chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
新イタリアの誘惑
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2016/06/03

新イタリアの誘惑さんの人気ランキング

  • IN
  • OUT
  • PV
今日 04/24 04/23 04/22 04/21 04/20 04/19 全参加数
総合ランキング(IN) 14,206位 16,854位 14,280位 14,224位 14,409位 14,367位 13,189位 1,040,471サイト
INポイント 20 0 10 10 0 0 10 50/週
OUTポイント 0 0 0 30 20 10 0 60/週
PVポイント 0 0 0 0 0 0 0 0/週
旅行ブログ 470位 642位 467位 475位 467位 479位 412位 47,372サイト
イタリア旅行 8位 11位 8位 8位 9位 9位 8位 327サイト
ヨーロッパ旅行 13位 16位 13位 14位 14位 14位 14位 890サイト
※ランキング順位が「圏外」と表示される時は?
今日 04/24 04/23 04/22 04/21 04/20 04/19 全参加数
総合ランキング(OUT) 28,555位 24,530位 24,481位 21,859位 23,335位 24,530位 26,071位 1,040,471サイト
INポイント 20 0 10 10 0 0 10 50/週
OUTポイント 0 0 0 30 20 10 0 60/週
PVポイント 0 0 0 0 0 0 0 0/週
旅行ブログ 995位 791位 758位 648位 696位 744位 794位 47,372サイト
イタリア旅行 14位 8位 10位 8位 10位 10位 13位 327サイト
ヨーロッパ旅行 22位 21位 22位 19位 19位 21位 22位 890サイト
※ランキング順位が「圏外」と表示される時は?
今日 04/24 04/23 04/22 04/21 04/20 04/19 全参加数
総合ランキング(PV) 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 1,040,471サイト
INポイント 20 0 10 10 0 0 10 50/週
OUTポイント 0 0 0 30 20 10 0 60/週
PVポイント 0 0 0 0 0 0 0 0/週
旅行ブログ 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 47,372サイト
イタリア旅行 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 327サイト
ヨーロッパ旅行 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 890サイト
※ランキング順位が「圏外」と表示される時は?
  • 階段紀行・日本 東京編㊳ 神保町の老舗レストラン「ランチョン」の 渋い木製螺旋階段

    階段紀行・日本 東京編㊳ 神保町の老舗レストラン「ランチョン」の 渋い木製螺旋階段

    神田神保町にあるビアレストラン「ランチョン」。ここは1909年創業という地域でも指折りの老舗レストランだ。建物も創業時そのままとまではいかないもののクラシカルな雰囲気をそのまま残す落ち着いた風情を保っている。正面のドアを開けるとすぐ、木製の螺旋階段に出会う。客席は全て2階にあるため、すべての客はこの階段を経験することになる。幅はさほど広くはないが、決して狭すぎもしない。数段上がると螺旋状の折り返しとなり、踊り場の棚には人形や創業時の写真などが飾られていた。グリーンの手すりに触れながら2階に到着する。初めは、この階段ならさぞかしギシギシと音がするのかと思ったが、メンテナンスもしっかりとされているのかミシリともせずに上階に辿りついた。客席は意外に広く、私が訪れた夕方5時過ぎでも8分以上の席が埋まっており、それ...階段紀行・日本東京編㊳神保町の老舗レストラン「ランチョン」の渋い木製螺旋階段

  • 階段紀行・日本 東京㊲ 建物を突き抜けて空へと続きそうな 日本科学未来館の階段

    階段紀行・日本 東京㊲ 建物を突き抜けて空へと続きそうな 日本科学未来館の階段

    お台場にある日本未来科学館は、科学技術の理解を深めるための拠点として2001年にオープンした施設だ。玄関ホールに入って最初に驚くのが、広い空間の上に大きな地球(ジオ・コスモス)が浮いていること。その表面には人工衛星が映し出す宇宙の雲の模様が、くっきりと投影されている。最初からワクワクさせる驚きに出会うという仕組みだ。階段は直線で上階に繋がる。すぐ横に並行してエスカレーターが設置されているが、階段マニアとしてはやはり階段を上って行こう。格段毎にブルーのカラーが付けられていて、入口で見上げると、その青いライトが上へ上へ奥へ奥へとどこまでも続き、ひょっとしてこの階段は建物を突き抜けて空へと昇って行くんじゃないかと錯覚を起こさせる雰囲気を持っている。それは宇宙科学の粋を集めたビルだから、という思い込みのせいかもし...階段紀行・日本東京㊲建物を突き抜けて空へと続きそうな日本科学未来館の階段

  • 階段紀行・日本 東京編㊱ お台場の夜に目を惹くフジテレビの照明大階段

    階段紀行・日本 東京編㊱ お台場の夜に目を惹くフジテレビの照明大階段

    お台場のフジテレビビルは、建物の中央に球形の空間があることでも有名だが、その他ビル側面に大階段が設置されていることも、大きな特徴となっている。大階段は夜になると、七色の照明でライトアップされることは意外に知られていない。師走の夜、別の用事で出かけた時、その大階段が明るく光っているのに気づき、近づいてみた。階段は百段近くはありそうで、幅もかなり広い設計になっているが、その格段毎に違ったライトで彩色されているのが目についた、しかも数十秒ごとに配色が変化してゆく。初めは下の階の暗い紫から徐々に明るくだいだい色へと変わっていく。しばし眺めていると、次の時間帯は一番下が赤。そこから緑を経て最上階は白に近い明るさへと変化していった。そんなバラエティに富んだ照明の仕掛けは、とても楽しめる内容だった。“中居問題”でスポン...階段紀行・日本東京編㊱お台場の夜に目を惹くフジテレビの照明大階段

  • 階段紀行・日本 東京編㉟ 東京駅前の大都会 新しい戸田ビルの1階で、奔放な階段アートが空間を飛んでいた

    階段紀行・日本 東京編㉟ 東京駅前の大都会 新しい戸田ビルの1階で、奔放な階段アートが空間を飛んでいた

    2025年11月に東京都京橋に、戸田建設の超高層ビルがオープンした。その1階にあるアートスペースに、階段アートとも言うべき作品が展示された。地上から発生した階段状の曲線が、巨大な吹き抜け空間に躍り上がり、くねくねと曲がり、交じり合い、天井付近で突然途切れる。いや、目に見えないどこかで、別次元の空間を飛び回っているのかもしれない。流れを追っている者の心の中に、新鮮なリズムを奏でているようにも見える。上階に昇って見下ろしてみると、透き通る階段の上を突然透明人間が走り降りてくるかも、とさえ思わせる軽快なカーブが地上にまで続いている。作者は東京芸大卒の芸術家持田敦子。タイトルは「steps」広い空間が提供されていることから、そのスペースを最大限に活用して伸び伸びと展開した階段アートはいつまで見ていても飽きない楽し...階段紀行・日本東京編㉟東京駅前の大都会新しい戸田ビルの1階で、奔放な階段アートが空間を飛んでいた

  • 心ふるえる風景 北中部イタリア編⑨ パッラーディオの別荘で 出会った可愛い少女が実は !!!

    心ふるえる風景 北中部イタリア編⑨ パッラーディオの別荘で 出会った可愛い少女が実は !!!

    ヴィチェンツァの郊外にあるアンドレア・パッラーディオのもう一つの傑作建築を見に出かけたバスで約15分目的の「ラ・ロトンダ」は1567年に完成した別荘だ施主の名前を取ってヴィラ・アルメリコ・カプラとも呼ばれるロトンダとは円形のことを指す言葉なので丸い建物かと思っていたが見ると形は四角形ただ上方のドームの円さが目についた四辺はいずれも大階段に囲まれ6本のイオニア式列柱が並ぶ装飾は少ないが統一性と調和という点では他のパッラーディオ建築と共通する感じだ日差しの強い外から少し薄暗い内部空間に身を置くとすぐあれ!と驚くことがあった奥の部屋からドアを開いておしゃれな服を着た少女が顔を出し「こんにちは」と挨拶している目まいのような一瞬だったもう一度見直すとその少女は壁に描かれただまし絵だった少女だけではない半分開かれたド...心ふるえる風景北中部イタリア編⑨パッラーディオの別荘で出会った可愛い少女が実は!!!

  • 心ふるえる風景 北中部イタリア編⑧ ヴィチェンツァの劇的構成の劇場で 素晴らしい音楽に包み込まれた

    心ふるえる風景 北中部イタリア編⑧ ヴィチェンツァの劇的構成の劇場で 素晴らしい音楽に包み込まれた

    ヴィチェンツァはイタリア北部パドヴァとヴェローナとの中間に位置する人口12万人の街ルネサンスの天才建築家アンドレア・パッラーディオの建築が街中に展開されておりこの街は「パッラーディオの街」として有名だその彼の最期の作品であるオリンピコ劇場を見に出かけた駅からパッラーディオ大通りを歩いて突き当りにその建物が見えてくる中に入って驚かされるのがその舞台だ正面に横に広がる大きな門が存在する門と言っても単なる仕切りではなく王宮の城壁を連想させる造りで各所に彫像が配置されるなど壮大な広がりを持っているさらに入口の奥には壮麗な建築群に挟まれた大通りが見通せ上空には空がのぞいているこの情景は古代エジプトに栄えたテーベの街が再現されたものだという観客席は階段座席になっており後方の柱の上には28体の彫像が並ぶ演劇が始まらなく...心ふるえる風景北中部イタリア編⑧ヴィチェンツァの劇的構成の劇場で素晴らしい音楽に包み込まれた

  • 心ふるえる風景 北中部イタリア編⑦ トリエステの夜 季節風の前兆にコートが翻った

    心ふるえる風景 北中部イタリア編⑦ トリエステの夜 季節風の前兆にコートが翻った

    夕刻レストランを探して街を歩くうち大運河に突き当たった周辺はハプスブルク帝国女王マリア・テレジアの都市計画で整備された新古典主義の堂々とした建築が華麗に並んでいる通りを1つ裏に入ってよさげな店を見つけた注文したのはエビのフリット海辺の街だけあってエビはプリプリで最高白ワインもすっきりとした味で大満足だった店を出るともう街はすっかり夜の装い8時を過ぎたばかりなのに街を歩く人は少ない風が出てきた急に勢いを増してボタンをはずしていたコートが引きずられるよう気の早いクリスマスイルミネーションがバタバタと揺れ急速な気温の低下を感じるそういえば須賀敦子のエッセイにトリエステの季節風「ボーラ」のことが書いてあったっけ大運河のさざ波が一層激しさを加え係留してあるボートを左右に揺らし始めた突き当りにあるサンジョヴァンニ教会...心ふるえる風景北中部イタリア編⑦トリエステの夜季節風の前兆にコートが翻った

  • 心ふるえる風景 北中部イタリア編⑥ トリエステは 悲しみを意味するイタリア語を思い起こさせる

    心ふるえる風景 北中部イタリア編⑥ トリエステは 悲しみを意味するイタリア語を思い起こさせる

    明るい陽光の降り注ぐ海岸から山側の通りに入った少し喉が渇いていたのでカフェに入って一休みすることにする確かここはラザレット・ヴェッキオ通り通りのどこかにウンベルト・サバの詩があるはずマスターに尋ねるとすぐに教えてくれた「隣の建物の壁だよ」「トリエステには閉ざされた悲しみの長い日々に自分を映してみる道があるラザレット・ヴェッキオという名の」ラザレット・ヴェッキオ「古い伝染病院通り」と名付けられた道だ以前の回にも触れたようにトリエステはローマ、ヴェネツィア、そしてオーストリアと様々な国の支配を受け続け決して主役にはなりえないままに歴史の変遷を重ねてきたそんな環境の中で生きてきた人々の思いを映し出すかのような道路名ここから海は見えないまた展望の拓ける高台も急な坂道の先にある少ない人通りの空間を一陣の風が吹き過ぎ...心ふるえる風景北中部イタリア編⑥トリエステは悲しみを意味するイタリア語を思い起こさせる

  • 心ふるえる風景 北中部イタリア編⑤ トリエステ中央広場の夜は 独特な異世界の光景が展開される

    心ふるえる風景 北中部イタリア編⑤ トリエステ中央広場の夜は 独特な異世界の光景が展開される

    トリエステの街の中心はウニタ・デ・イタリア広場(イタリア統一広場)だアドリア海を背にして広場を見ると向かって左側に政庁舎とヴェルディ劇場右側に旧ロイドトリエステ館ロイド商会は世界的な海運会社の名称だそして中央にネオクラシック様式の市庁舎がドンと構えるただイタリアを歩いてきて他の都市と異なることに気づいたミラノヴェネツィアフィレンツェどの都市に行っても最大の広場は教会を中心に造られていたなのにトリエステ最大の広場には教会がなく代わりに海運会社ビルがある港湾都市として発達した歴史を物語る何よりの証拠のように思われるこの広場が異彩を放つのは夜だ市庁舎を中心に設置された照明装置が一斉に点火されると周囲は異世界の光景に変容する建物に放たれる光は下から上に向かって照射され浮遊感に溢れる姿が浮かび上がり手前側の車止め石...心ふるえる風景北中部イタリア編⑤トリエステ中央広場の夜は独特な異世界の光景が展開される

  • 心ふるえる風景 北中部編④ トリエステの街ではあちこちで 散歩する偉人たちに出会う

    心ふるえる風景 北中部編④ トリエステの街ではあちこちで 散歩する偉人たちに出会う

    トリエステにはゆかりのある偉人の像が何気なく道路上に置かれている大運河に架かる赤い橋(ポンテロッソ)の途中にはジェームス・ジョイスが立っているぼうしを斜めにかぶったちょっと粋な姿の彼は長編小説「ユリシーズ」で世界的に知られる彼はアイルランド出身だが1904年から1915年までトリエステに英語教師として滞在していたこの地をこよなく愛しており像の下の碑文には「わが魂はトリエステに在り」と刻まれていた運河近くダンテ通りの路上にステッキをついて散歩中の紳士像があるイタリア現代の代表的詩人であるウンベルト・サバ彼は1919年トリエステで中古書店「古今書店」を購入しこの地で晩年を過ごした碑文には「岩の多い山ときらめく海に挟まれた美しい街があった」とトリエステを表現した文章が残されているサバを敬愛しイタリアに関する多く...心ふるえる風景北中部編④トリエステの街ではあちこちで散歩する偉人たちに出会う

  • 階段紀行・日本 東京編㉞ 大リーグ開幕試合に特別仕様が施された東京ドーム「王・長嶋ゲート」の階段

    階段紀行・日本 東京編㉞ 大リーグ開幕試合に特別仕様が施された東京ドーム「王・長嶋ゲート」の階段

    現在イタリア北中部の風景を連載中ですが、期間限定の階段を見つけたので一回だけ「階段紀行」を挟みます。今週、ⅯⅬBの開幕戦ドジャーズ対カブスの試合が東京ドームで開催された。チケットは取れなかったが雰囲気だけでも、とドームに行ってみた。東京ドームにはジャイアンツの偉大な選手の功績を顕彰する2つの階段がある。対象はもちろん王、長嶋の2選手だ。場所は22番ゲート。その一塁側階段が「王ゲート」、三塁側階段が「長嶋ゲート」と命名され、階段上方に月桂樹が施され、壁面にはそれぞれの全身像があしらわれている。その階段が3月18,19の両日、特別な変身を見せた。大リーグ仕様に変化したのだ。「王ゲート」の階段にはシカゴカブスの文字が入り、球団ロゴも加えられた。一方「長嶋ゲート」はドジャーズの文字と球団ロゴ。どちらもチームカラー...階段紀行・日本東京編㉞大リーグ開幕試合に特別仕様が施された東京ドーム「王・長嶋ゲート」の階段

  • 心ふるえる風景 北中部イタリア編③ アドリア海の夕陽の中で 髪の長い女性のシルエットが時を止めた

    心ふるえる風景 北中部イタリア編③ アドリア海の夕陽の中で 髪の長い女性のシルエットが時を止めた

    見上げると陽が傾き始めていたアドリア海に沈みゆく太陽に埠頭に集う人たちも次第に会話を止め沈黙の中でじっとその行方をみつめ続けている次第に夕陽が世界を赤く染めて行く空を海を街を潮騒のリズムに合わせてきらめく光の粒が明るいオレンジから暗赤色へと変化を続けているまばゆさというより吸い込まれてしまいそうな深みを伴う朱色そんな光を埠頭で見つめていた髪の長い女性がふと立ち上がったすらりと伸びた体が濃く彩られた光の中でシルエットとなり時が止まったこれまで見たこともなかった劇的な一瞬哀しいまでに美しい光の変化を見続けて育つ人は心に何を宿すのだろうか日没後埠頭から人影が消え闇の世界に閉ざされて行く様子をポツンと一人見つめ続けている自分に気づいた時世界はすっかり冬の寒さに支配されてしまっていた心ふるえる風景北中部イタリア編③アドリア海の夕陽の中で髪の長い女性のシルエットが時を止めた

  • 心ふるえる風景 北中部イタリア編② トリエステの埠頭で旅の女性が尋ねた「海の向こうは何処?」

    心ふるえる風景 北中部イタリア編② トリエステの埠頭で旅の女性が尋ねた「海の向こうは何処?」

    アドリア海の広がる埠頭に向かった海に突き出るように設定された埠頭はモーロ・アウダージェ(勇者の埠頭)と名付けられているその突端で釣り糸を垂れていた老人に旅の途中と思しき若い女性が話しかけた「この海の向こうに見えるのはどこですか?」「向こうかい向こうもイタリアさ」そうトリエステはイタリア海を挟んだ向こう側もイタリアトリエステはイタリア最東部イタリア半島ではなくヨーロッパ大陸に位置しているイタリア半島をアドリア海を挟んで向こう側に眺めることの出来るイタリア唯一の都市なのだこうした地理的特徴は歴史を振り返るとトリエステの独自性につながるハプスブルク帝国時代栄華を誇った同帝国の弱点は内陸国で海への拠点を持たないことだったそれが帝国への帰属によってトリエステは軍事的経済的な発展を担う重要港湾都市の役割が与えられただ...心ふるえる風景北中部イタリア編②トリエステの埠頭で旅の女性が尋ねた「海の向こうは何処?」

  • 心ふるえる風景 北中部イタリア編 「イタリアじゃないイタリア」の北の街 トリエステ

    心ふるえる風景 北中部イタリア編 「イタリアじゃないイタリア」の北の街 トリエステ

    今回からはイタリアに戻って「トリエステ」を訪ねますヴェネツィアから電車に乗ってトリエステに到着したここはスロベニアやクロアチアと接した国境の街11月の末という季節なのに珍しく気候に恵まれコートを脱いで駅舎から通りに歩き出した駅前のリベルタ広場で最初に出会ったのは多くの従者に囲まれて立つ女性の像だった正面に廻ってみると何と彼女はエリザベートオーストリア・ハプスブルク帝国の王女だったそこで思い出したここトリエステがイタリアに復帰したのは第二次世界大戦の後の20世紀従ってオーストリアの文化風習が未だに色濃く残っているのかもしれないそんな目で見てみるとイタリアにしてはちょっと異質な面が浮かび上がる街歩きの準備のため最初に入ったカフェはアールヌーヴォー風な内装が施されコーヒーもカプチーノだけではなくちゃんとウインナ...心ふるえる風景北中部イタリア編「イタリアじゃないイタリア」の北の街トリエステ

  • 心ふるえる風景 パリ編㊽ 名作の現場を訪ねて別の名作の場面に遭遇 二十歳の興奮が蘇った

    心ふるえる風景 パリ編㊽ 名作の現場を訪ねて別の名作の場面に遭遇 二十歳の興奮が蘇った

    滞在していたホテルの近場にモネの代表作「サンラザール駅」を橋の上から見下ろせる場所があると聞いて出かけたクリシー広場からペテルスブルク通りを南下して行くとトゥリン通りクラペロン通りモスクワ通りという3つの通りが一か所で交差する大きな交差点に差し掛かった台形状の2つの大きなビルの先端がこちらに向いてその2つのビルによって道路が放射状に分かれた形になった風景が目の前に現れた「あれそうだこの風景はカイユボットが描いた絵にそっくりじゃないか」慌ててスマホでその絵を呼び出すとまさに絵とほぼ同じ構図の作品がそこにあった正式タイトルは「パリの通り雨」(ヨーロッパ橋)カイユボットは19世紀印象派グループの画家上流階級の子息で自らも作品を世に出すとともにドガルノワールモネらと交流し彼等の作品を買い上げて資金援助も惜しまなか...心ふるえる風景パリ編㊽名作の現場を訪ねて別の名作の場面に遭遇二十歳の興奮が蘇った

  • 心ふるえる風景 パリ編㊼ パリの重要な2つの教会がドッキングする 奇蹟的な場所を見つけた

    心ふるえる風景 パリ編㊼ パリの重要な2つの教会がドッキングする 奇蹟的な場所を見つけた

    サクレクール聖堂を見学した後マネの遺作ともいうべき作品の舞台となったフォリー・ベルジェール劇場に向かった初めてのルートだったので何度も地図を見ながら進む9区に入って北東から南西に伸びるラファイエット通りを歩き東西に続くオスマン大通りとの交差点に達した少し行き過ぎたかもと後ろを振り向いた時意外な光景が目に入った手前にある教会に後方にそびえるサクレクール聖堂がすっぽりと乗っかったように重なっている言ってみれば奇跡的な2つの教会のドッキングが実現していたのだ手前の教会はノートルダム・ド・ロレット教会ここは印象派の画家たちにとって忘れがたい教会だドガの両親が結婚式を挙げた場所でありモネが洗礼を受けたところでもあるさらにカイユボットの葬儀もここで行われドラクロワもすぐ近くに住んでいたサクレクール聖堂はパリ北部を見上...心ふるえる風景パリ編㊼パリの重要な2つの教会がドッキングする奇蹟的な場所を見つけた

  • 心ふるえる風景 パリ編㊻ モンマルトルに住んだゴッホもロートレックも なぜあのサクレクール聖堂を描かなかったのか

    心ふるえる風景 パリ編㊻ モンマルトルに住んだゴッホもロートレックも なぜあのサクレクール聖堂を描かなかったのか

    サクレクール聖堂モンマルトルの丘にそびえる高さ83mの教会は青空を背景にパリの市街を睥睨するかのように純白の雄姿を誇っているエッフェル塔やオペラ座などパリ中心部にある建築物とは一味違って3本の円形尖塔を持つビザンチン様式の建物は温かい雰囲気で人を迎え入れてくれる気がするそれはモンマルトルという地区が高き志を抱いてパリを目指した異国からの若者たちが修業し語り合い花開いて世界に飛び出した場所であるという事実と重ね合わせてしまうからかもしれない実際イタリアからモディリアニロシアからシャガールオランダからゴッホなど多くの若者がこの地で青春の血を燃やしたまた地元フランスでもルノワールロートレックユトリロらもここから羽ばたいた近世パリの芸術文化の大きな基点となったモンマルトルその地のシンボル的な建築がサクレクール聖堂...心ふるえる風景パリ編㊻モンマルトルに住んだゴッホもロートレックもなぜあのサクレクール聖堂を描かなかったのか

  • 心ふるえる風景 パリ編㊺ サンルイ島に 激情の女流彫刻家カミーユ・クローデルの足跡をたどる

    心ふるえる風景 パリ編㊺ サンルイ島に 激情の女流彫刻家カミーユ・クローデルの足跡をたどる

    大聖堂のあるシテ島は紀元前200年ころにケルト民族パリシイ人が集落を築いたパリ発祥の地として今も多くの観光客が集う場所となっているだが隣に位置するサンルイ島についてはあまり語られることが少ないそのサンルイ島に一つの悲しい物語を訪ねて訪れた繊細で印象深い作品を残した女流彫刻家カミーユ・クローデルの物語だカミーユは若くしてその才能を当時の彫刻界第一人者ロダンに認められ彼に師事したまもなく二人は相思相愛の仲となり同棲生活をスタートさせたしかしロダンには既に実質的な妻(ローズ・ブーレ)が存在していた劇場型のカミーユにとって自分一人だけを愛してくれない優柔不断のロダンは許せないものに映った次第に心を病みロダンの元を去って引きこもったのがサンルイ島のアパルトマンだった彼女の心は張り裂けたままアパート内で作品を制作して...心ふるえる風景パリ編㊺サンルイ島に激情の女流彫刻家カミーユ・クローデルの足跡をたどる

  • 心ふるえる風景 パリ編㊹ 男女の右手と左手 「祈り」に通ずるロダンの作品に出会った

    心ふるえる風景 パリ編㊹ 男女の右手と左手 「祈り」に通ずるロダンの作品に出会った

    右手と左手がそっと組み合わされている離れもせずきつくもなく肌のぬくもりがかすかに伝わるかもといったほんのわずかな接触だけで留まっているこの手は一人の手ではないよく見ると大きさが異なっているたぶん一人の男の右手と一人の女の左手二人がお互いの一方の手を差し出して出来上がった形だその形は何を意味するのだろうか彫刻の作者はオーギュスト・ロダン彼が名付けたタイトルは「カテドラル」(=大聖堂)そうこの二つの手が一つになって出来上がったテーマは「祈り」だ大聖堂(カテドラル)の存在は人が為そうとしても成し遂げえない目的望み思いもかけずに陥ってしまった過ちや苦悩そんな人生の節々にたたずむ場所としてあるのかもしれないなら自分にとって祈りとは何なのだろうかロダンが具象化したこの作品が意味するものを見出せないままにロダン美術館の...心ふるえる風景パリ編㊹男女の右手と左手「祈り」に通ずるロダンの作品に出会った

  • 心ふるえる風景 パリ編㊸ パリの記憶 時間 歴史をそのまま留めたコルメス・サンタンドレ小路に迷い込む

    心ふるえる風景 パリ編㊸ パリの記憶 時間 歴史をそのまま留めたコルメス・サンタンドレ小路に迷い込む

    パリ左岸サンジェルマンデプレ地区を歩いているとこんなでこぼこ道に入った石畳があちこち擦り切れており穴が開いた個所までここはコルメス・サンタンドレ小路18世紀に建設されたパリでも最も古い通りの1つだパッサージュ(アーケードのある通り)として計画されたようだが現在アーケードはごく一部だけしかなくでこぼこ道は昔の日本の田舎道をも思い出させるだがこの通りには様々な歴史があったパリ最古のカフェと言われる「プロコープ」が今も営業中だ当初は文学サロンとしてヴォルテールやベンジャミン・フランクリンらが集い革命期一方小路9番地の作業場では18世紀後半に人間の処刑装置であるギロチンが制作されたあの王妃マリーアントワネットもこの装置で命を絶たれたことで有名だまた画家バルティスはここで「サンタンドレ小路」というタイトルの絵を残し...心ふるえる風景パリ編㊸パリの記憶時間歴史をそのまま留めたコルメス・サンタンドレ小路に迷い込む

ブログリーダー」を活用して、新イタリアの誘惑さんをフォローしませんか?

ハンドル名
新イタリアの誘惑さん
ブログタイトル
新イタリアの誘惑
フォロー
新イタリアの誘惑

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用