鉄輪温泉街に「谷の湯通り」という細い路地がある。普通乗用車1台が何とか通行できるくらいの緩やかな坂道を小川に沿って進むと右手に現れるのが谷の湯である。く…
鉄輪温泉街に「谷の湯通り」という細い路地がある。普通乗用車1台が何とか通行できるくらいの緩やかな坂道を小川に沿って進むと右手に現れるのが谷の湯である。く…
2024年の11月まで、吉田和美さんは臼杵市内で2つの店を経営していた。2018年に『カフェさんぽみち』をオープン。その後、通りを2つ隔てた八町大路に…
八町大路で”黄色い人”と呼ばれている徳丸香枝さん。薄黄色(臼杵色)は彼女のシンボルカラーであり、故郷への愛情の証でもある。彼女が営む『松田玉香園茶舗』…
『京染のふじわら』は、この町で三代続く呉服店。通りに面して店舗があり、その奥が住居という、懐の深い造りになっていた。 火災発生時は藤原紳一郎さんだけが…
『メガネの豊福』の創業は1958年。山中健一さんが二代目となってからは情報発信にも積極的に取り組み、市外や県外にも多くの顧客を持つ眼鏡店へと成長していっ…
まだまだ朝晩は肌寒いが、日中は25℃前後となる日も多くなった。今日も鉄輪温泉で湯巡り三昧の一日を楽しんだ。暑い日には熱い温泉がいい。 お昼を過ぎた頃、今…
地獄原温泉は、鉄輪温泉街の『いでゆ坂』沿いにあり、周囲には貸間(かしま)と呼ばれる自炊しながら滞在をする湯治宿が軒を連ねている。 今もなお、100円で入る…
今月はブログを毎日(=30本)投稿するという目的をようやく果たせた。コレが30本目の更新である。そして、緒方三郎惟栄シリーズもこれが最後。 最後にご紹介…
源義経に加担した緒方三郎惟栄は、捕らえられ上州沼田荘(現群馬県沼田市)に配流された。後に豊後国へ戻ることになるのだが、大分県には二つの説が残っている。 ひ…
緒方三社参りを締めくくるのは、久土知に鎮座する一宮八幡社。 これまでの二社と比べ、いささか厳かな印象だ。 二宮八幡社の社殿の左手に一宮神社へつながる山道…
惟栄が元宮から3本の矢を射て、2本目が落ちたのは「原尻」という地区だった。現在では東洋のナイアガラと呼ばれる観光スポット「原尻の滝」から、南東方向へ400…
今回紹介するのは、豊後大野市緒方町上自在に鎮座する三宮八幡社である。 原尻の滝から車で約5分。緒方川を挟んだ対岸に鎮座する 緒方三郎惟栄が建立したとされ…
今回からしばらくは、緒方三郎惟栄(これよし)に関する話とゆかりの地について取り上げていきたいと思う。 惟栄に関心を抱いたきっかけは、とある歴史小説『…
臼杵まなび旅「城下町復興インタビュー研修」(大分大学経済学部)
令和6年11月24日、歴史ある臼杵の城下町の八町大路商店街にかつてない大火災が発生し、住宅や店舗など15棟が焼失した。被災した一部の店舗では仮店舗で営業を…
東町温泉を発着点として浜脇界隈を歩くウォーキングコースがあるというので、行ってみた。普段通ることのない路地裏をのんびりと歩くのは、なかなか新鮮であり知らな…
キリシタン禁教令が発令されて以降、キリシタン墓というのは人目をはばかるようにひっそりと建立されたというイメージがあるが、果たしてそうなのだろうか。 勿論、…
高良大社(こうらたいしゃ)は、筑後国一宮で創建は履中天皇元年(400年)。現在の本殿、幣殿、拝殿は江戸初期の権現造で、神社建築としては九州最大規模を誇る国…
香川県へJRで出張。大分駅を出立し、日豊本線~山陽新幹線~瀬戸大橋線~予讃線の丸亀駅へと向かった。これだけ乗り継ぐ移動は近年珍しく、特に感激したのは初めて…
唐突だけれども、私は中華そばが好きだ。別府冷麺の聖地「六盛」でも、中華そばを注文することの方が圧倒的に多い。なのに、これまでの旅(県外)では中華そばを食べ…
初めて「宇佐のマチュピチュ」を見に行ったのは2011年頃だったと思う。当時は福岡にオフィスを開設したばかりで、大分と二地域居住しながら行ったり来たりの生活…
本書が発行された2023年は空海生誕1250年にあたる。 四国では弘法大師・空海のゆかりの地、88か所のお寺「四国八十八箇所霊場」が有名だが、その他にもた…
皆さんは「関門海峡」と聞くと、どんなことを思い浮かべるだろう。 2018年の日本シリーズでは、広島カープと福岡ソフトバンクホークスの対決となったが、以前…
嘉麻から久留米へ車を走らせていた時に偶然前を通り過ぎた『七夕神社』。 日も暮れかけていたが、どうしても気になりUターンして見ていくことにした。 正式な名…
お遍路を経験した方なら「橋の上で杖をついてはいけない」というルールをご存じだと思う。その由来となった空海の野宿伝説がこの別格八番札所・正法山永徳寺に伝わっ…
空海が開いた四国八十八ケ所霊場とは別の番外霊場のうち、20のお寺が集まってできた「別格二十霊場」というのがある。1968(昭和43)年に創設され、徳島六ヶ…
おおよそ20年ぶりに野津町の白山神社に行ってきた。 目的は道路状況の確認である。随分昔のことなのであやふやなのだが、道がえらく狭かった記憶があり、もしかす…
耕作放棄地の再生は、人口減少と高齢化の進むローカル地域にとって重要な課題のひとつである。農産品の出荷だけでは採算がとれないばかりか赤字を生み続けるリスクが…
昨年度から、うどん県(香川県)のオシゴトをお手伝いしている。 最初に訪問したのは、俳優の要潤さんの出身地である三豊市。仁尾町という塩田で栄えた海辺の町に…
普段は便利の良い街中のビジネスホテルばかりを利用しているが、この日は熊野本宮大社にほど近い川湯温泉に宿をとった。「山水館川湯まつや」という宿で、一人でも格…
桜が散り、私にとって本格的な旅のシーズンが到来した。 昨年は県内の観光ウォーキングコースを毎日歩き回った。歩く旅|旅人の目線 一昨年は熊野古道と熊野三…
2年ほど前の話(2023年春頃)である。 地元テレビ局が番組の中で、臼杵vs佐伯のグルメ対決みたいなことをやっていた。それぞれの観光協会職員の皆さんが定…
長湯まで湧水を汲みに行ったので、黒川温泉まで足を伸ばしてみた。コロナ過以降初めて訪れることになるが、この5年間ずっと気になっていた出来事があった。 202…
JRの特急ソニック或いはにちりんを利用する大分のビジネスマンなら、ご存じの方も多いと思う。日豊本線宇島駅と椎田駅の間、国道10号線と並行してのどかな平野を…
日中の気温も20度を超え、本格的な旅のシーズンを迎えた。 今回は2023年5月に訪問した「鮭神社」のことを書いてみようと思う。 鮭神社の創建は意…
これまで大分県内の有名な桜の名所はひと通り見てきた。なので、今年は地元の人にしか知られていない穴場スポットを訪ねてみようと、ネットで検索を続けた。 まず…
2年位前にYouTubeでこの「龍昇の滝」のことを知った。投稿していたのは県外のYouTuberで、よくぞこんな穴場スポットを見つけてくるものだとえらく感…
先月、知人の還暦祝いで福岡に行ってきた。 13時からのパーティーだったが、どうしても食べたいラーメンがあり、替え玉なしの1杯ということで足を運んでみた。…
佐伯市の旧宇目町は、もともとは岡藩(現在の竹田市)であったため、市内でも唯一キリシタン史跡を見ることのできるエリアである。「キリシタン不動」という名の偽装…
ちょっと前に、仕事で香川県に行く機会があった。 うどん県である。 かつて、四国遍路の際に香川県でいくつかのうどん屋に入ったことはあるが、所謂「名店」の…
夏日が続く6月。北部九州もようやく梅雨入りしたようで、湿度の高いこの時期は毎年体調が乱れてしまう。食欲が低下するのも原因のひとつかもしれない。 そこで、普…
猪の瀬戸湿原のことを知ったのは、かれこれ30年近く前である。貴重な生態系が現存するということで、城島後楽園(当時)の環境学習コンテンツの候補として挙げられ…
「るるパーク」という聞きなれないスポットが検索であがった。どこだろうと思い、ググってみたら大分農業文化公園が新名称を名乗り始めたとのことらしい。憩える、…
ウォーキングのコース選びもだんだん難しくなってきた。コースは山のように存在するのだが、高低差が大きいのはNGだとかついでに綺麗な風景や面白いものを見たい…
今春、初めて海辺のコースを歩く。県南とどっちにしようか迷ったが、温泉に入りたかったので日出町に。日出町観光協会では、6つのフットパスコースを作成しており…
宇佐神宮には何度も参拝に行ったことがあるが、周辺に何があるのかなど気にしたこともない。ごく普通の住宅街というイメージだったが、偶然ネットで見つけたウォー…
さてさて、第3弾となる大分県の「歩く旅」は佐伯市本匠。常々より「田舎に移住するならココ」と決めていただけに、思い入れのある地域である。本来ならば、初夏とか…
大分県のいろんなウォーキングコースを歩いてみたいと思い、2番目に選んだのがこちらのコースだ。豊後大野市緒方町の「草深野(こうもりの滝)コース」。豊後大野市…
4月に入り、年度末に集中する仕事も落ち着いてきたので、1月~3月の運動不足を解消すべく、「歩く旅」を再開することにした。大分県内の比較的アクセスしやすく、…
2012年9月にはじめた「おんせん県」というプロモーション活動。 活動の象徴となるのが、おんせん県ポロシャツである。初年度はターコイズ、紺、ホットピンク…
我々、民間事業者が勝手に「おんせん県」という活動を始めたのは、忘れもしない2012年の夏だった。おんせん県観光誘致協議会というこれまでのしがらみに縛られな…
現在、京都にある旅行会社と協働でウォーキングを取り入れた九州のセルフガイドツアーを造成している。先週は、3日間かけて佐伯と別府の宿泊施設のインスペクション…
大分で「唐揚げ」といえば中津や宇佐・豊後高田などが思い浮かびがちだが、どこの町にも地元民が贔屓にしているお店がある。 奥豊後エリアで最も著名なのがココ、「…
気づけば、11月も終わりかけている。 最後にブログを更新したのが6月上旬だったので、かれこれ半年近くも放置してしまっていた。初めての経験である。 更新…
福岡市には10年ほど住んでいたが、神社に関する記憶があまりない。勿論、大宰府天満宮とか櫛田神社、警固神社などの著名なところには何度も参拝しているものの、印…
私の熊野詣も最終日を迎えた。 朝から川湯温泉をゆっくり満喫し、11時過ぎに町営の大門坂駐車場に到着。マップを広げて移動と滞在時間をざっくり計算してみると…
競り師:〽ヤレー バナナ1本のカロリーは 卵三個の価値あるとー ♪ 〇〇病院院長の 〇〇博士も言うたげな ♩ 男性客:「おじさん、数は多か…
今回の中辺路歩きは、ここが終着点となる。 大斎原(おおゆのはら)は、3つの川が交差する中州に広がる聖域。先ほど参拝した熊野本宮大社も元々はここにあったが…
冷たい麦茶を飲み干し、額の汗もひいたところで重い腰を上げた。 授与所に並んだお守りや縁起品を眺めつつ、洗練された拝殿へ向かうと中から祈禱の声が聴こえてく…
熊野古道3日目は、待望の中辺路歩き。 膝と腰の不安もあり、王道である「滝尻王子」から歩き始める34キロのコースでなく、「熊野三山ハイライト」と銘打たれた…
熊野古道の旅から戻ってきてからも、関連した本を探し読み続けている。旅の余韻に浸りながら、旅行前に読んだ本をもう一度開くのも楽しいひとときである。 ただ私…
補陀落山寺で思いがけない絵解きにすっかり満足した私は、境内に展示されている渡海船(忠実に復元されたレプリカ)を見るため本堂をあとにした。 このとき自分でも…
熊野古道の中で私が群を抜いて惹かれていたのが「補陀落渡海」の聖地ともいうべき補陀落山寺であった。 補陀落渡海とは、はるか南方海上にある観音浄土を目指して…
熊野速玉大社の門前にある柿乃肴(かきのあて)という店で柿の葉寿司をつまみながら、店主のお姉さんに神倉神社まではどのくらいかかるのか尋ねてみたところ、ここか…
新年度に入っても中々仕事にきりがつかず、このままではゴールデンウィークに突入してしまうかもしれないと思いきって旅立ったのが4月18日。すでに夕刻で日も沈み…
この本は、7~8年前に『旅するように読んだ本』(著:宮田珠己)で知り得た。宮田さんは、本書で紹介されている多くの渡海事例の中から「那智の浜から極楽浄土を目…
熊野古道に行きたいことと、現在行っている仕事が分岐点を迎えていると感じてきた二つの理由が重なり、この1ヶ月間「聖地巡礼」に関する研究と自分なりの考察を進め…
熊野古道でずっと気になっていたのが「補陀落渡海」だ。「遥か南方海上にある観音浄土を目指し、僧侶が人々の願いを抱いて浜ノ宮海岸から船出をする」と言えば聞こえ…
日本にインバウンドの波が急激に押し寄せたのは、2013年の東京オリンピック開催が決まった辺りからだったと思う。元々、教育旅行やインバウンド市場をドメインに…
自分にとっていろんな意味をもつ本日「4月5日」に紹介するこの本もまた、後々違う意味が生まれるのではないかと感じる。ブログタイトルにヱヴァ新劇場版のワードを…
3年前、いきなり頓挫した熊野詣。 ようやく再起動することになり、旅の教科書を読み漁っている。意外だったのは、熊野古道を題材にした紀行エッセイや小説などの…
令和5年2月22日。 澄み渡った青空に雪山が映える山口市阿東地区を訪ねた。ここは、都から逃れたかの静御前が余生を偲んだ終焉の地として知られている。 道の…
2023年2月21日。 今年度最後の山口県出張なので、思いきって憧れの聖地にやって来た。『シン・エヴァンゲリオン劇場版: 』で描かれるアディショナルイ…
令和5年2月17日。 今回の出前セミナーは山口県萩市である。 萩といえばこの人、吉田松陰先生。 「百年一瞬耳」 (意味/百年の時は一瞬にすぎない 君た…
「佐伯プレミアム●匠から学びとる旅」 こちらの取材も一昨年ぶり、参加者は女将さんがひとりで集めてくれた。 大分・佐伯ではインフルエンサーとしても活躍する戸…
2年前に大分県佐伯市で始まったプロジェクト 「佐伯プレミアム●匠から学びとる旅」 本来は2日間ほど(元々は3日間)のプログラムなのだが、参加者が少ないとい…
令和5年1月吉日。 今年最初の出張は・・・ 熊狩り、・・・ではなく 山口県が主催する農泊セミナー&ワークショップ、その講師とファシリテーターである。…
臼杵市には老舗と呼ばれる料亭が3軒ある。いずれも本格的な河豚料理や会席料理を味わえる各式ある料亭として、大分県内でも有名である。そんな大分・臼杵を代表する…
コロナが5類に引き下げられるらしい。 「ゴルイ」と言われたところで、そもそもその定義を知らないから、どんな風に変わっていくのか全く想像つかない。何となく…
暮れから元日にかけ仕事に追われて過ごしたため、束の間の休息であった2日に神社へ出かけた。校正待ちの数時間を利用したほんの気分転換みたいなものだったが、それ…
年の瀬も押し迫った本日(12月29日)、佐伯市本匠にある「愛の里工房」を訪ねた。「雪ん子寿し」で一躍時の人となった高橋文子さんによる「ごまだし」を体験プ…
今回寄稿していただいた宮田珠己さんのエッセイから一部を紹介したいと思う。 エッセイは前編・後編の2部で構成されていて、後編は『うすき祈りの回廊』で宮田さん…
服飾の専門学校に通う息子から、卒業制作のECをつくらねばならないので人物や衣装の撮影に適した場所がないかと相談を受けた。自分の場合は風景写真が主なので、な…
「ちょっとした想像力で、街は爆発的に豊かな景色を見せてくれる」という言葉に共感。 「たびよみ」 人気エッセイスト・宮田珠己さんが見つけた東京の歩き方(1)…
伊豆諸島の旅(取材)を終え、大分へ来県された宮田珠己さんに珍しいお土産を頂いた。 その名も、「ジオ菓子」 国内に46箇所あるジオパーク(※…
25年ぶりに再起動した映画スラムダンクを観てきた。『THE FIRST SRAM DUNK』 一新された声優陣や主題歌、謎の多い予告映像などに対して、公…
エッセイストの宮田珠己さんに臼杵へ来て頂いた。 大分(九州)へは、書き下ろし『ニッポン脱力神さま図鑑』(2020年6月)の取材などで度々訪れていたようだ…
随分前に話題になった「人面魚」。 魚は結構いろいろと見てきたつもりだが実際に目にしたこともなく、たちの悪いデマに違いないとふんでいた。ところが、いたので…
この日は、とある港町を訪ねた。 区長さんと待ち合わせする公民館で見つけたポスターセッション。 初めは、地元の子ども達による自由研究かなんかだろうと思っ…
2022年5月10日(火)快晴 少し汗ばむくらいの日差しに爽やかな潮風が心地よい、そんな午後だった。この日も巡礼地を求めて臼杵の海岸線を走っていた。 …
臼杵市の最北端・佐志生地区に尾本という集落がある。市内中心部から海岸線を北上するコースの巡礼地を探していた私に、観光ガイドの古谷美和さんから「カオスでオモ…
今週は臼杵市内の宝を存分に観てまわった。見どころが多すぎて何から紹介して良いのか迷ってしまうが、まずは邪鬼を取り上げてみたい。 まずは、有名どころから。…
稲刈りを終え、秋晴れの清々しい10月末。 田舎の里山を歩いてきた。兼ねてより気になっていた「フットパス」というやつだ。 最初に耳にしたのは、かれこれ1…
2ヶ月ぶりのブログ更新。 身内の不幸などあってバタバタしていたが、先ほど初盆の供養も終わり、ようやく落ち着いた。 しかし、あらためて振り返ってみると…
四国遍路をしている時に観ていた「j-walk-navi -jp」というYouTubeコンテンツで知ったお店。チキン南蛮といえば、宮崎発祥の宮崎を代表するグ…
高知には、かねてより一度行ってみたいと思う店が幾つもあった。息子が春休みで帰省しており、四国に連れてけというのでこれ幸いにと高知を薦めた。息子とは観光地な…
地域で活躍する「ほんまもん観光人」との出会いや交流を目的にした旅。 「臼杵まなび旅」 修学旅行、企業や団体の視察・研修旅行、知的好奇心旺盛な方の個人旅…
巡礼や遍路の手段は、徒歩、車、バスツアーの他に自転車がある。私と同い年の大分県庁職員Tさんも自転車で区切り打ちをされていた。 本書は近年のサイクリング・…
最近ようやく仕事にゆとりが出てきて、日常に落ち着きを取り戻している。大きなプロジェクトがいずれも山を越したから。そんな訳でずっと遠ざかっていた読書を再開す…
昨夏から追われ続けていた仕事もようやく落ち着きかけたので、打ち合わせの合間を縫って枇杷の葉を採取してきた。枇杷は野草茶の中でもかなり優れている品種で、ガン…
何の気なしに、佐伯の「道の駅やよい」で購入したキムチ。 全く期待などしていなかったせいもあるが…大当たり!これまで食べたキムチの中で一番旨いと言っ…
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鉄輪温泉街に「谷の湯通り」という細い路地がある。普通乗用車1台が何とか通行できるくらいの緩やかな坂道を小川に沿って進むと右手に現れるのが谷の湯である。く…
2024年の11月まで、吉田和美さんは臼杵市内で2つの店を経営していた。2018年に『カフェさんぽみち』をオープン。その後、通りを2つ隔てた八町大路に…
八町大路で”黄色い人”と呼ばれている徳丸香枝さん。薄黄色(臼杵色)は彼女のシンボルカラーであり、故郷への愛情の証でもある。彼女が営む『松田玉香園茶舗』…
『京染のふじわら』は、この町で三代続く呉服店。通りに面して店舗があり、その奥が住居という、懐の深い造りになっていた。 火災発生時は藤原紳一郎さんだけが…
『メガネの豊福』の創業は1958年。山中健一さんが二代目となってからは情報発信にも積極的に取り組み、市外や県外にも多くの顧客を持つ眼鏡店へと成長していっ…
まだまだ朝晩は肌寒いが、日中は25℃前後となる日も多くなった。今日も鉄輪温泉で湯巡り三昧の一日を楽しんだ。暑い日には熱い温泉がいい。 お昼を過ぎた頃、今…
地獄原温泉は、鉄輪温泉街の『いでゆ坂』沿いにあり、周囲には貸間(かしま)と呼ばれる自炊しながら滞在をする湯治宿が軒を連ねている。 今もなお、100円で入る…
今月はブログを毎日(=30本)投稿するという目的をようやく果たせた。コレが30本目の更新である。そして、緒方三郎惟栄シリーズもこれが最後。 最後にご紹介…
源義経に加担した緒方三郎惟栄は、捕らえられ上州沼田荘(現群馬県沼田市)に配流された。後に豊後国へ戻ることになるのだが、大分県には二つの説が残っている。 ひ…
緒方三社参りを締めくくるのは、久土知に鎮座する一宮八幡社。 これまでの二社と比べ、いささか厳かな印象だ。 二宮八幡社の社殿の左手に一宮神社へつながる山道…
惟栄が元宮から3本の矢を射て、2本目が落ちたのは「原尻」という地区だった。現在では東洋のナイアガラと呼ばれる観光スポット「原尻の滝」から、南東方向へ400…
今回紹介するのは、豊後大野市緒方町上自在に鎮座する三宮八幡社である。 原尻の滝から車で約5分。緒方川を挟んだ対岸に鎮座する 緒方三郎惟栄が建立したとされ…
今回からしばらくは、緒方三郎惟栄(これよし)に関する話とゆかりの地について取り上げていきたいと思う。 惟栄に関心を抱いたきっかけは、とある歴史小説『…
令和6年11月24日、歴史ある臼杵の城下町の八町大路商店街にかつてない大火災が発生し、住宅や店舗など15棟が焼失した。被災した一部の店舗では仮店舗で営業を…
東町温泉を発着点として浜脇界隈を歩くウォーキングコースがあるというので、行ってみた。普段通ることのない路地裏をのんびりと歩くのは、なかなか新鮮であり知らな…
キリシタン禁教令が発令されて以降、キリシタン墓というのは人目をはばかるようにひっそりと建立されたというイメージがあるが、果たしてそうなのだろうか。 勿論、…
高良大社(こうらたいしゃ)は、筑後国一宮で創建は履中天皇元年(400年)。現在の本殿、幣殿、拝殿は江戸初期の権現造で、神社建築としては九州最大規模を誇る国…
香川県へJRで出張。大分駅を出立し、日豊本線~山陽新幹線~瀬戸大橋線~予讃線の丸亀駅へと向かった。これだけ乗り継ぐ移動は近年珍しく、特に感激したのは初めて…
唐突だけれども、私は中華そばが好きだ。別府冷麺の聖地「六盛」でも、中華そばを注文することの方が圧倒的に多い。なのに、これまでの旅(県外)では中華そばを食べ…
初めて「宇佐のマチュピチュ」を見に行ったのは2011年頃だったと思う。当時は福岡にオフィスを開設したばかりで、大分と二地域居住しながら行ったり来たりの生活…
さてさて、第3弾となる大分県の「歩く旅」は佐伯市本匠。常々より「田舎に移住するならココ」と決めていただけに、思い入れのある地域である。本来ならば、初夏とか…
大分県のいろんなウォーキングコースを歩いてみたいと思い、2番目に選んだのがこちらのコースだ。豊後大野市緒方町の「草深野(こうもりの滝)コース」。豊後大野市…
4月に入り、年度末に集中する仕事も落ち着いてきたので、1月~3月の運動不足を解消すべく、「歩く旅」を再開することにした。大分県内の比較的アクセスしやすく、…
2012年9月にはじめた「おんせん県」というプロモーション活動。 活動の象徴となるのが、おんせん県ポロシャツである。初年度はターコイズ、紺、ホットピンク…
我々、民間事業者が勝手に「おんせん県」という活動を始めたのは、忘れもしない2012年の夏だった。おんせん県観光誘致協議会というこれまでのしがらみに縛られな…
現在、京都にある旅行会社と協働でウォーキングを取り入れた九州のセルフガイドツアーを造成している。先週は、3日間かけて佐伯と別府の宿泊施設のインスペクション…
大分で「唐揚げ」といえば中津や宇佐・豊後高田などが思い浮かびがちだが、どこの町にも地元民が贔屓にしているお店がある。 奥豊後エリアで最も著名なのがココ、「…
気づけば、11月も終わりかけている。 最後にブログを更新したのが6月上旬だったので、かれこれ半年近くも放置してしまっていた。初めての経験である。 更新…