雲が目の高さに降りる天空2,400mに見える立山室堂の地獄谷の風景です。 雄大な立山連峰の山々に囲まれた雪原で見る素晴らしい光景に目を奪われっ放しです。天空の噴煙地帯 地獄谷 (富山県 立山町) Photo No.3169立山室堂のエンマ台付近では、巨大な雪の層もここでは薄く見えるほどの雄大な風景の広がりを見ることができます。 雪山に、初夏を迎え生命力を取り戻した緑の木々、モクモクと昇る熱を帯びた噴煙。 ここ...
空が燃え始める北端の漁港 (ノシャップ岬/北海道 稚内市 恵山泊漁港 )
北海道稚内市内の一番人気の食事のお店で地元の食材を使った美味しい夕食を済ませ、日没時間に合わせて向かうはノシャップ岬。 それでもこの日ばかりはさすがにとあきらめかけていた矢先に西の空のドラマが始まりました。 これだから北海道はたまりません。 まずは、ノシャップ岬の先端に位置する恵山泊漁港の陸地に引き上げられた漁船の1枚です。空が燃え始める北端の漁港 (ノシャップ岬/北海道 稚内市 恵山泊...
北海道稚内の原野を走る特急サロベツです。 北の大地には特急の青い色がとても似合います。 旭川駅を出発した特急サロベツは、抜海(ばっかい)駅を通過し、最北の終着駅稚内駅に向けラストスパートの段階に入っています。 北の原野を行く 青い特急サロベツ (北海道 稚内市 抜海) Photo No.2823普通列車も含め、列車の運行本数が少ないということもあり、列車の通過時刻になると1分1秒がとても長く感じ...
北海道稚内市抜海の地で待つのは宗谷本線を走る特急サロベツ1号です。 宗谷本線の特急サロベツは旭川駅と稚内駅をおよそ3時間50分で結び、こちらの列車は13時35分に出発し、17時10分前に抜海を通過、終点の稚内駅には17時25分に到着予定となります。 晴れていれば、利尻岳をバックに走る列車を見ることが出来るエリアだけに、この天気はとても恨めしいものとなりました。最北の地に向かうサロベツ (北海道 稚内市 抜海...
北海道稚内の海にはウミネコがどこでもいて、風景の中に溶け込んでくれます。 本来ですとこのエリアは利尻島の利尻岳が大きく見えるはずなのですが雲のために残念な風景となっています。 まだ見ぬ利尻岳に思いをはせて海辺を散策します。 こちらは抜海の保食神社の背後に鎮座する岩礁で、岩礁の上の2羽のウミネコがシンクロして顔の向きを変えたりし、気分を紛らわせてくれました。 抜海のウミネコ デュオ (...
豊漁を願って 抜海漁港の小さな保食神社 (北海道 稚内市 抜海)
夕暮れ前に足を運んだのが稚内市抜海(ばっかい)の抜海漁港付近。 こちらは日本海側に当たる場所で、晴れていれば利尻島や利尻岳など壮大な風景が楽しめるのですが、あいにくの厚い雲のために残念な状況です。 天気もそういう状況ですので寂しさ感もひとしおなわけですが、そんな漁港脇に小さな神社を見つけました。 こちらは保食神社とあり、厳しい海風に耐えられるように鳥居も祠もコンクリートなどを用いたしっ...
引き続き、北海道稚内市のノシャップ岬に向かう海岸線からの1枚です。 宗谷湾を背に向こう側に見えるのが宗谷丘陵で、そのままだとあまり考えずに素通りする場所ですが、ウミネコたちのおかげで足を止め、最北端の風景を味わうことができたように思います。宗谷湾を背に (北海道 稚内市) Photo No.2819北海道の郊外では、海に向かえばウミネコ、 陸を行けばエゾシカたちに簡単に出会うことが出来ます。 その...
北海道稚内市の稚内の中心部からノシャップ岬に向かう海岸線からの1枚です。 ロシアと北海道の間の宗谷海峡からの風もそこそこあって風に乗ってウミネコたちが空中にふわふわと浮きながら飛んでいます。 晴れていればもっとすっきり見えるのですが、奥の陸地にはずらりと風力発電の白い支柱が並んでいます。 こちらも強い風を利用したものです。最北端の海風を受けながら (北海道 稚内市) Photo No.28...
羽田空港を飛び立ったANA機で向かった先は、日本最北端の町、北海道稚内市でした。 こちらは北海道の北の海と言えばの昆布漁師さんのちいさな拠点の風景です。 稚内の中心部からノシャップ岬に向かう海岸線の道で見かけました。 海の向こうに見えるのは宗谷岬方面です。 今は数本の昆布が木の柵に掛かっている状況ですが、だんだんと増えて行くのではと思われます。 日本最北端の稚内の町から (北海道 ...
大盛り上がり!熱戦スタート 東京都知事選 (東京都 八王子市)
2024年7月7日投票に向け、東京都知事選に向け各候補者の選挙活動がいよいよ開始となりました。 活動日2日目の6月21日の金曜日の夕方、私の自宅最寄りのJR八王子駅前でも仕事帰りや買い物の人たちをターゲットに有力候補者のうち、蓮舫候補がまず口火を切っての街頭演説を行い、とても多くの人々が話に耳を傾けていました。 蓮舫候補の次に演説は元広島県安芸高田市長の石丸伸二候補が時間と位置を変え登場。 中央では...
北に向かって新しい旅を始めます。 今回の旅の間の天気はほぼ厚い雲に覆われた曇り空が確定していまして気持ちも大きくトーンダウン。 それでも時々、高い山々があるところでは雲が途切れていて、空から名山巡り気分を味わっています。 そんな山のひとつがこちらの鳥海山(2,236m) です。 今回も空からですが、出羽富士とも呼ばれる鳥海山の眺めを1度は地上から見てみたいなと思っています。覆われる雲の隙間から...
残雪残る笠ヶ岳と山桜の奥飛騨街道 (平湯温泉郷/岐阜県 高山市)
5月の始めの残雪残る岐阜の平湯温泉郷へと向かう山間部の道からの1枚です。 残雪の多く残る奥飛騨の名山、笠ヶ岳(2,898m)が遠くに見えます。 遅咲きの山桜と雪山との組み合わせがとても素晴らしく、しばしの撮影タイムを楽しみました。 残雪残る笠ヶ岳と山桜の奥飛騨街道 (平湯温泉郷/岐阜県 高山市) Photo No.2814この付近は温泉地のみならず、岐阜側の上高地への拠点にもなっており、多くの人々で賑わ...
白山連峰の見える田園風景を横切り走る北陸新幹線 (石川県 小松市)
石川県小松市の木場潟公園付近から、白山連峰と田園風景を撮った1枚です。 金沢から南の福井県地方に向かって運転が開始した北陸新幹線ですが、石川県内でも新たに、小松、加賀温泉の2つの駅への停車となりました。 こちらの場所から近い小松駅の発車メロディは松任谷正隆、ユーミンご夫妻が手掛けたそうです。 松任谷の性は石川県の松任という地名に由来しているとか、ユーミンは荒井由実時代から石川県で曲を作...
2024年3月のダイヤ改正で北陸新幹線が金沢から敦賀への運行が開始となりました。 これまで主力であった特急サンダーバードやしらさきが見られなくなったのは残念ですが、高架のために容易に見られるようになったのが、白山連峰を背景に走る新幹線の風景です。 麦秋の風景を駆け抜ける北陸新幹線 (石川県 白山市) Photo No.2812ちょうど初夏を彩る麦秋の麦畑が色づき始めていましたので、それらを組み合わせての...
長良川鉄道越美南線の終着駅「北濃」駅に折り返し運転のために停車中の列車です。 北濃駅は岐阜県郡上市白鳥町にあり、元々は福井県を走る越美北線との接続するための駅として計画されたようです。 あと30㎞弱、接続は夢に終わったようです。 駅スタンプには、「白山文化の里 転車台の残る終着駅」とありました。 転車台については現存じていて、国内では、大井川鉄道千頭駅に次いで2番目に古いものだそうです。...
白山連峰の見える長良川橋梁を渡る (長良川鉄道/岐阜県 郡上市)
岐阜県を縦断する長良川鉄道越美南線からの1枚です。 藤棚の湯の洞温泉口駅から、終点の北濃駅方面に向かって北上します。 長良川と並走するように走る線路に北上して行くと、途中で見覚えのある山が見え始めました。 これは白山ではと大興奮です。 石川県、福井県とともに岐阜県エリアでも古くから白山信仰があるとのことでしたが、山々に囲まれた岐阜側ではどこから白山が見えるのだろうかと思っていました...
藤棚のカーブ (長良川鉄道 湯の洞温泉口駅/岐阜県 美濃市)
藤棚と鉄道の風景が楽しめる岐阜県美濃市の長良川鉄道「湯の洞温泉口駅」からの1枚です。 下りの列車が湯の洞温泉口駅ホームに入線してきました。 手前に藤の花、奥の山には自然の藤の花も見えます。藤棚のカーブ (長良川鉄道 湯の洞温泉口駅/岐阜県 美濃市) Photo No.2809この前から曇りの日は撮影が難しいという話題を上げていますが、ピーカンの天気もなかなか難しいと感じています。 撮影タイミングとし...
藤の花眩しい長良川鉄道の風景 (湯の洞温泉口駅/岐阜県 美濃市)
岐阜県美濃市の長良川鉄道「湯の洞温泉口駅」からの1枚です。 桜の季節に長良川鉄道の風景を楽しみにやって来た時に、こちらの駅で藤棚と長良川鉄道の組み合わせた写真が撮れると教えていただき、5月早々にやって来たというわけです。 藤棚の時期としては後半戦かなとも思っていたのですが、何とか間に合いました。藤の花眩しい長良川鉄道の風景 (湯の洞温泉口駅/岐阜県 美濃市) Photo No.2808列車がやって来る時...
今回の熊本の旅の最後の1枚を飾るのはこちらの1枚です。 帰りの飛行機からの阿蘇山の眺めです。 噴煙上げるダイナミックなその様子と足元の熊本の街の風景に火山と人の営みの近さを強く感じました。火の国 熊本のシンボル 噴煙上げる阿蘇山 (熊本県上空) Photo No.2807かなりの噴煙の量に感じる光景です。 今まで何度か火口にやって来たことがありますが、最近では火山性ガスを高密度に吸い込めば気分が悪く...
引き続き、熊本県宇土市の長部田海床路(ながべたかいしょうろ)からの1枚です。 潮が引き、その姿を現した長部田海床路の正面付近からカメラを構えています。 背景の山は有明海の向こうでそびえる長崎県の雲仙普賢岳でまるで海床路が続いているように感じます。 こちらからの眺めは、特に夕方から夜にかけてと、満潮の2時間前後に素晴らしい眺めを楽しむことが出来るようです。雲仙普賢岳に続く有明海の長部田海床...
熊本の旅もいよいよラストに入ります。 天草から熊本市内に向かう道でちょっと寄り道するのは、宇土市の長部田海床路(ながべたかいしょうろ)の風景です。 こちらはちょっとした絶景スポットとして有名です。 まずは長部田海床路を横から見た風景を撮影します。 どうせ曇り空ならとモノトーン調のイメージで狙ってみました。干潟の道を行く (長部田海床路/熊本県 宇土市) Photo No.2805ちょうどどなたか2...
熊本県天草市のホテルアレグリアガーデンズ天草の展望デッキからの眺めです。 曇り空の朝となりましたが、有明海の向こうに長崎県の島原半島にそびえる雲仙岳が見えます。有明海と雲仙岳の見える風景 (熊本県 天草市) Photo No.2804これで天気がよけれ、よかったのにと思いますが、雲仙岳の山頂部も見え、儲けものだと思いながらの撮影です。 晴れた日はさぞかし素晴らしい海の色や風景が見られるのだろうと思い...
夜明け前の熊本県天草市のホテルアレグリアガーデンズ天草からの眺めです。 あいにくの天候の朝となりました。 遠くに長崎県側の雲仙の山々の影が見えはじめました。静寂の朝 (熊本県 天草市) Photo No.2803朝の雰囲気を出すためにホワイトバランスを調整しています。 きれいな夜明けの色が見られればどんなによかったことかと思いますが、これはこれで一期一会の風景ということでアルバムに残します。SON...
夕暮れ時の熊本県天草市のホテルアレグリアガーデンズ天草からの眺めです。 海の色のきれいな有明海を背景に立てられたリゾートホテルの様子は、まるで海外のよう。 奥にはライトアップされたチャペルも見えます。 これで天気がよければ言うことなしですね。有明海を望む天草リゾート (熊本県 天草市) Photo No.2802世界的なコロナ自粛期間が明けたものの、今は途方もない円安のため、ただでさえ費用のか...
熊本県天草市の崎津諏訪神社から、崎津教会の見える高台のチャペルの鐘展望公園に向かう山道でお目にかかれるのが、こちらに人面木です。 崎津教会の風景を見るために石段を一気に登り切ることになるわけですが、途中でこの人面木との対話をしながらのひと休みの時間をいただきました。崎津の森の人面木 (熊本県 天草市) Photo No.2801面白い木だなと思って足を止めたら、足元に人面木と書いた小さな看板が立ってい...
チャペルの鐘展望公園からの崎津教会の眺め (熊本県 天草市)
熊本県天草市の崎津教会の風景です。 高台からの眺めも楽しめるということで、集落の中の訪神社を経由して、山頂に続く500段以上の石の階段を上ることに決めたまではよかったのですが、登っている途中から小雨が大雨に変わり、山頂の公園に着いた時は横殴りの風も吹き、散々な状況となっていました。 そんな中で、東屋にカメラバッグを置き、身軽な状態にしたものの、強い雨風との戦いで、レンズに付く雨粒を拭きな...
熊本市から南下し訪れたのは天草市。 以前、長崎県の南島原市を訪れたときに対岸の天草に行って見たいと思っていました。 島原、天草エリアは、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」となっています。 港の向こうのエリアは「天草の﨑津集落」となっており、集落のシンボル的存在となっているのが、海の天主堂と呼ばれる﨑津教会です。 天草宝島観光協会の案内によりますと、津崎教会は、天...
夜が明けた熊本の街から見える熊本城と路面電車の1枚です。 熊本市電とお城の組み合わせはとても素晴らしく、四季を通じて様々な表情があるのではととても期待されるように感じました。 日本の城下町を代表する風景のひとつとして、路面電車は、末永く存続して欲しいものです。 朝の熊本城と市電の風景 (熊本県 熊本市) Photo No.2798この時の熊本の旅の天気予報は絶望的なものだったのですが、この日の朝...
この日は曇りのち雨の様でしたが、朝はいい朝焼けの色を見せてくれた熊本市内です。 路面電車と朝焼けの熊本市内の様子の撮影を楽しみます。朝焼け熊本路面電車 (熊本県 熊本市) Photo No.2897朝のいい色がだんだん薄くなって行きます。 東へ向かう路面電車は何本も過ぎ去って行くのですが、こちらに向かって来る電車が来なくて焦ります。 今か今かと待つうちにようやく1本やってきました。 そんな気持...
2016年4月の熊本地震による被災は熊本県の各地に多くの被害をもたらしました。 そしてその地震により、日本のお城の中でも最上級の強固さを持っているイメージのあった熊本城の一部が崩れてしまった放送映像は、今だなお、多くの人々の記憶に強く残るところです。 あれから8年経過しましたが、熊本のシンボル熊本城は市内中心部から見る姿は、一見、復旧しているような印象ですが、横から見れば、石垣は崩れたままで、そ...
昔、全国各地で走っていた路面電車ですが、今は全国に数えるほどしか残っていませんが、ここに来て残しておけばよかったという声も聞かれる街もあるようです。 路面電車が走る街には独特の雰囲気と活気を感じることが多く、熊本市では熊本城と路面電車の取り合わせも味わい深く、それも街の魅力のひとつになっているように思います。熊本城浮き出る夜の電車通り (通町筋停留所/熊本県 熊本市) Photo No.2794夜の空に浮...
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雲が目の高さに降りる天空2,400mに見える立山室堂の地獄谷の風景です。 雄大な立山連峰の山々に囲まれた雪原で見る素晴らしい光景に目を奪われっ放しです。天空の噴煙地帯 地獄谷 (富山県 立山町) Photo No.3169立山室堂のエンマ台付近では、巨大な雪の層もここでは薄く見えるほどの雄大な風景の広がりを見ることができます。 雪山に、初夏を迎え生命力を取り戻した緑の木々、モクモクと昇る熱を帯びた噴煙。 ここ...
立山室堂エリアの中で、最も危険な場所のひとつ、地獄谷。 こちらの様子をエンマ台展望台から眺めます。 人が歩けるような歩道もありますが、立ち入り禁止状態が何年にもわたって続いていると聞いています。 毒々しい硫黄の色とともに、妖艶な水色の雪の層に、雪が解けた流れが惹き付けます。 こちらでは、歩道の杭の高さでこちらの場所のスケール感を知ることが出来ます。 厚い雪溶かす地獄谷 (富山県 立山町...
立山室堂を歩くライチョウのメスです。 何となくドヤ顔に見えるのは気のせい?! オスと違って大きな赤い目の上のアクセサリーがありませんので、ここは足元で勝負でしょうか。 オレンジ色のレッグウォーマー(本当は足輪)が可愛かったりします。 雪解けの高地に立つ立山室堂の雷鳥 (富山県 立山町) Photo No.3171足輪(足環)は環境省が個体識別のため付けているとのことですが、それにより移動の様子が分かっ...
雪解け進む、立山室堂からのライチョウの1枚です。 立山室堂では変化に富んだ地形がみられますが、それに合わせたライチョウたちの様子を今回はしっかりと楽しませていただくことが出来ました。 雪解けの高地に立つ立山室堂の雷鳥 (富山県 立山町) Photo No.3170冬の厳しい気候の中で、雪や風に耐えてようやく迎えた春の高地。 雪の大谷を見れば木々もすっぽりと雪に埋まってしまうのではと思うのですが、わ...
立山室堂のみくりが池の畔からです。 湖畔の岩の高いところで辺りを見渡すように止まっていたライチョウのオスですが、気が付いたら、餌をついばみながらメスがどんどん離れていってしまいました。 あれ?!って感じでしょうか。 飛ぶには身体が大きすぎて微妙な距離のようで、自分の脚を使って大急ぎで岩を下ります。 急な岩場を降りる雷鳥 (立山室堂/富山県 立山町) Photo No.3169こちらのライチョ...
この日の立山室堂訪問では、ライチョウたちの出現頻度がとても高くて、まさにライチョウ天国と言っていい状況でした。 その中で、みくりが池を背景にした場所に現れてくれればもっと嬉しいのになんて思ったりしていたのですが、なんとつがいで登場してくれました。 雷鳥とみくりが池 (立山室堂/富山県 立山町) Photo No.31682羽のライチョウをひとつの画面に収めるために標準ズームに切り替えです。 望遠レ...
いよいよ待ち遠しかった春が来た立山室堂では、ライチョウたちがペアを作っての活動に入ったようです。 こちらのつがいはハイマツの林付近で、小さな若芽などを一緒についばんでいました。 一緒についばめば (立山室堂/富山県 立山町) Photo No.3167ライチョウの目の上の赤い部分は、肉冠と呼ばれ、繁殖期や興奮したときに大きくなるそうです。 ちょうどこれから半商機となるので大きいのかも知れません。 ...
しばらく立山室堂で野鳥の撮影を楽しみます。 非日常的な天空の地での生き物たちの出会いは、日々のストレスを忘れさせてくれます。 ハイマツの歩道を歩いていると、茂みから出たり入ったりしているカヤクグリに遭遇しますが、みくりが池の湖畔の休憩所では、目の前に現れ、その鳴き声も披露してくれました。 カヤクグリは比較的高地で活動する日本固有種で、全国的には絶滅危惧種の指定を受けている場所も多いようで...
雪解けの季節の立山室堂からのライチョウの1枚です。 これまで何度かこの地を訪れましたが、ここまでライチョウたちに出会えたのは珍しいくらいです。 高原バスの車内放送の案内によれば、ライチョウは朝夕、天気の悪い時に活動することからライチョウ(雷鳥)と名付けられたとのことです。 そういえば、この日もこれから天気が悪くなることもあったからでしょうか、とてもよく顔出しをしてくれました。 ハイ...
春の立山室堂からです。 雪解けの季節になると、この2400mの高地にもイワツバメがやって来ます。 今年も南国からやって来て、春から夏にかけて室堂の建物に巣を作って子育てをします。 こちらは室堂のホテルの建物付近での1枚です。 ちょうどハイマツの横にある岩の上にライチョウが顔を出しましたが、その上をイワツバメが忙しそうに飛び回っていました。 春の使者とライチョウ (立山室堂/富山県 ...
今回の立山訪問は、室堂までの半日ほどの訪問となりますが、大好きな撮影ジャンルの風景、野鳥、鉄道の3本立ての贅沢撮影旅が目的で、まずまずの撮影が楽しめました。 野鳥に関しては室堂ターミナルからみくりが池展望台の間のハイマツの生える辺りでたっぷり出てくれるのでうれしい限りです。 ここは、危害を加える生き物が少ないこともあり、野鳥と人の距離が短い印象です。 遊歩道を歩いていたらいきなり足元に飛ん...
立山室堂の周辺は程よい山岳散策ができ、それも魅力的です。 室堂は立山黒部アルペンルートの中で最も高い、標高2,450mに位置しますので、日本の名山の山頂並みの高さの体験はありがたい限りです。 眼前に広がるのは、いよいよ雪解けが始まった「みくりが池」です。 雪解けの青い水の色が何とも言えません。 みくりが池は、約1万年前にできた周囲約630m、水深約15mの火山湖で、夏の頃の紺碧の色合いも魅力的です。 ...
立山の春の名物、雪の大谷の風景です。 雪の大谷ウォークの歩行ギリギリの場所に立って、人を入れない風景を楽しみました。雪の大谷の今年最大の高さは16m(4月25日)だったようですが、およそ1か月後のこの日5月24日でも高さ15mが記録されました。 最高地点は室堂近くで記録されていて、地形的にこの場所が特に激しい雪の吹き溜まりになることが影響しているとのことです。 最高地点16m 雪の大谷2025 (富山県 立...
残雪の初夏の立山室堂付近からです。 立山連峰の中でもひときわの存在感を示しているのが、日本百名山の一つに選ばれている雪と岩の殿堂 剱岳(2,999m)です。 アルピニストの憧れの山のひとつと聞いています。 私的には、見た目も厳しいその頂にはさすがに行かないにしろ、できれば、圧巻の風景が広がる剱沢キャンプ場で夜を明かしてみたいものです。 剱岳 眼前の頂 (富山県 立山町) Photo No.3160一般的な...
初夏の富山県立山町を起点とした立山黒部アルペンルートからの1枚です。 標高977mの美女平駅をスタートした高原バスの標高2,450mの室堂ターミナルを目指して走行もゴールまであとわずか。 人々を乗せたバスはいよいよ室堂近くの雪の大谷に突入し、最後の走行となります。 天空へと続く道 (富山県 立山町) Photo No.3159標高2400mから見える空の大海原を背景にバスがやって来る様子は、まさに奇跡の風景にも...
初夏の立山黒部アルペンルート訪問からの1枚です。 立山ケーブルカーに乗車、標高977mの美女平駅で高原バスに乗り換え、向かうは標高2,450mの室堂ターミナルです。 50分ほど時間をかけてゆっくりのバス移動となりますが、その間も見どころが点在しています。 ゆっくりなのであまり意識がないのですが、気が付けば、かなり高いところまで上って来たようです。 残雪の高原にはS字のような道が描かれています。 ...
終着駅の立山駅で電車を降りれば、そこから先はいよいよ立山黒部アルペンルートへのスタート地点。 乗り換えで立山駅から美女平に向かって標高差502mを一気にのぼって行く立山ケーブルカーです。 黒部ダム建設用の資材を積んでいたこともある荷台付き仕様となっています。 美女平に向かう立山ケーブルカー (富山県 立山町) Photo No.3157一旦、靄が切れたのですが、再び靄が出てきてくれました。 雪の大谷を...
立山黒部アルペンルートの入り口、立山駅に向かう富山地鉄の列車です。 およそ1時間に1本、富山駅から立山に訪問者を運びます。 小雨降る中、終着駅の立山駅に向かって常願寺川を渡ります。 アルペンルートへ (富山県 立山町) Photo No.3156新緑の頃の靄のある風景は魅力ある被写体のひとつです。 この日は昨日の晴天から一転、曇りから雨の予報となっています。 残念なことに、今年も平日晴れ、週末下...
花曇りの富山市八尾の神通川さくら堤からの1枚です。 この日は曇り空にも関わらず、立山連峰がくっきりと浮かび上がっていまして、日本海側の雪国の待ちに待った春の風景がそこにありました。 神通川さくら堤は神通川の堤に800本の桜が植林されていまして、その眺めはこの空の下でも実に壮観でした。 花曇り空と神通川さくら堤 (富山県 富山市) Photo No.3155背景の立山連峰の山は大日岳(2,501m)となります。...
東京都港区の水族館「マクセル アクアパーク品川」からの最後の1枚を紹介させていただきます。 ドルフィンパフォーマンス ナイトver.もいよいよフィナーレ。 15分の最後を飾るのは、クリスチャン・ラッセンのイラスト作品の南洋の夕陽モノを彷彿させるような演出が見事には決まっていました。 3154 南洋の夕陽に舞う (東京都 港区) Photo No.3154夕陽のような光の演出の中、クロスするように水面を舞うイルカた...
藤棚と鉄道の風景が楽しめる岐阜県美濃市の長良川鉄道「湯の洞温泉口駅」からの1枚です。 下りの列車が湯の洞温泉口駅ホームに入線してきました。 手前に藤の花、奥の山には自然の藤の花も見えます。藤棚のカーブ (長良川鉄道 湯の洞温泉口駅/岐阜県 美濃市) Photo No.2809この前から曇りの日は撮影が難しいという話題を上げていますが、ピーカンの天気もなかなか難しいと感じています。 撮影タイミングとし...
岐阜県美濃市の長良川鉄道「湯の洞温泉口駅」からの1枚です。 桜の季節に長良川鉄道の風景を楽しみにやって来た時に、こちらの駅で藤棚と長良川鉄道の組み合わせた写真が撮れると教えていただき、5月早々にやって来たというわけです。 藤棚の時期としては後半戦かなとも思っていたのですが、何とか間に合いました。藤の花眩しい長良川鉄道の風景 (湯の洞温泉口駅/岐阜県 美濃市) Photo No.2808列車がやって来る時...
今回の熊本の旅の最後の1枚を飾るのはこちらの1枚です。 帰りの飛行機からの阿蘇山の眺めです。 噴煙上げるダイナミックなその様子と足元の熊本の街の風景に火山と人の営みの近さを強く感じました。火の国 熊本のシンボル 噴煙上げる阿蘇山 (熊本県上空) Photo No.2807かなりの噴煙の量に感じる光景です。 今まで何度か火口にやって来たことがありますが、最近では火山性ガスを高密度に吸い込めば気分が悪く...
引き続き、熊本県宇土市の長部田海床路(ながべたかいしょうろ)からの1枚です。 潮が引き、その姿を現した長部田海床路の正面付近からカメラを構えています。 背景の山は有明海の向こうでそびえる長崎県の雲仙普賢岳でまるで海床路が続いているように感じます。 こちらからの眺めは、特に夕方から夜にかけてと、満潮の2時間前後に素晴らしい眺めを楽しむことが出来るようです。雲仙普賢岳に続く有明海の長部田海床...
熊本の旅もいよいよラストに入ります。 天草から熊本市内に向かう道でちょっと寄り道するのは、宇土市の長部田海床路(ながべたかいしょうろ)の風景です。 こちらはちょっとした絶景スポットとして有名です。 まずは長部田海床路を横から見た風景を撮影します。 どうせ曇り空ならとモノトーン調のイメージで狙ってみました。干潟の道を行く (長部田海床路/熊本県 宇土市) Photo No.2805ちょうどどなたか2...
熊本県天草市のホテルアレグリアガーデンズ天草の展望デッキからの眺めです。 曇り空の朝となりましたが、有明海の向こうに長崎県の島原半島にそびえる雲仙岳が見えます。有明海と雲仙岳の見える風景 (熊本県 天草市) Photo No.2804これで天気がよけれ、よかったのにと思いますが、雲仙岳の山頂部も見え、儲けものだと思いながらの撮影です。 晴れた日はさぞかし素晴らしい海の色や風景が見られるのだろうと思い...
夜明け前の熊本県天草市のホテルアレグリアガーデンズ天草からの眺めです。 あいにくの天候の朝となりました。 遠くに長崎県側の雲仙の山々の影が見えはじめました。静寂の朝 (熊本県 天草市) Photo No.2803朝の雰囲気を出すためにホワイトバランスを調整しています。 きれいな夜明けの色が見られればどんなによかったことかと思いますが、これはこれで一期一会の風景ということでアルバムに残します。SON...
夕暮れ時の熊本県天草市のホテルアレグリアガーデンズ天草からの眺めです。 海の色のきれいな有明海を背景に立てられたリゾートホテルの様子は、まるで海外のよう。 奥にはライトアップされたチャペルも見えます。 これで天気がよければ言うことなしですね。有明海を望む天草リゾート (熊本県 天草市) Photo No.2802世界的なコロナ自粛期間が明けたものの、今は途方もない円安のため、ただでさえ費用のか...
熊本県天草市の崎津諏訪神社から、崎津教会の見える高台のチャペルの鐘展望公園に向かう山道でお目にかかれるのが、こちらに人面木です。 崎津教会の風景を見るために石段を一気に登り切ることになるわけですが、途中でこの人面木との対話をしながらのひと休みの時間をいただきました。崎津の森の人面木 (熊本県 天草市) Photo No.2801面白い木だなと思って足を止めたら、足元に人面木と書いた小さな看板が立ってい...
熊本県天草市の崎津教会の風景です。 高台からの眺めも楽しめるということで、集落の中の訪神社を経由して、山頂に続く500段以上の石の階段を上ることに決めたまではよかったのですが、登っている途中から小雨が大雨に変わり、山頂の公園に着いた時は横殴りの風も吹き、散々な状況となっていました。 そんな中で、東屋にカメラバッグを置き、身軽な状態にしたものの、強い雨風との戦いで、レンズに付く雨粒を拭きな...
熊本市から南下し訪れたのは天草市。 以前、長崎県の南島原市を訪れたときに対岸の天草に行って見たいと思っていました。 島原、天草エリアは、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」となっています。 港の向こうのエリアは「天草の﨑津集落」となっており、集落のシンボル的存在となっているのが、海の天主堂と呼ばれる﨑津教会です。 天草宝島観光協会の案内によりますと、津崎教会は、天...
夜が明けた熊本の街から見える熊本城と路面電車の1枚です。 熊本市電とお城の組み合わせはとても素晴らしく、四季を通じて様々な表情があるのではととても期待されるように感じました。 日本の城下町を代表する風景のひとつとして、路面電車は、末永く存続して欲しいものです。 朝の熊本城と市電の風景 (熊本県 熊本市) Photo No.2798この時の熊本の旅の天気予報は絶望的なものだったのですが、この日の朝...
この日は曇りのち雨の様でしたが、朝はいい朝焼けの色を見せてくれた熊本市内です。 路面電車と朝焼けの熊本市内の様子の撮影を楽しみます。朝焼け熊本路面電車 (熊本県 熊本市) Photo No.2897朝のいい色がだんだん薄くなって行きます。 東へ向かう路面電車は何本も過ぎ去って行くのですが、こちらに向かって来る電車が来なくて焦ります。 今か今かと待つうちにようやく1本やってきました。 そんな気持...
2016年4月の熊本地震による被災は熊本県の各地に多くの被害をもたらしました。 そしてその地震により、日本のお城の中でも最上級の強固さを持っているイメージのあった熊本城の一部が崩れてしまった放送映像は、今だなお、多くの人々の記憶に強く残るところです。 あれから8年経過しましたが、熊本のシンボル熊本城は市内中心部から見る姿は、一見、復旧しているような印象ですが、横から見れば、石垣は崩れたままで、そ...
昔、全国各地で走っていた路面電車ですが、今は全国に数えるほどしか残っていませんが、ここに来て残しておけばよかったという声も聞かれる街もあるようです。 路面電車が走る街には独特の雰囲気と活気を感じることが多く、熊本市では熊本城と路面電車の取り合わせも味わい深く、それも街の魅力のひとつになっているように思います。熊本城浮き出る夜の電車通り (通町筋停留所/熊本県 熊本市) Photo No.2794夜の空に浮...
震災のときに大きな被害を受けた熊本城ですが、今は修復がどんどん進行しています。 そんな熊本城が浮き出す風景が楽しめる熊本市の夜の電車通りからです。 熊本城浮き出る夜の電車通り (通町筋停留所/熊本県 熊本市) Photo No.2794路面電車がひっきりなしに行き来する熊本市の市街地です。 こんなところに九州でも指折りの大都市熊本市の活気を感じながらの撮影です。 (鉄道のある風景 / 通...
熊本県の南阿蘇鉄道から最後の1枚です。 熊本地震で被災した南阿蘇鉄道の完全復旧を応援する漫画・アニメで人気のONE PIECE(ワンピース)のラッピング列車「サニー号トレイン」です。 車内にもワンピースの漫画の世界がいっぱい。 阿蘇山麓の風景と一緒に楽しい時間が過ごせます。 南阿蘇を元気に ONE PIECE サニー号トレインが行く! (南阿蘇鉄道/熊本県 南阿蘇村) Photo No.2793今回は、以前、紹介のSL...
熊本県の南阿蘇鉄道からの1枚です。 熊本地震の時から約7年の時を経て2023年7月にようやく南阿蘇鉄道全線復旧となりました。 よくある話ですと、それでそのまま廃線というのがありますが、そんな危機を回避でき、今日も阿蘇の集落を縫って、その走りを続けます。 山村を走る南阿蘇鉄道 (熊本県 南阿蘇村) Photo No.2791長閑な風景を走るローカル線は魅力いっぱいで、もう少しいろいろな場所で撮影をしたい...
ようやく全線復旧となった南阿蘇鉄道からの1枚を続けます。 こちらはダムの貯水部分から見た風景となります。ダムを背に走る南阿蘇鉄道 (熊本県 南阿蘇村/立野駅付近) Photo No.2790鉄道の復旧、ダムの稼働開始とうれしいことが2重に重なった南阿蘇エリアです。 新しいスポットも整備され、多くの人々が足を運んでくれそうな予感です。 (鉄道のある風景)SONY α1 FE100-400mm F4.5-5.6GM 112mm f...
熊本県南阿蘇村にある「立野(たての)」駅付近にある阿蘇立野ダム展望台からの眺めです。 こちらからは2024年4月に運用開始となる阿蘇立野ダムを背に橋梁を走る南阿蘇鉄道の風景を楽しむことが出来ます。 2016年4月に発生した熊本地震の影響を受け、全線運休、部分開通を経て、2023年7月にようやく全線復旧にこぎつけた南阿蘇鉄道です。 ダムを背に走る南阿蘇鉄道 (熊本県 南阿蘇村) Photo No.2790前回訪問...