久留米つつじマーチの期間中、博多の義兄と大分のF夫婦は、我が家にお泊まりである。その間、飲めや歌えやのどんちゃん騒ぎ・・・と言いたいところだが、皆寄る年波には勝てず、9時ともなれば欠伸ばかり出て、「ふわーーー。おっと、もうこんな時間。寝よっと。」「お休みなさーい。」ジジイになったもんである。ついでに言うと、Fさんらは月曜にも久留米で所用があり、日曜まで我が家に泊まる事になっている。本来ならばその用件の前に、髙良山に登る予定だったのだが、「イテテ、豆が・・・」「私も筋肉痛で・・・」「止めとこか。」「さんせーい。」そんな情けない会話の後、向かったのは、田主丸の紅乙女酒蔵である。あらかじめ電話で、酒蔵見学を申し込んでいる。先ずは蒸留棟から。「アラジンの魔法のランプのごたるでしょ。これはフランス製の蒸留器で、本来...紅乙女酒蔵と巨峰ワイナリー