中学1年の夏、末の叔母の家に遊びに行った、小学5年のイトコがいた。すると、「買い物たのまれてくれない」「・・・」「となりの子にたのむとお礼をしなけりゃいけないでしょう」「・・・」「あんたならお礼をしなくてもいいでしょう」「・・・」「だから買い物たのまれてくれない」「うちの子は今お勉強中なのね」万事が、こんなチョウシなのだ、あの父親というオトコ、なにも言わない、「ニッポンの一面であろうか」2低劣な三女
「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるの
これを調査していたら、奇妙なコトに気がついた、それは、「日高見国とメソポタミアが似ている」東北の奥地・七時雨山を出発する、奥羽山脈と北上高地の間を南流、岩手県・宮城県を突っ切り、太平洋に注ぐ、その長大な地域は、メソポタミアに似ていないか、「こここそが我らの聖地」日本列島の東北部に、「理想の国を建設しよう」東北アジアの遊牧系の蛮族とメソポタミアの王族、「格差がありすぎたかな」4日高見国とメソポタミア
東北地方を縦断する北上川の下流を日高見川と呼んだ、仙台平野に日高見国があった。奥州山脈の奥地の七時雨山を出発し、奥州山脈と北上高地の間を南流し、岩手県北部と宮城県東部を貫流して追波湾に注ぐ、石巻湾に直流するものは旧北上川と呼ばれた。この下流の仙台平野に日高見の国があり、その住人が、「色白くして眼の色青きこと多し」もうひとつ、身体が大きかった。大谷選手も大きい、だから、「彼は青い瞳の日本人のゲノムを受け継いでいないであろうか」3日高見人のゲノム
七時雨山=ななしぐれやまを出発した水流は奥羽山脈と北上高地の間を貫き、岩手県と宮城県の北東部を過ぎ、追波湾に注ぐ、石巻湾に直流する流路は旧北上川になる。古代、北上川の下流を日高見川と呼称したのは仙台平野に日高見国があったためだろう。この七時雨山の「七」は遊牧民軸と密接な関係があるようだ、天地創造の七日間がある、あるいは、彼らは、メソポタミアから来たのかもしれない。2七時雨山から北上川へ
この国の人は日の本のゆえにや色白くして眼の色青きこと多しー人国記ーよくぞ残してくれたよくぞよくぞ書き残してくれたこの一行で東北が変わる日本史が変わるところで、大リーグの大谷選手、投げて打って走って、タイヘンなカツヤク、入団した時、球界の大御所が、TBSの番組で、「打つか投げるかどちらかにすべきだ」「プロはそんなにあまいものではない」「・・・」「わたしとしては打つほうをおすすめする」栗山監督は黙って後押しをする、今回のワールド・カップの采配も見事だったが大谷選手の希望をかなえたその手腕も見事、ところで。この大御所、最近は、見かけないなあー大谷翔平と青い瞳の日本人1
神父は、提唱・lectureで、「インドの核心はヨーガでニッポンの核心は禅」これは、ほめすぎだろう、神父が最初に赴任したのは広島だから、禅道場を造ったのも広島の山間、これはダム工事で水没した、神父の日本理解は特殊なのかもしれない、それとも、ある一面を抉っているのか、つまり、「あの地方のヨーロッパ的な要素を拡大解釈している」換言すると、「ニッポンのゲルマン的要素」終愛宮神父の特異な解釈
第一次世界大戦では、ドイツは敗けていなかった、しかし、国内で平和運動が盛んになってしまった。この結果、天文学的な賠償を押し付けられた。アフリカ戦線からドイツの残留兵が三々五々、ボロボロの姿で帰って来た、彼らの胸中は、もの分かりのいいリベラリストに対する反感と憎しみで一杯だった、それが、「あの独裁者登場の背景」イギリスやアメリカを牛耳るアングロサクソンの謀略好きには定評がある、だから、今回の中国モンダイ、「どういう手をうつのか」ところで、この国は、彼らと仲良くしている時は、「調子がいい発展する」「気が合うのだろう」12ドイツの不運
最近は、「大東亜戦争」という言葉を使わなくなった、「第二次世界戦争」この大戦ではニッポンはワルモノらしい、それについて何も感じなくなった、なにも言わなくなった、「日本はどこに行ったのか」あの大戦中、アメリカのネイチブが東京に来ていた、まだ洗脳されていなかったのだ、だが、「すべてが消去されてしまった」100%正しいコトはない、100%わるいコトもない、だから、「してやられたのだ」南米の国のいくつかが人民元決済にしている、ヒロシマ・サミットに同調するのは、約15%の国、だから85%は属してはいない、中国は、「これをねらっている」11第二次大戦と大東亜戦争
ジャングルにすすり泣きが聞こえる、4次元の声が、「天皇陛下にケイレー」大戦が終結したのに残留して独立運動を指導する、そして、倒れる、「なんというオトコたちだ」70数年後、天皇陛下が敬意を表するためにやってくる、「なんという国であろうか」世界の国々は、だまって見ている、「ああこんな国があるのか」「これが本当の国なのであろうか」東海に礼儀の国あり東海に礼儀の人々ありだから、「世界文明の正統は日本の祭政である」10インドネシアの独立
インドネシアを訪問している天皇陛下、「ずいぶん歓迎されている」ジョコ大統領の出迎え、だから、「こういう国もあるのだ」悪辣な植民地支配、オランダ、だから、あの戦争には、そういう目的もあったのだ、この国の教科書に、それが、「記載される日が来るのか」大戦終了後、かなりの日本兵が残留して独立運動に参加した、ニッポンの天皇陛下は、彼らの墓を詣でていた、それが、「目的のひとつらしい」9日本人兵士の墓
あの大戦末期、ヒロシマ・ナガサキに原爆投下、民主党政権、それ以外に、10都市に投下する計画があったらしい、「これが民主党の本性かもしれない」物わかりのいい平和主義者、だが、軍産複合体にも物分かりがいい、おっと、「今の政権は民主党だったか」この国にも、原爆製造計画があった、長岡半太郎ー1865〜1950の計画はどこまで行ったのか、1万トンクラスの潜水艦でアメリカ本土の爆撃、「これがゲンバクなら事態が変わってくる」戦後、アメリカは、この潜水艦を破壊している、この潜水艦でドイツまで往復していた、その密命は、「最新のヒコーキの設計図を手に入れるコト」その代償はなんだったのか、インド洋を過ぎ、アフリカ沿岸を北上、漸くにして捕捉される、雨のようなバクゲキ、やがて重油がブクブク、そして梱包された貨物、「それは生ゴム」同...8日本の核兵器計画
新日鉄が中国に最新の鉄工場を建設したことは述べたが、それだけではない、何十何百の工場が進出した、あのノドアメの龍角散もノコノコ、すると、「レシピを提出すること」ある精肉メーカー、切断のカッターの製造工場を建設した、だが刃の部分だけは日本から取り寄せた、それをコピイした中国の工場、たちまち返品の山、「刃の部分が欠けていたのだ」腹を立てた中国人、日本人の工場に、「火を点けた」新聞・テレビで報道しただろうか。ニッポン、今や、自動車産業ぐらいしか残されていない、「どうするつもりだろう」7アメリカの民主党
インドのデカン高原にIT都市、九州の熊本に最新のIT工場、これは来るべき米中対決に備えたものかもしれない、アメリカ、「徹底的にやるつもりのようだ」東西冷戦では、ソビエットを捨て、中国を選んだ、「それがどうだ」盗む・真似る・コピイする・パクル・・・やりたい放題・し放題、「これならロシアのほうがよかった」さて、ニッポンはどうするんだろう。6デカン高原と熊本
昭和の名僧は、1,山本玄峰2,原田祖岳もちろん、他にもいるのだろうがオモテに出た人、両者とも思想的には、それほどではない、「山イモがウナギになった」「性根ッタマをしっかりと持たなければいけない」だが、ここイチバンのチエ・ハンダン、「ジタバタすると大ケガをするここはコロリと敗けなければいけない」「耐えがたきを耐え忍び難きを忍ぶ・・・」珠玉の詔勅になる、こうして、「千年に一度の危機をのり切る」5昭和sの名僧
昭和の初期、カトリックの神父が、続々とやって来た、「なんとかこの危機を乗り越えたい」もちろん、カトリックにも神秘主義の伝統があり、「不可知の雲」では、「この雲の中で魂は神と合一する」その中の一人、フーゴ・ラサールは、曹洞宗の禅僧・原田祖岳と出会う、20世紀最高の出会い、と言えるかもしれない、神父は、晩年まで、「少年のようにニッポンの禅僧を尊敬していた」もっと知られてもいい事実だろう。4行方不明の神さま
あらゆる存在は、その本性を確認するコトを願望する、しかし、「有」に対する執着がジャマをする、学問は。それを論理的に探求、しかし。終に「つかみきれない」、論理のアミのめから出てしまう。「ただ仏道だけがキャチする」これは、一切の有為の法は夢の如く泡の如く影の如く幻の如し3一切は空
四句誓願では、衆生無辺誓願度煩悩無尽誓願断法門無量誓願学仏道無上誓願成この「無上誓願成」の「無上」は、この相対性の世界に留まるのか、それとも「量子力学の宇宙にまで達しているのか」なんとも言えない、あのアインシュタイン、「理解はできるが」なんだ、「認めたくはない」2
1905年に相対性理論が発表され、人類の精神史・思想史にクサビを打つ、これ以後、あらたな時代・次元に突入した、「この世界・この宇宙に絶対的なモノはない」「時間や空間も絶対ではない」では、「カミさまはどうなるのか」相対性理論と四句請願
ここでは、4社のラジオ局、1,TBS2.文化放送3.ニッポン放送4.ラジオ・ニッポン1は民放のMHKか、大口のスポンサーをつかんでいる、2は中道でやや良心的、3は元気がいい小口・中口のCMで稼ぎまくっている、4はケイバと演歌、テッテイしている、3にはシンボウ・ジロー。4にはヨシダ・テルミがいる。「いつかくちをすべらさないか」2216百花繚乱の民放各社
NHKにとって、ガーシー議員は福の神、それは、これで、「NHKへの攻撃がそがれてしまったからだ」NHKにぶらさがっている何千人もの連中、ほっと胸をなでおろしただろう、毒にも薬にもならないプログラムでお茶を濁してきた、公共放送だから予算をたっぷりと取れるんだろうが、それが、「紅白だけとは^寂しい」15NHKとガーシー議員
仲良くならんでいる、にっぽんの船とアメリカの軍艦、聞かないのに、「海の色がちがうんですね」「・・・」「それで軍艦の色がちがってくるんですね」どうでもいい話しだ。「あの倉庫見てごらんなさい」「このあいだ、、16横須賀の海の色
明るく聡明でイヤミがない、「春の花のようだ」谷崎は全財産を投げ捨て関西の婦人と再婚、「京都ではなかった」京都には、魔物のようなものが住んでいる、まだ関東のほうがいい、「そう江戸のお人よしがいい」ある落語家、古典をやらない、新作ばかり、「だってわたしは静岡出身ですよ」「とても江戸ものはできません」その通り、よくわかっている、NHKは福井県出身の落語家を重用しているが、「あれは犯罪であろう」14少将・滋幹の母
天皇家が権力から権威へと移行したのは、「南北朝の時代ではあるまいか」南朝に従った人もいた、先日、民放の女子アナが担当の番組を降りたのだが、ライバル局からも花タバが届いた、「この女子アナ南朝の遺臣の家系のようだ」関東のアナにはないフンイキがある、「首相官邸にもこれが欲しいなあー」あの首相一家は、どこの出身か、「石器人か穴居人か」官邸の赤ジュータンの上で記念シャシン、立ち小便はしなかったか。「サミットでお手柄を立てたのに吹飛んでしまった」13権力から権威への移行
毛沢東の中国、なんとか経済の土台を建設したい、そこで、世界の国を調査した、その結果、「日本がいい」「日本を真似るべきだ」そこで産業の中心・製鉄所の建設、新日鉄の技術を導入、当時の会長、「日本はこの前の大戦で中国にタイヘンな迷惑をかけた全社をあげて協力しなければいけない」この会長、政治的なセンスが欠落していた。こうして、珠玉の技術が投入された、「そこまですることはなかったはずだ」この国のマスコミも、そこんところを国民に伝えるべきだった…・・・東シナ海で、中国の鋼鉄艦が、日本の漁船を追い回している。12毛沢東の中国
大戦後のニッポンで、ヒトラーを弁護したのは三島由紀夫と、カメラマンの「フショー・ミヤジマさんぐらいであろうか」ミヤジマさん、何十回目の記念日にドイツ側の取材を敢行している、ドイツの老人である、この国のインテリの変わり身の速さは徹底している、「あの大戦どちらが悪かったのか」波に乗り波に踊り雑魚・ザコは歌い雑魚・ザコは踊るしかしだれが知ろうだれが知ろう千尺深き水のこころを万尺深き海のなみだを11ヒトラーを擁護した三島由紀夫
大戦前、秩父宮はイギリスからの帰途、ドイツに立ち寄る、ナチス・ドイツの全盛期、ヒトラーの絶頂期だった。A,ヒトラーは得意満面、ライバルのスターリンを罵倒する、「あいつはウソつきのペテン氏だチクショウにも劣る」スックと立った、ニッポンの貴公子、キングス・イングリッシュが、「かかる公の席でいかなる事情いかなる理由があるにせよ一国の代表を悪しざまに罵るコトそれはgentlemanのなすことでありましょうか」「・・・」「ああ、東洋に君主国あり」「ああ日本に秩父宮あり」10秩父宮とAヒトラー
大戦前、秩父宮はイギリスからの帰途、ドイツに立ち寄る、ナチス・ドイツの全盛期、ヒトラーの絶頂期であった、A,ヒトラーは得意満面、ライバルのスターリンを罵倒する、「あいつはウソつきのペテン氏だチクショウにも劣る」スックと立った、ニッポンの貴公子、キイング・イングリッシュが、「かかる公の席でいかなる事情いかなる理由があるにせよ一国の代表を悪しざまに罵るコトそれはgentlemanのなすことでありましょうか」「・・・」あり」「ああ、東洋に君主国あり」「ああ日本に秩父宮あり」10秩父宮とAヒトラー
「順逆を誤って」とは、弟が兄を出し抜く、ことであろうか、それが、国家の大乱の最大の因になる。一千万人に一人と言われた秩父宮は、それを守る、だから、動かなかった、中国の老政治家は、「ああニッポン」「ニッポンは再生する復活する」「さすが東海礼儀の国だ」舜四門に礼す四門穆穆たりそして、「世界文明の正統はニッポンの祭政である」9ここ一番の決断
昭和7年5月15日、青森に赴任していた秩父宮が、急遽、上京する、秩父宮を押す勢力があったのだろう、母親の貞明皇后、「順逆を誤っては国家大乱の因になる」ここは、「自重してほしい」ということであろうか。だから、宮は沈黙をまもる、これが終戦の、あの決定的な宣言につながる、そして「昭和天皇が大変身」「歴代の天皇もできなかったここ一番の大勝負に成功する」無言が沈黙が、決定的な業績をあげたのだ。8秩父宮の沈黙
明治神宮の宝物館に歴代天皇の肖像画が展示されていた、百人以上になるようだ、「同じような顔が多い」121代孝明天皇122明治123大正124昭和125平成126今上天皇・・・当時は、そういう歴史観だった、そう「万世一系」、神さまになるのか、病気にならないコトになっていた、さすがに最近は、そういうこともない。あの大宅壮一が、「天皇家が万世一系ならその辺のノライヌも万世一系だ」ゴーゴーたる批判、大宅は、その後、この種の発言はなかった。しかし、古代天皇政権のパターン、この国の骨格に沁みついていないか、天孫降臨はアプリオリな価値観で、「霞が関が高天原でそこから」「優秀な官僚さまが天下りしてくる」7歴代天皇の肖像
令和天皇の大嘗祭に参列した南米の大使が、その記念写真を、「一生の宝ものです」今の日本人には見られない感激、世界百数十か国には、こういう国もあるのだ。「エンペラーの影響力であろうか」天安門事件後の中国は、これを活用した、1,経済封鎖の解除2,各国の経済援助3,あれよあれよという間の経済成長・・・たちまち日本を抜き、世界第二位の経済大国、それに対して、「ニッポンの停滞」平成はどうにも手が打てなかった、そりゃあそうだ、中国が、『とって代わったのだ」だれの責任なのか、1,親中派の政治家2.経団連3,アメリカの民主党グループ・・・「大きな流れであろうか」6南米大使の感激
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中学1年の夏、末の叔母の家に遊びに行った、小学5年のイトコがいた。すると、「買い物たのまれてくれない」「・・・」「となりの子にたのむとお礼をしなけりゃいけないでしょう」「・・・」「あんたならお礼をしなくてもいいでしょう」「・・・」「だから買い物たのまれてくれない」「うちの子は今お勉強中なのね」万事が、こんなチョウシなのだ、あの父親というオトコ、なにも言わない、「ニッポンの一面であろうか」2低劣な三女
昭和の前期、川崎の高津にちょっとした素封家があり、ここに3姉妹、その長女が私の母になる、どうしたわけか家を出て野卑・やひなオトコに嫁ぐ、私の父親、このオトコ、私を目のカタキにした、5歳の私に、「おまえは人間ができていない」5歳である、できるもできないもない、それにワタシは、そんなわるさなんかしない、、それを、このオトコ、「オマエはニンゲンができてない」メチャクチャである、軍国主義と教団の荒行のせぃであったのか、それも、いうだけなららよかったのだが、ゲンコツで殴った、「1メートル飛び2メートル飛んだ」アタマがはれて帽子をかぶれなかった、実話である・・・カラマーゾフの3姉妹
Onthiscountry,aboutJyomonperiodtheculturewassohigh.IthinkaworkisbetterthanthatofPicasso,buttheydidnothavethewaytorecordit.Butafteronethousandyears,itfloweredassomeart.なんと奇妙な作品だろうか。この列島の中央部で創作されたらしい。モダンである。シュールである。宇宙的ですらある。これとくらべるならば今の人々は、臆病であろう、日本人という人間集団は、このゲノムとソフトを受け継いでいるのではあるまいか。,,,Theuproadofthecivilization
文明には、上り道があるようだ、1,単純・未開2,複雑・高等3,本質・象徴この列島では、縄文の後期から晩期、相当なレベルに到達していた、ただ、それを記録する文字を持たなかった、それが千数百年後の室町期に吹き上がる、単純化である、しかし、この単純は複雑や高等を秘めた「単純」、その原理が、さまざまの分野に浸透する、その代表が、「能と石庭であろうか」そして、逆流と紆余曲折の600年、あの世界大戦の後、アングロサクソンは、この国を骨抜きにしようとする、天皇から権力を剥奪、この時、なにが起こったか、「象徴天皇の誕生であろう」これこそが「神風」、いい言葉がある、「邪知分別知」11文明の上り道
社会形態の進化は、1,自然的社会2,抽象的社会3,象徴的次元多くは、1の段階に留まる、あの中国は毛沢東の神格化に失敗している、民主主義は2の産物であろう、なかなかうまくはいかない、だから、2から3への飛躍は至難のワザ、それが、あの大戦後、なんとしたことか、「ピョン」しかし、これには、あの南北朝から500年の準備があったからだ、300万人の犠牲があったからだ、そして、人類の至宝を獲得したのだ。わがために泣くひとありと聞きし時とめどころなくなみだこぼれぬわがむくろけむりとなりてはてしなきかの大空にかよい行くかもだから、大石の死はムダではなかった、実に、なんと、多くのナミダがこめられていることか・・・10社会の進化
続々とやって来る外国人観光客は、それに気がついているのかもしれない、彼らが気にいっているのは、1,安全2、清潔3,食べ物・・・そして、この背後に象徴的天皇制のあることに思いが至るだろうか、あの大戦で苦しんだ白人国家、「なんとしても二度と立ち向かい出来ないようにしよう」そのためには、天皇の絶対権力を奪うことだ、そこまでは思いが至った、そこで、「人間天皇の宣言」だが、ここで、歴史が跳ねた、2の段階から3に飛躍したのだ、アングロサクソンの推測を超える、というより彼らの歴史やソフトにはないもの・・・ロシアが崩れ、中国が自滅しかかっている。この国のチャンスなのかもしれない、「いい政治家がほしいものだ」9落花深き処南朝を説く
明治43年、大審院、肥前出身の判事・鶴丈一郎が、「今上陛下を弑・しいし奉らんとするとはなにごとぞ」すると、幸徳秋水、「あれは正統な南朝を騙し三種の神器を奪い取った北朝の子孫だ」「・・・」「おれはみとめない」千古の静寂が大審院を支配した。当時の日本人は、「それを知悉していた」ここに、この国の秘密がある、紀州の山奥に消え去った後南朝の幻ほど日本人と呼ばれる人間集団のこころの琴線をかき鳴らすものはないようだ。8幸徳秋水の血を吐く叫び
大谷選手の記者会見、6年間在籍したエンジェルスへの感謝、それまで交渉した各球団への配慮、まだこんな若者がいたのか、さらに巨額の年俸は退団後の支払い、ドジャースの財政を考えてのことか、「東洋礼儀の国」「東海に君子あり」このせちがらい時代に、なんということか。トコロで、社会のシステムは、1、具体的現実2、抽象的世界3,象徴的次元この国の天皇制は、15世紀の南北朝の時代に、象徴性への足掛かりを確保したのかもしれない。7シュールでモダンな若者
学者や研究者と呼ばれている連中はなに考えているのか、「1ミリの独創がない」マンネリの思い上がりと思いこみ、それでも、なにもしなければいいのだが、ひとの足を引っ張るのだけはうまい、「100年の停滞の元凶」だれかに似ている、やる気の失せた大東亜戦争のお役人たち、「彼らは戦争の行方よりも自分の出世を心配していた」せめて、小学校・中学校の教育と教室の空気だけは次元の高いものであってほしいものだ。6シュールでモダンなニッポン
毛沢東のカリスマは大躍進の失敗で地に堕ちた、それに、毛には少女趣味があったようだ、とても公表できないものだ、「権力は腐敗する」古代中国の名君の栄光はなんであったのか、舜四門に礼す四門穆穆たりこれとおなじことがあったではないか、天皇世界に礼す世界諾諾たり不倒翁・周恩来、「一礼しないわけにはいかない」5不倒翁・周恩来の一礼
1972年9月に日中共同声明が締結されたのだが、その折、不倒翁・周恩来は日本の宰相・田中角栄に、「昭和天皇さまによろしくお伝えください」意味深長な発言だ、「毛沢東の神格化に失敗した共産中国には忸怩・じくじたる思いがあったのかもしれない」作ろうとしても作れないモノがある、あの大戦をヒトコトで終結させた、「8000万人が矛を収める」人類史の奇観であろうか。こんなことができるのは日本だけだろう、アメリカの後に世界を導けるのはこの国であろうか・・・4権力から権威への脱皮
大谷選手が天文学的な金額で契約、世界中が湧きかえっている、英語のコメントにはエンゼルスへの感謝がふくまれていた、「少年のような文面」どうしたらこんな若者ができるんだろう、そうそう、日本中の小学校にグラブのプレゼントがあった、「こういうおカネのの使い方があったのだなあー」将棋の八冠の若者と同じくスケールの大きな日本人の誕生だが、この列島には2000年前に同じような現象があったと思う、縄文の晩期である、「シュールでモダンな文明の華が開きかけていた」今回は、どうであろうか。新しい日本人
プロトコルによると、世界の外交のランクは厳然としており、1,POPEEMPEROR2,KINGQUEEN3,PRESIDENT日本の天皇は、EMPERORと訳される、だから、世界の最高権威だ、なんとか利用しようとする国がある、中国がそうだ、ダライラマの神格化に失敗したこの国は、天安門事件後の経済制裁を、平成天皇の訪中で打開しようとした、「まんまと成功する」中国はGDP2位の大国にのし上がった、だが、「これっぽちも感謝しない」,3エンペラーは天皇陛下
中国経済がひどいことになっている、アメリカはユダヤ系の圧力で動きが取れない、EUも漸くにして馬脚が出た、内から見るとどうしようもない自民党政権だが、どうしてどうして、「どこの国よりも整っているではないか」1,平和である2,街が清潔3,食べ物がうまい4、おつりをごまかさない・・・それに、「エンペラーがいる」どうだろう・・・2混乱する世界の中の日本
Totellthedifferencebetweenthefactandthefantasyisatestofmaturate.Well,thefantasymaybetomakeitdeveloping.事実と空想を区別できるのが大人の証明らしいが、空想が現実を導き向上させるケースも多い続々とやって来る外国人観光客は、「なにかに気がつているのかもしれない」それは、「この国は世界のリーダー国になる資格がある」Thefactandthefantasy
アキハバラの駅前の日本そば屋が満員、それも中国語、どうやら大陸の方らしい、みんなと食事をするのがうれしいらしい、「一人っ子政策が長かったからだろう」ニッポンのマンガを取り上げられそうになった少年が泣いてテイコウ、「友情のストリー・・・」日本では陳腐・ちんぷな内容が、この少年にはタカラモノだった、だから、何が楽しいのか、「ニコニコしている少年がいた」今ニッポンにいる今アキハバラにいるそのカドにルパンがいるジゲンがいるゴエモンがいる、ミネ・フジコがいる・・・「ルパンは大ドロボーなんです」「あの方はなにも盗んではいません」「いえなによりも大切なモノを盗んだんです」「・・・」「あなたのこころです」異国の少年が、泣いていた。カリオロスの城
続々と外国人観光客が来ている、この人気の秘密はなにか、あるいは、「アニメの楽しさがあるのかもしれない」そのシーンがこころを打つ、「いちどニッポン見てやろう」ヒロインはルパンに恋する、ゼニガタは、「ルパンはドロボーです」「あのかたはなにもぬすんでいません」「いえぬすんでいますなによりも大切なものをぬすんだのです」「・・・」「あなたのこころです」会場がナクハツした、ハクシュ・ハクシュ・ハクシュ・・・ルパン・ゴエモン・ジゲンそれにゼニガタ、「なんて気持ちのいいオトコたちだろう」だから、「ニッポンにニッポンに行こう」ニッポンの人気
「皇国の興廃はこの一戦にあり」この国が滅びるか繫栄するかは、この戦いにある、だから、諸君は、「いっそうの工夫と努力をしてほしい」「本日は天気晴朗なれど波高し」敗けていたら、ウクライナのようなことになっていたのかもしれない、大国のエゴイズムは変わらない、左翼系のリベラリストの出番は少ない。この時のニッポンの司令官の判断は、合理主義ではない、全体をキャッチ、一瞬一瞬、変化している、間髪を入れずに決断、さりげなくだ、だから、「知性だけではない」なにか言葉がないか、「大賢は大愚に似たり」大賢は大愚に似たり
横須賀には、戦艦・三笠が係留されている、皇国の興廃はこの一戦にあり各員一層奮励努力せよ本日天気晴朗なれど波高しこの日、日本の司令官は、一歩も動かなかったらしい、バルチック艦隊の前方をを横切って進行を押さえる、ふりそそぐ砲弾一歩も動かないそこに明治があった前に前に、敵艦隊の進行止める、そして、「艦船をたたく」世界の海戦史にない徹底した勝利、日本の艦船に乗船していた、各国の観戦武官は、「しかしこれは応用が効かない」一回限りの判断と決断、「前頭葉だけではない」日本海海戦の知性
地球を吹き飛ばすぐらいだから「海を割るのははなんでもないだろう」、モーセの奇蹟のいくつかは、こうした背景があったのかもしれない。これは、ブラック・ホール以上のテーマだろう、それにしてもこの世界・この宇宙はどうなっているんだろう、「人間の前頭葉だけでは対処できないのかもしれない」海が割れる
だれも言わないコト、もうひとつ。それは、「人間の質」ワアーワアー泣き騒ぐ子供、そばに母親がいる、スマホを見ている、「どんな大人になるんだろう」その答えが、この母親。これでは、ますます、「社会的なレベルが低下する」8000万人でも、精神的に自立した、しっかりした日本人を目指してもいいはずだ。9だれも言わないコト
これに対して、この国は小さなコトに右往左往、「人口が減っていく」「一億人を割り込み8000万人台になるらしい」だれも本当のコトを言わない、「消費税を廃止したら出生率は回復する」このキャンペーンを展開したらいい、なにからなにまでムダが多い、現状にすがりついている、「世のなかはさようしからばごもっともそうでござるかしかとはぞんぜぬ」役所などはムダの集積場だろう、中国さまが笑ってる、「だから専制政治がいいんですよ」8消費税の廃止
彼らの特質は宗族という強固な連帯であり、コトに及んで、連帯し結束する、世界中に親類がおり、自由に宿泊できる、だから、外国に行くのが比較的に安価、幼い時から外国の空気と文化を体験する。ある一族は学者の家系で、ノーベル賞レベルの学者がいて、宗族全体で応援している、「それが彼らの文化・伝統で一族繁栄の秘密」2週間ほど東京に滞在した、時々、アメ横で肉や魚を買ってきた、「それが滞在費らしい」だから、見るところを見ていく、「ニッポンすっかり変わりましたね」「若者が柔弱になり快楽に遊ぶようになっている」「・・・」「せめて質実剛健の気風を死守しておけば良かったにに・・・」7宗族の強固な結束
黄河の中流域に成立した漢民族の国家は、その後、あの大陸をものにしてしまった、「今後はどうなるか」彼らは政治的民族で、「ウソも100回言えばホントウになる」彼らは、世界の中心にいるのが自分たちと思いこんでおり、「これっぽっちも反省しない」そして、周辺の民族を見下しており、これを迫害しても反省しない、三国志に登場する諸葛孔明は、なかなかの人気のようだが、南方の部族を攻めて、谷に押し込め、入り口を閉ざし、谷の上から油を流し、「全員を焚き滅ぼした」しかも、この油は蜀の成都から運んだもの、「計画殺人である」2000年は、その集積である。6漢民族は父系血縁集団
バイク1台、作れなかった国が、宇宙にまで飛び立っている、どれだけのコトをしてきたのか、東大の工学部にも中国人留学生が来ているが、彼ら、中国にもどるとその成果を政府に提出するらしい、「なるほど専制政治でいい」しかし、これからは、こうは行かないだろう、「フランス以外は警戒する」そして、この専制政治の重苦しい空気は、人々の発想や社会の空気を停滞させる、「精神のヒラメキを阻害しないわけにはいかない」だから、中国この国を発展させたその政策で、「発展を阻害していく」その点、インド、この機運に乗って、「とんでもない発明・発見をするかもしれない」5学習成果の提出
龍角散というノド飴、中国人観光客に大人気、アキハバラの駅の近くのドラッグストアでは300円近い値段だった、ところが駅を離れると260円ほど、ちなみにヨコハマでは200円ちょいの価格の店があった、今はどうなっているのか。この龍角散が中国に工場を造ることになった、すると、地方政府が、「レシピを提出するように」数年前のコト、これもどうなったか。このくらいのものなら彼らの努力で、なんとかできるのではあるまいか。最近、味覚糖ののど飴にめぐりあった、独特の風味、プロポリスローヤルゼリーマヌカハニー「のどにまっすぐこなのちから」かなりクセガある、「どの程度の人気か」なんだか江戸時代の人気商品のような気がする、「漢方薬を利用したらユニークなものができるのではあるまいか」4
習近平、アメリカの高官と数時間、対談したのだが、そこで、「中国は専制政治でいい」それで、ここまで発展した、「これからもこれで行く」自由と民主政治でなくともいい、中国の国民も満足しているのだろうか、その辺がはっきりしない、この国の新聞、日中の友好を妨げる問題には、「タッチしないコトになっているらしい」この国のジャーナリズムの姿勢、これでは、「ネットに対抗できない」3
ところが、堂内に一歩、「ピタリ」見事に空気にとけた、あっけにとられる、「やるなあー」そして、このインド人、神父であった、ここではミサをするのだが、数名の神父のなかでイチバン、「これが4000年の伝統なのか」そのインドがデカン高原にAI都市を建設するらしい、「いよいよである」2000年の時を超えて、インドと中国と日本、「なんの因果か」三国がそろいぶみ、そしてイチバン先に脱落するのは「中国だろう」、あの習近平、「中国は専制政治でいいつべこべ言わせずにどんどんやる」コピイでも盗みでもやる、「そこのけそこのけチュウゴクさまがとおる」「ルールも規則もクソクラエ」今まではなんとかやってこられたが、「これからはどうであろう」2
接心の三日目、ようやく落ち着いてきた、日本人も外国人も黙々と座っている、堂内は、「しんとしていた」そこで、山の小鳥が巣を作り始めた、「カサ・カサ」休息の時間に出てもらった、鳥類にはこうしたところがある、「恐竜から進化したからだろうか」これと反対は、屋根職人が,坐禅堂の屋根を修理していたら、下から、「むわ〜ん」転がり落ちそうになった、何十人もの座禅の集中力、「こちらも面白い」そうそうインド人がやって来たのは接心の三日目、目がギラギラ、手足はバタバタ、全身から不気味な気を発している、接心を、「ぶちこわしてしまいそうだ」インドが来る1
「たちまち遠くまで行ってしまった」インド人神父。私の隣に座る、それが、この部屋の誰よりも見事な座禅に見えた、「いや座禅ではない」「座禅には意識がある」「彼は意識を飛ばしている」「彼の意識は頭上30センチに滞在して彼の肉体をみおろしていた」「これなら足がしびれないつかれない」「しかしこれは座禅ではないインドの魔術だインドの魔法だ」印度から来た人上
座禅が終わるとセイセイとした顔をしている、「まるで100億光年の旅をしてきたようだ」多元宇宙を見下ろしブラック・ホールから帰還したかのようなのだ、「これはまさしくインドの魔術・魔法ではあるまいか」戦前、神田の教会にお茶の師匠が集まった、それは、一生を修行に費やした老神父のミサを見学するためで、それは、彼の動作になんとも味があったからかえあswdw親王位のb下
人類史において、1905年ほど重要な年はない、それは、「相対性理論」が発表されたからで、「この世界・この宇宙に絶対はない」「時間や空間も絶対ではない」タイヘンな宣言、あらゆる価値・権威・八百万の神々が吹っ飛んだ。では、あのキリスト教の、「天にまします我らが父よ」この世界を創造したと言われる神、「かれはゼッタイではないのか」ヨロッパのクリスチャンには重要なモンダイ。ヨーロッパでは、教会が減少しているらしい、そして、イスラム教の施設が増加しているようだ、「それも1905年に出発していることになる」41905年の意味
三島由紀夫は徴兵検査に落ちている、彼の学友の多くが戦争に出かけ亡くなっていた、それが、「三島のこころのキズになったのだろう」私は国会議員の秘書をしたのだが、第何回かの臨時国会の開会日の前に、自民党の控室をのぞくと議員たちが三々五々、くつろいでいた、「K君に今の日本を見せてやりたかったな」「ああ優秀な奴から先に先に死んでいった」「なにもあんなに責任を感じることないのにな」彼らが、戦後の復興に貢献してきたようだ。「逃げてまわった学生が大学の教員になったそれで」「センソウ反対だろよく言うわ」「まったくそれにマスコミも悪いね」ホンネであろうか。3三島のボデイ・ビル
あの三島由紀夫は、神さまについて、「人知の辺境守備兵」巧みな表現をしている、かつては玄関や神棚にいた、ちょっと遠ざかりお月様のあたり、三島の時代には木星ぐらいか、現在は多元宇宙にブラックホールまで遠ざかった。だから、ニヒリズムも成長したものだ。45歳で自決した三島を高く評価したのは武田泰淳、三島を、「空前絶後の文章の達人」奔放で驕慢な言動の裏の無垢の魂を理解していたのかもしれない、三島の最後は、数珠を繰るような蝉の声があたりを領しているその他にはなにもない・・・庭の木立は夏の日盛りの日を浴びて「しん」としているあの時代には、まだ、大人がいて、若者がいた。2人知の辺境守備兵
"ItwouldseemthatFatherEnomiya'sloveunittingZenandCatholichadprevailedovermoderneraandopenedtheonewayforustosavehumanity."カトリックの座禅道場・秋川神冥窟は秋川渓谷の中にあるのだが、一生を山林の労働に投じた老人が、「あの若いのはまだまだだが年配の方はなかなかだ」若いのはイエズス会のエリート神父、年配は、カトリック禅の創始者・愛宮神父、「見てないようで見ている」1905年にアインシュタインが「相対性理論」を宣言、「この世界・この宇宙には絶対的なものはない」「時間や空間‣光線でも相対的な現象である」ということは、「キリスト教の神はどうなるか」「天地創造はフイクションなのか」理神論・deism...Therevolutionin1905ー1ー
代々木公園のカタスミに終戦の時に自決した少年たちの記念碑がある、「七生報国」七たび生まれ変わって、この国に奉仕したい、まだ少年である、「あの頃の日本人はそうであったのか」これは、教育のためだけではあるまい。雲こそ我が墓標落暉・らっきよ碑銘を飾れ「雲は私のお墓夕日よどうぞ私の碑銘を照らしてください」透徹した心境、今の七十代八十代でも到達できない心境だろうか、ローマ発の列車で会ったアメリカの若者なら分かってくれたかもしれない。下
列車の窓から見えるイタリアの景色に、「きれいだきれいだ」数か月、サウジの砂漠で生活していたからだろう、「ニッポンはもっときれいだよ」幕末にアメリカの領事が下田から江戸に出府しなければならなかった、馬子が、「この先で馬をおりてください」「・・・」意味が分からない、しばらく行くと大きく曲がらななければいけなかった、すると、目の前に、「雪を頂いた冨士山」崇高で気高いスガタ・・・「ああこれだったのか」ハリスは理解した、貧しいニッポンの馬子は、これを言いたかったのだ、「ああなんということか」「なんというアイロニイだ」「この貧しい馬子は貴族の魂を持っている」それに対してアメリカの教会の牧師は、「金持ちを優遇しているそれが今の風潮になってしまった」「このツギハギの服の貧しい馬子の方が高貴ではあるまいか」ハリスは記す、「...中
パリ行の寝台席はひとつ空いていた、うつらうつらして目を開けると、20台の若者が、「どうぞよろしく」サウジで石油を採掘している父親の手伝いをしてきた、少年のような若者だ、食堂で中年の婦人と親しげに会話していた、「知り合いなの」「いいえ」フランクで率直、彼らには、こういう文化があるようだ。この若者は、アメリカの良さと魅力を教えてくれた。窓からの景色を見て、「きれいだきれいだ」みどりがうれしいらしい、砂ばかり見ていたからなおさらなんだろう、だから、「ニッポンはもっときれいだよ」ヨーロッパのアメリカ人1
かつての日本なら、「姓名と出身地でそうとうなコトが分かった」「今はどうかな」「これだけ入り組んでしまったからね」「高度経済成長の後は特にだ」姓名と出身地が強固だった時代、たとえば関ケ原で対峙したケース、「あの旗印は遠い親戚になるから手をゆるめるという配慮があったのではあるまいか」そんな日本的事情があったのかもしれない。5
海岸に蒸着した人々、昼間は隠れていて、夜になると、「どうしたんだい」「どうしたと思う」「とにかく生きなければいけない」「彼ら川をさかのぼったようだ」「動物の本能だな」「そんな祭りが残っていないものかな」「いい着眼点だな」「しかしこの偽善的な社会ではどうかな」どんどん上り、「山間の小さな盆地を見つけそこで彼らのゲノムを守った」「凄惨な歴史だ戦前の徴兵検査のその若者たちはそれだったのだろう」「現在はどうだろう」「それだきれいな若者がいるね」「白人の血統なんじゃないかな」「もうちょっと研究してほしいね」4