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ブログタイトル
新イタリアの誘惑
ブログURL
https://blog.goo.ne.jp/gloriosa-jun
ブログ紹介文
ヨーロッパ・イタリアを中心とした芸術、風景。時々日本。
更新頻度(1年)

105回 / 365日(平均2.0回/週)

ブログ村参加:2016/06/03

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新イタリアの誘惑
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新イタリアの誘惑

新イタリアの誘惑さんの新着記事

1件〜30件

  • 階段紀行・フランス パリ編⑤ デュモン教会の内陣と身廊を分ける階段には天女が舞っていた。

    パリの守護聖人である聖ジュヌヴィエーヴを祀った教会サンテティエンヌ・デュモン教会はパンテオンのすぐ近くにある。ここには非常に珍しい建築様式が残っている。「ジュベ」と呼ばれるもので、内陣と身廊との間に大きな仕切りが設けられている。幅約9m、アーチ状の仕切りだ。両脇には趣向を凝らした螺旋階段が付いている。近づいてみると、植物、花弁などをモチーフとした透かし彫りによる細工が丁寧に施されている。さらに、天を舞う天女の存在も確認することが出来る。仕切りのさらに上を見上げると、雄大なアーチが天井に曲線を描いて広がり、無限の空間を思わせるようだ。また、説教壇の階段も見つけた。それを必死に支える人物も発見。何かユーモラス。最後に、守護聖人ジュヌヴィエーヴの姿を拝んで教会を後にした。階段紀行・フランスパリ編⑤デュモン教会の内陣と身廊を分ける階段には天女が舞っていた。

  • 階段紀行・フランス パリ編④ ロダン美術館の作品群に囲まれた鉄の階段

    彫刻の巨匠ロダンが晩年住まいとしていた邸宅が、今は美術館となっている。彼自身がこの建物を美術館とするよう計画したもので、ロダンの初期からの主要作品が一堂に会している。そうした作品群をつなぐ階段が美しい。白壁を背景として、黒々とした手すりが浮かび上がる印象的な設定に配置されている。壁面にも彫刻作品が飾られており、自然な流れの中で、階段を歩きながらの作品鑑賞も出来てしまう。ここには一時愛人関係にあったカミーユ・クローデルの作品も展示されていて、かつてロダンとカミーユの物語を取材するために何回もこの階段を上り下りしたことがあった。ここでは広い庭園にも作品が展示されている。この「カレーの市民」も見逃せない傑作だ。(同じ作品は上野の国立西洋美術館にもあるので、ご存知の方も多いはず)そうした作品をスケッチする若い女性たちの...階段紀行・フランスパリ編④ロダン美術館の作品群に囲まれた鉄の階段

  • 階段紀行・フランス パリ編③ 神秘主義の画家ギュスターヴ・モローの館に残された、神秘の螺旋階段

    象徴主義の画家であるギュスターヴ・モロー美術館に出かけた。モローが生前住んでいた館が、現在は美術館になっている。美術の国フランスでも初めての国立個人美術館としてオープンしたものだ。従って、館内にはモローが生活した部屋も残されていて、作品の展示スペースは晩年アトリエとして使っていた2階部分が使われていた。その2階から3階に通じる階段は、まるでモザイクのように複雑。繊細な装飾が施されたモニュメントのような工作物だ。美術館として造られたものではないため、室内は少し薄暗いイメージだ。が、それだけに差し込む外光によってシルエットに形を変えた階段の姿は、まさにモローの作品群を象徴するかのように神秘的な香りが漂う。3階から見下ろすと、らせん状の階段が渦を巻くのが見える。この美術館の目玉は「出現」。聖書に登場する、サロメと彼女...階段紀行・フランスパリ編③神秘主義の画家ギュスターヴ・モローの館に残された、神秘の螺旋階段

  • 階段紀行・フランス パリ編② パリ・オペラ座の大階段。恍惚の高みに臨むような高揚感とともに。

    パリ・オペラ座(オペラ・ガルニエ)。19世紀後半、ナポレオン3世指揮下オスマン知事が実践したパリ大改造の際、ランドマーク的建築として建造されたのがこのオペラ座だ。シャルル・ガルニエの設計で1875年に完成した。正面入口を入ると、大理石の双子柱に囲まれた高さ30mの大ホールに広々と設けられた階段が姿を現す。踏板は白大理石、手すりには赤と緑の大理石が使われ、豊かな色彩と豪華な装飾で形成されている。正面階段は、格別の幅を取っており、照明を受けてまぶしいくらいに光を跳ね返す。上り階段も1つだけではなく何か所か分かれて存在し、それぞれに気品を漂わせる。2階踊り場にもたっぷりスペースが設けられる。オペラ座の舞台には、パリを描いたシャガールの天井画「夢の花束」が掲げられ、バレリーナならば誰もが憧れるハレの場が用意されている。...階段紀行・フランスパリ編②パリ・オペラ座の大階段。恍惚の高みに臨むような高揚感とともに。

  • 階段紀行・フランス パリ編① ルーブル美術館入口。宙に舞う新体操のリボンのような軽やかな階段。

    「階段紀行」シリーズのフランス編を始めます。階段のバラエティではイタリアよりもフランスの方がより豊富です。まずはパリからスタートしましょう。第一弾はルーブル美術館。古代オリエント時代から18世紀にかけての所蔵美術工芸作品数は30万点以上。おそらく世界でも最も有名な美術館だろう。宮殿に1989年I・M・ペイによって造られたガラスのピラミッドから美術館のエントランスに入ることになるが、その入口に軽快な螺旋階段が存在する。柱や壁の支えを持たない、すっきりとしたデザイン。ガラスの天井から差し込む光の中を、美の殿堂へと誘う優雅な導入路になっている。下から見上げれば、新体操のリボンが舞いひるがえるような軽やかさを感じることが出来る。チケットを購入して美術品の宝庫へと足を踏み入れると、正面にどっしりとした階段が現れる。踊り場...階段紀行・フランスパリ編①ルーブル美術館入口。宙に舞う新体操のリボンのような軽やかな階段。

  • 雲を見上げる③ まるで人を虜にするような魅惑的な雲が舞い踊る夕焼けの空

    ニース。コートダジュールの海岸で夕陽の空を見ていると、飛行機が近づいてきた。なるべく機体を大きく撮ろうとズームにして狙ったところ、背景の空が何重にも変わった色彩になっていた。それも飛行機を停めた形で撮影したせいか、雲が横へ横へと逃げて行くように画面に収まり、面白い姿になってくれた。そんなコートダジュールの夕景。海を赤く染めた夕陽は次第に水面から消えて行ったが、残された雲はオレンジから紫へと変化していた。マジョルカ島からの帰り、バルセロナ港に近付いた頃、港の上空に赤味を帯びた鮮烈な形態の雲がたなびいていた。スペインはダリやピカソなどインパクトの強い画家や建築を生み出したが、空の雲もまた鮮やかなものだった。バチカン大聖堂の屋上に立つ聖人像を狙ったところ、その奥に浮かぶ夕焼雲がふんわりと空一面に沸き立つ様がカメラに収...雲を見上げる③まるで人を虜にするような魅惑的な雲が舞い踊る夕焼けの空

  • 空を見上げる② 入道雲、雨雲、筋雲・・・。雲たちは世界の空で自由に作品を創り上げる

    イタリア南部の都市ナポリ。紀元79年の大噴火でポンペイの町を死の町にしてしまった活火山ヴェスヴィオ火山が、その雄姿を見せる都市だ。ある日、そのヴェスヴィオをすっぽりと覆って入道雲が立ち上っていた。雄大さにかけては入道雲に勝る雲はないと思わせる。こちらも入道雲。地中海に浮かぶ島、マジョルカ島からの帰り、港から離れて行く船の甲板で海を眺めていると、遠ざかり小さくなってゆく街とは対照的に入道雲はいつまでも巨大であり続けた。ニースの近現代美術館は、屋上が展望スペースとして開放されている。ここで空を見上げると、まるで大きな鳥が翼を広げたような形の雲が伸びていた。ちょうど、展示されていた赤と緑の円のある造形作品とコラボでもしたかのように・・・。斜塔で有名なピサ。午前中は晴天だったが午後になって雲が出始めた。ある時、斜塔が煙...空を見上げる②入道雲、雨雲、筋雲・・・。雲たちは世界の空で自由に作品を創り上げる

  • 雲を見上げる① 朝焼けに染まるオレンジの雲から、空を埋め尽くす鱗雲まで。

    階段紀行はまだ続きますが、少し気分を変えたテーマを間に挟みましょう。テーマは「雲」。旅の途中は日常生活と違って外にいる時間が多くなり、空を見上げる機会も格段に増えます。そこで、旅の中で出会った様々な雲の形を特集しましょう。まずは朝の雲たち。海外旅行は必ず飛行機から始まる。何度も飛行機にはお世話になったが、とても印象的だったのがシベリア上空で見た夜明けの雲海。厚く空を覆っていたが、太陽は上空に上っていたので雲を鮮やかにオレンジカラーに染め尽くした。フランスコート・ダジュールの夜明け時。暗い空が次第に明るくなり始め、厚い雲、薄い雲、それぞれに異なった色(朱、黄、オレンジ)に染め分けられて幻想的なシーンが出現した。その翌日、同じ海岸を歩いていたら、夜明けの空から海に向けて一直線の赤い帯が落下してきた。これは一体何?間...雲を見上げる①朝焼けに染まるオレンジの雲から、空を埋め尽くす鱗雲まで。

  • 階段紀行・西日本 長崎編  急階段の先にマリアが出迎える大浦天主堂、花で飾られた平和公園への階段

    長崎市の大浦天主堂は、幕末の開国に伴って造成された長崎居留地に、外国人居留者の礼拝のために建設された。ゴシック様式の教会堂だ。1864年に竣工。その翌年に潜在キリシタンの訪問によって「二百数十年ぶりの信徒発見」の舞台となった場所だ。正面には2段階の階段が設置されている。この斜度は結構急に出来ている。それだけに階段下から眺める聖堂は、高々と天に向かって伸びていように感じられる。建設を主導したのはイエズス会から派遣されていたプチジャン神父。彼はフランス人で、パリのノートルダム大聖堂を始めフランス各地に建てられていたゴシック様式の教会を見ており、その高々とした尖塔を持つ教会が脳裏にあったことは間違いないだろう。ただし、わが国ではその当時それほどの高さの建築は不可能。そのため、真下に急な階段を設けることによって教会の崇...階段紀行・西日本長崎編急階段の先にマリアが出迎える大浦天主堂、花で飾られた平和公園への階段

  • 階段紀行・西日本 尾道編下 修験道のような階段道を乗り越えて、千光寺山から見下ろしたしまなみ海道

    千光寺山の中腹にある天寧寺にたどり着いた。ここから眺める街並みの風景はまさに一服の絵になる。さらに上を目指す。と、今度は江戸時代以前からの古道のような階段道にぶつかった。修験道みたいな心持ち。そんな時に友人から電話が入った。「旅行中なんだよ」などと話しながら、ゼイゼイという息遣いが伝わり、相手に余計な心配をさせてしまった。少し行くと、今度は坂道が緩やかになってほっと一息。ようやく頂上に着いた。展望台に上り、眼下に広がるしまなみ海道を眺める。春の風が吹き過ぎて汗も収まるのを感じる。この展望台の階段は、螺旋階段。きれいな円形をしている。上り切って下を見ると、あら、ソフトクリームの看板がチョコンと置いてあった。帰りにはロープウエイを利用した。多々羅大橋だろうか、白い斜張橋の姿が美しい。下まで降りて、ロープウエイ発着所...階段紀行・西日本尾道編下修験道のような階段道を乗り越えて、千光寺山から見下ろしたしまなみ海道

  • 階段紀行・西日本 尾道編上 果てしなく続く階段。あちこちに日向ぼっこの猫や、文学者が過ごした旧宅が。

    広島県尾道市は坂の街だ。瀬戸内海に面した風光明媚な街は、一方で至る所に坂があり、したがってどこに行くにも階段のお世話になるという街でもある。日帰りの日程で尾道を訪れたため、手っ取り早く高台から街を一望しようと千光寺山に向かった。駅から少し歩くと,JR千光寺踏切から階段が伸びている。ここは一直線に山の中腹へと向かう階段だ。そのさらに上の階段は見事にカーブしている。上り始めると、いつまでもいつまでも階段。早くも息が上がり始めたころ、階段でうずくまる猫を発見。人が近づいても一向に気にせず。階段の端っこで悠々と日向ぼっこ中。尾道はネコの街と聞いていたが、その通りのようだ。段の幅があり、レンガで出来ているところもあった。脇の石垣にも色が塗られていてファンタスティック。文学の径と名付けられたあたり。この上には志賀直哉の旧宅...階段紀行・西日本尾道編上果てしなく続く階段。あちこちに日向ぼっこの猫や、文学者が過ごした旧宅が。

  • 階段紀行・西日本 京都編③ 金戒光明寺の桜の階段、”涙の粒”に似た形やPR階段も

    京都市左京区にある金戒光明寺は、幕末には京都守護職として京都に赴任した会津藩松平容保の本陣となった寺。高い階段を昇った所に山門がそびえている。春はこの階段の周囲の桜が咲き誇ると、まるで桜のトンネルに包み込まれるかのような雰囲気を味わえる。京都にはあちこちに桜の名所が存在するが、こんな桜の階段も見逃せないポイントだ。京都駅ビルのすぐ前にある雑居ビル階段は個性的だ。見上げると、親指と人差し指をくっつけたような形が出現する。あるいは涙の粒にも見えて来る。階段を昇って見下ろした時は、朱色が強いアクセントになって印象的だ。さらに遠くまで吸い込まれそうな感覚にとらわれる。光の届きにくい角度の時は、暗さと光線との具合も面白い。角度を変えて眺めると、ちょっと幾何学的な構図にもなる。色々と違った発見を楽しめる階段だ。京都市の地下...階段紀行・西日本京都編③金戒光明寺の桜の階段、”涙の粒”に似た形やPR階段も

  • 階段紀行・西日本 京都編②  15000個のLEDライトで京都の四季を映し出す駅ビルの大階段。

    新幹線で京都に到着して最初に遭遇するのは、駅ビルに設置されたイルミネーション付き大階段だ。駅ビル開業15周年を記念して2012年からスタートしたもので、段数は171段もある大規模なものだ。そのうち125段にLEDが仕込まれており、その数は15000個にもなるという。最初に見た時はただの階段。で、聞いてみるとイルミネーションが始まるのは夕方からだとのこと。それで、改めて夕方に出直した。まだ日没前で、上の方から陽の光が差し込む状態だったので、階段のイルミネーションは思ったほど鮮明ではなかったが、何十秒か毎にその内容が変化した。春の時期だったため、桜を中心にしたイルミが多かった。これは嵐山の桜。こちらは円山公園。時々こんなイラストも映し出される。季節によって京都の四季の風景が展開されるようだ。視線を横に向けると、脇に...階段紀行・西日本京都編②15000個のLEDライトで京都の四季を映し出す駅ビルの大階段。

  • 階段紀行・西日本 京都編① 龍がうねりながら上下する永観堂の階段。苔むした味わい石段も。

    京都市左京区にある寺・永観堂には臥竜廊と呼ばれる廊下階段がある。敷地の中の急な斜面に沿って建てられた建築をつなぐ廊下だ。地形に合わせた形で造られているので、この廊下は直線ではなく、曲がりながら上昇し、高台にある開山堂に通じている。その曲線の具合が、まるで龍が体をうねりねじりながら蠢いているように見えることから、名前が付けられたという。16世紀初めに造られたもので、昭和時代に改修されているが、木材を斜面、勾配に沿って微妙に曲げたうえ、1本の釘も使わない組細工で完成させた優れものだ。臥竜廊の入口には、反対の阿弥陀堂への上り口もあった。ただし、こちらへの階段は直線で出来ていた。開山堂へは臥竜廊を通らなくとも、外の石段で直行できる。カップルがその石段を歩いていた。なだらかな弧を描いて上昇する石段もなかなか。その他にもい...階段紀行・西日本京都編①龍がうねりながら上下する永観堂の階段。苔むした味わい石段も。

  • 階段紀行・西日本 大阪編④ ウエディング用、イベント観戦用、非常用… 階段にもいろんな使い道が。

    阪急梅田駅のビル内を歩いていて偶然見つけた階段。ウェディング関係の店で、正面階段が大きな螺旋を描いていた。階段中央に光の装飾があしらわれており、室内の照明を受けてキラキラとまぶしいほど。高さはそれほどでもなく、螺旋はぐるりと一周しているだけだが、金属製の質感のせいもあって、なかなか派手な造りになっていた。新婚カップルがこんな場所で記念写真を撮るんだろうなあ。阪急梅田本店9階には、イベントスペースの祝祭広場がある。様々な特売やイベントの開催に使われているが、その一角に大階段が設けられている。中央の広場でイベントがあれば階段は観客スペースとなって、腰を掛けてイベントを見物できる仕組みで、ギリシャローマ時代の野外劇場を思わせる造りだ。私が訪れた時は、買い物客たちが思い思いに階段に座って、飲み物を飲んだり友人たちと話し...階段紀行・西日本大阪編④ウエディング用、イベント観戦用、非常用…階段にもいろんな使い道が。

  • 階段紀行・西日本 大阪編③ 異次元空間に引き込まれそうな、メカニカルな階段。その下には少女の彫像が・・。

    これは一体なんだ!一瞬、宇宙空間に打ち上げる最新スペースシャトルの内部ではないか‥と思わせるようなメカニカルな光景。しかし、これは間違いなく階段。上方の光に照らされて、階段の螺旋部分が回転している形だ。ここは阪急梅田駅から10分ほど東に歩いた場所にある15階建てのテナントビルにある螺旋階段。横に目を移すと、手すりが見事な曲線を描く。その一段一段がゆったりとアールを形成して行く。フラッシュを使って見ると、手すりの曲線がはっきりと認識できる。でもやっぱりノーフラッシュの方がこの階段の奥深さを一層強く受け止めることが出来るように思う。上の階から見下ろすと、人の像が黒い塊となって見える。これは佐藤忠良作の彫像「マント」。元々忠良作品は好きなので、思いがけない場所で出会えたことにも感謝だった。そのビルに行く途中で見かけた...階段紀行・西日本大阪編③異次元空間に引き込まれそうな、メカニカルな階段。その下には少女の彫像が・・。

  • 階段紀行・西日本 大阪編② 夢への導入路!?ドラマチックな演劇の舞台!? 華やかでユニークな2つの階段

    2017年に大阪の中心部に開業したコンラッドホテル。その38階から39階にかけて設けられたのが、この階段。まるでひるがえる白いリボンの軌跡のように、ふんわりと円を描いた形は、さすが高級ホテルのエントランス、と感心する。絶妙なカーブの具合がすばらしく、見とれてしまう。外観は白一色だが、階段そのものは淡いブラウンに模様が入っていてスタイリッシュ。階段に足を踏み入れる前にいったん立ち止まって眺めると、側面の壁が高くなっていて包み込まれるよう。38階は広いロビーとなっている。都心に建つ高さ200mもの御超高層ビルだけに、眼下には大阪都心部ビル群の風景が広がる。「夢への導入路」といった言葉が思い浮かんだ。同じエリア内にある大阪ファスティバルホールは、1958年に完成したコンサートホールが2012年に二代目のホールとしてリ...階段紀行・西日本大阪編②夢への導入路!?ドラマチックな演劇の舞台!?華やかでユニークな2つの階段

  • 階段紀行・西日本 大阪編① 中之島図書館 府民が自由に上り下りできる国重要文化財の階段

    今回からは西日本を見て行こう。ただ、私の住まいは神奈川県なので、西の地方の資料は少ないことをご了承ください。まず最初は大阪府立中之島図書館。正面を眺めると、三角形の切妻屋根にコリント式の列柱が並ぶ。ギリシャ神殿のようにも見える。でも上方にはドームがあり全体のたたずまいはヴェネツィアの教会や別荘に残るアンドレオ・パラーディオの建築にも似た様式だ。堂々たる建築の中に入ると、豪華な階段が姿を現す。両側を縁どる手すりはチーク材が使われており、階段の中央付近で幅が狭まり、上下に広がるようなイメージの形だ。それが一層階段全体のスケール感のある変化を強調してる。上階から見下ろすと、木製の手すりが弧を描いて下の階に滑り落ちて行く。光は天井ドームからのみ差し込む。このドームには大阪では最古級のステンドグラスがはめ込まれているとい...階段紀行・西日本大阪編①中之島図書館府民が自由に上り下りできる国重要文化財の階段

  • 階段紀行・ヨーロッパ クロアチア編② ドブロヴニクの夜の階段は、神殿に通じる聖なる階段のように輝いていた

    ドブロヴニクでの宿は民宿を探した。聖イグナチオ教会の敷地内にある民宿に飛び込みで入り、予約できた。教会に通じる階段は、大きく勾配も急で、昇るのに一苦労。私の前に買い物の荷物を下げて歩く家族連れがいたが、さすがに途中で休憩を取ってから昇っていた。この階段は。夜になるとライトアップされていた。まるで神殿に通じる聖なる階段のようにも見えてきた。宿と市街地との通行ルートなので、毎日何度もここを通ったが、ある夜の帰り道、この階段でネコと戯れる女の子たちに出会った。純真無垢、まるで天使に遭遇したような気分だった。階段下の広場は朝市の会場。新鮮な野菜や果物が盛り沢山で売られており、私もバナナやオレンジなどを何回も購入した。大通りはいつでも人で大混雑状態。このピッカピカの道路が無人の状態で輝くところを見たい、と思い立った。それ...階段紀行・ヨーロッパクロアチア編②ドブロヴニクの夜の階段は、神殿に通じる聖なる階段のように輝いていた

  • 階段紀行・ヨーロッパ クロアチア編① ドブロヴニク。旧市街の城壁に上る急階段を始め、街は階段だらけだった。

    ドブロヴニクはクロアチア南部・アドリア海に臨む風光明媚な都市だ。中世から地中海貿易の拠点として繁栄、「アドリア海の真珠」とも称される。そんな都市の、海に突き出した旧市街は、街全体が世界遺産に登録されている。交易拠点の宿命ともいえるが、常に侵略の脅威にさらされてきた。そのため自治と自由を守るために市街地部分は要塞に囲まれており、今ではその要塞を一周する城壁巡りが観光ルートになっている。城壁に上る急階段。ここの入口で入場料を払って観光が始まる。旧市街は急な傾斜に造られており、その一番の低地がメインストリートになっている。その道路は大理石(多分)。路面がピカピカに磨かれていることに、初めて足を踏み入れた時ビックリした。大通りから横道に入ると、どこでも階段に突き当たってしまう。その脇道は至る所に。トンネルのようなポルテ...階段紀行・ヨーロッパクロアチア編①ドブロヴニク。旧市街の城壁に上る急階段を始め、街は階段だらけだった。

  • 階段紀行・ヨーロッパ オーストリア編③ シュテファン大聖堂の説教壇、オットー・ワーグナーの螺旋階段

    ウイーン中心部に高さ137mの尖塔がそびえる。ゴシック様式のシュテファン大聖堂だ。18世紀から19世紀に栄華を誇ったハプスブルク家の元で帝国随一の大聖堂として世に知られた教会だ。その身廊の中ほどにアントン・ピルグラム作の豪華な説教壇がある。16世紀初頭、中世末期の製作だが、階段の手すりを見ても繊細な装飾が施されているのがわかる、また、4人の教会博士の迫真のレリーフもあり、数ある各地の説教壇の中でも最高級の価値が認められている。ステンドグラスの光を受ける主祭壇は、聖堂の名前にもなっている聖シュテファンの受難のシーンが描かれた祭壇画が飾られ、豪華な装飾に満たされている。ここではモーツアルトが結婚式と葬儀を行ったことでも知られるが、葬儀に関しては失意の中でひっそりと小さなチャペルで行われた。そして墓はなく、教会裏側の...階段紀行・ヨーロッパオーストリア編③シュテファン大聖堂の説教壇、オットー・ワーグナーの螺旋階段

  • 階段紀行・ヨーロッパ オーストリア編② ブルク劇場。クリムトの絵の下の重厚な階段、ベートーベンの歩いた石段

    ウイーン旧市街を囲むリンク内、ウイーン市庁舎と向かい合わせに建つのがブルク劇場。創設は1741年だが、第一次世界大戦で崩壊し、戦後復元された。国民劇場としての地位を占める劇場で、オーストリアが生んだ天才モーツアルトの「フィガロの結婚」はここで初演が行われた。ここを訪れたのは、劇場階段スペースの上方、天井や壁面に展開されるクリムトのフレスコ画を見るためだったので、あまり足元の階段には注意しなかった。だが、改めて見ると、赤じゅうたんの敷かれた大階段は見事。長い距離を持つ階段だが、重厚な中にもリズム感さえ感じられる風格を持った姿だ。両側の支柱は白く装飾され、赤じゅうたんとの際立ったコントラストが優雅に映る。そして、天井には若かりしクリムトが残した何枚もの絵があり、私はその絵を観賞するガイドツアーに参加して、ここを訪れ...階段紀行・ヨーロッパオーストリア編②ブルク劇場。クリムトの絵の下の重厚な階段、ベートーベンの歩いた石段

  • 階段紀行・ヨーロッパ オーストリア編① ウイーンの美術史美術館で出会うドラマチック階段。

    美術史美術館。18世紀から20世紀初頭にかけて栄華を誇ったハプスブルク家の美術コレクションを一堂に集めたこの美術館は、充実した内容で世界に知られている。が、ここではあまり話題を広げずに階段中心の話をしよう。入場者が必ず通る中央階段。建物自体は19世紀のもの。ウイーンの城壁を取り払って新しい街を作り上げたときの建築なので決して長い歴史を持っているわけではない。だが、十分に入場者の期待を膨らませるだけの導入口になっている。中央階段を折り返し、踊り場にある彫像に出会う。カノーヴァ作「テセウス群像」。実にドラマチックだ。面白いのは2階大ホール。ここは、3階まで吹き抜けた円天井の空間になっており、カフェレストランが営業している。テーブルが囲む中央部に丸い穴が開いており、そこから下の階段が見渡せる。ちょっと面白い造りだ。階...階段紀行・ヨーロッパオーストリア編①ウイーンの美術史美術館で出会うドラマチック階段。

  • 階段紀行・ヨーロッパ チェコ編② キュビズムの建物にある”涙の粒”のような螺旋階段、カフカの肖像のある階段

    絵画ではキュビズムといえばピカソやブラックなどが有名だが、建築におけるキュビズムは第一次世界大戦前のチェコに生まれた特殊な形態だ。キュービック=立方体から発想を得たもので、全体が多面体、カキカキとした形が特徴だ。その中で最も有名なのが、この「黒い聖母の家(ブラックマドンナ)」と呼ばれる建築。今キュビズム建築のミュージアムとして使われていて、カフェも併設されている。その2階へ上がる階段がこれ。涙の粒のような細長い下膨れの楕円形が、幾重にも重なって見える。見上げると、ゆったりとしたカーブが、雫が垂れるように下ってくる。螺旋階段の変形ともいえそうな形が印象深かった。ホテルオールドタウン。このホテルはかつて保険会社が入っていた。その保険会社に勤務しながら小説を執筆していたのがフランツ・カフカだ。「変身」「城」など不条理...階段紀行・ヨーロッパチェコ編②キュビズムの建物にある”涙の粒”のような螺旋階段、カフカの肖像のある階段

  • 階段紀行・ヨーロッパ チェコ編① 階段好きになったルーツはプラハ。見上げた螺旋の壮麗な旋回に心が震えた

    ヨーロッパ編はチェコ・プラハから始めよう。階段の美しさを初めて認識した都市だからだ。チェコの首都プラハは百塔の街として知られる。プラハ城を始めとする伝統的な建築群に加えて、19世紀の再開発でアールヌーヴォーやアールデコなどの近代建築が建ち並ぶ都市だ。この街には2度足を運んだが、最初の訪問の時パジースカ通りをを歩いていて美しい階段に気付いた。建物の外見は特別奇抜なものではなかった。が、中に入るとその階段は螺旋が宙にまで昇って行きそうな壮麗なフォルムが連なり、一目見るだけで思わすため息が漏れた。アパートの管理人さんに頼んでどうにか写真撮影を許可してもらい、数枚だけ写したものがこれだ。今思えば、螺旋階段に興味を持つようになったのは、この出会いがきっかけだったのだと回想している。それから数年後、改めてプラハを訪れた時も...階段紀行・ヨーロッパチェコ編①階段好きになったルーツはプラハ。見上げた螺旋の壮麗な旋回に心が震えた

  • 階段紀行・日本 東京編⑧ 国際子ども図書館、奏楽堂、そしてサクラテラス。上野公園は階段好きの聖地!

    国際子ども図書館は1899年に帝国図書館という計画で建設が始まった。だが、日露戦争による資金不足などから工事は大幅に縮小され、紆余曲折の末結局2000年からは子ども図書館に生まれ変わった。その際、安藤忠雄によってガラスボックスのエントランスが増設されて、モダンな感じになっている。その内部にある大階段。吹き抜けの高さは20mにもなり、ぜいたくな空間構成になっている。手すりは19世紀当時の鋳鉄製がそのまま使われており、歴史を感じさせる。周りをガラス製の衝立が囲んでいる。アレンジと保護の役目を果たしているようだ。壁面の白と漆黒の階段とが、快いコントラストを描き出している。これも上野公園内にある奏楽堂は、東京芸大の前身・東京音楽学校の音楽ホールを備えた校舎として1890年に建設された。従ってここが我が国の西洋音楽教育の...階段紀行・日本東京編⑧国際子ども図書館、奏楽堂、そしてサクラテラス。上野公園は階段好きの聖地!

  • 階段紀行・日本 東京編⑦ 旧岩崎邸には我が国の西洋建築をリードしたジョサイア・コンドルの階段が。

    上野公園の側、不忍池裏手にしゃれた洋館が建っている。旧岩崎邸。三菱財閥の岩崎家本邸として1896年に完成した。設計はジョサイア・コンドル。我が国に西洋建築を導入した先駆者で、御茶ノ水にあるニコライ堂や千代田区の三菱一号館、さらに初代の東京国立博物館も彼の手になるものだ。そこの階段にはしっかりと赤じゅうたんが敷かれて、いかにも財閥の屋敷、といった雰囲気が漂う。手すりの一本一本の支柱にもしっかりと装飾が施されているのがよくわかる。政財界の重要人物を迎えるのにも恥ずかしくない丁寧な造りが特徴だ。一方、プライベートな部屋への階段と思われるものもあった。これも使い込まれた年輪を感じさせるものだった。2階に上がって、中庭や遠景を眺める展望テラスは、ベランダの柵にイスラム風のデザインがなされて、とても洒脱なスペースになってい...階段紀行・日本東京編⑦旧岩崎邸には我が国の西洋建築をリードしたジョサイア・コンドルの階段が。

  • 階段紀行・日本 東京編⑥ 東京文化会館。めまいのように回転する朱とオレンジの万華鏡。

    上野公園にある東京文化会館はクラシック音楽の殿堂。ここにある階段に惚れている。オレンジ色に塗られた階段が見事な螺旋を描きながら上昇し、さらに、たたずまいを正して下降して行く。光線の具合によって上昇時はオレンジ色に見える階段が、下降時にはもっと濃く、朱色に変色する。そんな、華麗な変身の美しさを備えた階段がめまいのように回転する様は、見事の一文字。前川国男の設計。前川は同じ上野にある国立西洋美術館、東京都美術館の設計も手掛けている。これも同じ上野にある東京芸術大学美術館。ここには前身の東京美術学校時代からの収集作品に加えて、歴代卒業生たちの作品などが収蔵されている。芸大卒業生は、近代日本の芸術界を代表する人物が輩出しており、横山大観、小磯良平、佐伯祐三など枚挙にいとまがない。そんな大学の美術館にある階段。とてもスタ...階段紀行・日本東京編⑥東京文化会館。めまいのように回転する朱とオレンジの万華鏡。

  • 階段紀行・日本 東京編⑤ 変幻自在、華麗にアーチを描く表慶館階段。法隆寺の国宝が見下ろす階段

    国立博物館本館の向かって左側にあるのが表慶館。1909年に片山東熊の設計で建設された。ネオバロック様式で、1世紀以上前の建物とは思えない清新さを誇っている。中に入ると、素晴らしい階段に遭遇する。華やかにアーチを描く手すりはシンメトリーな曲線。階段を昇る途中で足を止めて眺めると、流れるような稜線が視線を引き付ける。2階に上り切ると、踊り場に設置された円形の手すりがあどけない子供のような愛らしさを纏っているのに出会える。下を見下ろす。変幻自在に曲がり広がる片山東熊独自の世界観が展開している。この建物は、特別展の際だけしか開放されていないので、チャンスがあれば迷わず訪れることをお勧めしたい。表慶館の奥にある現代的なビルが、谷口吉生設計の法隆寺宝物館。法隆寺所蔵の像をここに移設している。入口右にある階段。特別変わった形...階段紀行・日本東京編⑤変幻自在、華麗にアーチを描く表慶館階段。法隆寺の国宝が見下ろす階段

  • 階段紀行・日本 東京編④ 東京国立博物館。日本を代表する博物館の圧倒的な正面入口階段

    東京国立博物館。現在の帝冠様式の建物は1939年に鉄骨鉄筋コンクリート造で完成した。中央階段はまさに日本を代表する博物館の正面に相応しい姿だ。どっしりと入場者を抱え込むかのような、大きな包容力で出迎えてくれる。設計は渡辺仁。横浜のホテルニューグランドなども彼の設計だ。斜め横から見ると、1階から踊り場を経由して2階に伸びる手すりの折れ曲がり具合も観察できる。いい具合だ。2階に上った。見下ろすと、階段の幅広さがゆとりと安定感を実感させる。1階と2階をつなぐ踊り場も、余裕をもって造られているのがよくわかる。正月明けに訪問した時には、その踊り場に生け花が飾られて華やいだ雰囲気が漂っていた。国立博物館のすぐ脇にある黒田記念館。日本の近代洋画界を代表する画家黒田清輝を記念する館だ。ここの螺旋階段には赤じゅうたんが敷かれて重...階段紀行・日本東京編④東京国立博物館。日本を代表する博物館の圧倒的な正面入口階段

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