空気を読む中学校生活に嫌気が差し、ひとりで旅に出て日本列島をヒッチハイクで縦断してしまった話。
本日は、通訳案内士受験予備校であるハロー通訳アカデミー(現在は閉校)の、 植山源一郎先生主催の、合格祝賀会に参加してきました。 会場は新宿のハイアットリージェンシー東京です。 通訳案内士試験に合格して以来、その後、エージェントとしてアサイナーになってからも、ずっとご招待いただいているのですが、今年も参加させていただきました。 今年は、合格者でもエージェントでもないのですが、ハロー主催のセミナー講師などもやらせていただいた関係で、ご招待いただけました。 ハローを閉校した後も、通訳案内士の地位向上の為、日々ご尽力いただいている植山先生です。 まだまだお元気で、パワフルに活動していらっしゃいます。 …
インハウス通訳として入社して、2週間目が終わりました。 この間、請求書の翻訳をしたり、 工場の体制監査にくっついて行って製造の現場を見学させてもらったり、 お客様との会議に参加させてもらったり、 製品の検査室で検査機器の操作方法などを教えていただいたりと、 かなり勉強させてもらっています。 お金をいただいて勉強させていただけるというのは、非常にありがたいことです。 ところで前回、ISO/TS16949の対訳本を読み込んでいて、 カタカナで「サイト」や「サイト審査」と訳してあるので、 webサイトのことかと思って読んでいくと、どうも理解出来ないので、 「現場」や「現場監査」の誤訳なのではないかと…
入社3日目となる金曜日は、研修(というか勉強)に集中出来る環境でした。 ひたすら、ISO/TS16949の対訳本を読み込み、 使える英語表現を拾い集めてエクセルで表にし、 単語、コロケーション、表現にそれぞれ日本語と対応する英語を書き、用例も併記して、後々検索しやすいようにしていきました。 こういうのを用意しておかないと、また突然翻訳しろと言われた時に焦りますからね。 工業英語辞典とか技術英語辞典など、会社にありそうなものですが、 今まで社員が自己流で翻訳してきたようで、そういったノウハウの蓄積がほぼ皆無。 私の仕事は、環境の整備から始めなければならなそうです。 自分で買うにはお高いので、慣れ…
今日は、ネジの冊子とQC検定4級の勉強をして、 その後、規格を読み込んで行こうと思っていたのですが、 昼頃になって、突然、 「アメリカに送る製品の作業手順書を英訳してくれ!至急!今日中に!」 というミッションが発生! おいおい、 まだ全然製品知識とかないぞ。 そもそも、日本語で書いてあることも理解出来ないのに。。。 しかも、ちょいちょい、 「フィリピンオフィスに送るemailを英訳してくれ!」 とか、 「代わりに海外に電話をかけてくれ!」 とかありました。 でもまあ、先輩に製品のことを聞きながら、 何とか今日中に完成させることが出来ました。 早く知識を身につけないとなぁ。
これまで、通訳案内士(英語)資格は持っているものの、 その名の通りガイディング業務しかやったことはなかったのですが、 この度、ご縁があった自動車関連会社に就職が決まり、 インハウス通訳として入社することになりました。 初出勤でいろいろなレクチャーを受け、かなり疲れました。 もともと、別に通訳者を目指していたわけでもないですし、 通訳訓練も特に受けたことはないので、 これから手さぐりでの業務となります。 ただ、通訳者になりたいと思っている方の為に、 通訳訓練校に通う以外にも、こんな方法もあるよ、と、 何か参考になればと思い、 これから入社後の勉強のことを書いていこうと思っています。 とりあえず、…
かくしてヤンキーになる決意をした僕だったが、肝心のなり方がわからない。 とりあえず、休み時間に勉強している沢勉に聞いてみた。 「沢勉、ヤンキーって、どうやったらなれるだ?」 塾の宿題を必死でこなしている沢勉には、 「知らんよ!そんなこと!ぼくは勉強で忙しいんだよ! こないだ塾を休んでショウくんのバカみたいな調べ物につき合わされたもんで、 宿題がたまって大変なんだ! グレたきゃ、勝手にグレりゃあいいじゃんか」 と言われてしまった。 「ちょっと待ってや。ひとりでグレるのは問題があるに」 「問題って何よ?」 「ひとりで勝手にグレたりしたら、 生意気だ! 目立ってんじゃネエ! って速攻でケンカ売られて…
どうしてこうなってしまったんだろう。 途中までは、うまくいっていたのに。 僕は、小学生の頃から、何の取り柄もない、ごく普通の少年だった。 いや、どっちかというと冴えないヤツだったと思う。 勉強はテストで0点を取ったことがあるし、駆けっこはいつもビリっけつだった。 得意なことといえば、町内のわんぱく相撲で、三位に入賞したことがある程度だ。 といっても、参加者十人程度のご近所の大会で、しかも三位どまりだ。 それに、運動会や体育の授業で、相撲を取る機会なんてないから、相撲の強さが評価される機会なんてない。 周囲からの評価は、「ただのデブ」だ。 ↑ こんな感じの。 太っているから、女子にモテることもな…
「クソッタレ」 歩道橋の手すりに頬杖つきながら、つぶやいた。 変顔して人をおちょくる奴らのように、歪んだ夕日がこっちを見ている。 「なんだこのボケ。こっち見てんじゃねえ」 本当は、うっぷん晴らしに怒鳴り散らしたかったところだが、ここは通学路の途中だ。 僕の後ろを、下校途中の中学生達が次々に通り過ぎていく。 ここで叫んだら、明日から余計に学校に行きづらくなる。 だから、手加減してつぶやきにしてやった。 言葉は精一杯パンクなモノをチョイスしたつもりだけど、青春ドラマのようにはいかない。 僕の人生は、いつもどこか、こんな風にダサくて、キマらない。 目をショボショボさせながら、夕日を睨み返していると、…
記事内容を修正します。 今まで書いた記事のうち、特に前半部分(旅に出るまでの話)は、あくまでプロトタイプだったので、これから大幅に書き直していきます。 整合性が取れていなかった。 前半部分と後半部分が、別の話だったため、突然謎の登場人物が出てきていたり、話の内容に整合性が取れていなかったと思います。 これからその点を修正していきますので、よろしくお願いいたします。
今年ももうすぐセンター試験ですね。 今日はちょっとヒッチハイクと関係ない話を。 私は普段は通訳者をしているのですが、その合間に家庭教師のような仕事もしています。 ここのところは、教え子の為に、法政大学A日程の国語(古文)で出題された文学史に関する知識を整理していました。 せっかく作ったものですし、欲しい方もいると思いますので、公開しようと思います。 法政大学(文系学部)志望の受験生の方の為になったら幸いです。 但し、情報の正確さについては保証しかねますので、ご使用は自己責任でお願いします。 正確な時代順にはなっておりませんし、作者について諸説あるときは作者不詳としてあります。 法政大学 A日程…
秋になると、クラスの空気はもう受験モード一色だった。 ヤンキーの中でも、リキヤなどの上の階級のヤンキー達は、中途半端に高校に行くのではなく、鳶や何かの仕事に就くようだった。 彼らを除けば、ほとんどの生徒達は完全に受験体制に入っていた。 沢勉は当然、地域で一番賢い進学校を志望していて、毎日のように塾に通い始めた。 そんな状況だったが、僕は、まったく受験勉強をする気がなかった。 そもそも、受験勉強において一番重要な夏休みに、ヒッチハイクをしてフラフラ遊んでいたのだから、いまさら勉強して間に合うわけはない。 僕は、将来は「旅人」になりたかったので、卒業後はアルバイトをしてお金を貯め、まずはインドを放…
修学旅行が終わり、またいつもの学校生活が始まった。 僕は旅館での一件以来、もしかしたらゴツオからの仕返しがあるかもしれないと、一応用心していた。 そんなあるとき、放課後の廊下でリキヤに声を掛けられた。 リキヤは、今やこの中学校の番格になっていて、リーゼントに長ランを身につけ、胸には金ボタンを輝かせていた。 僕は、案の定、仕返しに来たのかと思い、顔を強張らせた。 ―こいつが出てきたのか。とすると、この学校の全ヤンキーを敵に回すことになるな。 最悪のことを考え、少し不安になった。 しかし、奴の口調は、けっしてケンカ腰ではなかった。 「タナカよお、ゴツオのこと、怒ったんだって?」 僕は、あまりの物腰…
その後は、修学旅行までの事前学習として、原爆に関する写真や絵などの芸術作品を体育館に展示したり、広島から被爆体験の語り部の方を招いてお話を聞いたりして、理解を深めていった。 千羽鶴については、全部で八万羽くらいは折ったと思うが、ギネス記録を更新したかどうかは憶えていない。 こうして、さまざまな準備を終えて、いよいよ修学旅行に向かったわけだが、残念ながら修学旅行のことはあまり印象に残っていない。 おそらく、中2、中3と、一人で気ままにフラフラしたり、出会った人と自由にパーティーを組んだ旅が面白すぎて、みんなで集団行動をしなければならない修学旅行がつまらなかったのだと思う。 ただ、ひとつだけこんな…
みんなのこうした悪ふざけは、次第にエスカレートして、紙飛行機どころか、棒を作ってチャンバラごっこに興じる奴や、ボールとバットを作って野球を始める奴らも現れた。 休み時間にやってるだけならまだ可愛いものだが、ヤンキー連中には時間の概念が理解できなかったようで、授業中まで折り紙で遊びほうけていた。 さすがに、これは問題となり、学年集会が開かれることになった。 「リョウくん、どうしよう。僕も紙飛行機折っちゃったから、やっぱ怒られるかねえ?」 沢勉は、普段怒られることとはまったく無縁の学校生活を送っているので、すっかり萎縮してしまって、顔面蒼白だ。 僕はといえば、 「ていうか、折り紙で自分の創意工夫を…
二度目の旅から帰ってくると、三年生のクラスは、すっかり修学旅行モードになっていた。 例年、僕らの中学校は京都・奈良へ行くのが定番のコースだったのだが、今回はなぜか、広島へ行くことになった。 噂によると、どうやらこの変更は僕が原因らしい。 去年の夏、僕は旅日記を提出し、それが職員室でも話題となったわけだが、その中でも、広島平和祈念式典に参加した記事が、先生方の間で注目されたそうだ。 そのため、今年は「広島で平和を考える」というテーマになったようだ。 そこで、修学旅行までの間、僕らは広島や原爆、戦争などについて、事前学習をすることになった。 そうした活動のひとつに、千羽鶴を折るというものがあった。…
朝起きて、ガソスタの人にお礼を言って別れ、ヒッチハイク開始。しばらくして車が止まる。ご夫婦で旅行している人で、高速のパーキングまで乗せてもらった。 そして、そこでまたトラックの人に交渉して横浜まで乗っけてもらった。そしてまたヒッチをする。一時間ぐらいで18歳の兄ちゃんの車が止まってくれた。そして、横浜をしばらく観光させて回ってくれた。 そして、途中で降ろされ、そこから5時間ほど歩く。そして平塚のあたりからまたヒッチ開始して車を止める。そして小田原まで乗せてもらい、また乗り継いで沼津あたりまで来て、最後のヒッチ開始!トラックが止まってくれた。浜松まで行くので、そのまま掛川まで乗せてくれた。 そし…
今日は朝、橋さんと堀田さんと別れた。三人で旅したことはとても楽しかった。また絶対に会いたいと思った。 そして、5号線でヒッチハイクを始めた。するとすぐにトラックの運ちゃんが止まってくれた。そして余市まで乗せてもらい、積荷をおろすのを手伝って別れた。 そして、しばらく座ってボーッとしていると、一台のワゴンが止まる。なんとヒッチハイクもしていないのに止まってくれた。この人は元ヤクザで、裏の世界のことをいろいろ教えてくれた。イレズミも見せてもらった。驚いたのは、この人にラーメンをおごってもらった時、代金がタダでオーケーだったことだ。そして函館まで送ってもらい、別れた。 そこからフェリーに乗るのだが、…
朝、黄金岬から出発する。今日は何とトライアスロンの世界大会が行われていて、道路が通れなくなっていて、かなり足止めを食らった。 チャリンコの通るのを待っていると、警察の誘導ミスでトラックの運ちゃんと軽自動車が追突して事故ってしまった。しかし、警官は何も言わないで、トラックの運ちゃんがかわいそうだったので、むかむかしていたら、橋さんが、 「おまわりさん、あんたの誘導ミスで事故っちゃったんでしょ!」 と怒っていた。 それから、何とかそこを通ることが出来て、小樽の方へ行った。そして、うまくて安い店へ行くために、小樽の隣の余市へ行った。そしてそこにあるお店に入った。 なんといくら丼が580円だった。それ…
今日は朝八時ぐらいに起きた。ヒッチハイカーのRYO2を駅に送っていき、別れてから残った三人で層雲峡の方へ行った。ロープウェイで黒岳へ登ったり、流星の滝へ行ったりした。 そして夕方になって、留萌まで行った。なぜかというと、23日には堀田さんが小樽から帰らなくてはならないので、明日あたり小樽に着かねばならないからだ。 そして、そこでライダーハウスを探し、見つけたライダーハウスに行ったのだが、堀田さんのような車とかの旅人は泊まることはできないといわれた。めちゃめちゃむかついた。そんなの同じ旅人なんだからいいじゃないかと思った。 そして夕食を食べに「カレー大将」というカレー屋に行き、カツカレーを食った…
今日は八時ぐらいに起きた。会計の時、堀田さんが5000円中3000円出してくれると言ってくれたが、そんなことはできないと断り、全額支払った。 それから民宿を出てワイン城に行くことになった。なぜかというと、今日は雨が降っているので景色が良い所に行ってもしょうがないからだ。ワイン城では、ワインを作っているところを見学できた。その他、ワインの試飲もできた。 それから、『北の国から』の撮影もやったことがある、何とかの森に行った。別に何もおもしろくなく、森の中にボロッちい丸太小屋があるだけだった。 そして、その駐車場から車で出ようとすると、そのちょっと出た所でヒッチハイカーがヒッチハイクをしていたので、…
朝八時ぐらいに起きた。そして旅館を出て、今日は釧路湿原の方へ行くことになった。途中、クッシャロ湖や摩周湖も見て回った。摩周湖は、いつも霧がかかっているらしく、今日も霧がかかっていた。 そして、釧路湿原に行き、展望台から全体を見ると、あの蛇みたいな釧路川は見えなかったが、すごくきれいな自然が見えた。そして、遊歩道とかへ行くと、またもやヒグマが目撃されたため通行止めの所があった。北海道は本当にクマが多いんだなあと思った。 それからその後、今日の宿の民宿「丹頂の里」へ向かった。「丹頂の里」へ着くと、その民宿のおばあちゃんと、でっかい馬が迎えてくれた。そして、挨拶をするとそのおばあちゃんが、馬について…
朝七時ぐらいに起きる。コンビニめしを食ってヒッチハイク開始!10分ぐらいたつと一人のおじさんが声をかけてきてくれた。しゃりの方まで行きたいというと、乗っけてってくれるという。 このおじさんは堀田さんといって関西の人だ。堀田さんは、自分も一人なので、これから北海道を一緒に回ろうと言ってくれたので、しばらく一緒に回ることになった。 まず、知床へ行った。知床はすごく自然が残っていて、すごく良かった。だが、その分ヒグマも多く、知床五湖などに行った時には、三湖から五湖への道はヒグマが目撃されたため通行止めになっていた。 そして、羅臼岳のよく見える所で休んでいた時、妙に見覚えのあるライダーと出くわした。そ…
中3の夏 旅日記 8月17日(火) サロマ湖あたりのライダーハウス~網走駅
朝、妙に顔がかゆくて目が覚めた。そして、みんなと別れ、ライダーハウスの方にお礼を言いに行って出かける。 すぐにヒッチ開始!車はすぐに止まり、網走の手前まで乗せていただく。そして、少し休んでジュースを飲んでいると、おばあちゃんが、 「あんた、顔、変なの書いてあるねえ。」 と言われたので、近くのトイレに入って鏡を見ると、額に「肉」とほっぺたに「うずまき」が書いてあった。きっと師匠たちが犯人だ。すぐに顔を洗った。 そしてまたヒッチして網走まで行く。そこからずうっと歩きで網走を回ることにした。まず「北方民族博物館」に行った。山の上にあったので、えらく疲れた。それから「流氷館」にも行った。「流氷館」では…
中3の夏 旅日記 8月16日(月) サロマ湖あたりのライダーハウス(連泊)
今日は体がダルいので、ライダーハウスに連泊することにした。師匠も連泊するという。師匠は見たいところがあるというので出て行ったが、ヒッチハイクで近辺を回る気にもなれず、歩くのも嫌なので一日中ゴロゴロしていた。そして、夕方になるとライダーが集まり、師匠も帰ってきた。 そしてまた仲良しが出来る。二十歳のライダー(後、ウンコマンに改名)と兵庫から来たライダー(関西人だから、あだ名はカンサイ)、それに師匠と僕だ。そしてみんなで食堂に行き、豚丼を食う。 ライダーハウスに戻ると二十歳のライダーが突然屁をコキまくる。何事かと思うと、彼は突然、 「くっ、くっ、くっ、くそしてえぇ~!!」 と言ってトイレに駆け込ん…
中3の夏 旅日記 8月15日(日) クッチャロ湖~サロマ湖あたりのライダーハウス
朝、三人組と別れる。しばらく歩いて町の大きな道路を目指す。そこですぐにヒッチハイク開始!すぐに軽トラが止まる。 ドライバーさんは漁師さんで、あの所ジョージがやっている『笑ってコラえて』が漁港に来たこともあるという話を聞いた。 そして、途中で降ろしてもらい、またヒッチ。すぐにおばさんとその子供の乗る車が止まってくれた。 10分ぐらい行った所で、またヒッチ開始!次はおじいさんの車が止まった。そして、サロマ湖の近くの町まで送ってもらう。 周辺をふらつく、すると、ライダーハウスがあったので泊まることにする。しかし、ライダーハウスがやっている食堂で飯を食べることが条件だ。食堂で飯を食って、ライダーハウス…
朝六時頃、熟睡してたのを、 「こらあ!こんな所で寝てちゃいかんぞお!!」 と、わけのわからんオヤジに起こされる。 しかし、昨夜はやはり何も出なかったようだ。だが、まだ眠かったし、しばらくボーッとしたり、マンガを読んだりしていた。すると十時半頃、男性二人組が、 「旅の方ですか?どっから来たんですか?」 と話しかけてきた。ヒッチハイクで宗谷岬を目指していると言うと、 「じゃ、オレら稚内行くから一緒に行こうぜ!」 と言ってくれた。そして、切符を買ってくださり、稚内まで電車で行くことになった。稚内に着くと、二人組のうち一人が、 「やべえ!電車にバッグ忘れた!」 と言うので、近くの公衆電話で駅に連絡し、…
今日は朝八時頃起きた。しかし、都市の中心にいるので抜け出すのは困難だと思うと、やる気が起こらず、しばらくボーッとしていた。しかし、いつまでもここにいても仕方ないと思い、いちかばちか石狩街道からヒッチして石狩の方へ向かうことにした。しかし、やはり都市部でのヒッチは難しく、なかなかつかまらない。 2リットルのペットボトルに入った水もなくなりかけたその時、一台の車が止まった。マジで無理だと思っていたので、めちゃめちゃうれしかった。ドライバーさんはなまりがなかったので、聞いてみるとやはり本州の人で仕事でこっちに来て4ヶ月だという。そして、留萌方面へのヒッチがしやすい所で降ろしていただいた。札幌はもっと…
朝六時頃起きて、二人組と別れる。その二人組、こっから別行動らしい。ライダーの人は一人で先に行っちゃったが、僕たちはヒッチハイカーなので、同じポイントでやると困るから話し合って決めた。そして、自分のポイントへ行き、ヒッチハイクを始めたが、なかなかつかまらず、少し歩くことにした。 すると、途中でもう一人のヒッチハイカーと出会う。大阪から来た23歳のフリーターで、北海道を二度目だという。彼はまず小樽に行き、それから夕張へ行って祭りに参加するというので、途中まで一緒に旅をすることになった。 そして、その場所からヒッチハイク開始!彼の話では、まず手を振ってヒッチハイクした方が成功するというので、それで1…
今日も十時頃に目が覚めた。そして朝食をいただくと、おばあちゃんはおにぎりと凍らせたお茶を持たせてくれた。二日間もお世話になって、たいしたご恩返しも出来ず、申し訳なかった。 そして、正木さんとタケル君とアキちゃんが、高速の入り口まで送ってくれた。とてもうれしかった。この方たちには本当にお世話になった。絶対にまた恩返しをしようと思った。 そして、すぐにその高速の所でヒッチハイク開始!!三度笠を装備してから最初のヒッチハイクだ。さすがに何もない時よりはみんな注目して、いい効果が上がっている。やはり、こんなでっかいのを被っていると目立つのだろう。それに、こんなの被ってる人間なんて僕ぐらいのもんだろう。…
寝心地がすごく良かったので十時頃に起きた。おじさんはもう仕事に行ってしまったようで、挨拶ができなかった。 それから今日は岩手の方に連れて行ってくださるというので準備をし、朝食をいただいてみんなで出かけた。昨日は風邪で寝込んでいたケンタロウ君(15)も今日は一緒に行けるようになった。 岩手に着くと、丸っこい柴犬とおばあちゃんが迎えてくれた。ここはおばさんの実家で、田んぼや畑がたくさんあって良い所だ。そして、おばあちゃんの作ってくれたカレーをおいしくいただいて「えさし藤原の郷」に行くことになった。 「えさし藤原の郷」はよく大河ドラマの撮影に使われる所で、『炎立つ』や『秀吉』などでも使われたらしい。…
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