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  • おふろの国か、はま寿司か

    先発の山崎福也はさぞ気持ちよくマウンドに上がるのだろう。 見上げたらそんな思いになった秋の青。 まあ試合が始まるのは夜なんだけどさ。 今夜は2勝2敗1分の日本シリーズ第6戦。 10月が終わろうとしているのに、贔屓のチームの真剣勝負の野球が観られるのは幸せなことだ。 かつてのオリックスは当たり前のように負けを積み重ねすぎていて、毎年後半戦は山本由伸と吉田正尚の個人競技だと思って眺めていた。 昨日のサウナは、鶴見のおふろの国。 帰りには、尻手駅への途中にあるはま寿司で遅い昼食にしようと思っていた。 昼以上夕方未満の時間なら、それほど混んでいることもあるまい。 が、OL熱波師だという宮川はなこさんの…

  • 俺の日本シリーズ第4戦

    夜の終盤戦になってからタイ古式マッサージを受けたりして、あまり眠らなかった神戸サウナ。 ここはさ、午前様でもロウリュしてくれるし、ずっと人の気配があるのがいい。 人の気配がある場所で、一人だけ放っておいてもらえる時間が一番気持ちがいい。 三ノ宮は「ノ」の字が入っているほうが、余裕があって格好がいい。 エルコンドルパサーの二ノ宮調教師の時もそんなことを思っていた。 しかし阪急と阪神が使っている駅「神戸三宮」まで圧縮されると、どうしてか爽快感がある。 幸せそうな人を眺めているのが好き。 そういう時の俺は特に嫉妬もしない。 ただしこれは美徳ではなく、精神の欠如です。 神戸三宮から奈良までは約2時間だ…

  • 俺の日本シリーズ第3戦

    神戸に雨を連れてきてしまったのは私です。 二宮商店街のおば…お姉さまが怒りをぶつけるべき相手は私です。 神戸にはよく知られている三宮だけでなく、一宮から八宮までがあります。明治以降、三宮がとりわけ発展した背景には、外国人居留地の存在と鉄道の発達がありました。 (まっぷるトラベルガイド) 群馬県には、いくつもの小泉を包み込んだ大泉という町がある。 三宮の脇にひっそりと、しかし「こっちが先!」のプライドを持って二宮があるのも、なかなかしゃれているなと思っていた。 しかしもともと、一宮から八宮まであったのね。 青森県の一戸から九戸みたいなものか。 二宮商店街の奥にある「湯あそびひろば二宮温泉」。 実…

  • 初めて神戸サウナに泊まった日

    初めて神戸サウナに泊まったのは2004年9月27日のことだった。 具体的な日付が出てくるのは、検索すれば出てくるから。 これは神戸でオリックスブルーウェーブと近鉄バファローズの最後の試合が行われた日なのだ。 まだ妻ではなかった頃の妻から「行ってきたら」と背中を押してもらって、京王八王子の駅前から高速バスに乗ってやってきて、最後なのに満員にならない球場でオリックス対近鉄の試合を観た。 愛する近鉄バファローズが消えてしまうことには、もう諦めがついていた。 オリックスブルーウェーブは確か5番を今はコーチをしている辻竜太郎が打っていて、「このチームと合併したところで強くなんかならんよ」と思った。 試合…

  • 東大和にはいったいどれだけの女子高生がいるのだろうか

    国分寺駅から、だいぶロングシートがへたった西武電車に乗って、「どのへんが小川なんだろう?」という佇まいの小川駅で降りた。 駅に向かってくる女子高生の流れに逆らって歩いて、だいたい20分で神明湯に着く。 ここは清潔で、サウナが入りながらどんどん熱くなっていく銭湯だった。 最近は熱源としての自己主張が強いロウリュサウナより、小さな部屋をふわっと隈なく熱くしてくれる銭湯の遠赤ストーブを好むようになった。 サウナ室のテレビではこれからコロナの第8波がやってくる!なんて番組が流れていた。 物事は悪くなる目に賭けておけば、いつかは必ず的中するものなのだ。 帰りがけにおそらくはご主人からかけられた「ありがと…

  • そしてオリックス・バファローズは引き分けた

    日本シリーズの大舞台で、爽やかに決めた。打撃に定評のある山崎福が、両軍無得点で迎えた3回1死三塁のチャンスで打席へ。初球のチェンジアップを振り抜くと、打球は右前へ。先制の一打となり、右拳をグッと掲げた。 (日刊スポーツ) 序盤は投げて打って、山崎福也ショーだった。 実況もその方向で盛り上げていたしな。 明大時代にずっと投げていた神宮のマウンドでは、福也は昨日の山本由伸より頼もしく見えた。 人間はつくづく環境の生き物。 オリックスの最速160キロ右腕山崎颯一郎投手が2回無失点で好救援した。山崎福との「山崎リレー」でヤクルト打線をゼロに抑えた。 (日刊スポーツ) あれだけ男前で、あんなに球が速い。…

  • そしてオリックス・バファローズは負けた(まだ1戦目だけど)

    オリックス先発山本由伸投手(24)が1回2死一、二塁からオスナを迎えた場面。打球は三塁線を襲った。一瞬、三塁塁審がファウルのジェスチャーを出しかけたが、フェア判定となり走者2人の生還を許した。 審判員の目の前の打球はリクエスト対象外のため、判定通りでフェアとなり、ヤクルトが2点を先制した。 (日刊スポーツ) あれは間違いなくファールだったとオリックスファンは思うし、ボールが跳ねたのだからベースに当たってフェアに決まっているだろうとヤクルトファンは言うだろう。 もしもオリックス・バファローズが上田利治監督だったら、1時間19分の猛抗議をした後に、大杉勝男にホームランを打たれて結局はヤクルトに敗れ…

  • 4年だけでいいから生かしてくれ

    どれほどの成果が出ているのかは置くとして(「置いちゃうのかよ」という思いはもちろんある)、心を亡くした毎日を過ごしているうちに、だんだん周りの人たちの動きと話し方が、スローモーションに感じられるようになってきた。 俺も「ボールが止まって見える」と名言を残した、打撃の神様・川上哲治の域に達してきたらしい。 いくら打撃の神様であろうと、まだ生活の隙間でサウナに入る時間があるのなら、本当は資産形成でも進めるべきなのはわかっている。 身内にも周りにも悲惨なサンプルがあったおかげで、俺は仕事や収入を生きがいにしない人間にはなった。 だけど、それだけ。 興味のない未来について無理矢理にでも考えようとすると…

  • 10月12日(水)から10月18日(火)までの日記

    10月12日(水) 昼休みにジムサウナに入るようになった。 なんぼサウナが好きでも重症すぎないか…と自分でも思っていたけれど、慣れてみると昼メシなんておにぎり2個でもパクっと食べれば問題なくて、水風呂で締めてから午後の仕事に向かうと気分だけでもピリッとするメリットが大きい。 それにしても昼メシは、今までほんとに食べたくて食べていたんだろうかと思うほど。 夜はCSファイナルステージで我らがオリックスが初戦を勝利して、アドバンテージを含めて2勝0敗の扱いに。 山本由伸はピンチを迎えるとギアを上げてさらにいい球を投げるので、ソフトバンクは送りバントなどであからさまにチャンスを作ると、逆に得点から遠ざ…

  • そしてオリックス・バファローズは勝った(まだ1戦目だけど)

    オリックスのエース山本由伸投手(24)が8回5安打無失点の好投で、ソフトバンクのポストシーズン連勝記録を18で止めた。球数116球で無四球。10三振を奪う快投で、チームを勢いに乗せた。 これでリーグ王者のオリックスは「1アドバンテージ1ヨシノブ」で2つの星を取り、4つの星が必要となるCSファイナルを好発進した。 (日刊スポーツ) 今日は我らがオリックス・バファローズの大一番で、投げるのは俺たちのエース山本由伸。 そうなればもう辛抱たまらず、俺は背中に「WAKATSUKI」の文字が入ったユニフォームを着て、東海道新幹線に乗り込んだ。 なんて生活が実現するはずもなく、大学の研究室でチラチラと試合経…

  • 10月5日(水)から10月11日(火)までの日記

    10月5日(水) 親子連れが邪魔!の文脈で書かれたレビューが目に入ってしまって、温浴施設も特別ではないというか、もともとなにも特別ではなかったんだろうけど、しっかりと社会の続きになったもんだと思った。 うちの子たちは台湾か中国に連れて行ってあげたかったんだけど、こんな世の中になったせいで、まだ叶わずに現在に至る。 あの「子は宝」の雰囲気を感じさせてあげたい。 体感したことがなければ、自分が大人になった時も子どもに対してまともな態度をとれないかもしれないし。 「子どもはスーパー銭湯に連れてくるな」なんて言える大人に仕上がってしまったら、それは完成された失敗作。 ジムサウナへ。 10月6日(木) …

  • 東京競馬場で逢おう 毎日王冠

    今みたいに香港の国際レースをいくつも勝ったり、勝てなくとも凱旋門賞に何頭も日本馬が送り込まれる時代ではなかった。 カナダのブリーダーズカップに挑戦したタイキブリザードは、現地で体調を崩して大敗した。 帰国後は半年かけて立て直し、安田記念で初G1を獲った。 たくましい馬だった。 俺は新婚旅行でカナダに行った時、「タイキブリザードはこんなに遠くまで来て走ったのか」と思ったもん。 タイキブリザードが敗れてすぐに、藤沢調教師は日本に国際電話を入れて、電話口で天皇賞・秋の実況を流してもらって、バブルガムフェローの勝利を知ったなんて話もあった。 ネットライブなんて存在しなかった、26年前の神無月のこと。 …

  • 影がどんどん薄くなっていく

    「時間がない時間がない」と口にすると損をすることばかり。 想像力のある、本来なら関わりたかった人から遠ざかっていく。 明らかに視界に入る位置にいるのに、見えないふりをされてしまう。 そのどちらもが、意地悪ではなく気遣いなのだ。 仕方がないけど寂しいね。 自分の影がどんどん薄くなっているのがわかる。 昨日は日付が変わる直前に、わざわざ多磨霊園の脇を通って帰ってきた。 今日だって、桜湯のレイトサウナに間に合わなかった。 秘書にスケジュールを管理されている社長でもないのに、自分の時間が手の届かないところで決めつけられて、勝手に流れている感覚で生きている。 脳みそはスカスカ、予定だけはパンパン。 子ど…

  • 9月29日(木)から10月4日(火)までの日記

    9月29日(木) 朝からケンカする子どもたちと、学校と保育園の準備がまったく進まない様子に怒る妻。 「やあ君たち、おはよう」と鷹揚にパパが登場すると「だいたいパパはいつも…!…!」とどうしてか集中砲火で叩かれた。 俺を中心に家族がまとまっているのならそれでいい。 髪を切って、ジムサウナへ。 9月30日(金) 三遊亭円楽師匠が亡くなった。 いつか上越新幹線の長岡駅のホームでお会いした時は「この新幹線のどこがMAXなんだ?」といい声で疑問を呈されていた。 ご冥福をお祈りするとともに、追悼番組に期待する気持ちも芽生えてしまう。 ニュース23の筑紫哲也が亡くなった時も、1年経った後の夏にまるでリアルタ…

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