14 ◇離婚届北山涼にとって今回の温子の工場の寮への入所に関わるまでは、涼の中で彼女の存在は、紙上に書かれている従業員名という存在でしかなかった。…
「不倫の後で」がテーマになります。された側の女性たちを幸せにしてあげたいです。
駄文レベルですが興味の持てるStoryを考えて書いています。よろしければご一読ください。 宜しくお願いいたします。
37「加納さんって、あまり普段こういうお店にはいらっしゃらない……とか?」「ええ、そうですね」「ふふふっ、そうですよね。めちゃくちゃ慣れてる稲岡さんとあんま…
36「旦那も子供もいるのに-渚さん-ったらすごくモテるの妬けちゃう」そんなふうに渚のプライバシーを暴露してしまう愛理に季々がコラと|窘《たしな》める素振りを…
35周囲の話振りから稲岡の一押しの女性は|-渚美央《なぎさみお》-というらしい。自分たちの卓で酒が進み楽しい会話で盛り上がっている中、先ほどからそわそわして…
34「相変わらず、加納はお坊ちゃんというか真面目でお前の奥さんは幸せ者だな」「……そうでもないよ」「奥さんと上手くいってないのか?」「いや、ぼちぼちだな。仲…
33 5k◇クラブ|雅《みやび》 匠平の働く会社では公務員に準ずる厳しい|サプライヤー《【供給者/供給元】》行動規範というものが設けられており、[一切の不…
32時の流れに身をまかすことにした。私があれこれ考えている間にも彼の手や指は休むことなく私の胸を|マッサージして《揉みしだいて》いる。 私はなかなか胸で官能…
31時間を掛けて丹念に10本の指がじわじわと太腿に向けて這い上がってくる。『気持ちいい~』緊張が取れてくるとまた気持ち良い時間に変わっていった。いたずらに下…
30「それは大変な目に遭いましたね」「悔しいんだと思うの」「もしかして、その女性ってお水系でお仕事されてません? ホステスとか、キャパ嬢だとか」「当たってま…
♀雌ライオンと♂雄ライオンの力の差って大きいのだなとこのshort movieを見て改めて思いました。 …
29そして更に翌週の水曜日、私は堀内くんを指名してマッサージを受けに行った。「こんにちは」「ありがとうございます。お待ちしてました、さっどうぞ」今回私は上半…
28「参考までにこちらで施術する一般的なコースの内容を教えてもらってもいいですか?」「胸周りですが、最初は肘から触れて徐々に胸に移動させて最後に同意があれば…
271週間後の水曜日も仕事先に無理を言って休ませてもらい堀内の待つTanTanシークレット・ベースの店舗へと向かう。場所が場所だけに終わるのが深夜になるのは…
☘ 『特別なひと』☘ 『輝く銀河系の彼方から来しトラベラー』☘ 『願わくば……』 現在3作品をGoodNovel様にて契約掲載しています。 設樂理沙の『特別…
26だって、だって……私が行った店は『女性専用アロママッサージ店』ではなくて、れっきとした『女性向け風俗店』だったのだ。私はどこをどう|見誤《みあやま》った…
25少し考えて決めたのがAだった。彼は|堀内護《ほりうちまもる》といい、聞き上手で施術も丁寧なのが良かった。また性的な部分を意識させないところも良かった。3…
24◇[TanTanシークレット・ベース]女性向け派遣型風俗店……が、やはり当初の計画を捨てきれず、危険を回避して施術してもらうという算段もとれないまま、調…
23「どうした?」「えっ、何が?」話す切っ掛けを探していたら、匠平さんから『どうした?』って言われた。「何か、さっきからずっと俺のこと見てなかった? 視線を…
22◇圭子の見つけた仕事 夫は知らないが、私はOLとして寿退社するまで勤めていたものの、多く稼げるという魅力に惹かれ、キャストとしてクラブで数年間、結…
20「旦那さんって褒め上手だよね」「……」「淳子さんみたいな美人さんにマッサージの施術を受けれるなんて、緊張するなぁ~ですって」「……」私は意図して何の反応…
こんにちは~。ナオキマンshowに……ついに及川さん登場~。軽妙で魅力的な会話に、引き込まれましたね。気がつくと、口角が上がってました。しかし、今更ながらに思…
19最新の注意を払っていたというのに……引っ越す前にたまたまマンションの出入り口で淳子と遭遇してしまった。「こんにちは」と挨拶したものの同じエレベーターに乗…
18夫からの2度目の誘いのチャンスを活かせなかった私は、このままじゃいつか離婚されてしまうかもしれないと考えるようになる。それほどに3度目があった時のことを…
17―――― 圭子視点 ――――◇困惑困ったことになったと、私は思った。あの告白の日からも実家に泊まりで帰ったりしているから毎晩というわけでもないけれど、夫…
これは行く末を見つめて『神回』と私は思ったけれど…… コメント欄を読むと、そう感じてない|男性《ひと》もいて、人の考え方や捉え方もいろいろなのだと改めてそう思…
16――――匠平視点 ――――妻に小泉淳子とのことを告白した日から1か月後、あのようなことがあったからといって、二人の間が今のままでいいはずはなく、意を決し…
15「昨日、淳子さん何を言ってきたの?」「また来てほしいって、誘われたさ。勿論きっぱりと断ったよ。するとあの日のことを君に話すと脅してきたんだ。相当、金に困…
2025年まもなく大峠がやってきそうです。 断定はできませんが可能性は高そうです。御霊磨きをし、食料(米など)を備蓄してその日に備えたほうがいいみたいです。1…
14「あの日、君が実家に帰っていなかった日、彼女から電球の交換を頼まれて家へ行ったことは話したと思うけど、実はそのあと、食事していくように勧められた。勿論断…
13◇告白昼食のあと、いつものように妻が娘を寝かしつけたところを見計らい、意を決して彼女に声を掛けた。「圭子、未紗寝た?」「うん、やっと寝てくれたぁ~」そう…
12予想外の施術で、これには参った。先程ゆるゆると気持ちよく上っていた階段とは次元が違う。ヤバいのだ。非常にヤバい。しかも、彼女は長い時間そこから指をどかそ…
11しなやかな手が、うつ伏せになっている俺の首筋から肩へと滑らかに滑り、マッサージが施こされていく。一日の仕事終わりのあとのこと、たまらなく気持ちいい。その…
内容の濃い手相の説明でした。 ・生命線・運命線・太陽線・財運線 それぞれの名称はこちらで確認できます。これを確認してから動画を見ると分かりやすいです~☘ あ…
10そもそもどうしてそのような状況になったかというと、発端は彼女、|小泉淳子《こいずみあつこ》の来訪からだった。あの日……俺は土砂降りの雨の中スーツを濡らし…
9―――― 匠平視点 ――――あの日、何があったのか圭子に言いつけてやると淳子が脅してきたあの日とは……妻が娘を連れて実家から戻って来た前日のことになる。淳…
8自分の交友関係において性格の破綻している人間が多い中、圭子は真人間で誠実な人物である彼女に対して嫉妬心はあるものの同じマンション内で夫も子もいない中、唯一…
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14 ◇離婚届北山涼にとって今回の温子の工場の寮への入所に関わるまでは、涼の中で彼女の存在は、紙上に書かれている従業員名という存在でしかなかった。…
13 ◇稲岡珠代 旧姓(北山)社長の涼さんにはその昔結婚の約束をした|女性《ひと》がいたのだが、親の反対で添い遂げること叶わず、それ以降涼は…
12 ◇北山涼今回のことがあってから、製糸工場内で社長の涼さんがはじめて私の職務室である看護室に来て顔を見せてくれた。社長室は工場の玄関口のすぐ側にあるけれど…
11 ◇頼りにしてます~ 珠代さんったら、ほんとにもうもう何て頼もしい|女性《ひと》なの。私は彼女の言葉に胸をキュンキュンさせた。そこっ、そこそこ、大事な…
10 ◇安心して大船に乗ったつもりで出て行けと言われた翌日から週末までの3日間、私は家でも職場でも暗い気持ちで過ごした。そんな状況の中金曜の…
8 ◇怒り心頭それと共に自分がお腹を痛めて産んだ娘・鳩子の一撃が、一気に家族の気持ちを片方へと傾かせたことだけは確かだった。娘は4つや5つの子供で…
9 ◇ビタ一文渡さない妹の凛子は高等女学校を卒業後、一度も就職せず結婚するまでは家事手伝いしかしてこなかった…
7 ◇理不尽過ぎる妹は夫ばかりか、いつの間にか娘まで取り込んでいたようだ。それにしても、実の母親が横から父親を寝取られた挙句、反省の色もなく略奪す…
6 ◇破廉恥なことをできる人間はいる 「疲れていて、夢でも見たんじゃないのか。私たちがいる同じ屋根の下でいくらなんでもそんな破廉恥なことできまい…
5 ◇話し合いしたいことがあるの 温子は出勤する前に両親に『仕事から帰ったら夫と妹も交えて話し合いしたいことがあるからその…
4 ◇過去が急ぎ足で崩れ去ろうとしていたその頃、温子の夫の哲司は自分の|部屋《寝室》に逃げ込み、すでに|そこ《凛子の部屋》にはいなかったのである。泣いて謝る…
2 ◇実の妹から夫を寝取られた姉上りつめた踊り場で一旦動きを止めた。 ********そしてそれから、妹の部屋の前までは息を殺し足音も消…
3 ◇お義兄さんは私がもらう温子の放った言葉にすぐさま反応し、急いで飛び起きズボンを穿き始めたのは哲司。しかし妹の方はというと、最初こそ狼狽えていたもののす…
――――――――――――――時は1912年(大正元年の頃)明治天皇がご崩御あそばされる少し前のこと……。明治時代が終わり、時代は大正時代へと進む中、不幸のどん…
【改稿版6】 ◇winwinじゃない (最終話) 「元気そうでよかったわ。じゃあ、行くね。あたしは可愛い年下の夫とこれまたかわゆい息子が車の中で待ってるから…
【改稿版5】 ◇従順な妻を迎えて両親との同居を嫌がらず、年下の従順だけが取り柄の大人しい女と再婚したが年齢差もあるかもしれないが、仕事や政治の話なぞ、全く…
【改稿版4】 ◇ごめんね、嫌味で「ごめんね、嫌味で……。今の旦那はずーっと先輩後輩で長年一緒に仕事してきた人なのよ」「へぇ~、おれと離婚して楽園を手に入れたん…
【改稿版3】 ◇もう男はコリゴリ彼女が再婚したことも知らず本当にさっき子連れで見かけた時には驚いた。離婚したのは真帆が35才の時で、俺は勝手に彼女は結婚などせ…
【改稿版2】 ◇納得の上での離婚真帆と俺は、嫌い合って別れたわけじゃない。性格の不一致でもなければ、浮気でもない。話も興味を引くものなども合い、話し上手な上…
1 ◇別れた元妻は生き生きとしていたクライアントとの打ち合わせのために出掛けた出先でのこと。午後の陽射しがやや斜めになりはじめた商店街を歩いていたとき、ふと…
21 最初から既婚者と分かっていて、火遊びと分かっていて、付き合ったのは自分。 だが流石に2年以上も続くと相手に気持ちを持っていかれ、徐々に心の持ちように変…
20 この日から百子は以前から心にしたためていたことを早々と実行することにした。 それは小説を書き始めるというものだった。 プロット…
19 夫の浮気なんて誰にでも起こり得るものだし、もしそうなったらという心構えだけ忘れなければいいだけだと思うの。 それとね、私たちの予言だって完全ではない…
18 いいとこ取りの不倫の時とは違い一緒に5年も暮らしてごらんなさい。 お互い舞台裏を見せることになるでしょ? 彼女はスッピンだって晒さないといけなくな…
17「その方とのご縁についてお話しますね。 頭の良い方でご実家も裕福、仕事もできて品行方正な方に見えますが、結婚後、別に女の人ができます。 時期ははっきりと…
16 ◇霊視 あれは百子が伸之に交際を申し込まれ付き合い初めてから8か月目頃だったろうか。 まだ正式なプロポーズは受けていなかった。 年が明け…
15 出張が多くなり、休日出勤が増え、そのせいか夫婦生活の頻度が減っている。 もしかして、と思う節があった。 百子は習慣づける意味もあって結婚当初よ…
14 話したいことがあると言われ、ここまで付いて来た。 たぶん、退職願いのことだろうとは思っていたけどまさか交際を申し込まれるなんて、まだ夢を見てい…
13 「駄目ダメ、石田さんがいらっしゃるでしょ。 失礼だよ。 じゃあ、石田さん、秋野さん、お先に失礼します」 秋野さん、悪いお|姉《ねい》さんでごめん…
12 私と秋野さんは会社から徒歩数分の最寄り駅近くの『フランソワ』というカフェに入った。 入り口のドアが濃い色合いのブルーで壁はシースルーのガラ…
11 私は石田さんから、秋野さんの退職願いを思いとどまってもらうために手を貸してほしいということで、お手洗いに行く為オフィスを出たところを呼び止め…
諸事情で9話10話の更新になります。10 出張で行った出先の旅館で秋野の同期の日比野が彼女の部屋に入っていくのを たまたま目撃してしまい、30分経っ…
9 「まず、私からの反対理由は、お前に秘密にしたまま付き合い、結婚の話が出ても尚、秘密を打ち明けていないところ。 それと彼女の兄に前科があったよ。 婦女暴行…
8 ◇石田伸之[過去の恋愛] 石田は秋野百子が入社した年に主任という肩書が付いた。 実は社内で秘密裡に石田は先輩にあたる4才年上の山内美貴と付き合っ…
7 それは『自分には無理』というものだった。 月末に石田の更に上の上司に退職願いを出そうと決めると少し心が軽くなり、石田の放った言葉をもう一…
6「え~っと」と声に出したものの、あまりの質問内容に声音が小さくなった。「それって……」 質問の意味が分からない。「それって、分かりません」 かすれ気味の声…
5 w10 日比野くんを見送りしばしボーッとしていたのだけれど、我に返ると呼ばれてたことを思い出し、急いで石田さんの部屋へと向かった。 私は上司の部…
4 「おじゃましまぁ~す。 風呂がまだだから1時間くらいしたら撤収するのでぇ~」「うん、どうぞ。 久しぶりだね、話するの。 同期の人同士で飲み会とか今も…
3 w7 ちょうどそれから数日後ほんとにたまたまの偶然で石田と帰りの電車で一緒になった。 百子の帰宅方面とは反対方向だったのだが、友人と待ち合わせをし大阪…
2 ◇憧れ 入社して1年も過ぎる頃には、仕事熱心な上司に憧れるようになっていた。 いや、恋焦がれるようになっていたのだ。 だけど実らぬ恋と分かっていた…