立山室堂エリアの中で、最も危険な場所のひとつ、地獄谷。 こちらの様子をエンマ台展望台から眺めます。 人が歩けるような歩道もありますが、立ち入り禁止状態が何年にもわたって続いていると聞いています。 毒々しい硫黄の色とともに、妖艶な水色の雪の層に、雪が解けた流れが惹き付けます。 こちらでは、歩道の杭の高さでこちらの場所のスケール感を知ることが出来ます。 厚い雪溶かす地獄谷 (富山県 立山町...
山形県鶴岡市に到着し、真っ先に向かったのは国宝 羽黒山五重塔です。 修行の場として月山、湯殿山、羽黒山を一括して表現した出羽三山が有名ですが、雨上がりの朝に訪れた神聖な森の中に建つ羽黒山五重塔の存在感に圧倒されました。 現存する五重塔は室町時代からのものとされていますが、静寂の中で見るその姿に脈々と流れる時を感じことが出来ます。羽黒山 五重塔 (山形県 鶴岡市) Photo No.2977駐車場から下りの坂...
山形庄内空港に着陸後、真っ先に向かったのが、羽黒山五重塔です。 早朝着の飛行機でやって来ましたので、こちらへの参道はまだ人も少なく、撮影の絶好のチャンスです。 五重塔に向かう途中で、足止めを食ったのがこちらの祓川神社(はらいがわじんじゃ)です。 背後に流れる滝との組み合わせの風景の撮影につい時間を取ってしまいました。背に須賀の滝流る祓川神社 (山形県 鶴岡市) Photo No.2976東北の風景はいつも...
一見、北海道の空港にでも降り立つのかとも思われるパレットのような大地の風景ですが、こちらは山形県の庄内空港に向けた最終着陸体制での窓からの眺めです。パレットの町 (山形県 三川町上空) Photo No.2975ようやく、念願の山形・庄内地域への訪問が叶いました。 今年の7月に訪問の予定だったのですが、訪問前日から集中豪雨が始まり、テレビ報道での映像の記憶のある方も多いかと思いますが、とても大きなダメージ...
島根・鳥取の旅からの最後の1枚です。 今回は大山の風景をたっぷりと楽しもうと予定を組んでいましたが、天候のために見ることが出来ずにとても残念な思いでした。 稚内で利尻岳が見えなかったあの悪夢の再来とがっかりしていましたが、出雲縁結び空港を飛び立って、しばらくして大山の風景が目の前に見え始めました。 視界はそれほどよくないものの、最後の最後でサービスしていただき、うれしい気分です。霞の向こう...
島根県・鳥取県への訪問の3日間目は天候の回復が早まり、晴れに向かうとのことです。 残された時間はわずかだったのですが、いくつか狙っていた撮影を楽しみました。 この日は日の出前から、シジミで有名な宍道湖の湖畔にやって来ました。 平日ですとこの時間から、シジミ漁の様子が見られるとのことですが、この日は休日ということもあって、漁は行われません。 朝霧の湖畔でその雰囲気を想像しながらの撮影です...
鳥取県境港市の玄関口、境港駅の周りにも妖怪たちのブロンズ像があちこちに置かれています。 こちらは駅前バスロータリーの脇に設置された竹馬をする河童の像です。 あいにくの豪雨のために足元に上のものが映ったりでまるで水面のように感じました。河童喜ぶ 陸が水面になったとき (境港駅/鳥取県 境港市) Photo No.2972 山陰地方は独特な列車も多くて、旅のスポットとスポットの間にはいつものように撮り鉄を入...
鳥取県境港市の玄関口、境港駅にやって来ました。 境港駅は、米子と境港を結ぶ、境線の終着駅です。 境港では町中に妖怪たちの姿を見ることが出来るのですが、駅に到着した時から、容赦ない妖怪たちとのコミュニケーションが始まります。境港駅ホーム (鳥取県 境港市) Photo No.2970 駅ホームの駅名標と止まっている列車を組み合わせて切り取った1枚です。 JR西日本のシンプルな駅名標とにぎやかなねずみ男列...
ビビビのねずみ男 人気者の証 (水木しげるロード鳥取県 境港市)
風雨の中での鳥取県境港市「水木しげるロード」からです。 ゲゲゲの鬼太郎の作品中でどうしても外せないキャラは、目玉のおやじとこちらのねずみ男ではないでしょうか。 作中では厄介ごとをまき散らしたり、裏切ったりと酷いことばかりしていますが、鬼太郎親子たちがそれでも容認していることから、憎めないキャラとして登場しています。 こちらのブロンズ像でも、ここを訪れる皆さんも握手をしたり、歯をなでたりとス...
今年は何度も台風・豪雨に旅の楽しみを奪われているタイミンが合うのか不思議な今年の旅の計画です。 島根県から鳥取県境港市にやって来ても豪雨が続くばかり。 そのため、前日の夜の散策を中止、さらに一夜明ければ、横殴りの雨となっています。 それでもやはりここまで来れば、立ち寄らねばと念願の水木しげるロードにやって来ました。 ロードのセントラルエリアには、鬼太郎とねずみ男が置かれている(はず)...
台風影響により徐々に厳しさを増す雨の中、島根県出雲市から移動してやって来たのは同じ県内の安来市です。 安来と言えば、民謡 安来節でご存じな方もいらっしゃるのではないかと思います。 近年では足立美術館が全国的にも知られており、特に日本画家 横山大観の数多くの作品の所蔵に加え、実質の美を求めて構成される日本庭園ランキング「あじさいプロジェクト」で、美術館の庭が20年以上第1位を獲得しています。足立美術...
雨の出雲大社の散策から最後の作品となります。 屋根の上の兎の耳のような装飾に日本神話の時代を思い起こさせる出雲大社の本殿です。 こちらは古来からの神社建築様式に乗っ取って作られているそうですが、その様式のひとつが大社造となります。 どうしても気になってしまう兎の耳の部分ですが、同じ古式のひとつ住吉造で作られている大阪の住吉大社、神明造の三重の伊勢神宮のそれとは、微妙に違っていまして、見...
ヤマタノオロチのスサノオノミコトが祀られる出雲大社 素鵞社 (島根県 出雲市)
雨の出雲大社を散策します。 社殿の後方で見つけたのが、こちらの建物。 こちらは、ヤマタノオロチを退治したという神話でも有名なスサノオノミコト(須佐之男命)を祀っている素鵞社(そがのやしろ)です。 こちらでは社殿の下の土を持って帰られるようにしてありますが、この持ち帰りには、交換のための砂が必要で、神社へつ続く、稲佐の浜から持ってくることがルールのようです。ヤマタノオロチのスサノオノミコトが祀...
強い雨が降り始めた出雲大社の境内です。 気が付けば靄が辺りを覆い始めています。 青空の下の出雲大社を訪問できれば最高によかったのですが、比較すれば曇天時より、いいタイミングに訪れることができたように思います。靄のかかる出雲大社 境内散策 (出雲大社/島根県 出雲市) Photo No.2965 この日の出雲大社ではこういう状況下ということもあり、レンズ交換せずに一本のレンズの筐体をタオルで拭きながらの撮...
島根県の出雲大社の境内で目を引くのは、巨大な大国主の像です。 こちらは、正面の波の上に乗る金色の球体と一対になっていまして、大国主が国造りを行っているときに起きた苦難を乗り越えるためのパワーを与えてくれたとされる幸魂奇魂(さきみたまくしみたま)という玉だそうです。秋雨の大国主大神像 (出雲大社/島根県 出雲市) Photo No.2964 台風影響により、雨足が強くなってきました。 多少のしっとり感はウ...
島根県の出雲大社を訪問しています。 ちょうどこの日は、毎月1日の朝9時から開催される神事である、月始祭を見ることが出来ました。 生憎の雨となり神職の皆さんの行列はどうなるのかなと思っていたら、傘をさして執り行われていました。雨の月始祭 (出雲大社/島根県 出雲市) Photo No.2963 傘も気品があってなかなか重厚さが増しています。 この時は、kまだ雨が弱いうちでしたので、祭礼もスムーズに進ん...
島根県の出雲大社の神楽殿での訪問しています。 出雲大社教のサイトによりますと、神楽殿は本来、千家國造家(出雲大社宮司家)の大広間として使用されており、「風調館ふうちょうかん」と呼ばれていました。 明治に入り、出雲大社教が設立されてからは出雲大社教の神殿としても使用され、様々な祭事や行事が執り行われているそうです。 昭和56年に出雲大社教が特立100年を迎えた折、現在の神楽殿として規模を拡張して建て替...
島根県の出雲大社を訪問しています。 神楽殿の頭上に設置されたのは日本最大級とされる全長13.6メートル、重量5.2トンの大しめ縄(大注連縄)です。 このしめ縄は通常6~8年おきに取り換えられるとのことで、調べてみましたら、現在のものは2018年7月17日に架け換え・奉納されたようで、島根ナビによりますと、出雲市と隣接する飯南町で1年以上の歳月と延べ1000人の町民の手によって作られたとのことです。出雲大社 神楽...
旧暦10月は、新暦では10月下旬から12月上旬ごろに当たるとされています。 その旧暦10月は神無月とも言われますが、島根県では、1年に1度は全国の神様が出雲大社に集まり、人々の御縁を結ぶ会議「神議(かみはかり)」を行うことから、神在月として祭事が行われるとのことです。 今年も11月に入りいよいよ神在月の神在祭に向けた準備が始まった島根県出雲市の出雲大社をこれから散策しようと思います。神在月を向かえる出雲大...
飛行機はいよいよ富士山に最接近です。 薄い雲のベールに覆われ視界が100%良好でないのが残念なところですが、これから天気は下り坂に向かうので仕方のないところでしょうか。 ちょうど今、スーッと薄雲が富士山の頭付近に流れて行きます。 富士の頂きに薄雲流る (山梨県上空) (東京上空) Photo No.2958 見えてうれしい富士山ですが、相変わらず薄く雲のかかったときの富士山は、いつものように撮影が難...
今回の目的地へは富士山の北側の航路を取る予定となっています。 ちょうど今は山梨県大月辺りの上空でしょうか。 眼前に富士山が見えます。 富士山の上空を見れば、すっかり秋の雲が広がっています。秋霞に包まれる東京埋立地と富士山 (東京上空) Photo No.2958 富士山の向こう側におぼろげながら見えるのは駿河湾でしょうか。 眼下には大月から、富士吉田、富士河口湖へと続く道が見えます。 ...
今年は11月になって台風がやって来たリ、富士山の冠雪が遅れたりと気象面でもいつもと大きく違っているようです。 いつもですと9月下旬頃にニュースで初冠雪のニュースを聞き、やって来る冬を感じたりしていますが、今日は、 いつもの年よりおよそ1か月以上遅い、11月7日になってようやく山梨県甲府地方気象台から富士山の初冠雪の発表がありました。 統計を取り始めた1894年(明治27年)以来130年間の記録では2016年...
県境を抜ければ霧の風景 (白山白川郷ホワイトロード/岐阜県 白川村)
秋の白山白川郷ホワイトロードからの最後の作品となります。 石川県側のゲートから岐阜県側のゲートに向けて走行し、県境の三方岩トンネルを抜ければ、そこは霧の中の世界でした。 元々雲海や霧の出やすい場所ではありますが、このような青空の日の夕刻に霧が出ていることもあるのですね。 夕暮れの赤い光がわずかに霧の中に映える風景を最後に楽しむことが出来ました。県境を抜ければ霧の風景 (白山白川郷ホワイ...
橙色に染まる空と白山白川郷ホワイトロード (国見展望台付近/石川県 白山市)
白山白川郷ホワイトロードの標高1,100mの国見展望台付近からです。 雲隠れ寸前の白山のすぐ西側の空はいよいよこの日のクライマックスの時を向かえ橙色に空が染まり始めています。 谷ではまるで夜に入りかけたかのような暗さの一方で、山の上の部分では夕暮れ時の光に照らされ明るい風景を短時間で両方楽しめるのも、白山白川郷ホワイトロードの魅力のひとつだと実感です。橙色に染まる空と白山白川郷ホワイトロード (...
雲隠れしないで白山 (白山白川郷ホワイトロード 国見展望台駐車場/ 石川県 白山市)
標高1,100mの白山白川郷ホワイトロード国見展望台に到着です。 この日の最大のお楽しみにしていたのが夕暮れの空の色に染まる白山の風景です。 あれだけの青空も白山の上には雲が覆っています。 この様子では、この先にある最も白山がよく見える白山展望台に行けば雲に隠れて見ることが出来なさそうです。 雲隠れしないで白山 (白山白川郷ホワイトロード 国見展望台駐車場/ 石川県 白山市) Photo No.2954...
白山白川郷ホワイトロードに秋の風感じて (ふくべの大滝//石川県 白山市)
白山白川郷ホワイトロードで、最も道路に近くて見応えのある滝が、落差86mの「ふくべの大滝」です。 足元のススキの穂が時々風が吹き、揺れ動きます。白山白川郷ホワイトロードに秋の風感じて (ふくべの大滝//石川県 白山市) Photo No.2953 以前、青空のふくべの大滝の1枚を紹介させていただきましたが、今回は暮れかかった時間帯の様子です。 この日の滝の水量はかなり細い感じでしたが、雪解けで水量が多い時...
秘境の渓谷に架かる蛇谷大橋 (白山白川郷ホワイトロード/石川県 白山市)
夕暮れ時の白山白川郷ホワイトロードからの1枚です。 10月の中旬のまだ紅葉には少し早い時期でしたが、あちこちにススキが風に揺れていました。 こちらは蛇谷川に架かる、長さ70m、高さ45mの蛇谷大橋です。 こちらの橋からは柱状節理の岸壁が見られます。 秘境の渓谷に架かる蛇谷大橋 (白山白川郷ホワイトロード/石川県 白山市) Photo No.2952山陰に入った蛇谷大橋です。 確かに橋の下に流れる川はヘビの...
五重の流れ、かもしか滝 (白山白川郷ホワイトロード/石川県 白山市)
すでに谷の部分が山陰に入り出した夕暮れ時の白山白川郷ホワイトロードです。 ゲートを通過し目の前に次から次へと現れる雄大な滝を楽しみます。 こちらは、かもしか滝と呼ばれる5重の滝です。 もともとは五重の滝と命名されたそうですが、この付近でのニホンカモシカの生息数が日本一ということで、それを知らしめるかのように、「かもしか滝」と名前が変わったようです。五重の流れ、かもしか滝 (白山白川郷ホワ...
山陰に入る尾添川の渓谷 (白山白川郷ホワイトロード/石川県 白山市)
雪のない期間に開通する白山白川郷ホワイトロードは、石川県の白山麓と岐阜県の白川郷の間を山道で結んでいます。 夕方を目指して石川県側のゲートから入場しました。 山々の谷を縫うように流れる尾添川(手取川水系)の風景です。山陰に入る尾添川の渓谷 (白山白川郷ホワイトロード 石川県 白山市) Photo No.2950上流の空に白い月が上がり始め、秘境は、いよいよ夕暮れ時を迎えようとしています。 山陰に水の流れ...
秋のしりたか滝 (白山白川郷ホワイトロード/石川県 白山市)
石川県の白山麓と岐阜県の白川郷を秘境を経由して結ぶ、白山白川郷ホワイトロードの秋の風景を紹介したいと思います。 秋の色と夕方の空の色を味わいたくて、夕方閉門前直前の日没時間迫る頃に石川県側から入り、岐阜県側に抜けます。 石川県側は滝の宝庫で尾添川に落ちるいくつもの滝を見ることが出来ます。 まずは最初に目についたしりたか滝です。 名前は、シリタカ山を源流としていることから付けられたようです...
ターコイズブルーのダム湖 (尾口第1取水ダム/石川県 白山市)
秋の秘境を訪れようと白山白川郷ホワイトロードを目指します。 途中で何ともきれいなターコイズブルーのダム湖が目に入りました。 奥の山に見える水力発電設備も気になります。 こちらのダムは尾口第1取水ダムといい、三ツ又第一発電所との併設となっています。 季節的なものか時間的なものなのかはわかりませんが、とにかく色鮮やかな水の色がとても魅力的でした。ターコイズブルーのダム湖 (尾口第1取水ダ...
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立山室堂エリアの中で、最も危険な場所のひとつ、地獄谷。 こちらの様子をエンマ台展望台から眺めます。 人が歩けるような歩道もありますが、立ち入り禁止状態が何年にもわたって続いていると聞いています。 毒々しい硫黄の色とともに、妖艶な水色の雪の層に、雪が解けた流れが惹き付けます。 こちらでは、歩道の杭の高さでこちらの場所のスケール感を知ることが出来ます。 厚い雪溶かす地獄谷 (富山県 立山町...
立山室堂を歩くライチョウのメスです。 何となくドヤ顔に見えるのは気のせい?! オスと違って大きな赤い目の上のアクセサリーがありませんので、ここは足元で勝負でしょうか。 オレンジ色のレッグウォーマー(本当は足輪)が可愛かったりします。 雪解けの高地に立つ立山室堂の雷鳥 (富山県 立山町) Photo No.3171足輪(足環)は環境省が個体識別のため付けているとのことですが、それにより移動の様子が分かっ...
雪解け進む、立山室堂からのライチョウの1枚です。 立山室堂では変化に富んだ地形がみられますが、それに合わせたライチョウたちの様子を今回はしっかりと楽しませていただくことが出来ました。 雪解けの高地に立つ立山室堂の雷鳥 (富山県 立山町) Photo No.3170冬の厳しい気候の中で、雪や風に耐えてようやく迎えた春の高地。 雪の大谷を見れば木々もすっぽりと雪に埋まってしまうのではと思うのですが、わ...
立山室堂のみくりが池の畔からです。 湖畔の岩の高いところで辺りを見渡すように止まっていたライチョウのオスですが、気が付いたら、餌をついばみながらメスがどんどん離れていってしまいました。 あれ?!って感じでしょうか。 飛ぶには身体が大きすぎて微妙な距離のようで、自分の脚を使って大急ぎで岩を下ります。 急な岩場を降りる雷鳥 (立山室堂/富山県 立山町) Photo No.3169こちらのライチョ...
この日の立山室堂訪問では、ライチョウたちの出現頻度がとても高くて、まさにライチョウ天国と言っていい状況でした。 その中で、みくりが池を背景にした場所に現れてくれればもっと嬉しいのになんて思ったりしていたのですが、なんとつがいで登場してくれました。 雷鳥とみくりが池 (立山室堂/富山県 立山町) Photo No.31682羽のライチョウをひとつの画面に収めるために標準ズームに切り替えです。 望遠レ...
いよいよ待ち遠しかった春が来た立山室堂では、ライチョウたちがペアを作っての活動に入ったようです。 こちらのつがいはハイマツの林付近で、小さな若芽などを一緒についばんでいました。 一緒についばめば (立山室堂/富山県 立山町) Photo No.3167ライチョウの目の上の赤い部分は、肉冠と呼ばれ、繁殖期や興奮したときに大きくなるそうです。 ちょうどこれから半商機となるので大きいのかも知れません。 ...
しばらく立山室堂で野鳥の撮影を楽しみます。 非日常的な天空の地での生き物たちの出会いは、日々のストレスを忘れさせてくれます。 ハイマツの歩道を歩いていると、茂みから出たり入ったりしているカヤクグリに遭遇しますが、みくりが池の湖畔の休憩所では、目の前に現れ、その鳴き声も披露してくれました。 カヤクグリは比較的高地で活動する日本固有種で、全国的には絶滅危惧種の指定を受けている場所も多いようで...
雪解けの季節の立山室堂からのライチョウの1枚です。 これまで何度かこの地を訪れましたが、ここまでライチョウたちに出会えたのは珍しいくらいです。 高原バスの車内放送の案内によれば、ライチョウは朝夕、天気の悪い時に活動することからライチョウ(雷鳥)と名付けられたとのことです。 そういえば、この日もこれから天気が悪くなることもあったからでしょうか、とてもよく顔出しをしてくれました。 ハイ...
春の立山室堂からです。 雪解けの季節になると、この2400mの高地にもイワツバメがやって来ます。 今年も南国からやって来て、春から夏にかけて室堂の建物に巣を作って子育てをします。 こちらは室堂のホテルの建物付近での1枚です。 ちょうどハイマツの横にある岩の上にライチョウが顔を出しましたが、その上をイワツバメが忙しそうに飛び回っていました。 春の使者とライチョウ (立山室堂/富山県 ...
今回の立山訪問は、室堂までの半日ほどの訪問となりますが、大好きな撮影ジャンルの風景、野鳥、鉄道の3本立ての贅沢撮影旅が目的で、まずまずの撮影が楽しめました。 野鳥に関しては室堂ターミナルからみくりが池展望台の間のハイマツの生える辺りでたっぷり出てくれるのでうれしい限りです。 ここは、危害を加える生き物が少ないこともあり、野鳥と人の距離が短い印象です。 遊歩道を歩いていたらいきなり足元に飛ん...
立山室堂の周辺は程よい山岳散策ができ、それも魅力的です。 室堂は立山黒部アルペンルートの中で最も高い、標高2,450mに位置しますので、日本の名山の山頂並みの高さの体験はありがたい限りです。 眼前に広がるのは、いよいよ雪解けが始まった「みくりが池」です。 雪解けの青い水の色が何とも言えません。 みくりが池は、約1万年前にできた周囲約630m、水深約15mの火山湖で、夏の頃の紺碧の色合いも魅力的です。 ...
立山の春の名物、雪の大谷の風景です。 雪の大谷ウォークの歩行ギリギリの場所に立って、人を入れない風景を楽しみました。雪の大谷の今年最大の高さは16m(4月25日)だったようですが、およそ1か月後のこの日5月24日でも高さ15mが記録されました。 最高地点は室堂近くで記録されていて、地形的にこの場所が特に激しい雪の吹き溜まりになることが影響しているとのことです。 最高地点16m 雪の大谷2025 (富山県 立...
残雪の初夏の立山室堂付近からです。 立山連峰の中でもひときわの存在感を示しているのが、日本百名山の一つに選ばれている雪と岩の殿堂 剱岳(2,999m)です。 アルピニストの憧れの山のひとつと聞いています。 私的には、見た目も厳しいその頂にはさすがに行かないにしろ、できれば、圧巻の風景が広がる剱沢キャンプ場で夜を明かしてみたいものです。 剱岳 眼前の頂 (富山県 立山町) Photo No.3160一般的な...
初夏の富山県立山町を起点とした立山黒部アルペンルートからの1枚です。 標高977mの美女平駅をスタートした高原バスの標高2,450mの室堂ターミナルを目指して走行もゴールまであとわずか。 人々を乗せたバスはいよいよ室堂近くの雪の大谷に突入し、最後の走行となります。 天空へと続く道 (富山県 立山町) Photo No.3159標高2400mから見える空の大海原を背景にバスがやって来る様子は、まさに奇跡の風景にも...
初夏の立山黒部アルペンルート訪問からの1枚です。 立山ケーブルカーに乗車、標高977mの美女平駅で高原バスに乗り換え、向かうは標高2,450mの室堂ターミナルです。 50分ほど時間をかけてゆっくりのバス移動となりますが、その間も見どころが点在しています。 ゆっくりなのであまり意識がないのですが、気が付けば、かなり高いところまで上って来たようです。 残雪の高原にはS字のような道が描かれています。 ...
終着駅の立山駅で電車を降りれば、そこから先はいよいよ立山黒部アルペンルートへのスタート地点。 乗り換えで立山駅から美女平に向かって標高差502mを一気にのぼって行く立山ケーブルカーです。 黒部ダム建設用の資材を積んでいたこともある荷台付き仕様となっています。 美女平に向かう立山ケーブルカー (富山県 立山町) Photo No.3157一旦、靄が切れたのですが、再び靄が出てきてくれました。 雪の大谷を...
立山黒部アルペンルートの入り口、立山駅に向かう富山地鉄の列車です。 およそ1時間に1本、富山駅から立山に訪問者を運びます。 小雨降る中、終着駅の立山駅に向かって常願寺川を渡ります。 アルペンルートへ (富山県 立山町) Photo No.3156新緑の頃の靄のある風景は魅力ある被写体のひとつです。 この日は昨日の晴天から一転、曇りから雨の予報となっています。 残念なことに、今年も平日晴れ、週末下...
花曇りの富山市八尾の神通川さくら堤からの1枚です。 この日は曇り空にも関わらず、立山連峰がくっきりと浮かび上がっていまして、日本海側の雪国の待ちに待った春の風景がそこにありました。 神通川さくら堤は神通川の堤に800本の桜が植林されていまして、その眺めはこの空の下でも実に壮観でした。 花曇り空と神通川さくら堤 (富山県 富山市) Photo No.3155背景の立山連峰の山は大日岳(2,501m)となります。...
東京都港区の水族館「マクセル アクアパーク品川」からの最後の1枚を紹介させていただきます。 ドルフィンパフォーマンス ナイトver.もいよいよフィナーレ。 15分の最後を飾るのは、クリスチャン・ラッセンのイラスト作品の南洋の夕陽モノを彷彿させるような演出が見事には決まっていました。 3154 南洋の夕陽に舞う (東京都 港区) Photo No.3154夕陽のような光の演出の中、クロスするように水面を舞うイルカた...
イルカのマリンアートと聞けば、クリスチャン・ラッセンのイルカの数々のイラストを思い出す人も多いのではと思います。 水中をイメージしたブルーを主体としたものや、水中と地上のカラフルな色付いのものなど、魅力いっぱいです。 そんなラッセンの世界観が東京都港区の水族館「マクセル アクアパーク品川」のドルフィンパフォーマンス ナイトver.でリアル体験できます。 イルカのマリンアート (東京都 港区) Phot...
今回の熊本の旅の最後の1枚を飾るのはこちらの1枚です。 帰りの飛行機からの阿蘇山の眺めです。 噴煙上げるダイナミックなその様子と足元の熊本の街の風景に火山と人の営みの近さを強く感じました。火の国 熊本のシンボル 噴煙上げる阿蘇山 (熊本県上空) Photo No.2807かなりの噴煙の量に感じる光景です。 今まで何度か火口にやって来たことがありますが、最近では火山性ガスを高密度に吸い込めば気分が悪く...
引き続き、熊本県宇土市の長部田海床路(ながべたかいしょうろ)からの1枚です。 潮が引き、その姿を現した長部田海床路の正面付近からカメラを構えています。 背景の山は有明海の向こうでそびえる長崎県の雲仙普賢岳でまるで海床路が続いているように感じます。 こちらからの眺めは、特に夕方から夜にかけてと、満潮の2時間前後に素晴らしい眺めを楽しむことが出来るようです。雲仙普賢岳に続く有明海の長部田海床...
熊本の旅もいよいよラストに入ります。 天草から熊本市内に向かう道でちょっと寄り道するのは、宇土市の長部田海床路(ながべたかいしょうろ)の風景です。 こちらはちょっとした絶景スポットとして有名です。 まずは長部田海床路を横から見た風景を撮影します。 どうせ曇り空ならとモノトーン調のイメージで狙ってみました。干潟の道を行く (長部田海床路/熊本県 宇土市) Photo No.2805ちょうどどなたか2...
熊本県天草市のホテルアレグリアガーデンズ天草の展望デッキからの眺めです。 曇り空の朝となりましたが、有明海の向こうに長崎県の島原半島にそびえる雲仙岳が見えます。有明海と雲仙岳の見える風景 (熊本県 天草市) Photo No.2804これで天気がよけれ、よかったのにと思いますが、雲仙岳の山頂部も見え、儲けものだと思いながらの撮影です。 晴れた日はさぞかし素晴らしい海の色や風景が見られるのだろうと思い...
夜明け前の熊本県天草市のホテルアレグリアガーデンズ天草からの眺めです。 あいにくの天候の朝となりました。 遠くに長崎県側の雲仙の山々の影が見えはじめました。静寂の朝 (熊本県 天草市) Photo No.2803朝の雰囲気を出すためにホワイトバランスを調整しています。 きれいな夜明けの色が見られればどんなによかったことかと思いますが、これはこれで一期一会の風景ということでアルバムに残します。SON...
夕暮れ時の熊本県天草市のホテルアレグリアガーデンズ天草からの眺めです。 海の色のきれいな有明海を背景に立てられたリゾートホテルの様子は、まるで海外のよう。 奥にはライトアップされたチャペルも見えます。 これで天気がよければ言うことなしですね。有明海を望む天草リゾート (熊本県 天草市) Photo No.2802世界的なコロナ自粛期間が明けたものの、今は途方もない円安のため、ただでさえ費用のか...
熊本県天草市の崎津諏訪神社から、崎津教会の見える高台のチャペルの鐘展望公園に向かう山道でお目にかかれるのが、こちらに人面木です。 崎津教会の風景を見るために石段を一気に登り切ることになるわけですが、途中でこの人面木との対話をしながらのひと休みの時間をいただきました。崎津の森の人面木 (熊本県 天草市) Photo No.2801面白い木だなと思って足を止めたら、足元に人面木と書いた小さな看板が立ってい...
熊本県天草市の崎津教会の風景です。 高台からの眺めも楽しめるということで、集落の中の訪神社を経由して、山頂に続く500段以上の石の階段を上ることに決めたまではよかったのですが、登っている途中から小雨が大雨に変わり、山頂の公園に着いた時は横殴りの風も吹き、散々な状況となっていました。 そんな中で、東屋にカメラバッグを置き、身軽な状態にしたものの、強い雨風との戦いで、レンズに付く雨粒を拭きな...
熊本市から南下し訪れたのは天草市。 以前、長崎県の南島原市を訪れたときに対岸の天草に行って見たいと思っていました。 島原、天草エリアは、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」となっています。 港の向こうのエリアは「天草の﨑津集落」となっており、集落のシンボル的存在となっているのが、海の天主堂と呼ばれる﨑津教会です。 天草宝島観光協会の案内によりますと、津崎教会は、天...
夜が明けた熊本の街から見える熊本城と路面電車の1枚です。 熊本市電とお城の組み合わせはとても素晴らしく、四季を通じて様々な表情があるのではととても期待されるように感じました。 日本の城下町を代表する風景のひとつとして、路面電車は、末永く存続して欲しいものです。 朝の熊本城と市電の風景 (熊本県 熊本市) Photo No.2798この時の熊本の旅の天気予報は絶望的なものだったのですが、この日の朝...
この日は曇りのち雨の様でしたが、朝はいい朝焼けの色を見せてくれた熊本市内です。 路面電車と朝焼けの熊本市内の様子の撮影を楽しみます。朝焼け熊本路面電車 (熊本県 熊本市) Photo No.2897朝のいい色がだんだん薄くなって行きます。 東へ向かう路面電車は何本も過ぎ去って行くのですが、こちらに向かって来る電車が来なくて焦ります。 今か今かと待つうちにようやく1本やってきました。 そんな気持...
2016年4月の熊本地震による被災は熊本県の各地に多くの被害をもたらしました。 そしてその地震により、日本のお城の中でも最上級の強固さを持っているイメージのあった熊本城の一部が崩れてしまった放送映像は、今だなお、多くの人々の記憶に強く残るところです。 あれから8年経過しましたが、熊本のシンボル熊本城は市内中心部から見る姿は、一見、復旧しているような印象ですが、横から見れば、石垣は崩れたままで、そ...
昔、全国各地で走っていた路面電車ですが、今は全国に数えるほどしか残っていませんが、ここに来て残しておけばよかったという声も聞かれる街もあるようです。 路面電車が走る街には独特の雰囲気と活気を感じることが多く、熊本市では熊本城と路面電車の取り合わせも味わい深く、それも街の魅力のひとつになっているように思います。熊本城浮き出る夜の電車通り (通町筋停留所/熊本県 熊本市) Photo No.2794夜の空に浮...
震災のときに大きな被害を受けた熊本城ですが、今は修復がどんどん進行しています。 そんな熊本城が浮き出す風景が楽しめる熊本市の夜の電車通りからです。 熊本城浮き出る夜の電車通り (通町筋停留所/熊本県 熊本市) Photo No.2794路面電車がひっきりなしに行き来する熊本市の市街地です。 こんなところに九州でも指折りの大都市熊本市の活気を感じながらの撮影です。 (鉄道のある風景 / 通...
熊本県の南阿蘇鉄道から最後の1枚です。 熊本地震で被災した南阿蘇鉄道の完全復旧を応援する漫画・アニメで人気のONE PIECE(ワンピース)のラッピング列車「サニー号トレイン」です。 車内にもワンピースの漫画の世界がいっぱい。 阿蘇山麓の風景と一緒に楽しい時間が過ごせます。 南阿蘇を元気に ONE PIECE サニー号トレインが行く! (南阿蘇鉄道/熊本県 南阿蘇村) Photo No.2793今回は、以前、紹介のSL...
熊本県の南阿蘇鉄道からの1枚です。 熊本地震の時から約7年の時を経て2023年7月にようやく南阿蘇鉄道全線復旧となりました。 よくある話ですと、それでそのまま廃線というのがありますが、そんな危機を回避でき、今日も阿蘇の集落を縫って、その走りを続けます。 山村を走る南阿蘇鉄道 (熊本県 南阿蘇村) Photo No.2791長閑な風景を走るローカル線は魅力いっぱいで、もう少しいろいろな場所で撮影をしたい...
ようやく全線復旧となった南阿蘇鉄道からの1枚を続けます。 こちらはダムの貯水部分から見た風景となります。ダムを背に走る南阿蘇鉄道 (熊本県 南阿蘇村/立野駅付近) Photo No.2790鉄道の復旧、ダムの稼働開始とうれしいことが2重に重なった南阿蘇エリアです。 新しいスポットも整備され、多くの人々が足を運んでくれそうな予感です。 (鉄道のある風景)SONY α1 FE100-400mm F4.5-5.6GM 112mm f...
熊本県南阿蘇村にある「立野(たての)」駅付近にある阿蘇立野ダム展望台からの眺めです。 こちらからは2024年4月に運用開始となる阿蘇立野ダムを背に橋梁を走る南阿蘇鉄道の風景を楽しむことが出来ます。 2016年4月に発生した熊本地震の影響を受け、全線運休、部分開通を経て、2023年7月にようやく全線復旧にこぎつけた南阿蘇鉄道です。 ダムを背に走る南阿蘇鉄道 (熊本県 南阿蘇村) Photo No.2790前回訪問...
ANA機は熊本市上空を旋回し、着陸態勢に入ろうとしています。 ちょうど雲の切れ間があり、噴煙を上げる阿蘇山が天空の火山のように見えます。 手間の丸い山は肥後の金峰山(665m)でしょうか。 雄大な熊本の風景を堪能です。雲海から噴煙出す阿蘇山 (熊本県上空) Photo No.2788上空からのモノトーン調の風景が広がります。 珍しい風景をまたまた見ることが出来たと思う一方で、これが晴天であった...
空の上からの富士山、南アルプスと日本の名山の眺めを楽しみます。 ANA機は飛行を続け、熊本県上空に入りました。 熊本県上空はあいにくの雲に包まれていますが、九州を代表する名山のひとつ、標高1,592mの阿蘇山の雲の上に顔を出し、噴煙を上げる姿はとても見ごたえがありました。雲海から噴煙出す阿蘇山 (熊本県上空) Photo No.2788何とも珍しい阿蘇山の見え方に再び大興奮です。 これから熊本空港着陸...