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お気楽先生のほぼ毎日私感 https://okiraku.fc2.net/

小学校の先生をやっています。教育の現場で日々思うことから、子どもが明るく楽しく学校生活を送るためには親として教師としてどう接していったらよいか、深く考えていきたいと思っています。

小学校の先生をやっています。 無駄にキャリアが長いわけですけど、 日々思うことを広く発信できたらな…と思い ブログを立ち上げました。

お気楽
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2016/05/05

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  • 透明な眼鏡で見たら、みんないい子たちばかり

    ◆『いい人戦略』でいこう! 1クラスで話したこと「悪口を言い続けたら友達が無くなっていく。これは、怖い話ではないですか? だって、そんな人と付き合ってなんていられないよね。クラスは、悪口を言わない人がほとんどだよね。ちょっと見回してごらんよ。少なくとも、大人しくあまり喋らない子は悪口を言わないでしょ? 休み時間になると外に飛び出してドッジボールをやっている子だって悪口を言っている暇なんてないよ。漢字...

  • ヘッポコな色眼鏡を捨て正しく見られる透明な眼鏡にしていく

    ◆自分の色眼鏡を変える 3クラスで話したこと つづき「こういうことはね、騙されたと思ってやってみると良いんだよ。周りの人は親切で優しい人ばかりだ、っていう色眼鏡をかける。そのためには、まず自分が親切で優しい人になることが必要なんだ。知らない世界というのは、信じられないことでしょう。でも教えて貰うというのは、知らない世界を知るってこと。学ぶは真似ぶなのだから、騙されたと思ってやってみる。ケンタ君は、実...

  • 自分の中から「嫌い」という言葉を無くしていったら悩みも無くなった

    ◆自分の色眼鏡を変える 2クラスで話したこと つづき「誰かが「嫌い」と言っているのを耳にしたら、簡単に自分のことだと思ってしまう。手紙を見せて貰えなかったら自分の悪口が書かれているのだと簡単に思ってしまう。人の他人を見る目というのは、これほどまでに曇っているのです。こういうのを、色眼鏡をつけて世界を見ていると言います。例えば、赤色の色眼鏡を掛けている人だったら、どんなものも赤みがかって見えていて、正し...

  • 人はネガティブな言葉に敏感で自分の事だと思ってしまう

    ◆自分の色眼鏡を変えるクラスで話したこと つづき「悪口を言われた場合の対処の仕方の2つめは、自分の色眼鏡を変えるということです。1つめの”相手は変えられないからあきらめる”は、自分は悪くなく、相手が一方的に悪いという場合でした。でも、必ずしもそうじゃない場合があります。それは、自分が濃い色眼鏡をかけて相手を見ている場合です。ひょっとしたら、相手が悪口を言っていない可能性だってある。例えば、私は嫌われて...

  • なぜ悩むのか。それは相手が変わって欲しいって思うから

    ◆相手は変えられないことをあきらめる(明らかに見る)2クラスで話したこと つづき「でもまぁ、悪口を言われたり意地悪をされたりする原因が自分にはあるのだろうから、自分はよりよく生きていこうと思う事は大事だよね。よく皆に話をする人に親切にするとか自分への利益誘導をしないとかといった日々の努力も大事です。そういう努力をしていたら、自分は正しく生きているのだから悪口を言う相手が悪いって、ちゃんと思えるように...

  • 悪口を言う方が悪い。なのに言われた方が泣いたり悩んだりする。

    ◆相手は変えられないことをあきらめる(明らかに見る)1サトコさん達の一件があって、子ども達に、友達との関係についてちゃんと話をしなければと思いました。女子は特に、高学年になると必ずといってよいほど人間関係で問題が出てくるものですから、よい機会だとも思いました。クラスで話したこと「昨日、ある女の子から相談がありました。友達から悪口を言われているというのです。悪口を言われた場合の対処の仕方は、2つある...

  • 「先生はあいつらの味方だ。」

    ◆悪口を言われた 6「ミコさんの言う事を信じよう」と私がサトコさんに言った瞬間、サトコさんが驚いたように目を見開いてこちらを見ました。そして、ミコさんとクミさんは嬉しそうな表情になりました。ミコさんは、本当に言ってなかったのでしょう。そして今後も言わない自信があるのだと思いました。子どもの喧嘩というのは、双方が自分の正義を主張するばかりで、いつまでも後に残すことがあります。それは、相手の主張を受け入...

  • 取り合えず、ミコさんを信じてみたらどうかな?

    ◆悪口を言われた 5サトコさんには、ミコさんの「言っていない」という言葉が届かない。それは、自分の正しさに固執してしまっているから。自分自身、サトコさんのような経験は何度もありました。でも、相手の言う事を「違う!」と思いたくなるけれど受け入れていくことが必要です。そうしなければ、問題の解決にはつながらないし、負の感情にずっと固執し続けていくことにもなります。サトコさん達に話したこと「サトコさんはミ...

  • 負の感情に支配された時は、相手の言葉は届かない

    ◆悪口を言われた 4(先生もミコさんも、悪口を言っていないといっているけど、絶対に言った!)サトコさんの心の中は、こんな思いに囚われているのでしょう。その気持ちも分かる。自分の考えに囚われて悩んでしまう。自分の考えを正しいとして、人の言う事を受け入れられない。人は、そういうものなのだと思います。興福寺の阿修羅像は、とても人気の仏像です。仏教に取り入れられてからは、釈迦を守護する神となったそうですが...

  • 絶対に悪口を言った!

    ◆悪口を言われた 3ミコさんに悪口を言われたと訴えるサトコさん。でもミコさんは言っていないと言うし、一緒にいたクミさんも言っていないと言う。でも、これはどこにも確証はありません。学校は、こういう確証のないトラブルばかりだとも言えます。実際にミコさんが言った可能性もあるわけで、これは困ったなーと内心思っていました。ミコさんの言い分を全て認めてしまったら、サトコさんを否定することになります。サトコさんの...

  • 嫌われていると思っていたら、何でも自分への悪口に聞こえてしまう。

    ◆悪口を言われた 2悪口を言われたというサトコさんと言ったというミコさんには話を聞いたので、一緒に居たクミさんから話を聞きました。サトコさんによると、クミさんから「ミコさんが悪口を言っている」と教えてもらって、実際に、ミコさんが”死ね”と言っているのを聞いたということでした。クミさんに「ミコさんが”死ね”とかって、酷い悪口を言っていたの?」と聞くと「え~~!! 知らないです!!」と、全否定でした。サトコ...

  • 悪口を言われた

    ◆悪口を言われた 1私の勤務する学校では、定期的に児童一人ひとりと話をする時間を設けるようにしています。サトコさんとも1対1で話をしたのですが、そこで、ミコさんから悪口を言われたと相談されました。”死ね”と言われたそうで、かなり酷いモノでした。え~~~!!! です。ミコさんは、確かに学年当初は硬い表情で友達が少ない子どもでしたが、最近では、授業や私の話をとても姿勢よく聞き、漢字練習にも身が入るようにな...

  • 女の子の悩みを解決する『いい人戦略』

    え~~!? サトコさんが手を挙げている?それは国語の授業のことでした。物語文の読み取りをしていたのですが、いつもは不機嫌そうな顔をして授業を受けているサトコさんが目をキラキラさせて、手を挙げているのです。それはもうビックリ仰天の事態でした。いつもは半開きのようなやる気のないような目つき。。。なのに、瞳はキラキラ輝いているし! 口元には笑みが浮かんでいるし! な・・・何が起っているんだと、とにかく私...

  • お手伝いで人の心が分かるようになる。

    ◆お手伝いを通して人の心を学ぶ友達とよい関係を築くためには、自分の利益を優先するのではなく、相手に利益を与えるようにするところにある。お手伝いという他者貢献をすることで、友人関係が改善し、よき仲間に囲まれて楽しく過ごすことができるようになる。利益誘導という自己中心性を捨てることで、今度は、他者の考えが見えるようになる。取り入れることができるようになる。自己中心性が強すぎたタケシ君が、穏やかに学校生...

  • 利益誘導が強い人は友達がいなくなる。これは当たり前の法則。

    ◆お手伝いを通して人の心を学ぶ長年、お手伝いを学級運営の柱にしてきました。そしてお手伝いを通してどの子も友達関係を改善させることができました。それがなぜなのか、とても不思議に思っていましたが、お手伝いや親切というのは自分勝手にはでません。必ず相手の存在があって、相手の心をよくよく考えて行動しなければなりません。そこが、自分中心からの脱却につながるのでしょう。最近、子ども達に利益誘導では友達はできな...

  • 単純な机の整頓のお手伝いが考え方の学びの場となる

    ◆お手伝いを通して人の心を学ぶタケシ君に話したこと 続き「君は段ボールの片付け方を知らなかっただけなんだよ。でも、いつもいつも同じ片付け方じゃない。場合によっては、全部ゴミ袋に入れる必要があるときもあります。小さく切る必要があるかもしれません。今回は、ガムテープと剥がして、縛ってリサイクルに出しやすいように畳む。時と状況によって対応は様々です。でも、その対応の違いっていうのは、君には思いもつかない...

  • お手伝いで大事なのは、お手伝いを頼んだ人から学ぶ姿勢

    ◆お手伝いを通して人の心を学ぶタケシ君に話したこと。「人は、自分が有能でありたいって思うものです。だから、友達に算数を教える時でも自分なら最高に教えることができるって思ってしまって相手の事を考えずに、また周りに友達のことを考えずに自分がやりたいことを、やりたいように実行してしまいます。」ここまで話をすると、タケシ君は落ち込んでいるのかとても暗い顔になっていました。「でも、自分が有能でありたいって思...

  • お手伝いっていうのは相手の心を考えてするもの

    ◆お手伝いを通して人の心を学ぶ段ボールを片付けてくれることは、とてもありがたかったけれど、自分勝手な思いで行動するところに問題があると思ったので、「お手伝いっていうのは、相手の心を考えてするものなんだよ。例えば、この段ボールを私がどう片付けて欲しいか。それを考える。自分のやりたいようにやるんじゃないだよ。例えば、君が大人になって上司の人に何か頼まれたとする。そうしたら、君の思ったようにそれを実行す...

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