桜前線が北国山形県まで北上した。地形によっての多少の差はあるものの、今日あたりが満開と言っていい。地元紙の山形新聞は一面の巻頭に3段ぶち抜きで山形市馬見ヶ崎公園の桜並木をドローンのパノラマ写真で掲載しその美しさ伝えている。山形県の公園は桜の植栽も多いが、多くの河川の土手に植えられた桜が多く、それが一斉に咲き誇り県土全体に春の到来を告げる豪華さがある。桜の命は短く一週間程度で散ってしまうが、その後、遠くの山肌に山桜が咲き始め、その名残を楽しませてくれるのがありがたい。ニュースで気象庁の職員が開花宣言や満開宣言の様子を報道するが、桜の開花はそんなに瞬時の事なのかと思ってしまう。統計上ならあんな大袈裟な必要はないように思える。かつては、酒田にも測候所があり、標準木の正式な開化発表があった。行政改革で測候所は廃止...桜前線が北上