『ライム博士の12ヶ月』坂田靖子 白泉社文庫 感想
あらすじ・概要 ライム博士は、UFOから捨てられたロボットを引き取ることとなる。ところがそのロボット、メフィストは、失敗ばかりのポンコツで……。コミカルでどこか心温まるロボットと人間の交流譚。スリの青年と金持ちの子どもの交流を描く、『ヒューイ・デューイ物語』も収録。 牧歌的な雰囲気のコメディ ほのぼのとした雰囲気の作品。メフィストがかわいい。無口で不思議なロボットが騒動を引き起こします。 絵本のような牧歌的な世界観で、でもどこかシュールでもあり、面白かったです。 読者としてメタ的な視点から見ていると、メフィストの不器用さが心配になってきます。周囲の人はメフィストの意図を理解していないことも多い…
2024/10/30 22:10