二世紀から十三世紀といえば、古代律令制社会が音を立てて崩れていった、院政末期から鎌倉時代へかけての動乱の時代であって、日本の歴史のなかで、まず、これほどおもしろい時代はないといえるほど、おもしろい時代であったということを私は強調しておきたい。 どんなふうにおもしろい時代だったのか。まず第一に、文化の面で鎌倉新仏教の成立を指摘しなければなるまいが、そういってしまっては、…

  • さて、帰るか

    今日はなんか頭がぼんやりして、やろうと思っていたことがほとんどできなかった。まあ、そういう日もある。帰る。 帰るまえに、たまには政治の話をする。こんな記事を読んだ。 「悪いことしてないのに…」漏らした首相 最低支持率が与えた衝撃 [岸田政権]:朝日新聞デジタル 支持の底が抜けたのか――。岸田文雄内閣の支持率が、2012年末に自民党が政権に返り咲いてから最低の25%にまで下落した。 岸田内閣の支持率がひどいことになっている、という。 岸田内閣。どうだったのか。たぶん、自民党総裁選というなかでは「岸田さんが一番ましなのでは?」と思っていたと思う。所得倍増とか、新しい資本主義とか、なんか言ってたし。…

  • 冬の低アルコール飲料問題(火曜日にもお恵みものがありました)

    今週のお題「最近飲んでいるもの」 昨日、たくさんお恵みいただきましたが、まだまだありました。ノンアルコール派からの一票でございます。ありがとうございます。減酒に取り組みます! まあしかし、今夜はスコッチ飲むでしょ。 pic.twitter.com/kPW7XKbBT7 — 黄金頭 (@goldhead) November 20, 2023 とかいいながら、いきなり月曜から飲んだんだけどな! だって、シングルモルトウイスキーがたくさんあるんだもん! それはさておき、お題の「最近飲んでいるもの」といえば、それでもまあ3%アルコールとか、ノンアルコールビールとか、炭酸水と酢とかが多い。ハードリカーの…

  • 月曜日にはたくさんお恵みものが届いていました

    ……とか、世界に向かって叫ぶ。 すると。 3%アルコール。 神はおれに減酒をすすめているのか。 記憶力を高めるノンアルコールビール。 神はおれに禁酒を望むのか。 と、思ったらアードベッグ・ウィー・ビースティー。 神はおれに酒を飲んだほうがいいとおっしゃるのか。 さらに追いスコッチ。カリラとラフロイグ。 これはもう、酒代に困らんぜ……。 というわけで、減酒するにも、禁酒するにも、飲酒するにも、対策はばっちりだ。どっからでもこい、どんとこい、という心持ちである。正直、酒を買わないとスーパーでの買い物が安いなーと思っていたところで、心強い援軍がきた。孔明の罠かもしれない。ここのところは白菜が安いとい…

  • 2023年 マイルチャンピオンシップ回顧 眠くて馬券が買えない

    おれ、顎が小さくて睡眠時無呼吸症候群なのよ。それで、マウスピースして寝てるんだけど、まれに、マウスピース装着する前に寝落ちしてしまうことがあるんよ。それが、土曜の夜だった。明け方になんか目覚めて、「あ、マウスピースしなきゃ」って装着してまた寝た。昼頃起きた。なんか寝起きの感じがよくない。あ、寝起きの感じがよかったことなど人生であったためしはないけれど。まあいい、起きて、シャワー浴びて、ちょこざっぷへ行った。筋トレマシン一通りと、トレッドミルやった。やって帰って、洗濯した。あと、レトルトカレー食った。そんで、競馬した。 したらね、すげえ、すげえ、眠くなったのよ。「眠くなる」という言葉が似合わない…

  • 今もおれにとってスウェードは最高にかっこいいバンドなんだよ!(Zepp Haneda 11/18,2023)

    天空橋で降りるのははじめて。Zepp Haneda。 Manic Street PreachersとSuede、スウェードとマニックス。おれは文字通りの中二のときからスウェードのファンで、今でもそうだ。悪いが、マニックスは守備範囲外だった。 Manic Street Preachersのショーは6時きっかりにはじまり、7時15分きっかりに終わった。Suedeはいつ始まるのか? 15分後? いや、30分……45分後! ニューアルバムの『AUTOFICTION』の曲からスタート。2曲目の「Personality Disorder」の「ディスオーダー」が「ディスオーだ……」みたいになっていたので、ブ…

  • 暇は依存症の悪友

    寄稿いたしました。 blog.tinect.jp このごろ、依存症に興味を持っている。というか、おれ自身がアルコールやギャンブルに依存しているからだ。 アルコール、薬物、ギャンブル、ゲーム……いろいろ依存症とされているものがあって、それぞれに違うところもあれば、同じところもある。 おれが「これは同じなのでは?」と思うことが一つあって、「暇は依存症の原因の一つ」というものだ。やることがないので、ついついやってしまう。はまり込んでしまう。これだ。 上の「ゲーム障害」にも、「ゲームをするから学校に行かなくなる」のか、「学校に行かなくなってゲームをするのか」みたいな話は出てくる。小学生のときと、大学の…

  • さて、帰るか

    おれが断酒ならぬ減酒をはじめたことは前に書いた。ついでにいえばちょこざっぷだが、ジムというものにも通っている。健康を志向しているといっていい。 しかしながら、襲ってくる抑うつの頻度はかわらないし、飲酒とも運動とも関係ないことに気づいてきた。まあ、だからこその双極性障害、障害なのだ。もしも「酒を飲まなければ抑うつにならない」というのがはっきりしていれば、この病気の第一選択薬はシアナミドになっていることだろう。 というわけで、おれはもう、べつに、なんだか、ちょっとは健康になれるのか、抑うつの苦しさから、少しは楽になれるのかと思っていたところもある、減酒、もうやめようかなとか思っている。 というのも…

  • 結局、ベンゾジアゼピンって長期的に飲んでいいの?

    ameblo.jp はてなブックマークでこんな記事が話題になっていた。 若い医師のなかにはベンゾジアゼピン系の薬を絶対否定する人がいるということらしい。 ベンゾジアゼピン。 Wikipediaなど見てみよう。 ベンゾジアゼピン - Wikipedia ベンゾジアゼピンの長期的影響 - Wikipedia ベンゾジアゼピン依存症 - Wikipedia ベンゾジアゼピン離脱症候群 - Wikipedia ……なんとなく、否定的な書き方が多くね? とくに長期的な使用について否定的じゃね? でもおれ、最初に精神科行ってから、ずっとレキソタン処方されてんだよ。まあジェネリック飲んでるからブロマゼパムと…

  • 大阪万博の記憶

    万博の会場に入ると、参加した四カ国のブースが軒を連ねていた。トルコのブースではドネル・ケバブが売られていた。ケバブサンドも人気らしい。タイのブースではカレー。メキシコのブースは豆と野菜いっぱいのタコス。あとはどんなものがあったのか思い出せない。 あとはもちろん、開催国日本のブース。たこ焼きやお好み焼き、大判焼きなどよりどりみどり。わたしは冷やしきゅうりを一本買った。400円だった。これも万博値段なのだろう。 わたしは広大な芝生広場にすわり、きゅうりをかじった。少し離れたところから歌が聞こえる。西成の歌姫の魂の歌唱だ。まわりには常連客たちの姿がちらほらと見えた。おれは空を眺めた。まわりには高い建…

  • 西川龍馬はカープでやりきった感じがしない

    西川龍馬がフリーエージェント宣言をした。 広島・西川が国内FA権行使/野球/デイリースポーツ online 広島の西川龍馬外野手(28)が14日、昨季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使することを表明した。「パ・リーグでやってみたい。環境を変えて新たな自分探しができたら」と話した。 おれは新井貴浩現監督のフリーエージェントのときには相当に衝撃を受けたものだが、西川龍馬についてはそうでもない。 西川龍馬がカープにとってたいした選手でなかったのか? 否、だ。その天才的、変態的打撃は大きな楽しみであったし、本来の打順ではないかもしれない四番を任されても、ここでは打ってくれるとおおいに期待で…

  • 2023年 エリザベス女王杯回顧 重賞未勝利馬を本命にはできんかった

    2023年11月12日付 東京スポーツ紙より エリザベス女王杯(G1) 結果・払戻 2023年11月12日 京都11R レース情報(JRA) - netkeiba.com 金曜の前々日発売からブレイディヴェーグが単勝一番人気。いや、それより前のnetkeibaのオッズでもそうだった。東スポ一面の田原成貴も本命にしていた。ルメールは伊達男だ、と。 おれは「そうかなあ」と懐疑的だった。ブレイディヴェーグが二着した前走の勝ち馬マスクトディーヴァは、レコード勝ちにG1二着と強い馬だ。だが、本馬はどうなのか。比較からすれば勝負になってもおかしくはない。おかしくはないが、一番人気になるほどか、と。それ…

  • センター南とセンター北のセンターってどこだ?

    昼過ぎに起きる。いや、もっと早く目覚めてはいたが、ぐだぐだとベッドの上で過ごす。 そういう時間をなくすためのちょこざっぷだ。しかし、あえて散歩にでかける。思えばおれがちょこざっぷに入ったのは真夏。サイクリングもジョギングも屋外で行うのは厳しい季節。 今の季節なら、外を歩いてもよい。ウォーキングは医者がすすめる第一の運動でもある。 というわけで、おれは関内まで歩いて、地下鉄に乗った。……と、簡単に書いたが、「え、地下鉄の駅どこ? 入り口わかんねえぞ」とiPhone片手にうろうろした。何年「関内関外日記」なんてブログやってんだ。まったく。 目的地はセンター北駅、もしくはセンター南駅。おれはほとんど…

  • 素直にGPT-4 Turboに金出したほうがいいというだけの結論

    承前。 goldhead.hatenablog.com 読みたい小説がある。とても古い小説で、日本語訳が手に入らない。元はノルウェー語だが、とりあえずプロジェクト・グーテンベルクの英語版は見つけた。おれは英語が読めない。翻訳エンジンを使うしかない。比べてみたらAIに翻訳させると質がいい。しかし、いちいちコピペできる分量ではない。なにか方法があるかとChatGPTに聞いてみた。Pythonを使えばできるという。なので、やってみた。とりあえず、できそうな感じがした……というのが上の記事まで。 そして、今日だ。あ、この一連の記事はリアルタイムでお伝えしています。昨日の記事は昼休みに書いた。で、今日は…

  • ChatGPT頼みのプログラムど素人が一日半でPython経由でOpenAI API使えるようになった

    承前。 goldhead.hatenablog.com おれは761,000文字ある英文の小説を、AIに翻訳させたいと思った。思って、やり方をChatGPT3.5に聞いて、Pythonがいいという。はて、Python、なんだかわからんが、そのインストールから始めたのが昨日の朝。 とにかく、テキストファイルにある英文をChatGPTにハードボイルド風の日本語に翻訳させたい。ただ、一度に送信できるテキストの量(トークン)は限られているので、自動的に限度内の送信を繰り返して、その返信を受取る。受取ったテキストを結合させて一つの日本語テキストファイルにする。それでおれはクヌート・ハムスンの『土の恵み』…

  • 初めてPythonというのに挑戦してとりあえずエラーで挫折している

    まずPythonというものの環境をセットアップ。OpenAIのAPIキーの取得。そして、言われた通りにコードを流し込んでみる。おれは今どきの高校生が習うくらいのプログラミングの基礎も知らない。それでもおれはハムスンの『土地の恵み』をAIにハードボイルド風に訳させたのを読みたいのだ。 pic.twitter.com/gnPccSsheK — 黄金頭 (@goldhead) November 7, 2023 おれはクヌート・ハムスンというノルウェーの古い作家の小説『土の恵み』を読みたいと思った。日本語訳は戦前のものしかなく、流通していないといってよい。ただ、プロジェクト・グーテンベルクで英語版は見…

  • 保冷も、水漏れも、それ以前の問題だよ!

    「あ、もしもし、ですね、あの、ですね、御社のね、水筒を買ったんだ。断熱の、その、保冷とかするやつだよ。黒い色の。いや、色は関係ないんだけどね。それがだね、問題なんだよ」 「お客様、落ち着いて下さい。保冷に問題がありましたか? あるいは水漏れでしょうか?」 「あのね、そういう問題じゃないんだよ、保冷も、水漏れも、それ以前の問題だよ! キャップが開かないじゃないか。ボタンをプッシュ、プッシュだよ、押し相撲しても、パカンと蓋がね、跳ね上がらないんだよ。これではね、保冷も、水漏れも、やろうと思ってもできないわけだよ。おたくの水筒というのは、あれか? 空気を入れるのか? おいしい空気を保存するの? じゃ…

  • 英語のできんやつが、生成AIで英語の小説を読めるのか?

    今週のお題「最近読んでるもの」 おれはこの間、クヌート・ハムスンの『飢え』を読んだ。たいへんに面白かった。 ノーベル文学賞は強い クヌート・ハムスン『飢え』を読め! - 関内関外日記 面白かったので、ノーベル文学賞受賞作である『土の恵み』を読みたいと思った。が、調べてもらえばわかるが、これはもう日本語訳が手に入らないといっていい状況なのである。 青空文庫にも……ない。あ、では、プロジェクト・グーテンベルクはどうだ? Growth of the Soil by Knut Hamsun Project Gutenberg あるじゃないの。あ、元はノルウェー語? 英語の小説じゃない? べつにいい…

  • Searching for Autumn in the Neighborhood

    一昨日、ジャパンモビリティショー2023に行ったので、家にカメラが置いてあった。 今日は起きたのがそんなに遅くなかった。ちょこざっぷ行く? でも、昨日行ったばかりだしな。 どうせちょこざっぷ行ってもエアロバイクかトレッドミルなら、外を歩くか。 カメラを持って、秋を探しに。 なんか、秋らしさがないと思わないか。 十一月に入っているのに、Tシャツにジャージ羽織っただけで、歩いていたら少し暑い。半袖の人がいてもべつに普通だ。 地球は暑くって滅びる。 ハト。 ハトだが? 袋果。 カキ。 あ、今日の写真、設定は暗めで曇り空でビビッドに設定してあります。曇りで色が出ない感じだったので。 不自然さは否めない…

  • ジャパンモビリティショー2023に行ったのこと

    「ジャパンモビリティショーに行かない?」と女の人が言った。「なんですかそれは?」とおれは答えた。どうも東京モーターショーがそういう名前になったらしい。これが「やまと絵展に行かない?」とか「横尾忠則の寒山拾得展に行かない?」ならわかる。でも、モビリティ? まあ、東京モーターショーも行ったことないし、行ってみることにした。 www.japan-mobility-show.com 行ってみた、といっても、この人の数である。新橋でゆりかもめが満員になっていて乗り込めず、一本待って、それで東京ビッグサイト駅に着いたらこの行列だ。もちろん後ろにもすごい人だ。こんなんで中は大丈夫なのか? と、思わずにはいら…

  • カープは新井「名」監督のために補強を頼む、と言いたいが……!

    寄稿いたしました。 blog.tinect.jp 「モチベーター」として類まれなる才能を発揮した2023年カープの監督、新井さんについて論じました。論じる? まあいいや、チームに心理的安全性のようなものを浸透させ、ベテランも若手もやる気にさせ、ちょっとさせすぎたところもあった新井さん。来季以降に望むことも書きました。 で、そこまでは書かなかったけれど、このままいったら新井さん、名将として球史に名を刻むんじゃないのか……と思わないでもなく。 ドラフトでも目立っていたし。 full-count.jp この日、広島は楽天と競合の末、常廣との交渉権を獲得した。その後、新井監督は青学大に来校し、インタビ…

  • ラ・マルク靴店

    わたしはあてもなくぶらぶらと古い商店街を歩いていた。日曜の昼下がりだった。 「そこの人、ちょっとよろしいか?」 古びた、それでもきっちりとしたスーツに身を包んだ銀髪の老紳士に声をかけられた。 「なんでしょうか?」 「わたくしにはわかるのですが、あなたにはお悩みがあるようだ。失礼ながら、端的に申し上げて、それは身長のお悩みです」 「なぜ、わかったのですか?」 「見ればわかります」 わたしはこのごろ三十代に差し掛かり、生涯の伴侶を得ようと努力しているが、どうにも女性に相手にしてもらえない。立派な学校も出て、名のある企業に勤め、これでも品行方正に生きていると思っている。それなのに、女性に相手にされな…

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