chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • 「なぜ隣人を殺したか ルワンダ虐殺と煽動ラジオ放送」を、現代の問題を語るために用いるのは問題が多いのでは。

    www.saiusaruzzz.com ↑の本を読み終わったタイミングで、ちょうどNHKで1998年に制作されたルワンダの虐殺についての番組を放送していたので、合わせて見てみた。 「なぜ隣人を殺したか」は、94年4月のジェノサイドの時に、幼い甥と姪を殺してしまった少年フランソワに焦点を当てている。 フランソワの父親はフツ族、母親はツチ族であり、兄はフツ族の女性と結婚し、姉はツチ族の裕福な家庭に嫁いだ。 94年の4月に裕福なツチ族だった姉一家は真っ先に殺されたため、フランソワの一家が幼い甥と姪をかくまっていた。 しかし兄が村の仲間に密告したため、村の人間たちが家にやって来る。 「甥と姪を殺さなけ…

  • ルワンダのジェノサイドはなぜ起こったのか。「ジェノサイドの丘 ルワンダ虐殺の隠された真実」を読んで考えたこと

    日本語で出版されている中では一番ルワンダで起こったジェノサイドについて詳細に描かれている「ジェノサイドの丘」を読み終わった。 ジェノサイドの丘〈新装版〉―ルワンダ虐殺の隠された真実 作者:フィリップ・ゴーレイヴィッチ WAVE出版 Amazon この本を読むまでは、元々潜在的に対立していた二つの民族のうち多数派であるフツ族がラジオの扇動によって暴発して、集団意識の中で虐殺に走った。 それくらいの理解だったが、この本を読んで認識を改めた。 そういう単純な構図でこの問題を「理解した」と思ってしまうのは、かなり不正確なんだなと感じた。 この本には現在のルワンダの大統領であるポール・カガメを始め、ジェ…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、うさるさんをフォローしませんか?

ハンドル名
うさるさん
ブログタイトル
うさるの厨二病な読書・漫画日記
フォロー
うさるの厨二病な読書・漫画日記

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用