自称「古代史勉強家」。趣味は実地踏査と称して各地の遺跡、神社、歴史博物館を訪ねること。学芸員資格保有。
2025年6月
紀伊半島を一周する車中泊旅の4日目。最終日です。前々日、前日に続いてまたしても快晴、猛暑な朝でした。 この日の朝に決めたことのひとつは、どこにも行かずに松阪近辺で過ごすこと。そしてもうひとつはお昼ご飯でちょっと贅沢するために朝ご飯を抜くこと。 朝一番で向かったのは多気郡多気町の丹生にある水銀鉱山跡。丹生のあたりは古代からの水銀坑道が無数にあり、昭和の時代まで掘られていました。 左側が昔の坑道、右側が昭和に掘られた坑道です。奥から白い冷気が溢れ出してあたりをひんやりと冷やしてくれていました。気持ち良かったです。 水銀鉱から採掘されるのは辰砂と呼ばれる硫化水銀。そもそも古代人はなぜ水銀を重宝したの…
紀伊半島を一周する車中泊旅の3日目。気温が異常に高かった前日、夜になっても気温がそれほど下がらずにたいへん寝苦しく、途中で窓を開け、USB扇風機をつけました。寝るときにエンジンを切っておくのが車中泊のマナーなのですが、隣の車が夜中にエンジンをかけてエアコンをつけたようで、やかましかったぞ。そんなこともあって朝の4時過ぎに目が覚めました。しばらくまどろんでいたのですが、この道の駅が海岸近くにあることを思い出し、日の出を見ようと急きょ海岸に移動しました。 太陽はすでに雲の向こうに昇っていましたが、朝の海岸で気持ちよく過ごしました。ランニングをするお爺さんたちとも挨拶を交わしてそれなりに楽しい時間で…
紀伊半島を一周する車中泊旅の2日目。 「道の駅みなべうめ振興館」を朝8時すぎに出発。モーニングを食べようとGoogleで検索した白浜の喫茶店を目指します。途中、梅林の間を抜ける道を走っているとあちこちうで収穫していました。あー、南部はやっぱり梅の町なんだなあと改めて実感。 白浜と言えばお決まりの「とれとれ市場」。吸い込まれるように駐車場に入ってしまいました。 店内を二周したけど、結局何も買わずに退店。決して安くはないです。 喫茶店「Colony」に到着。最近はこういう喫茶店に入ることがめっきり減りました。モーニングも喫茶店のモーニング、という感じで美味しくいただきました。 とりあえず海岸沿いの…
2025年6月14日から17日までの4日間をかけて、大阪の自宅から紀伊半島を時計と反対回りに一周する車中泊旅に行ってきました。 まず初日は昼過ぎに自宅を出て和歌山県有田郡のあらぎ島を目指します。国道170号線から480号線に入り、和泉山脈を縦断、紀ノ川を渡って山の中をクネクネと走って2時間ほどで到着。雨の中、田植えが終わったばかりのあらぎ島はシンプルだけど絵になる景色でした。島とは名ばかりで、有田川の蛇行が生み出した地形です。 稲が青々と伸びる盛夏、金色に輝く秋、雪の積もる冬、田植え前に水を張る初夏、四季それぞれに素晴らしい景色が見られます。 近くの「道の駅あらぎの里」で生こんにゃくと豆腐、わ…
2025年6月
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