立山室堂エリアの中で、最も危険な場所のひとつ、地獄谷。 こちらの様子をエンマ台展望台から眺めます。 人が歩けるような歩道もありますが、立ち入り禁止状態が何年にもわたって続いていると聞いています。 毒々しい硫黄の色とともに、妖艶な水色の雪の層に、雪が解けた流れが惹き付けます。 こちらでは、歩道の杭の高さでこちらの場所のスケール感を知ることが出来ます。 厚い雪溶かす地獄谷 (富山県 立山町...
初夏の頃、近くまでやって来たので、足を伸ばしてやって来たのが、越後松代棚田群「星峠の棚田」です。 ちょうど水田の水鏡が見られる時期とあって多くの人々で賑わっていました。 午後の星峠の棚田 (新潟県 十日町市) Photo No.2855 午後から夕方へと変わるタイミングでの星峠の棚田です。 水田には空が映ってこの時期の棚田の魅力が伝わってきます。SONY α7R5 FE 24-70mm F2.8 GM 32mm f4 ...
富士山に向かって 風のように去りぬ (東京オリンピック2020/神奈川県 相模原市)
パリオリンピック2024も競技3日目。 この日の日本代表は大逆転金が2つもありました。 強者が最上級のプレッシャーに打ち勝ち栄冠を勝ち得る様子や、追いかけるものや、勢いに乗っての無欲の勝利など様々なドラマも観戦の楽しみです。 私の人生の最初で最後のリアル・オリンピック観戦となった東京オリンピック2020の男子、女子の自転車ロードレースからはこちらの1枚が最後の紹介となります。 富士山に向かって ...
パリオリンピック2024もいよいよ競技2日目となり、メダルが増え始めました。 朝起きたら金メダルが3つ、銀メダルが2つ、銅メダルが1つと合計6個のメダルが獲得されていました。 各競技における選手たちが夢の大舞台で実力を発揮でき喜ぶ顔はいいものですよね。 引き続き、東京オリンピック2020が基本無観客で開催された中で、東京とその周辺エリアでフリーで観戦ができた貴重な自転車ロードレースからの1枚です。...
エチオピアの風 (東京オリンピック2020/神奈川県 相模原市)
パリオリンピック2024がついに開幕。 2日目の昨夜も様々な競技がスタートしました。 日本選手参加競技の中にも大きく明暗が分かれました。 パリオリンピック記念ということで、秘蔵東京オリンピック2020から自転車ロードレースからの1枚を紹介しています。 孤軍奮闘で集団から離れて走行のエチオピア女子のエチオピア連邦民主共和国(የኢትዮጵያ ፌዴራላዊ ዲሞክራሲያዊ ሪፐብሊክ)のSelam AMHA選手です。エチオピアの風 (東...
風を切って走る (東京オリンピック2020/神奈川県 相模原市)
いよいよパリオリンピック2024開会式。 今日は朝早いうちから、その模様を楽しんでいらっしゃる方も多いのではと思います。 私も早起きしてセーヌ川を行く日本選手団の様子を楽しみました。 国によっては自転車の選手の活躍が多いとこともありましたね。風を切って走る (東京オリンピック2020/神奈川県 相模原市) Photo No.2851 今回は流し撮りにチャレンジです。 自転車ロードレースではパレード...
美しきチャレンジャーたち (東京オリンピック2020/神奈川県 相模原市)
いよいよパリオリンピック2024が開会です。 コロナ禍で1年延期なうえに、さらに基本無観客競技となった東京オリンピック2020が残念でなりませんでした。 その中で、沿道に多くの観衆が集まったのは、ロード競技のマラソン(暑さ対策のため札幌開催)と自転車ロードレースでした。 自転車ロードレースは多摩地区(調布市、府中市、多摩市、八王子市、町田市)から相模原地区を通過して山梨、静岡の富士スピードウェ...
ブルーと白のおなじみのユーロナンバープレートを付けたメディアカーの後に、続々と走って来るのが自転車ロードレース男子の選手たちです。 ツールドフランスでも活躍の選手たちが挑む、この日のレース距離は、234km、総距離は244㎞です。 日本では見る方としての人気は残念な状況ですが、欧州では人気がとても高い競技のようです。 この場所では、まったくの序盤戦での走行となりますが、この先、4,865m獲得標高...
あの暑い夏の日の熱い想いがよみがえります。 今まで見せたくてもお見せすることができなかった秘蔵の作品として登場の2枚目は前回の流し撮りをおこなった「先を導く者」の正体です。 正解はユーロ・メディアカーなのですが、ルーフの上には、後方の様子をしっかり捉える魚眼型のカメラ、臨場感あふれる沿道の声を捉え中継する能力を持ちます。ユーロ・メディアカー Photo No.2848 ちょうど3年前のこの時期に...
いよいよあの暑い夏の日が訪れようとしています。 ここからは今まで見せたくてもお見せすることができなかった秘蔵の作品をいくつか紹介しようと思います。 撮影したときに、お見せするならこの頃かなと思いながらの撮影でした。 まずのオープニングの1枚としてこに1枚を選び、タイトルは先導する者としました。 ナンバープレートに少々注目いただければと思いますが、いかがでしょうか。先を導く者 P...
埼玉県秩父市のヒメボタルの里からです。 深夜となり、ヒメボタルの活動がとなりました。 竹林の奥から次々と風によってでしょうか、多くのヒメボタルがこちらに向かって流れてきます。ヒメボタル 光の川 (埼玉県 秩父市) Photo No.2846この場所で約1時間、ヒメボタルがやって来るタイミングでシャッターを切っています。 そのうちの15枚を比較明合成しましたが、 まるで光の川のような作品に仕上がりま...
いよいよ活動し始めたとの情報を聞き、今年の6月8日に久しぶりに埼玉県秩父市のヒメボタルの里を訪問しました。 3年前はもっと歩きやすかった竹林の小道もこれまでの台風や大雨の影響もあってか、細い道の先を行くのにも四苦八苦状態でした。 それでも、深夜の竹林では今年も素敵な光を楽しむことができました。 日本国内でのヒメボタルの生息地は限定的で、秩父は関東でも貴重な生息地のひとつで、他のホタルより...
北海道稚内上空から続く厚い雲でしたが、東北上空で一部すっきりと切れている場所がありました。 ちょうど岩手県上空で二つの外輪を岩手山(いわてさん/2038m)が眼下に見えます。 この時期ならではの残雪が地表に大きな白いリングを描いていました。岩手山 残雪が見せる陸のホワイトリング (岩手県上空) Photo No.2844 岩手県からの1枚がいつも空からの眺めになっています。 8月は久しぶりに盛岡に出...
短い北海道稚内滞在でしたが、それでも濃厚に楽しめたような気がします。 天候も思わしくなかったということもあり、次回に楽しみもたっぷりと残したといった感じです。 今回は何とか利尻岳を見たいと思っていたのですが、最後の最後にちょっとだけその姿を見ることが出来ました。会いたかった 雲の隙間から利尻岳 (北海道 稚内上空) Photo No.2843 席も行きも帰りも利尻岳が見える側を抑えていたのですが、...
43㎞先のロシア・サハリンの島影を眺めながら (北海道 稚内市
北海道稚内市の日本最北端の地、北緯45度31分22秒 宗谷岬の最先端から北の海を見れば、突然、島影が見え始めました。 まさにこの島影こそがロシアの極東の島、サハリン(樺太)です。 宗谷岬とサハリン最南端のクリリオン岬までの距離はわずか43㎞。 まさかのロシアの領土を写真に収めることができました。43㎞先のロシア・サハリンの島影を眺めながら (北海道 稚内市) Photo No.2842サハリンの南には高い...
北緯45度31分22秒 日本最北端の地の碑 (宗谷岬/北海道 稚内市)
こちらが日本最北端の地、北緯45度31分22秒 日本最北端の地、宗谷岬の最先端となります。 突き出した場所に設けられた「日本最北端の地の碑」は、三方が海になっていてまさに突き出した日本の最北端のポイントになっています。 この碑のある場所に立って北を望めば、正面に43km先のサハリンの島影が見えることがあります。 北緯45度31分22秒 日本最北端の地の碑 (宗谷岬/北海道 稚内市) Photo No.2841 天気...
宗谷丘陵の見える漁村の風景 (宗谷ヒストリーロード/北海道 稚内市)
この日の朝は日本最北端の地、宗谷岬を目指しました。 岬に向かう海沿いの道の風景は素晴らしく気持ちのいいドライブが出来ます。 こちらは稚内市宗谷村富磯エリアからの宗谷丘陵と風車の見える漁村の風景です。 奥に見える宗谷丘陵は、氷河期の寒冷な気候で地盤の凍結と融解の繰り返しによってつくられた周氷河地形となっているそうです。宗谷丘陵の見える漁村の風景 (宗谷ヒストリーロード/北海道 稚内市)...
最北から南に向うラベンダー編成特急サロベツ (北海道 稚内市)
北海道稚内市郊外の宗谷本線の跨線橋の下を、南の旭川に向かって走り去って行くラベンダー編成の特急サロベツです。 4月21日のそろそろ初夏を迎える時期なのですが、まだ枯木色の木々が残る最北の大地をです。 特別な特急の走行についてですが、今年の春から夏のシーズンには6月中旬までがこちらのラベンダー編成が、それ以降にははまなす編成の車両が運行されています。 ラベンダー編成の「ラベンダーラウン...
北海道稚内市の郊外の大きなカーブを走る旭川行きの特急サロベツが走る風景です。 この場所は都市型住宅地脇なのですが、線路のすぐ左側に稚内市こまどりスキー場があったりと珍しい眺めを体験することが出来ました。 南稚内駅を発車し、こちらに向かって走って来たのは特急サロベツ・ラベンダー編成と呼ばれる5両編成の列車です。 昨日の深夜に稚内に到着した特急の折り返しになるのですが、こちらも珍しい特...
名寄に向かって抜海駅を発車の宗谷本線普通列車(北海道 稚内市)
北海道の北端・稚内へと続く宗谷本線の抜海駅のホームにいます。 日本最北の木造駅舎を横に立ち、5時39分に発車し、名寄駅に向かって走り去って行く普通列車を見送ります。 名寄に向かって抜海駅を発車の宗谷本線普通列車(北海道 稚内市) Photo No.2837電車もいいですが、ディーゼルカーの走行時や発車時の独自の空気の振動感がたまりません。 違っていたら申し訳ないのですが、以前、どこかでディーゼルカ...
最北の地を結ぶ宗谷本線キハ54形列車 (抜海駅/北海道 稚内市)
夜明けの宗谷本線の始発列車の風景を撮りに5時39分に発着時間に合わせ稚内市別海の別海駅にやってきました。 別海駅は日本最北の木造駅舎としても知られていて、駅内部も地元の方や有志の皆さんの力でとてもきれいに整備され、ちょっとしたミニ博物館のようでした。 今年2024年6月23年には抜海駅100周年記念式典も行われたようです。 そろそろ時間となりました。 稚内発名寄行のキハ54形列車がやってきまし...
北海道稚内市内と抜海の間の海沿いの一本道からの1枚です。 こちらの場所ではいくつかのエゾシカの群れを見ることが出来ます。 利尻水道の海が見える場所にいた集団を撮影しようとレンズを向けています。 この付近では猟銃で狙われることもあるようで、かなり距離が離れているのですが、車から降りれば人を警戒し、こちらの様子を探っているように感じます。 海の見える原野にて (北海道 稚内市) Phot...
北海道稚内からのエゾシカの作品となります。 北海道各地ではよくエゾシカを見かけます。 稚内市内と抜海を結ぶ海岸に近い一本道を何往復かしたのですが、小山と海に挟まれた場所ではエゾシカが群れとなっている風景を何度か見ました。 稚内では海にはウミネコ、陸ではエゾシカが人々の近くにいつもいるといった感じでした。エゾシカの丘 (北海道 稚内市) Photo No.2834夜明けとともに再びやって来たのは抜...
北海道稚内市の稚内港北防波堤ドームの夜景です。 稚内市の案内によりますと、こちらの防波堤は半アーチ式の構造形式となっていて、高さ13.6m、柱の内側から壁までが8m、総延長427m、柱の総数70本となっています。 稚内北埠頭が旧樺太航路の発着場として使われていたとき、ここに通じる道路や鉄道に、波の飛沫がかかるのを防ぐ目的で、昭和6年(1931)から昭和11年(1936)にかけ建設されたとのことです。 稚内...
雲に覆われ、星空も見えない北海道稚内市です。 星は見えずとも抑えておきたい場所がありましたので訪れてみました。 こちらはJR稚内駅からも徒歩でやって来ることが出来る稚内港のフェリー乗り場に続く広場です。 石畳みの広場の中央に丸く囲われた部分がありました。 以前、ここに何か置かれていたのでしょうか。 正面に向かって右奥が稚内港で、左にまっすぐ伸びる建築物が稚内港北防波堤ドームとなります...
北海道稚内のノシャップ岬の恵山泊漁港公園からの西の海のの風景です。 夕暮れ時の燃えるような空の眺めもいよいよクライマックスといった感じです。 利尻島や礼文島、奥尻島など最北端の島々と稚内を結ぶハートランドフェリーが稚内港に向けてゆっくりと航行しています。燃える空残し夜へと向かう最北端の海 (北海道 稚内市) Photo No.2829夕暮れの利尻岳のシルエットを楽しむことはできませんでしたが、日本...
曇り空の1日でしたが、最後に赤く燃えるような空を楽しませてくれた最北の地、北海道稚内市でのひと時です。 日本第2位の北端ノシャップ岬の恵山泊漁港公園の展望所のイルカ像の向こうに夕陽がほんのわずかに顔を出してくれました。ノシャップ岬の夕暮れ (北海道 稚内市) Photo No.2829今回の旅の中ではまさに儲けものだったもののひとつがこの夕陽です。 夕暮れ時はわずかな色の変化も画になる時間帯なので、旅...
振り向けばピンクに染まる空とドルフィンボール (北海道 稚内市)
引き続き、北海道稚内市のノシャップ岬の恵山泊漁港公園の展望所からの夕暮れ時の変わりゆく空のドラマを楽しみます。 ぐるりとイルカの時計台のモニュメントを見て回れば、イルカの時計の反対側がボールになっていまして、赤い夕陽の空が映っています。 ビーナスベルトの淡いピンクに染まる空と組み合わせて、パチリと撮った1枚です。振り向けばピンクに染まる空とドルフィンボール (北海道 稚内市) Photo No.2...
北海道稚内市のノシャップ岬の恵山泊漁港公園の展望所からの夕暮れ時の1枚です。 恵山泊漁港公園とアクセントになっているのがイルカの時計台です。 この日は雲のために残念な眺めでしたが、眺望が良い日は、海の向こうの利尻岳、礼文島とともに沈む夕陽が見える最高のスポットとなります。 イルカのノシャップ岬・恵山泊漁港公園(北海道稚内市) Photo No.2827 稚内市の観光案内によりますと、ノシャップとは、「岬...
北海道稚内ノシャップ岬の恵山泊漁港(えさんどまりぎょこう)から黄昏空とウミネコの1枚です。 貴重な夕焼け空を背景にすれば、どんな光景も素晴らしい風景に早変わり。 接岸する漁船の船首で黄昏時を過ごすウミネコのペアです。ノシャップ岬 黄昏ウミネコ (北海道 稚内市) Photo No.2826今回の旅では、野鳥はノーマークでしたが、こうやって所々でアクセントとしてウミネコたちが登場してくれて助かりました...
北海道稚内ノシャップ岬の恵山泊漁港(えさんどまりぎょこう)での夕方の空の焼け具合がとても見事で、この時間にノシャップ岬に足を運んだ人たちはとても幸運でした。 それまでどんよりとした雲に覆われていた空がほんのわずかな間、雲が途切れてくれたのです。 私もこの色を逃すまいと辺りでの撮影に夢中のひと時を過ごしました。夕焼けノシャップ岬 恵山泊漁港の魚船 (北海道 稚内市) Photo No.2825もともと...
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立山室堂エリアの中で、最も危険な場所のひとつ、地獄谷。 こちらの様子をエンマ台展望台から眺めます。 人が歩けるような歩道もありますが、立ち入り禁止状態が何年にもわたって続いていると聞いています。 毒々しい硫黄の色とともに、妖艶な水色の雪の層に、雪が解けた流れが惹き付けます。 こちらでは、歩道の杭の高さでこちらの場所のスケール感を知ることが出来ます。 厚い雪溶かす地獄谷 (富山県 立山町...
立山室堂を歩くライチョウのメスです。 何となくドヤ顔に見えるのは気のせい?! オスと違って大きな赤い目の上のアクセサリーがありませんので、ここは足元で勝負でしょうか。 オレンジ色のレッグウォーマー(本当は足輪)が可愛かったりします。 雪解けの高地に立つ立山室堂の雷鳥 (富山県 立山町) Photo No.3171足輪(足環)は環境省が個体識別のため付けているとのことですが、それにより移動の様子が分かっ...
雪解け進む、立山室堂からのライチョウの1枚です。 立山室堂では変化に富んだ地形がみられますが、それに合わせたライチョウたちの様子を今回はしっかりと楽しませていただくことが出来ました。 雪解けの高地に立つ立山室堂の雷鳥 (富山県 立山町) Photo No.3170冬の厳しい気候の中で、雪や風に耐えてようやく迎えた春の高地。 雪の大谷を見れば木々もすっぽりと雪に埋まってしまうのではと思うのですが、わ...
立山室堂のみくりが池の畔からです。 湖畔の岩の高いところで辺りを見渡すように止まっていたライチョウのオスですが、気が付いたら、餌をついばみながらメスがどんどん離れていってしまいました。 あれ?!って感じでしょうか。 飛ぶには身体が大きすぎて微妙な距離のようで、自分の脚を使って大急ぎで岩を下ります。 急な岩場を降りる雷鳥 (立山室堂/富山県 立山町) Photo No.3169こちらのライチョ...
この日の立山室堂訪問では、ライチョウたちの出現頻度がとても高くて、まさにライチョウ天国と言っていい状況でした。 その中で、みくりが池を背景にした場所に現れてくれればもっと嬉しいのになんて思ったりしていたのですが、なんとつがいで登場してくれました。 雷鳥とみくりが池 (立山室堂/富山県 立山町) Photo No.31682羽のライチョウをひとつの画面に収めるために標準ズームに切り替えです。 望遠レ...
いよいよ待ち遠しかった春が来た立山室堂では、ライチョウたちがペアを作っての活動に入ったようです。 こちらのつがいはハイマツの林付近で、小さな若芽などを一緒についばんでいました。 一緒についばめば (立山室堂/富山県 立山町) Photo No.3167ライチョウの目の上の赤い部分は、肉冠と呼ばれ、繁殖期や興奮したときに大きくなるそうです。 ちょうどこれから半商機となるので大きいのかも知れません。 ...
しばらく立山室堂で野鳥の撮影を楽しみます。 非日常的な天空の地での生き物たちの出会いは、日々のストレスを忘れさせてくれます。 ハイマツの歩道を歩いていると、茂みから出たり入ったりしているカヤクグリに遭遇しますが、みくりが池の湖畔の休憩所では、目の前に現れ、その鳴き声も披露してくれました。 カヤクグリは比較的高地で活動する日本固有種で、全国的には絶滅危惧種の指定を受けている場所も多いようで...
雪解けの季節の立山室堂からのライチョウの1枚です。 これまで何度かこの地を訪れましたが、ここまでライチョウたちに出会えたのは珍しいくらいです。 高原バスの車内放送の案内によれば、ライチョウは朝夕、天気の悪い時に活動することからライチョウ(雷鳥)と名付けられたとのことです。 そういえば、この日もこれから天気が悪くなることもあったからでしょうか、とてもよく顔出しをしてくれました。 ハイ...
春の立山室堂からです。 雪解けの季節になると、この2400mの高地にもイワツバメがやって来ます。 今年も南国からやって来て、春から夏にかけて室堂の建物に巣を作って子育てをします。 こちらは室堂のホテルの建物付近での1枚です。 ちょうどハイマツの横にある岩の上にライチョウが顔を出しましたが、その上をイワツバメが忙しそうに飛び回っていました。 春の使者とライチョウ (立山室堂/富山県 ...
今回の立山訪問は、室堂までの半日ほどの訪問となりますが、大好きな撮影ジャンルの風景、野鳥、鉄道の3本立ての贅沢撮影旅が目的で、まずまずの撮影が楽しめました。 野鳥に関しては室堂ターミナルからみくりが池展望台の間のハイマツの生える辺りでたっぷり出てくれるのでうれしい限りです。 ここは、危害を加える生き物が少ないこともあり、野鳥と人の距離が短い印象です。 遊歩道を歩いていたらいきなり足元に飛ん...
立山室堂の周辺は程よい山岳散策ができ、それも魅力的です。 室堂は立山黒部アルペンルートの中で最も高い、標高2,450mに位置しますので、日本の名山の山頂並みの高さの体験はありがたい限りです。 眼前に広がるのは、いよいよ雪解けが始まった「みくりが池」です。 雪解けの青い水の色が何とも言えません。 みくりが池は、約1万年前にできた周囲約630m、水深約15mの火山湖で、夏の頃の紺碧の色合いも魅力的です。 ...
立山の春の名物、雪の大谷の風景です。 雪の大谷ウォークの歩行ギリギリの場所に立って、人を入れない風景を楽しみました。雪の大谷の今年最大の高さは16m(4月25日)だったようですが、およそ1か月後のこの日5月24日でも高さ15mが記録されました。 最高地点は室堂近くで記録されていて、地形的にこの場所が特に激しい雪の吹き溜まりになることが影響しているとのことです。 最高地点16m 雪の大谷2025 (富山県 立...
残雪の初夏の立山室堂付近からです。 立山連峰の中でもひときわの存在感を示しているのが、日本百名山の一つに選ばれている雪と岩の殿堂 剱岳(2,999m)です。 アルピニストの憧れの山のひとつと聞いています。 私的には、見た目も厳しいその頂にはさすがに行かないにしろ、できれば、圧巻の風景が広がる剱沢キャンプ場で夜を明かしてみたいものです。 剱岳 眼前の頂 (富山県 立山町) Photo No.3160一般的な...
初夏の富山県立山町を起点とした立山黒部アルペンルートからの1枚です。 標高977mの美女平駅をスタートした高原バスの標高2,450mの室堂ターミナルを目指して走行もゴールまであとわずか。 人々を乗せたバスはいよいよ室堂近くの雪の大谷に突入し、最後の走行となります。 天空へと続く道 (富山県 立山町) Photo No.3159標高2400mから見える空の大海原を背景にバスがやって来る様子は、まさに奇跡の風景にも...
初夏の立山黒部アルペンルート訪問からの1枚です。 立山ケーブルカーに乗車、標高977mの美女平駅で高原バスに乗り換え、向かうは標高2,450mの室堂ターミナルです。 50分ほど時間をかけてゆっくりのバス移動となりますが、その間も見どころが点在しています。 ゆっくりなのであまり意識がないのですが、気が付けば、かなり高いところまで上って来たようです。 残雪の高原にはS字のような道が描かれています。 ...
終着駅の立山駅で電車を降りれば、そこから先はいよいよ立山黒部アルペンルートへのスタート地点。 乗り換えで立山駅から美女平に向かって標高差502mを一気にのぼって行く立山ケーブルカーです。 黒部ダム建設用の資材を積んでいたこともある荷台付き仕様となっています。 美女平に向かう立山ケーブルカー (富山県 立山町) Photo No.3157一旦、靄が切れたのですが、再び靄が出てきてくれました。 雪の大谷を...
立山黒部アルペンルートの入り口、立山駅に向かう富山地鉄の列車です。 およそ1時間に1本、富山駅から立山に訪問者を運びます。 小雨降る中、終着駅の立山駅に向かって常願寺川を渡ります。 アルペンルートへ (富山県 立山町) Photo No.3156新緑の頃の靄のある風景は魅力ある被写体のひとつです。 この日は昨日の晴天から一転、曇りから雨の予報となっています。 残念なことに、今年も平日晴れ、週末下...
花曇りの富山市八尾の神通川さくら堤からの1枚です。 この日は曇り空にも関わらず、立山連峰がくっきりと浮かび上がっていまして、日本海側の雪国の待ちに待った春の風景がそこにありました。 神通川さくら堤は神通川の堤に800本の桜が植林されていまして、その眺めはこの空の下でも実に壮観でした。 花曇り空と神通川さくら堤 (富山県 富山市) Photo No.3155背景の立山連峰の山は大日岳(2,501m)となります。...
東京都港区の水族館「マクセル アクアパーク品川」からの最後の1枚を紹介させていただきます。 ドルフィンパフォーマンス ナイトver.もいよいよフィナーレ。 15分の最後を飾るのは、クリスチャン・ラッセンのイラスト作品の南洋の夕陽モノを彷彿させるような演出が見事には決まっていました。 3154 南洋の夕陽に舞う (東京都 港区) Photo No.3154夕陽のような光の演出の中、クロスするように水面を舞うイルカた...
イルカのマリンアートと聞けば、クリスチャン・ラッセンのイルカの数々のイラストを思い出す人も多いのではと思います。 水中をイメージしたブルーを主体としたものや、水中と地上のカラフルな色付いのものなど、魅力いっぱいです。 そんなラッセンの世界観が東京都港区の水族館「マクセル アクアパーク品川」のドルフィンパフォーマンス ナイトver.でリアル体験できます。 イルカのマリンアート (東京都 港区) Phot...
今回の熊本の旅の最後の1枚を飾るのはこちらの1枚です。 帰りの飛行機からの阿蘇山の眺めです。 噴煙上げるダイナミックなその様子と足元の熊本の街の風景に火山と人の営みの近さを強く感じました。火の国 熊本のシンボル 噴煙上げる阿蘇山 (熊本県上空) Photo No.2807かなりの噴煙の量に感じる光景です。 今まで何度か火口にやって来たことがありますが、最近では火山性ガスを高密度に吸い込めば気分が悪く...
引き続き、熊本県宇土市の長部田海床路(ながべたかいしょうろ)からの1枚です。 潮が引き、その姿を現した長部田海床路の正面付近からカメラを構えています。 背景の山は有明海の向こうでそびえる長崎県の雲仙普賢岳でまるで海床路が続いているように感じます。 こちらからの眺めは、特に夕方から夜にかけてと、満潮の2時間前後に素晴らしい眺めを楽しむことが出来るようです。雲仙普賢岳に続く有明海の長部田海床...
熊本の旅もいよいよラストに入ります。 天草から熊本市内に向かう道でちょっと寄り道するのは、宇土市の長部田海床路(ながべたかいしょうろ)の風景です。 こちらはちょっとした絶景スポットとして有名です。 まずは長部田海床路を横から見た風景を撮影します。 どうせ曇り空ならとモノトーン調のイメージで狙ってみました。干潟の道を行く (長部田海床路/熊本県 宇土市) Photo No.2805ちょうどどなたか2...
熊本県天草市のホテルアレグリアガーデンズ天草の展望デッキからの眺めです。 曇り空の朝となりましたが、有明海の向こうに長崎県の島原半島にそびえる雲仙岳が見えます。有明海と雲仙岳の見える風景 (熊本県 天草市) Photo No.2804これで天気がよけれ、よかったのにと思いますが、雲仙岳の山頂部も見え、儲けものだと思いながらの撮影です。 晴れた日はさぞかし素晴らしい海の色や風景が見られるのだろうと思い...
夜明け前の熊本県天草市のホテルアレグリアガーデンズ天草からの眺めです。 あいにくの天候の朝となりました。 遠くに長崎県側の雲仙の山々の影が見えはじめました。静寂の朝 (熊本県 天草市) Photo No.2803朝の雰囲気を出すためにホワイトバランスを調整しています。 きれいな夜明けの色が見られればどんなによかったことかと思いますが、これはこれで一期一会の風景ということでアルバムに残します。SON...
夕暮れ時の熊本県天草市のホテルアレグリアガーデンズ天草からの眺めです。 海の色のきれいな有明海を背景に立てられたリゾートホテルの様子は、まるで海外のよう。 奥にはライトアップされたチャペルも見えます。 これで天気がよければ言うことなしですね。有明海を望む天草リゾート (熊本県 天草市) Photo No.2802世界的なコロナ自粛期間が明けたものの、今は途方もない円安のため、ただでさえ費用のか...
熊本県天草市の崎津諏訪神社から、崎津教会の見える高台のチャペルの鐘展望公園に向かう山道でお目にかかれるのが、こちらに人面木です。 崎津教会の風景を見るために石段を一気に登り切ることになるわけですが、途中でこの人面木との対話をしながらのひと休みの時間をいただきました。崎津の森の人面木 (熊本県 天草市) Photo No.2801面白い木だなと思って足を止めたら、足元に人面木と書いた小さな看板が立ってい...
熊本県天草市の崎津教会の風景です。 高台からの眺めも楽しめるということで、集落の中の訪神社を経由して、山頂に続く500段以上の石の階段を上ることに決めたまではよかったのですが、登っている途中から小雨が大雨に変わり、山頂の公園に着いた時は横殴りの風も吹き、散々な状況となっていました。 そんな中で、東屋にカメラバッグを置き、身軽な状態にしたものの、強い雨風との戦いで、レンズに付く雨粒を拭きな...
熊本市から南下し訪れたのは天草市。 以前、長崎県の南島原市を訪れたときに対岸の天草に行って見たいと思っていました。 島原、天草エリアは、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」となっています。 港の向こうのエリアは「天草の﨑津集落」となっており、集落のシンボル的存在となっているのが、海の天主堂と呼ばれる﨑津教会です。 天草宝島観光協会の案内によりますと、津崎教会は、天...
夜が明けた熊本の街から見える熊本城と路面電車の1枚です。 熊本市電とお城の組み合わせはとても素晴らしく、四季を通じて様々な表情があるのではととても期待されるように感じました。 日本の城下町を代表する風景のひとつとして、路面電車は、末永く存続して欲しいものです。 朝の熊本城と市電の風景 (熊本県 熊本市) Photo No.2798この時の熊本の旅の天気予報は絶望的なものだったのですが、この日の朝...
この日は曇りのち雨の様でしたが、朝はいい朝焼けの色を見せてくれた熊本市内です。 路面電車と朝焼けの熊本市内の様子の撮影を楽しみます。朝焼け熊本路面電車 (熊本県 熊本市) Photo No.2897朝のいい色がだんだん薄くなって行きます。 東へ向かう路面電車は何本も過ぎ去って行くのですが、こちらに向かって来る電車が来なくて焦ります。 今か今かと待つうちにようやく1本やってきました。 そんな気持...
2016年4月の熊本地震による被災は熊本県の各地に多くの被害をもたらしました。 そしてその地震により、日本のお城の中でも最上級の強固さを持っているイメージのあった熊本城の一部が崩れてしまった放送映像は、今だなお、多くの人々の記憶に強く残るところです。 あれから8年経過しましたが、熊本のシンボル熊本城は市内中心部から見る姿は、一見、復旧しているような印象ですが、横から見れば、石垣は崩れたままで、そ...
昔、全国各地で走っていた路面電車ですが、今は全国に数えるほどしか残っていませんが、ここに来て残しておけばよかったという声も聞かれる街もあるようです。 路面電車が走る街には独特の雰囲気と活気を感じることが多く、熊本市では熊本城と路面電車の取り合わせも味わい深く、それも街の魅力のひとつになっているように思います。熊本城浮き出る夜の電車通り (通町筋停留所/熊本県 熊本市) Photo No.2794夜の空に浮...
震災のときに大きな被害を受けた熊本城ですが、今は修復がどんどん進行しています。 そんな熊本城が浮き出す風景が楽しめる熊本市の夜の電車通りからです。 熊本城浮き出る夜の電車通り (通町筋停留所/熊本県 熊本市) Photo No.2794路面電車がひっきりなしに行き来する熊本市の市街地です。 こんなところに九州でも指折りの大都市熊本市の活気を感じながらの撮影です。 (鉄道のある風景 / 通...
熊本県の南阿蘇鉄道から最後の1枚です。 熊本地震で被災した南阿蘇鉄道の完全復旧を応援する漫画・アニメで人気のONE PIECE(ワンピース)のラッピング列車「サニー号トレイン」です。 車内にもワンピースの漫画の世界がいっぱい。 阿蘇山麓の風景と一緒に楽しい時間が過ごせます。 南阿蘇を元気に ONE PIECE サニー号トレインが行く! (南阿蘇鉄道/熊本県 南阿蘇村) Photo No.2793今回は、以前、紹介のSL...
熊本県の南阿蘇鉄道からの1枚です。 熊本地震の時から約7年の時を経て2023年7月にようやく南阿蘇鉄道全線復旧となりました。 よくある話ですと、それでそのまま廃線というのがありますが、そんな危機を回避でき、今日も阿蘇の集落を縫って、その走りを続けます。 山村を走る南阿蘇鉄道 (熊本県 南阿蘇村) Photo No.2791長閑な風景を走るローカル線は魅力いっぱいで、もう少しいろいろな場所で撮影をしたい...
ようやく全線復旧となった南阿蘇鉄道からの1枚を続けます。 こちらはダムの貯水部分から見た風景となります。ダムを背に走る南阿蘇鉄道 (熊本県 南阿蘇村/立野駅付近) Photo No.2790鉄道の復旧、ダムの稼働開始とうれしいことが2重に重なった南阿蘇エリアです。 新しいスポットも整備され、多くの人々が足を運んでくれそうな予感です。 (鉄道のある風景)SONY α1 FE100-400mm F4.5-5.6GM 112mm f...
熊本県南阿蘇村にある「立野(たての)」駅付近にある阿蘇立野ダム展望台からの眺めです。 こちらからは2024年4月に運用開始となる阿蘇立野ダムを背に橋梁を走る南阿蘇鉄道の風景を楽しむことが出来ます。 2016年4月に発生した熊本地震の影響を受け、全線運休、部分開通を経て、2023年7月にようやく全線復旧にこぎつけた南阿蘇鉄道です。 ダムを背に走る南阿蘇鉄道 (熊本県 南阿蘇村) Photo No.2790前回訪問...
ANA機は熊本市上空を旋回し、着陸態勢に入ろうとしています。 ちょうど雲の切れ間があり、噴煙を上げる阿蘇山が天空の火山のように見えます。 手間の丸い山は肥後の金峰山(665m)でしょうか。 雄大な熊本の風景を堪能です。雲海から噴煙出す阿蘇山 (熊本県上空) Photo No.2788上空からのモノトーン調の風景が広がります。 珍しい風景をまたまた見ることが出来たと思う一方で、これが晴天であった...
空の上からの富士山、南アルプスと日本の名山の眺めを楽しみます。 ANA機は飛行を続け、熊本県上空に入りました。 熊本県上空はあいにくの雲に包まれていますが、九州を代表する名山のひとつ、標高1,592mの阿蘇山の雲の上に顔を出し、噴煙を上げる姿はとても見ごたえがありました。雲海から噴煙出す阿蘇山 (熊本県上空) Photo No.2788何とも珍しい阿蘇山の見え方に再び大興奮です。 これから熊本空港着陸...