16 妻の温子の妹である凛子と、誘惑に負けねんごろになってしまった哲司が、予定外に帰宅した妻にふたりが『むつみごと』に励んでいるところを見つかり、どのようにし…
「不倫の後で」がテーマになります。された側の女性たちを幸せにしてあげたいです。
駄文レベルですが興味の持てるStoryを考えて書いています。よろしければご一読ください。 宜しくお願いいたします。
49 相手が号泣しているからといってここは自分が慰めるというのもおかしな話で、桃はそっと風呂に入る為脱衣所へと向かった。入浴中もドキドキが止まらなかった。男の…
桜の華 ― *艶やかに舞う* ―48 遅延してしまい、すみません。
48『反省してるからって何? 何勝手に反省してるつもりになってるわけ』「私、実は別にもうひとつ仕事持ってるのよ。もちろんモデル。そこはね、学生じゃなくて渋いお…
47別にあの時の場面を見られていたからといって焦る必要はないのだが、桃は夫の言葉に戸惑いを隠せなかった。それは夫が現場を見ていないと言い出せない内容だったから…
46その日、俊は精神的にも肉体的にもヨレヨレになって帰宅した。いつものように桃が準備してくれた食事を食べ、普段あまり飲まないビールを飲む。この|間《かん》、桃…
45 桃は植木との間で辞めるという取り決めをして教室を出たものの、最後にもう一度やさしい男、植木の姿を見納めしてから帰ろうと思い、急ぎトイレの中で下着を付け簡…
44 ◇困惑ふたりの様子をまんじりともせず見ていた俊は、戸口に向かって歩いてくる桃を見て慌ててその場を離れた。ほぼあんな状態の女性から誘われれば大抵の男…
43 軽くキス、少しずつ深まるキス、しびれるようなキスへと続き、先に冷静になったのは植木のほうだった。いや、そう思ったのは植木だけで桃のほうはもしか…
42 ◇誘惑いつもなら、植木と一緒にカーテンを開ける吉田が、学生たちと一緒に教室を出ていった後、自分も下着を付ける為に急いですぐ側にあるトイレへと向かうのだが…
41 『はぁ~』溜息しか出てこない俊は次の1時間後に期待をかけた。こうなったら桃の裸になってポーズを取っているという場面は無理かもしれないが、一目桃の姿だ…
40すごくすごく頭を悩ませているのに、俊の頭部の頭頂部では可愛い寝ぐせのついた一塊の髪の毛がピョンと跳ねて立ち気味になっている。『どうすりゃあいいんだ』と呟い…
39私が若い男性たちの前で裸でポーズをとつていることは耐えがたく、即刻モデルを止めてほしいと酷く懇願する夫の様子を見ているのは考えていた以上に痛快で、自分の気…
38「大学の授業って平日だろ、奈々子がいるのにどうやって行けるんだ」「お母さんに見てもらって、週に一度だけ通ってるの」「通ってるのってことは今も?」「うん」「…
37七夕祭りを楽しく過ごし、帰宅。入浴も済ませ後は寝るだけの時間になり、ちょうど麦茶を飲んでいると桃も台所に来て麦茶のボトルを取り出しコップに注ぎはじめた。あ…
36 「水野だが、俺の妻と知り合いってこと?」「奥さん、ほんとにお綺麗ですよねー」今原は俺の質問に、質問とはかけ離れたことを言い出した。ますます怪しい奴…
35 ◇ 社内イベント七夕祭り2[今原の発言と俊の驚きと困惑]奈々子の子守をタッチ交代した後、手元にあるドリンクを口にして奈々子と桃の様子を見ていた…
34 仕事を覚えてもらう間、俊は滝谷桃を連れて昼食などいつも一緒に外に出て食べた。もちろん上司である俊の奢りだ。彼女は仕事を一通り覚えれば、その後は女…
33 ちょうど桃が入社してきた頃、俊は同じ店舗にいた。桃が一年目で店舗社員、三年目の俊は店長だった為。この時の店舗では女性は時短で働く既婚のパート社員が…
32 ◇俊と桃の馴れ初め俊と桃は社内恋愛で結婚した。嘗ては桃も勤め、現在俊が引き続き勤めているのはアパレル業界でメーカーの『やまむら』だ。ちょう…
31◇ 社内イベント七夕祭り1そして迎えた七夕。俊の会社の社内イベント七夕祭。そーめんつゆは桃の期待を裏切らない美味しさで、桃も奈々子も俊も流しそーめんを楽し…
30 芸大のアルバイトを始めた初秋の頃から数えて10か月目。時は七夕直前のこと。丸一年経ったわけではないけれど、なんだかんだと人の気持ちなどお構いなし…
29 6k芸大では何も考えてなくて普段通りのメイクで素を晒してしまっている。相手がひよっ子の大学生ということもあり警戒心ゼロというのもあるのかもし…
28『桃美~、今度の仕事は心情的に今の私にピッタリ。いい場所に当たったわ』「前のところは、物足りないって言ってたよね。それで気持ちのほうはどんななの?」『な…
27 彼女は計4回来て、その間講師から裸体の書き方を丁寧に指導してもらい、大体のところ何とか同人誌に載せられるレベルまで描けるようになったこととレッスン料の…
26 植木さんからの話を聞いたのがクリスマス月でまだ月の中頃だったとはいえ、世間はすぐにクリスマスだの年末だのと忙しなく流れていき、その間に一度大野デッサン…
25その週の週末、土曜日、俊はいつも通り8時頃起きてきた。私が朝食を作っていると、いつものように手伝ってくれた。娘の食事の補助をふたりで代わる代わる手伝いなが…
24 それは大学とか専門学校ではなくて人物のデッサンが学べる街の教室だった。専門性はあるけれど、高額な授業料を払わずとも好きなコースを支払える範囲で選べて、痒…
23「ねぇ、どうだった? 緊張した?」『少しね。でもどうってことなかったわ』「で、今の気持ちはどう?」『可もなく、不可もなくってところかな。ただ新しい環境に飛…
22 ◇芸大モデル裸婦モデルの面接&合格の2日後の水曜日が勤務日となった。面接日の案内が来るまでは10日近くも掛かったというのに面接を終えた後の…
21 帰りがけに吉田さんが耳打ちしてきた。「上半身だけ裸ということですと一時間2500円で、ほぼ全裸でということですと一時間6000円になります。ま…
20 洋服を着終えて教授の待つ教室に戻ると椅子に腰かける間もなく「合格です。早速今週の水曜日に来ていただけますか」と言われた。「来られた時にこちらの吉田…
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16 妻の温子の妹である凛子と、誘惑に負けねんごろになってしまった哲司が、予定外に帰宅した妻にふたりが『むつみごと』に励んでいるところを見つかり、どのようにし…
15 ◇今までの全てよ、さなうなら離婚する方法が2通りある。裁判離婚と協議離婚である。何も協議してないけれど、ここで判子をつけばまぁ、協議離婚になるのだろう。…
14 ◇離婚届北山涼にとって今回の温子の工場の寮への入所に関わるまでは、涼の中で彼女の存在は、紙上に書かれている従業員名という存在でしかなかった。…
13 ◇稲岡珠代 旧姓(北山)社長の涼さんにはその昔結婚の約束をした|女性《ひと》がいたのだが、親の反対で添い遂げること叶わず、それ以降涼は…
12 ◇北山涼今回のことがあってから、製糸工場内で社長の涼さんがはじめて私の職務室である看護室に来て顔を見せてくれた。社長室は工場の玄関口のすぐ側にあるけれど…
11 ◇頼りにしてます~ 珠代さんったら、ほんとにもうもう何て頼もしい|女性《ひと》なの。私は彼女の言葉に胸をキュンキュンさせた。そこっ、そこそこ、大事な…
10 ◇安心して大船に乗ったつもりで出て行けと言われた翌日から週末までの3日間、私は家でも職場でも暗い気持ちで過ごした。そんな状況の中金曜の…
8 ◇怒り心頭それと共に自分がお腹を痛めて産んだ娘・鳩子の一撃が、一気に家族の気持ちを片方へと傾かせたことだけは確かだった。娘は4つや5つの子供で…
9 ◇ビタ一文渡さない妹の凛子は高等女学校を卒業後、一度も就職せず結婚するまでは家事手伝いしかしてこなかった…
7 ◇理不尽過ぎる妹は夫ばかりか、いつの間にか娘まで取り込んでいたようだ。それにしても、実の母親が横から父親を寝取られた挙句、反省の色もなく略奪す…
6 ◇破廉恥なことをできる人間はいる 「疲れていて、夢でも見たんじゃないのか。私たちがいる同じ屋根の下でいくらなんでもそんな破廉恥なことできまい…
5 ◇話し合いしたいことがあるの 温子は出勤する前に両親に『仕事から帰ったら夫と妹も交えて話し合いしたいことがあるからその…
4 ◇過去が急ぎ足で崩れ去ろうとしていたその頃、温子の夫の哲司は自分の|部屋《寝室》に逃げ込み、すでに|そこ《凛子の部屋》にはいなかったのである。泣いて謝る…
2 ◇実の妹から夫を寝取られた姉上りつめた踊り場で一旦動きを止めた。 ********そしてそれから、妹の部屋の前までは息を殺し足音も消…
3 ◇お義兄さんは私がもらう温子の放った言葉にすぐさま反応し、急いで飛び起きズボンを穿き始めたのは哲司。しかし妹の方はというと、最初こそ狼狽えていたもののす…
――――――――――――――時は1912年(大正元年の頃)明治天皇がご崩御あそばされる少し前のこと……。明治時代が終わり、時代は大正時代へと進む中、不幸のどん…
【改稿版6】 ◇winwinじゃない (最終話) 「元気そうでよかったわ。じゃあ、行くね。あたしは可愛い年下の夫とこれまたかわゆい息子が車の中で待ってるから…
【改稿版5】 ◇従順な妻を迎えて両親との同居を嫌がらず、年下の従順だけが取り柄の大人しい女と再婚したが年齢差もあるかもしれないが、仕事や政治の話なぞ、全く…
【改稿版4】 ◇ごめんね、嫌味で「ごめんね、嫌味で……。今の旦那はずーっと先輩後輩で長年一緒に仕事してきた人なのよ」「へぇ~、おれと離婚して楽園を手に入れたん…
【改稿版3】 ◇もう男はコリゴリ彼女が再婚したことも知らず本当にさっき子連れで見かけた時には驚いた。離婚したのは真帆が35才の時で、俺は勝手に彼女は結婚などせ…
22 ◇石田伸之の気持ち 伊達百合子とのよろしくない関係というものは、彼女が自分に同行していた出張先で商談が上手く行き、夜は食事と共に飲んだ酒がつい深…
21 最初から既婚者と分かっていて、火遊びと分かっていて、付き合ったのは自分。 だが流石に2年以上も続くと相手に気持ちを持っていかれ、徐々に心の持ちように変…
20 この日から百子は以前から心にしたためていたことを早々と実行することにした。 それは小説を書き始めるというものだった。 プロット…
19 夫の浮気なんて誰にでも起こり得るものだし、もしそうなったらという心構えだけ忘れなければいいだけだと思うの。 それとね、私たちの予言だって完全ではない…
18 いいとこ取りの不倫の時とは違い一緒に5年も暮らしてごらんなさい。 お互い舞台裏を見せることになるでしょ? 彼女はスッピンだって晒さないといけなくな…
17「その方とのご縁についてお話しますね。 頭の良い方でご実家も裕福、仕事もできて品行方正な方に見えますが、結婚後、別に女の人ができます。 時期ははっきりと…
16 ◇霊視 あれは百子が伸之に交際を申し込まれ付き合い初めてから8か月目頃だったろうか。 まだ正式なプロポーズは受けていなかった。 年が明け…
15 出張が多くなり、休日出勤が増え、そのせいか夫婦生活の頻度が減っている。 もしかして、と思う節があった。 百子は習慣づける意味もあって結婚当初よ…
14 話したいことがあると言われ、ここまで付いて来た。 たぶん、退職願いのことだろうとは思っていたけどまさか交際を申し込まれるなんて、まだ夢を見てい…
13 「駄目ダメ、石田さんがいらっしゃるでしょ。 失礼だよ。 じゃあ、石田さん、秋野さん、お先に失礼します」 秋野さん、悪いお|姉《ねい》さんでごめん…
12 私と秋野さんは会社から徒歩数分の最寄り駅近くの『フランソワ』というカフェに入った。 入り口のドアが濃い色合いのブルーで壁はシースルーのガラ…
11 私は石田さんから、秋野さんの退職願いを思いとどまってもらうために手を貸してほしいということで、お手洗いに行く為オフィスを出たところを呼び止め…
諸事情で9話10話の更新になります。10 出張で行った出先の旅館で秋野の同期の日比野が彼女の部屋に入っていくのを たまたま目撃してしまい、30分経っ…
9 「まず、私からの反対理由は、お前に秘密にしたまま付き合い、結婚の話が出ても尚、秘密を打ち明けていないところ。 それと彼女の兄に前科があったよ。 婦女暴行…
8 ◇石田伸之[過去の恋愛] 石田は秋野百子が入社した年に主任という肩書が付いた。 実は社内で秘密裡に石田は先輩にあたる4才年上の山内美貴と付き合っ…
7 それは『自分には無理』というものだった。 月末に石田の更に上の上司に退職願いを出そうと決めると少し心が軽くなり、石田の放った言葉をもう一…
6「え~っと」と声に出したものの、あまりの質問内容に声音が小さくなった。「それって……」 質問の意味が分からない。「それって、分かりません」 かすれ気味の声…
5 w10 日比野くんを見送りしばしボーッとしていたのだけれど、我に返ると呼ばれてたことを思い出し、急いで石田さんの部屋へと向かった。 私は上司の部…
4 「おじゃましまぁ~す。 風呂がまだだから1時間くらいしたら撤収するのでぇ~」「うん、どうぞ。 久しぶりだね、話するの。 同期の人同士で飲み会とか今も…
3 w7 ちょうどそれから数日後ほんとにたまたまの偶然で石田と帰りの電車で一緒になった。 百子の帰宅方面とは反対方向だったのだが、友人と待ち合わせをし大阪…