屋久島カキランが咲き始めました。カキランは近くでも見られます。カキランは草丈が80㎝ほどになりますが、庭の屋久島カキランは20㎝くらいです。地味な花ですが山野草の雰囲気があり好きな花の一つです。屋久島カキランの花
庭に250種ほどの山野草を育てています。 山野草の四季折々の姿をご紹介できればと思います。
自宅でも山野草を育てていますが、自宅の周りも自然が多く、散歩コースは可愛い植物や野鳥たちにたくさん出会えます。 そんな日々の暮らしをご紹介できればと思います。
素心花のタイリンアオイが咲きました。タイリンアオイは普通黒みがかった紫の花を咲かせます。タイリンアオイは近くの山でも普通に見られます。素心花は色が抜けてメノウのような薄い緑の花でとても美しいです。5年くらい前に山草会の方から頂きました。毎年奇麗な花を咲かせます。こちらは通常のタイリンアオイです。タイリンアオイ(素心花)の開花
亀甲斑ヤブレガサの美しい葉模様が展開して来ました。ヤブレガサの花は見映えがしません。春の芽出しの頃の葉芸を楽しみます。この時期は種名のように破れた傘の網目模様がとても美しいです。亀甲斑ヤブレガサの美しい葉模様
5年ほど前ですが頂いたオケラの鉢に小さな苗が芽吹いていました。草ではないようだと思い育てていたら今年たくさんの花を付けました。花が咲いてユキヤナギだと分かりました。ユキヤナギは生育も旺盛なので庭ではあまり大きくならないように調整したいと思います。庭のユキヤナギも多数の花が咲くようになると種名の通り積もった雪のようになると思います。ユキヤナギの花
トサミズキが咲き始めました。挿し木した苗を頂いてから3年ぐらいになります。今年は花もたくさん付けました。トサミズキ(土佐水木)の種名の由来がある方のブログに載っていました。引用させて頂くと「自生地が土佐で樹液が多い」「春先に枝を切ると水がひたたり落ちるほど水っぽい木」とありました。種名の由来が分かると観察する時の気持ちも変わります。種名の由来が分かって良かったです。トサミズキの花
モミジ葉タンチョウソウが咲き始めました。タンチョウソウは中国東北部から朝鮮半島に自生しています。モミジの葉のように深く切れた葉と小さな花が密に咲く姿が相まって可愛いです。タンチョウソウの種名は蕾の先の薄紅色をタンチョウの頭に見立てて付けられました。モミジ葉タンチョウソウの花
ニリンソウが咲き始めました。一本の茎から花が2輪、より沿って咲く姿から二輪草の種名がついています。我が家ではリュウキンカに続いて咲く早春の花です。サンリンソウにも蕾が上がってきました。ニリンソウの開花
カラス葉リュウキンカの花が咲き始めました。黒い葉の中に金色の花が鮮やかです。種名の通りだと思います。早春の花で我が家ではセツブンソウ、オウレンに続いて咲きます。このところ暖かい日が続き一斉に咲き始めました。新しい蕾も次々に上がって来ています。しばらくは楽しめそうです。カラス葉リュウキンカの花
このところずっと雨でしたが止んでいましたので庭に出て見ました。日差しが長くなってきて花達も一斉に芽吹いてきました。山野草を育てていて最も嬉しい季節です。私はウマノスズクサ科の植物が好きで、カンアオイ、ウマノスズクサを育てています。どの種も変わった形の花を咲かせます。フタバアオイとウスバサイシンが芽吹いていました。フタバアオイは良く増えますが、ウスバサイシンを増やすことが出来ません。フタバアオイウスバサイシンフタバアオイ、ウスバサイシンの芽吹き
2月14日にご紹介したバイモが咲きました。アミガサユリとも呼ばれます。花の内側からかざしてみたら種名の由来が良く分かります。地植えだと大きくなり花もたくさん咲きます。鉢植えではなかなか花を咲かせることが出来ません。鉢の大きさに対して球根の数が多すぎるのかも知れません。網目模様が奇麗です。球根の数が多すぎたようです。バイモの開花
ジャガイモの種芋を植えました。この時期は山野草の植え替えとの並行作業で忙しい毎日です。畑の野菜も山野草とは違った成長の楽しみがあります。収穫を待つ楽しみです。自分で作った野菜は安心で堆肥をたくさん使いますから美味しいです。5月末頃から成長の早いものは収穫できると思います。畝づくり使用する堆肥と化成肥料ジャガイモには鶏ふんは使いません。穴に堆肥、化成肥料を入れます。今回植えるのは4種です。ダンシャク、メークイン、キタアカリ、デストロイヤーです。土を戻しジャガイモを並べ土を掛けたら終了です。ジャガイモの種芋植え
毎年セツブンソウの種を採取し蒔いています。年々増えて嬉しい限りです。今年はなかなか芽が出てこないので全滅したかと心配していました。今年もたくさんの芽が出て来て良かったです。目標の50球にもうすぐ到達できるかも知れません。大鉢に群生させるのを目標にしています。今年の花にも種がついています。セツブンソウの発芽苗
庭のクリスマスローズは皆オリエンタリス何々と種名がついています。原種に近い種だと思います。クリスマスローズは園芸品の名前です。自生地はコーカサス地方からトルコ・黒海沿岸です。もう大分前に小さな苗を購入したものですが大きくなりました。丈夫で特に注意して育てていませんが、毎年奇麗な花を咲かせます。黄色の花があったと思いますが、今年はまだ花が見られません。クリスマスローズの花
先日植え替えた野辺のキク類が芽吹き始めました。日本にはたくさんのキク類の花が自生しています。散歩路や近くの野山にもいろんなキクの仲間が見られます。普通野菊と呼んでいますが、野菊の呼び名は清楚な感じがして良いものです。清澄シラヤマギク千葉県の清澄山周辺で発見されたとされ、茶花としても人気があります。蝦夷ノコンギクノコンギクの北方系だと言われています。アワコガネギク本州以南に自生地がありますが、地域全体に自生しているわけではなく自生地は散発的です。九州の北部が南限で私の家から30分くらいのところに自生地があります。屋久島ノコンギク屋久島の固有種です。鉢植えでは草丈も高くならず密な花と相まって観賞価値があります。千本ギク本州、四国、九州の山地の川岸や渓流の岩場に自生しています。別名タニガワコンギクとも呼ばれてい...野辺のキクの芽吹き
昨年は10月まで高温が続き庭の山野草も大分影響を受けました。千島キキョウなどたくさんあった株もすべて溶けてしまいました。病気ならいくつかは残りますが、気温の影響は大きいことが分かりました。ウスユキソウも北方の花なので心配していましたが芽吹いてきました。やれやれです。早池峰ウスユキソウ元気な緑の芽が確認できます。千島ウスユキソウ白い綿毛の芽が大きくなってきました。元気なようです。高麗ウスユキソウこちらも白い綿毛の芽が確認できます。礼文ウスユキソウこちらはまだ芽吹きが確認できません。枯れ葉の色が奇麗ですから大丈夫だと思います。ウスユキソウの芽吹き
今年もアセビの花がたくさん咲きました。神奈川にいる時に小さなポット苗を購入してから35年以上になります。大きくなって他の庭木に劣らない存在感のある木になりました。10㎝ぐらいの房状の花序にたくさんの壺状の花を付けます。庭では春の訪れを告げる木です。アセビ屋久島アセビ7年ほど前に購入したものです。今では樹高も30㎝ぐらいになり盆栽風になってきました。こちらは白花ですが照葉の葉と相まって見映えがします。花序の数が少ないのでもう少し増やせるように育てたいと思います。アセビと屋久島アセビの花
日本スズランを植え替えました。本来スズランの植え替えは休眠期の秋がベストだと思います。秋に植え替えが出来ませんでしたので植え替えました。スズランは休眠期も株は成長しており、鉢もすぐに窮屈になります。スズランの芽は根の先端に出来るため鉢底に芽ができます。鉢一杯に株が大きくなったら芽の成長に支障がでます。鉢から抜いたらたくさんの芽が確認できました。株は元気なようです。あまり小さく分割をしないで植えつけました。少し心配ですが奇麗な花を期待しています。金斑のスズランも同様に植え替えました。日本スズランの植え替え
庭には菊の仲間を12種置いています。その中、海浜に生える菊は6種です。今回は5種を植え替えました。コハマ菊も近々植え替えます。小豆島イソギクイソギクよりも小型で鉢植えでは20~25㎝くらいです。自生地は分かりません。イソギク千葉県から愛知県及び伊豆諸島の海岸の崖や岩場に自生しています。シオギク自生地が徳島県から高知県のごく一部に自生しています。イソギクに似ていますが草丈は低く、イソギクに比べ花の数も少なく少し大型です。赤花ハナイソギクイエギクといイソギクの自然交配種です。イエギクの種類で花の色も変わります。浜ギク関東以北の太平洋側に自生しています。丈夫な菊で花もマーガレットに似た大きな花を咲かせます。海浜菊の植え替え
イワチドリを植え替えました。イワチドリは本州中部以西と四国に自生しています。イワチドリはその名の通り可愛いランです。小型のランで小鉢や穴をあけた軽石などに植えれば見映えがします。水を好みますので水切れに注意すれば栽培はそんなに難しくありません。庭では毎年1.5倍くらい増えます。イワチドリの植え替え
カンザキアヤメが咲きました。庭のカンザキアヤメの開花は、いつもは1月です。今年は随分遅くなりました。やはり昨年の遅くまでの高温が影響しているのでしょうか。カンザキアヤメは地中海から西アジアに自生しています。花の少ない冬に咲いてくれ、庭の寂しい時期を彩ってくれます。カンザキアヤメ(カンアヤメ)が咲きました
ニリンソウ、サンリンソウが芽吹いてきました。山野草の芽吹きはどの花も心が温まります。この時期は次々に芽吹きが見られ、庭に出るのもワクワクします。4月には可愛い花が見られると思います。ニリンソウ北海道からから九州の山野のやや湿った場所に自生しています。夏の日差しを避け日陰で、加湿乾燥に気を付けて育てます。サンリンソウ北海道から本州の中部地方以北に自生しています。ニリンソウと同じように育てています。ニリンソウ、サンリンソウの芽吹き
カキランは北海道から奄美大島まで広く自生しています。私の家の近くにも自生地がいくつかあります。カキランは草丈が50㎝~80㎝くらいになります。庭のカキランは屋久島カキランで草丈は20㎝~25cmです。草丈があまりないので鉢とのバランスも良く見映えがします。葉の枯れ具合から元気なようです。たくさんの芽が確認できました。6月には奇麗は花が楽しめると思います。屋久島カキランの植え替え
「ブログリーダー」を活用して、ymakiさんをフォローしませんか?
屋久島カキランが咲き始めました。カキランは近くでも見られます。カキランは草丈が80㎝ほどになりますが、庭の屋久島カキランは20㎝くらいです。地味な花ですが山野草の雰囲気があり好きな花の一つです。屋久島カキランの花
カシノキランが咲き始めました。着生植物で庭では柿に着生させています。一度着生させるとそのまま何もしなくてよく管理も楽です。生長は遅くなかなか大きくなりません。着生させて7~8年になり、たくさんの花を付けるようになりました。カシノキランの花
ギボウシのブルーマウスイヤーが咲き始めました。小型のギボウシでその名の通り、葉がネズミの耳に似ています。草姿もコンパクトで花付きも良く鉢植えに向いています。ギボウシ(ブルーマウスイヤー)の花
ヒトツバショウマが咲き始めました。神奈川に居た頃、丹沢の川沿いでよく見かけました。ヒトツバショウマが咲くと神奈川時代を思いだします。小さな花がはたくさんの星をちりばめた様で美しいです。ヒトツバショウマの花
アジサイ(初霜)の花が咲きました。美しい葉芸と青い花と白い装飾花が相まって奇麗です。梅雨の中咲く花は気持ちを少し爽やかにしてくれます。栽培も増殖も容易です。ただアジサイは旧枝先咲きですから剪定時期が重要です。アジサイ(初霜)の美しい葉芸と花
夏ツバキが満開です。植えてからもう37年になります。大きくなって主幹が枯れましたが、元気で毎年奇麗な花を見れてくれます。ただ花はすぐに落ちて下に置いている鉢にたくさんたまります。毎日片づけが必要です。夏ツバキの花
対馬黄金オニユリが咲き始めました。オニユリの変種で対馬の固有種です。鮮やかな黄色の中に黒い斑点があり美しいユリです。花は花序の先端に数個咲かせます。オニユリ同様むかごがたくさんできますので増殖は容易です。栽培も難しくありません。対馬黄金オニユリの花
オカトラノオは近くの山にもたくさん自生しています。草丈は大きなものでは1ⅿにもなります。鉢では50㎝くらいです。茎の先端に長さ10㎝~20㎝くらいの花序にたくさんの花を咲かせます。花序の先端は傾き、種名の通り動物の尾のように見えます。オカトラノオの花
アナベルが咲き始めました。梅雨空に清楚な白い花が目立ちます。アナベルは北アメリカが原産地です。どちらも同じアジサイの仲間ですが、アナベルの方が栽培が容易です。アジサイは旧枝先咲きで剪定時期が重要です。アナベルは新枝先咲きで剪定の時期を気にする必要はありません。アナベルの花
阿蘇ヒメユリが咲きました。以前庭には土佐ヒメユリもありましたが、枯らしてしまいました。雨に中鮮やかな朱色の花が目立ちます。阿蘇ヒメユリの花
アスチルベの花が奇麗です。雨に打たれても穂先があまり垂れることもなく美しい花を見せてくれます。梅雨に合った花かも知れません。小さな花を密に付けた円錐状の穂は横に広がる葉とのバランスも良く見映えがします。アスチルベの花
三蝶シランと黄花シランが咲きました。シランは蘭の中でも栽培がやさしい種です。病害虫にも強く地植えでも鉢植えでも良く育ちます。根茎を切り分けることで増殖も容易です。三蝶シラン黄花シラン三蝶シランと黄花シラン
ツクシカラマツとムラサキカラマツが咲き始めました。ツクシカラマツの自生地は良く分かっていません。対馬列島から済州島に自生するムラサキカラマツと屋久島カラマツの交配種と言われています。ツクシカラマツには種子が出来ません。もう大分前にムラサキカラマツとして購入しましたが疑っています。ムラサキカラマツは草丈が50㎝ほどになりますが庭のムラサキカラマツは20㎝ほどです。でも種子が出来るのでツクシカラマツではないと思っています。ツクシカラマツとムラサキカラマツ
姫バラが咲き始めました。今咲いているのは雅と赤ずきんです。姫バラは挿し木ですぐに増やすことができます。挿し木苗も2年後には花を付けます。姫バラは黙っていても自然と盆栽風に成長します。あまり手の掛からない花です。雅赤ずきん姫バラの雅と赤ずきん
庭にはイチゴを10数種置いています。姫バライチゴと屋久島姫バライチゴの花が咲きました。どちらも草丈は10㎝前後の大きさですが、大きな花を咲かせます。うまく栽培すれば実成も楽しめます。姫バライチゴナンヨウバライチゴとも呼ばれ台湾が自生地です。屋久島姫バライチゴ姫バライチゴと屋久島姫バライチゴ
イブキジャコウソウはハーブのタイムに近い種です。私の好きな佐賀県の黒髪山にも自生しています。庭に赤花と白花があります。少し触るととても良い香りがします。草のように見えますが木本の植物です。小さな花を密に付け鉢を覆うように広がっていきます。赤花白花イブキジャコウソウの赤花と白花
イワタバコはあまり日の当たらない湿った岩場に生えています。庭には青花と白花があります。今年の青花は花付きが今一つです。丈夫な花ですので管理をしっかりして来年は奇麗な花を見たいです。白花は軽石に植えているのもあります。自生の雰囲気が出て良いものです。イワタバコの青花、白花
庭にはショウマの仲間を数種置いています。アワモリショウマが咲き始めました。ショウマ類は小さな花が密に集まって咲きます。アワモリショウマも泡のような小さな花を密に咲かせることからこの名があります。近畿以西、四国、九州の岩場に自生しています。アスチルベの仲間で日本固有種です。アワモリショウマの花
一昨年ある展示会で購入した八重咲香丁木に初めて花が咲きました。花は1.5㎝くらいで小さい花です。八重咲の上品な花で期待以上の花でした。木が大きくなれば見映えも一層良くなると思います。八重咲香丁木の花
ノリウツギは全国に自生しています。アジサイの仲間ですがアジサイが終わった7月頃に花を咲かせます。庭のノリウツギは花よりも葉芸を楽しみます。この時期が最も葉芸の美しい時期です。斑入りノリウツギの美しい葉芸
ハナイカダは全国に自生しています。以前住んで居た横浜の家の近くの山にたくさんありました。懇意にして頂いていた隣のお茶の先生が気に入っていて時々一緒に見に行きました。ハナイカダの実がなると横浜時代を思い出します。今の自宅の近くにも自生しています。ハナイカダは花柄が葉の中央の葉脈と癒着しているため、葉の中央に花があるように見えます。ぴったりの命名だと思います。雌雄異株ですので実をつけさせるには雄株と雌株を近くに置いて育てる必要があります。雄花雌花結実熟した実ぴったりの命名のハナイカダ
庭の野菜も最盛期です。特にトマトは毎日たくさん収穫できます。とても毎日消費できませんから保存できるようにトマトソースを作っています。トマトソースに作っておけばミネストローネ、パスタ、スープなど使えて便利です。分けてあげても喜ばれます。今回はトマト2.3kg、タマネギ1.5kg、ニンニク4かけなどで作りました。30分ほど煮て完成です。小分けにして冷凍保存します。恒例のトマトソースの作成
ワレモコウは自宅の近くでも見られます。草丈も90㎝ぐらいになります。花がない時期はほとんど目立ちませんが、あずき色の花が咲くと分かります。花茎の先に数個の花が付き、風に揺れる様は風情があって良いものです。庭の斑入りのワレモコウはタンナワレモコウの白覆輪品種で「煌めき」の銘がついています。草丈も10㎝前後です。屋久島ワレモコウと共に大切にしています。栽培は特に難しいこともなく良く増え、分けてあげても喜ばれます。白覆輪の斑が美しいワレモコウ(煌めき)
北海道など寒冷地の植物は九州での栽培は厳しいものがあります。庭のウスユキソウ、キキョウなど寒冷地の植物は植え替えを頻繁にしています。培養土を奇麗にしていると調子が良いように思います。3月初め頃、6月中頃、9月末頃に植え替えをしています。今年は6月中頃の植え替えが2週間ほど遅くなりました。今回はウスユキソウ類(千島、早池峰、礼文、オオヒラ、高麗、キリギシ)とキキョウ類(千島、オヨベ、小川、皿ヶ嶺)など70ポットを植え替えました。これで夏を乗り切れるでしょう。ウスユキソウ、キキョウの植え替え
カシノキランの花はあまり目立たなく、いつの間にか咲いていたという感じです。花は反り返った葉の内側で咲き、小さく目立ちません。でもよく見ると黄色の花の中央に赤い斑点があり可愛いものです。庭のカシノキランは柿の木に着生させています。小さい株は軽石にも付けています。着生ランは一度着生させるとほとんど手がかからず楽しめます。葉陰にひっそりと咲くカシノキラン
私は菊が好きで庭に数種置いています。ハコネ菊は特に好きな種です。ハコネ菊はシオン属ですが、私は菊属との違いが良く分かりません。昔よく登った丹沢の山で見たような気もしますが定かではありません。何せ50年も前のことですから・・・・。庭のハコネ菊は大分前に購入したものです。株分けの都度人に譲っていましたが、昨年枯れたりして2鉢になってしまいました。今年は軍配虫の被害にあい、葉が傷んでいます。注意して管理し育てたいと思います。遠い昔の懐かしいハコネ菊
もう40年位前になるでしょうか。神奈川県の藤沢にいた時、よく出かけた丹沢の渓流沿いにたくさん自生していました。庭のヒトツバショウマは購入したものですが、花が咲くと丹沢を思い出します。ヒトツバショウマは進化の低い段階の植物で珍しい種です。栽培はそれほど難しくありません。線香花火のような小さな花を密に咲かせます。一つ一つの花は本当に小さいですがまとまると満天の星空のように美しいものです。満天の星空のようなヒトツバショウマ
ナゴランは自生地の一つの名護市に因んでこの名があります。花も葉も肉厚で太い根で木にしがみ付いています。生長が極めて遅く、葉も一年に2枚しか出ません。増殖は非常に難しい種です。花は美しく芳香があります。一度着生させたらほとんど何もしなくてよく栽培は容易です。庭では軽石と釣りシノブに付けています。釣りシノブのナゴランが咲きました。ラン愛好家に人気の高いナゴラン
フウランは花、葉、香りの3拍子が揃った観賞価値の高いランです。観賞価値の高いものから選別された種を富貴蘭と呼び東洋ランの一分野を形成しています。趣味家以外の人にも人気があります。庭には大きい株が2株あります。この株はもう40年位前になるでしょうか。東京駅の八重洲口でおばあさんが路上で売っていたものを購入したものです。3芽ぐらいの小さな株でしたが大きな株になりました。こちらの株は数年前に従妹から頂きました。枯れそうだからと言って持って来てくれました。開花はこれからです。時期をずらして楽しめそうです。花、葉、香りの3拍子が揃ったフウラン
矮性のアポイキキョウが咲いています。普通のキキョウは草丈が1mくらいになる種もあります。庭の矮性アポイキキョウは草丈20㎝くらいです。でも花は普通のキキョウのように大きく美しいです。播種を繰り返していると環境に順化して次第に大きくなります。株分けで増やし保存しています。こちらは白花種です。草丈は紫のキキョウより少し大きいです。矮性アポイキキョウの花
枝咲きキキョウはコーカサス地方が自生地です。コーカサス地方は黒海とカスピ海の間に位置しています。現在もチェチェン紛争など紛争地の一つですが、枝咲きキキョウは美しい花です。数年前山野草展に行った時に業者から購入したものです。毎年たくさん小さなベルのような可愛い花を咲かせます。草丈もコンパクトで鉢映りの良い種です。小さなベルのような枝咲きキキョウ
ソバナは山道の生える菜という意味だそうです。草丈が高くすぐに倒れやすいのが欠点です。でも釣鐘ニンジンような円錐形の鐘状の花は奇麗です。今年咲いたのは昨年知人に頂いたものです。以前は庭にも置いていましたが、枯らしてしまいました。今度は枯らさないように注意して育てたいですね。青紫の鐘のような花のソバナ
私はショウマが好きで庭には数種置いています。この時期はショウマの開花時期です。アワモリショウマが見頃です。一つ一つの花は非常に小さいですが、たくさん集まって咲く様は涼しげで良いものです。花序と葉のバランスも良く、しばらくは楽しめそうです。白い泡粒のアワモリショウマ
徳島県の石立山が自生地です。イシダテホタルブクロは小型のホタルブクロです。自生地での大きさは分かりませんが、庭に置いているのは10㎝以下です。でも花は大きく、斑点のある釣鐘型の薄紫の花は美しいです。良く増え、毎年2倍以上になります。分けてあげても喜ばれます。小さい草姿のイシダテホタルブクロ
梅雨空の中、斑入りのミズヒキが美しい葉芸を見せています。このミズヒキは8年前東京の友人に頂きました。今では庭のあちこちに芽吹いています。葉が元気なこの時期の葉芸が一番美しいです。農薬の散布もしないので虫の食害にあっています。文鳥を飼っているので農薬は使いません。切り花にして飾っていたら根が出てきました。鉢に植えてみようと思います。斑入りミズヒキの美しい葉芸
庭には8種のキンバイソウを置いています。千島キンバイは枯らしてしまいました。たくさん増えたので人にあげていたら庭に置いていた株が枯れてしまいました。イワキンバイ毎年たくさんの花を付けます。屋久島イワキンバイキンバイソウの中では気にっている種です。アポイキンバイこちらも屋久島イワキンバイ同様気に入っている種です。株は丈夫ですが花がなかなか咲きません。でも春芽吹いた頃の照葉は美しく葉だけでも十分観賞価値があります。ミヤマキンバイこちらもなかなか花が咲きません。夕張キンバイ枯れそうになったので慌てて植え替えたら元気になってきました。葉姿だけでも十分観賞価値があります。高嶺姫キンバイ毎年たくさんの花を咲かせます。雌阿寒キンバイこちらもほとんど花が咲きません。コキンバイ毎年少しは花が咲きますが寂しいです。思い通りにいかないキンバイソウ
オサランは着生ランです。樹木の幹や岩に根を張りしがみついています。庭のオサランはムギランなどと一緒に軽石に付けています。数株ありますが、すべて軽石に付けています。花の寿命も短く2~3日で終わります。でも草姿も小さく葉も2枚しかありませんが、ころころした姿が気に入っています。小さな着生ランのオサラン
カキランは自宅の近くでも見られます。渋く落ち着いた花は茶花としても用いられます。普通のカキランは草丈が高く全体のバランスが良くありません。庭のカキランは屋久島カキランです。草丈も25㎝くらいでバランスが良く草全体が落ち着いて見えます。渋く魅力的な屋久島カキラン
ナツツバキは別名シャラノキとも呼ばれています。このナツツバキは家を造った時に義父の友人に頂きました。もう35年になり大きくなりましたが、主幹が枯れてしまいました。樹形は乱れていますが、毎年奇麗な花を咲かせてくれます。惜しむらくは花が一日花で木の下の植木鉢にたくさん落花することです。取り除くのが少々大変です。主幹が枯れてしましました。花は美しいですね。小さな鋸歯の花びらが優雅なナツツバキ
オニユリは家の近くでもたくさん見られます。オニユリは赤ですが、対馬黄金オニユリは輝くような金色で圧倒的な存在感があります。この対馬黄金オニユリは懇意の歯科の先生に頂きました。5年位になるでしょうか。先生は植物にとても詳しく特に黒髪山(佐賀県)の植物はほぼ調べつくしたとのことです。黒髪山は植物の宝庫で固有種もたくさん自生しています。黒髪山の植物の本も出版されています。私は種別が分からないとき先生に問い合わせています。近くに詳しい方がおられるといつでも聞けてとてもありがたいです。金色の花が見ごたえがあります。むかごがたくさんできます。上部が枯れる秋に収穫して植えておけば容易に苗が得られます。4年位で花を付けるようです。金色の対馬黄金オニユリの花